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1993/06/18 第126回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第126回国会 本会議 第34号
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1993/06/18 第126回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第126回国会 本会議 第34号

#1
第126回国会 本会議 第34号
平成五年六月十八日(金曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第二十七号
  平成五年六月十八日
    午後一時開議
 第一 水俣病の認定業務の促進に関する臨時措
    置法の一部を改正する法律案(園田博之
    君外四名提出)
 第二 航空業務に関する日本国とネパール王国
    との間の協定の締結について承認を求め
    るの件(参議院送付)
 第三 日本国と中華人民共和国との間の航空運
    送協定を改正する議定書の締結について
    承認を求めるの件(参議院送付)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 宮澤内閣不信任決議案(山花貞夫君外八名提出
 )
    午後六時三十二分開議
#2
○議長(櫻内義雄君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
#3
○魚住汎英君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 山花貞夫君外八名提出、宮澤内閣不信任決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
#4
○議長(櫻内義雄君) 魚住汎英君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
 
    ―――――――――――――
宮澤内閣不信任決議案(山花貞夫君外八名提出)
#6
○議長(櫻内義雄君) 宮澤内閣不信任決議案を議題といたします。
 提出者の趣旨弁明を許します。山花貞夫君。
 
    ―――――――――――――
 宮澤内閣不信任決議案
    〔本号(一)末尾に掲載]
    
    ―――――――――――――
    〔山花貞夫君登壇〕
#7
○山花貞夫君 私は、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党の三会派を代表し、ただいま議題となりました宮澤内閣に対する不信任決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。(拍手)
 まず、決議案の案文を朗読いたします。
  本院は、宮澤内閣を信任せず。
   右決議する。
    〔拍手〕
以上であります。
 私は、ただいま「宮澤内閣を信任せず。」といたしました。しかし、既に主権者である国民の皆さんは、宮澤内閣に対して、はっきりと不信任の審判を下しているのであります。(拍手)宮澤内閣にこれ以上我が国のかじ取りを任せておけない、との世論が圧倒的多数だという事実を、総理並びに自民党議員の皆さんは厳粛に受けとめるべきです。
 そして、国民の宮澤内閣に対する不信任の審判は、同時に今日の日本の政治全体への不信任をも意味しています。これ以上国民の政治不信を放置しておけば、本院並びに国会議員たる私たちすべてが取り返しのつかない悔いを残すことになると言わざるを得ません。
 不信任の第一の理由は、本院の政治改革等特別委員会における百七時間を費やした審議とその経過を無視し、政治改革の実現を放棄したことにあります。
 今国会最大の任務は、言うまでもなく政治改革の実現にありました。東京佐川急便事件、金丸自民党元副総裁の巨額脱税事件並びに不正蓄財など、政治家と金にまつわる不祥事に対する国民の政治不信は今頂点に達しています。政治改革の原点は、この政治不信を解消するための政治責任の明確化、再発を防止する政治倫理の確立、そして、それを制度的に担保する法制度の整備にありました。同時に、金権腐敗の根本原因が自民党の長期一党政権にあるとの認識に立って、民意を正しく反映し、政権交代可能な選挙制度への改革が求められていました。
 腐敗防止と選挙制度の改革を一括して今国会で成立させ、国民の政治への信頼を回復することは、本院の任務でありました。
 本院における与野党議員相互の率直で熱心な討論が、ディベート型の国会としてお茶の間の国民の共感を呼んだことは御承知のとおりです。与野党の委員の間には、腐敗防止と選挙制度改革は車の両輪である、政治改革法案は腐敗防止、選挙制度改革とも一括して今国会で成立させよう、そして次の総選挙から新しい選挙制度で国民の審判を受けようとする機運と共通の認識がつくり出されたのであります。
 私たち野党は、真剣な討論の実績を大事にし、ベストと考えていた小選挙区比例代表併用型から小選挙区比例代表連用制へと修正の提案をするなど、与野党が歩み寄れる方向を提示いたしました。政治と金の悪循環を断ち切るための企業・団体献金禁止の方向への前進などについても提案いたしました。そして、そのために必要ならばと、与野党党首会談において今国会における改革実現を確認し、会期を延長しても国民の期待にこたえようと呼びかけたのであります。
 六党派・会派の二度にわたる党首会談は、政治改革に不退転の決意を表明していると国民の皆さんにも御理解いただいていると確信しております。(拍手)
 宮澤内閣は、こうした委員会の討議の経過、野党の真摯な努力に対し、いかなる責任を果たそうとしたのですか。
 委員会の討論がほほ出尽くし、与野党歩み寄りの空気が醸成されてから何日たちましたか。それを、この会期末になって自民党内の意見調整がつかないとは、何たる無為無策、無責任な態度であるかと言わなければなりません。自民党内の意見調整ができなくなった以上、振り出しに戻って自民党案で採決するしかないなどという開き直りで臭い物にふたをするのですか。
 議院内閣制のもと、内閣総理大臣であり自民党総裁である宮澤さんが、もしこのような無責任な態度を是とするならば、不信任の前に総辞職すべきが憲政の常道であります。それすらなし得ない宮澤内閣ですから、私たちが不信任案を提案するものであります。(拍手)
 第二の理由は、国民と国会への公約をほごにした責任です。
 宮澤総理は、就任以来、どんな困難に直面しようとも政治改革の実現に一身をささげると表明してこられました。本年一月の施政方針演説では、国民の信頼を回復するため、民意が明確に反映される政治構造の実現に向けて政治改革を推進すると公約いたしました。歴史的変動の中にある日本の政治について、「今や政治改革こそがすべての変革の出発点であります。」とまで言ったのです。
 最近のテレビでは、「ここで政治改革をやらないと日本の議会制民主主義というものは大変な危機に陥りますね。ですから絶対にやらなければならない」「私はやるんです。私はうそをついたことはありませんよ」と国民に大見えを切りましたね。(拍手)
 宮澤総理、これら一連のあなたの発言は口から出任せの食言ですか。あなたが大蔵大臣の当時、リクルート事件で追及され、ノーコメントを十三回繰り返し、七回も発言の訂正を行ったことを私たちは思い起こしています。
 日本の政治をリードすべき最高責任者であるあなたを、私たちは、うそつきで終わらせたくなかったのです。ですから、与野党党首会談の開催を再三にわたって呼びかけ、局面を打開するための知恵を出し合おうと提案いたしました。しかし、あなたはついに党首会談にも応じませんでした。
 宮澤総理、あなたはなすすべもなく、総務会など自民党内の意見対立を座視してきました。自民党の党利党略、議員の個利個略のすさまじさに唖然としてか、統治能力を持ちませんでした。
 総理大臣、自民党総裁としてのリーダーシップを発揮することなく、政治責任を自覚することもなく、内閣の権威の失墜を白日のもとにさらしたことは、万人の認めるところでしょう。(拍手)さきに紹介したあなたの発言を文字どおり理解するなら、政治改革を今国会で断念したあなたは、日本の議会制民主主義を危機に陥れ、国民の前で、総理大臣はうそつきだ、政治家はうそつきなどの認識を流布したものとなるではありませんか。国民を政治不信の底知れぬ谷間に落としたまま、実りなき国会を終わる責任はまことに重大であります。
 宮澤総理、私は、罪万死に値するとあなたに通告せざるを得ません。(拍手)
