くにさくロゴ
1947/06/24 第2回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第002回国会 議院運営委員会 第58号
姉妹サイト
 
1947/06/24 第2回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第002回国会 議院運営委員会 第58号

#1
第002回国会 議院運営委員会 第58号
昭和二十三年六月二十四日(木曜日)
    午前十一時三十五分開議
 出席委員
   委員長 淺沼稻次郎君
   理事 坪川 信三君
      小澤佐重喜君    工藤 鐵男君
      佐々木更三君    笹口  晃君
      山下 榮二君    吉川 兼光君
      小島 徹三君    神山 榮一君
      石田 一松君    成重 光眞君
      田中 久雄君    中野 四郎君
      林  百郎君
 出席政府委員
        法 制 長 官 佐藤 達夫君
 委員外の出席者
        事 務 総 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 公聽会開会承認要求に関する件
 法案を付託すべき委員会に関する件
 政府提出予定法案について説明聴取に関する件
    ―――――――――――――
    〔筆 記〕
#2
○淺沼委員長 これより会議を開きます。
 昨日の決定に従いまして委員部の方から委員会別に付託法律案の調べが来ておりますから皆さんのお手もとにお配りいたします。
 それでは、この調査の結果を事務総長から簡単に御説明願います。
#3
○大池事務総長 本日の公報にも全部今日までの内閣提出の百八十八件の経過が発表いたしてありますが、両院を通過したものは、五十四件と相なつております。それから本院で審査中のものが六十一件でありまして、それにまだ委員会に付託されないものが五件で各委員会の現在もつておりますものを印刷した表をお手もとに差上げてあります。百八十八件のうち五十四件が通過となつて、すでに公布されております。本院に付託審査中のものが六十一件、まだ付託してございませんものが五件という形になつております。外務委員会にはございません。治安及び地方制度委員会には六件ございます。國土委員会には一件だけであります。司法委員会に六件、それ以外に予備審査のものが二件来ております。それから文教委員会には三件、文化委員会には一件だけ、厚生委員会には九件、労働委員会にはございません。農林委員会に五件、水産委員会にはなくて、商業委員会に三件、鉱工業委員会と電氣委員会にはございません。運輸及び交通委員会には六件、通信委員会に四件、予算委員会は予算だけであります。決算は全部で件数に直しますと二十三件でございますが、承諾案が七件ありますから実際の法律案といたしましては六件であります。議院運営、図書館運営にはございません。財政及び金融委員会に今十五件あるわけでございます。今後の見透しにつきましては、先日の小沢さんのお話で政府側の回答を聴いて、警告等を発する必要があれば、した方がいいではないかとのことで、法制長官が見えるはずであります。
    ―――――――――――――
#4
○淺沼委員長 それでは法制長官が見えるまで公聽会の件を議題に供します。
#5
○大池事務総長 文教委員長から公聽会を開きたいという要求が来ております。この公聽会を今すぐやりましても、今日の二十九日になるという予定になつております。そうしますと二十九日に公聽会を開きますと結局最終日の三十日でなければ決定しません。そうすると参議院の方では即日にやらなければならないので、この問題は本会期中にできるかどうかわからないように聞いております。
#6
○淺沼委員長 公聽会を承認することに異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○淺沼委員長 それではさよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#8
○淺沼委員長 提出法案の委員会付託の件についてお諮りいたします。
#9
○大池事務総長 賣春法等処罰法案は昨日のお話では今日決めるということで、ここで治安がいいか、司法がいいか、厚生がいいか、ということで三つの議論があつたのであります。これは各党で大体今日までに決定するということでありましたので、いずれかに御決定をお願いしたいと思います。
#10
○工藤委員 私は司法にもつていきたい。
#11
○笹口委員 風俗営業取締法案が、ただいま治安にかかつておりますから、この問題も治案にかけたいと思います
#12
○淺沼委員長 それなら風俗営業取締法案が治案ですから、ある意味の関連がありますので、治安及び地方制度委員会に付託することにして異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○淺沼委員長 異議がなければさよう決定いたします。
#14
○大池事務総長 厚生相の官制の一部改正法律案があります。この内容は現実にある厚生相の官制そのものの中の六局を七局にいたしまして、公衆保健局を公衆衛生局に改め、予防局の次に薬務局を加えるということで、各局の内容をきめたものであります。ごく簡単な法案でありますが、今までの國家行政組織法をやつておつた関係で、決算委員会にもつていくか、厚生委員会にもつていくかということです。
#15
○小島委員 私は決算にもつていきたい。
#16
○淺沼委員長 それでは原則通り決算にまわすことに異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○淺沼委員長 御異議がなければさよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#18
○大池事務総長 逓信省設置法案は、原則としては決算委員会ですけれども……。
#19
○淺沼委員長 逓信省設置法案は原則通り決算委員会にもつていくことに異議ありませんか、
