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1998/12/11 第144回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第144回国会 議院運営委員会 第6号
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1998/12/11 第144回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第144回国会 議院運営委員会 第6号

#1
第144回国会 議院運営委員会 第6号
平成十年十二月十一日(金曜日)
    午後零時一分開議
 出席委員
   委員長 中川 秀直君
   理事 逢沢 一郎君 理事 遠藤 武彦君
   理事 御法川英文君 理事 河本 三郎君
   理事 熊代 昭彦君 理事 赤松 広隆君
   理事 松沢 成文君 理事 平田 米男君
   理事 井上 喜一君
      飯島 忠義君    小野寺五典君
      河井 克行君    岸田 文雄君
      新藤 義孝君    砂田 圭佑君
      棚橋 泰文君    川内 博史君
      中川 正春君    渡辺  周君
      河合 正智君    東  順治君
      西川太一郎君    東中 光雄君
      畠山健治郎君
 委員外の出席者
        議     長 伊藤宗一郎君
        副  議  長 渡部 恒三君
        事 務 総 長 谷  福丸君
    ―――――――――――――
委員の異動
十二月十一日
 辞任         補欠選任
  西川 公也君     河井 克行君
  島   聡君     渡辺  周君
同日
 辞任         補欠選任
  河井 克行君     西川 公也君
  渡辺  周君     島   聡君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙の
 件
 国家公務員任命につき同意を求めるの件
 政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公
 開等に関する法律の一部を改正する法律案(遠
 藤和良君外四名提出、第百四十二回国会衆法第
 四二号)の撤回許可に関する件
 本日の本会議の議事等に関する件
     ――――◇―――――
#2
○中川委員長 これより会議を開きます。
 まず、検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙の件についてでありますが、同委員及び同予備委員に、自由民主党及び民主党から、お手元の印刷物にあります諸君を届け出てまいっております。
    ―――――――――――――
#3
○中川委員長 本件は、本日の本会議においてその選挙を行うこととするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○中川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。
    ―――――――――――――
#5
○中川委員長 次に、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、公正取引委員会委員、金融再生委員会委員、株価算定委員会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
    ―――――――――――――
#6
○中川委員長 まず、本件に関しましては、委員の人選のあり方や他の職務等との兼職の是非についての理事会における議論を踏まえ、野中国務大臣及び柳沢国務大臣から、それぞれ文書で見解が出されております。
 野中国務大臣の見解は、
  公正取引委員会の委員の人選については、任
 命権者である内閣総理大臣の下で、その任務に
 適切な人材を選考しており、今後とも、同委員
 会の職権行使の独立性を十分に考慮して、多角
 的な視点からの合議が可能となるよう、法律又
 は経済に関する学識経験のある者を、幅広い範
 囲から選考するよう努めてまいりたい。
というものであり、
 柳沢国務大臣の見解は、
  我が国金融を取り巻く現下の極めて厳しい状
 況に鑑みれば、特に当面の本年度内における金
 融再生委員会の果たすべき責務は極めて重大で
 ある。
  このため、今般、国会に同意人事をお願いし
 ている四人の金融再生委員候補のうち、他の職
 務等と兼職となる三人の委員候補の方について
 も、少なくとも本年度内においては委員会業務
 に専心していただく必要があると考えている。
  この点については、衆議院議院運営委員会理
 事会での御議論を踏まえ、去る十二月四日(金)
 夕刻、私より四人の委員候補の方に電話し、上
 記理事会での御議論をお伝えするとともに、本
 年度内における金融再生委員会業務への専心方
 をお願いし、全員の方から御快諾をいただいて
 いるところである。
というものであります。
 以上、御報告いたします。
 この際、発言を求められておりますので、順次これを許します。松沢成文君。
#7
○松沢委員 今回の金融再生委員会委員の同意人事について、民主党の立場から意見を申し上げたいと思います。
 まず、金融再生委員会委員は、職務が大変に重要である上、何より公正さが求められていることから、専任とすべきであると考えます。しかしながら、今回同意を求められている委員四名のうち数名は、そのような状況になっておりません。したがって、現在兼職の者も可及的速やかに専任とすべきであります。
 また、専任となるまでの間も、再生委の職務を最優先とし、職務に専念するようにすべきであります。
 次に、四人の委員については、直近の金融安定化特別委員会等関係委員会で所信の表明を求めるものであります。
 そして次に、金融再生委員会の事務局人事についても一言申し上げますが、委員会設立の目的が、大蔵省からの金融行政の独立をさせることにあったというふうに私たちは考えておりまして、この事務局長等の人事も、大蔵省からの任命は行わず、大蔵省人事とは遮断すべきであると考えます。
 以上の三点が履行されることを強く要求し、今回の金融再生委員会委員人事については賛同することといたします。
 以上です。
#8
○中川委員長 平田米男君。
#9
○平田委員 公明党・改革クラブといたしまして、この同意人事、金融再生委員会及び公正取引委員会の件につきまして、意見を申し上げたいというふうに思います。
 まず、金融再生委員会の四名の委員のうち三名が兼務であるということを政府から伺いましたときは、私どもは大変驚きました。
 さきの臨時国会、約二カ月半かかりまして、与野党の真剣な議論によりまして、日本の金融システム再生に強い決意をかけて国会で議論をしたわけでございまして、あとは、この金融再生委員会がその責任を全うできるかどうかによって、日本の金融システムの再生が可能かどうか、まさにそこにかかっているわけでございます。
