くにさくロゴ
1993/05/19 第126回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第126回国会 災害対策特別委員会 第5号
姉妹サイト
 
1993/05/19 第126回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第126回国会 災害対策特別委員会 第5号

#1
第126回国会 災害対策特別委員会 第5号
平成五年五月十九日(水曜日)
    午後零時十分開議
出席委員
  委員長 森井 忠良君
   理事 光武  顕君 理事 山本 有二君
   理事 有川 清次君 理事 安田 修三君
   理事 薮仲 義彦君
      岩屋  毅君    臼井日出男君
      衛藤 晟一君    大石 正光君
      金子原二郎君    金子徳之介君
      小坂 憲次君    鈴木 俊一君
      住  博司君    谷  洋一君
      平田辰一郎君    星野 行男君
      増田 敏男君    宮路 和明君
      簗瀬  進君    山本  拓君
      佐々木秀典君    佐藤 泰介君
      安田  範君    石田 祝稔君
      倉田 栄喜君    平田 米男君
      藤田 スミ君
 出席政府委員
        国土庁防災局長 黒川  弘君
 委員外の出席者
        特別委員会第三 平川 陽三君
        調査室長
    ―――――――――――――
四月十三日 
 南関東地域直下の地震対策の充実強化に関する
 陳情書(東京都新宿区西新宿二の八の一東京都
 議会内小林莞爾外九名)(第一七八号)
は本委員会に参考送付された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 委員派遣承認申請に関する件
 災害対策に関する件(雲仙・普賢岳土石流災害
 )
     ――――◇―――――
#2
○森井委員長 これより会議を開きます。
 災害対策に関する件について調査を進めます。
 この際、雲仙・普賢岳土石流災害について、政府から説明を聴取いたします。黒川国土庁防災局長。
#3
○黒川政府委員 それでは、お手元にお配りしております資料によりまして、四月二十八日から二十九日にかけて及び五月二日に、雲仙・普賢岳地域で大雨がございまして、土石流災害が発生いたしましたその概況と、対策について御説明申し上げます。
 二枚紙の方で御説明申し上げます。
 二十八日、二十九日の総雨量は三百二十九ミリでございました。その段階で、島原市及び深江町から避難勧告命令が出ました。五千人弱の方がその対象になりました。実際避難された方は、二百五十名程度でございます。それから、五月二日の状況でも、七十八・五ミリの総雨量でございましで、同じように避難勧告及び避難をされました。
 土石流による被害状況でございますけれども、まず人的被害は、そういった避難警戒態勢の中で避難していただいたということで、幸いにしてございませんでした。
 物的被害につきましては、一番下にございますけれども、住宅が全壊百四十四戸を含めまして三百十九棟、それから建物については合計四百八十八棟でございます。
 それから、一枚めくっていただきまして、道路につきましては、国道五十七号及び二百五十一号それから中尾川流域の県道愛野島原線が、それぞれの段階で不通になりましたけれども、それぞれ復旧いたしました。
 川の関係では、水無川の河道につきましては、四月二十八、二十九日で三十一万立米ということで、埋塞いたしました。五月二日でさらにそれが多くなりました。
 農道の関係で、水無川の橋梁が流出いたしました。
 鉄道では、島原鉄道が、水無川の区間が不通になりまして、現在なお折り返し運転及びバスによる代替輸送をしております。
 農地の関係では、水無川、中尾川で八十二ヘクタールが埋没しております。
 林地の関係では十ヘクタール、それから中尾川にございます治山ダムが、ある面では効果を発揮したわけでございますけれども、満杯になりました。それについての現在の土石の排除状況でございますけれども、注の3にございますように、三号遊砂地は、五月十五日までに排除が完了いたしました。それから、水無川の本川については、二十五日までということで現在工事が進められております。中尾川の治山ダムについては、六月四日までということで、これも緊急的な対応がなされております。
 政府の対応でございますけれども、四月三十日に関係省庁の会議を開きました。直ちに現地に調査団を派遣しまして、また国土庁長官も五月三日に参りました。そういった際に、やはり中心部では川とそれから農地と宅地の境界がなくなるという非常に大変な状況でございました。
 それを踏まえまして、五月七日に政府の災害対策本部会議を開かせていただきまして、七項目についての対策を決定して、実施いたしております。別紙に一枚ございますけれども、七つの項目でございます。
 一つは、被災者等に対する救済措置、これは、とりあえずは現在の仮設住宅の中で使っていただくということで、新たな仮設住宅の追加はございませんけれども、それによって対応させでいただいております。
 それから、警戒避難態勢及び観測体制をさらに今以上に強化するということで、いろいろな施設整備を行うのが二番目でございます。
 さらに三番目に、土石流対策ということで、水無川、中尾川の土石の排除、それから遊砂地の増強、これらを速やかに実施しております。また、恒久的な関係では、導流堤の建設等、水無川の改良復旧の早期完成ということで、用地買収等について協力を求めるわけでございます。
 四番目は、住宅でございますけれども、これについても、今回の被害に対応して住宅対策の拡充を図るのが四番目でございます。
 五番目には、導流堤の中の地域等については、現在移転の問題を含めて考えさせていただいておりますけれども、それらを含めまして、地元の意向を踏まえて総合的な対策をするというのが五番目でございます。
 六番目は、道路、農道、鉄道等の早期復旧、それから農地、宅地等の復旧、それから国道バイパス等の建設、それらについての決定でございます。
 七番目は、農林漁業、自営業の再建、就業の促進、雇用の安定を図る。
 以上の七項目を決定し、いろいろ御指導を賜りながら、現地とも連絡をとって、総合的に対応を進めさせていただいております。
 以上でございます。
#4
○森井委員長 以上で説明は終わりました。
#5
○森井委員長 次に、委員派遣承認申請に関する件についでお諮りいたします。
 雲仙・普賢岳の火山活動に伴う土石流等による被害状況調査のため、長崎県に本委員会から委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○森井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、派遣委員の人選及び派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○森井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午後零時十七分散会
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト