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2004/10/28 第161回国会 参議院 参議院会議録情報 第161回国会 文教科学委員会 第2号
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2004/10/28 第161回国会 参議院

参議院会議録情報 第161回国会 文教科学委員会 第2号

#1
第161回国会 文教科学委員会 第2号
平成十六年十月二十八日(木曜日)
   午前十時三分開会
    ─────────────
   委員の異動
 十月二十六日
    辞任         補欠選任
     北岡 秀二君     鈴木 政二君
 十月二十七日
    辞任         補欠選任
     鈴木 政二君     北岡 秀二君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         亀井 郁夫君
    理 事
                有村 治子君
                北岡 秀二君
                佐藤 泰介君
                鈴木  寛君
    委 員
                荻原 健司君
                河合 常則君
                小泉 顕雄君
                後藤 博子君
                橋本 聖子君
                山本 順三君
                小林  元君
                下田 敦子君
                那谷屋正義君
                西岡 武夫君
                広中和歌子君
                浮島とも子君
                山下 栄一君
                小林美恵子君
   国務大臣
       文部科学大臣   中山 成彬君
   副大臣
       文部科学副大臣  小島 敏男君
       文部科学副大臣  塩谷  立君
   大臣政務官
       文部科学大臣政
       務官       下村 博文君
       文部科学大臣政
       務官       小泉 顕雄君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        山口 俊史君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
    ─────────────
#2
○委員長(亀井郁夫君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○委員長(亀井郁夫君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に北岡秀二君を指名いたします。
    ─────────────
#4
○委員長(亀井郁夫君) この際、中山文部科学大臣、塩谷文部科学副大臣、小島文部科学副大臣、下村文部科学大臣政務官及び小泉文部科学大臣政務官から発言を求めておられますので、順次これを許します。中山文部科学大臣。
#5
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学大臣を拝命いたしました中山成彬でございます。よろしくお願い申し上げます。
 ごあいさつを申し上げるに先立ち、このたびの新潟県中越地震により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族、被害を受けられた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
 文部科学省といたしましても、当面の緊急対策に全力を挙げて取り組むとともに、今後更に必要な対策に万全を期してまいる所存であります。
 さて、第百六十一回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
 我が国が真に豊かで教養のある国家として更に発展し、子供たちが夢と希望を抱ける明るい未来を切り開くためには、国家百年の計に立ち、教育・文化立国と科学技術創造立国の実現を目指した改革を積極的に進めていくことが重要であります。
 かかる認識の下、以下の事項についての施策を総合的に展開してまいる所存であります。
 初めに、教育改革について申し上げます。
 時代や社会の大きな変化の中で、我が国が力強く発展していくためには、切磋琢磨しながら新しい時代を切り開く、心豊かでたくましい人材を育成することが重要であります。このような観点から、これまで精力的に人間力向上のための教育改革に取り組んできたところでありますが、教育全般について様々な問題が生じている今日、この改革の流れを更に加速させるとともに、教育の根本にさかのぼった改革が求められております。
 このため、新しい時代にふさわしい教育の基本理念を明確にするため、昨年三月の中央教育審議会の答申や与党における議論を踏まえ、国民的な議論を深めつつ、教育基本法の速やかな改正に向けて精力的に取り組んでまいります。
 また、義務教育費国庫負担制度については、憲法の保障する教育の機会均等、教育水準の維持向上などを図るために極めて重要な施策であり、義務教育制度の在り方、義務教育における国と地方の役割分担などの観点を踏まえつつ、教育改革の一環として十分に検討してまいりたいと考えております。
