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2007/10/31 第168回国会 参議院 参議院会議録情報 第168回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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2007/10/31 第168回国会 参議院

参議院会議録情報 第168回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号

#1
第168回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
平成十九年十月三十一日(水曜日)
   午後零時十二分開会
    ─────────────
   委員の異動
 九月十三日
    辞任         補欠選任   
     工藤堅太郎君     前川 清成君
     谷岡 郁子君     水戸 将史君
     外山  斎君     川合 孝典君
     轟木 利治君     風間 直樹君
     内藤 正光君     加賀谷 健君
     林 久美子君     川上 義博君
     柳田  稔君     藤田 幸久君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         下田 敦子君
    理 事
                川上 義博君
                白  眞勲君
                浅野 勝人君
                山本 一太君
    委 員
                加賀谷 健君
                風間 直樹君
                川合 孝典君
                徳永 久志君
                藤田 幸久君
                前川 清成君
                水戸 将史君
                岡田 直樹君
                田中 直紀君
                中山 恭子君
                山谷えり子君
                風間  昶君
                山本 博司君
                山下 芳生君
   国務大臣
       外務大臣     高村 正彦君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 町村 信孝君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        堀田 光明君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に
 関する調査
 (北朝鮮をめぐる最近の状況に関する件)
 (拉致問題をめぐる現状に関する件)
    ─────────────
#2
○委員長(下田敦子君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会させていただきます。
 本日、議題に入ります前に一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。
 大変高いところから御無礼にございますが、去る九月十日、委員会におきまして各委員の御推挙を賜りまして、本委員会の委員長に選任されました下田敦子と申します。よろしく御指導方、お力添えのほどをお願い申し上げまして、ごあいさつに代えさせていただきます。
 ありがとうございました。
 委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。(拍手)
    ─────────────
#3
○委員長(下田敦子君) 委員の異動に関しまして御報告を申し上げます。
 去る九月十三日、林久美子さん、柳田稔さん、工藤堅太郎さん、内藤正光さん、谷岡郁子さん、外山斎さん、轟木利治さんが委員を辞任されました。その補欠として川上義博さん、藤田幸久さん、前川清成さん、加賀谷健さん、水戸将史さん、それから川合孝典さん、風間直樹さんが選任されました。
    ─────────────
#4
○委員長(下田敦子君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴いまして現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例によりまして委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(下田敦子君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に川上義博さんを御指名したいと思います。よろしくお願いいたします。
    ─────────────
#6
○委員長(下田敦子君) 次に、北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
 北朝鮮をめぐる最近の状況に関する件及び拉致問題をめぐる現状に関する件について、政府から順次報告を聴取いたしたいと存じます。まず最初に、高村外務大臣からお願い申し上げます。
#7
○国務大臣(高村正彦君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、下田敦子委員長を始め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。
 本日は、核問題、日朝関係を中心とする最近の北朝鮮をめぐる情勢について御報告いたします。
 まず、北朝鮮の核問題について御報告いたします。
