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2007/06/19 第166回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第166回国会 本会議 第45号
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2007/06/19 第166回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第166回国会 本会議 第45号

#1
第166回国会 本会議 第45号
平成十九年六月十九日(火曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第三八号
  平成十九年六月十九日
    午後一時開議
 第一 議員内山晃君懲罰事犯の件
 第二 社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
 第三 救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案(参議院提出)
 第四 適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 第五 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 第六 二千六年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 日程第一 議員内山晃君懲罰事犯の件
 証券取引等監視委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件
 預金保険機構理事任命につき同意を求めるの件
 電気通信事業紛争処理委員会委員任命につき同意を求めるの件
 公害等調整委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件
 日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件
 宇宙開発委員会委員任命につき同意を求めるの件
 労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件
 中央社会保険医療協議会委員任命につき同意を求めるの件
 社会保険審査会委員任命につき同意を求めるの件
 航空・鉄道事故調査委員会委員任命につき同意を求めるの件
 日程第二 社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
 日程第三 救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案(参議院提出)
 日程第四 適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第五 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第六 二千六年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律の一部を改正する法律案(北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長提出)
    午後五時十三分開議
#2
○議長(河野洋平君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第一 議員内山晃君懲罰事犯の件
#3
○議長(河野洋平君) 日程第一、議員内山晃君懲罰事犯の件を議題といたします。(退場する者あり)
 この際、内山晃君から、弁明をいたしたいとの申し出があります。これを許します。内山晃君。
    〔内山晃君登壇〕
#4
○内山晃君 民主党の内山晃でございます。
 私は、ただいま議題となりました私の懲罰事犯につきまして、心からの怒りをもって、一身上の弁明を行うものであります。(拍手)
 昨日、私、内山晃に対する懲罰事犯について審議される懲罰委員会において、またもや議会制民主主義の根幹を揺るがす暴挙が行われました。
 横光克彦懲罰委員長が開催をしないと理事会で言ったにもかかわらず、与党は数の力によって横光委員長の不信任決議を強行し、引き続き、私に対する懲罰事犯についての審議を強行採決し、三十日の登院停止の処分を与党単独で議決したのであります。まさに、このような暴挙に新たな怒りをもって強く抗議するものであります。
 そもそも、私に係る懲罰事犯は、去る五月二十五日及び五月三十日の厚生労働委員会による与党の強行採決の暴挙に対する抗議としての行動であり、特に五月三十日の審議においては、わずか一日でつくった法案をたった四時間だけの審議で強行採決したことに対する抗議行動であります。
 今、国民全体が最も注目し、政治不信、年金不信を巻き起こしていることは、与党も先刻承知のことでありましょう。しかし、看板のかけかえ、焼け太りの社会保険庁の改革、器を変えるだけの改革で、国民のためにならない改革であります。次々に判明する社会保険庁の年金に関する問題点と政府の対応のまずさによって、国民の政府・与党に対する信頼は、下落する内閣支持率に反映をしています。
 私は、今回の懲罰事犯は、国民の暮らしと生活を守るべく、国民の不利益につながる法案審議の強行採決に対して抗議として行った行動であり、国民の皆様に恥じることは一つもないと考えております。
 今国会は特に、厚生労働委員会を初め、多くの委員会において与党の暴挙が目立ちます。六月十八日現在において、委員会の職権開催が四十七回、強行採決が十四回であります。消えた年金記録の数にも驚きますが、通常考えられない数字であります。
