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1995/11/13 第134回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第134回国会 議院運営委員会 第15号
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1995/11/13 第134回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第134回国会 議院運営委員会 第15号

#1
第134回国会 議院運営委員会 第15号
平成七年十一月十三日(月曜日)
    午後六時三十分開議
出席委員
  委員長 谷垣 禎一君
   理事 額賀福志郎君 理事 金子原二郎君
   理事 武部  勤君 理事 御法川英文君
   理事 森本 晃司君 理事 岡島 正之君
   理事 木幡 弘道君 理事 石橋 大吉君
   理事 小沢 鋭仁君
      蓮実  進君    福永 信彦君
      山口 俊一君    山本 有二君
      横内 正明君    井奥 貞雄君
      小坂 憲次君    高木 陽介君
      西村 眞悟君    野田 佳彦君
      山田  宏君    池田 隆一君
      今村  修君    山崎  泉君
      東中 光雄君
 委員外の出席者
        議     長 土井たか子君
        副  議  長 鯨岡 兵輔君
        事 務 総 長 谷  福丸君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 会期延長の件
 国家公務員等任命につき同意を求めるの件
 本日の本会議の議事に関する件
     ――――◇―――――
#2
○谷垣委員長 これより会議を開きます。
 まず、会期延長の件についてでありますが、去る十日、自由民主党の加藤幹事長、日本社会党・護憲民主連合の久保書記長、新党さきがけの鳩山代表幹事から、会期を十一月十四日より十二月十五日まで三十二日間延長せられるよう議長においてお取り計らい願いたい旨の申し入れがありました。
 本件につきましては、先般来の理事会においで種々御協議願ったのでありますが、いまだ各党の意見が一致するに至っておりません。
 また、本件につきましては、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から各常任委員長の意見を徴されたのでありますが、常任委員長会議におきましても、御意見は一致いたしておりません。
 それでは、御協議を願います。
 額賀福志郎君。
#3
○額賀委員 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表いたしまして、ただいま委員長から発言のありました会期延長のことにつきまして、賛成の発言をするものであります。
 御存じのように、今臨時国会の目的は、景気低迷の打開策を一日も早く皆さんとともに国民にお示しをすることとあわせて、宗教法人法について早期に議論をし、そして対策を講じることでございました。
 しかしながら、いまだ宗教法人法改正案につきましては、衆議院の本会議に上程中でございます。しかも、災害対策基本法につきましても、参議院で審議中でございます。また、条約三件も、まだ委員会に付託されて審議が行われておりません。したがって、本日の会期末をもって国会を閉じることは、国民に対して我々の責任を果たすことにはならないというふうに思っておるものであります。
 したがって、与党といたしましては、十二月十五日までの三十二日間の会期延長は必要なことであり、これが国民の期待にこたえることに通ずるものと思っておりますので、ぜひ皆さん方の御理解を得たいと思うわけであります。よろしくお願いを申し上げます。
#4
○谷垣委員長 森本晃司君。
#5
○森本委員 新進党を代表いたしまして、会期延長反対討論並びに江藤総務庁長官の辞任に関しまして一言意見を申し述べさせていただきたいと思います。
 私たちは、日本と韓国の今日までの歴史的な問題あるいは国際交流あるいはこれからの国際友好発展等々を考えまして、江藤総務庁長官の発言は両国の友好を損なうものであるし、関係を悪化するものである、APECを前にしてこのような状況が続くことは日本と韓国の間にとって不幸なことであると思い、本日十六時、江藤総務庁長官に対し、我が方は不信任決議案を提出させていただきました。
 しかし、先ほど江藤長官が辞任されたということを与党の方からも伺いましたし、同時に、記者会見をしておられる模様を見まして一六時二十五分、私たちの提出いたしました不信任案を撤回いたしました。
