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1950/12/07 第9回国会 参議院 参議院会議録情報 第009回国会 議院運営委員会 第9号
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1950/12/07 第9回国会 参議院

参議院会議録情報 第009回国会 議院運営委員会 第9号

#1
第009回国会 議院運営委員会 第9号
昭和二十五年十二月七日(木曜日)
   午後一時三十八分開会
  ―――――――――――――
  委員の異動
本日委員加賀操君辞任につき、その補
欠として杉山昌作君を議長において指
名した。
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○委員の辞任及び補欠選任の件
○神戸事件に関する緊急質問の件
○電話事業の緊急復興に関する決議案
 の委員会審査省略要求の件
○水産業協同組合法の一部を改正する
 法律案の委員会審査省略要求の件
○都道府県正副議長に国会内通行き章
 配分の陳情(第三四号)
○本委員会の運営に関する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(山田佐一君) 只今から会議を開きます。
 先ず常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
#3
○参事(海保勇三君) 緑風会から人事委員の川上嘉市君と、労働委員の早川愼一君が辞任されまして、その補欠として人事委員に早川愼一君、労働委員に川上嘉市君を指名されたいというのであります。それから同じく緑風会の議院運営委員の加賀操君が辞任されまして、その補欠として杉山昌作君を指名されたい。それから同じく決算委員の杉山昌作君が辞任されたいということであります。それから国民民主党から予算委員の一松定吉君が辞任されまして、その補欠として深川タマヱ君を指名して頂きたいという申出でございます。
#4
○委員長(山田佐一君) 只今の報告通り決しまして御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めますさよう決しました
  ―――――――――――――
#6
○委員長(山田佐一君) 緊急質問に関する件を議題に供します。
#7
○事務総長(近藤英明君) 共産党の須藤五郎君から神戸事件に関する緊急質問の御要求があります。要求大臣は総理大臣と法務総裁、所要時間はおのおの二時間としてのお申出でございます。
#8
○委員長(山田佐一君) 御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(山田佐一君) それではさよう決しました。
#10
○委員長(山田佐一君) 次の議案は決議案の委員会審査省略要求に関する件。
#11
○事務総長(近藤英明君) 村尾重雄君外十名から電話事業の緊急復興に関する決議案、内容はお手許にお配りいたしております内容であります。
 なお本件につきましては村尾重雄君外十名から同じく委員会の審査を省略されたいという御要求が出ておりますので、お諮り願いたいと思います。
#12
○委員長(山田佐一君) 御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(山田佐一君) それではさよう決します。
  ―――――――――――――
#14
○委員長(山田佐一君) もう一つ審査省略要求の件があります。
#15
○事務総長(近藤英明君) 次にお諮り願いたいと存じますのは、木下辰雄君外六名から只今同じくお手許にお配りしてありますような水産業協同組合法の一部を改正する法律案が発議いたされ、同じく木下辰雄君外六名から本法案は委員会の審査を省略されたいというお申出がありますので、お諮り願いたいと思います。
#16
○佐々木良作君 今の、外六名というその名前をちよつと聞かせて買いたいと思います。
#17
○事務総長(近藤英明君) 木下辰雄君、青山正一君、秋山俊一郎君、入交太藏君、松浦清一君、千田正君、櫻内義雄君、以上であります。
#18
○兼岩傳一君 これはどうしてあれですか、審査省略という形で出て来るのですか。
#19
○事務総長(近藤英明君) 只今ここに発議者であられます木下辰雄さん自身お見えになつておりますので、発議者からその点お聞き願うように、委員長からお諮り願いたいと思います。
#20
○委員長(山田佐一君) 木下辰雄君どうぞ。
#21
○委員外議員(木下辰雄君) これは参議院の水産常任委員会と衆議院の常任委員会が共同でいろいろこの法案を考えまして、そうして参議院の水産委員会の出席全員の同意の下に発議をしたのでありますから、水生委員会の審査を省略するということに相成つたのであります。実は今日OKが参りまして急ぐものですから、さようにお諮り願いたいのであります。
#22
○中村正雄君 水産委員会全員であればとかく言うことはないかも知れませんが、これを見ると相当厖大な法律案でありますから、従つて委員会としても異議がないのであれば三十分か一時間でも委員会の審議ができると思います。従つて今までの例で申上げますと、委員会の審査省略の案件は非常に簡單なものであつたので委員会で省略しておるけれども、こういう厖大なものを出されたのであれば実際内容について水産委員会のほうで少し審議なすつておれば……、これは形式的でもいいから委員会の審議ができるのじやないか、僅かな時間で……、私はそのほうがいいのではないかと思う。
#23
○委員外議員(木下辰雄君) 実は、かようになつておりますけれども、趣旨は農業協同組合同様共済に関するところの内容であります。それに対していろいろ関係法がありますわけですからそれを願つたのであります。これは極めて簡單なものであります。できるならば手続を省略して……。今日只今〇Kが参つたのでありますからお願いいたします。
#24
○鈴木恭一君 私今ここに手許に材料を持つておらないけれども、昨日ですか一昨日ですか、漁業用無線海岸局のことで、水産協同組合法を改正する法律が出たのですが、これはどうして別に出したのですか。
#25
○委員外議員(木下辰雄君) 単行法になつておつて衆議院から発議して出したのです。あれは衆議院のほうで立案して、参議院で検討してやつたものです。
#26
○鈴木恭一君 これは昨日の本会議で決定されたのですね。今ここですぐ同じように関係法律の改正をやるというわけですな。
#27
○委員外議員(木下辰雄君) あれは協同組合の一部改正法律案とはなつておりませんですから……これは一部改正法律案で建前は違うと思います。
#28
