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1996/12/18 第139回国会 参議院 参議院会議録情報 第139回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号
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1996/12/18 第139回国会 参議院

参議院会議録情報 第139回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号

#1
第139回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号
平成八年十二月十八日(水曜日)
   午前九時二十分開会
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         武田 節子君
    理 事
                須藤良太郎君
                関根 則之君
                平野 貞夫君
                久保  亘君
    委 員
                片山虎之助君
                下稲葉耕吉君
                鈴木 貞敏君
                中原  爽君
                村上 正邦君
                吉村剛太郎君
                大森 礼子君
                勝木 健司君
                釘宮  磐君
                渕上 貞雄君
                橋本  敦君
                中尾 則幸君
                江本 孟紀君
                矢田部 理君
   国務大臣
       自 治 大 臣  白川 勝彦君
   政府委員
       警察庁刑事局長  佐藤 英彦君
       自治省行政局選
       挙部長      牧之内隆久君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        佐藤  勝君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○選挙制度に関する調査
 (第四十一回衆議院議員総選挙の執行状況等に
 関する件)
○継続調査要求に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(武田節子君) ただいまから選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
 選挙制度に関する調査を議題といたします。
 去る十月に行われました第四十一回衆議院議員総選挙の執行状況並びに選挙違反取り締まり状況につきまして、順次政府から報告を聴取いたします。白川自治大臣。
#3
○国務大臣(白川勝彦君) この機会に、第四十一回衆議院議員総選挙及び第十七回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。
 御承知のとおり今回の選挙は、九月二十七日に衆議院が解散されたことによる総選挙でありまして、平成六年に公職選挙法が改正され、衆議院議員選挙が従来の中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に改められた後、初めて行われた選挙であります。選挙すべき議員の数は、小選挙区選挙は三百の選挙区で三百人、比例代表選挙は十一の選挙区で二百人、合計五百人でありました。
 選挙当日の有権者数は約九千七百六十八万人で、前回の総選挙に比べ約三百二十万人増加しております。
 次に、投票の状況について申し上げます。
 十月二十日の投票日は、一部の地域において午前中雨のほかは、全国的に晴れまたは曇りの穏やかな天気でありました。投票率は、小選挙区選挙で五九・六五%、比例代表選挙で五九・六二%でありまして、これは前回に比べましてそれぞれ七・六一ポイント及び七・六四ポイント低く、残念ながらこれまでの総選挙の中で最も低いものとなりました。
 次に、立候補の状況について申し上げます。
 小選挙区選挙につきましては、候補者数は千二百六十一人で、競争率は四・二倍でありました。比例代表選挙につきましては、名簿を届け出た政党は九政党、十一選挙区で延べ七十八政党、その届け出名簿に登載された候補者数は八百八人で、競争率は四・〇倍でありました。なお、このうち小選挙区選挙に届け出がなされた重複立候補者は五百六十六人でありました。この結果、小選挙区選挙及び比例代表選挙の合計の候補者数は千五百三人で、前回の中選挙区選挙の九百五十五人に比べ五百四十八人の増加となりました。
 次に、当選人の状況について申し上げます。
 党派別に申し上げますと、自由民主党は小選挙区選挙で百六十九人、比例代表選挙で七十人、合計二百三十九人。新進党は小選挙区選挙で九十六人、比例代表選挙で六十人、合計百五十六人。民主党は小選挙区選挙で十七人、比例代表選挙で三十五人、合計五十二人。日本共産党は小選挙区選挙で二人、比例代表選挙で二十四人、合計二十六人。社会民主党は小選挙区選挙で四人、比例代表選挙で十一人、合計十五人。新党さきがけは小選挙区選挙で二人。民主改革連合は小選挙区選挙で一人。無所属は小選挙区選挙で九人となっております。なお、女性の当選人は二十三人で、昭和二十二年の総選挙に次いで多く、前回を九人上回りました。
 次に、小選挙区選挙の全有効投票に対する党派別得票率は、自由民主党三八・六%、新進党二八・〇%、民主党一〇・六%、日本共産党一二・六%、社会民主党二・二%、新党さきがけ一・三%、民主改革連合〇・三%、その他無所属を含め六・五%でありました。
 また、比例代表選挙では、自由民主党三二・八%、新進党二八・〇%、民主党十六・一%、日本共産党一三・一%、社会民主党六・四%、その他の四政党合わせて三・六%となっております。
 最後に、最高裁判所裁判官の国民審査の状況について申し上げます。
 今回の国民審査は、前回の国民審査以降に任命されました九人の裁判官について行われたものであります。国民審査の結果は、いずれも罷免を可とする投票が罷免を可としない投票の数より少なく、したがって審査に付された全裁判官が国民の信任を受けました。
 以上をもちまして、今回の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の結果の御報告を終わります。
#4
○委員長(武田節子君) 佐藤警察庁刑事局長。
#5
○政府委員(佐藤英彦君) 本年十月二十日に行われました第四十一回衆議院議員総選挙における違反行為の取り締まり状況について御報告申し上げます。
 選挙期日後三十日現在の集計でございますが、数字はお手元に資料としてお配りいたしてございます表にお示ししたとおりでございます。
 検挙状況は、総数で八百五件、千五百四十五人となっております。前回における同時期の数字が二千八百十件、五千五百十三人でございましたから、今回は件数は二千五件、人員は三千九百六十八人、それぞれ減少しております。パーセントにいたしますと、件数、人員とも七〇%強の減少でございます。
 罪種別に申しますと、買収六百七十六件、千三百六十三人、自由妨害五十五件、二十人、戸別訪問八件、五十七人、文書違反一一十四件、六十五人、その他四十二件、四十人となっておりまして、買収が検挙事件のうち件数で八四%、人員で八八・二%と最も多くなっております。
 また、警告状況は七千三百七十三件で、前回と比べ五千三百三十一件、四二%減少しております。
 なお、警告事案のほとんどは文書関係についてのものでありまして、総件数の九六%を占めております。
 以上、御報告申し上げます。
#6
○委員長(武田節子君) 以上で報告の聴取は終わりました。
    ―――――――――――――
#7
○委員長(武田節子君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
 選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○委員長(武田節子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(武田節子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前九時二十九分散会
ソース: 国立国会図書館
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