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1947/06/16 第2回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第002回国会 決算委員会 第15号
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1947/06/16 第2回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第002回国会 決算委員会 第15号

#1
第002回国会 決算委員会 第15号
昭和二十三年六月十六日(水曜日)
    午前十一時十五分開議
 出席委員
   委員長代理 理事中曽根康弘君
   理事 冨田  照君
      大上  司君    樋貝 詮三君
      松本 一郎君    宮幡  靖君
      河合 義一君    高津 正道君
      玉井 祐吉君    辻井民之助君
      矢野 政男君    田中源三郎君
      中垣 國男君    田中 健吉君
      木村  榮君
 出席國務大臣
        國 務 大 臣 船田 享二君
 出席政府委員
        逓信政務次官  五坪 茂雄君
 委員外の出席者
        專門調査員   大久保忠文君
六月十二日
 國家公務員法第十三條第二項及び地方自治法第
 百五十六條第四項の規定に基き、臨時人事委員
 会の地方の事務所の設置に関し承認を求めるの
 件(内閣提出)(承認第五号)
 昭和二十二年度予備費使用総調書(その二)
 昭和二十二年度特別会計予備費使用総調書(そ
 の二)
 (承認を求める件)
同月十四日
 昭和二十二年度國庫債務負担行為総調書(内閣
 提出)
の審査を本委員会に付託された。
六月十五日
 中央出先機関廃止の陳情書(近畿二府六縣議会
 議長代表三重縣議会議長小切間重三郎)(第五
 八六号)
 資材調整事務所廃止の陳情書(廣島縣廣島市千
 田町三丁目林與一郎外六名)(第六一八号)
 建設省設置に関する陳情書(岩國市長津田彌
 吉)(第六三四号)
 同(島根縣議会土木部委員長岡本善三郎外四
 名)(第六五〇号)
 中央出先機関の整理統合に関する陳情書(島根
 縣議会土木部委員長岡本善三郎外四名)(第六
 五三号)
 中央出先機関廃止の陳情書(群馬縣議会議長増
 田連也)(第六五五号)
 同(京都市長神戸正雄外九名)(第六九九号)
 厚生省に藥務行政專門部局設置の陳情書(京都
 市中京区壬生下溝町京都製藥協会会長森下弘)
 (第七一〇号)
を本委員会に送付された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 電波物理研究所を電氣試驗所に統合する法律案
 (内閣提出)(第八三号)
    ―――――――――――――
    〔筆記〕
#2
○中曽根委員長代理 これより会議を開きます。
 去る六月四日本委員会に付託されました内閣提出、電波物理研究所を電氣試驗所に統合する法律案を議題にいたします。逓信当局より提案理由の説明を求めます。
    ―――――――――――――
#3
○五坪政府委員 電波物理研究所の電氣試驗所移管の問題につきましては、電波物理の研究が電氣通信事業の技術的運営にきわめて重要な関係を有しているために、文部省、逓信省のほかにわが國における科学技術の最高権威者をもつて組織いたしました日本学術研究会議におきまして、種々檢討を加えました結果、逓信省に属している電氣試驗所に取急ぎ統合することが以下述べるような事情によりまして最も適切であるとの結論を得たのであります。
 その一は通信事業における電波研究の國際的協力であります。主として短波を使用する國際無線通信のための電波研究は、國際的規模を要するのであつて、研究の計画、準備また実施は、通信事業体の中にあつてその運用面と直結することが特に必要でありますとともに、またこれが研究は通信施設の利用を不可欠とするものでありまして、先般の金環日食を契機といたしまして、内外識者に一日も早くこれを移管することの必要が痛感されたのであります。
 その二は通信障害の予報とその対策であります。各種の無線通信障害の予知は、学術的には最近に至り一應可能性を認められるに至つたのでございますが、これを通信の実施に、一日も早く應用して、事業障害を未然に排除し、業務の円滑な運営をはかるためには、電波物理の研究を電氣通信研究の各部門と深く結合しますとともに、細部の通信系統に直結いたしまして、その障害予報の態勢を急速に整備する必要があるのでありまして、かかる関係上電波物理研究所の電氣試驗所移管の遅延は事業の運営上多大の不利を招來しているのであります。薪近の適例は太陽黒点の爆発による対外通信の杜絶に対する研究の協力であります。もし電氣試驗所に吸收してあればもつと業務運営に改善を加え得たのであらうと思われます。
 その三は各種國内無線に超短波を採用するための対策であります。短波無線周波数の世界的不足によりまして、國内通信には短波が使用できなくなり、その代りに超短波を採用せねばならぬことは、昨年來世界的に國際会議により論議せられ、その実施は必至の情勢にあります。そのための計画、実施準備は本年初頭よりすでに進行しつつあるのでございますが、その準備として重要なる部面をなす電波関係研究部門が、今なお逓信省の管轄外にありますことは、右総合準備活動の円滑有効なる遂行に支障を來す恐れがあるのであります。一日も速やかに総合運営のできますよう関係方面で希望しています。
 かようの次第でありますから、本案につきましては、愼重御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願いいたします。
#4
○中曽根委員長代理 これにて休憩いたします。
    午前十一時二十五分休憩
     ━━━━◇━━━━━
    〔休憩後は開会に至らなかつた〕
ソース: 国立国会図書館
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