 我が国は今、東西冷戦の崩壊から始まった世界の新しい流れの中で、二十一世紀の世界の友人たちとの平和と繁栄、共生と連帯の方向、そして、国民の豊かな暮らしをつくり上げ、多様で新しい生き方にこたえるため、政治が何をなすべきか真剣に考える時代にあります。七月には東京で大切なサミットも開催されます。
 世界の人々から日本が信頼と尊敬の念を抱いてもらうには、健全な民主政治の確立が不可欠です。宮澤内閣が国民と議会を欺き裏切った、総理大臣がうそつきで、国民が政治不信を高めているという状態では、世界の人々から日本が嘲笑されるのではないでしょうか。我が国をこうした状態に陥れた宮澤内閣には、国家と国民の運命にかかわる重大な責任があると断ぜざるを得ません。(拍手)
 国民の期待する政治改革の実現を日本の政治の分水嶺として据えることを、今党派を超えてできるかが問われているのではないでしょうか。
 私たちのこうした熱い思いは、国民の大多数がもろ手を挙げて賛成してくださるものと確信を持っています。その点を十分御賢察の上、党派を超えて多数の皆さんが私たちの提案に賛同してくださいますよう心から訴えて、提案理由を終わります。(拍手)
    ―――――――――――――
#8
○議長(櫻内義雄君) 討論の通告があります。順次これを許します。関谷勝嗣君。
    〔関谷勝嗣君登壇〕
#9
○関谷勝嗣君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました宮澤内閣不信任決議案に対し、断固反対の討論を行うものであります。(拍手)今回提出されました内閣不信任決議案は、政治改革のともしびを消すばかりでなく、一日たりとも停滞が許されない今日の政治経済状況を考えるとき、国民生活を無視したまことに許しがたいものであります。歴史的な激動のさなかにある今日の世界において、我が国を取り巻く内外の情勢は円高を初め極めて厳しく、国民福祉の増進と経済の安定、さらに世界の平和と繁栄を実現するため、今こそ政治の果たさなければならない重要な役割が求められているときはないと思うのであります。また、近年課題となっております政治家と金にまつわる問題につきましては、さきの第百二十五回臨時国会において、政治資金の規制と公民権停止を含む政治倫理等の二十一項目にわたる改正が行われ、政治改革が前進したことは御承知のとおりであり、これこそ、常に改革を求め、国の活力と繁栄を追求する我が自由民主党と宮澤内閣の功績であると言わなければなりません。(拍手)
 政治改革は、現在も国会において議論が続けられており、我々自由民主党も最大限の努力を傾注をいたしております。我が国の存亡にもかかわる政治改革を、なまはんかな状態で決していいものでありましょうか。
 今国会の会期はあとわずかとなりましたが、改革のともしびは常に燃やし続けなければなりません。政治倫理の確立と政治改革は我が自由民主党内閣の目指してきたところであり、我が党においては、今後とも党の内外でさらに議論を闘わしてまいる決意であります。
 政治改革に関する調査特別委員会においては、政治改革関連諸法案について既に百七時間にも及ぶ審議を重ねてまいりました。この間、各党の質疑者と法案提出者は、政治改革の理念及び制度の根幹にかかわる部分について真剣かつ白熱した議論を展開したばかりでなく、自民党案、社会党、公明党案ごとに選挙制度、政治資金制度の各テーマに分けて、細部にまでわたって相互の問題点を指摘し、それぞれの立場を正面から国民の前に明らかにしていったのであります。
 加えて、特別委員会では、議員提案である政治改革関連諸法案について、特に政府に対する質疑をも独立して行い、宮澤総理も政治改革に取り組む決意を明らかにされたのであります。この政治改革関連法案は議員立法であります、議員立法であります。法案の提出者でないにもかかわらず、法案審議に最大限の協力を惜しまなかった宮澤内閣に、その責めを帰するべきものではありません。
 我が党は、長年にわたる党内論議を重ねた上で、最善と信ずる法案を国会に提案したのであります。しかも、法案の審議を通じても、我が党の案を改める必要は認められなかったのであります。かくして、宮澤総理の政治改革関連法案の今国会処理にかける強い決意を受け、我々は、最善と信ずる法案の採決を求めたのであります。
 議会は、そもそも相異なる見解を有する議員の集まりであります。議会に課せられた課題は、十分な審議を尽くして、お互いの相違点を国民の前に明らかにすることにありますが、慎重かつ濃密な審議によっても歩み寄ることのできない問題については、最終的には採決によってその可否を明らかにするよりほかはありません。それが議会制民主主義であります。
 野党が妥協案を提案した以上、我が党も何らかの妥協をすべきであるという意見もありますが、これは、到底我が党が受け入れることができない内容のものを、そもそもそれは、そういう内容は妥協案とはいいません。それは、戦略、戦術以外の何物でもありません。できない以上、それは宮澤総理の責任であるという議論は、制度改革の理念を抜きに、ただ単に妥協を求めるばかりであり、議員立法の処理の責任を内閣に転嫁するものであり、容認するわけにはまいりません。(拍手)
 国民の信頼にたえる新しい選挙制度や腐敗防止策確立のための政治改革の断行は、ひとり一内閣に責任を負わせるべきものではなく、我々議会人が国民に対して負っている厳粛な責務であります。この改革実現のためには、国会と内閣とが密接に連携しながら一歩一歩前進していくことが不可欠であります。
 本日、櫻内議長は最後の努力をなされました。政治改革を成立させるための真摯な努力をいたしまして、野党に呼びかけましたが、皆さん方はこたえなかったじゃないですか。(拍手)
 今まさに、二十一世紀に向けて重要な時期に差しかかっております。東西の冷戦の終えんを迎えた世界秩序の再構築への我が国の積極的な対応が求められております。カンボジアにおける新しい秩序づくりへの貢献を初めとする国連平和活動への参加、アジア諸外国などとの平和的な関係構築に果たしてきた我が国の努力は、世界各国から高い評価を受けております。このことは、ひとえに国政に責任を持つ我が自由民主党政府の政策の勝利であり、国民の負託にこたえ、日々着実に施策を推進してきた我が党政府の成果であります。
 また、来月、七月に東京において開催される先進国首脳会議においては、我が国は議長国という重大な責務を果たさなければなりません。このサミットを成功裏に終わらせることは、一つの内閣のみならず、国会にとりましても重要な責務であります。
 今我が国は、世界において指導的役割を担うことが諸外国から大きく期待をされております。また、景気回復の曙光が差してきている今日、それをより確かなものにするためにも、円高問題の解決、自由貿易体制の確立など、日本経済のみならず世界経済全体の繁栄に向けた我が国の一層の努力が払われなければなりません。
 時まさに、国政において一瞬たりとも停滞は許されないのであります。国家国民を忘れた党利党略にくみした手段をもてあそび、国政を混乱に陥れることは、我が自由民主党として断じて容認できないところであります。二十一世紀に向けての活力ある社会の発展の基盤づくりのためにも、繁栄に満ちた世界平和をつくり上げるためにも、我々が一丸となって全力を傾注しなければならないときであります。このときに当たって、国政の停滞をもたらし、国民生活に決して利益をもたらさない本不信任決議案は、直ちに絶対多数をもって否決されるべきものであり、そのことを強く訴えまして、私の反対討論を終わります。(拍手)
#10
○議長(櫻内義雄君) 佐藤観樹君。
    〔佐藤観樹君登壇〕
#11
○佐藤観樹君 きょうの後にきょうなしとの覚悟で政治改革に取り組んでまいります、今国会中に抜本的な政治政章が実現するよう念願いたしますと言ったのは、本年一月二十二日の本会議場におきます宮澤総理の施政方針演説の一節であります。
 それから五カ月、宮澤総理のリーダーシップは何ら発揮されず、何の具体的な指示もなく、政治改革をめぐる自民党内の議論は今や守旧派の勝利となり、政治改革はまさに風前のともしびになって消え去ろうとしております。総理の口先だけの意思表明と現実とのいかに落差の大きいことか、政治に最高の責任を持つ総理の発言がいかに軽いものであることか、その結果、政治不信の解消どころか、総理発言がいかに国民に政治不信を拡大させたことか、はかり知れないものがあります。総理として、政治家として一片のプライドがあるならば、今とても総理の席に座っておれる状態ではないと思います。
 それゆえに、私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、ただいま御提案のありました宮澤内閣不信任決議案に対し、賛成の討論を行います。(拍手)
