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1950/12/06 第9回国会 参議院 参議院会議録情報 第009回国会 外務委員会 第2号
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1950/12/06 第9回国会 参議院

参議院会議録情報 第009回国会 外務委員会 第2号

#1
第009回国会 外務委員会 第2号
昭和二十五年十二月六日(水曜日)
   午後一時十五分開会
  ―――――――――――――
  委員の異動
十二月五日委員大山郁夫君辞任につ
き、その補欠として西園寺公一君を議
長において指名した。
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○日本政府在外事務所設置法の一部を
 改正する法律案(内閣提出、衆議院
 送付)
○小笠原島の日本復帰に関する請願
 (第七六号)
○在外公館等借入金緊急措置に関する
 請願(第一七八号)
 一、沖繩諸島の日本復帰に関する請
 願(第二〇五号)
 一、在外公館等借入金支拂促進に関
 する請願(第三〇六号)
 一、在外公館等借入金支拂促進に関
 する陳情(第五一号)
○講和に関連する諸般の基本方策樹立
 に関する調査の件(国際情勢に関す
 る件)
 (調査報告書に関する件)
  ―――――――――――――
#2
○委員長(櫻内辰郎君) それではこれより外務委員会を開会いたします。
 最初に日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律案の御審議を願いたいと存じます。
 本法案については大体予備審査の際に御質疑が終了いたしておるように考えますが、質疑を終了いたしまして、討論に入ることに御異議はございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶものあり〕
#3
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないものと認めます。
 それでは討論に入ります。御意見のおありのかたは賛否を明らかにしてお述べを願いたいと存じます。御発言もないようでありますから、討論は終了したものと認めて、直ちに採決することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○委員長(櫻内辰郎君) それでは採決をいたします。日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに賛成のかたの御挙手を願いたいと存じます。
   〔総員挙手〕
#5
○委員長(櫻内辰郎君) 全会一致と認めます。それでは本案は全会一致を以て可決をいたしました。なお本会議における委員長の口頭報告は、委員長において本法案の内容、委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶものあり〕
#6
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。
 それから委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の御署名を願います。
  多数意見者署名
   曾祢  益   杉原 荒太
   團  伊能   加藤シヅエ
   金子 洋文   伊達源一郎
  ―――――――――――――
#7
○委員長(櫻内辰郎君) 次に請願、陳情の御審議を願いたいと存じます。
 第七十六号小笠原島の日本復帰に関する請願、徳川頼貞君の紹介でありますが、紹介議員は今日欠席でありますので、專門員のほうからその内容を御説明願いたいと存じます。
#8
○專門員(久保田貫一郎君) 徳川議員の紹介されました小笠原島の日本復帰に関する請願の内容を御説明申上げます。
 請願書は横田氏以下五名の方の代表者によつて提出されておりますが、その趣旨は、小笠原島の住民は昭和十九年の七月に日本の軍の命令によつて引揚げて、爾来の日本で着のみ着のままから出発して苦しい生活を続けておる。そして今までにも昭和二十四年には衆議院に、又昭和二十五年には参議院に島へ帰らして貰いたいという請願書を出しておりました。この参議院に出されました帰島請願書はこの前の本委員会で採択になつたものでございます。小笠原島は歴史的に見て先ず昔小笠原貞頼という人によつて発見されたものであると言われ、爾来日本政府としましては、延宝三年、一六七五年に調査を初めてしまして、その後も文久元年、一八六一年及び明治八年に調査をいたし、又明治九年、一八七六年にはこれを正式に日本の領土としたものでありますが、その前に一八三〇年に五名のヨーロツパ人と二十名のカナカ土人が移住して来ておりますけれども、これはいずれもその領土帰属問題とは関係なかつたので、その当時より小笠原島は日本のものとして日本の幕府が治めておつたものである。そうして日本人は七十年の長きに宜つて開拓に努力をして六十数百名の日本人が戰争前に住んでおつたのが、全部今日本に引揚げて来ております。そこでこの請願の趣旨によりますと、この島は日本によつて侵略されたものでもなければ、奪取されたものでもなく、従つてカイロ宣言に基き、この島の主権が講和後に日本に復帰することは当然と考えておりますが、最近の外電の報ずるところによると、この島は信託統治になるということが報ぜられておるので、一同驚きに堪えない次第である。そこで本年の十月にマツカーサ上元帥に帰島促進に関する請願と小笠原島の日本復帰に関する歎願書を出した。そこで住民は講和條約に当つては、領土復帰の主張が必ず通るものと確信しておるのでありまするけれども、以上のような歴史的な背景からして特にこの参議院においてこの事情をとくと了承せられて、島が日本に復帰できるようにして貰いたいという請願の趣旨でございます。