 しかも、来年の三月決算を各銀行が乗り越えられるかどうか、これが大きな山でございまして、あと残された日数はわずかでございます。大銀行は十七行あるわけでございまして、この十七行に対して金融再生委員会が、委員長そして四名の委員が一致協力をしてその内容について十分な審査をしようとするならば、この時間は毎日活動しても極めて足りない。こういう状況の中で、それぞれの委員が他の重要な職務も兼務をしながらこの委員の仕事を全うできるというふうには思えないわけでございます。
 そういう点を強く指摘いたしましたところ、柳沢大臣がいろいろな対応をされ、また今般、委員長が読み上げられました文書をもって、専心をして行う、こういう御回答をいただいたわけでございます。私たちは、それを了としたいと思っております。
 ただ、ぜひとも委員会は、果たして各銀行の資本注入の申し立てが適当なのかどうか、みずから十分な審査をしていただきたい、事務局任せにしていただきたくない。先ほど事務局長人事について他党から御発言がございましたが、私は、人事そのものよりも、まず委員会、委員そのものがみずから行う、銀行の頭取を呼び、また役員を呼び、提出された書類をみずから見て、そして、果たしてこの銀行に国民の血税でもあります公的資金を資本注入として入れることが国民のためになるのかどうかという観点で、しっかり判断をしていただきたいわけでございます。
 果たして優先株による資本注入がいいのか、あるいは普通株による資本注入がいいのかどうか、あるいは減資をしなくていいのかどうか、またリストラは十分なのか、あるいは資産の処分も十分に行っているのかどうか、細かく見ていただかなければなりませんし、また、今後のその銀行の経営方針がその銀行にとって十分なものなのかどうか、そういうすべて、細かいところから大局的な判断まで、みずからがやっていただきたい、このように強く念願をするところでございます。
 ぜひ私どもの意を、この委員会での内容も、柳沢大臣からで結構でございますので、各委員にお伝えをいただきたいというふうに思うわけでございますし、また、閉会中でも結構でございますので、就任直後に国会に対してきちっとした所信の表明をしていただきたい、このようにお願いをしたいと思います。
 同時に、この委員の人たちが独立して仕事をしなければならないわけでありまして、十分な直属のスタッフがつくようにお手配をいただきたいということもお願いをしておきたいと思います。
 次に、公正取引委員会の委員の件でございますが、私は、準司法機関でありますこのような委員会の独立性というものは極めて重要なものだろうというふうに思っております。
 確かに、内閣総理大臣の任命、国会の同意ということになるわけでございますが、公正取引委員会の委員長が人事にきちっと関与しているのかどうか。私は関与すべきだと思っておりますが、現実はそうなっていない。
 伺うところによりますと、通産省枠、大蔵省枠、外務省枠があって、それぞれの省で適当な人を推薦してくる、こういうシステムになっているようでございます。このようなやり方は、今後はやめなければならない。改革をしなければならない現時点の我が国の状況の中で、旧態依然としたこういう人事のあり方、私は、まずここから改革をすることがすべての改革の出発だろう、こういうふうに思っております。
 とりわけこの委員の方は、御出身の、長く在職しておられました電機メーカーが談合事件に関与しておられたという経過がございまして、公正取引委員会の公正さという観点からいって、国民の不信を買うような人事は行うべきではない、このように私は思っているところでございますが、政府といたしまして、内閣官房長官名で委員長がお読み上げの内容の、独立性を十分に考慮してやるというその精神を私ども了といたしまして、この人事に同意をしたい、このように考えております。
 ただ、これで済むということではありませんので、今後の改革をぜひとも求めまして、私どもの意見表明を終わりたいと思います。
 以上です。
#10
○中川委員長 それでは、本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○中川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#12
○中川委員長 次に、本日外務委員会の審査を終了した漁業に関する日本国と大韓民国との間の協定の締結について承認を求めるの件、農林水産委員会の審査を終了する予定の排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案の両案件について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。
 右両案件は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○中川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#14
○中川委員長 次に、法律案の撤回の件についてお諮りいたします。
 第百四十二回国会、遠藤和良君外四名提出、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者全員から撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○中川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#16
○中川委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
#17
○谷事務総長 まず最初に、検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙を行います。この選挙は、動議により、手続を省略して、議長において指名されることとなります。
 次に、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてお諮りいたします。採決は二回になりますが、順序は印刷物のとおりであります。
 次に、動議により、外務委員会の条約を緊急上程いたします。中馬外務委員長の報告がございまして、全会一致であります。
 次に、農林水産委員会の法律案を緊急上程いたします。穂積農林水産委員長の報告がございまして、全会一致であります。
 本日の議事は、以上でございます。
    ―――――――――――――
#18
○中川委員長 それでは、本日の本会議は、午後二時二十分予鈴、午後二時三十分から開会いたします。
    ―――――――――――――
#19
○中川委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る十四日月曜日午後一時から開会することといたします。
 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後零時十五分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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