 言うまでもなく、今国会は、中曽根元総理や佐藤自民党総務会長が関与したロッキード疑獄、宮澤総理も関与したリクルート疑惑が相次いだことから、金権政治腐敗の根絶が叫ばれるようになった一九八九年以来、足かけ五年にわたって営々と積み上げられてきた政治改革論議を踏まえ、その実現を図らなければならない国会でありました。そして、この間にも、稲村環境庁長官の脱税事件、鈴木元総理も関係した共和事件、さらに金丸自民党副総裁の佐川急便事件と巨額脱税・蓄財事件などが続発し、竹下内閣の誕生には暴力団までが関与していたことが露見し、政治に対する国民の怒りと不信は頂点に達しているのであります。
 したがって、今国会は、国民が納得できる政治改革を行わないで終えることなど到底できない国会だということを、議場内の議員全員が確認してスタートしたのであります。にもかかわらず、今国会は、野党が提出した竹下元総理の議員辞職勧告決議案も本会議に上程することなく棚上げし、しかも、国民が切望する腐敗防止や選挙制度の改革も行えないまま終わろうとしており、日本の議会制民主主義は戦後最大の危機を迎えているのであります。その原因は、ひとえに自民党内守旧派による党利党略、個利個略にあり、その領袖たる宮澤総理の目を覆うばかりのリーダーシップの欠如にあることは明白であります。(拍手)
 政治改革の本来の課題が、国民の政治不信の元凶である政治腐敗を根絶すること、政党本位・政策中心の選挙、一票の価値が平等で民意を正しく反映する選挙の実現であり、政権交代可能な選挙制度の導入であることは論をまちません。この立場から、私たち社会党は、公明党の皆さんとともに、企業・団体献金の禁止を中心とする政治資金規正法の改正と、小選挙区併用型比例代表制の選挙制度の改正を提案をしたのであります。ところが、自民党は、企業献金の上限を引き上げ、企業献金に税制上の優遇を与える政治資金規正法の改悪と、党利党略の単純小選挙区制を提案してきたのであります。選挙制度に関しては、自民党がみずから決めた「政治改革大綱」ですら「比例代表制を加味する」としていたにもかかわらず、海部内閣のときの小選挙区比例代表並立制を後退させたということは、初めから合意形成を拒否した態度と言っても過言ではないのではないでしょうか。
 しかし、衆議院に設置された政治改革に関する調査特別委員会は、百七時間に及ぶ審議によって、今国会において必ず改革をやり遂げること、成案は与野党の提案の双方の特徴を生かしたものにすること、次の選挙は新しい制度で実施をすること、腐敗防止、政治資金の規制と選挙制度の改革は表裏一体、車の両輪として一括成立させることなど共通認識を生み出し、あと少しの努力で与野党の合意が形成できるところにたどり着いたのであります。このことは、特別委員会の委員各位の政治改革に対する情熱と真摯な努力のたまものとして、敬意を表するものであります。
 したがって、私たちは、こうした情勢を踏まえ、六野党・会派の党首会談を開き、私たちが提出した法案に固執することなく、自民党の立場にも配慮した連用制に踏み出す決断を行い、自民党にも合意のための努力を呼びかけたのであります。ところが、宮澤総理は、各党合意のために苦労している自民党理事を初めとする自民党議員に対して何の支援も行わず、手かせ足かせをした上で野党に対する瀬踏みを行わせただけで、この最終局面では、特別委員会における血のにじむような努力を一切無にし、国民の願いに背を向ける暴挙を行ったのであります。
 私は、議会制民主主義とは、多数党が少数意見を尊重して国民合意の形成に努めることであると考えます。これを政治改革に即して言えば、多数党たる自民党が、少数意見を持つ野党の主張に耳を傾け、単純小選挙区制からだけではなく、海部内閣のときの小選挙区比例代表並立制からも一歩踏み出して、合意を形成する責任があるということにほかならないのであります。
 ところが、現実には、国会における少数派たる私たちが、多数党たる自民党の意見に耳を傾け、自民党にも配慮した連用制に踏み出すなど、一歩も二歩も譲歩しながら国民合意を目指すという逆転した経過になってきたのであります。しかし、我が党は、この機を逃したら政治改革はできない、何としてでも改革は実現するとの決意からこの決断をしたのであります。したがいまして、私は、政権与党たる自民党は、このこと一つをとってみても恥じなければならないと思うのであります。
 にもかかわらず、宮澤総理は、恥知らずにも、特別委員会の論議を通じて芽生えてきた国民合意の芽を、党内事情で摘み取ってしまいました。このような暴挙は、決して許せません。私は、単に社会党を代表するだけではなく、国民の名において、宮澤総理を先頭とする自民党守旧派を弾劾したいと思いますし、このことは、国民の皆様方も拍手喝采してくれると私は確信をしております。(拍手)
 また、この自民党守旧派の中に、今ごろになって、問題なのは政治腐敗防止であって選挙制度改革でないと公言してはばからない者がいることは許せないことであります。政治腐敗の問題を選挙制度の問題にすりかえるのはおかしいと繰り返し指摘してきたのは私たちであります。そのとき、自民党は、政治腐敗は同士打ちで金のかかる中選挙区制が元凶で、選挙制度を変えなければ腐敗防止もできないと主張し、腐敗防止を怠ってきたのは自民党であります。にもかかわらず、今さら自民党守旧派からそのような発言を聞かされることは甚だ心外であります。このような愚かな発言をする自民党議員は、直ちに議員たることを辞していただきたいものであります。(拍手)以上のように、自民党の愚挙、暴挙、国民への背信行為に最大の責任があるのが自民党の総裁たる宮澤総理であることは、今や国民周知でございます。ところが、自民党守旧派の中からは、今の関谷議員の意見もそうでございますが、法案を提出したのは内閣でなく自民党であるから、宮澤内閣の責任は問えないなどとたわけたことをおっしゃる方々がおられます。しかし、宮澤総理は自民党の総裁であり、自民党の言動に最も責任のある者が宮澤総理であることは自明のことでありますし、自民党総裁としての責任は総理の責任であると国民のすべてが考えているのであります。
 その宮澤総理は、今まで何を言ってきたでありましょうか。昨年十月三十日の本会議における所信表明演説では、「どんな困難に直面しようとも、政治改革の実現に一身をささげる」と言われました。ことし三月十三日、金丸元副総理の起訴に関連しては、「国民に対して心からおわびしたい。二度とこのようなことが起きないように、思い切った改革をなし遂げなければならない。先頭に立って、全力を尽くす」と言われました。三月二十五日には、自民党の全国幹事長会議のあいさつで、「成立させなければ国民の不信を到底取り除くことはできない。保守党の良識を示さなければならない」と言ったことも伝えられておるわけであります。そして、五月二十八日の国会内の記者会見では、「最後は私が決めます。まあ、まとまりますから心配しなさんな」と豪語し、五月三十一日のテレビ朝日の田原総一朗氏との対談では、「私はやるんです。私はうそをついたことはありませんよ」とまで言い放っておられるのであります。
 このような宮澤総理の発言を繰り返し聞かされれば、野党の我々だけではなく国民も、最後は総理・総裁たる宮澤氏が、たとえ不十分であっても指導性を発揮し、自民党内の取りまとめの行動を起こすものと信じるのは当然ではないでしょうか。田原総一朗氏との対談で、田原氏は、「それでも自民党内は難しいのではないですか」という質問に対しまして、「それをまとめるのが私の仕事」であるとまで言い切った宮澤総理は、自民党総裁として政治責任をかけて政治改革を結実させる責任があったのでありますしかるに、宮澤総理は、これまで繰り返してきた政治改革への決意をあっさり放棄し、自民党の政治改革つぶしに唯々諾々と従って、「私はうそをつかない」と言ったことがうそであったことを国民に強く印象づけ、中曽根元総理が「私の顔がうそつく顔に見えますか」と言って売上税導入を図ったと同じように、うそつき総理であることをみずから証明をしたのであります。(拍手)
 本日の都議選の出陣式でも、自民党本部の前で宮澤総理は、「政治改革は東京から」、「変革と信頼」の政治を訴えておられましたけれども、何と白々しい、何とむなしい言葉ではないでしょうか。国民の政治不信の高まりの中で、宮澤総理のこれらの口先だけの言動は一層政治不信を拡大させる結果になり、万死に値する行為であったのであります。(拍手)
