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1995/12/06 第134回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第134回国会 本会議 第18号
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1995/12/06 第134回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第134回国会 本会議 第18号

#1
第134回国会 本会議 第18号
平成七年十二月六日(水曜日)
    ―――――――――――――
  平成七年十二月六日
    午後二時本会議
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 議員山口敏夫君の逮捕について許諾を求めるの
  件
    午後二時四分開議
#2
○議長(土井たか子君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
#3
○山本有二君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
 議員山口敏夫君の逮捕について許諾を求めるの件を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
#4
○議長(土井たか子君) 山本有二さんの動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(土井たか子君) 御異議なしと認めます。
    ―――――――――――――
 議員山口敏夫君の逮捕について許諾を求める
  の件
#6
○議長(土井たか子君) 議員山口敏夫さんの逮捕について許諾を求めるの件を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。議院運営委員長谷垣禎一さん。
    ―――――――――――――
    〔報告書は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔谷垣禎一君登壇〕
#7
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました議員山口敏夫君の逮捕について許諾を求めるの件について、議院運営委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本件は、議員山口敏夫君の背任被疑事件につき、東京地方検察庁からの逮捕状請求により、東京地方裁判所裁判官からの要求に従って、去る四日、内閣から同君の逮捕につき、本院の許諾を求めてまいったものであります。
 議院運営委員会は、同日本件の付託を受け、即日理事会を開き、その取り扱いについて協議を行いました。
 本件につきましては、憲法第五十条の規定により議員に保障された不逮捕特権に関する重大な問題でありますので、院として迅速に対応すべく、昨五日、委員会を秘密会とし、宮澤法務大臣並びに則定刑事局長から説明を聴取した後、各党から質疑を行い、慎重な議論を行いました。
 その主な論点を申し上げますと、十二月十五日の会期終了を待たないで逮捕許諾を要求してきたが、逮捕の必要性及び緊急性があるのかどうか、当初の在宅起訴の方針を強制捜査に変えたのはなぜか、融資を受けた側が刑法第二百四十七条の背任罪の共同正犯に当たるのはどういう場合か、六月十七日の予算委員会における山口議員の証言は偽証の疑いがないのかどうか、議員会館等の捜索・差し押さえは業務上横領と背任になっていたが、今回の被疑事実に業務上横領が入っていないのはなぜか等であります。
 また、本人から身上弁明の申し出があり、これを許可して、聴取いたしました。
 かくして、本日の委員会において、各党より意見の表明を行いましたところ、本件は、議員の身分に関する重要な問題であり、憲法第五十条の不逮捕特権はあくまでも尊重されるべきものであるが、裁判官も逮捕を相当と認めていること、逮捕権の乱用とは認められないこと、国会も真相の究明に協力することは必要であり、政治に対する国民の不信を払拭するためにも、この際、許諾を与えることはやむを得ない旨の意見が述べられ、採決の結果、本件は全会一致をもって許諾を与えるべきものであると決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#8
○議長(土井たか子君) 採決いたします。
 本件は委員長報告のとおり許諾を与えるに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○議長(土井たか子君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり許諾を与えることに決まりました。
     ――――◇―――――
#10
○議長(土井たか子君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後二時八分散会
ソース: 国立国会図書館
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