 本年二月の第五回六者会合第三セッションの成果文書に明記された寧辺の核施設の活動停止などの初期段階の措置を北朝鮮が実施したことを受け、本年九月に開催された第六回六者会合第二セッションでは、朝鮮半島の非核化措置、日朝・米朝国交正常化のための措置及び経済・エネルギー支援等についての議論が進められました。その結果、十月三日、共同声明の実施のための第二段階の措置が採択されました。
 この成果文書において、北朝鮮は、第二段階の措置として、すべての既存の核施設を無能力化することに合意しました。さらに、本年末までに、寧辺にある五メガワット実験炉、再処理工場、核燃料棒製造施設の無能力化が完了されることが確認されました。また、北朝鮮は、本年末までにすべての核計画の完全かつ正確な申告を行うことにも合意しました。
 次に、日朝関係をめぐる情勢について御報告いたします。
 本年三月にベトナムのハノイで開催された第一回日朝国交正常化のための作業部会においては具体的成果を得ることはできませんでしたが、九月にモンゴルのウランバートルで開催された第二回作業部会においては、二日間にわたる意見交換の結果、拉致問題等の諸懸案の解決に向けた具体的な合意等は得られなかったものの、今後、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決して国交正常化を実現するために双方が誠実に努力すること、また、そのための具体的な行動につき協議、実施していくことで一致しました。
 さらに、先ほど申し上げました本年十月三日に採択された六者会合の成果文書においても、日朝が、「平壌宣言に従って、不幸な過去を清算し懸案事項を解決することを基礎として早期に国交を正常化するため、誠実に努力」し、「そのために、両者間の精力的な協議を通じ、具体的な行動を実施していくことを約束した。」旨明記されております。
 政府としては、北朝鮮は寧辺の核施設の活動停止など一定の措置を実施したものの拉致問題について進展がないこと等、北朝鮮をめぐる諸般の情勢を総合的に勘案し、十月九日の閣議において、北朝鮮籍船の入港禁止及び北朝鮮からの輸入禁止の両措置を六か月間継続することを決定いたしました。
 我が国としては、今後とも、日朝平壌宣言にのっとり、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化を実現するとの基本方針の下、六者会合などの場を通じ、関係国とも緊密に連携協力しながら日朝協議に真剣に取り組み、北朝鮮側に対し、拉致問題や核問題を含む諸懸案の解決に向けた具体的な行動を求めていく考えであります。
 下田委員長を始め、本委員会の皆様の御支援と御協力を心からお願いを申し上げます。
#8
○委員長(下田敦子君) ありがとうございました。
 それでは、町村国務大臣、御発言をお願いいたします。
#9
○国務大臣(町村信孝君) 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の町村信孝でございます。
 北朝鮮による拉致は、我が国の国家主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題です。未曾有の国家的犯罪行為であり、重大な人権侵害でもある拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はないとの方針に変わりはありません。政府としては、すべての拉致被害者の方々の一刻も早い帰国、真相の究明及び容疑者の引渡しを実現すべく、対話と圧力の姿勢を持って、引き続き最大限の努力を行う所存です。
 九月五日及び六日に行われた第二回日朝国交正常化のための作業部会においては、日朝間の不幸な過去を清算し、拉致問題を含む諸懸案を解決して国交正常化を早期に実現するため、日朝双方が誠実に努力し、このための具体的な行動につき協議し、実施していくことで一致しましたが、実質的な進展は得られませんでした。
 日朝作業部会の結果については、先月末、北京において開催された第六回六者会合第二次セッションの成果文書においても確認されました。今後とも、六者会合などの場を通じ、米国を始めとする関係国とも緊密に連携協力しながら日朝協議に真剣に取り組み、北朝鮮側に対し、拉致問題を含む諸懸案の解決に向けた具体的な行動を引き続き求めていく考えです。
 しかし、これまでのところ、残念ながら拉致問題解決に向けた具体的成果はありません。そこで、政府は、拉致問題をめぐる状況や核問題を含む北朝鮮をめぐる諸般の情勢を総合的に勘案し、去る十月九日には、同十三日に期限切れを迎えることになっていた北朝鮮籍船舶の入港禁止及び北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止の措置を六か月継続することを決定いたしました。
 対北朝鮮措置に係る我が国の今後の対応については、拉致問題を含む諸懸案に関する北朝鮮の行動を踏まえつつ検討していく方針です。
 先週金曜日、十月二十六日に総理は拉致被害者御家族とお会いになられました。私も、先日、十月五日、御家族の皆さんと懇談しましたが、拉致発生後長い年月がたち、被害者や御家族の方々もお年を召され、拉致問題の解決は今や一刻の猶予も許されない状況であることを改めて痛感した次第です。
 今後も、拉致問題対策本部を中心に、政府一体となって拉致問題の一刻も早い解決に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。
 今国会におきましても、皆様方の御理解、御協力をよろしくお願いを申し上げます。
 どうもありがとうございました。
#10
○委員長(下田敦子君) ありがとうございました。
 本日の調査はこの程度として、散会いたしたいと存じます。
   午後零時二十二分散会
ソース: 国立国会図書館
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