 初等中等教育においては、子供たちに学力の基礎・基本を確実に身に付けさせ、自ら学ぶ意欲や思考力、判断力、表現力などの幅広い確かな学力をはぐくむことが重要であります。このため、教職員定数改善計画を着実に実施するとともに、少人数指導や習熟度別指導などの個に応じた学習指導の推進など、総合的な施策を進めてまいります。さらに、全国的、国際的な学力調査などを踏まえつつ、学習指導要領の不断の見直しを精力的に行うとともに、義務教育の到達目標の明確化や制度の弾力化等の義務教育の在り方に関する検討を進めてまいります。
 豊かな心の育成については、学校、家庭、地域社会が一体となって、善悪の判断などの基本的な規範意識や倫理観と、公共心や他人を思いやる心などの豊かな人間性や社会性をはぐくむことが重要であります。本年六月の長崎県佐世保市における事件を受け、問題行動対策を取りまとめたところであり、命を大切にする教育の充実、家庭教育の支援、子供の安全、安心な居場所づくりとともに、奉仕・体験活動を推進します。不登校や問題行動等への適切な対応に努め、キャリア教育を更に推進します。
 幼児教育の振興に取り組み、就学前の教育・保育を一体としてとらえた一貫した総合施設の実現に向け、検討を進めます。LD、ADHD等を含む障害のある児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じ、適切な特別支援教育を推進してまいります。
 また、子供たちの健やかな体と心を育てるため、生涯にわたり積極的にスポーツに親しむ習慣や意欲を育成するとともに、栄養教諭制度の円滑な実施など食育の充実に取り組みます。
 信頼される学校づくりを進めるため、適切な学校評価と情報公開の推進、学校運営協議会の設置促進など、保護者や地域住民の参画による学校づくりを進めてまいります。また、教員評価の改善や十年経験者研修制度の推進を図るとともに、教員養成の専門職大学院や教員免許更新制の導入等について検討を進めます。教育委員会については、地域の課題に主体的に取り組めるよう、制度の見直しについて検討しております。学校の安全管理に組織的、継続的に取り組むとともに、学校施設の耐震化の推進に一層努めてまいります。
 大学については、各大学の個性、特色を一層明確にし、国公私立大学を通じ、競争的な環境の下で、各大学における大学改革への取組が一層促進されるよう支援してまいります。国立大学については、法人化を契機に、各大学が自主性・自律性を十分に発揮し、教育、研究が一層活性化するよう、支援に努めます。大学の教育、研究の質の向上の観点から、本年四月から導入された第三者評価制度の円滑な実施に取り組みます。あわせて、私立学校の一層の振興や、奨学金の充実に努めます。
 次に、科学技術・学術の振興について申し上げます。
 我が国が社会経済上の諸問題を克服し、明るい未来を切り開くためには、科学技術創造立国の実現を目指し、第二期科学技術基本計画の総仕上げに向けた取組の強化が重要です。
 まず、人材の養成については、学校教育から研究者、技術者に至るまでの連続性を持った取組の総合的な展開を図ってまいります。また、競争的資金の抜本的拡充、独創的、先端的な基礎研究の推進を図るとともに、世界的な研究施設・設備等の研究基盤整備に取り組みます。大学等における知的財産の取得、活用の促進、大学発ベンチャーの創出などを通じた産学官連携を推進するとともに、地域経済の活性化に資する知的クラスターの創成等を図ってまいります。
 さらに、科学技術基本計画における重点分野であるライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料分野の研究開発を強力に推進するとともに、融合領域の研究開発を積極的に推進します。また、安全で安心な社会を実現する科学技術を振興してまいります。
 国の存立基盤となる宇宙、原子力、地震・防災、海洋等の研究開発も戦略的に推進してまいります。宇宙開発については、HUAロケットの打ち上げ失敗等が続いた事態を厳しく受け止め、信頼性の確立を最優先に研究開発を推進するとともに、万全の対策を講じ、早期の打ち上げ再開を目指してまいります。
 また、原子力については、日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構を統合して新法人を設立するべく、独立行政法人日本原子力研究開発機構法案を今国会に提出いたしました。新法人は、効率的な体制の下で、国際的にも誇り得る総合的な研究拠点としてまいりたいと考えております。さらに、ITER計画については、日本への誘致に向けて引き続き最大限の努力をしてまいります。
 第三に、生涯学習、スポーツ、文化の振興について申し上げます。
 人々が生涯にわたり自己実現を図ることができるよう、生涯学習の環境整備や大学・専修学校における社会人のキャリアアップのための教育を推進します。また、若者自立・挑戦プランの推進、男女共同参画社会の形成、環境教育や人権教育の充実等に努めます。
 また、さきのアテネ・オリンピックにおける日本選手団の活躍は、国民に大きな感動を与えてくれました。スポーツの振興は、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成に不可欠であり、スポーツ振興基本計画に基づき、国民のだれもが身近にスポーツに親しめる生涯スポーツ社会の実現や、トップレベルの競技者の育成などに取り組みます。また、国民スポーツ担当大臣と協力し、スポーツの国民への普及及び振興のための取組を政府全体で総合的に推進してまいります。
