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2005/06/15 第162回国会 参議院 参議院会議録情報 第162回国会 本会議 第26号
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2005/06/15 第162回国会 参議院

参議院会議録情報 第162回国会 本会議 第26号

#1
第162回国会 本会議 第26号
平成十七年六月十五日(水曜日)
   午前十時一分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議事日程 第二十六号
  平成十七年六月十五日
   午前十時開議
 第一 千九百六十五年の国際海上交通の簡易化
  に関する条約の締結について承認を求めるの
  件(衆議院送付)
 第二 千九百七十六年の海事債権についての責
  任の制限に関する条約を改正する千九百九十
  六年の議定書の締結について承認を求めるの
  件(衆議院送付)
 第三 西部及び中部太平洋における高度回遊性
  魚類資源の保存及び管理に関する条約の締結
  について承認を求めるの件(衆議院送付)
 第四 動物の愛護及び管理に関する法律の一部
  を改正する法律案(衆議院提出)
 第五 農林物資の規格化及び品質表示の適正化
  に関する法律の一部を改正する法律案(内閣
  提出、衆議院送付)
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、日程第一より第五まで
 一、経済・産業・雇用に関する調査の中間報告
     ─────・─────
#3
○議長(扇千景君) これより会議を開きます。
 日程第一 千九百六十五年の国際海上交通の簡易化に関する条約の締結について承認を求めるの件
 日程第二 千九百七十六年の海事債権についての責任の制限に関する条約を改正する千九百九十六年の議定書の締結について承認を求めるの件
 日程第三 西部及び中部太平洋における高度回遊性魚類資源の保存及び管理に関する条約の締結について承認を求めるの件
  (いずれも衆議院送付)
 以上三件を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。外交防衛委員長林芳正君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔林芳正君登壇、拍手〕
#4
○林芳正君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外交防衛委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 まず、国際海上交通簡易化条約は、国際海上交通を簡易化すること等を目的として、国際航海に従事する船舶の入出港手続を簡易化するための措置等について定めるものであります。
 次に、千九百七十六年の海事債権責任制限条約を改正する千九百九十六年の議定書は、千九百七十六年の海事債権責任制限条約において定められる責任限度額を引き上げること等について定めるものであります。
 最後に、中西部太平洋まぐろ類条約は、中西部太平洋における高度回遊性魚類資源の保存及び持続可能な利用を確保することを目的として、高度回遊性魚類資源の保存及び管理のための委員会を設立すること等について定めるものであります。
 委員会におきましては、三件を一括して議題とし、国際海上交通簡易化条約の国会提出が遅れた理由、我が国港湾の国際競争力の強化策、船主責任制限制度の在り方、中西部太平洋まぐろ類条約の締結と我が国の漁業権益の確保等について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終え、順次採決の結果、三件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#5
○議長(扇千景君) これより三件を一括して採決いたします。
 三件の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#6
○議長(扇千景君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#7
○議長(扇千景君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百三十一  
  賛成           二百三十一  
  反対               〇  
 よって、三件は全会一致をもって承認することに決しました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#8
○議長(扇千景君) 日程第四 動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院提出)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。環境委員長郡司彰君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔郡司彰君登壇、拍手〕
#9
○郡司彰君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、施設を設置しないで動物の販売を行うなどの新たな業態が現れるなど社会情勢が変化し、また、依然として動物取扱業者の不適切な飼養保管実態や近隣への迷惑問題の発生が見受けられ、動物取扱業の責任と役割の在り方に対する社会的な批判が高まってきていることにかんがみ、環境大臣による基本指針の策定及び都道府県による動物愛護管理推進計画の策定、動物取扱業に対する登録制の導入等の措置を講じようとするものであります。
 委員会におきましては、提出者の衆議院環境委員長から趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#10
○議長(扇千景君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#11
○議長(扇千景君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#12
○議長(扇千景君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百三十二  
  賛成           二百三十二  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#13