 ただ、その記者会見の内容を見ておりまして、私はさらに憤りを激しくしているところでございます。本日が国会会期末であり、無用の混乱を避けるために私はやめたと。まだまだ日韓のこの大事な問題、世界の中の日本をどうするかということ、あるいは日本の国益に対してどうなのか、自分の吐いた発言に対してどう責任をとるのか、そういったことを一顧だにもせず、会期が終わりであるから混乱を避けたいと国会の責任に転じていることに対して、私はその歎膿性に対して大変な憤りを感じているということを、先ほど撤回した私たちの考え方の中にそういうものがあるということをまず申し上げさせていただきたいと思います。
 なお、先般、与党三党の方から、三十二日間の会期延長の申し入れを受けました。本日の議運の理事会において、筆頭の額賀さんからそういった御提案がございました。私たちは、この党利党略のための会期延長に対しては強く反対をするものであります。
 きょうも大相撲が行われておりますが、あのテレビを私も先ほどちらりとかいま見ました。土俵を決めて、ルールを決めて勝負することにこそ名勝負があり、そしてそこに潔きものがあります。きょうの大相撲で、土俵際に追い込まれた力士がだめだからといって土俵を伸ばしていったならば、それは一体どうなるのか。あるいは、サッカーの競技にいたしましても、勝負がつかないからということになってくるとPKもあるけれども、その時間を自分たちの思うとおりにいくまで延ばしていったらどうなるのか。政治の世界でも、スポーツの世界にあっても、決められたルールというのは極めて大事なものであります。
 四十六日間ということをお決めになったとき、その後APECがあるからということで、私はかいま聞いている話でございますけれども、十一月十日に何とか終わりたいということだった。しかし何が起きるかわからないから十一月十三日まで、あと一日、月曜日までということになった。なぜそうして与党提案で会期をお決めになったのか、その後のAPECという大事な問題があるからです。
 しかし、自分たちがこの本来決めなければならぬ期間に決めることができなかったからといって、大事なAPECがあるにもかかわらず、四十六日間の会期に対して三十二日間の会期延長をする。私は、会期延長は一日だけでも許すことはできませんが、三十二日間ということを聞いたと
き、ルールはなくなったと、残念な思いでいっぱいであります。
 また、今国会、これは先ほど額賀さんがおっしゃいましたように、景気対策であり、あの阪神大災害が起きた災害対策に対して、あるいは今後起きてくる災害に対してどうするかという極めて大事な国会でございました。これが第一番であると私は思っておりますし、国民の皆さんもきっとそう思っているに違いない。私たちは健全なる野党でございますから、また国民の期待にこたえなければならないから、災害対策の問題あるいは景気対策の問題に対して、その補正予算並びに関連法案については積極的に我々は協力をしてまいった。そして、国民の信頼にこたえた。
 景気対策といいあるいは災害対策といい、その大いなる目的は、これは与野党一致してつくり上げたものでございますから、今国会の大きな目標は達成された、私はこう考えております。
 本来ならば、そういった問題があったときに予算の関連法案等々を人質にして、それは決していい慣例ではございません。かつての五五年体制のときには、それを人質にして出された法案をストップさせようというぐらいのことが行われてきたのは事実であります。しかし、私たち新進党は、そういう形をとらない、きちっとルールに従ってやってきたことを申し上げ、この会期延長に対して強く反対の意を申し上げるものであります。
 以上です。
#6
○谷垣委員長 東中光雄君。
#7
○東中委員 私は、日本共産党を代表して、会期を三十二日間延長することに反対の意見を表明いたします。
 今国会の重要課題は、深刻な不況に対する抜本的対策、オウム問題に端を発した宗教法人法の不備を改めるための宗教法人法の改正でした。我が党は、この宗教法人法の改正は当然の内容であると考え、今国会で成立させるべきものだと主張してまいりました。また、政府の改正案の内容にとどまらず、政治と宗教の関係など広く問題点の究明を図る立場から審議を進めてまいりました。我が党は、宗教法人法問題に絞って審議を徹底し、成立を目指すための会期延長であれば考慮に値すると考えてきたところであります。ところが、与党三党は、会期末に突然、憲法違反の政党助成の制限条項である三分の二を撤廃し、無制限に助成するなどの政治改悪法案を提出しました。国民に政党への献金を強要する政党助成制度が憲法に違反するものであることは明白であり、我が党は、憲法違反の政党助成を一刻も早く廃止することを一貫して主張しております。
 ところが、今回、与党三党は、政党助成金の交付額を前年実績の三分の二以下とする条項を撤廃して、無条件に交付額を満額受け取れるようにするというのであります。新聞各紙も、政党は墓穴を掘った、朝令暮改に青天井、御都合主義にはあきれる等の批判をしているのも当然であります。
 こうしたお手盛りの悪法を会期末になって突然提出してくるやり方は、断じて許されません。我が党は、与党がこの政治改悪法案を撤回するよう強く要求しましたが、これを拒否されたので、会期の延長には反対するものであります。
 以上です。
