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1995/11/07 第134回国会 参議院 参議院会議録情報 第134回国会 内閣委員会 第2号
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1995/11/07 第134回国会 参議院

参議院会議録情報 第134回国会 内閣委員会 第2号

#1
第134回国会 内閣委員会 第2号
平成七年十一月七日(火曜日)
   午後二時開会
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         宮崎 秀樹君
    理 事
                真島 一男君
                吉田 之久君
                山口 哲夫君
    委 員
                岩崎 純三君
                海老原義彦君
                岡野  裕君
                村上 正邦君
                依田 智治君
                鈴木 正孝君
                友部 達夫君
                永野 茂門君
                萱野  茂君
                角田 義一君
                笠井  亮君
                聽濤  弘君
   委員以外の議員
       国民生活・経済
       に関する調査会
       長        鶴岡  洋君
       国民生活・経済
       に関する調査会
       長代理      清水嘉与子君
       国民生活・経済
       に関する調査会
       長代理      牛嶋  正君
       国民生活・経済
       に関する調査会
       長代理     日下部禧代子君
       国民生活・経済
       に関する調査会
       長代理      聽濤  弘君
   国務大臣
       国 務 大 臣
       (総務庁長官)  江藤 隆美君
   政府委員
       総務庁長官官房
       審議官
       兼内閣審議官   菊池 光興君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        菅野  清君
       第二特別調査室
       長        林 五津夫君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○高齢社会対策基本法案(第百三十二回国会本院
 提出、第百三十四回国会衆議院送付)
    ―――――――――――――
#2
○委員長(宮崎秀樹君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
 高齢社会対策基本法案を議題といたします。
 まず、提出者から趣旨説明を聴取いたします。国民生活・経済に関する調査会長鶴岡洋君。
#3
○委員以外の議員(鶴岡洋君) ただいま議題となりました高齢社会対策基本法案につきまして、提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。
 本法律案は、去る六月二日、参議院国民生活に関する調査会におきまして、各会派の総意をもって起草、提出し、同五日、参議院本会議において全会一致をもって可決されたものであります。
 我が国におきましては、国民のたゆまぬ努力により、かつてない経済的繁栄を築き上げるとともに、人類の願望である長寿を享受できる社会を実現しつつあります。今後、長寿をすべての国民が喜びの中で迎え、高齢者が安心して暮らすことのできる社会の形成が望まれております。そのような社会は、すべての国民が安心して暮らすことができる社会でもあります。
 しかしながら、我が国の人口構造の高齢化は極めて急速に進んでおり、遠からず世界に例を見ない水準の高齢社会が到来するものと見込まれておりますが、高齢化の進展の速度に比べて国民の意識や社会のシステムの対応はおくれており、国民の間には高齢化やみずからの高齢期に対する不安が生じております。
 このような事態に対処して、国民一人一人が生涯にわたって真に幸福を享受できる社会を築き上げていくためには、雇用、年金、医療、福祉、教育、社会参加、生活環境等に係るシステムが高齢社会にふさわしいものとなるよう、不断に見直し、適切なものとしていく必要があります。
 このため、あるべき社会の姿を明示するとともに、その方向に沿って、国及び地方公共団体はもとより、企業、地域社会、家庭及び個人が相互に協力しながらそれぞれの役割を積極的に果たし、社会のシステムを再構築していかなければなりません。
 本法律案は、このような状況にかんがみ、高齢社会対策に関し基本理念を定めること等によって、高齢社会対策を総合的に推進し、もって経済社会の健全な発展と国民生活の安定向上を図ろうとするものであります。
 次に、本法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。
 第一は、前文についてであります。
 この法律案におきましては、特に前文を設け、法制定の趣旨を明らかにしております。
 第二は、基本理念についてであります。
 高齢社会対策は、国民が生涯にわたって就業その他の多様な社会的活動に参加する機会が確保される公正で活力ある社会、国民が生涯にわたって社会を構成する重要な一員として尊重され、地域社会が自立と連帯の精神に立脚して形成される社会、国民が生涯にわたって健やかで充実した生活を営むことができる豊かな社会が構築されることを基本理念として行われなければならないこととしております。
 第三は、国及び地方公共団体の責務等についてであります。
 国は、高齢社会対策を総合的に策定及び実施する責務を有することとし、また、地方公共団体は、国と協力しつつ、当該地域の社会的、経済的状況に応じた施策を策定及び実施する責務を有することとしております。さらに、国民は、高齢化の進展に伴う経済社会の変化についての理解を深め、相互の連帯を強めるとともに、みずからの高齢期において健やかで充実した生活を営むことができることとなるよう努めることとしております。
 第四は、施策の大綱についてであります。
 政府は、政府が推進すべき高齢社会対策の指針として、基本的かつ総合的な高齢社会対策の大綱を定めることとしております。
 第五は、国会への年次報告についてであります。
 政府は、毎年、政府が講じた高齢社会対策の実施の状況及び高齢化の状況を考慮して講じようとする施策等に関して、国会に報告することとしております。
 第六は、基本的施策についてであります。
 国民生活の基本となる就業及び所得、健康及び福祉、学習及び社会参加、生活環境の四つの分野について、国が講ずべき施策の基本的な方向を定めております。
 第七は、高齢社会対策会議の設置についてであります。
 総理府に、内閣総理大臣を会長とし、関係行政機関の長のうちから内閣総理大臣が任命する委員から成る高齢社会対策会議を置き、高齢社会対策の大綱の案の作成、必要な関係行政機関相互の調整等を行うこととするなど、高齢社会対策会議に関する規定を定めております。
 以上がこの法律案の提案の趣旨及び主な内容であります。
 何とぞ、御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。
#4
○委員長(宮崎秀樹君) これより質疑に入ります。――別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
 高齢社会対策基本法案に賛成の方の挙手を願います。
   〔賛成者挙手〕
#5
○委員長(宮崎秀樹君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(宮崎秀樹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後二時六分散会
ソース: 国立国会図書館
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