 宮澤内閣は、発足以来、総理が何をやろうとしているのかわからない、顔が見えないと不評判で、内閣支持率が二〇%前後、現在では九%だとも言われ、ほとんどの期間支持しない割合が支持する割合をはるかに上回る不人気内閣でしたが、六月一日付の朝日新聞の世論調査によりますと、宮澤総理が政治改革で指導力を発揮していないと見る人が七六%にも達していることは、今私がるる申し述べましたことを、国民の皆さん方は敏感に感じていることの反映でもあります。もはや国民は宮澤内閣を見限っているのであり、このように国民の信頼を裏切った宮澤総理では、東西冷戦構造の崩壊に始まる歴史的変動の中で、二十一世紀を展望する重大な局面に全く対応できないと断ぜざるを得ません。(拍手)
 私は、過日のテレビ討論会で、「宮澤総理が、先輩総理に冠されたと同じように、何の指導性も発揮をしない「暗愚の帝王」で終わるのか、二十世紀の日本の政治をよみがえらせた名宰相として歴史に名を残すのか、宮澤総理の英断に期待する」と申し上げましたが、残念ながら、得意とされる経済分野の失政も含め、「暗愚の帝王」で終わったことを、国民の名と歴史の証明において断言することをはばかりません。(拍手)
 国民にとって幾ばくかの希望は、自民党議員の中にも私たちと志を同じくし、国民の期待にこたえて、最後まで政治改革を推進するために懸命に努力されている有志諸君がおられることであり、その諸君が今もなおその目的達成のために決然と立ち上がっていることに深く敬意を表し、感動すら覚えるのであります。(拍手)
#12
○議長(櫻内義雄君) 佐藤観樹君、申し合わせの時間が過ぎましたから、なるべく簡単に願います。
#13
○佐藤観樹君(続) 歴史の歯車を力強く前に進めようとする者の勇気こそ国民の共感を呼び、歴史の歯車を逆回転させる者は藻くずとして消え去ることは、古今東西の歴史が既に証明しているところであります。この瞬間に、私たちとともに宮澤内閣不信任決議案に賛成され、歴史を転換させようとする議員こそ、我が国憲政史上に長く名を残すことになるでありましょう。(拍手)総理も議員も、そのポストにあることに意味があるのではなく、国民、国家、世界のために何をなし得たかに価値があるのであります。政治改革を強く国民の前で訴えてこられた議員の皆さん、今日までの言動に自信と誇りと責任を持って、政治改革の実現のために、宮澤内閣不信任案に一票を投じようではありませんか。国民注視の中で、議員一人一人の政治責任が問われています。みずからの良心と歴史に対する責任を果たそうではありませんか。このとき、宮澤内閣不信任案に賛成の一票を投じなかった方は、選挙において政治改革を訴える資格を失うことを銘記すべきであります。(拍手)
 すべての野党の皆さんはもちろんのこと、一人でも多く自民党の議員の方々がこの不信任決議案に賛同されんことを呼びかけ、私の宮澤内閣不信任決議案に対する賛成討論を終わります。(拍手)
#14
○議長(櫻内義雄君) 渡部一郎君。
    〔渡部一郎君登壇〕
#15
○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました宮澤内閣不信任決議案に対し、賛同する立場から討論を行うものであります。(拍手)
 私は、本日、宮澤喜一総理に対しまして、政治改革を放棄された責任を追及し、同氏の民主主義に対する無理解と多岐にわたる虚言癖に対しまして、弾劾の意思を表明するものであります。
 総理は、昭和四十二年、参議院から衆議院へ転じられまして、以来、その間に経企庁長官、通産大臣、外務大臣、内閣官房長官、党総務会長、副総理、大蔵大臣等を歴任され、その経歴、系図はまさに赫々たるものでございました。私も、目をみはってその行動を見させていただいた一人でございます。
 宮澤総理は、政治活動中におきましては、国会対策の面は別にいたしましても、政策、特に財政及び国際関係につきましては大変なベテランといたしまして、我が国の進展に欠くことのできない人材として今日まで期待されてこられたのであります。最近は、日米摩擦の渦中にありまして、我が国の前途は大変問題が多く、また、米ソ冷戦の終結に伴う世界新秩序の構築に当たりまして、これほどの適任者はいないという期待が盛り上がったればこそ、宮澤内閣が成立したと思うのであり、また、大きな国民の信望を集めたゆえんであると思うのであります。
 ところが、その一方で、同氏に対して極めて不幸であったことは、日本の政治の腐敗が極点まで達したときに、その総理の職につかれたということであります。
 金丸副総理の件を申し上げるまでもなく、ロッキード事件、リクルート事件、皇民党事件、金屏風事件、共和事件、佐川事件、このような不愉快な事件がほとんど毎年一回ずつ自民党の最高首脳を襲っているのであります。これを根本的に解決せずして、国民の信頼を回復することがなければ、もう日本の民主主義は死んだと同然であるということは、私たち議員の間のコンセンサスであると同時に、国民の強い強い願望であります。総理もまた、政治改革を必ずやることを誓って就任の際にお述べになりましたことは、私の耳にまだ残っているのであります。「海部前首相の志を継いで、真摯に政治改革に取り組んでいく」と言われたのは、平成三年十一月八日、総理就任後、初の所信表明演説でありました。平成四年一月二十二日の自民党大会では、「党員や国民の信頼を回復する唯一の道は政治改革である」と述べられました。また、臨時国会の所信表明演説では、「不退転の覚悟で取り組む」と、「どんな困難に直面しようとも、政治改革の実現に一身をささげる」と述べられたのであります。
 そして、本年四月十三日以後、本会議及び政治改革特別委員会における百七時間に及ぶ、それこそ熱心な審議の過程において、こうした総理の意向が反映していたということを私は認めなければならないと存じます。
 おかげさまをもちまして、百七時間の討論は見事なものでありました。与野党の合意は自然に成立の方向へ、合意の方向へと動いていったことは、委員会参加者のひとしく誇るところであります。特に、政治資金についてはもとより、選挙制度についてすらも、もう一歩で合意するというところまでやってまいりました。単純小選挙区制からスタートされた自民党のグループに対しまして、併用制でスタートいたしました社会、公明両党の側ではございましたけれども、政権の安定、腐敗の根絶、あるいは民意の正確な反映というような点については、おのおの長所を学び、短所を反省しつつ、お互いの間で党派を超えた認識が誕生してきたのであります。
 特に私が感動を持って想起いたしますのは、各党の若い議員たちの献身的な、かつ真剣な議論でありました。今後の民主政治は決して悪いものじゃない、いいな、将来に期待を持てるなという、私は、その尊敬で胸の中が熱くなったことを何回も想起しているものであります。(拍手)
 ところがです。宮澤総理は、この論議の過程で、委員会の合意をどう思っておられるか、わからなくなるような態度をおとりになったのであります。
 委員会の理事会におきましては、五月二十八日、今国会で成立を目指す、新しい選挙制度は自民党案と社会、公明党案の特徴を生かしたものにする、これが二つ、そして次の選挙は、何と新法をもって行う、この共通認識ができ、理事会で決議されたのであります。ところが、何とあなたが指揮されている自民党の首脳部だけがこれに反抗するという暴挙に出たのであります。これでは妥協も合意も何にもできないのであります。
 さかのぼって考えれば、自民党総務会において、単純小選挙区制案の提出を党議決定と決められたことが失敗の第一であったわけであります。単純小選挙区制というのはあらゆる合意を排除する考え方であり、単純小選挙区以外の何物をも含まない考え方であります。余地がない。ところが、国会で妥協しなければならない、寄り合わなければならない、団結しなければならぬというときに、そういうかたくなな案を持ち出して最後まで頑張るとすれば、それはもとのもくあみ、もとの腐敗政治に戻るだけの話であって、それは、口をきかない、討論をしない、討論を拒絶する、民主主義を否定するという以外の何物でもないと私は思うのであります。(拍手)
 たとえ衆議院の方において、自民党案が例えば多数で通ったといたしましても、野党の多い参議院の方を考えれば、当然それはまた否決になるわけでありますから、よく言われましたように、相打ちで成立しない、不毛の案であったのであります。
 私も、社公両党の提案者といたしましては、併用制において幾通りかの合意する案があることを公然と示しました。しかも、それに加えて、野党六党は最終的に、国民の皆様方の圧倒的な支持を得まして、併用案よりもっと自民党案にぎりぎり近づいた連用制のところで妥協案をまとめ、その要綱まで提出いたしました。恐らく数日かかれば、それはさらに一歩進んで法案としてまとまる予定でございました。
