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1947/04/02 第2回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第002回国会 議院運営委員会 第24号
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1947/04/02 第2回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第002回国会 議院運営委員会 第24号

#1
第002回国会 議院運営委員会 第24号
昭和二十三年四月二日(金曜日)
    午後二時五十五分開議
 出席委員
   委員長 淺沼稻次郎君
   理事 坪川 信三君
      赤松  勇君    佐々木更三君
      笹口  晃君    森 三樹二君
      安平 鹿一君    工藤 鐵男君
      小島 徹三君    後藤 悦治君
     山口喜久一郎君    石田 一松君
      川野 芳滿君    田中 久雄君
      中野 四郎君
 委員外の出席者
        議     長 松岡 駒吉君
   議員 北  二郎君 議員 榊原  亨君
   議員 徳田 球一君 議員 成重 光眞君
        事 務 総 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 休会に関する件
 國会法の改正に関する件
 法案を付託すべき委員会に関する件
 委員派遣承認申請に関する件
    ―――――――――――――
#2
○淺沼委員長 議院運営委員会を開きます。
 まず休会の問題でありますが、先ほど懇談の席上申し上げました通り、五時頃までやつて、政府の返事を待つということでよろしゆうございますか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○淺沼委員長 さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#4
○淺沼委員長 次に國会法のことに関して事務総長から御報告願つて、御協議願いたいと思います。
#5
○大池事務総長 國会法の改正のことにつきましては、昨日の大体の話の模様を向うへ傳えたわけであります。そこで昨日問題になつておりました点は常任委員会の立て方の変更、四十二條の問題がここでまだ御意見がきまつておらなかつたわけであります。それと各派交渉会に代ります議院運営委員会の小委員との協議問題を、ここでは一應御論議を願いまして、そういうような意味ならば、ある程度の了承はできるのではなかろうかというところまでお話合いが進んでおつただけで、まだ具体的なところまで発展をしておらぬ点を申し上げたわけであります。それ以外の点におきましては、大体向うから参つておりました意見に対して、特別な反対的の御意見があるように見受けていないというにという御報告をしておつたわけでありますが、これに対して参議院の方も、今の各派交渉会に代ります小委員の問題については、当院とほぼ同じようでありまして、特に御異存もないようでございますが、常任委員会の変更問題といいますか、制度の立て方自体につきましては、こちらと同じような御意見があるようでございまして、急速にこの問題を決定するよりも、この條文だけはむしろ預かつておいて、他の一致したものについてのみ、なるべく早く決定する方向に進めてはどうかというような御意見では大体一致をしておると申し上げたのでありますが、その点に関しまして関係方面では、いかなる方法がいいかということは、議院運営委員会がおのおの認めるところであるから、この常任委員会の制度を從來の通りがいいのか、最初の勧告案のように事項別にある程度整理するのがいいのか、もしくは本來の案のように各省別にもつていくのがいいのか。そういう点を御議論願つて、それを文書にして至急こちらの方にも知らせてもらいたい。ついては関係方面等でこの案がいいのじやないかという意見でアドバイズした意味合は、各省別になつておれば、各省別の委員の者が予算委員会等に兼務ができて、予算が各省にわたつている関係で連絡にもよかろう。それで問題が出た場合に、こちらの委員会、あちらの委員会お互いに所管の関係があつて、連合審査会等を幾つもしなければならぬというような不便がなくなるという諸種の点から、むしろこの方が能率的ではないかという意味で勧告をしたのであるが、なるべくこういう問題は次の議会からやる。その前の話のように総選挙後というなら総選挙後でもいいが、中心的な問題だけはなるべくきめたい意向であるということだけを向うが特に主張いたしまして、できれば國会法の改正は急速にお願いをして、両院の意見の一致しない部分については、これを他日に讓り漸次直していく、そういう形でやつたらどうかというお話が大体の筋でございます。
#6
○淺沼委員長 これは少し腰をおちつけて相談しなければならぬ非常に重大な問題ですが、関係筋の意向としては、なるべく早く任上げて、できれば休会前に仕上げてしまつたらどうかというきつい勧告もありまして、参議院との間においても大体の点では意見の一致を見出したわけでありますが、今の事項にするか、各省別にするかについては、参議院でも問題があるようです。衆議院の方ではなるべく先にもつていこうというぐあいに議論を述べておつたわけですが、関係筋の勧告としては、これを適用するのは第三國会でいいじやないか、それまでは今まで通りでやる。しかし理想案というものをつくつておいて、第三國会になつてからこれを利用してはどうかということがありまして、それならば話がまとまるだろうという意見等も出て、議論してわかれて來たのであります。休会中にもこの委員会は開いていいようにして、再会される少し前くらいにこの委員会を二日くらい続けてやつて仕上げるような手続をとつてはどうかと思います。
