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1998/09/25 第143回国会 参議院 参議院会議録情報 第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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1998/09/25 第143回国会 参議院

参議院会議録情報 第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号

#1
第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
平成十年九月二十五日(金曜日)
   午後零時十六分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 九月一日
    辞任         補欠選任
     峰崎 直樹君     内藤 正光君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         立木  洋君
    理 事
                佐藤 泰三君
                橋本 聖子君
                松崎 俊久君
                福本 潤一君
    委 員
                海老原義彦君
                釜本 邦茂君
                鎌田 要人君
                中川 義雄君
                三浦 一水君
                森田 次夫君
                山内 俊夫君
                笹野 貞子君
                竹村 泰子君
                小泉 親司君
                照屋 寛徳君
                田村 秀昭君
   国務大臣
       国 務 大 臣
       (総務庁長官)  太田 誠一君
       国 務 大 臣
       (沖縄開発庁長
       官)       井上 吉夫君
   政府委員
       総務政務次官   阿部 正俊君
       沖縄開発政務次
       官        下地 幹郎君
       沖縄開発庁総務
       局長       玉城 一夫君
       沖縄開発庁振興
       局長       襲田 正徳君
   事務局側
       第一特別調査室
       長        加藤 一宇君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(立木洋君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る一日、峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君が選任されました。
    ―――――――――――――
#3
○委員長(立木洋君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○委員長(立木洋君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に松崎俊久君を指名いたします。
    ―――――――――――――
#5
○委員長(立木洋君) この際、太田総務庁長官、井上沖縄開発庁長官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。太田総務庁長官。
#6
○国務大臣(太田誠一君) このたび総務庁長官に任ぜられ、北方対策本部長として国民的課題である北方領土問題の解決促進に取り組むことになりました太田誠一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀以上を経た今日なおロシアの不法な占拠の下に置かれておりますことは、まことに遺憾なことであります。
 昨年十一月、ロシアのクラスノヤルスクで行われた日ロ首脳会談において、東京宣言に基づき、二〇〇〇年までに平和条約を締結するよう全力を尽くすことが合意されました。その後も、本年四月には伊豆川奈で、五月にはバーミンガム・サミットにおいて、それぞれ日ロ首脳会談が行われ、この十一月には小渕総理のロシア公式訪問も予定されるなど、領土問題の解決を含む平和条約の締結に向けた外交努力が本格的に進んできております。この外交努力をさらに加速、成功させるためには、これを支える国民世論をこれまで以上に結集していくことが重要であります。
 総務庁といたしましては、関係団体との連携を密にしながら、広報、啓発活動をさらに積極的に展開するとともに、国民世論の一層の高揚を図り、返還要求運動が引き続き強力に推進されるよう支援してまいりたいと考えております。
 また、北方四島との交流事業につきましても、四島在住ロシア人との間に相互理解が深まるなど、相当な成果が上がってきております。こうした成果を踏まえ、今年度から学術や文化などの専門家も訪問できるようその枠組みを拡充し、早速七月及び八月に日本語講師等を派遣したところであります。
 去る九月十八日からの色丹島へのビザなし交流では、立木委員長及び福本理事に御参加をいただいて北方四島の現状を御視察いただいたところであります。また、阿部政務次官にも同行してもらつたところであります。そして、交流事業に対する現地の要望や北方領土問題に関するロシア人島民の声を直接聞いてもらったところであります。今後、これらを踏まえて、この四島とのビザなし交流が領土問題の解決により一層効果を発揮するようさらなる充実を図るとともに、国民世論の高揚に力を尽くしてまいりたいと考えております。
