くにさくロゴ
2002/11/01 第155回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第155回国会 環境委員会 第1号
姉妹サイト
 
2002/11/01 第155回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第155回国会 環境委員会 第1号

#1
第155回国会 環境委員会 第1号
本国会召集日(平成十四年十月十八日)(金曜日)(午前零時現在)における本委員は、次のとおりである。
   委員長 大石 正光君
   理事 西野あきら君 理事 柳本 卓治君
   理事 山本 公一君 理事 奥田  建君
   理事 牧  義夫君 理事 西  博義君
      稲葉 大和君    小渕 優子君
      木村 太郎君    阪上 善秀君
      鈴木 恒夫君    田村 憲久君
      原田昇左右君    菱田 嘉明君
      三ッ林隆志君    水野 賢一君
      望月 義夫君    小林  守君
      近藤 昭一君    鮫島 宗明君
      松本  龍君    田端 正広君
      高橋 嘉信君    中井  洽君
      藤木 洋子君    金子 哲夫君
      原  陽子君    井上 喜一君
    ―――――――――――――
十月十八日
 大石正光君委員長辞任につき、その補欠として松本龍君が議院において、委員長に選任された。
平成十四年十一月一日(金曜日)
    午前十一時四十一分開議
 出席委員
   委員長 松本  龍君
   理事 稲葉 大和君 理事 田村 憲久君
   理事 西野あきら君 理事 柳本 卓治君
   理事 山本 公一君 理事 奥田  建君
   理事 牧  義夫君 理事 田端 正広君
   理事 西  博義君 理事 高橋 嘉信君
      小渕 優子君    木村 太郎君
      阪上 善秀君    鳩山 邦夫君
      菱田 嘉明君    三ッ林隆志君
      水野 賢一君    望月 義夫君
      大石 正光君    小林  守君
      近藤 昭一君    鮫島 宗明君
      中井  洽君    藤木 洋子君
      金子 哲夫君    原  陽子君
      星野 行男君
    …………………………………
   環境大臣         鈴木 俊一君
   環境副大臣        弘友 和夫君
   環境大臣政務官      望月 義夫君
   環境委員会専門員     藤井 忠義君
    ―――――――――――――
委員の異動
十月十八日
 辞任         補欠選任
  原田昇左右君     川崎 二郎君
同日
 辞任
  井上 喜一君
同日
            補欠選任
             鳩山 邦夫君
同月三十一日
            補欠選任
             星野 行男君
十一月一日
 辞任
  原  陽子君
同日
            補欠選任
             松浪 健太君
同日
 理事熊谷市雄君十月四日委員辞任につき、その補欠として田村憲久君が理事に当選した。
同日
 理事樋高剛君十月十七日委員辞任につき、その補欠として高橋嘉信君が理事に当選した。
同日
 理事山本公一君及び西博義君同日理事辞任につき、その補欠として稲葉大和君及び田端正広君が理事に当選した。
    ―――――――――――――
十月十八日
 自然再生推進法案(谷津義男君外六名提出、第百五十四回国会衆法第四六号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 理事の辞任及び補欠選任
 国政調査承認要求に関する件
 環境保全の基本施策に関する件

     ――――◇―――――
#2
○松本委員長 これより会議を開きます。
 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
 このたび、当委員会の委員長の重責を担うことになりました松本龍でございます。よろしくお願いをいたします。
 環境問題は、まさに人類を初めあらゆる生物の生存基盤にかかわる問題であり、特に、循環型社会の構築、自然との共生、また地球温暖化の問題など、世界全体で取り組むべき喫緊の課題が山積をいたしております。
 一方、小さな例でありますけれども、私は、このごろよく娘に、トイレの電気つけっ放しですよと教育的指導を受けております。まさに地球の環境問題からライフスタイルを含めた家族の環境問題と、取り組むべき課題は広く、また、これはひいては地球家族の環境問題ということにつながってくると思っております。改めて職責の重要さを痛感いたしているところであります。
 当委員会は、高い見識と情熱を持った先生ばかりということで、皆様方の格別の御指導と御協力を賜りながら、公正かつ円満なる運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