 文化は、人々に感動や生きる喜びをもたらし、豊かな人生を送る上での大きな力となるものです。我が国の顔となる文化芸術を創造し、世界に発信していくため、文化芸術創造プランや「日本文化の魅力」発見・発信プランを推進するとともに、子供の文化芸術体験活動の充実、地域の文化芸術の振興、文化的景観の保護など文化財の保存・活用や国際協力、新しい時代に対応した著作権等の施策を推進します。あわせて、国語について国民一人一人が意識を高め、正しく理解するよう取り組んでまいります。
 最後に、国際化等への対応について申し上げます。
 我が国が、国際社会において積極的な役割と責任を果たし、世界から信頼される国となることは極めて重要な課題であり、国際協力・交流に力を入れます。留学生受入れ体制の充実を図るとともに、日本人の海外留学の支援にも取り組んでまいります。また、英語が使える日本人の育成にも努めてまいります。
 以上のほか、知的財産戦略の推進、公益法人改革、規制改革、構造改革特区等の行政改革など様々な課題があります。規制改革や構造改革特区については、地方や民間の創意と工夫を生かし、教育、研究の活性化の観点から、引き続き柔軟に対応してまいります。
 私といたしましては、国民の強い期待を真摯に受け止め、文部科学行政全般にわたり誠心誠意取り組んでまいる決意ですので、委員長始め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 ありがとうございます。
#6
○委員長(亀井郁夫君) どうも大臣、ありがとうございました。
 では、引き続きまして、塩谷文部科学副大臣、よろしくお願いします。
#7
○副大臣(塩谷立君) このたび文部科学副大臣を拝命いたしました塩谷立でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
 副大臣に就任に当たりまして、大臣の命を受け、特に教育、スポーツを担当することになりました。特に教育においては、教育基本法や義務教育の問題等、我が国の教育の根幹にかかわる重要課題がありますので、より一層努力をしてまいりたいと思います。また、スポーツの振興についてもしっかりと努力しなければなりません。
 副大臣として、大臣をよく補佐し、そして新しい時代を切り開くたくましい日本人の育成を目指した教育・文化立国の実現のため、全力を尽くしてまいりたいと思います。
 委員長始め委員各位のより一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。
#8
○委員長(亀井郁夫君) どうもありがとうございました。
 引き続きまして、小島文部科学副大臣によろしくお願いいたします。
#9
○副大臣(小島敏男君) このたび文部科学副大臣を拝命いたしました小島敏男でございます。
 副大臣に就任に当たりまして、大臣の方から、科学技術・学術、文化という重要な分野を仰せ付かったわけでありますけれども、科学技術というのは、皆様も御承知のように、将来に夢のある分野であります。そして、私が受け持つのは今度埋蔵文化財という古代のロマンまで追求するという非常に幅広い分野でありますけれども、こちらで勉強を少しさせてもらったらば、本当にすばらしいところだなということを日々感じているところでございます。
 どうか、委員長始め委員の皆様方の御指導いただきながら、これからも一生懸命頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。
#10
○委員長(亀井郁夫君) どうもありがとうございました。
 それでは、続きまして、下村文部科学大臣政務官にお願いいたします。
#11
○大臣政務官(下村博文君) このたび文部科学大臣政務官、拝命いたしました下村博文でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私は、主に教育、スポーツを担当させていただきます。今、お話ございましたように、義務教育国庫負担の問題、あるいは教育基本法改正等の問題が目前に迫っている中で、特に先進国は国家戦略としてこれから教育、文化を掲げ推進している中で、大臣、副大臣を補佐して務めさせていただきたいと思います。
 委員長始め委員の皆様方の御指導よろしくお願いいたします。
#12
○委員長(亀井郁夫君) どうもありがとうございました。
 では、続きまして、小泉文部科学大臣政務官にお願いいたします。
#13
○大臣政務官(小泉顕雄君) 失礼いたします。
 このたび文部科学大臣政務官を拝命をいたしました小泉顕雄でございます。本院には同姓同名の方がもう一人おいでになりますので、ひとつよろしくお間違えのないようにお付き合いをいただきたいと思います。
 私は、主に科学技術・学術並びに文化の振興といった分野を担当さしていただくことになりましたけれども、中山大臣、あるいは塩谷、小島両副大臣の御指導をいただきながら、また下村政務官のお力添えもいただきながら、子供たちに夢や希望を与え、そして活力ある社会の実現のために精一杯頑張っていきたいと思っております。
 亀井委員長始め委員の皆様方には、本当に未熟な者でありますけれども、よろしく御指導、御鞭撻賜りますように心からお願い申し上げまして、ごあいさつとさしていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
#14
○委員長(亀井郁夫君) どうもありがとうございました。
 中山大臣始め御丁寧なごあいさつ、ありがとうございました。
 それでは、本日はこれにて散会いたします。
   午前十時十九分散会
ソース: 国立国会図書館
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