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2000/04/20 第147回国会 参議院 参議院会議録情報 第147回国会 交通・情報通信委員会 第12号
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2000/04/20 第147回国会 参議院

参議院会議録情報 第147回国会 交通・情報通信委員会 第12号

#1
第147回国会 交通・情報通信委員会 第12号
平成十二年四月二十日(木曜日)
   午後一時開会
    ─────────────
   委員の異動
 四月十九日
    辞任         補欠選任
     谷林 正昭君     岡崎トミ子君
     柳田  稔君     吉田 之久君
     畑野 君枝君     筆坂 秀世君
 四月二十日
    辞任         補欠選任
     岡崎トミ子君     谷林 正昭君
     筆坂 秀世君     井上 美代君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         齋藤  勁君
    理 事
                景山俊太郎君
                釜本 邦茂君
                簗瀬  進君
                弘友 和夫君
                渕上 貞雄君
    委 員
                岩城 光英君
                加藤 紀文君
                鹿熊 安正君
                鈴木 政二君
                野沢 太三君
                山内 俊夫君
                谷林 正昭君
                吉田 之久君
                日笠 勝之君
                井上 美代君
                宮本 岳志君
                岩本 荘太君
                戸田 邦司君
   衆議院議員
       運輸委員長    仲村 正治君
   国務大臣
       運輸大臣     二階 俊博君
   政務次官
       運輸政務次官   鈴木 政二君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        舘野 忠男君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用し
 た移動の円滑化の促進に関する法律案(内閣提
 出、衆議院送付)

    ─────────────
#2
○委員長(齋藤勁君) ただいまから交通・情報通信委員会を開会いたします。
 まず、委員の異動について御報告いたします。
 昨十九日、柳田稔君及び畑野君枝君が委員を辞任され、その補欠として吉田之久君及び筆坂秀世君が選任されました。
 また、本日、筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として井上美代君が選任されました。
    ─────────────
#3
○委員長(齋藤勁君) 高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案を議題といたします。
 政府から趣旨説明を聴取いたします。二階運輸大臣。
#4
○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。
 我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展し、平成二十七年には国民の四人に一人が六十五歳以上の高齢者となる本格的な高齢社会が到来すると予測されていること、身体障害者が社会のさまざまな活動に参加する機会を確保することが求められていること等から、高齢者、身体障害者等が自立した日常生活及び社会生活を営むことができる環境を整備することが急務となっております。そのためには、公共交通機関を利用した移動の果たす役割が極めて大きいことから、その移動について、所要設備の整備等により身体の負担を軽減し、その利便性及び安全性の向上を促進することが不可欠となっております。
 このような状況を踏まえ、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化を促進するための各般の施策を総合的に講じることが必要であるため、この法律案を提案することとした次第であります。
 次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。
 第一に、主務大臣は、移動円滑化を総合的かつ計画的に推進するため、移動円滑化の促進に関する基本方針を定めることとしております。
 第二に、公共交通事業者は、旅客施設の新設や大改良あるいは車両等の導入を行うときは、これらを移動円滑化のために必要な一定の基準に適合させなければならないこととするとともに、既にその事業の用に供している旅客施設及び車両等についても、当該基準に適合させるために必要な措置を講ずるよう努めなければならないこととしております。
 第三に、市町村は、多数の旅客が利用する鉄道駅等の旅客施設を中心とした地区について、基本方針に基づき、移動円滑化のための事業の重点的かつ一体的な推進に関する基本構想を作成することができることとし、基本構想が作成されたときは、関係する公共交通事業者、道路管理者及び都道府県公安委員会は、これに即して事業を実施するための計画をそれぞれ作成し、これに基づいて当該事業を実施することとしております。
 また、国及び地方公共団体は、基本構想に定められた駅前広場、通路等の一般交通用施設や駐車場、公園等の公共用施設の整備等、必要な措置を講ずるよう努めなければならないこととしております。
 さらに、基本構想に定められた事業を促進するため、土地区画整理事業の換地計画において定める保留地の特例措置、また、主務大臣の認定を受けた計画に基づく公共交通事業者による事業に関する助成を地方公共団体が行う場合の地方債の特例措置を講ずることとしております。
 第四に、主務大臣は、公共交通事業者による移動円滑化のための事業の実施に関する情報の収集、提供等を行う法人を指定することができることとしております。
 その他、移動円滑化を促進するに当たっての国、地方公共団体及び国民の責務を定めるとともに、運輸施設整備事業団が移動円滑化のための事業を実施する公共交通事業者に対して補助金を交付することができることとしております。
 以上がこの法律案を提案する理由であります。
 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛成くださいますようお願い申し上げます。
#5
○委員長(齋藤勁君) この際、本案の衆議院における修正部分について、衆議院運輸委員長仲村正治君から説明を聴取いたします。衆議院運輸委員長仲村正治君。
#6
○衆議院議員(仲村正治君) 高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 原案では、本法の施行後十年を経過した場合において、運輸施設整備事業団による補助金交付業務の実施状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとしておりますが、これを、本法の施行後五年を経過した場合において、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとするものであります。
 これは、本法の施行後五年後に交通のバリアフリー化の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることを明確にするという考えによるものであります。
 以上であります。
 何とぞ御賛成くださいますようお願い申し上げます。
#7
○委員長(齋藤勁君) 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
 本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
   午後一時六分散会
ソース: 国立国会図書館
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