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1993/06/11 第126回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第126回国会 本会議 第33号
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1993/06/11 第126回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第126回国会 本会議 第33号

#1
第126回国会 本会議 第33号
平成五年六月十一日(金曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第二十五号
  平成五年六月十一日
    午後一時開議
 第一 地方自治法の一部を改正する法律案(参
    議院提出)
 第二 林業改善資金助成法の一部を改正する法
    律案(内閣提出、参議院送付)
 第三 林業等振興資金融通暫定措置法の一部を
    改正する法律案(内閣提出、参議院送付
    )
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 日程第一 地方自治法の一部を改正する法律案
  (参議院提出)
 日程第二 林業改善資金助成法の一部を改正す
  る法律案(内閣提出、参議院送付)
 日程第三 林業等振興資金融通暫定措置法の一
  部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付
  )
 みなみまぐろの保存のための条約の締結につい
  て承認を求めるの件
 商業及び事務所における衛生に関する条約(第
  百二十号)の締結について承認を求めるの件
  (参議院送付)
 心身障害者対策基本法の一部を改正する法律案
  (厚生委員長提出)
    午後一時二分開議
     ――――◇―――――
#2
○議長(櫻内義雄君) これより会議を開きます。
 日程第一 地方自治法の一部を改正する法律案(参議院提出)
#3
○議長(櫻内義雄君) 日程第一、地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。地方行政委員長中馬弘毅君。
    ―――――――――――――
地方自治法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
〔中馬弘毅君登壇〕
#4
○中馬弘毅君 ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、最近における社会経済の進展に伴い、国と地方との双方に関係する行政分野が拡大しており、国と地方公共団体が相互信頼のもと、協力協同関係を一層促進することが要請されていることにかんがみ、地方公共団体全体の意向を国政に適切に反映するため、都道府県または市町村の長または議会の議長の全国的連合組織で自治大臣に届け出をしたものは、地方自治に影響を及ぼす法令その他の事項に関し、自治大臣を経由して内閣に対し意見を申し出、または国会に意見書を提出することができることとするものであります。
 本案は、参議院提出によるものであり、六月四日本委員会に付託され、昨日提出者の参議院地方行政委員長から提案理由の説明を聴取した後、直ちに採決を行いましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
#5
○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
 日程第二 林業改善資金助成法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
 日程第三 林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
#7
○議長(櫻内義雄君) 日程第二、林業改善資金助成法の一部を改正する法律案、日程第三、林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。農林水産委員会理事柳沢伯夫君。
 林業改善資金助成法の一部を改正する法律案及び同報告書
 林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔柳沢伯夫君登壇〕
#8
○柳沢伯夫君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、林業改善資金助成法の一部を改正する法律案は、最近において林業就業者の減少、高齢化が進行し、林業の担い手の脆弱化が危惧されていることにかんがみ、林業外からの新規参入青年等林業の担い手を幅広く養成確保するとともに、福利厚生施設の充実により林業労働に従事する者を確保するため、青年林業者等養成確保資金及び林業労働福祉施設資金を創設する等の措置を講じようとするものであります。
 次に、林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案は、木材をめぐる状況が、材価の引き続く低迷等、厳しくなっていることにかんがみ、木材の生産、流通の一層の合理化を図るため、川上から川下に至る縦系列の業者の連携を促進することとし、木材産業等高度化推進資金の融資対象に森林所有者等を追加する等の措置を講じようとするものであります。
 両法律案は、去る四月九日参議院より送付され、同日本委員会に付託されました。
 委員会におきましては、六月二日田名部農林水産大臣から提案理由の説明を聴取し、昨六月十日に質疑を行いました。質疑の中では、両法律案の改正事項のほか、森林法に基づく流域管理システムによる森林整備の進捗状況、国有林野事業の収支の改善等、森林・林業の活性化を図る各種の問題が取り上げられました。
 質疑を終局した後、まず、林業改善資金助成法の一部を改正する法律案について採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 次いで、林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案について、討論の後、採決いたしましたところ、本案は多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 なお、両法律案に対し、それぞれ附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#9
○議長(櫻内義雄君) これより採決に入ります。
 まず、日程第二につき採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
 次に、日程第三につき採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#11
○議長(櫻内義雄君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#12
○魚住汎英君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 みなみまぐろの保存のための条約の締結について承認を求めるの件、参議院送付、商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件、右両件を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
#13
○議長(櫻内義雄君) 魚住汎英君の動議に御異議ありませんか、
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
    ―――――――――――――
 みなみまぐろの保存のための条約の締結について承認を求めるの件商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
#15
○議長(櫻内義雄君) みなみまぐろの保存のための条約の締結について承認を求めるの件、商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件、右両件を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。外務委員長伊藤公介君。
    ―――――――――――――
 みなみまぐろの保存のための条約の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    〔伊藤公介君登壇〕
    ―――――――――――――
#16
○伊藤公介君 ただいま議題となりました両件につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 初めに、みなみまぐろ保存条約について申し上げます。
 我が国は、昭和五十七年以来、毎年オーストラリア及びニュージーランドとの間で、みなみまぐろ三国間協議を開催し、ミナミマグロの保存及び管理を図ってまいりました。しかし、近年の漁業資源の保存に対する国際的な関心の高まりを背景に、ミナミマグロの保存及び管理に係る国際的な法的枠組みを設定するため、昭和六十三年四月以降、三国間で協議を重ねてまいりました。その結果、最終的合意を見るに至りましたので、本年五月十日キャンベラにおいて三カ国政府の代表により本条約の署名が行われました。
 本条約は、ミナミマグロの保存及び最適利用を適当な管理を通じて確保するための措置を決定するみなみまぐろ保存委員会の設置、非締約国の本条約加入を奨励するための、また、本条約の目的達成に不利な影響を与える可能性のある非締約国等の漁獲活動を抑止するための締約国間の協力等について規定しております。
 次に、ILO百二十号条約について申し上げます。
 ILOでは、産業構造の変化に伴い、商業及び事務所における衛生に関する法的枠組みをつくることが検討された結果、本条約は、昭和三十九年七月八日ジュネーブで開催された第四十八回ILO総会において採択されたものであります。
 本条約は、商業及び事務作業に従事する労働者の健康を確保するため、商業事務所及び労働者が主として事務作業に従事する事業所等における建物の清潔の保持、換気、照明等に関する一般原則及びその実施について定めております。
 みなみまぐろ保存条約は、五月十八日外務委員会に付託され、同月二十六日武藤外務大里から提案理由の説明を聴取し、ILO百二十号条約は、四月二十六日参議院から送付され、五月十九日武藤外務大臣から提案理由の説明を聴取いたしました。本六月十一日両件について質疑を行い、引き続き採決を行いました結果、両件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#17
○議長(櫻内義雄君) 両件を一括して採決いたします。
 両件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、両件とも委員長報告のとおり承認するに決しました。
     ――――◇―――――
#19
○魚住汎英君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 厚生委員長提出、心身障害者対策基本法の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
#20
○議長(櫻内義雄君) 魚住汎英君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
    ―――――――――――――
 心身障害者対策基本法の一部き改正する法律
  案(厚生委員長提出)
#22
○議長(櫻内義雄君) 心身障害者対策基本法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の趣旨弁明を許します。厚生委員長浦野烋興君。
    ―――――――――――――
心身障害者対策基本法の一部を改正する法律案    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
〔浦野烋興君登壇〕
#23
○浦野烋興君 ただいま議題となりました心身障害者対策基本法の一部を改正する法律案について、趣旨弁明を申し上げます。
 「国連障害者の十年」に引き続き、本年から「アジア太平洋障害者の十年」が発足することとされ、政府においても、新たな「障害者対策に関する長期計画」を策定し、これまでの理念及び目標を受け継ぎながら、新たな時代のニーズにも対応できるよう積極的に取り組んでいくこととしております。
 しかしながら、障害者の完全参加と平等を目指すためには、今後も引き続き施策の一層の充実強化が求められております。
 本案は、このような障害者を取り巻く社会経済情勢の変化等に対応すべく、心身障害者対策基本
法を大幅に改正することとし、障害者のための施策を総合的かつ計画的に推進するための措置を講じようとするもので、本日の厚生委員会において、これを成案とし、全会一致をもって厚生委員会提出の法律案とすることに決したものであります。
 その主な内容は、
 第一に、法律の題名を障害者基本法に改めるとともに、障害者の自立と社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動への参加を促進することを法律の目的とすること、
 第二に、法律の対象となる者の名称を「障害者」に改めるとともに、身体障害、精神薄弱または精神障害が法律の対象であることを明定すること、
 第三に、基本的理念として、「すべて障害者は、社会を構成する一員としてあらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるものとする」を加えること、
 第四に、十二月九日を「障害者の日」とすること、
 第五に、政府は、障害者基本計画を策定するとともに、都道府県及び市町村も同様の計画を策定するよう努めること、
 第六に、政府は、毎年、国会に、障害者の施策の概況に関する報告書を提出すること、
 第七に、国及び地方公共団体は、障害者の医療、施設への入所、在宅障害者への支援及び雇用の促進等について、必要な施策を講ずること、
 第八に、中央協議会の要員を、障害者及び障害者福祉事業の従事者のうちからも任命すること、
 第九に、この法律は、公布の日から施行すること。ただし、施策推進協議会及び基本計画等に関する規定は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内で政令で定める日から施行すること、
 その他所要の経過措置を設けるとともに、関係法律について所要の改正を行うこと
 以上が、本案の趣旨及び内容であります。
 何とぞ、御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。(拍手)
#24
○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。
 本案を可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#25
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
     ――――◇―――――
#26
○議長(櫻内義雄君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後一時十八分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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