#9
○委員長(櫻内辰郎君) それから百七十八号、紹介議員の方は御出席になつておらんようであります。それから二百五号もそうであります。それから三百六号もそうであります。従つてこの三件について專門員の御意見を申述べて頂きたいと存じます。
#10
○專門員(久保田貫一郎君) それから領土の復帰に関する第二の請願は、二百五号でございまして、沖繩諸島の日本復帰に関する請願でございます。その趣旨は、大西洋憲章の趣旨に鑑みて、沖繩の諸島は日本に留保されるものと期待しておる。然るに最近の外電は、この島も国連の信託統治になるということを報じておるので、いたく失望しておるのである。国連憲章によると信託統治は自治の力のない住民に適用せられることを原則としておるのでありますが、沖繩は日本の各府県と共に平等の自治制の下にありまして、数十年に亘る自治運用をして来た慣行がありまするし、又衆議院には定員五名の議員も出しておる。そうして歴史的に見ましても言語又は習慣、人種、伝説、あらゆる観点から見ましても沖繩の住民というものは日本の住民と同じである。又領土は侵略して日本が取つたものではない。そういう趣旨でありますからして、この沖繩というものも日本に返つて来るべきものであると思つておる。そうしてその信託統治はその住民をして将来独立さすように導いて行くという趣旨で作られたものと思うけれども、沖繩の住民は日本から離れて独立をしたくない。日本へ帰つて来たいのであるから、沖繩の領土を返して貰いたい。日本に帰属するようにお取計らいを願いたい。という希望の諸項がこの請願の趣旨となつております。提出しておりまするのは……紹介議員は深川タマヱ先生であります。
 領土に関する請願は以上の二件でありまして、その外在外公館等借入金支拂促進に関する請願、陳情おのおの一件があります。それから在外公館等借入金緊急措置に関する請願があります。その三件は大体同じ趣旨でありまして、終戰当時日本の外地における在外公館に、日本へ帰つてから拂い戻して貰うという了解の下に貸付けた金がある。その処置については目下借入、貸付額の確認が日本政府によつて行われておりますけれども、早く返して貰いたいというのがこの二つの請願並びに一つの陳情の共通の要旨であります。ただ異なりますのは、その償還のときの換算率の問題で、一つの請願におきましては換算率は、その当時の国家の公定を以て最も公正なものと考えますので、その率例えば中支区においては百に対して十八、北支、満洲、朝鮮は一対一、そういう基準率で以て返して貰いたいというのと、それから公定の換算率と物価の指数に基く換算率によつて緊急弁償せられたい。そういう趣旨と、もう一つは金銭貸借上の取引の通例に従つて返して貰いたい。そういうふうに率の関係で異なつた表現を用いておりますが、いずれも早く返して貰いたい。そういう趣旨の請願と陳情であります。最後の陳情も同じ趣旨であります。
#11
○委員長(櫻内辰郎君) 請願第七十六号、第百七十八号、第二百五号、第三百六号及び陳情第五十一号、以上の五件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないものと認め、さように決定をいたします。
  ―――――――――――――
#13
○委員長(櫻内辰郎君) 次は総理大臣に対する質疑を行うことになつておりますが、一時半までにお見えになることになつておりますから、それまで休憩いたします。
   午後一時二十九分休憩
   ―――――・―――――
   午後一時三十三分開会
#14
○委員長(櫻内辰郎君) これより休憩前に引続いて会議を開きます。
 総理大臣に対する質疑を行うことになつておりますので、これより質疑を願いたいと存じますが、お諮りいたしますが、質疑の順序は大体御通告のありました順序に従いまして、加藤シヅエ君、曾祢益君、伊達源一郎君、團伊能君、杉原荒太君とそういうふうにお願いすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○委員長(櫻内辰郎君) それではさよう決定いたします。
 又、総理は大体四十分ぐらいという時間の御予定でございますので、できるだけその総理の御意向にも副いたいと、こう考えますので、御質疑をなさいますかたはどうかその手心でお願いいたしたいと思います。最初に加藤シヅエ君。
#16
