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2010/06/16 第174回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第174回国会 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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2010/06/16 第174回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第174回国会 青少年問題に関する特別委員会 第6号

#1
第174回国会 青少年問題に関する特別委員会 第6号
二十二年六月十六日(水曜日)
    午後三時五十三分開議
 出席委員
   委員長 池坊 保子君
   理事 石井登志郎君 理事 小野塚勝俊君
   理事 黒田  雄君 理事 佐藤ゆうこ君
   理事 園田 康博君
      打越あかし君    大泉ひろこ君
      大山 昌宏君    京野 公子君
      小林 正枝君    道休誠一郎君
      初鹿 明博君    室井 秀子君
      山崎 摩耶君    山本 剛正君
      柚木 道義君    宮本 岳志君
      吉泉 秀男君
    …………………………………
   衆議院調査局第一特別調査室長           湯澤  勉君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査に関する件
     ――――◇―――――
#2
○池坊委員長 これより会議を開きます。
 今国会最後の委員会に当たり、委員会を代表し、児童虐待問題について一言御報告申し上げます。
 本委員会が、平成十一年に立法府として児童虐待防止に関し必要な法整備を講ずることを表明し、翌平成十二年に児童虐待防止法案を起草、さらに、衆参両院の全会一致によって可決、成立してから、本年で十年を迎えました。
 この間、児童虐待防止法は、通告義務の対象となる子どもの拡大、裁判所の許可状に基づく臨検、捜索など、主に子どもの安全確認、保護に係る施策の強化等について、本委員会発議による二度の改正が行われました。
 また、本年一月に閣議決定されました子ども・子育てビジョンにおいて、こんにちは赤ちゃん事業などの児童虐待防止対策に関する政策目標が掲げられるなど、児童虐待防止法の制定、施行を契機に、さまざまな対策が講じられております。
 さらに、現在、政府においては、本年度末を目途に、児童虐待防止法制定前からの課題である親権制度の見直しに向けての検討が行われております。
 しかしながら、その一方で、残念ながら、本年一月には、東京都江戸川区で小学一年生の男の子が、歯科医師からの虐待通告がありながら、関係機関の連携が不十分であったことなどにより死亡に至ってしまうなど、まことに痛ましい事件が相次いで発生しております。
 このような現状を踏まえ、今国会、本委員会は、児童相談所、児童養護施設などや、児童虐待問題と密接な関係がある「こうのとりのゆりかご」への視察を行うとともに、学識経験者に対する参考人質疑を行いましたが、深刻化する児童虐待問題についてさらに委員相互の理解を深めるため、園田民主党筆頭理事を座長とし、全党理事、委員のもとで勉強会を設置し、政府、法曹関係者及び児童福祉関係者等に対してヒアリング等を行いました。
 勉強会では、「立入調査や職権による一時保護を初め、家庭への強制的介入権限を有する児童相談所の専門性、人員を確保する必要性」、「虐待を受けた子ども、虐待をした親の双方に対する支援を通し、家族再統合を目指す重要性」、「児童相談所の指導等に応じない親への対応として、行政不服申し立て制度の活用を検討する必要性」、「親権の一時・一部停止を可能とする法改正を行う意義」、「施設入所中や一時保護中の子どもたちに対する親権と施設長等の権限を見直す必要性」、「虐待を受けている子ども、保護を必要とする母子に対して、国及び地方公共団体が、保護、養育に関する責任を負っていることを明確化する必要性」、「虐待を受けた子どもの状況に応じた社会的養護を提供するため、情緒障害児短期治療施設の整備、施設の小規模化を推進するとともに、児童福祉施設最低基準を見直す必要性」、「子どもの養育について、さまざまな困難を抱える家庭に対し、手厚い支援を行う必要性」、「子どもを養育することが困難な者が、匿名で子どもを預けることの是非」、「社会的養護の選択肢の一つとして、特別養子縁組制度を積極的に活用できるよう、同制度を見直す必要性」等について、活発な議論が行われました。
 これらの諸課題は、所管省庁が複数にまたがり、また、財源確保の問題もあることなどから、一朝一夕に解決できるものではありません。
 しかし、児童虐待は、次代を担う子どもたちの心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与え、さらに、最悪の場合は、命にかかわる問題であることは周知のとおりでございます。
 このため、引き続き、本委員会として、児童虐待問題に真摯に取り組む必要があるかと存じます。
 今後とも、委員各位の御協力をいただきたく、心よりお願いいたします。
 以上、この委員会を代表しての報告でございました。
     ――――◇―――――
#3
○池坊委員長 この際、御報告いたします。
 今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、児童虐待対策に必要な法制度の整備を求める意見書一件でございます。
     ――――◇―――――
#4
○池坊委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
 青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○池坊委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間、派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○池坊委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 次に、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○池坊委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 皆様方には、今国会、きょうが最後の委員会となりますけれども、理事、委員の皆様方に、大変活発にこの委員会を開催していただき、また勉強会もしていただきましたことを、心よりお礼申し上げます。
 次の臨時国会においても、皆様方の活発な意見や勉強会が必ず実りあるものになりますことを、心より願っております。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後四時一分散会
ソース: 国立国会図書館
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