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2005/07/08 第162回国会 参議院 参議院会議録情報 第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第9号
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2005/07/08 第162回国会 参議院

参議院会議録情報 第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第9号

#1
第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第9号
平成十七年七月八日(金曜日)
   午前十時五十二分開会
    ─────────────
   委員の異動
 五月十八日
    辞任         補欠選任
     松下 新平君     小川 勝也君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    会 長         清水嘉与子君
    理 事
                中島 啓雄君
                中原  爽君
                山谷えり子君
                神本美恵子君
                羽田雄一郎君
                山本 香苗君
    委 員
                荒井 広幸君
                岩城 光英君
                荻原 健司君
                狩野  安君
                関口 昌一君
                中村 博彦君
                小川 勝也君
                岡崎トミ子君
                加藤 敏幸君
                島田智哉子君
                柳澤 光美君
                山本 孝史君
                蓮   舫君
                山本  保君
                鰐淵 洋子君
                小林美恵子君
   事務局側
       第三特別調査室
       長        岩波 成行君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○調査報告書に関する件
○中間報告に関する件
    ─────────────
#2
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る五月十八日、松下新平さんが委員を辞任され、その補欠として小川勝也さんが選任されました。
    ─────────────
#3
○会長(清水嘉与子君) この際、御報告いたします。
 本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。
 理事会において協議の結果、お手元に配付の少子高齢社会に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。
 以下、その概要について御説明いたします。
 本調査会は、第百六十一回国会の平成十六年十月に設置されました。
 調査テーマにつきましては、「少子高齢社会への対応の在り方について」と定め、第百六十一回国会におきましては、平成十六年十一月十日に参考人から意見を、十一月十七日には政府から説明を聴取し、質疑を行いました。さらに、十一月二十四日には、これら参考人の意見及び政府からの説明聴取を踏まえ、今後の具体的な調査計画等策定の参考に資するため、調査会委員間の自由討議を行いました。
 調査会委員からは、少子高齢社会を活性化するためのマクロ的な政策の必要性、年金・医療・介護保険制度に係る経費負担の在り方、人口減少社会から人口均衡社会に転換させるための政策、子育てと仕事の両立支援策、高齢者が健康で心豊かに生活できる社会の構築等について意見が述べられました。
 第百六十二回国会におきましては、第百六十一回国会の議論を踏まえ、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件を調査事項として取り上げ、まず、平成十七年二月九日、子ども・子育て応援プランについて、政府から説明を聴取し、質疑を行いました。
 次に、二月十六日以降、六回にわたり参考人の出席を求め、意見を聴取し、質疑を行いました。
 参考人からは、少子化の要因としての未婚化・晩婚化、晩産化及び小児医療の現状、少子化の下での就業支援・経済的支援・地域子育て支援の在り方、少子化が教育及び家族に与える影響、少子高齢社会における税制、年金及び医療の在り方、女性の健康及び生命の大切さ等について意見が述べられました。
 五月十八日には、これまでの調査を踏まえ、本報告の取りまとめに向けて、調査会委員間の自由討議を行いました。
 調査会委員からは、子どもが健全に育つ社会の構築、子育てを優先できる企業風土・社会風土の醸成、児童・家族関係給付費の拡充、不妊治療に対する総合的な支援、フリーター等の不安定な働き方への対策の必要性等が指摘されました。
 これらの点を踏まえ、本調査会として意見を集約し、当面する課題について提言を取りまとめました。
 提言の主な内容は、第一に、子どもにやさしい社会の構築として、子どもが健全に育つ社会・子育てに喜びを感じることができる社会への転換、子どもを不慮の事故や犯罪の被害から守る体制の強化、だれもが利用しやすいまちづくりに配意した子育てしやすい生活環境の整備などであります。
 第二に、子育てと仕事の両立支援の推進として、男女の固定的役割分担を前提とした働き方・家族の在り方の見直し、多様な働き方が可能となる企業の積極的な取組、官民を問わず恒常的な長時間勤務の解消等の勤務体制の見直し、少子化対策の重要性に対する企業経営者の意識啓発、男性を含めた育児休業取得のための各種助成制度の一層の充実、施設型保育への一層の支援、在宅保育への支援拡充、認可外保育施設に係る諸課題及び幼保一体施設の在り方の十分な検討などであります。
 第三に、子育てに対する経済的負担の軽減として、次世代育成支援のための児童・家族関係給付費の拡充、児童手当の拡充、奨学金制度の一層の充実、子育て世代に対する良質な住宅確保のための各種助成措置の拡充などであります。
 第四に、女性の健康と生命の大切さとして、妊産婦の健康維持と満足できる出産のための環境づくりへの取組の一層の充実、出産・不妊治療に対する支援の拡充、不妊治療に関する実態把握・検証、出産を望みながら精神的・経済的な負担に悩む妊産婦に対する相談等の支援の充実、若者の健康を守るための公的機関における性感染症検診の実施及び相談体制の整備、発達段階に応じた性に関する正しい知識の適切な普及啓発、黙視に堪えない暴力や過剰な性の表現によって子どもに多大な影響を与える有害な図書や情報の規制の在り方等の検討などであります。
 第五に、若者の自立の促進と教育として、雇用のミスマッチの解消・若年者の雇用確保のための各種施策の一層の拡充、職業体験等若者の自立に向けた教育の推進、地域・家庭の大切さについての教育の充実などであります。
 政府はもとより企業におかれても本提言の趣旨を理解され、これらの実現に努められるよう要請するところであります。
 以上が調査報告書(中間報告)案の概要でございます。
 調査報告書の提出についてお諮りいたします。
 お手元に配付いたしました少子高齢社会に関する調査報告書(中間報告)案を本調査会の中間報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○会長(清水嘉与子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
#5
○会長(清水嘉与子君) この際、お諮りいたします。
 ただいま提出を決定いたしました調査報告書につきまして、議院の会議におきましても中間報告をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○会長(清水嘉与子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時五十九分散会
ソース: 国立国会図書館
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