 厚生労働委員会において、新たな事実が次から次へと発覚し続けています。これまで社会保険庁が明らかにしていた五千万件のほかに、第二の年金記録漏れとして、大量の手書き台帳分千四百三十万件。時効により支給されなかった年金総額、五年間で九万人に千百五十五億円。サンプル調査における国民年金特殊台帳とコンピューターのデータの相違が三十五件。厚生年金基金加入者のデータと社会保険庁のデータとの相違等々がこれからたくさん出そうな状況であります。
 消えた年金記録問題は、本当にこれで打ちどめなのか、だれもが皆、まだあるのではと疑問を抱いています。まさに底なしの消えた年金記録問題と言うほかにありません。
 私たちは、これらの証拠隠滅、審議打ち切り、強行採決は、政府・与党が消えた年金記録問題にふたをして、逃げ切りを図ろうとするものと強く追及をしてまいりましたが、新たな消えた年金記録の発覚は、まさに私たちの指摘が正しかったことを証明したことになっているのではありませんか。
 国民は今、消えた年金問題に対し、政府・与党の対応に強く不信感を持ち、心の底から怒っています。
 現に、社会保険庁の二十四時間ねんきんあんしんダイヤルには、連日多くの問い合わせの電話がかかってきております。総着信件数は、十五日まで、百四十万件を突破したとの報道がございます。
 また、消えた年金記録騒動を引き起こした社会保険庁のでたらめ情報処理システムに、一九六七年度から、年金保険料など総額一兆四千億円もの巨費が投入されていたこともわかっています。
 さらに、これらシステム運用管理を委託する四社に、社会保険庁や旧厚生省のOB十五人が天下りをしていたことも判明をいたしました。
 このような重大な問題が長年にわたって放置された上に、政府・与党は、泥縄式、つけ焼き刃、さらには実効性のない無責任な対応に終始するばかりであります。
 百年安心と言って国民にアピールする年金の財政について、平成十六年度の収支状況で見ると、被保険者数が想定より下回り、年金保険料が六兆五千億円少ない二十兆二千億円しか集まりませんでした。厚生労働省年金局の資料では、平成十九年度の賃金上昇率は、二・五%の設定に対し、平均的サラリーマンの本年四月の賃金上昇率は何と約〇・二七%程度であります。設定よりマイナス二・二三%の減でありました。
 このままでいけば、予定をしている保険料収入が見込めず、百年安心の年金とはならず、早急に崩壊をしてしまいます。与党は百年もつと言ったんじゃないんですか。
 私たちが望むのは、年金制度の抜本改革です。消えた年金記録を初め、多くの年金問題をどうやって解決し、年金制度に対する国民の信頼を取り戻すかという純粋な政策論争であります。
 櫻田義孝厚生労働委員長は、我が党提出の年金信頼回復三法案を全く審議せず、五月二十五日及び三十日の二度にわたって問答無用の強行採決を行ったのであります。そして、さらに、我が党の柚木道義議員に対しても、国会内において脅迫行為に及ぶということが許されていいんでしょうか。
 審議を打ち切り、強行採決をすることは、いかに国民の年金制度を真剣に考えていない証拠であります。自公政権には、国民の年金制度をもはや任せておくことはできません。
 強行採決がなぜ許されるのですか。強行採決は数の暴力ではないんですか。国民は、きょうのことは見ています。必ずや、国民の声を無視した与党に対し、天罰が下されるものと確信をしています。
 今回の懲罰事犯に係る行為は、まさしく国民の暮らしを守るという国会議員としての行為であり、このことが懲罰行為と言うのであれば、国民の負託にこたえる行動が封殺されてしまう、議会制民主主義の危機であるということを強く申し上げて、私の一身上の弁明といたします。
 終わります。(拍手)
#5
○議長(河野洋平君) 内山晃君の退席を求めます。
    ―――――――――――――
#6
○議長(河野洋平君) 委員長の報告を求めます。懲罰委員会理事島村宜伸君。
    ―――――――――――――
    〔報告書は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔島村宜伸君登壇〕
#7
○島村宜伸君 ただいま議題となりました議員内山晃君懲罰事犯の件につきまして、懲罰委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本件は、去る五月三十日の厚生労働委員会における法律案採決の際の内山晃君の行動に関して、谷畑孝君外五名から六月一日懲罰動議が提出され、同月八日の本会議において本動議が可決後、懲罰委員会に付託されたものであります。
 当委員会といたしましては、去る十五日、懲罰動議提出者鴨下一郎君から懲罰動議の趣旨説明を聴取し、昨十八日、本件につき懲罰事犯として懲罰を科すべきかどうか、及び懲罰を科するとすれば、国会法第百二十二条に規定するいずれの懲罰を科すべきかについて意見を求めましたところ、自由民主党及び公明党を代表して遠藤乙彦君から、内山晃君の行動は、議院の品位尊重に関する衆議院規則第二百十一条の規定に反し、議院の秩序を乱したものと考えられるとの理由により、本件は、これを懲罰事犯として、国会法第百二十二条第三号により、三十日間の登院停止を命ずべしとの動議が提出されました。
 直ちに採決をいたしました結果、遠藤乙彦君の動議のごとく、本件は、これを懲罰事犯として、国会法第百二十二条第三号により、三十日間の登院停止を命ずべきものと決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#8
○議長(河野洋平君) 討論の通告があります。これを許します。中川正春君。
    〔中川正春君登壇〕
#9
○中川正春君 中川正春です。
 民主党・無所属クラブを代表して、万感の思いを込めて、反対討論を行います。(拍手)
 まず冒頭、今回の動議に対して、私は、これは間違ったプロセスだと疑義を表明したいというふうに思います。
