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2000/05/18 第147回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第147回国会 本会議 第35号
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2000/05/18 第147回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第147回国会 本会議 第35号

#1
第147回国会 本会議 第35号
平成十二年五月十八日(木曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第三十一号
  平成十二年五月十八日
    午後一時開議
 第一 万国郵便連合憲章の第六追加議定書、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 第二 郵便送金業務に関する約定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 第三 著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 第四 平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律案(虎島和夫君外四名提出)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 日程第一 万国郵便連合憲章の第六追加議定書、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第二 郵便送金業務に関する約定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第三 著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第四 平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律案(虎島和夫君外四名提出)
 地方自治法の一部を改正する法律案(地方行政委員長提出)
 ストーカー行為等の規制等に関する法律案(参議院提出)
    午後一時三分開議
#2
○議長(伊藤宗一郎君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第一 万国郵便連合憲章の第六追加議定書、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第二 郵便送金業務に関する約定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第三 著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
#3
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第一、万国郵便連合憲章の第六追加議定書、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件、日程第二、郵便送金業務に関する約定の締結について承認を求めるの件、日程第三、著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件、右三件を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。外務委員長井奥貞雄君。
    ―――――――――――――
 万国郵便連合憲章の第六追加議定書、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 郵便送金業務に関する約定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔井奥貞雄君登壇〕
#4
○井奥貞雄君 ただいま議題となりました三件につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、万国郵便連合憲章の追加議定書及び関連文書並びに郵便送金業務約定について申し上げます。
 万国郵便連合の諸文書は、通常五年ごとに開催をされる連合の大会議において更新されることとなっております。
 平成十一年八月二十三日から北京で開催をされた第二十二回大会議において、連合の組織及び運営並びに国際郵便業務全般につき見直しが行われました結果、憲章の一部改正について定める万国郵便連合憲章の第六追加議定書並びに憲章以外の文書で現在有効なものにかわる文書として万国郵便連合一般規則、万国郵便条約及び郵便送金業務に関する約定が新たに作成されました。
 以下、その主な改正点について申し上げます。
 万国郵便連合憲章の追加議定書及び関連文書については、条約及びその施行規則は、国際郵便業務に適用される共通の規則並びに通常郵便業務及び小包郵便業務に関する規定を内容とする文書に改めること、分担金の滞納額が直前の二会計年度に係る分担金の額以上となった加盟国は、連合への債権譲渡を行うことができない場合は、滞納金の償還計画を実施しない限り、大会議及び理事会の会合における投票権及び理事会の理事国となる資格を失うこと、加盟国政府は、小児性愛などの性質を有する物品を郵便物に入れることを防止し、かつ処罰するために必要な措置をとること等であります。
 また、郵便送金業務約定については、振出郵政庁が任意に振出料金を定めることができること、援助資金の送金については、関係郵政庁の間の合意がある場合には手数料を免除することができること等であります。
 次に、著作権に関する世界知的所有権機関条約について申し上げます。
 本条約は、近年、デジタル技術及びネットワーク技術の飛躍的進展に伴い、高品質の違法複製物が世界的規模で大量に流通する懸念が生じてきたことを踏まえ、世界知的所有権機関において、著作権の高い保護水準に対応できる国のみが締結する特別の取り決めとして、平成八年十二月二十日にジュネーブで作成されたものであります。
 本条約の主な内容は、締約国は、ベルヌ条約の著作権に関する規定及び同条約の附属書の規定を遵守すること、締約国は、著作者の許諾権の侵害を抑制するために著作者が用いる技術的手段が回避されることを防止するため、適当な法的保護及び効果的な法的救済について定めること等であります。
 万国郵便連合憲章の追加議定書及び関連文書並びに郵便送金業務約定は去る三月二十九日に、また著作権に関する世界知的所有権機関条約は三月二十四日に、それぞれ参議院から送付され、五月九日外務委員会に付託されたものであります。
 外務委員会におきましては、翌十日河野外務大臣から提案理由の説明を聴取し、十七日質疑を行い、引き続き採決を行いました結果、三件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告を申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#5
○議長(伊藤宗一郎君) 三件を一括して採決いたします。
 三件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、三件とも委員長報告のとおり承認することに決まりました。
