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2000/10/31 第150回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第150回国会 議院運営委員会 第12号
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2000/10/31 第150回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第150回国会 議院運営委員会 第12号

#1
第150回国会 議院運営委員会 第12号
平成十二年十月三十一日(火曜日)
    正午開議
 出席委員
   委員長 藤井 孝男君
   理事 逢沢 一郎君 理事 御法川英文君
   理事 森  英介君 理事 茂木 敏充君
   理事 伊藤 忠治君 理事 今田 保典君
   理事 末松 義規君 理事 東  順治君
   理事 工藤堅太郎君
      小此木八郎君    小渕 優子君
      西川 京子君    林  幹雄君
      松野 博一君    吉田 幸弘君
      手塚 仁雄君    永田 寿康君
      松野 頼久君    三井 辨雄君
      高木 陽介君    児玉 健次君
      保坂 展人君    宇田川芳雄君
      西川太一郎君
    …………………………………
   議長           綿貫 民輔君
   副議長          渡部 恒三君
   事務総長         谷  福丸君
    ―――――――――――――
委員の異動
十月三十一日
 辞任         補欠選任
  山花 郁夫君     永田 寿康君
同日
 辞任         補欠選任
  永田 寿康君     山花 郁夫君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件
 国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件
 本会議における議案の趣旨説明聴取の件
 立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件
 本日の本会議の議事等に関する件