○加藤シヅエ君 総理大臣にお伺いいたします。この前の国会の最終の外務委員会におきまして、同僚の金子委員、その他伊達委員から軍事基地を日本に設けるようなことはないかというようなことについて御質問がございましたのに対しまして、総理大臣は、はつきりと今日においてはまだ軍事基地を日本に要求する国もなければ、又むしろ軍事基地を設けないほうが、少くとも日本の四つの大きな島には軍事基地を設けたくないという議論が多いのであります。従つて日本のこの土地、例えば横須賀を軍事基地として貰いたいというような要求、提案は少しも出ておりません。故に将来のことを想像いたして、私は安全保障と基地はこういう関係であるということは申し難いのであります。という御答弁がございまして、私共は一応安心をいたしたのであります。ところがそれから丁度一週間日の八月五日の毎日新聞に総理大臣が英国のデーリー・メールの特派員ウオード・プライス氏と御会見になりました記事が大きく掲載されております。これは一問一答の形式でプライス氏が特別寄稿としてこの新聞に載せた記事のように了解しております。その記事の中にプライス氏が「平和條約締結後、米国が日本に基地を保持する問題に対する政府の態度如何」こういうような質問がございましたのに対しまして、総理は「武装解除された日本が安全保障のため外部からの援助に依存せねばならんことは明らかであるが、日本国民は自尊心の強い国民であつて、その鋭敏な感情は敗戰のため一層敏感になつている。この問題は米国がバーミユーダ島の基地の使用権を獲得したときと同じ筋道で解決されるかも知れない。」というようなお言葉を以てこの外人記者に答弁をされているのでございます。バーミユーダ島は只今英国が米国に九十九ヶ年の永代借地権のようなものを以て提供して、これが軍事基地として使用されているというように私どもは理解しておりますので、従つて総理がこの前の委員会のときに軍事基地のことについては全然考えてないとおつしやつて、一週間後には今度バーミユーダ島の基地の使用を獲得したときと同じ筋道で解決されるかも知れない」というようなお言葉がございましたのはこれはどういう意味でございますか。御説明を承わりたいと思います。
#17
○國務大臣(吉田茂君) お答えをいたします。軍事基地の考え方については、今なおこの前の委員会でありますか、国会で私が申上げたところと少しも相違ありません。それからして、何という人ですか……。
#18
○加藤シヅエ君 プライス氏です。
#19
○國務大臣(吉田茂君) その人に会つたことはあります。これは長年の友人で知つておりますが、併しそれはプライス氏が一方的に書いたものであつて、私としては責任を持てませんから、これに対して御答弁いたしません。
#20
○加藤シヅエ君 総理大臣はこの外人記者の記事に対して御責任をお持ちにならないということでございますから、私はこの外人記者が総理のお答えにならなかつたようなことを或いは書いたかも知れないと、こういうふうに理解して差支えございませんでしようか。
#21
○國務大臣(吉田茂君) 如何ようにしても、外国人の記者の報道に対して私はお答えいたしません。
#22
○加藤シヅエ君 それではもう一つお伺いいたしますが、只今朝鮮の動乱が大変に深刻な様相を呈しておりますので、この形勢に災いされまして、私どもの期待しております講和條約を締結する時期が或いは当てどもなく延びたのではないかというような感想を持つているのでございますが、これは外国の国際情勢がこういうふうに講和会議の時期を遅らしているのであつて、日本の国内情勢が遅らせておるのではないかと私は理解いたしております。これは講和会議の締結をするための国内の受入態勢としての民主主義の基盤というものは十分に今確立されつあるということは、たびたびのマツカーサー元帥の声明によりましても明らかでございます。従いまして私どもといたしましては、若し講和会議が当てどもなく延びておるというような情勢に対しまして、漫然と現在のような政治的自由もなく、経済的貿易の自由というようなものも殆んど見られないというこの不自由な状態で漫然と時日を経過するということは、單に私ども日本人の不幸であるばかりではなく、これは占領軍当局におきましても決して利益はことではないと考えます「それでこういうような新事態に対処するために何か特別なよい方法はないか。日本の今日受入態勢の大分整つておるというような情勢に対しまして、もう少し大幅な政治的自由、或いは貿易の自由というようなものを回復するというような方法はないか、というようなことについて総理大臣がお考えになつたことがあるか。又昨年の春と記憶いたしますが、西ドイツの占領條例というようなものの発令を見まして西ドイツにおきましては同じ占領下におきましても今日大幅に国内政治の自由、自主権を回復いたしておりまして、占領軍当局による国内政治の干渉というものに一定の限度が設けられたというふうに理解しておりますが、吉田総理はこういうような方法を以て何か日本の現在のこの行詰つた情勢をもう少し緩和して、我々が政治的な自由を得るというために何か御努力をなさつていらつしやいますか。又この西ドイツの例はどういうふうにお考えになるか。御所見を承わりたい。
#23
○國務大臣(吉田茂君) お答えをします。現在の講和に関する客観情勢については私もはつきりしたことは存じませんが、併しこれは常識で考えるのでありますが、対日講和問題よりもそれ以上に大きな問題がここに発生しておるのであるから従つて連合国、殊に英米においてはこの目の前に差控えた重大問題のために只今は没頭しておるように見えます。従つてこの情勢が長く続けばお話のように当てどもなく延びるということも考えられますが、併し現在の状態を打破しようとして、現にイギリスの首相もワシントンに行つて、そうしていろいろ相談をしておるような事態でありますから、これは何かおのずから打開策が生ずるものだろうと思います。それから又日本に対する講和気分については依然として成るべく早く講和を結んで、そうして極東における状態を回復したい、この熱意は今なお少しも変つておらんと思います。一応朝鮮の形勢について打開の途がつくか、目当てがつけば自然に又講和問題に立ち返つて、講和の促進を図るということは常識として私は考えるのであります。さて今お話の若し延びた場合と言えば、事実上の講和はますます促進せられるものと思います。又現に促進されております。若しこれが普通の状態であるならば、在外事務所も置くことができず、日本人も自由に外国に渡航もできない、船も出ることがでなないという事態であります。いろいろな方面において自由は回復され、又事実上回復されて、そうして貿易その他が進展をしておるわけでありますから、若し講和が延びれば延びるだけ事実上の講和は少くとも対米関係においては事実上の平和関係は促進せられるものと思います。又西ドイツの関頭については私はよく存じませんからお答えいたしません。
#24
○曾祢益君 私は総理大臣に対しまして、朝鮮動乱の及ぼした国際的な影響等につきまして御質問申上げたいと思うのでありまするが、時間を節約する意味におきまして数項目に分けまして全部質問を先にさして頂きまするから、まとめて御答弁下さるようにお願いいたします。
 第一に只今の国際関係につきましては、私が喋々申上げる必要もないくらい全世界を挙げてこの朝鮮に対する中央軍の大量を投入、この事態に対しましては世界の戰争か平和かの岐れ道ではないかというようなことから、全世界を挙げて関心の的になつておるのでございます。従いましてイギリスとアメリカとの両首脳部が緊急な会談を持つというふうな非情な事態になつておるのでありまして、我々日本国民といたしましては、この問題の成行きに対しまして非常に重大な関心を持つておると共に、この国際情勢の見通し等につきまして、進んで総理大臣から国民に対してその見通しを告げるというようなお考えはないか。又これに関連いたしまして日本国民のこの切実なる平和への希望乃至日本の国家の将来の安全に非常に至大の関係のありまするこの問題に関する日本国民の要望を率直に世界に告げる意味において、進んで御発言あつて然るべきではないかと思うのであります。然るに今日まで不幸にいたしましてこれらのことにつきまして外交権がないからという占領下の情勢の必然性とも見えるかも知れませんけれども、このことは外交ではないのでありまして、日本国民の希望であり、いま一つは当局の見通しの問題であるのでありまするから、進んで説明をして頂きたいと存じます。
 そこで第二の点でありまするが、国内におきましても、又全世界に亘りまして如何にも第三次世界戰争が殆んど必至であるような、いわゆる先走つた議論が行われておるのではないか、このことは我々としても決してゆるがせにできない点ではないかと思うのであります。併しながら現在の世界の情勢を観察いたしまするに、今直ちに朝鮮動乱から第三次世界戰争に突入することは非常に可能性が薄いのじやないか、それにはいろいろな理由が挙げられましようが、極めてこれを簡單にかいつまんで見まするときには、やはり基本におきましてはソヴイエト連邦の首脳部におきまして現在の米ソの両方の力量、軍事力、或いは潜在戰力等を全部合せまして考えましたときに、第三次世界戰争、米ソの正面衝突をもたらすようなオープンな戰いに行くことは損である。従つて第三次世界戰争には発展しない、ソ連の軍事力はそのまま無傷のままに保持させつつ、而も冷たい戰争を各地において強いる、かような根本的な戰略に乗つておるのではないかと思われる。而して今一方西欧陣営におきましては、もとより予防戰争のごときことは西欧陣営の民主主義の特性からして或いはやらないであろう、かような二つの意味から、更に又これに追加いたしまして、国際連合が世界の安全保障に関する能力及び機能を相当強くしておる、かような三つの條件からいたしまして、直ちに朝鮮動乱の結果、勿論今後いろいろな変転がありますでしようが、直ちに第三次世界戰争に突入するんだというような先走つた観測は誤りではないかと思うのでありまするが、若しそういう御意見であるならばこれを率直に述べて頂くことが先走つた議論を冷静化する意味におきまして極めて妥当ではないかと存じまするので、総理大臣の御所見を伺いたい。
 さて第三点でありまするが、かような国際情勢が直ちに第三次世界戰争には突入しないといたしましても、併しながらもとよりこの中共の朝鮮に対する介入ということは非常な危機を孕んでおることは申すまでもないのでございます。従いまして、この現在の危機を如何に打開するか、又し得るかということが我々の重大関心事でありまするが、その点に当りまして中共の意図は奈辺にあるかということが、私は一方におきましては非常に重要な要素ではないかと思うのであります。この点につきましては、先ず朝鮮という地勢から言いまして、朝鮮が曾ての日本の大陸へ侵略する一つの路線であつた。又逆に大陸の侵略勢力が日本列島及び太平洋に侵略する場合の廻廊であるというような特殊な地勢掌的な地位にあると思うのであります。従いまして朝鮮の事態に関して最も直接な、且つ近接な利害関係を持つ国は、朝鮮を除きましては日本、ソ連邦、及び中国、この三ヶ国であるということは、これは議論の余地がないと存ずるのであります。かような見地におきまして、中共が若し真に中国的見地からこの朝鮮の国境方面に対しまして、軍事的、政治的並びに経済的のいろいろな要求を持つということは、これは極めて私は妥当ではないか。殊に経済的には皆様も御承知のように、あの鴨緑江を中心とするところの水力電気のこの供給に対しては、死活的な緊要性を持つておることは勿論でございます。従いまして中共が真にさような意味だけであるとするならば、このたびのこの中共の介入問題の解決につきましては、国連を通じまして列国との話合いによつて解決の途がある。国連側がしばしば中国の領土を犯すことはない。並びにこの政治的、経済的の要求については合理的なものはこれを容れて行くという態度を示しておる。そこで我々の平和への希望があると思うのでありますが、ただこの中共の意図がそうでなくて、若し国際コミンフオルムの線に乗りまして、飽くまでもこの世界の軍事力のバランス、これを破つて西欧陣営をして極東に釘付けし、その出血を強要するというような準ソ連的な見地に立つておるとするならば、はた又中共が現に呼号しておるごとく対ソ一辺倒の政策、或いは東亜の解放と言いまして日本まで解放する、反米闘争の解放と言つておりまするような、かような意図を以てするとするならば、これは真にその影響は恐るべきものがあるのではないかと思います。従いましてこの中共の意図が奈辺にあるか、この点こそ一つの大きな我々の関心の的でなければならない。これに関しまする総理大臣の一つの見解を伺いたいと思うのであります。
 次に日本といたしましても、只今申上げましたようにこの朝鮮の事態に関しましては当然に十分なる発言の地位にあるということでございます。で、さような意味から我々日本国民といたしましては朝鮮問題に関して、日本国民の希望はこうであるというようなことを世界に率直に述べるべきではないか、我々はかように考えるのであります。殊に日本国民といたしましてはこの現在国際連合が如何にこれを処理するか、特に西欧陣営が若しこの国際連合の権威を失墜するというような宥和政策、西欧の軍事的な現状から見て必要であるというような見地から、この国連の安全保障に関する能力と権威とを失墜するような、かような取引をやるということであるならば、我々としてはこれは非常な大きな危惧を持たざるを得ないと思うのであります。従いまして日本といたしましては、極めてかいつまんで申すならば、先ず第一に朝鮮に対しまして如何なることを考えるかということを申しますると、真に民主的な強国な独立国朝鮮の統一を我我は強く希望せざるを得ない。第二に朝鮮問題の処理は飽くまで平和的な方法を以て、国際協調を以て処理して貰いたい。第三に只今すでに申しましたように、国連の権威の維持ということは非武装平和日本の将来にとりまして非常に重大なことである。この国連の権威を失墜するような方法によつて解決されることは、日本の安全保障並びに世界の平和上において非常に重大なことであるということを叫ばざるを得ない。第四に中共に対しましてはすでに申しましたように、中共が真に中国的な立場に返つて合理的な線において事態の收捨に当つてくれることを強く希望する。又一方国連に対し、中又西欧に対しましては平和的な手段による賢明なるステーツマンシツプの発揮によりまして事態を收捨して貰うと共に、先ほど申しましたようなアピーズメントのための妥協をかようなことにのみ走つて、極東及び全世界の平和に類を及ぼしてはならないということを希望したいのであります。
 最後にかような日本の諸種の合理的な要求に対しましては、当然に国連の総会に日本代表の出席が認められ、その席上日本の切々たる要求の開陳の機会が與えられることを私は当然に要請すべきではないかと存ずるのでありますが、以上の点に関しまする総理の御意見を伺いたいと思います。次に日本の再武装並びに日本の人員を軍事力として利用するというような意見がぼつぼつ外国において伝えられております。この中には中共を一つ誘い出すためのソ連の宣伝もあるやに思います。又同時に必ずしもその方面ではなく、西欧陳営からもかようなことが叫ばれておることは事実でございます。これらの点につきまして、即ち日本が再武装しない、又すべきではない。日本人は決して再び侵略戰争をしないのみならず、日本人を軍事力として外国に派遣するようなことは如何なる形において、義勇兵、傭兵或いは警察予備隊、如何なる形におきましてもさようなことはしない。これこそ我々のはつきり世界に告げなきやならない点ではないかと思うのであります。
 従来の総理の御所見は大体私が今申上げた線に沿うておるとは思います。が、この際明確率直にこの点に対する確認を願いたい。即ち再武装をせぬ。又日本の軍事力は如何なる陣営に利用させることにおきましても国外に使うということはしない。もとより日本国としては独立の曉自衛の能力、自衛権そのものはあるけれども、自衛能力の根幹であるというところの戰力は持たないというこの平和憲法は維持して行くという、かような御所信であると思うのでありますが、御確認を願います。