     ――――◇―――――
 日程第四 平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律案(虎島和夫君外四名提出)
#7
○議長(伊藤宗一郎君) 日程第四、平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。内閣委員長植竹繁雄君。
    ―――――――――――――
 平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔植竹繁雄君登壇〕
#8
○植竹繁雄君 ただいま議題となりました平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等の置かれている特別の状況にかんがみ、人道的精神に基づき、弔慰の意などを表するため、これらの人々に対し、弔慰金等を支給するための措置を講じようとするものであります。
 本案は、去る五月十六日本委員会に付託され、昨十七日提出者を代表して虎島和夫君から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、同日質疑を終了いたしました。
 次いで、内閣の意見を聴取し、採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対し附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#9
○議長(伊藤宗一郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#10
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#11
○野田聖子君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 地方行政委員長提出、地方自治法の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略し、参議院提出、ストーカー行為等の規制等に関する法律案とともに、両案を一括議題とし、委員長の趣旨弁明及び報告を求め、その審議を進められることを望みます。
#12
○議長(伊藤宗一郎君) 野田聖子君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
    ―――――――――――――
 地方自治法の一部を改正する法律案(地方行政委員長提出)
 ストーカー行為等の規制等に関する法律案(参議院提出)
#14
○議長(伊藤宗一郎君) 地方自治法の一部を改正する法律案、ストーカー行為等の規制等に関する法律案、右両案を一括して議題といたします。
 委員長の趣旨弁明及び報告を求めます。地方行政委員長斉藤斗志二君。
    ―――――――――――――
 地方自治法の一部を改正する法律案
 ストーカー行為等の規制等に関する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔斉藤斗志二君登壇〕
#15
○斉藤斗志二君 ただいま議題となりました両案につきまして、御説明申し上げます。
 初めに、地方自治法の一部を改正する法律案について趣旨弁明を申し上げます。
 まず、本案の趣旨について御説明いたします。
 地方議会は、住民の負託にこたえ、幅広い活動を行っておりますが、地方分権の進展に伴い、審議が複雑高度化し、委員会審査の一層の充実が求められる中でさらに積極的、効果的な議会活動を行っていくためには、現行法における人口段階別の常任委員会数の制限を廃止し、それぞれの議会の判断に基づいて常任委員会数を決定できるよう制度を改善し、地方議会の自主性、独自性を尊重していく必要があります。
 また、地方議会の活性化を図るためには、その審議能力を強化していくことが必要不可欠であり、地方議員の調査活動基盤の充実を図る観点から、議会の会派等に対する調査研究費等の助成を制度化し、あわせて、情報公開を促進する観点から、その使途の透明性を確保することが重要になっております。
 以上のこと等から、地方議会の活性化に資するために、本案を提出した次第であります。
 次に、本案の内容について御説明申し上げます。
 まず第一に、地方議会の意見書を、関係行政庁のほか、国会にも提出することができるものとしております。
 第二に、地方公共団体は、条例により、地方議会議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、議会の会派または議員に対し、政務調査費を交付できるものとするとともに、政務調査費の交付を受けた会派または議員は、その収支状況を議長に報告するものとしております。
 第三に、地方議会における人口段階別の常任委員会数の制限を廃止するものとしております。
 本案は、本日地方行政委員会におきまして、全会一致をもって委員会提出の法律案とすることに決定したものであります。
 次に、ストーカー行為等の規制等に関する法律案について、地方行政委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、ストーカー行為等による個人の身体、自由及び名誉に対する危害の発生を防止し、あわせて国民の生活の安全と平穏に資するため、ストーカー行為等を規制する等必要な措置を講じようとするものであります。
 その主な内容は、
 第一に、特定の者等に対するつきまとい等を反復して行うストーカー行為を禁止することとしております。
 第二に、警察本部長等は、つきまとい等に係る警告を求める申し出を受けた場合、さらに反復して当該行為をしてはならない旨を警告することができ、また、都道府県公安委員会は、その警告に従わない場合、聴聞を行った上、禁止命令等をすることができることとしております。
 第三に、警察本部長等の援助、国、地方公共団体、関係事業者等による支援、都道府県公安委員会及び警察本部長等による報告徴収等について定めることとしております。
 第四に、ストーカー行為をした者等に対する罰則を定めることとしております。
 本案は、参議院提出によるものであり、昨十七日本委員会に付託され、本日提出者の参議院地方行政・警察委員長から提案理由の説明を聴取した後、直ちに採決を行いましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#16
○議長(伊藤宗一郎君) これより採決に入ります。
 まず、地方自治法の一部を改正する法律案につき採決いたします。
 本案を可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
 次に、ストーカー行為等の規制等に関する法律案につき採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#19
○議長(伊藤宗一郎君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後一時十九分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
        外務大臣    河野 洋平君
        自治大臣
        国務大臣    保利 耕輔君
        国務大臣    青木 幹雄君
ソース: 国立国会図書館
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