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2001/12/06 第153回国会 参議院 参議院会議録情報 第153回国会 農林水産委員会 第6号
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2001/12/06 第153回国会 参議院

参議院会議録情報 第153回国会 農林水産委員会 第6号

#1
第153回国会 農林水産委員会 第6号
平成十三年十二月六日(木曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 十一月二十七日
    辞任         補欠選任
     富樫 練三君     市田 忠義君
 十一月二十八日
    辞任         補欠選任
     榛葉賀津也君     海野  徹君
 十一月二十九日
    辞任         補欠選任
     小斉平敏文君     中川 義雄君
     海野  徹君     榛葉賀津也君
 十一月三十日
    辞任         補欠選任
     中川 義雄君     小斉平敏文君
 十二月六日
    辞任         補欠選任
     市田 忠義君     八田ひろ子君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         常田 享詳君
    理 事
                太田 豊秋君
                国井 正幸君
                田中 直紀君
                和田ひろ子君
                紙  智子君
    委 員
                岩永 浩美君
                加治屋義人君
                岸  宏一君
                小斉平敏文君
                野間  赳君
                小川 勝也君
                郡司  彰君
                羽田雄一郎君
                渡辺 孝男君
                八田ひろ子君
                岩本 荘太君
                中村 敦夫君
   国務大臣
       農林水産大臣   武部  勤君
   副大臣
       外務副大臣    植竹 繁雄君
       財務副大臣    尾辻 秀久君
       農林水産副大臣  野間  赳君
       経済産業副大臣  大島 慶久君
   大臣政務官
       農林水産大臣政
       務官       岩永 浩美君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        山田 榮司君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○農林水産に関する調査
 (野菜等三品目に係る一般セーフガード確定措
 置の早期発動に関する申入れの件)
○継続調査要求に関する件
○委員派遣に関する件

    ─────────────
#2
○委員長(常田享詳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る十一月二十七日、富樫練三君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
 また、本日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として八田ひろ子君が選任されました。
    ─────────────
#3
○委員長(常田享詳君) 農林水産に関する調査を議題といたします。
 本日の理事会における協議の結果、野菜等三品目に係る一般セーフガード確定措置の早期発動に関し、去る十月二十五日の当委員会の決議を踏まえ、政府に対し次のとおり申し入れをいたします。
    野菜等三品目に係る一般セーフガード確定措置の早期発動に関する申入れ
  本委員会は、去る十月二十五日、政府に対し、ねぎ、生しいたけ及び畳表の三品目の輸入に関し、日中間の話合いによる解決に努めるとともに、暫定措置の期限である十一月八日までに中国との間に協議が整わない場合、速やかに本措置の発動を行うべき旨の決議を行った。
  その後、政府が日中間の話合いによる解決に向けて数次にわたり協議を行ってきたことは承知しているが、今日に至っても何ら進展が見られない状況にある。
  このような中で、政府は、本委員会の決議にもかかわらず、確定措置への移行を行わず、セーフガードの空白期間が続くという世界的にも例を見ない事態となっている。一方、中国はその直後において、十二月十一日にWTOに加盟することが正式に決定したにもかかわらず、未加盟のもとで発動したWTO協定の趣旨及び日中貿易協定上正当化し得ない報復措置を依然として継続している。
  政府が十月三十一日に公表した「セーフガード政府調査における主要指標の概要」では、これら三品目の輸入増加により国内の農林業に重大な損害を与えている事実が明白に示されている上、十一月二十一日、同月二十八日及び十二月五日に公表した暫定措置期間終了後の「輸入動向のモニター結果」によれば、輸入が急増した昨年を更に上回る輸入量となっている。
  このような輸入の急増は、日中間の協議の前提である両国間の信頼関係を著しく損なうとともに、生産者を始め関係者の不安と不信を招いている。このような事態を放置すれば、本年度から四年間で取り組む国際競争にも耐え得る体質の強い国内産地体制の確立に向けた構造改革の努力を無にし、ひいては国内産地の崩壊につながることが憂慮される。
  よって政府は、直ちにWTO協定のルールに則り本措置を発動した上で、秩序ある輸入体制が確立できるよう日中間の話合いを続けるべきである。
  右 参議院農林水産委員会を代表して申し入れる。
 以上であります。
 政府から発言を求められておりますので、順次これを許します。武部農林水産大臣。
#4
○国務大臣(武部勤君) ただいま委員長から申し入れがありましたネギ等三品目のセーフガード問題につきましては、十月二十一日に開催された日中首脳会談において、また先月十二日の私と平沼経済産業大臣、石対外貿易経済合作部長との会談において、話し合いによる解決を粘り強く追求していくことで日中双方の意見が一致したところであります。
 本日の申し入れの趣旨を十分念頭に置き、生産者の方々が安心して国内生産の体質強化に取り組むことができるよう、十二月二十一日までのできる限り早期に合意に達するため、閣僚級の協議も視野に入れて中国との交渉に全力を挙げる方針であります。
 何とぞ委員各位の御理解を賜りたく、お願い申し上げます。
#5
○委員長(常田享詳君) 植竹外務副大臣。
#6
○副大臣(植竹繁雄君) ただいま農水大臣からも御発言があったとおり、外務省といたしましては、日中首脳間で話し合いによる解決を目指すことで一致したことを受けまして、当委員会の十月二十五日の決議及び本日の申し入れの趣旨を念頭に置きつつ、できるだけ早期に合意に達するよう、関係省庁と連携をとりながら引き続き中国側との協議に全力を尽くす考えであります。
#7
○委員長(常田享詳君) 尾辻財務副大臣。
#8
○副大臣(尾辻秀久君) ただいま農林水産大臣からも御発言がありましたとおり、財務省といたしましても、日中首脳会談の結果や当委員会の十月二十五日の決議及び本日の申し入れの趣旨を念頭に置き、十二月二十一日までのできるだけ早期に合意に達するよう、関係各省と連携しつつ、話し合いによる解決を粘り強く追求していく所存であります。
#9
○委員長(常田享詳君) 大島経済産業副大臣。
#10
○副大臣(大島慶久君) 本問題につきましては、最近の日中首脳会談における話し合いで解決する旨の合意及びこれを受けて行われました大臣レベルの会談で、双方が話し合いによる解決を粘り強く追求していくことを改めて確認したところでございます。
 経済産業省といたしましても、先般の当委員会の御決議及び本日の申し入れの趣旨を念頭に置きつつ、これまでの会談における両国間の意見の一致を踏まえたぎりぎりの判断として、十二月二十一日までのできる限り早期に三品目の秩序ある輸入を確保する方策について中国と合意に達するよう、交渉に全力を挙げることを方針といたし、話し合いによる解決を粘り強く追求していく所存でございます。御理解を賜りたいと思います。
#11
○委員長(常田享詳君) なお、本日、小泉内閣総理大臣にも当委員会として申し入れを行うことといたしております。
 武部農林水産大臣、植竹外務副大臣、尾辻財務副大臣及び大島経済産業副大臣は御退席をいただいて結構でございます。
    ─────────────
#12
○委員長(常田享詳君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
 農林水産に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(常田享詳君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○委員長(常田享詳君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
#15
○委員長(常田享詳君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○委員長(常田享詳君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時八分散会
ソース: 国立国会図書館
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