#25
○國務大臣(吉田茂君) 朝鮮問題を中心として国際情勢の見通し如何という御質問でありますが、御承知の通り外交は占いでないのでありますから、見通しといつて手ぶらで何らの知識なくして独断をするということは、当局としては無論のこと政府として避けるべきことであると思いますから、見通しはこうだとはつきりここに申すことは差控えます。併しながら国民を善導するといいますか、国民の輿論を指導するようにというようなお話のようでありますが、私が議会においていろいろな問題についてお話をする、その裏には自然我々の考えておるところ、見通しと申すか何か知りませんが、とにかく或る見通しの下に議論をしておるのであつて、自然その間に私どもの考えておる見通しは、国民は感知せらるるであろうと想像しますが、必ず見通しはこうだといつてかくかくを考えるということを申すのは少し行過ぎたことと思いますから差控えます。併し我々の考えておるところは、議会を通じ、その他において時事の問題については相当申述べておるつもりでおります、即ち国民をして伺うところを知らしめたいという考えもあつて、議会においても答弁をいたしておるものと御承知を願いたい。
 それから第三次の戰争の勃発については、大体お話の通りに私も考えます。しばしば申すことでありますが、このたび第三次戰争が起つた場合には、これは文明の破壊であり、人類の滅亡と解すべき重大事態を惹き起すものとして、かくのごとき危險な事態を惹き起す責任を、どの国も持たないはずであり、従つて第三次世界戰争は容易に起ちないものであろう、こう私も想像します。
 中共介入の意図如何というお話でありますが、これは私も想像はいたしますが、ここに中共の意向はこうであろうといつて、確たる事実というか、基礎を持つたお話はできません。のみならず、中共政府の言動を批評するというか、言及することになりますから、これは当局としてはお答えを差控えます。
 それから日本として朝鮮の統一とか平和解決とか或いは国連の権威保持というようなこと、又国連の権威を保持するために、日本として言うべきことは言うべきじやないかというお話でありますが、これは我々又日本国民の輿論の傾向、輿論を総合して見れば、日本が平和の確立或いは国連の権威の確立、或いは中国問題のために第三次戰争にならないようにというような国民の要望は、自然の間に発露して、それが世界に向つて相当の反響を及ぼしておりはしないか、自由に発言するなにはありませんが、併しながら自然に吐かれた輿論の中にあるその国民的希望は、自然に諸外国をして感知せしめておるであろうと思います。又再武装は私としては現在断じていたしたくないと、こう考えております。これはしばしば明言いたしたことであります。日本人を軍事的に使用すること、これ又我々の希望せざるところで、考えてもおりません。外にありましたか。
#26
○曾祢益君 国連総会に朝鮮問題で日本の代表を送ること。
#27
○國務大臣(吉田茂君) これはまだ日本が国連に加入を許されておらない、のみならず極く現実的に申せば、何らの交渉を持つておりませんから、我々が要求する程度のことはできますまいが、併しそういう時期があれば結構と私は思います。
#28
○伊達源一郎君 大分時間が経ちましたから、極く簡單に二、三点伺いたいと思います。アメリカや国連では、共産軍の進出に対しまして、この防衛の主力を西欧のほうに置くべしという議論が、アメリカの政治家及び新聞界にも大分あるようでありますし、ヨーロツパは特にそうでありますが、そうなりますと、アメリカはヨーロツパのほうに重きを置くという結果、極東における共産軍の進出に対して、防衛力が弱化しで来るように思うのでありまして、日本の立場はかなり心配なものになるように思いますが、この点について、総理のお考えをお聞かせ願います。
#29
○國務大臣(吉田茂君) 従来英米と言いますか、連合国の共産軍に対しての主力はどこにあつたかと言えば、これは当然の結果として、何しろヨーロツパの問題がヨーロツパ人としては緊切に考えるでありましようし、又英米との関係等から考えて見て、ヨーロッパにおける共産軍に対する防衛ということは、自然主力を置いておるだろうと、これは私の想像でありますが、これは地理上から考えて見ても、その他の上から考えて見ても、最も緊切なる問題について主力を注ぐことは当然でありますから、従来においてヨーロッパに主力を注いでおつたということは、覆うべからざる事実であろうと思います。併しこのたびの中共の介入して来たというようなことから、又共産軍に対する緊迫した状態から言つて、従来の考えで行けるか行けないかということは、よほど違つた観点から、今日は英米その他の国が考えておりはしないかという、これも私の想像であつて、想像には過ぎませんが、朝鮮問題が緊迫すると共に、重点は移動するとまで言わなくつても、朝鮮に対する関心はよほど深まつて来つあるのではないかと想像いたします。
#30