 このように与野党の合意のための模索、行動に出たのでありますけれども、総理はこれに対して反応されませんでした。いいとか悪いとかと言うならわかる、だけれども反応がない。私らは、時々傍観的にコメントを述べられますときはそのコメントだけであって、要するに、自民党執行部がひたすら妨害し、政治改革を食いとめようとした、これらの人々の意向に迎合しただけのことであったとしか見えないのであります。
 この妨害の方々のお話を聞いてあきれたことは、自民党自身が定めた平成元年の政治改革の大綱すら無視する暴挙に出られたということなのであります。私が、なぜ自民党で決めたことを自民党の方にお話ししなきゃならぬかと、私は時々、けげんな顔をしながら説明したことがございます。
 宮澤総理は、御自身はこう言われました。日本の政治がこのままならば、一九一二年、大西洋に沈んだタイタニック号と同じ運命になると述べられました。日本の政治は泥舟だとも言われました。泥いかだ。であるとも委員会で発言されました。
 また、さらに深刻なことは、一九三二年五月に起きた五・一五事件を引き合いに出され、「今ここで改革されなければ日本の民主主義は大変なことになる。戦前、犬養首相が首相官邸で殺されたことを思い出す」とまで述べられているのであります。そして、戦前の日本の政治が軍国主義で亡国に走ったことと同じようなことになるという憂慮まで表明されました。感動せざるを得ない、その話を聞いて。この総理はわかっていると、私たちは何回も失望したけれども、思い直したのです。
 そして総理は、加えて、「どうしてもこの国会でやらなければいけない、やるんです」、しまいには、「私はうそをついたことはありません」と言われた。そして、「最後は私が決めます。まとまります。ですから心配しなさんな」と、これはテレビのマイクに向かって言われたものではございますけれども、派手なことを述べられましたが、それを実際に実現するという決意が感じられませんでした。
 したがって、党をリードすることができず、結局、党内に派閥が多く、党中労あれども党なしという状況の中で、四役に任せるとか、いろいろな御説明は伺いましたけれども、結局追い詰められ
て初めて重い腰を上げるというやり方で動かれた手法というものが、この政治改革全体を破壊したのではないかと悲しく想起しているものであります。
 総理、私は、このような弾劾の言葉を述べるのは、むしろ遅きに過ぎたかもしれません。総理は、今年の初頭、さまざまな問題について、既に国民のひどい反発を買っておられました。竹下内閣や田中内閣の末期のように、支持率二〇%前後にまで落ち込まれました。こういうふうになると、それから一カ月ぐらいのうちに自民党の中では交代が起こるというのが今までのやり方でございました。
 確かにまずかったかもしれない。景気は上向かない、日米摩擦はひどくなる、そして大汚職事件はなかなか片づかないというふうでございますから、そういうふうになったのも当然かもしれません。しかし、それが半年もそのまま続いたということの方が私は不思議だと存じます。
 総理が出処進退を決断しなければならぬ日がこんな遅くなったのは何なのか。私は、そこに本院議員の良識と、そして政党政派を超えた支持があったことを感ずるのであります。それは、七月七日から始まるところの先進国首脳会議であります。あなたの活躍を国民は何となく期待していた。国際通だ、何か問題があったとしても、英語でうまくしゃべってくれるのじゃないかな、英語のしゃべれない者にとっては、これは支持表明の別の形であったのではないかと存じます。
 しかし、ここのところへ来てなぜこんな急に、逆につぶれてしまったか。それは、外国の賓客を迎えて、政治改革すら実行できないような反民主的な政府を抱えていたら、日本国民としてはみっともない。そして、そのみっともないままに外国の偉い人と何が約束できるかという、国民の燃え上がるような意思が背景にあったとしか言いようがないと思うのでありますが、いかがでしょうか。(拍手)お客が来るときは、お座敷は掃除してお迎えするのが日本の礼儀であります。
 「易きを去って、難きにつくは、丈夫の心なり」というのは古いことわざです。あなたはその反対の道を行かれました。遺憾に存じます。「李下に冠を正さず」、「瓜田にくつを入れず」、その単純塗言葉も、あなたにとりましては悲しい思い出の言葉となるでありましょう。私は、その意味で、今の政府の立場は既に瀕死の状態であったと存じます。あなたに残された唯一の道は、内閣総理大臣としての責任をとり、国民に率直に謝罪するしかないと存じます。
 それにしても、あなたの対応は常にちぐはぐで、遅過ぎました。会期延長を野党党首が申し込んだときは派手にお断りになり、党議決定を変更しないという総務会の確認があってから、改めて議長に頼んで党首会談を要望する。これだけでも、議長に対して何と失礼なことだったかと私は存じます。
 また、特別委員会の理事に対して、授権を求めていた理事たちに対して授権しないでおいて、すべてが終わったときに、委員会で採決を求めるように党幹部が指示されるのを放置されたままでした。これはちぐはぐであります。委員会に属される自民党のある議員が申されていたことを私は思い出します。渡部さん、私たちは討論するときに、君の方を向いて討論しているのではないですよ、党内で前からライフル、後ろからミサイル、頭の上から原爆がおっこってくる中でやっているのですと申されました。この悲しいジョークもまたお耳に入ってないでしょうから、お伝えしておきたいと存じます。
 私どもは、今、日本の国民が憎悪の言葉を持って政治改革の行方を見ていることを改めて認識したいと思います。何党がいい、何派が悪いなどというようなたぐいではなく、私たちは今、国民全部に個人の責任でこたえなければならぬときが来たと思うのですが、いかがでしょうか。(拍手)
 政治演説会を国へ帰って開こうとしたら、みんなが演説会場から帰っちゃったとおっしゃっている言葉を私はこの耳に聞いています。
#16
○議長(櫻内義雄君) 渡部一郎君、申し合わせの時間が過ぎましたから、なるべく簡単に願います。
#17
○渡部一郎君(続) 国会を再生するために、最後の手段しかないと存じます。同僚の諸君の良識に訴えます。今や我々は、国民の政治不信にこたえるのは、私たち個人の良識にゆだねられていることを銘記して、今までの情実、今までのしがらみ、多年の行きがかり、属する、所属するもののすべてをなげうって、国民に対して胸を張ってこたえようではありませんか。(拍手)それが国民の怒りを変じて、やがて政官財の癒着と言われる日本の構造を変革し、民主国家日本の存在を世界に知らしめるような大変革になるきっかけになることをかたく信じまして、私の賛成討論とさせていただく次第でございます。ありがとうございました。(拍手)
#18
○議長(櫻内義雄君) 金子満広君。
    〔金子満広君登壇〕
#19
○金子満広君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました宮澤内閣不信任決議案について、「信任せず。」の一点に賛成し、党の立場を明確にして、討論を行います。(拍手)
 第百二十六国会が最終盤を迎えた今日、自民党・宮澤内閣に社公民各党が加わり、そしてマスコミまで総動員し、政治改革と偽って進めてきた小選挙区制導入のたくらみは、ついに今国会では断念せざるを得ないところに追い込まれました。まさに国民世論の歴史的な勝利であります。日本共産党は、小選挙区制の導入に一貫して反対し闘ってきた唯一の党として、この勝利を心から歓迎するものであります。この勝利は、民主主義と国民の意思をじゅうりんすることは、たとえ国会で多数の議席を占めていても、断じて許されないことを事実をもって明らかにしたものであります。(拍手)日本共産党が「宮澤内閣を信任せず」、その責任を追及する理由は、何よりもまず、金権政治の原因があたかも選挙制度にあるかのように問題をすりかえ、小選挙区制の導入だけでなく、企業。団体献金の枠をこれまでの二倍に引き上げ、さらに、その上、新たに総額三百億円、議員一人当たり四千万円もの助成を国民の血税で行う一方、事前ポスターの禁止など、政治活動の自由を抑圧する案を出してきたからであります。これがどうして政治改革ですか。まさに政治改悪そのものではありませんか。
 そもそも圧倒的多数の国民がこの国会に求めたものは何か。それは小選挙区制の導入などではありません。あの佐川・暴力団疑惑、そして金丸疑感の徹底究明であり、自民党の金権腐敗に抜本的なメスを入れること、そして、金権政治の根源である企業、団体からの政治献金を禁止することでありました。これは、次々に発表された各種の世論調査によっても、六割、七割の国民が、企業献金の禁止や政治資金の厳しい規制を強く要求していることでも明白に証明されているのであります。
 しかも、選挙制度ということであれば、当然のことながら、現行の公職選挙法の規定によって、五年ごとの定数の見直し、さらに、国会が決議した現行中選挙区制のもとでの定数の抜本是正こそ行うべきであり、日本共産党は、このことを強く要求してまいりました。
 もし、もしです、この定数是正が確実に行われているならば、一九六七年以来九回の総選挙において、自民党が常に過半数に満たない四〇%台の得票率で過半数を超える議席を確保するなどということはできなかったのであります。定数是正をサボり、一票の格差の拡大を放置していたことが自民党に多数議席を与えてきたのは、今日の事態が明白にこれを証明しているのであります。中選挙区制は制度疲労だとか、古いとか、政権交代が起こらないなどということがいかに現実を無視した作り話であるかということは、この事実を見ただけでも明らかではありませんか。
 ところが、宮澤内閣が選挙制度の問題でやろうとしたことは、公職選挙法にも、また国会決議にも背いて、小選挙区制の導入によって、あくまで金権腐敗の自民党政権の維持を図るという、議会制民主主義を破壊する極めて反動的なごり押しであったのであります。宮澤内閣の責任は極めて重大であります。
 日本共産党は、宮澤内閣に対する批判と反対の態度を早くから明確にしてまいりました。既に、昨年のPKO国会で宮澤内閣の信任、不信任が問われたとき、日本共産党の不破委員長は、宮澤内閣の憲法違反の暴挙、自衛隊の海外派兵を糾弾し、宮澤内閣不信任の態度を明確に表明してきたのであります。さらに、昨年十月の全国的な大衆大集会でも、不破委員長は、宮澤内閣があの佐川・暴力団疑惑を隠し、金権腐敗政治を温存しようとしていることを取り上げて、宮澤内閣の退陣を要求してきたのであります。
 今、国会の会期の最後の段階に当たり、宮澤内閣がこれまで犯した反国民的な政治の実態、その責任は引き続き追及していかなければならない重大問題であります。我が党が「宮澤内閣を信任せず」を正面から主張するのは以上の見地からであります。
 私は、社公民三党の不信任決議案の提出理由には賛成できません。
 提出者は、宮澤内閣不信任決議案の理由として、「野党が積極的に歩み寄る中であと一歩の決断と努力により改革が実現するところまできていたにもかかわらず、」「与党自民党がその意思を放棄した結果である。」このように述べていますが、改革ができなかったとは、選挙制度の改悪、小選挙区制導入ができなかったということであり、日本共産党は、この理由、この見地には反対であります。(拍手)
 今問われている国民への責任問題は、小選挙区制の導入に失敗したという責任ではありません。小選挙区制が実現できなかった、だから不信任だということは、国民世論の上からも、民主主義の原則的立場から見ても、全く逆なことであります。
 しかも、社公民三党のこのような理由づけは、現行中選挙区制のもとでの一票の格差の抜本是正を求めた国会決議にも、さらには、三年前の総選挙で、この三党が掲げた小選挙区制反対、定数の抜本是正という、国民に対する公約の立場、その公約の立場に反しているのであります。小選挙区制の導入ができず、失敗したから内閣の責任を追及し、不信任などという理由では、人々を納得させることはできません。私も、このような見地にくみすることはできません。なぜなら、既に述べたように、宮澤内閣の最大の責任は、金権政治を温存し、小選挙区制を導入しようとしたことであります。追及すべき責任は、まさにここにあるからであります。私は、このことを明確に指摘しておくものであります。
 そして、この問題では、これまでと態度を変え、自民党の選挙制度改悪、小選挙区制導入の立場に同調した社公民三党には宮澤内閣と同じ責任があることを、重ねて明らかにしておくものであります。(拍手)
 日本共産党は、真の政治改革の柱として、国民の期待にこたえ、金権腐敗政治の徹底的解明を行い、腐敗政治の根源である企業、団体からの政治献金を無条件に禁止するため、引き続き、広範な国民とともに全力を尽くすものであります。
 同時に、あらゆる形の小選挙区制の導入を許さず、現行公職選挙法の規定に基づいて五年ごとに定数配分を見直し、さらに現行中選挙区制のもとでの一票の格差の抜本是正を国会決議に基づいて直ちに実行することを強力に推し進めていくものであります。
 日本共産党は、創立以来七十一年間、侵略戦争反対、主権在民を貫いてきた党であります。財界からも、外国からも一円ももらわず、企業・団体献金の禁止を身をもって実行している党であります。
 国民の選挙権の平等を守り、いかなる形の小選挙区制導入をも許さぬという日本共産党の基本的立場を重ねて表明し、「宮澤内閣を信任せず。」の決議案に対する賛成の討論を終わります。(拍手)
#20
○議長(櫻内義雄君) 川端達夫君。
    〔川端達夫君登壇〕
#21
○川端達夫君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提案されております宮澤内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手)
 賛成の第一の理由は、政治の最高責任者である宮澤総理自身が国民に、結果として大きなうそをついたという点であります。
 国民は、リクルート、共和、佐川そして金丸脱税事件と相次ぐ政界不祥事の発生に政治不信を募らせ、その根源である自民党一党支配政治が続く現在の政治構造の根本的転換を求めております。なかんずく、金丸前自民党副総裁の政治資金の不正蓄財・私的流用・脱税事件は、政治家が公共投資や予算の配分という形で税金をばらまき、その見返りで私腹を肥やすという、自民党政権のもとで培われた政官財癒着の腐敗構造を白日のもとにさらし、国民の政治不信を決定的なものといたしました。
 また、冷戦構造崩壊後の国際情勢の激変、国際経済摩擦問題、本格的な高齢化社会の到来など、内外の諸課題に対応するためには、既得権益のしがらみから硬直化し、完全に行き詰まった自民党政治の転換を求めてまいりました。国民は、この視点から、今国会での政治改革の実現を強く求めていたのであります。
 これに対し、宮澤総理は、今国会での政治改革の実現を国展に明確に約束されたのであります。いわく、「今国会で政治改革を絶対に実現する」、「私は、うそをついたことはありません」、「ここで政治改革をしなければ、日本の民主主義というものは大変な危機に陥る。ですから絶対にやらなければならない」、「もし、今改革ができなければ、日本はタイタニック号と同じ運命をたどりかねない」などであります。
 しかるに、総理は、この言葉とは全く裏腹に、政治改革実現のために何らのリーダーシップを発揮することもなく、自民党内の混乱を手をこまねいて傍観するのみでありました。あまつさえ総理は、会期末ぎりぎりになって、苦し紛れに、みずからの延命をはかるため、自民党の単純小選挙区制案の採決の指示をしたのであります。これこそ国民の目を欺き、愚弄する許すべからざる行為であります。宮澤内閣は、政権党としての責任も誇りもみずから放棄したと断じざるを得ません。(拍手)
 国民の政治に対する信頼なくして、政治は成り立ちません。一国の政治の最高責任者が国民にうそをつきながら、その一方で、「政治を信頼してください」、「極限にまで達した政治不信を解消してください」と言っても、だれが信じましょうか。このような行動は、ますます政治不信を増幅するばかりであります。まさに言語道断であります。
 賛成の第二の理由は、宮澤内閣が議会制民主主義のルールをみずから踏みにじったことであります。
 政治改革は、衆議院の政治改革調査特別委員会において、各党がそれぞれ案を示し、計百七時間に及ぶ審議が重ねられ、建設的かつ自由な論議を積み重ねてまいりました。国民は、この審議状況を見て、国民の声を政治に反映させる本当の国会のあり方を目指すものとして大きな期待を寄せたのであります。しかも、政治改革は今国会で必ず実現しなければならないという我々野党の強い決意により、自民党との妥協を図るため、何としても成立をさせるため、党の立場より国家国民の立場に立って野党統一案をまとめたのであります。これにより、自民党さえ国家国民の立場に立って野党との交渉に当たっていれば、政治改革法案は、今国会で必ず成立できたものと確信するものであります。(拍手)それを、宮澤内閣及び自民党は、選挙区の利害という私利私欲によりこれを無視し、あまつさえ自民党案の採決を目指し、委員会審議の積み重ねの努力、これらをすべて水泡に帰し、政治改革法案を葬り去ろうとしているのであります。その責任はまことに重大であり、我々は断じてこれを許すわけにはまいりません。(拍手)
 賛成の第三の理由は、政治腐敗事件の真相解明のための努力を全く怠ったことであります。
 我が国では金権腐敗、汚職政治がまかり通り、国会の権威はまさに泥まみれの状況にあります。これまでロッキード事件、ダグラス・グラマン事件、リクルート事件と相次ぐ汚職腐敗事件が発生し、そのたびごとに国会は機能停止、国民生活は顧みられず、政治の停滞と政治不信が増幅するという状況を繰り返してまいったのであります。そして、宮澤内閣のもとでも、共和事件、佐川急便事件が発生し、総理自身の派閥を束ねていた元閣僚が逮捕され、時の副総裁が議員辞職するという事態を招いたのであります。この事件の真相を徹底的に解明し、国民に真相を明らかにすることが宮澤内閣に与えられた責任だったはずであります。にもかかわらず、総理は、真相解明は議会の仕事と言わんばかりに、ほおかむりをして、時の過ぎるのをじっと待つという姿勢をとり続けました。この一点をもってしても、内閣を信任するにあたわずと言わなければなりません。
 また、第四の理由として、宮澤内閣が経済・財政運営で多くの失態を演じたことであります。
 宮澤総理は、甘い経済分析を続け、対策を後手後手に回し、日本経済を深刻な不況に陥れました。我々は、深刻な消費不況を克服するために、大幅所得税減税の実施を求め、自民党の梶山幹事長は、所得税減税を前向きに検討すると約束されました。にもかかわらず、政府・与党がこの公党間の約束をほごにし、所得税減税の実施を見送ったことは、国民に対する裏切り行為と言わざるを得ません。
 また、民社党を初めとする野党が審議促進に協力し、二十二年ぶりに本予算が年度内に成立したその直後、宮澤内閣は、同一会期内に補正予算案を提出するという前代未聞の行為をとりました。これは、内閣総辞職をして責任をとるべき重大な事態と考えます。
 さらに、米国クリントン政権への対応においても、貿易摩擦の解消どころか、かえって急激な円高を招来するなど、経済面における宮澤総理の失点は、数え上げれば切りがありません。実質三・三%経済成長の公約も破綻したも同然です。「生活大国五か年計画」も口先だけのきれいごとに終わっております。
 「経済に強い宮澤」との言葉を信じる人は、今やただ一人としていません。経済問題でも総理はうそをつき、重大なミスを犯したことを強調したいのであります。
 私は、国民にうそをつき、国民の信頼を完全に失った宮澤内閣では、我が国の政治は一日たりとも成り立ち得ないものと考えます。内外の諸課題が山積している今日、宮澤内閣の存続は、我が国及び国民にとって害あって益なしと断じざるを得ないのであります。
 したがって、本不信任決議案を可決させ、直ちに衆議院の解散、総選挙を断行すべきであります。我々は、国民の求める政治改革を断行し、内外の諸課題にリーダーシップを発揮し得る政治体制を一日も早く確立しなければなりません。
 以上、申し述べ、宮澤内閣不信任決議案に対する賛成の討論を終わります。(拍手)
#22
○議長(櫻内義雄君) これにて討論は終局いたしました。
#23
○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#24
○議長(櫻内義雄君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
#25
○議長(櫻内義雄君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百七十五
  可とする者(白票)      二百五十五
    〔拍手〕
  否とする者(青票)       二百二十
    〔拍手〕
#26
○議長(櫻内義雄君) 右の結果、宮澤内閣不信任決議案は可決いたしました。(拍手)
    ―――――――――――――
 山花貞夫君外八名提出宮澤内閣不信任決議案を可とする議員の氏名
      愛知 和男君    愛野興一郎君
      粟屋 敏信君    井奥 貞雄君
      井上 喜一君    石井  一君
      石破  茂君    魚住 汎英君
      小沢 一郎君    大石 千八君
      岡島 正之君    岡田 克也君
      奥田 敬和君    金子徳之介君
      北村 直人君    熊谷  弘君
      古賀 正浩君    左藤  恵君
      佐藤 守良君    笹川  堯君
      杉山 憲夫君    高橋 一郎君
      中島  衛君    中西 啓介君
      仲村 正治君    二階 俊博君
      羽田  孜君    畑 英次郎君
      藤井 裕久君    船田  元君
      星野 行男君    前田 武志君
      増田 敏男君    松浦  昭君
      松田 岩夫君    村井  仁君
      簗瀬  進君    山口 敏夫君
      渡部 恒三君    阿部 昭吾君
      阿部未喜男君    赤松 広隆君
      秋葉 忠利君    網岡  雄君
      有川 清次君    五十嵐広三君
      井上 一成君    井上 普方君
      伊東 秀子君    伊藤  茂君
      伊藤 忠治君    池田 元久君
      池端 清一君    石井  智君
      石橋 大吉君    岩田 順介君
      岩垂寿喜男君    宇都宮真由美君
      上田 卓三君    上田  哲君
      上田 利正君    上原 康助君
      江田 五月君    遠藤  登君
      小川 国彦君    小川  信君
      小澤 克介君    小野 信一君
      緒方 克陽君    大出  俊君
      大木 正吾君    大畠 章宏君
      岡崎トミ子君    岡崎 宏美君
      岡田 利春君    沖田 正人君
      加藤 繁秋君    加藤 万吉君
      川崎 寛治君    川島  實君
      川俣健二郎君    菅  直人君
      木間  章君    貴志 八郎君
      北川 昌典君    北沢 清功君
      串原 義直君    小岩井 清君
      小林 恒人君    小林  守君
      小松 定男君    小森 龍邦君
      五島 正規君    後藤  茂君
      輿石  東君    左近 正男君
      佐々木秀典君    佐藤 観樹君
      佐藤 敬治君    佐藤 泰介君
      佐藤 恒晴君    佐藤 徳雄君
      斉藤 一雄君    沢田  広君
      沢藤礼次郎君    志賀 一夫君
      渋沢 利久君    嶋崎  譲君
      清水  勇君    新村 勝雄君
      新盛 辰雄君    鈴木喜久子君
      鈴木  久君    関  晴正君
      関山 信之君    仙谷 由人君
      田口 健二君    田中 昭一君
      田中 恒利君    田邊  誠君
      田並 胤明君    高沢 寅男君
      竹内  猛君    竹村 幸雄君
      武部  文君    谷村 啓介君
      辻  一彦君    筒井 信隆君
      常松 裕志君    戸田 菊雄君
      外口 玉子君    土井たか子君
      土肥 隆一君    時崎 雄司君
      富塚 三夫君    中沢 健次君
      中西 績介君    中村 正男君
      永井 孝信君    楢崎弥之助君
      野坂 浩賢君    馬場  昇君
      長谷百合子君    鉢呂 吉雄君
      早川  勝君    日野 市朗君
      藤田 高敏君    細川 律夫君
      細谷 治通君    堀  昌雄君
      堀込 征雄君    前島 秀行君
      松浦 利尚君    松原 脩雄君
      松前  仰君    松本  龍君
      三野 優美君    水田  稔君
      武藤 山治君    村山 富市君
      目黒吉之助君    元信  堯君
      森井 忠良君    安田 修三君
      安田  範君    山内  弘君
      山口 鶴男君    山下八洲夫君
      山中 邦紀君    山中 末治君
      山花 貞夫君    山元  勉君
      吉岡 賢治君    吉田 和子君
      吉田 正雄君    和田 貞夫君
      和田 静夫君    渡辺 嘉藏君
      浅井 美幸君    東  祥三君
      井上 義久君    石田幸四郎君
      石田 祝稔君    市川 雄一君
      遠藤 乙彦君    遠藤 和良君
      大野由利子君    近江巳記夫君