 どうして島村理事が、委員長がちゃんといるにもかかわらず、ここに出てきて委員会報告をしなければならないのか。これについて議長のはっきりとした説明を求めていきたいと思いますし、私たちは納得できない、このことをまず冒頭、表明をしておきたいというふうに思います。
 すべて今回の問題のもとは何か。それは、与党の強引な国会運営。先ほどお話も出ましたように、今国会においては、委員長職権によって強引に立てられた委員会四十七件、審議を打ち切っての強行採決が十四件、強行採決に次ぐ強行採決、異常な状況がいまだ、まだこの時点でも続いているのであります。
 法律には抵触しないから、あるいは国会の手続には瑕疵がないから、多数決で何でもできる、こんな安っぽい理屈で国会が運営されるとすれば、それは、多数与党のおごりによって、日本の議会制民主主義が地に落ちてしまったんだと言うほかありません。
 近代の民主主義国家と言われる国々では、与野党が国民の意思を反映させながら議論を深め、成熟した政治プロセスの中で全体のコンセンサスをつくり出していく大人の政治を実現しております。与党自民党による一連の強行採決は、多数決イコール民主主義という誤った認識、子供のような認識、これを持って進めているわけでありまして、成熟した政治とは対極にある蛮行であります。
 なぜ与党がこのような強行採決を連発するかということには、実は理由があります。安倍政権のみずからの政策に対する信念の欠如や自信の持てない弱さが、逆に、権力をかさに着て、上から抑え込む姿勢に拍車をかけているのであります。安倍政権は、本当は政権基盤の維持に自信がないから、強行採決という手段で大見えを切って、政権の強さを演出しているという真実の姿がそこに透けて見えるのであります。
 さらに、委員会の場で長く議論することで、政府・与党にとって不利な情報が出てきたり、あるいは政策の矛盾をつかれると、いちずに逃げることだけを考えているこうした政権与党の姿は、実は、六カ国協議で返事に窮した北朝鮮がテーブルをひっくり返してその場から退場する姿とダブって見えてくるとの指摘があるように、安倍政権と与党は、国会での真正面の我々に対する議論から逃げているではありませんか。
 以上の点を前提にして、今回の内山晃君に対する三十日間の登院停止処分と、懲罰委員会での与党単独の強行採決という暴挙に対し、憤りを持って断固反対の立場で討論を進めます。
 まず、横光懲罰委員会委員長の不信任動議に断固抗議をします。委員長としては、事が議員の身分にかかわる問題であるだけに、慎重を期し、与野党間の話し合いを前提にした結論を導こうと十分に努力をされていたのであります。しかし、与党は、与野党間に話し合いを促す委員長の努力を踏みにじり、不信任動議を強引に単独で可決した上、こそくにも島村委員長代理によって一気呵成に懲罰動議まで可決をしました。暴挙であります。本会議ではなく、しかも与党単独というこそくな不信任動議は、解任の理由に正当性がないことのあかしであります。このような憲政上例を見ないひきょうな暴挙には、満身の怒りを込めて抗議をいたします。
 そもそも、去る五月三十日、いわゆる年金時効撤廃特例法案が与党によって強引に提出されたときから、異常な状況は始まっています。年金問題の根本的な解決にはならず、場当たり的だ、問題のすりかえだと国民から批判を受けた法案だけに、与党はとんでもない日程を強引に進めようとしたのであります。法案提出をしたその日に、議院運営委員会で強行採決して厚生労働委員会に付託。その厚生労働委員会での審議は、たった一日。数に物を言わせて、わずか四時間の審議で、ここでも与党は強行採決に踏み切りました。
 消えた年金五千万件、新たに千四百三十万件が追加をされました。審議の過程で次々と出てくる社会保険庁の目も当てられないようなずさんな管理実態。柳澤大臣の事実説明が後手に回り、その対策も場当たり的、つけ焼き刃となれば、国民の信頼も崩れ、その不安はますます大きなものになっていかざるを得ない状況となっているのであります。
 今回の強行採決に安倍総理の指示があったとすれば、それは、政府・与党の浮き足立った対応が事態の混乱にさらに拍車をかけたことにしかならない。こんなときこそ、総理たるもの、本当は落ちついて、議論を年金制度の根源に戻すべきなのであります。国民の不安を解消するための根本的な年金制度の改革論議をここですべきなのであります。それを、社会保険庁の解体や時効年限の廃止など目先のごまかしですり抜けようとするから、国民の不安がさらに大きなものになる。内山君たちの行為の背景には、こうしたごまかしを断じて許さないという強い思いで国民の負託にこたえようとした大義があります。やむにやまれぬ行動であったことをここでみんなが理解すべきであります。年金を返せ、私の年金はどうなっているのか、ちゃんと説明が欲しい、このような国民の声に、政府はいまだ納得のいく説明をしていないではありませんか。
 最後に、参議院選挙を間近に控えて、それぞれの党が自分の立場を国民にプレーアップすることに余念がない状況があります。アピール合戦であります。政策についての勝ち負け、委員会での議論の中身の勝ち負けを競うことは大事であります。大いに闘わせ、国民に審判を仰ぐことが、我々政治家や国会に対する信頼を増していくことにつながります。
 しかし、国会運営は、これはまた違います。強行採決を常套手段化し、見せしめのための懲罰を出してくるなど、与党自民党は常軌を逸しております。このような国対ベースの勝ち負けの勝負は、それをすればするほど泥仕合になり、結果的には、我々自身が国民から見放されてしまうということに、しっかりと目を、心を向けるべきであります。
 今回の内山君に対する一連の措置が、与党国対によって、ただ一時の感情に走った仕返しの連鎖から出てきたものであるとすれば、まことに情けない、次元の低い話だと憤りを禁じ得ません。そうした思いも込めて、今回の内山君に対する措置に断固反対をし、成熟した民主主義の復権を心から求めます。