     ――――◇―――――
#3
○松本委員長 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。
 理事山本公一君及び理事西博義君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 ただいまの理事辞任による欠員のほか、委員の異動に伴いまして、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○松本委員長 御異議なしと認めます。
 それでは、理事に
      稲葉 大和君    田村 憲久君
      田端 正広君 及び 高橋 嘉信君
を指名いたします。
     ――――◇―――――
#6
○松本委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
 環境保全の基本施策に関する事項
 循環型社会の形成に関する事項
 公害の防止に関する事項
 自然環境の保護及び整備に関する事項
 快適環境の創造に関する事項
 公害健康被害救済に関する事項
 公害紛争の処理に関する事項
以上の各事項につきまして、その実情を調査し、対策を樹立するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。
 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
     ――――◇―――――
#8
○松本委員長 環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
 この際、環境大臣鈴木俊一君、環境副大臣弘友和夫君及び環境大臣政務官望月義夫君より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。鈴木環境大臣。
#9
○鈴木国務大臣 去る九月三十日に環境大臣及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました鈴木俊一でございます。
 地球温暖化問題や循環型社会の形成など山積する課題の解決に向け、環境大臣としての職責を果たすべく全力を尽くしてまいる所存でございます。松本委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 さて、第百五十五回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の考えを申し述べさせていただきます。
 私たちの生存基盤である環境は、大気、水、土、生態系などが相互に絡み合って成り立っており、例えば、川の上流の山や森の荒廃による影響がその下流や海、さらには魚にも及んだり、人間活動により排出された汚染物質が北極圏など遠く離れた地域にも到達するなど、その一部に影響を与えた場合には、他の部分にも波及し、ひいては全体が損なわれるおそれがあります。
 こうした環境問題に取り組むとき、私は、環境の構成要素が相互に深く関連し合っていることを念頭に置き、目の前の事象のみにとらわれるのではなく、全体を見通した幅広い視点に立って取り組んでいくことが肝要と考えます。
 今日、私たちが直面している環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動に根差しております。このまま現在の生産と消費のパターンを続けていけば、私たちの生存と活動の基盤である環境を一層破壊し、社会経済の行き詰まりをもたらすことになると考えます。このため、今こそ、社会のあり方そのものを持続可能なものに変革していかなければなりません。
 とりわけ、私は、環境問題を経済の制約要因でなく新たな成長要因ととらえ、環境の保全と経済の活性化とを一体化させたいと考えます。このような環境と経済の統合を実現するためには、環境配慮をすることにインセンティブが働く経済社会を構築していくことが重要課題であり、国全体の環境意識を向上させ、私たち自身のライフスタイルや社会経済活動のあり方を変革していく必要があると考えます。
 次に、個別の施策分野の取り組みの方向を申し上げます。
 まず、人類の存続にかかわる重大な問題である地球温暖化問題への対応は、現下の最大の課題の一つです。
 我が国としては、本年六月に締結いたしました京都議定書の六%削減約束を確実に達成するため、温室効果ガス排出抑制等のための取り組みを進めるとともに、環(わ)の国くらし会議などを通じ、国民一人一人の生活の見直しに向け、理解と行動を呼びかけてまいります。
 また、十月二十三日からインドのニューデリーで開催されたCOP8において、条約の実施状況についてのレビューやクリーン開発メカニズムに関する手続の討議などが行われました。私自身も、国会のお許しをいただきまして、閣僚級円卓会合に出席するとともに、この機会を活用して二国間会談を積極的に行い、京都議定書未締結国に対する同議定書の早期締結や、京都議定書第一約束期間後における、途上国を含めた世界的な行動についての検討の開始を働きかけてまいりました。今後とも、地球温暖化対策の国際的連携に最大限努力してまいります。