#7
○大池事務総長 特に國会法をお急ぎ願つたわけについて申し上げます。いずれ來年度の予算は至急に向うから提出を要求してくると思いますので、本院の予算を大体組んで当委員会の御承認を得なければ提出はできぬので、これは重大にお考えおきを願つて間違いないものを出したいと思います。それが査定を受ける場合については、任意に査定のできない財政法もできているので御審議を願いたいと思うわけであります。その際に根本的に國会法と予算との関係で特にお願い申し上げたいと思いますのは、ほかの方は運用上の問題でありますが、法制局を一應独立せしめるという意味の勧告案等も参つていて、当委員会としては將來の改正を見越して百三十一條に法制局をとりまとめました。この御案には一應各派とも御異存がないということであれば、その意味の予算もつくらせねばならぬわけでありますが、この問題は、当委員会としてはまだそこまで行つていないということになれば、また別になるわけであります。今日までのところでは、法制局の問題は、やはり事務局と違つて特殊な仕事であるから、從來の事務局の中の法制部というものでなしに、それだけは事務局と離して、法制局長はやはり議長の監督のもとには立つけれども、その法制局自体を運用する場合には議院運営委員会の監督のもとに、ある形でやれということになつているわけであります。先日差上げた百三十一條は、法制局に法制局長一人、その他必要な参事等を置く。法制局長は議院の承認を得て議長が任命するという建前であります。從つて法制局長は議長の監督のもとに法制局の事務を処理はするのだけれども、運用上は運営委員会のもとにつくという建前から、さらに一項を加えて、法制局の事務の処理に関し必要な規定については、議院運営委員会の承認を得なければならないというのを加えて、この百三十一條に一括をして決定をいたしたい。本日参議院の方でもこれで異存はないということに、これは参議院の運営委員会を正式には通つておりませんが、一應立て方としては差支えなかろうということで、関係方面も一緒に御意見を伺い、積極的な見解が発表されたわけであります。当委員会としては建前だけが御承認願えますれば、その意見で今度お諮り申し上げます予算等の立て方をかえていかなければならぬと思つております。その点を御決定願いたい。
#8
○淺沼委員長 法制局の問題は議論がすでに済んで、問題をどういうぐあいに法文化するかということが問題になつておつて予算編成については、今改正案に織りこまれておることを骨子として予算編成をしていくということに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○淺沼委員長 それではさよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#10
○中野(四)委員 昨日も松岡議長から不当財産委員会に勧告があつた。特に常任委員会でもそうだが、特別委員会の不当財産委員会が一体仕事ができるとかできぬとか言いながら、與党の方方は常任委員会の各種の委員長を決定せられるのを躊躇しておる。これがために実際上仕事ができぬ、あるいは運営ができぬということは御承知だろうと思います。この委員長を至急決定するように運営委員会の名において勧告せられたい。
#11
○淺沼委員長 さよう決定するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○淺沼委員長 それではさよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#13
○淺沼委員長 お諮りいたします。行政代執行法案というものが提出になつております。事務当局の考えでは司法委員会が妥当だろうというのですが、御意見はございませんか。
#14
○大池事務総長 從來ありました行政執行法を廃正いたしまして、これに代つて行政代執行法案というものが出てきているわけであります。そのなかみはむろん從來と違つたものであります。つまり行政廰が代つて執行する。行政廰によつて法律に基いて命ぜられた行為をやるべき義務を負担しておるものがしない。ほつたらかせない場合にはその行政廰が代つてやる。その代執行の規定です。
#15
○淺沼委員長 これは司法委員会でよろしゆうございますか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○淺沼委員長 さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#17
○大池事務総長 厚生委員会から参りました國政調査のための委員派遣の問題でありますが、それは四月一日から三日間ということになつております。これは留保されておつたわけであります。茨城縣の結核療養所青嵐莊へ行きたいというのです。
#18
○淺沼委員長 これは定足数の問題がありますから、そういう点も全然考慮しないで行つてしまうというのもいかがかと思いますから、休会まで保留したらどうでしようか。
#19
○徳田球一君 あまり保留するのはよくない。それは事件の内容を知らないからだ。
#20
○淺沼委員長 休会になつてから行つてもらうことに御了承願います。それでは暫時休憩いたします。
    午後三時十七分休憩
     ――――◇―――――
    〔休憩後は開会に至らなかつた〕
ソース: 国立国会図書館
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