○伊達源一郎君 アメリカの考え方、及びアメリカを中心として動いておる国々の考え方で、東洋のことは日本を中心として今後やつて行かなければならん。日本を中心として共産軍の進出に対する防禦を強固にしなければならないということがよく言われておりますが、日本を中心として一体どうしようとするのか、武力を持たない日本が、そういう共産軍を防衛するというようなことにどうして力になるかという点がかなり問題でありますが、再武装などという問題もそういうことから起つて来ると思いますが、総理大臣はそういう点について、日本の前途についてどういうようなお考えを持つておられるか
#31
○国務大臣(吉田茂君) マツカーサー元帥の声明、その他にもありますように、日本の民主主義は進みつつあるとか、或いは又復興も進みつつあるとかいうような、これはマッカーサー元帥の声明に過ぎませんが、若しその線で外国人、殊にアメリカ人が日本の状態はそうであると信ずれば、自然とこの国は頼りになると、日本はよつて頼むに足ると、共産主義に対する防衛の一環として、日本は頼むに足ると、こういう考え方を持てば、その考えが進めば進むほど自然に日本を中心として防衛をしようというような考えに変化して来るということは、これは当然なことであろうと思います。要するに、日本の今日の地位が或いは日本の国力が、どう計算されるか、どうアメリカの国民の頭に映るか。その電場さが増せば増すほど日本を民主国と言いますか、或いは共産反対の陣営の一環にしたいという気持は当然起つて来るであろうと思います。併し現状は如何というお尋ねであれば、私にはわからなとお答えいたすより仕方がないと思います。
#32
○伊達源一郎君 講和問題でございますが、ダレス氏など非常に盡力されて講和締結は近きにあるように考えられたのでありますけれども、先ほどもお話があつたように、朝鮮事変で前途どうなるかわからないような事態になつたのでありますが、ちよつと考えますと講和ということの様相が非常に違つて来やしないか。今までの早期多数講和というようなことでなくなつて、この朝鮮問題で若し妥協的に平和が回復するというようなことになりますと、中共及びソ連の力も相当強く加わつて来るし、今までの単独講和というようなことからかなり違つたものになりやしないかというように考えられますが、首相のお考えを伺いたい。
#33
○國務大臣(吉田茂君) 客観情勢は何分今日において日本として情勢の推移を観察するだけの資料がないものでありますから、ただお答えをするのはこう考える、こうではないかという想像だけでありますが、いずれにしても若し今度国連その他が仲介若しくは英米の盡力等によつて現在の朝鮮事件に対して妥協ができ上り、その結果単独講和だけでないじやないかというお話でありましようが、私は単独講和でも甚だ結構だと思うのです。全面講和になればなお結構です。なるかならんかが問題で、無理に全面講和を押しつけたところができないことでありますが、この朝鮮事件が契機となつて全面講和の導火線になることは、これは甚だ結構なことだと思います。又我々も喜んでそれに応ずべきだと思いますので、そうあれかしと思いますが、ただ問題はそうなるかならんかという客観情勢の見通しであるます。なかなかむずかしいのではないかと思います。なれば結構だと思います。
#34
○團伊能君 もう時間もございませんので私の質問は次回に御遠慮いたします。
#35
○杉原荒太君 二つの事一柄について極く簡單にお尋ねいたします。
 第一は外資の導入の問題でございますが、この外資導入の問題は講和約條の促進と相並んで我が国の今日対外努力の一つの大きな焦点をなすばかりでなく、又講和成立後といえども我が外交国策の上からして極めて大事なものと思うのでありまするが、今日まで官民種々の努力にかかわらず、なかなかはかばかしく行かない実情にあるのではないかと推測いたすのであります。併しそれにもかかわらず、この問題の重要性に鑑みまして過去の実績に失望することなく、今後あらゆる努力と工夫をこらして行くべきものと思われるのであります。又現に政府におきましてはいろいろと御苦心御努力になつていることと思うのでありますが、この点については国民のひとしく非常に深い関心を持つているところと思いますので、この辺のところについての最近の政府の具体的な御施策乃至今後の御方針の要点等についてお示し頂きたいのであります。
 それから又これは別のことでございますが、これも極く簡單にお尋ねいたしますが、それは降伏文書と講和條約なるものとの効力上の関係であります。講和條約ができてその実施力を発生した場合に、これによつて降伏文書の効力についてどういう影響を受けるかという問題であります。これは單に形式的な法理論の問題だけでなくして、その結果如何によつてこの日本の対外條約関係、日本の対外権利義務関係の内容実態が異なつて来るのでありますから、講和條約の内容の問題と共に極めて重要な関係を持つて来る実質問題でありますからして、この辺のことについての政府の御所見、これば事柄の性質上どなたか政府委員の方からでも結構でございますが、一つ御所見を承わりたいと思います。
#36
