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2004/04/09 第159回国会 参議院 参議院会議録情報 第159回国会 本会議 第14号
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2004/04/09 第159回国会 参議院

参議院会議録情報 第159回国会 本会議 第14号

#1
第159回国会 本会議 第14号
平成十六年四月九日(金曜日)
   午前十時一分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議事日程 第十四号
  平成十六年四月九日
   午前十時開議
 第一 クリーニング業法の一部を改正する法律
  案(衆議院提出)
 第二 公衆浴場の確保のための特別措置に関す
  る法律の一部を改正する法律案(衆議院提出
  )
 第三 消防法及び石油コンビナート等災害防止
  法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 第四 道路交通法の一部を改正する法律案(内
  閣提出)
 第五 卸売市場法の一部を改正する法律案(内
  閣提出)
 第六 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一
  部を改正する法律案(内閣提出)
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 議事日程のとおり
     ─────・─────
#3
○議長(倉田寛之君) これより会議を開きます。
 日程第一 クリーニング業法の一部を改正する法律案
 日程第二 公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律の一部を改正する法律案
  (いずれも衆議院提出)
 以上両案を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。厚生労働委員長国井正幸君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔国井正幸君登壇、拍手〕
#4
○国井正幸君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 まず、クリーニング業法の一部を改正する法律案は、クリーニング業において新しい営業形態の出現やクリーニング業を営む者に対する利用者の苦情が増えている状況等を踏まえ、利用者の利益の擁護を図り、クリーニング業における適正な衛生水準を確保するため、必要な措置を講じようとするものであります。
 次に、公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律の一部を改正する法律案は、公衆浴場が住民の健康の増進等に関し重要な役割を担っていることにかんがみ、住民の福祉の向上のため、公衆浴場の位置付けを明確にしようとするものであります。
 委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、クリーニング業における営業の実態、利用者の苦情への対応、公衆浴場の活用方策等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終局し、順次採決の結果、両法律案はいずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#5
○議長(倉田寛之君) これより両案を一括して採決いたします。
 両案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#6
○議長(倉田寛之君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#7
○議長(倉田寛之君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          百八十七  
  賛成            百八十七  
  反対               〇  
 よって、両案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#8
○議長(倉田寛之君) 日程第三 消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律案(内閣提出)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。総務委員長景山俊太郎君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔景山俊太郎君登壇、拍手〕
#9
○景山俊太郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、事業所における指定可燃物等の貯蔵又は取扱基準の充実を図るとともに、石油コンビナート等特別防災区域の事業者による広域共同防災組織の設置、防災業務の運営に関する改善命令の導入等に係る規定を整備するほか、住宅用火災警報器等について、条例で定める基準に従い、その設置の義務付け等を行おうとするものであります。
 委員会におきましては、火災発生の危険性の高い新物品に対する安全対策の在り方、大規模災害に対する防災体制の整備の必要性、住宅用火災警報器の普及方策等について質疑が行われました。
 質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対しまして五項目から成る附帯決議が付されております。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#10
○議長(倉田寛之君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#11
○議長(倉田寛之君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#12
○議長(倉田寛之君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          百八十七  
  賛成            百八十七  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#13
○議長(倉田寛之君) 日程第四 道路交通法の一部を改正する法律案(内閣提出)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。内閣委員長簗瀬進君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔簗瀬進君登壇、拍手〕
#14
○簗瀬進君 ただいま議題となりました法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、最近における道路交通をめぐる情勢にかんがみ、放置違反金制度の新設、放置車両の確認事務等の民間委託その他の違法駐車対策の推進を図るための規定の整備を行うとともに、中型自動車に係る運転免許の新設、共同危険行為及び携帯電話使用等に対する罰則の強化、大型自動二輪車等の複数乗車に関する規制の見直しその他の運転者対策の推進を図るための規定等の整備を行おうとするものであります。
 委員会におきましては、四名の参考人から意見を聴取した後、小野国家公安委員会委員長等に対して質疑を行いました。
 委員会における主な質疑の内容は、放置車両確認事務等の民間委託の是非、駐車監視員による確認事務の在り方、放置違反金制度の運用と放置違反金の使途、高速道路における自動二輪車の二人乗りに対する国民の不安等でありますが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 昨日、質疑を終局した後、民主党・新緑風会の松井委員より、放置車両の確認事務等の民間委託に関する規定を削除すること等を内容とする修正案が提出されました。
 次いで、討論に入りましたところ、民主党・新緑風会の神本理事より、修正案に賛成、原案に反対の旨の意見が述べられました。
 次いで、順次採決の結果、松井委員提出の修正案は賛成少数により否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#15
○議長(倉田寛之君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#16
○議長(倉田寛之君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#17
○議長(倉田寛之君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          百八十六  
  賛成            百二十八  
  反対             五十八  
 よって、本案は可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
#18
○議長(倉田寛之君) 日程第五 卸売市場法の一部を改正する法律案
 日程第六 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案
  (いずれも内閣提出)
 以上両案を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長岩永浩美君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
   〔岩永浩美君登壇、拍手〕
#19
○岩永浩美君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告をいたします。
 まず、卸売市場法の一部を改正する法律案は、近年における卸売市場経由率の低下や市場関係者の経営悪化、国際化の進展を踏まえた国内農水産物の生産、流通を通じた構造改革の必要性、消費者の安全、安心に対する関心の高まり等に適切に対応するため、卸売市場における取引規制の緩和及び適正な品質管理の推進、卸売市場の再編の円滑化等の措置を講じようとするものであります。
 次に、特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案は、輸入増加の影響を受ける特定の農産加工業者の経営改善を引き続き促進するため、本法の有効期間を五年間延長するものであります。
 委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、卸売市場における品質管理の高度化への対応、取引規制の緩和に伴う卸売市場の活性化と公正な取引の確保、国内農産加工業への支援の在り方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。
 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して紙理事より、卸売市場法の一部を改正する法律案に反対する旨の意見が述べられました。
 討論を終局し、順次採決の結果、卸売市場法の一部を改正する法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定し、特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、卸売市場法の一部を改正する法律案に対し附帯決議が付されております。
 以上、御報告を申し上げます。(拍手)
    ─────────────
#20
○議長(倉田寛之君) これより採決をいたします。
 まず、卸売市場法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#21
○議長(倉田寛之君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#22
○議長(倉田寛之君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          百八十五  
  賛成            百六十七  
  反対              十八  
 よって、本案は可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
#23
○議長(倉田寛之君) 次に、特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
#24
○議長(倉田寛之君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
#25
○議長(倉田寛之君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          百八十五  
  賛成            百八十五  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
#26
○議長(倉田寛之君) 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時十六分散会
ソース: 国立国会図書館
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