○鈴木恭一君 我々の委員会では内容を検討する必要がないわけですが…、この議員提出の法案というものは委員会を省略するという場合にどの程度の内容のものを委員会を省略するか、こういう問題から論議すべきだと思います。それでその当該委員会の委員の方方が全部協議の結果提案したという場合には、今中村君が言われたように委員会を開けばすぐこれは形式的には委員会の審議を省略して来るとこういう形になるわけで、その場合にそういうように委員会の委員が提案者であるという場合には、これは委員会を省略すべきであるかどうか。それともやはり一応委員会で審議して、そして委員長報告ということで本会議にかけるというほうが至当であるかという問題が出て来ると思う。この法案は内容は非常に簡單であるということであるが、法案の体裁から見ると非常に……委員会を経て、委員会で決議して提出されるべき素質を持つているように……内容的にはどうか知りませんが、ちよと見たところ感じられる。この程度のものを今後どういうふうにするか。水産委員会の方々が全部提案者であつた場合には、相当複雑なものであつても委員会を省略して、すぐ本会議にかけるか、或いは相当複雑なものは一応形式的にも委員会を経て、本会議にかけるということが正しいか。先刻の中村君の御意見はこのようになるが、本当から言えば今後は形だけでも委員会を経て、委員会の決議によつて出すことがいいのじやないかと思われるのですが……水産委員会を開いておるのでその点も……。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#29
○委員外議員(木下辰雄君) 非常に沢山なものがあるですからね。これは七名の提案でありますが、実は水産委員会は十名でありますが、ただ一人は佐藤議長、一人は細川嘉六君、もう一人は大野木秀次郎君で余り出席されない。で、七名の委員が集まつていつもやつておりますので、大体は委員会を開いて、やる前に、やつたので再び委員会を開いても何ですからして省略願いたいと思います。
#30
○赤木正雄君 少い委員でもいいから一応委員会をお開きになつてやつたら……。
#31
○委員長(山田佐一君) 佐々木君よろしうございますか。
#32
○佐々木良作君 ええ、その趣旨です。
#33
○委員長(山田佐一君) それじや法律案だけは賛成して、法律案に提案せられるわけですね。
#34
○事務総長(近藤英明君) 委員会に付託するわけですね。
#35
○委員長(山田佐一君) それじや委員会の審査を省略せずとして本案を受付けることに異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#36
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めます。
#37
○佐々木良作君 審査省略をしないということを決定、だけでいいでしよう。受付けるというのは……。
#38
○委員長(山田佐一君) それだけです。
#39
○参事(河野義克君) 正確に申上げますれば、発議者としては委員会審査省略を要求する権利というものを持つているわけですが、ここの御決定を尊重して頂いて、発議者から委員会審査省略要求だけは撤回して頂く、こういう実際の動きになるわけです。
  ―――――――――――――
#40
○委員長(山田佐一君) 次に都道府県正副議長に国会内通行記章配分の陳情が出ておりまするが……。
#41
○参事(宮坂完孝君) 東京都都会議長石原永明君から、都道府県正副議長に国会内通行記章配分の陳情が出ております。簡單に御説明申上げます。
#42
○大隈信幸君 この問題は庶務小委員会でやつて頂きたいと思います。
#43
○委員長(山田佐一君) それでは庶務小委員会に付託するということに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#44
○委員長(山田佐一君) それではさよう決しました。
  ―――――――――――――
#45
○委員長(山田佐一君) 大体お諮りを願うことはこれで済みましたわけでありまするが、昨日御要求になりました総理の出席でありまするが、委員長といたしまして大いに責任を痛感いたしまして、総理の出席を要求いたしたのでありまするが、本会議及び予算総会及び渉外関外においてどうしても本日は総理が当委員会へ出席はできがたい、ということでありましたから、皆さんにお諮りをいたします次第でございます。
#46
○吉田法晴君 それは今日はできない、あとはどうなるのですか。
#47
○委員長(山田佐一君) 明日のことは聞いて参りませんでしたから、できまするやらできませんやら、明日でよろしければもう一遍明日又要求をいたして見るわけでございます。
#48
○中村正雄君 明日でよろしければというお話ですが、今日出られないものは仕方がないわけです。会期は明日一日ときまつている。昨日も申上げましたように、今日出られないという御事情はどういう理由か分りませんが、予算委員会に出るということは既定の事実である。その場合予算委員長と協議して、とにかく暫時を割いて総理が出席するときに議運の開会の時間を委員長にお任せするといつて昨日は散会した。これまでの権限を与えているわけですから、一応当委員会も与党出身の委員長ですから、やはり明日は会期の最終日でありますし、一日中恐らく議運も開かなければならないと思いますから、明日は委員長が責任を持つて総理を出席させるということで、私は本日の不出席は了解したいと思います。
#49
○委員長(山田佐一君) さよう決しまして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#50
○委員長(山田佐一君) それではさよう決しました。
 本日はこれを以て散会いたします。
   午後一時五十四分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     山田 佐一君
   理事
           鈴木 恭一君
           中村 正雄君
           鈴木 直人君
           大隈 信幸君
   委員
           上原 正吉君
           加藤 武徳君
           木村 守江君
           中川 幸平君
           江田 三郎君
          小笠原二三男君
           曾祢  益君
           吉田 法晴君
           赤木 正雄君
           小宮山常吉君
           高橋 道男君
           佐々木良作君
           兼岩 傳一君
  委員外議員
   水産委員長   木下 辰雄君
           水橋 藤作君
  ―――――――――――――
   副議長     三木 治朗君
  ―――――――――――――
  事務局側
   事 務 総 長 近藤 英明君
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (警務部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
   参     事
   (議事部議事課
   長)      海保 勇三君
  法制局側
   法 制 局 長 奧野 健一君
ソース: 国立国会図書館
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