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#20
○淺沼委員長 異議がなければさよう決定いたします。
#21
○淺沼委員長 それから先ほど留保しておりました政府のこの会期中に提出されるであろうと思われる見透しの法案について、法制長官に御説明をお願いすることにいたします。
#22
○佐藤(達)政府委員 これから提案の予定のものを申し上げますのは申し上げにくいのでありますが、一応目途のついておりますものを申し上げますと刑事訴訟法の施工法というものがまだ提案の運びに至つておりません。恩給法の一部改正、國民金融公社法それから例の新給与の関係の法律がきわどい時にお願しなければならぬことになります。今のところめぼしいものはそんなものでありますが、関係方面で急に出せと言われますと、またこれ以外に出てくるかもしれません。
#23
○淺沼委員長 いろいろな関係でこれだけはどうしても上げなければならぬというものの御指摘を願います。
#24
○佐藤(達)政府委員 どうもこれもお願いしたいということを申し上げるよりほかございませんが、めぼしいものを申し上げますと、地方財政関係の三つの法律案があります。地方財政法案、地方配布税法案、地方税法を改正する法律案、この三つは中央の財政関係と表裏の関係をもつておりますから、ぜひひとつお願いしたいと思います。それから國家公務員共済組合法というものがあります。これは七十二号の関係で七月十五日までに成立をいたしませんと、現在の共済組合の命令が効力を失いますので、その意味でわれわれの方も関心をもつております。それから農林委員会の食糧確保臨時措置法案、次に商業委員会の関係の事業者團体法があります。これは関係の向きにおいて非常に関心をもつておるのであります。それから例の運賃関係で國有鉄道運賃法、これは申し上げるまでもないのであります。電信電話の料金関係、郵便法の郵便料金関係と郵便法等の一部改正、軍事公債の利子支払の特例に関する件、予算関係で申しますと、所得税法の一部を改正する等の法律案、それから取引高税法案、新しい財政金融の関係では復興金融金庫法の一部改正、それから皇室経済法施行法の一部を改正する法律案、これも財政金融委員会であります。それから七月十五日のさつきの共済組合法と同じような口のものが、例の運輸及び交通委員会にかかつております港則法、これを港の区域の港域法これが七月十五日の口であります。それから決算の方で行政官庁法等の一部を改正する法律案、これが國家行政組織法案が延びましたので現行法をぜひ延ばしていただかないとブランクになります。裁判官、検察官の報酬は本会議だけのものであります。機械的の重要性を加味して申し上げますとさようなものであります。それ以外には刑事訴訟法の全部改正、少年法の改正、教育委員会法案、これらがめぼしいものであります。
#25
○淺沼委員長 大体今後政府から提出されるであろうと思われる法案について御報告を承り、さらに急がなければならぬもの、将来出ると思われる法律案について伺つたのであります。この間この席上で出たことを政府にお伝えしておいた方がいいと思います。この運営委員会においては、会期延長の際に、六月二十日まで会期を延長する場合においては、六月十日以後に提出される法案については審議の責任を負えないということを政府に通達したわけでありますが、昨日の委員会においては、二十日までが三十日までになつたから、二十日以後に提出された法案については責任がもてないということが強く主張されておるのでありまして、政府においてもこのことを一応御了承の上で案を提出していただきたいと考えております。
#26
○佐藤(達)政府委員 了承いたしました。
#27
○淺沼委員長 速記やめてください。
    〔速記中止〕
#28
○淺沼委員長 これからこの委員会で審議しなければならない案件がこの会期中にまだ三つ四つあるのでありまして、そのことを事務総長から御報告願つて御協力願いたいと思います。
#29
○大池事務総長 國会法が通りました関係でどうしても事務局法並びにその一部規則等をそれに併せて、極く簡単でありますが直していただかなければならぬ点が出てまいるのであります。それと関係方面からの勧告がありまして、そのままになつておりますものに彈劾裁判所法の一部改正と、それに伴つて訴追委員会の方の改正願いたいという希望條項が、相当できております。従つてその方の案を早くつくりまして御審議願いたいというのがあります。それから不当財産取引調査特別委員会でやつております証人の機構に対して、不当財産の委員会の方でいろいろ御研究になつてさらに強化的な改正をお願いしたいということで、独立法の改正機構の案がほぼできておるように聞いております。それと先日お手もとにまつたくの試案としてお渡ししておきました政務官設置法案、これは来年の一月一日まで政務官制度がブランクになりますので、これにつきまして十分御研究の上で御決定を願いたいと思つておるのであります。
#30
○淺沼委員長 それでは彈劾裁判所法案の一部を改正する法律案につきましては皆さんのお手もとに勧告案をお配りしておいたわけでありますから、これを土台にして審議を進めていきたいと思います。さらに事務局法案につきましては、改正の要点は國会法の改正に基いて改正される條項でありますので、その立案方を事務当局に一任することにして異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#31
○淺沼委員長 さよう決定いたします。
 それでは明日もまた会議を継続することに異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#32
○淺沼委員長 さよう決定いたします。
 彈劾裁判所法案については訴追委員会の方から意見がありますようですから、訴追委員長の御出席を願つて、意見を承ることにしたらどうですか。それと明日時間の都合で不当財産取引調査特別委員会における予算の件もやることにいたしましよう。
 本日はこれにて散会いたします。
    午後零時三分散会
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト