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1993/08/06 第127回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第127回国会 本会議 第2号
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1993/08/06 第127回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第127回国会 本会議 第2号

#1
第127回国会 本会議 第2号
平成五年八月六日(金曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程第二号
  平成五年八月六日
    午前十時開議
 第一 議長の選挙
 第二 副議長の選挙
 第三 議席の指定
 第四 会期の件
 第五 常任委員の選任
 第六 常任委員長の選挙
 第七 政治倫理審査会委員の選任
 第八 内閣総理大臣の指名
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 日程第一 議長の選挙
 日程第二 副議長の選挙
 日程第三 議席の指定
 日程第四 会期の件
 議院運営委員の選任
 議院運営委員長の選挙
 日程第八 内閣総理大臣の指名、
    午後六時六分開議
    〔事務総長緒方信一郎君議長席に着く〕
#2
○事務総長(緒方信一郎君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第一 議長の選挙
#3
○事務総長(緒方信一郎君) 日程第一、議長の選挙を行います。
 選挙の手続につきましては、衆議院規則によることといたします。なお、念のため申し上げますと、投票は単記無名投票であります。お手元に配付の投票用紙に被選人の氏名を記載し、木札の名刺を添えて持参されることを望みます。
 これより点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#4
○事務総長(緒方信一郎君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。
 これより名刺及び投票の計算並びに投票の点検を命じます。
    〔参事名刺及び投票を計算、投票を点検〕
#5
○事務総長(緒方信一郎君) 投票総数五百三。名刺の数もこれと符合しております。
 本投票の過半数は二百五十二であります。
 投票中、白票が二票あります。これは当然無効であります。
 投票の結果を御報告申し上げます。
          二百六十四 土井たか子君
            〔拍手〕
          二百二十二 奥野 誠亮君
            〔拍手〕
             十五 山原健二郎君
            〔拍手〕
          ほかに無効 二
 右の結果、衆議院規則第八条により、土井たか子君が議長に当選されました。
    〔拍手〕
 日程第二 副議長の選挙
#6
○事務総長(緒方信一郎君) 日程第二、副議長の選挙を行います。
 選挙の手続につきましては、議長の選挙と同様であります。すなわち、投票用紙に被選人の氏名を記載し、木札の名刺を添えて持参されることを望みます。
 これより点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#7
○事務総長(緒方信一郎君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。
 これより名刺及び投票の計算並びに投票の点検を命じます。
    〔参事名刺及び投票を計算、投票を点検〕
#8
○事務総長(緒方信一郎君) 投票総数五百六。名刺の数もこれと符合しております。
 本投票の過半数は二百五十四であります。
 投票中、白票が二十九票あります。これは当然無効であります。
 投票の結果を御報告申し上げます。
          四百七十七 鯨岡 兵輔君
           〔拍手〕
          ほかに無効 二十九
 右の結果、鯨岡兵輔君が副議長に当選されました。
    〔拍手〕
#9
○事務総長(緒方信一郎君) この際、ただいま御当選になりました議長及び副議長を御紹介いたしたいと思います。
    〔事務総長緒方信一郎君議長土井たか子君を演壇に導く〕
#10
○事務総長(緒方信一郎君) 議長に御当選になりました土井たか子君を御紹介いたします。
    〔拍手〕
#11
○議長(土井たか子君) ただいま皆様の御推挙をいただき、衆議院の議長につくことになりました。まことに光栄に存じます。それ以上に、職員の重大さに身の引き締まる思いを強くいたしております。
 今日、我が国は世界とともに大きな変革期を迎えており、国権の最高機関として国会が果たさねばならない役割は、ますます大きいものがあります。私たちは、国民の厳粛な信託にこたえるため、議会制民主主義の初心に復して、国会の改革
を初めとする諸改革に真剣に取り組んでいかなければなりません。(拍手)
 私は、国会の運営に当たっては公正を旨とし、全身全霊をもって尽くしてまいりたいと存じます。
 何とぞ、国民の代表者である皆様の力強い御支援と御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。(拍手)
    〔議長土井たか子君議長席に着く〕
    〔事務総長緒方信一郎君副議長鯨岡兵輔君を演壇に導く〕
#12
○事務総長(緒方信一郎君) 副議長に御当選になりました鯨岡兵輔君を御紹介いたします。
    〔拍手〕
#13
○副議長(鯨岡兵輔君) 鯨岡兵輔でございます。
 諸君の御推挙によりまして、本院副議長の重職につくことになりました。まことに光栄に存じます。
 私は、この職務の重大さに深く思いをいたし、公正を旨とし、誠心誠意事に当たりたいと思います。議会の円満なる運営に全力を尽くす所存であります。
 何とぞ、よろしく御支援のほどお願い申し上げて、ごあいさつといたします。(拍手)
#14
○議長(土井たか子君) この際、原健三郎さんから発言を求められております。これを許します。原健三郎さん。
    〔原健三郎君登壇〕
#15
○原健三郎君 先例によりまして、私は、議員一同を代表して、ただいま御当選になりました議長及び副議長に対し、お祝いの言葉を申し上げたいと存ずるのであります。
 ただいま土井たか子君が本院議長に、鯨岡兵輔君が本院副議長に当選されました。我々一同、衷心より祝意を表する次第でございます。(拍手)
 御承知のとおり、両君は、ともに議会政治に対する豊富な経験を有せられ、この重任を託するにまことにふさわしい方々であると存じます。
 特別国会の開会に当たり、国民の国会に寄せる期待と関心はいよいよ大なるものがありますが、我々は、両君がその手腕と力量を遺憾なく発揮されて、議会政治の健全なる発展に十分な成果を上げられ、もって国民の期待にこたえられることをかたく信じて疑いません。
 ここに、両君の御就任を視し、今後の御活躍をお祈りいたしまして、お喜びの言葉といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
     ――――◇―――――
 日程第三 議席の指定
#16
○議長(土井たか子君) 衆議院規則第十四条によりまして、皆さんの議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
     ――――◇―――――
 日程第四 会期の件
#17
○議長(土井たか子君) 日程第四、会期の件につきお諮りいたします。
 今回の特別会の会期は、召集日から八月十四日まで十日間といたしたいと存じ、これを発議いたします。
 本件につき討論の通告があります。順次これを許します。衛藤征士郎さん。
    〔衛藤征士郎君登壇〕
#18
○衛藤征士郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、今特別国会の会期を十日間に限るという提案に対して、反対の討論を行います。(拍手)
 さて、三十八年ぶりに政権が交代、非自民五会派による連合政権が今まさに誕生じようとしております。このときに当たり、国民の最大関心事は、この連合政権の基本政策であります。とりわけ、首班となるでありましょう細川代表の所信の表明と、これに対する野党第一党自由民主党の代表質問であります。
 しかし、まことに遺憾ながら、五会派は、単に院の構成と首班指名だけに限り、わずか十日間のみで今期国会を終わろうとしております。この事実は、国権の最高機関として国会に託された国民の意思、特に総選挙直後の有権者の熱い、そして新しい思いに対し、大きな乖離と断絶と挫折感すら抱かしめております。このことに思いをいたすとき、せめて最低でも三週間の会期は必要であります。(拍手)
 また、新しい政権の政治姿勢を明らかにし、激動かつ激変する内外の政治経済情勢に対して、新政権としての明確なる座標軸を示さなければなりません。さらには、緊急に対処しなければならぬ個々の諸問題に対しては、的確なその座標点をしるし、国民の前に速やかに明示する責任と義務があります。
 細川代表は、月刊誌「中央公論」六月号に十四ページにわたって、政権交代にかかわる実に確信に満ちた提言をしております。
 その政策の中に、不況対策として、かつて五兆円から六兆円の所得税減税を主張してきたが、この段階でこれは撤回すると明言しておるのであります。それでは、所得税減税は確かにやらないのかどうか、これに間違いないのかどうかをお聞かせいただきたいのであります。
 また、景気回復をより確かなものにするために公定歩合をさらに一段と引き下げる、それもわざわざ括弧でくくって「〇・五パーセント」という明確な公定歩合の引き下げ幅を明示しておるのであるが、このとおりに間違いなく主張し続けるのかどうかお伺いしたい。
 景気回復に即効性のある税制、金融金利政策、さらには公共事業について、新政権はいかなる対処をもって現下の不況を克服するのか、その処方せんを一刻も早く国民に示す必要があります。(拍手)
 次に、対外問題の中で殊に緊急を要するガット・ウルグアイ・ラウンドの対処方針を明らかにすべきであります。
