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2009/04/09 第171回国会 参議院 参議院会議録情報 第171回国会 農林水産委員会 第7号
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2009/04/09 第171回国会 参議院

参議院会議録情報 第171回国会 農林水産委員会 第7号

#1
第171回国会 農林水産委員会 第7号
平成二十一年四月九日(木曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 四月八日
    辞任         補欠選任   
     中谷 智司君     小川 勝也君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         平野 達男君
    理 事               
                郡司  彰君
                高橋 千秋君
                加治屋義人君
                佐藤 昭郎君
    委 員               
                岩本  司君
                小川 勝也君
                大河原雅子君
                金子 恵美君
                亀井亜紀子君
                主濱  了君
                姫井由美子君
                舟山 康江君
                岩永 浩美君
                野村 哲郎君
                牧野たかお君
                山田 俊男君
                風間  昶君
                草川 昭三君
                紙  智子君
   衆議院議員
       修正案提出者   筒井 信隆君
   国務大臣
       農林水産大臣   石破  茂君
   副大臣
       農林水産副大臣  近藤 基彦君
   大臣政務官
       農林水産大臣政
       務官       野村 哲郎君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        鈴木 朝雄君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○米穀の新用途への利用の促進に関する法律案(
 内閣提出、衆議院送付)
○米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報
 の伝達に関する法律案(内閣提出、衆議院送付
 )
○主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の
 一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付
 )
    ─────────────
#2
○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日、中谷智司君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
    ─────────────
#3
○委員長(平野達男君) 米穀の新用途への利用の促進に関する法律案、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案及び主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたします。
 まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。石破農林水産大臣。
#4
○国務大臣(石破茂君) 米穀の新用途への利用の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。
 世界の食料需給が中長期的に逼迫するおそれがある中、食料の多くを海外に依存している我が国において、将来にわたって国民への食料の安定供給を確保するためには、国内農業の食料供給力を強化し、食料自給率を向上させることが必要であります。
 このため、本年を水田フル活用への転換元年と位置付け、連作障害がなく半永久的に使い続けることが可能な、我が国の貴重な食料生産基盤である水田をフル活用し、自給率の低い大豆、麦等の生産拡大を図るとともに、米粉用、飼料用米等の本格生産を今後継続して推進することとし、関係者が米粉用、飼料用米等に安心して取り組むことができるよう、この法案を提出した次第であります。
 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。
 第一に、農林水産大臣は、水田の有効活用等に配慮しつつ、米穀の新用途への利用の促進の基本的な方向等についての基本方針を定めることといたしております。
 第二に、新用途に用いる米穀の生産から米粉、飼料等の製造等までの一連の行程の改善を図るため、米穀の生産者と米粉等の製造事業者が連携した取組に関する計画を作成し、農林水産大臣の認定を受けることができることといたしております。また、民間企業等が米粉及び飼料等の原材料に適した稲の新品種の育成を行う計画を作成し、農林水産大臣の認定を受けることができることとしております。
 第三に、農林水産大臣の認定を受けた計画に基づく取組を進めるため、農業改良資金の償還期間の延長、稲の新品種の出願料の減免等の法律の特例措置を講ずることといたしております。
 続きまして、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案につきまして、提案の理由及びその主要な内容を御説明申し上げます。
 昨年の事故米穀の不正規流通問題においては、流通ルートの解明に時間を要し、また、米穀を原材料として使用している食品の原料米の産地が分からなかったことなどから、米製品全般にわたって消費者の不安が生じたところであります。
 このような状況を踏まえ、国民の主食であり、国内で唯一自給可能な穀物である米穀について、食品事故などの問題事案が発生した場合に、流通ルートを迅速かつ的確に特定し、関係法律による措置を適切に実施できるようにするとともに、米穀等の産地情報の提供を促進することを目的として、この法律案を提出した次第であります。
 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。
 第一に、米穀等を取り扱う事業者は、米穀等について取引等をしたときは、その取引等に係る情報を記録、保存しなければならないことといたしております。
 第二に、米穀等を取り扱う事業者は、その産地を識別することが重要と認められる米穀等について一般消費者への販売又は提供をするときは、米穀等の産地を一般消費者に伝達しなければならないこととし、主務大臣はその違反者に対して勧告及び命令を行うことができることといたしております。
 続きまして、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。
 米穀は、国民の主食であり、最も安心して食べたい食物であるとともに、我が国農業の基幹作物でもあることから、その適正かつ円滑な流通を図ることが重要であります。しかしながら、昨年の事故米穀の不正規流通問題の発生により、非食用として販売された米穀が食用に転売されるなど、事業者による不適正な行為が明らかとなり、米穀の流通に対する国民の信頼が大きく揺らぐこととなったところであります。
 このため、米穀の適正かつ円滑な流通の確保を図ることを目的として、この法律案を提出した次第であります。
 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。
 第一に、農林水産大臣は、米穀の適正かつ円滑な流通を確保するため、米穀の用途別の管理の方法その他の米穀の出荷又は販売の事業を行う者がその業務の方法に関し遵守すべき事項を定めることができることとし、その違反者に対し勧告及び命令を行うことができることといたしております。
 第二に、立入検査の拒否に対する罰則として懲役刑を導入するなど、罰則の強化を行うこととしております。
 以上が、これら三法案の提案の理由及び主要な内容であります。
 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
#5
○委員長(平野達男君) この際、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員筒井信隆君から説明を聴取いたします。筒井信隆君。
#6
○衆議院議員(筒井信隆君) 米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案に対する衆議院の修正について、その趣旨を御説明申し上げます。
 修正の内容は、法律案の附則における政府が検討すべき事項に、国民の健康の保護、消費者の利益の増進並びに農業及びその関連産業の健全な発展を図る観点から、飲食料品について、この法律の実施状況を踏まえつつ、速やかに、取引等に係る基礎的な情報についての記録の作成及び保存並びに緊急時における国等への情報提供を義務付けることについて検討を加えるとともに、加工食品について、速やかに、その主要な原材料の原産地表示を義務付けることについて検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする旨を追加することであります。
 何とぞ御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。
 以上です。
#7
○委員長(平野達男君) 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分についての説明の聴取は終わりました。
 三案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時六分散会
ソース: 国立国会図書館
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