○国務大臣(吉田茂君) 外資導入の問題は、これは今朝衆議院の委員会においても申述べましたが、対日援助資金はこれは漸次減るものと考うべきであり、又日本としては長くよその世話になりたくない、減らして頂いても一向差支えないのみならず、成るべくその機会の早いことを希望せざるを得ないということまでに我々の決心を持たなければならぬと思います。そうなると然らば今直ちに対日援助資金がなくなつたらどうなるか。何分長年の間蓄積した資材というか資力は、このたびの戦争で一朝にして喪失してしまつたのでありますから、直ちに目立経済をと言つたところがこれはなかなか困難なことであります。近い例が輸出入のバランスから言つて見ても、直ちに輸入超過の事態が現に生じており、又生ずると思いますが、その支拂いをどうするかという問題が起ると、従来のような対日援助資金がないとすると、早速窮地に陥るわけであります。この事態を救済するためにはどうしても外資ということになるので、外資導入ということは我々として極力進めなければならぬと思います。併しながらこれにはおのずから順序があります。
 先ず第一に国際通貨基金に加入を許されて、日本はアメリカの資本を導入する資格のあるという資格を公然認められることが第一歩だろうと思います。この加入にづいてもいろいろ話しておりましが、この加入ができて初めて外資導入の資格ある国として公然認められるであろうと思われるのであります。而してその資格が認められたとしたところが、必ず資本家が金を持つて来る、これは第三段の問題であつて、資本家はなかなか用心深いものでありますから、労働不安な状態である国としたならば、これは持つて来るはずはなし、いわんや朝鮮事変が一方にあつて、今にも原子爆弾を使うか使われないかというような事態の所へ金を持つて来るはずはなし、海外の情勢が資本家に安心を與えるような状態を現出しない限りは、仮に加入の資格が認められても金は来ないと思います。でありますから資格を認められておる竹本の状態、内外の状態が資本家をして安心して金を持つて来るというように行くべきだ、そういうような事態になることを希望せざるを得ないのであります。更に従来の借金を拂えずに金を借りたいと申しても、貸す馬鹿はないのですから従来日本の持つている外債の支拂勘定については完全に義務を果すこと、これが我々として考えなければならぬことと思います。更に何か投資物件、資本家が安心して投資し得るのみならず、投資することによつて利益になる、利益の立つ見込みがある、利益を得るという投資物がなければなりませんのでありますが、これのためには水力電源開発というようなことも最もいい目標であろうと思います。というのは、従来日本の電力債にして元利の償却を怠つたことはなくて、従つて対日信用は相当固いものがあり、又日本の電力源について相当調査をしておる財団もありますから、水力電源が先ず第一に投資の目的になり得るだろうと思います。そのためには従来の水力、国債、公債或いは事業債が非常に上昇ぜられることが必要であり、すでに上昇しております。これも又外資導入の一環をなすものだと思います。というような明衣事態でありますが、幸いに朝鮮事変も治る、日本の労働争議もなくなり、平静に帰する、そうして極東の繁栄が増すということになつて、單に資本が安全である、投資が安全であるというばかりでなく、投資によつて利益を生ずる見込が十分外国の、アメリカの資本家に與え得るというような事態が発すれば、自然外資導入は起つて来ると思います。併し何分命のことでありますから、そうたやすく来ないと思いますが、その点は御了承を願いたいと思います。
#37
○委員長(櫻内辰郎君) 残余の質疑は次回に譲ることとして、本日はこの程度でやめたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#38
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。
 なお本調査に関しましては、未だ結論を得るに至つておりませんが、すでに会期も切迫しておりますので調査未了の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#39
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。なお報告書の作成については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#40
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないものと認めます。それでは本日はこれにて散会いたします。
   午後二時二十三分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     櫻内 辰郎君
   理事
           曾祢  益君
   委員
           杉原 荒太君
           團  伊能君
           加藤シヅエ君
           金子 洋文君
           伊達源一郎君
  国務大臣
   内閣総理大臣
   外 務 大 臣 吉田  茂君
  政府委員
   外務政務次官  草葉 隆圓君
   外務事務次官  太田 一郎君
   外務省政務局長 島津 久大君
  事務局側
   常任委員会専門
   員      久保田貫一郎君
ソース: 国立国会図書館
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