 七月五日の朝日新聞第一面の報道によれば、日本新党の候補者の中で実に八一%の者が、また新生党の候補者の中では実に四一%の者が米の関税化を前提とした米の市場開放、自由化に賛成を表明しておるのであるが、社会、公明、民社党の加わる連合政権の場合、政府としての統一見解並びにその対処方針は一体どうなるのか、所信表明の中で明快な答弁を求めるものであります。
 内政の緊急問題として、災害対策とその復旧が急がれておりをする。先般の北海道南西沖地震、中国・九州地方の集中豪雨による災害で亡くなられた方々に対し衷心よりお悔やみを申し上げ、被災者の方々には謹んでお見舞いを申し上げます。
 被災地域の方々は、毎日の衣食住にも困窮し、一日も早い国、県、市町村の三者一体の力強い支援体制を待ち望んでおります。とりわけ国としての可能な限りの応急処置と復旧作業、さらには万全の対策を急がねばなりません。
 以上の極めて限定した理由からしても、新政権としての所信の表明と政府の緊急な対処方針を今特別国会で明らかにすべきであり、それが当然の責任であり、義務であります。(拍手)
 もし万が一にも今国会が単に院の構成と首班指名だけで終わるとすれば、それは国権の最高機関たる国会の権威を地に落としめるだけでなく、国会の先達と先輩たちが国民とともに汗してつくり上げた輝かしいその名誉と誇りを一朝にして失墜させるでありましょう。(拍手)
 私はここに、政権を目指す五会派が速やかに所信を明らかにし、我々の質疑に答え、新政権として、総選挙直後の当然の責任と義務を履行するよう強く要請し、そのために最低三週間の今特別国会の会期を重ねて要求するものであります。(拍手)
 戦後政治の一大転換期である今、私たちはこの事態を直視し、決して逃避することなく、国家の一大事に対し、すべての人事を尽くさなければなりません。
 おごらず、高ぶらず、これが細川代表の信条であるならば、まさにおごることなく、高ぶることなく、淡々として国民の負託にこたえるべきであります。その責務を確実に果たすべきであります。
 この国民の切実な声を強く訴えて、私の反対討論といたします。(拍手)
#19
○議長(土井たか子君) 東中光雄さん。
    〔東中光雄君登壇〕
#20
○東中光雄君 私は、日本共産党を代表して、会期を十日間とする提案に反対の討論を行います。(拍手)
 今特別国会は、いわゆる非自民勢力による政権交代が行われる国会であります。交代した新政権がその政策の基本を中心に所信を述べ、各党が代表質問を行うことは、国会が国民の期待にこたえる当然の責務であります。(拍手)
 とりわけ、連立政権の与党となる各党は、外交、防衛など従来の政府の基本政策はこれを継承することを決めながら、非自民を名のって、政治を変えると言っております。一体、従来の政治のどこを変えると言うのか、国民の前に明らかにすべきであります。(拍手)
 十日間の会期では、新政権の所信表明も代表質問も行うことができません。我が党は、最小限それを可能にするだけの会期の設定を主張するものであります。
 以上、反対討論を終わります。(拍手)
#21
○議長(土井たか子君) これにて討論は終わりました。
    ―――――――――――――
#22
○議長(土井たか子君) 採決いたします。
 会期を召集日から八月十四日まで十日間とするに賛成の皆さんの起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#23
○議長(土井たか子君) 起立多数。よって、会期は十日間とするに決しました。(拍手)
     ――――◇―――――
 日程第五 常任委員の選任
#24
○議長(土井たか子君) 日程第五に入ります。
 議院運営委員の選任を行います。
 衆議院規則第三十七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名いたします。   
    ―――――――――――――
  議院運営委員
      伊吹 文明君    小川  元君
      川崎 二郎君    自見庄三郎君
      七条  明君    鈴木 宗男君
      谷垣 禎一君    中村正三郎君
      蓮実  進君    福永 信彦君
      増子 輝彦君    輿石  東君
      細川 律夫君    森井 忠良君
      山下八洲夫君    愛野興一郎君
      奥田 敬和君    二階 俊博君
      高木 陽介君    森本 晃司君
      茂木 敏充君    簗瀬  進君
      山崎広太郎君    伊藤 英成君
      東中 光雄君
    ―――――――――――――
#25
○議長(土井たか子君) なお、その他の常任委員の選任は延期するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#26
○議長(土井たか子君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
     ――――◇―――――
 日程第六 常任委員長の選挙
#27
○議長(土井たか子君) 日程第六に入ります。
 議院運営委員長の選挙を行います。
#28
○北村直人君 議院運営委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
#29
○議長(土井たか子君) 北村直人さんの動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#30
○議長(土井たか子君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。
 議長は、議院運営委員長に奥田敬和さんを指名いたします。
    〔拍手〕
    ―――――――――――――
#31
○議長(土井たか子君) なお、その他の常任委員長の選挙は延期するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#32
○議長(土井たか子君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
     ――――◇―――――
#33
○北村直人君 日程第七は延期されることを望みます。
#34
○議長(土井たか子君) 北村直人さんの動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#35
○議長(土井たか子君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。
     ――――◇―――――
 日程第八 内閣総理大臣の指名
#36
○議長(土井たか子君) 日程第八、内閣総理大臣の指名を行います。
 この手続は、衆議院規則及び先例によることといたします。衆議院規則第十八条第一項によりますと、記名投票で指名される者を定めることとなっております。お手元に配付の投票用紙に、指名される者の氏名を記載し、かつ、投票者の氏名を記載の上、木札の名刺を添えて持参されることを望みます。
 これより点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
    〔発言する者あり〕
#37
○議長(土井たか子君) 静粛に願います。静粛に願います。――投票漏れはありませんか。――静粛に願います。――静粛に、静粛に願います。――投票漏れはありませんか。――もう一たび言います。投票漏れはありませんか。(発言する者あり)静粛にして、しばらくお待ちください。――静粛にして、しばらくお待ちください。――再度申し上げます。再度申し上げます。静粛にして、しばらくお待ちください。――皆さん、静粛にして、しばらくお待ちください。――静粛に願います。――着席をしてください。着席をしてください。
 自由民主党・自由国民会議の議場内交渉係の方は御登壇願います。
     ――――◇―――――
#38
○議長(土井たか子君) 点呼に不手際がありました。改めて投票を行いますので、暫時休憩いたします。
    午後八時二十一分休憩
     ――――◇―――――
    午後十時十二分開議
#39
○議長(土井たか子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
#40
○議長(土井たか子君) 点呼に不手際があったことは遺憾に存じます。
 改めて内閣総理大臣の指名を行います。
 この手続は、衆議院規則及び先例によることといたします。衆議院規則第十八条第一項によりますと、記名投票で指名される者を定めることとなっております。お手元に配付の投票用紙に、指名される者の氏名を記載し、かつ、投票者の氏名を記載の上、木札の名刺を添えて持参されることを望みます。
 これより点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#41
○議長(土井たか子君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。
 これより名刺及び投票の計算並びに投票の点検を命じます。
    〔参事名刺及び投票を計算、投票を点検〕
#42
○議長(土井たか子君) 投票総数五百三。名刺の数もこれと符合しております。
 本投票の過半数は二百五十二であります。
 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
          二百六十二 細川 護煕君
            〔拍手〕
          二百二十四 河野 洋平君
            〔拍手〕
            十五  不破 哲三君
            〔拍手〕
             二  山花 貞夫君
            〔拍手〕
#43
○議長(土井たか子君) 右の結果、細川護煕さんを、衆議院規則第十八条第二項により、本院において内閣総理大臣に指名することに決しました。
    〔拍手〕
#44
○議長(土井たか子君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後十時四十八分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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