#8
○谷垣委員長 御意見を承りましたが、意見が一致いたしませんので、やむを得ず採決いたします。
 会期を十一月十四日から十二月十五日まで三十二日間延長すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。
    〔賛成者挙手〕
#9
○谷垣委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
 本件は、本日の本会議において議長からお諮りいたします。
 なお、採決は、起立採決をもって行います。
    ―――――――――――――
#10
○谷垣委員長 次に、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、宇宙開発委員会委員、中央更生保護審査会委員、電波監理審議会委員、日本放送協会経営委員会委員、労働保険審査会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
    ―――――――――――――
 一、国家公務員等任命につき同意を求めるの件
  宇宙開発委員会委員
   山口 開生君 一二、一〇任期満了につき
          再任
  中央更生保護審査会委員
   深澤 道子君 宮本美沙子君一二、二四任
          期満了につきその後任
  電波監理審議会委員
   岩男寿美子君 生田正輝君一二、二四任期
          満了につきその後任
  日本放送協会経営委員会委員
   池川 順子君 桝田三郎君一二、一〇任期
          満了につきその後任
   齋川慶一郎君 石田名香雄君一二、一〇任
          期満了につきその後任
   須田  寛君 緒方裕君一二、一〇任期満
          了につきその後任
  労働保険審査会委員
   藤村  誠君 一二、二四任期満了につき
          再任
    ―――――――――――――
#11
○谷垣委員長 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○谷垣委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
    ―――――――――――――
#13
○谷垣委員長 次に、本日の議事日程第一、宗教法人法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由連合の鈴木宗男君、新進党の鹿野道彦君から、それぞれ討論の通告があります。
 討論時間は、おのおの十分以内とするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○谷垣委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 なお、採決は、記名投票をもって行います。
    ―――――――――――――
#15
○谷垣委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
#16
○谷事務総長 まず最初に、議長から、会期延長の件をお諮りいたします。
 次に、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてお諮りをいたします。採決は二回になります。一回目は宇宙開発委員会委員及び日本放送協会経営委員会委員で、共産党が反対でございます。ただし、共産党は、日本放送協会経営委員会委員のうち池川さん及び齋川さんにつきましては賛成とのことでございます。二回目は中央更生保護審査会委員、電波監理審議会委員及び労働保険審査会委員で、全会一致であります。
 次に、日程第一につき、越智宗教法人に関する特別委員長の報告がございます。次いで二人の方々からそれぞれ討論が行われますが、順序は印刷物のとおりでございます。次いで記名投票をもって採決いたします。
 本日の議事は、以上でございます。
    ―――――――――――――
 議事日程 第十一号
  平成七年十一月十三日
    午後一時開議
 第一 宗教法人法の一部を改正する法律案(内
    閣提出)
    ―――――――――――――
 日程第一 宗教法人法の一部を改正する法律案
      (内閣提出)
              反対 新進、無ク
  宗教法人に関する特別委員長
             越智 伊平君
  討論通告
    反 対     鹿野 道彦君(新進)
    賛 成     鈴木 宗男君(自連)
    ―――――――――――――
#17
○谷垣委員長 それでは、本日の本会議は、午後七時二十分予鈴、午後七時三十分から開会いたします。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後六時四十五分散会
ソース: 国立国会図書館
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