 最後に、今回のこの不当な動議に対して、私たちは採決に参加をしない、憤りを持って、退席して抗議をすることを明言して、私の討論を終わります。(拍手)
#10
○議長(河野洋平君) これにて討論は終局いたしました。(退場する者あり)
    ―――――――――――――
#11
○議長(河野洋平君) 本件につき採決いたします。
 議員内山晃君懲罰事犯の件の委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#12
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、議員内山晃君懲罰事犯の件は委員長報告のとおり議決いたしました。
    ―――――――――――――
#13
○議長(河野洋平君) 内山晃君の入場を許します。
 ただいまの議決に基づき、議員内山晃君に対し懲罰を宣告いたします。
  平成十九年五月三十日の厚生労働委員室にお ける議員内山晃君の行動は不穏当なものと認め、 同君に対し、国会法第百二十二条第三号により、 三十日間の登院停止を命ずる。
     ――――◇―――――
 証券取引等監視委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件
 預金保険機構理事任命につき同意を求めるの件
 電気通信事業紛争処理委員会委員任命につき同意を求めるの件
 公害等調整委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件
 日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件
 宇宙開発委員会委員任命につき同意を求めるの件
 労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件
 中央社会保険医療協議会委員任命につき同意を求めるの件
 社会保険審査会委員任命につき同意を求めるの件
 航空・鉄道事故調査委員会委員任命につき同意を求めるの件
#14
○議長(河野洋平君) お諮りいたします。
 内閣から、
 証券取引等監視委員会委員長及び同委員
 預金保険機構理事
 電気通信事業紛争処理委員会委員
 公害等調整委員会委員長及び同委員
 日本放送協会経営委員会委員
 宇宙開発委員会委員
 労働保険審査会委員
 中央社会保険医療協議会委員
 社会保険審査会委員
及び
 航空・鉄道事故調査委員会委員に
次の諸君を任命することについて、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。
 内閣からの申し出中、
 まず、
 証券取引等監視委員会委員長に佐渡賢一君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#15
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
 次に、
 証券取引等監視委員会委員に福田眞也君及び熊野祥三君を、
 預金保険機構理事に波多野睦夫君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#16
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。
 次に、
 預金保険機構理事に田邉昌徳君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#17
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
 次に、
 預金保険機構理事に廣瀬権君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#18
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
 次に、
 電気通信事業紛争処理委員会委員に龍岡資晃君を、
 公害等調整委員会委員長に大内捷司君を、
 同委員に堺宣道君を、
 労働保険審査会委員に畠中信夫君及び中嶋士元也君を、
 中央社会保険医療協議会委員に小林麻理君を、
 航空・鉄道事故調査委員会委員に松本陽君、豊岡昇君、中川聡子君、宮本昌幸君及び富井規雄君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。
 次に、
 公害等調整委員会委員に小玉喜三郎君を、
 日本放送協会経営委員会委員に飛田稔章君、岩崎芳史君、小丸成洋君、小林英明君及び野間光輪子君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#20
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。
 次に、
 日本放送協会経営委員会委員に古森重隆君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#21
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
 次に、
 宇宙開発委員会委員に青江茂君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#22
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
 次に、
 社会保険審査会委員に粥川正敏君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#23
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
     ――――◇―――――