    正午開議
     ――――◇―――――
#2
○藤井委員長 これより会議を開きます。
 まず、本日法務委員会の審査を終了する予定の少年法等の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
 本法律案の取り扱いについて御協議願います。
 逢沢一郎君。
#3
○逢沢委員 動議を提出いたします。
 麻生太郎君外五名提出の少年法等の一部を改正する法律案は、法務委員長からの申し出のとおり、本日の本会議において緊急上程されることを望みます。
#4
○藤井委員長 児玉健次君。
#5
○児玉委員 ただいまの動議に反対します。
 一言で言いますが、そもそもこの法案は、少年の規範力を強めるとして、厳罰化の方向で、少年法の基本理念である保護主義を投げ捨てようとするものです。厳罰化が少年犯罪の防止に有効でないことは、アメリカの教訓でも明らかです。
 法案審議の中で日本共産党は、被害者対策そのものの充実、抜本改善、そして警察、検察による捜査を抜本的に改善することを具体的に提起いたしました。そして、何人かの参考人の御意見の中で、この問題がどれほど大きな問題をはらむものであるかということも明らかになりました。
 そこで、率直に申したいのですが、この問題について野党四党の間には賛否それぞれ別です。しかし、少なくとも本日の本会議に緊急上程を行うべきだという与党の主張に対しては、野党四党結束して現場で反対をしております。そして、そのことは、つい先刻行われた議院運営委員会の理事会でも全く同様の経過をたどっています。そういう中で緊急上程を行うということは、議会の民主的運営という点で非常に残念な例を残すことになりますから、反対です。
#6
○藤井委員長 保坂展人君。
#7
○保坂委員 社会民主党・市民連合を代表して、ただいまの動議に反対、以下、理由を述べます。
 実は、法務委員会では、つい先日九人の参考人の貴重な意見を聞き、議論は大変深まっているというさなか、突然の採決、しかもその出口については与野党で十分協議がし得る立場にありながらの緊急上程に、野党四党で反対をしました。
 事実、きょう現在でも、議題になっていることは、少年院が再犯の率を年々下げ、統計的に見ても、日本の少年法のもとの少年院というのはきちっとした役割を果たしてきたのではないか。重大な過ちを犯した少年に対して保護、教育、そういう観点でこれに臨むことが甘いという批判がありますが、しかし、そういう罪の自覚を彼らに保障する矯正現場の実践ということが軽んじられた立法ではないのかということが議論されています。
 そして、アメリカの事例を振り返ってみますと、日本の少年法のもとになったアメリカの少年法制、保護主義、これを明確に打ち出した少年法が変わってまいりました。変わっていく過程は、やはり政治の側からの、甘過ぎる、厳しくするべきだという議論が多々繰り返されて現在非常に厳しいものになっているというのは、議員の皆さん御存じのとおりです。
 その結果、少年犯罪が激減をしたのか、あるいは犯罪を起こした少年たちが長期に処遇をされることによってさらに重大な犯罪に手を染めていくという犯罪の悪循環、我々議員はこういった少年法の問題を論じるときに、政党、会派のその瞬間の立場ではなくて、二十年後、三十年後、ひいては五十年後にわたる視野を持ってこれは議論をしなければならない問題だと思います。
 そうした議論が始まりかけたというのが今の法務委員会の実情でしょう。こういった議論が途中で打ち切られて、そして、少年法が甘い、少年法を厳しくすべきだという一般的な世論、そこにただ目を向け、内容的には極めて不整合な改正案ということが、しかも緊急上程でされるということに我々は反対ということをはっきり言明したいと考えます。
 官房長官の辞任の問題など、子供たちに大人として、親として説明ができる、そういうことを政治の側がまず示さなければいけないということも付言しておきたいと思います。
#8
○藤井委員長 それでは、逢沢一郎君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
    〔賛成者挙手〕
#9
○藤井委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#10
○藤井委員長 次に、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件、国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件についてでありますが、順次事務総長の説明を求めます。
#11
○谷事務総長 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件外一件につき御説明申し上げます。
 まず、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件でございますが、これは、一般職の国家公務員の勤勉手当の支給割合の改定に伴い、十二月に支給する国会議員の秘書の勤勉手当につきましても同様の改定を行うものであります。
 次に、国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件でありますが、これは、一般職の国家公務員に準じ、十二月に支給する国会職員の期末・勤勉手当等の支給割合の改定を行うものであります。
 よろしく御承認のほどお願い申し上げます。
    ―――――――――――――
 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案
 国会職員の給与等に関する規程の一部を改正する規程案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
#12
○藤井委員長 それでは、まず、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の挙手を求めます。
    〔賛成者挙手〕
#13
○藤井委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
 次に、国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。
    〔賛成者挙手〕
#14
○藤井委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#15
○藤井委員長 次に、ただいま本委員会提出とするに決定いたしました国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#17
○藤井委員長 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 なお、右条約の趣旨説明は、河野外務大臣が行います。
 右の趣旨説明に対し、民主党・無所属クラブの首藤信彦君から、質疑の通告があります。
 質疑時間は、十五分以内とするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
    ―――――――――――――
 一、趣旨説明を聴取する議案の件
  日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件
   趣旨説明 外務大臣 河野 洋平君
   質疑通告
    外、官房長官、農 首藤 信彦君(民主)
    ―――――――――――――
#20
○藤井委員長 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件についてでありますが、これについて事務総長の説明を求めます。
#21
○谷事務総長 立法事務費の交付を受ける会派の認定は、当委員会の議決によって決定することとなっております。
 今回、院内において無所属となっております川田悦子さんの新しい風から立法事務費の交付に関する届け出があり、新しい風は政治資金規正法第六条の届け出を行っておりますので、会派の認定をお願いいたします。
#22
○藤井委員長 それでは、ただいま事務総長から説明のありましたとおり、新しい風を立法事務費の交付を受ける会派と認定するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#23
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#24
○藤井委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
#25
○谷事務総長 まず最初に、動議により、法務委員会の法律案を緊急上程いたします。長勢法務委員長の報告がございまして、共産党及び社会民主党が反対でございます。
 次に、ただいま御決定いただきました国会議員の秘書の給与法の改正案を緊急上程いたしまして、藤井議院運営委員長の趣旨弁明がございます。共産党が反対でございます。
 次に、米国との地位協定第二十四条についての新たな特別措置協定につきまして、河野外務大臣から趣旨の説明がございまして、質疑が行われます。
 本日の議事は、以上でございます。
#26
○藤井委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
    ―――――――――――――
#27
○藤井委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る十一月二日木曜日午後一時から開会することといたします。
 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後零時十分散会

ソース: 国立国会図書館
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