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2000/11/14 第150回国会 参議院 参議院会議録情報 第150回国会 国土・環境委員会 第3号
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2000/11/14 第150回国会 参議院

参議院会議録情報 第150回国会 国土・環境委員会 第3号

#1
第150回国会 国土・環境委員会 第3号
平成十二年十一月十四日(火曜日)
   午後四時四十五分開会
    ─────────────
   委員の異動
 十一月十四日
    辞任         補欠選任   
     北澤 俊美君     小川 勝也君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         溝手 顕正君
    理 事
                長谷川道郎君
                福山 哲郎君
                高野 博師君
                緒方 靖夫君
    委 員
                清水 達雄君
                末広まきこ君
                田村 公平君
                月原 茂皓君
                橋本 聖子君
                脇  雅史君
                小川 勝也君
                広中和歌子君
                加藤 修一君
                岩佐 恵美君
                戸田 邦司君
                島袋 宗康君
   衆議院議員
       建設委員長    井上 義久君
   国務大臣
       建設大臣     扇  千景君
   政務次官
       建設政務次官   植竹 繁雄君
       建設政務次官   田村 公平君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        杉谷 洸大君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関す
 る法律案(内閣提出、衆議院送付)

    ─────────────
#2
○委員長(溝手顕正君) ただいまから国土・環境委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 本日、北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
    ─────────────
#3
○委員長(溝手顕正君) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律案を議題といたします。
 政府から趣旨説明を聴取いたします。扇建設大臣。
#4
○国務大臣(扇千景君) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律案について提案理由を御説明申し上げたいと存じます。
 ただいま議題となりました公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び趣旨を御説明申し上げます。
 公共工事の入札及び契約については、近年、受注者の選定や工事の施工に関して不正行為が多数発生しており、その結果、我が国の公共工事に対する国民の信頼が大きく揺らぐとともに、不良業者の介在する余地がなくならず、公共工事を請け負う建設業の健全な発展にも悪影響を与えているところであります。公共工事は、国民の税金を原資として、経済活動や国民生活の基盤となる社会資本の整備を行うものであることから、受注者の選定等に関していやしくも国民の疑惑を招くことのないようにするとともに、適正な施工を確保し、良質な社会資本の整備が効率的に推進されるようにすることが求められております。
 この法律案は、このような認識に基づき、国、特殊法人等及び地方公共団体が行う公共工事の入札及び契約について、その適正化の基本となるべき事項を定めるとともに、情報の公表、不正行為等に対する措置及び施工体制の適正化の措置を講じ、あわせて適正化指針の策定等の制度を整備すること等により、公共工事に対する国民の信頼の確保とこれを請け負う建設業の健全な発達を図ろうとするものであります。
 次に、その趣旨を御説明申し上げます。
 第一に、公共工事の入札及び契約の適正化について、その基本となるべき事項を明らかにしております。すなわち、公共工事の入札及び契約は、透明性の確保、公正な競争の促進、不正行為の排除の徹底及び適正な施工の確保を基本として、その適正化が図られなければならないことを規定しております。
 第二に、公共工事の発注者は、年度ごとの公共工事の発注の見通しを公表するとともに、指名業者の名称その他の公共工事の入札及び契約に関する情報を公開しなければならないこととしております。
 第三に、公共工事の発注者は、その発注する公共工事の入札及び契約に関し、独占禁止法に違反する入札談合や建設業法等に違反する行為があると疑うに足る事実があるときには、公正取引委員会や建設業者の監督権限を有する国土交通大臣等に対し、その事実を通知しなければならないこととなっております。
 第四に、公共工事については、一括下請負を全面的に禁止するとともに、公共工事の受注者は、発注者に対して施工体制台帳の写しを提出しなければならないこととしております。また、公共工事の発注者は、工事現場の施工体制の点検等の措置を講じなければならないこととしております。
 第五に、国土交通大臣、総務大臣及び財務大臣は、公共工事の入札及び契約の適正化を図るための指針の案を作成し、閣議の決定を求めなければならないこととしております。この指針においては、情報の公表に関すること、学識経験者等の意見を適切に反映する方策に関すること、苦情を適切に処理する方策に関すること、入札及び契約の方法の改善に関すること、公共工事の施工状況の評価に関すること、その他入札及び契約の適正化を図るための必要な措置を定めることとしております。また、公共工事の発注者が指針に従って講じた措置の状況について報告を求め、必要に応じて所要の要請を行うことができるものとしております。
 その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。
 以上が、この法律案の提案理由及びその要旨であります。
 何とぞ、御慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
 以上でございます。
#5
○委員長(溝手顕正君) この際、本案の衆議院における修正部分について、衆議院建設委員長井上義久君から説明を聴取いたします。衆議院建設委員長井上義久君。
#6
○衆議院議員(井上義久君) ただいま議題となりました公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
 第一に、公共工事の入札及び契約の適正化の基本となるべき事項のうち「入札及び契約からの不正行為の排除が徹底されること」を「入札及び契約からの談合その他の不正行為の排除が徹底されること」に修正することといたしました。
 第二に、適正化指針に定める事項のうち「入札及び契約の過程並びに契約の内容について学識経験を有する者等の意見を適切に反映する方策に関すること」を、「入札及び契約の過程並びに契約の内容について学識経験を有する者等の第三者の意見を適切に反映する方策に関すること」に修正することといたしました。
 以上であります。
 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
 以上でございます。
#7
○委員長(溝手顕正君) 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
 次回は来る十六日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
   午後四時五十二分散会
ソース: 国立国会図書館
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