 さらに、ヨハネスブルグ・サミットの成果を踏まえ、持続可能な開発のための教育の推進など、持続可能な社会に向けて、国内における取り組みとともに国際協力を展開いたします。
 次に、大量の廃棄物の排出、最終処分場の逼迫、不法投棄の多発など、廃棄物問題が深刻化しており、循環型社会の形成が喫緊の課題となっております。
 このため、その道筋を明らかにする循環型社会形成推進基本計画を前倒しして策定するとともに、廃棄物・リサイクル制度の基本問題について、リサイクルの一層の推進、不適正処理の防止に向け、必要な制度改正も視野に入れて検討を進めてまいります。
 また、大規模、広域的な不法投棄事案に適切に対処するとともに、さきの国会で成立いたしました自動車リサイクル法の円滑な施行、PCB廃棄物の処理体制の整備、健全な水循環に資する合併処理浄化槽の整備を進めてまいります。
 また、以上のような対策の基盤となるものとして、環境ビジネスの活性化や環境研究、環境技術開発を促進していくことにより、環境の保全と経済の活性化とを一体のものとして取り組みを進め、持続可能な社会の実現に努めます。
 さらに、自然と共生する社会の実現も重点的に取り組むべき課題であります。
 本年三月に策定された新生物多様性国家戦略に基づき、自然環境の各分野の施策に生物多様性保全の観点を組み込んでまいります。また、失われた自然を積極的に回復していくため、自然再生の取り組みを強力に推進するとともに、その制度的な枠組みとなる自然再生推進法案の早期成立を期待しております。
 さらに、バイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書の締結に向け、遺伝子組み換え生物による生態系影響を防止する国内措置の検討を進めます。加えて、生態系保全の観点からの化学物質対策の拡充に向けた検討を進めます。
 地域環境の安全性と国民の安心の確保も重要な課題です。
 十月二十九日に、東京大気汚染公害訴訟に係る第一審判決がありました。大都市の大気汚染については、環境基準の達成状況がいまだ十分でなく、さらなる改善の努力を要する状況にあります。このため、世界で最も厳しい自動車排出ガス規制の実施、自動車NOx・PM法に基づく施策の総合的な推進、燃料電池車などの低公害車の普及を一層促進します。
 また、さきの国会で成立しました土壌汚染対策法の着実な施行、化学物質による環境リスクの低減及びリスクコミュニケーションの一層の推進、さらには、公害健康被害の補償と予防の着実な推進を図ってまいります。
 さらに、地域における自発的、積極的な環境保全活動を活性化させることも、持続可能な社会を構築する上で欠かすことのできないものであります。このため、国民一人一人の環境保全活動の促進のための基盤整備、環境NPOを初めとする各主体の連携協力による活動の推進などが効果的かつ効率的に図られるような仕組みづくりについて検討を行ってまいります。
 このほかにも、環境省として取り組むべき課題は山積しております。こうした課題に的確に対応するため、環境省の組織体制の充実強化を図ってまいります。
 私は、環境行政に責任を持つ者として、持続可能な社会の構築に向け、環境の保全という見地から、言うべきことははっきりと言い、実行すべきことはきちんと実行してまいる決意であります。委員各位におかれましても、環境行政の一層の推進のため、今後とも御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。(拍手)
#10
○松本委員長 弘友環境副大臣。
#11
○弘友副大臣 おはようございます。
 このたび環境副大臣を拝命いたしました弘友和夫でございます。
 鈴木大臣のもとに、望月政務官ともども、その責任を十分に果たしていくことができるよう、力いっぱい、全力で補佐しながら環境行政に取り組む所存でございます。どうぞ、松本委員長を初め、理事、また委員各位の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げさせていただきまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)
#12
○松本委員長 望月環境大臣政務官。
#13
○望月大臣政務官 十月四日に環境大臣政務官を拝命いたしました望月義夫でございます。
 鈴木大臣、弘友副大臣を十分に補佐しながら、我が国の環境行政に全力で取り組む所存でございます。松本委員長を初め、委員各位の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。(拍手)
#14
○松本委員長 次回は、来る八日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
    午前十一時五十五分散会

ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト