1992/08/07 第124回国会 参議院
参議院会議録情報 第124回国会 本会議 第1号
#1
第124回国会 本会議 第1号平成四年八月七日(金曜日)
午前十時二分開議
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#2
○議事日程 第一号平成四年八月七日
午前十時開議
第一 議長の選挙
第二 副議長の選挙
第三 議席の指定
第四 常任委員の選任
第五 常任委員長の選挙
第六 政治倫理審査会委員の選任
第七 会期の件
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○本日の会議に付した案件
一、日程第一より第五まで
一、特別委員会設置の件
一、調査会設置の件
一、日程第六及び第七
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〔事務総長戸張正雄君議長席に着く〕
#3
○事務総長(戸張正雄君) 国会法第七条の規定により、議長及び副議長が選挙せられますまで、私が議長の職務を行います。これより会議を開きます。
日程第一 議長の選挙を行います。
投票は無名投票でございます。議席に配付してございます白色の無名投票用紙に被選挙人の氏名を記入して、白色の木札の名刺とともに、御登壇の上、御投票を願います。
氏名点呼を行います。
〔参事氏名を点呼〕
〔投票執行〕
#4
○事務総長(戸張正雄君) 投票漏れはございませんか。――投票漏れはないと認めます。投票箱閉鎖。〔投票箱閉鎖〕
#5
○事務総長(戸張正雄君) これより開票いたします。投票を参事に点検させます。〔参事投票及び名刺を計算、投票を点検〕
#6
○事務総長(戸張正雄君) 投票の結果を報告いたします。投票総数 二百四十六票
名刺の数もこれと符合いたしております。
本投票の過半数は百二十四票でございます。
原文兵衛君 二百三十六票
〔拍手〕
白票 十票
よって、原文兵衛君が議長に当選せられました。
〔拍手〕
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#7
○事務総長(戸張正雄君) 日程第二 副議長の選挙を行います。投票は無名投票でございます。議席に配付してございます白色の無名投票用紙に被選挙人の氏名を記入して、白色の木札の名刺とともに、御登壇の上、御投票を願います。
氏名点呼を行います。
〔参事氏名を点呼〕
〔投票執行〕
#8
○事務総長(戸張正雄君) 投票漏れはございませんか。――投票漏れはないと認めます。投票箱閉鎖。〔投票箱閉鎖〕
#9
○事務総長(戸張正雄君) これより開票いたします。投票を参事に点検させます。〔参事投票及び名刺を計算、投票を点検〕
#10
○事務総長(戸張正雄君) 投票の結果を報告いたします。投票総数 二百四十六票
名刺の数もこれと符合いたしております。
本投票の過半数は百二十四票でございます。
赤桐操君 二百四十六票
〔拍手〕
よって、赤桐操君が副議長に当選せられました。
〔拍手〕
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#11
○事務総長(戸張正雄君) この際、ただいま御当選になりました議長及び副議長を御紹介いたしたいと存じます。〔参事 議長原文兵衛君を演壇に導く〕
#12
○事務総長(戸張正雄君) 議長に当選せられました原文兵衛君を御紹介いたします。〔拍手〕
#13
○原文兵衛君 御紹介いただきました原文兵衛でございます。一言ごあいさつ申し上げます。
二十一年前、初めて参議院議員に当選させていただきましたとき、将来、議長を仰せつかることがあろうなどとは、私は夢にも思いませんでした。このたび皆様の御推挙により第二十代参議院議長に選任されましたことは、まさに感激のきわみ、その重責に身の引き締まる思いでございます。
生来不敏な者でございますが、公正無私を旨として議院の正常かつ円満な運営を図ることはもちろん、憲法に定められました両院制のもと、参議院の権威を高め、その特質を発揮して、本院に与えられた使命を達成するため渾身の努力をいたしたいと存じます。
何とぞ皆様の一層の御支援、御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。
ありがとうございました。(拍手)
〔議長原文兵衛君議長席に着く〕
〔参事 副議長赤桐操君を演壇に導く〕
#14
○事務総長(戸張正雄君) 副議長に当選せられました赤桐操君を御紹介いたします。〔拍手〕
#15
○赤桐操君 ただいま皆様方の御推挙により副議長に選任され、まことに恐悦至極に存じます。改めて、ここに議員各位の御厚情に対しまして心から御礼を申し上げる次第でございます。内外の諸情勢はまことに多事多端でございますが、原新議長の補佐役として、本院の公正円満なる運営に努めるとともに、本院に与えられました使命を達成するため全力を尽くし、もって国民の負託にこたえたいと存ずる次第であります。
何とぞ皆様方の御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げまして、簡単ながら就任のごあいさつといたします。
ありがとうございました。(拍手)
#16
○議長(原文兵衛君) 鈴木省吾君から発言を求められました。この際、発言を許します。鈴木省吾君。〔鈴木省吾君登壇、拍手〕
#17
○鈴木省吾君 私は、議員一同を代表し、ただいま就任されました新議長並びに新副議長に対しましてお祝いの言葉を申し上げたいと存じます。原文兵衛君は議長に当選され、赤桐操君は副議長に当選されました。私ども一同、衷心より祝意を表する次第でございます。
原議長は、昭和四十六年に御当選以来二十有余年にわたり本院議員として在職され、豊かなる議会運営の御経験を有せられますとともに、その卓越した御見識と円満なるお人柄は皆様方もよく御承知のとおりでございます。
赤桐副議長は、昭和四十九年本院議員に当選され、自来、誠実なお人柄と豊富な御経験をもって本院の円滑なる運営に寄与されてまいりました。
御両君が本院を代表する議長並びに副議長の重職に就任されましたことは、私どもといたしましてまことに御同慶にたえないところでございます。
どうか御両君におかれましては、御健康に御留意の上、公正かつ民主的な議会運営に当たられ、もって本院の権威高揚のため御尽力いただきますようお願い申し上げて、お祝いの言葉といたします。(拍手)
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#18
○議長(原文兵衛君) 日程第三 議席の指定議長は、本院規則第十四条の規定により、諸君の議席をただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
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#19
○議長(原文兵衛君) 議席第二百八番の氏名標中、荻野浩基君とあるのは萩野浩基君と訂正いたします。―――――・―――――
#20
○議長(原文兵衛君) 日程第四 常任委員の選任本日、議長は、常任委員全員の辞任を許可いたしました。
これより常任委員の選任を行います。
常任委員の選任は、本院規則第三十条の規定により、すべて議長の指名によることとなっております。
議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり常任委員を指名いたします。
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#21
○議長(原文兵衛君) 日程第五 常任委員長の選挙本日、常任委員全員の辞任を許可いたしましたため、常任委員長が全員欠員となりました。
これより全常任委員長の選挙を行います。
#22
○片山虎之助君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。#23
○小川仁一君 私は、ただいまの片山君の動議に賛成いたします。#24
○議長(原文兵衛君) 片山君の動議に御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#25
○議長(原文兵衛君) 御異議ないと認めますよって、議長は、
内閣委員長に守住有信君を指名いたします。
〔拍手〕
地方行政委員長に佐藤三吾君を指名いたします。
〔拍手〕
法務委員長に片上公人君を指名いたします。
〔拍手〕
外務委員長に野沢太三君を指名いたします。
〔拍手〕
大蔵委員長に野末陳平君を指名いたします。
〔拍手〕
文教委員長に松浦功君を指名いたします。
〔拍手〕
厚生委員長に細谷昭雄君を指名いたします。
〔拍手〕
農林水産委員長に吉川芳男君を指名いたします。
〔拍手〕
商工委員長に斎藤文夫君を指名いたします。
〔拍手〕
運輸委員長に高桑栄松君を指名いたします。
〔拍手〕
逓信委員長に野別隆俊君を指名いたします。
〔拍手〕
労働委員長に田辺哲夫君を指名いたします。
〔拍手〕
建設委員長に梶原敬義君を指名いたします。
〔拍手〕
予算委員長に遠藤要君を指名いたします。
〔拍手〕
決算委員長に大渕絹子君を指名いたします。
〔拍手〕
議院運営委員長に井上孝君を指名いたします。
〔拍手〕
懲罰委員長に矢田部理君を指名いたします。
〔拍手〕
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#26
○議長(原文兵衛君) この際、特別委員会の設置についてお諮りいたします。科学技術振興に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る科学技術特別委員会を、
公害及び環境保全に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る環境特別委員会を、
災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る災害対策特別委員会を、
選挙制度に関する調査のため、委員二十五名から成る選挙制度に関する特別委員会を、
沖縄及び北方問題に関する対策樹立に資するため、委員二十名から成る沖縄及び北方問題に関する特別委員会を、
土地問題及び国土利用に関する対策樹立に資するため、委員三十名から成る土地問題等に関する特別委員会を、
また、国会等の移転に関する調査を行うため、委員十名から成る国会等の移転に関する特別委員会を、それぞれ設置いたしたいと存じます。
まず、科学技術特別委員会、環境特別委員会、災害対策特別委員会、選挙制度に関する特別委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会並びに土地問題等に関する特別委員会を設置することについて採決をいたします。
以上の六特別委員会を設置することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○議長(原文兵衛君) 御異議ないと認めます。よって、科学技術特別委員会外五特別委員会を設置することに決しました。
次に、国会等の移転に関する特別委員会を設置することについて採決をいたします。
本特別委員会を設置することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
#28
○議長(原文兵衛君) 過半数と認めます。よって、本特別委員会を設置することに決しました。
本院規則第三十条の規定により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。
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#29
○議長(原文兵衛君) この際、調査会の設置についてお諮りいたします。国際問題に関し長期的かつ総合的な調査を行うため、委員二十五名から成る国際問題に関する調査会を、
国民生活に関し長期的かつ総合的な調査を行うため、委員二十五名から成る国民生活に関する調査会を、
また、産業・資源エネルギーに関し長期的かつ総合的な調査を行うため、委員二十五名から成る産業・資源エネルギーに関する調査会を、それぞれ設置いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#30
○議長(原文兵衛君) 御異議ないと認めます。よって、国際問題に関する調査会外二調査会を設置することに決しました。
本院規則第八十条の八の規定により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり調査会委員を指名いたします。
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#31
○議長(原文兵衛君) 日程第六 政治倫理審査会委員の選任本日、議長は、政治倫理審査会委員全員の辞任を許可いたしました。
これより政治倫理審査会委員の選任を行います。
参議院政治倫理審査会規程第七条及び第九条の規定により、議長は、政治倫理審査会委員及び政治倫理審査会に出席する議員を議席に配付いたしました氏名表のとおり指名いたします。
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#32
○議長(原文兵衛君) これにて午後一時まで休憩いたします。午前十時五十四分休憩
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午後一時一分開議
#33
○議長(原文兵衛君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。日程第七 会期の件
議長は、今期国会の会期を五日間といたしたいと存じます。
会期を五日間とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
#34
○議長(原文兵衛君) 総員起立と認めます。よって、会期は全会一致をもって五日間と決定いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時二分散会
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