○議長(扇千景君) 日程第五 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長中川義雄君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔中川義雄君登壇、拍手〕
#14
○中川義雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。
 本法律案は、消費者の選択に資するため食料品の流通方法についての基準を内容とするJAS規格の制定を可能にするとともに、公益法人改革を推進するためJASマークを自ら付することができる事業者を認定する登録認定機関についての制度を改善しようとするものであります。
 委員会におきましては、消費者に、より一層利用されるJAS規格制度の在り方、新たな登録認定機関制度への円滑な移行の確保、食品の偽装表示などに対する監視体制の強化、法改正が有機農業の振興に与える影響等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。
 質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対して附帯決議を行いました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#15
○議長(扇千景君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#16
○議長(扇千景君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#17
○議長(扇千景君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百三十二  
  賛成           二百二十七  
  反対               五  
 よって、本案は可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#18
○議長(扇千景君) この際、経済・産業・雇用に関する調査会長から、経済・産業・雇用に関する調査の中間報告を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○議長(扇千景君) 御異議ないと認めます。経済・産業・雇用に関する調査会長広中和歌子君。
    ─────────────
   〔調査報告書は本号(その二)に掲載〕
    ─────────────
   〔広中和歌子君登壇、拍手〕
#20
○広中和歌子君 経済・産業・雇用に関する調査会の中間報告につきまして御報告申し上げます。
 経済・産業・雇用に関する調査会は、経済・産業・雇用に関し、長期的かつ総合的な調査を行うため、昨年の第百六十一回国会において設置され、調査項目を「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」と決定し、三年間にわたる調査を開始いたしました。
 第百六十一回国会においては、「構造改革と経済財政の中期展望及び新産業創造戦略について」並びに「雇用対策基本計画及び若年者に対する就業支援について」、政府から説明を聴取し、質疑を行いました。
 次いで、今国会においては、「成熟社会における経済活性化に向けた方策について」を始めとして、六テーマについて参考人から意見を聴取し、質疑を行うとともに、京都府に委員派遣を行いました。その後、中間報告をまとめるに当たって委員間の意見交換を行ったところであります。
 調査会においては、経済成長のための方策、地域振興、国際競争力の強化、雇用の多様化への対応、若年者の雇用問題への対応、人材育成の重要性、経済的・社会的格差の拡大等について熱心な論議が行われました。
 このたび、各会派の意見の一致を見まして、近年大きな社会問題の一つとして喫緊の課題となっております若年者の雇用問題に関する六項目の提言を含む中間報告がまとまり、去る十三日、これを議長に提出いたしました。
 以下、提言について御説明申し上げます。
 景気の緩やかな回復を背景に、平成十六年平均の完全失業率は四・七%と改善傾向にあるものの、若年者、とりわけ十五歳から二十四歳までの完全失業率は九・五%と依然として厳しい状況にあります。また、近年、若年者世代においてフリーターやニートが急増しております。この背景には様々な事情が考えられ、要因ごとのきめ細やかな対策が必要です。生き方についての価値観の多様性は認めつつも、国際競争力への影響、所得格差の拡大、人材の質的な低下等、今後の我が国経済・社会に与える懸念も大きく、さらに、フリーター、ニートの増加は今後の社会保障制度の在り方にも大きな影響を与えるとともに、経済的理由等による晩婚化、未婚化が広がり、少子化を一層進行させる要因の一つになりかねません。このような影響の深刻さにかんがみ、政府等においては、経済の活性化に努め、雇用情勢全般の改善を図るとともに、若年者の雇用問題に関し、一層その取組を強化すべきであります。
 具体的には、次の六項目の提言を行いました。
 すなわち、若年者の就職支援活動を行う通称ジョブカフェやヤングジョブスポットの設置を一層拡大するとともに、その周知徹底、施策の充実を図ること。
 現行のトライアル雇用、インターンシップ制度の拡充強化を図ること。
 フリーター、ニート等の就職支援活動を積極的に行っているNPO法人との連携を強化するとともに、財政上、税制上の支援の在り方について検討すること。また、若年者の就職支援を行うNPO法人の一覧リストを作成し、公開するよう努めること。
 ニートについては、各分野の専門機関の連携を強化し、相談、支援体制の整備を図るとともに、イギリスで実施されているパーソナル・アドバイザーの導入について検討すること。
 若年者に対する勤労観、就業観の育成の重要性にかんがみ、義務教育段階からの就業体験の一層の拡充を図ること。
 若年者の労働環境の一層の整備に努めること。また、多くの若年者が働いている製造業における請負業務の実態把握に努めるとともに、いわゆる違法派遣については、その取締りを強化し、厳正に対処すること。
 以上であります。
 政府及び関係者においては、その趣旨を十分に理解され、これらの実現に努められるよう要請するものであります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
#21
○議長(扇千景君) 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時十八分散会
ソース: 国立国会図書館
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