 日程第二 社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
 日程第三 救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案(参議院提出)
#24
○議長(河野洋平君) 日程第二、社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案、日程第三、救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案、右両案を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。厚生労働委員長櫻田義孝君。
    ―――――――――――――
 社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案及び同報告書
 救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔櫻田義孝君登壇〕
#25
○櫻田義孝君 ただいま議題となりました両案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について申し上げます。
 本案は、社会保障協定の締結促進を図るため、各国ごとに締結した社会保障協定の実施に関する諸法律を統合し、公的年金各法等について必要な特例を一般的に定めようとするものであります。
 本案は、参議院先議に係るもので、去る六月十二日本委員会に付託され、翌十三日柳澤厚生労働大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑に入り、同日質疑を終局し、十五日採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 次に、救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案について申し上げます。
 本案は、医師が直ちに搭乗できる場所に配備されている救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の全国的な確保を図るため、国及び都道府県が整備目標を定めること、補助を行うことができること等の措置を講じようとするものであります。
 本案は、参議院提出に係るもので、去る六月十二日本委員会に付託され、翌十三日参議院厚生労働委員長代理者参議院議員阿部正俊君から提案理由の説明を聴取し、十五日質疑を行い、採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#26
○議長(河野洋平君) 両案を一括して採決いたします。
 両案の委員長の報告はいずれも可決であります。両案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第四 適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第五 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第六 二千六年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
#28
○議長(河野洋平君) 日程第四、適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日程第五、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、日程第六、二千六年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件、右三件を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。外務委員長山口泰明君。
    ―――――――――――――
 適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 二千六年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔山口泰明君登壇〕
#29
○山口泰明君 ただいま議題となりました三件につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、日米相互承認協定について申し上げます。
 我が国とアメリカ合衆国との間の通信端末機器及び無線機器に関する相互承認につきましては、当局間の非公式協議を経て、平成十七年十一月から両国政府間で協定の締結交渉を行いました結果、協定の案文について合意に達しましたので、本年二月十六日、ワシントンにおいて本協定の署名が行われました。
 本協定の主な内容は、
 電気通信機器に関して、適合性評価機関が相手国の基準に基づき認証を実施すること、
 日米両国は、相手国に所在する適合性評価機関による認証の結果を相互に受け入れること
等であります。
 次に、貿易関連知的所有権協定改正議定書について申し上げます。
 開発途上国における感染症等による公衆の健康の問題に対処するため、平成十三年にWTO第四回閣僚会議において採択された知的所有権の貿易関連の側面に関する協定及び公衆の健康に関する宣言を受け、平成十七年十二月にWTO一般理事会において本議定書が作成されました。
 本議定書の主な内容は、現行協定について、特許権者以外の者がエイズ等の感染症に関する医薬品を生産し、開発途上国等に輸出することを可能とするため、加盟国がこのような生産等を認めるための条件を緩和する規定を追加すること等を定めるものであります。
 最後に、二千六年国際熱帯木材協定について申し上げます。
 熱帯木材貿易の発展及び熱帯林の持続可能な経営を促進することを主たる目的として作成された千九百八十三年の国際熱帯木材協定は、千九百九十四年の国際熱帯木材協定に承継され、現在に至っております。現行協定の有効期限が昨年十二月末日までとなっていたことから、これにかわる新たな国際熱帯木材協定を作成するための国際連合会議が四回にわたり開催されました結果、昨年一月二十七日に本協定が作成されました。
 本協定の主な内容は、
 本協定の目的のために、透明な貿易慣行を促進し、木材の生産及び加工の研究開発を支援するとともに、違法伐採に対処するための加盟国の能力を強化すること、
 千九百八十三年協定によって設立された国際熱帯木材機関を引き続き存続させ、その本部は横浜に置くこと、
 機関の最高機関である国際熱帯木材理事会は、本協定の実施のために必要なすべての権限を行使すること
等であります。
 以上三件は、去る四月二十五日参議院より送付され、六月六日外務委員会に付託され、八日麻生外務大臣から提案理由の説明を聴取し、十五日質疑を行い、引き続き採決を行いました結果、三件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#30
○議長(河野洋平君) 三件を一括して採決いたします。
 三件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#31
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、三件とも委員長報告のとおり承認することに決まりました。
     ――――◇―――――
#32
○加藤勝信君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長提出、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
#33
○議長(河野洋平君) 加藤勝信君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#34
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
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 拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律の一部を改正する法律案(北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長提出)
#35
○議長(河野洋平君) 拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の趣旨弁明を許します。北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長小島敏男君。
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 拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律の一部を改正する法律案
    〔本号末尾に掲載〕
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    〔小島敏男君登壇〕
#36
○小島敏男君 ただいま議題となりました拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。
 本案は、拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害状況の改善に資するため、施策における留意等について定めるものであります。
 その主な内容は、次のとおりであります。
 政府は、その施策を行うに当たっては、拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害状況の改善に資するものとなるよう十分に留意するとともに、外国政府及び国際連合、国際開発金融機関等の国際機関に対する適切な働きかけを行わなければならないものとしております。
 本案は、本日北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会において、賛成多数をもって委員会提出の法律案とすることに決したものであります。
 何とぞ速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
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#37
○議長(河野洋平君) 採決いたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#38
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。
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#39
○議長(河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後六時三分散会
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 出席国務大臣
       総務大臣    菅  義偉君
       外務大臣    麻生 太郎君
       財務大臣    尾身 幸次君
       文部科学大臣 伊吹 文明君
       厚生労働大臣 柳澤 伯夫君
       国土交通大臣 冬柴 鐵三君
       国務大臣    山本 有二君
ソース: 国立国会図書館
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