      長田 武士君    鍛冶  清君
      貝沼 次郎君    河上 覃雄君
      神崎 武法君    北側 一雄君
      草川 昭三君    草野  威君
      倉田 栄喜君    小谷 輝二君
      権藤 恒夫君    斉藤  節君
      坂井 弘一君    竹内 勝彦君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      西中  清君    春田 重昭君
      日笠 勝之君    東  順治君
      平田 米男君    伏木 和雄君
      伏屋 修治君    藤原 房雄君
      二見 伸明君    冬柴 鐵三君
      宮地 正介君    森本 晃司君
      矢追 秀彦君    矢野 絢也君
      薮仲 義彦君    山口那津男君
      山田 英介君    吉井 光照君
      渡部 一郎君    小沢 和秋君
      金子 満広君    木島日出夫君
      児玉 健次君    佐藤 祐弘君
      菅野 悦子君    辻  第一君
      寺前  巖君    東中 光雄君
      不破 哲三君    藤田 スミ君
      古堅 実吉君    正森 成二君
      三浦  久君    山原健二郎君
      吉井 英勝君    伊藤 英成君
      大内 啓伍君    川端 達夫君
      神田  厚君    小平 忠正君
      高木 義明君    塚本 三郎君
      中井  洽君    中野 寛成君
      柳田  稔君    米沢  隆君
      和田 一仁君    渋谷  修君
      菅原喜重郎君    田川 誠一君
      村山 喜一君
 否とする議員の氏名
      相沢 英之君    逢沢 一郎君
      青木 正久君    浅野 勝人君
      麻生 太郎君    甘利  明君
      新井 将敬君    井出 正一君
      伊藤 公介君    伊藤宗一郎君
      伊吹 文明君    池田 行彦君
      石川 要三君    石橋 一弥君
      石原慎太郎君    石原 伸晃君
      今枝 敬雄君    岩村卯一郎君
      宇野 宗佑君    上草 義輝君
      植竹 繁雄君    臼井日出男君
      内海 英男君    浦野 烋興君
      江口 一雄君    江崎 真澄君
      衛藤征士郎君    衛藤 晟一君
      遠藤 武彦君    小里 貞利君
      小澤  潔君    小渕 恵三君
      尾身 幸次君    越智 伊平君
      越智 通雄君    大石 正光君
      大島 理森君    大塚 雄司君
      大野  明君    大野 功統君
      大原 一三君    太田 誠一君
      奥田 幹生君    奥野 誠亮君
      加藤 紘一君    加藤 卓二君
      鹿野 道彦君    狩野  勝君
      海部 俊樹君    柿澤 弘治君
      梶山 静六君    粕谷  茂君
      片岡 武司君    金子 一義君
      金子原二郎君    亀井 静香君
      亀井 久興君    亀井 善之君
      唐沢俊二郎君    川崎 二郎君
      河村 建夫君    瓦   力君
      木部 佳昭君    木村 義雄君
      北川 石松君    北川 正恭君
      久間 章生君    久野統一郎君
      鯨岡 兵輔君    倉成  正君
      栗原 祐幸君    小泉純一郎君
      小杉  隆君    小林 興起君
      小宮山重四郎君    古賀  誠君
      後藤田正晴君    河野 洋平君
      河本 敏夫君    高村 正彦君
      鴻池 祥肇君    近藤 鉄雄君
      近藤 元次君    佐田玄一郎君
      佐藤謙一郎君    佐藤 孝行君
      佐藤 信二君    佐藤 敬夫君
      斉藤斗志二君    坂井 隆憲君
      坂本 剛二君    坂本三十次君
      桜井  新君    志賀  節君
      自見庄三郎君    塩川正十郎君
      塩崎  潤君    塩谷  立君
      島村 宜伸君    杉浦 正健君
      鈴木 俊一君    鈴木 恒夫君
      鈴木 宗男君    住  博司君
      関谷 勝嗣君    園田 博之君
      田澤 吉郎君    田名部匡省君
      田中 秀征君    田邉 國男君
      田辺 広雄君    田原  隆君
      田村  元君    高鳥  修君
      竹下  登君    武部  勤君
      武村 正義君    谷  洋一君
      谷垣 禎一君    谷川 和穗君
      近岡理一郎君    中馬 弘毅君
      津島 雄二君    塚原 俊平君
      戸井田三郎君    戸塚 進也君
      渡海紀三朗君    東家 嘉幸君
      虎島 和夫君    中尾 栄一君
      中川 昭一君    中島洋次郎君
      中曽根康弘君    中谷  元君
      中村喜四郎君    中村正三郎君
      中山 太郎君    中山 利生君
      中山 成彬君    中山 正暉君
      長勢 甚遠君    二階堂 進君
      丹羽 雄哉君    西田  司君
      額賀福志郎君    野田  毅君
      野田  実君    野中 広務君
      野呂 昭彦君    野呂田芳成君
      葉梨 信行君    萩山 教嚴君
      橋本龍太郎君    鳩山由紀夫君
      浜田 幸一君    浜田卓二郎君
      浜野  剛君    林  大幹君
      林  義郎君    原 健三郎君
      原田  憲君    原田昇左右君
      原田 義昭君    東   力君
      平泉  渉君    平田辰一郎君
      平沼 赳夫君    深谷 隆司君
      福田 康夫君    福永 信彦君
      藤尾 正行君    二田 孝治君
      古屋 圭司君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    細田 博之君
      真鍋 光広君    牧野 隆守君
      増子 輝彦君    増岡 博之君
      町村 信孝君    松岡 利勝君
      松永  光君    松本 十郎君
      三ツ林弥太郎君    三原 朝彦君
      三塚  博君    御法川英文君
      水野  清君    宮崎 茂一君
      宮里 松正君    宮澤 喜一君
      宮路 和明君    宮下 創平君
      武藤 嘉文君    村岡 兼造君
      村上誠一郎君    村田敬次郎君
      村田 吉隆君    村山 達雄君
      持永 和見君    森  英介君
      森  喜朗君    森田  一君
      谷津 義男君    柳沢 伯夫君
      柳本 卓治君    山崎  拓君
      山下 元利君    山下 徳夫君
      山本  拓君    与謝野 馨君
      渡辺 栄一君    渡辺 省一君
      渡辺 秀央君    渡辺美智雄君
      綿貫 民輔君    阿部 文男君
      徳田 虎雄君    藤波 孝生君
    ―――――――――――――
#27
○議長(櫻内義雄君) この際、暫時休憩いたします。
    午後八時十七分休憩
     ――――◇―――――
午後十時二分開議
#28
○議長(櫻内義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
#29
○議長(櫻内義雄君) ただいま内閣総理大臣から、詔書が発せられた旨伝えられましたから、朗読いたします。
    〔総員起立〕
  日本国憲法第七条により、衆議院を解散する。
    〔万歳、拍手〕
    午後十時四分
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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