 与えられた職責の重さを痛感し、誠心誠意職務の遂行に当たる所存でございますので、立木委員長を初め理事、委員の皆様方の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
#7
○委員長(立木洋君) ありがとうございました。
 次に、井上沖縄開発庁長官。
#8
○国務大臣(井上吉夫君) 沖縄開発庁長官を拝命いたしました井上吉夫でございます。
 立木委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。
 皆様御承知のとおり、沖縄はさきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたり米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。
 沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づいて総額五兆円を超える国費を投入して沖縄の振興開発を積極的に推進してまいったところであります。
 しかしながら、沖縄には今なお広大な米軍施設・区域が存在するとともに、生活、産業基盤の面で整備を要するものが多く見られ、さらには一人当たりの県民所得の格差の問題、雇用の問題、産業振興の問題など、今なお解決しなければならない多くの課題を抱えております。
 こうした沖縄の抱える諸問題につきましては、新内閣におきましても引き続き重要課題としてその解決に全力を挙げて取り組む方針でございます。
 沖縄開発庁といたしましても、第三次沖縄振興開発計画を着実に推進し、特色ある産業の振興、我が国の南の交流拠点の形成に努めております。
 さらに、成立させていただきました沖縄振興開発特別措置法の一部改正に基づく特別自由貿易地域制度や観光振興地域制度等、新たな諸制度を的確に運用し、沖縄の経済的自立と雇用の確保に努めてまいる所存であります。
 私は、沖縄現地の各界の皆様の声を直接伺うことが大切なことだと考えており、今月の二日、三日に沖縄を訪問してまいりました。そこで得たものを今後の諸課題の解決の糧としてまいりたいと考えております。
 立木委員長を初め理事、委員の皆様方の一層の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
#9
○委員長(立木洋君) ありがとうございました。
 次に、阿部総務政務次官、下地沖縄開発政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。阿部総務政務次官。
#10
○政府委員(阿部正俊君) 総務政務次官に任ぜられました阿部正俊でございます。よろしくお願い申し上げます。
 言うまでもなく、北方領土問題を解決するということは国民的な大変重要な課題であろうと存じます。現在、そのためにさまざまな平和条約の締結に向けた努力がされておるわけでございますけれども、私どもも、そうした問題解決のために一翼を担って、国民世論のもっともっと高揚した状況をつくるというふうなことも含めまして、力いっぱい努力してまいりたいというふうに思っております。
 また、その中で私どもが直接担当しております北方四島とのいわゆるビザなし交流という事業につきましては、平成四年に開始されてから既にもう七年余りになるわけでございますけれども、双方の訪問者が五千人を超えるという域にまで達してまいりました。
 このような中で、先ほど大臣からお話がございましたように、せんだって、委員長あるいは福本理事と御一緒させていただきまして私自身も初めて北方四島、色丹島でございますが、訪れてまいりました。
 短期間ではございましたけれども、いろいろ考えさせられるところがございましたけれども、行政府の方々との打ち合わせあるいは多くの島民の方々との直接の対話、あるいは直接お宅にお邪魔してのホームステイなど、大変貴重な経験をさせていただき、これからの仕事に生かせるための心の準備というものができたことは大変うれしく存じております。
 そんな中で、島民の方々からさまざまな御要望も拝聴してまいりましたし、特に日本語講座、ことしのビザなし交流から専門家を派遣して日本語講座も開いておりますけれども、そうしたものの拡充などを初め一層の拡充を求める声が多くございました。さらには、北方領土問題につきましても、色丹島についてはもう日本に返すべきだというふうな島民の直接の言葉も何度か聞いてまいりましたし、このビザなし交流が領土問題の解決に向けて大きな流れになってきているということを改めて感じてきた次第でございます。今後も、こうしたことの経験を生かしまして取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 微力ではございますけれども、太田長官のもとで、委員長、理事、委員の先生方の御協力を得まして一生懸命取り組んでまいりたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。(拍手)
#11
○委員長(立木洋君) ありがとうございました。
 次に、下地沖縄開発政務次官。
#12
○政府委員(下地幹郎君) 沖縄開発政務次官を拝命いたしました下地幹郎でございます。
 今日まで沖縄の歩んできた多難な道のりを考えますと、沖縄をめぐる諸課題の解決は今なお政府全体として取り組むべき重要な課題であると認識をしております。このような時期に沖縄の振興開発を担当することになりましたことは、私としては、この上ない喜びであるとともに、責任の重さを痛感しているところであります。
 井上長官の御指導のもと、沖縄の振興開発のために全力を尽くす所存でございますので、立木委員長を初め理事、委員の皆様方によろしく御指導、御鞭撻を賜りまするよう心からお願い申し上げます。(拍手)
#13
○委員長(立木洋君) ありがとうございました。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後零時二十七分散会
     ―――――・―――――
ソース: 国立国会図書館
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