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1992/04/27 第123回国会 参議院 参議院会議録情報 第123回国会 議院運営委員会 第13号
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1992/04/27 第123回国会 参議院

参議院会議録情報 第123回国会 議院運営委員会 第13号

#1
第123回国会 議院運営委員会 第13号
平成四年四月二十七日(月曜日)
   午前九時四十一分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 四月二十四日
    辞任         補欠選任
     三上 隆雄君     吉田 達男君
 四月二十七日
    辞任         補欠選任
     重富吉之助君     尾辻 秀久君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         井上  孝君
    理 事
                片山虎之助君
                野沢 太三君
                柳川 覺治君
                稲村 稔夫君
                小川 仁一君
                中川 嘉美君
                橋本  敦君
                磯村  修君
                足立 良平君
    委 員
                尾辻 秀久君
                大島 慶久君
                関根 則之君
                田村 秀昭君
                仲川 幸男君
                成瀬 守重君
                星野 朋市君
                山口 光一君
                岩本 久人君
                大森  昭君
                北村 哲男君
                肥田美代子君
                三石 久江君
                吉田 達男君
                常松 克安君
        ―――――
       議     長  長田 裕二君
       副  議  長  小山 一平君
        ―――――
   事務局側
       事 務 総 長  戸張 正雄君
       事 務 次 長  黒澤 隆雄君
       議 事 部 長  堀川 久士君
       委 員 部 長  鈴木 重夫君
       記 録 部 長  中川 俊彦君
       警 務 部 長  有馬 道夫君
       庶 務 部 長  吉岡 恒男君
       管 理 部 長  島原  勉君
       渉 外 部 長  大鷹 市郎君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に
 関する件
○本日の本会議の議事に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(井上孝君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。
 まず、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。
 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、去る二十四日、衆議院から送付されました農業協同組合法の一部を改正する法律案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、日本社会党・護憲共同一人十五分の質疑を行うこと、また、同日、衆議院から送付されました地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、日本社会党・護憲共同一人十五分の質疑を行うことに意見が一致いたしました。
 理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○委員長(井上孝君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 次に、本院議員野田哲君外三名発議の国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案につき、その趣旨説明を聴取することに意見が一致いたしましたが、これに対する質疑の割り当てにつきましては、日本社会党・護憲共同、日本共産党及び連合参議院から質疑を行いたいとの申し出があり、意見が一致いたしませんでした。
 本件に対し意見開陳の申し出がございますので、この際、これを許します。稲村君。
#4
○稲村稔夫君 私は、ただいま委員長が報告をされましたとおり、日本社会党が決定し日本社会党・護憲共同が本院に提出した国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案につき、本会議における趣旨説明に対する我が会派議員による質疑について、本委員会理事会での結論が得られず、委員会の採決による決定にまで持ち越されたことを極めて遺憾とするものであります。
 私は、我が会派の議員にも質疑が保証されてしかるべきであるとする理由の主なものを以下に申し上げます。
 その第一は、議員はそれぞれの会派に所属する者が大多数であるとしても、個々の議員としての独自性は保証されるべきものであるといういわば民主主義の原点とも言うべき点であります。いやしくも院がこの独自性の保証を否定するがごときことがあってはならないのであります。したがって、国会法においても法案提出会派の趣旨説明に対する質疑等について特に触れていないのだと思うのであります。
 その第二は、前例とのかかわりであります。
 理事会においては、単一会派の提出法案の趣旨説明に質疑を行うのはおかしい、前例がないとの反対意見が主張されたのでありますが、これは問題であります。少なくとも以下の点において前例とみなすべきが当然であります。
 一つには、我が国は議院内閣制でありますから、内閣と院内の政府・与党は一心同体のはずであります。しかし、行政府と立法府との明らかな独立性の観点から、政府に対する与党の質疑が行われていることもこれは至極当然であります。とはいえ、今日、政府の最高責任者たる総理大臣と与党の最高指導者たる総裁は同一人物でありますし、各大臣も与党の国会議員であります。政府提出の法案は与党の承認、決定を受けて提案されるのが通常でありましょう。とすれば、それは単一会派の提出法案ともみなすことができるのであります。したがって、もし法案提出会派の趣旨説明に対する質疑を否定することになれば、それは与党質疑の否定にも通ずるのであります。
 二つには、院内数会派の議員による共同提案の法案の際には、共同提案者の会派からの本会議における趣旨説明に対する質疑は過去に行われております。この場合は共同の提案者は同一会派と同様の人格とみなされるべきであって、まさに前例はつくられているのであります。
 三つには、理事会においては、院内各会派の共同提案と単一政党の提案とは異なり、我が党提案に対して我が会派から質疑を行うのはおかしいという主張がなされましたが、だが、それこそ矛盾をした主張であります。我が会派には他の党に所属している議員も日本社会党の党員でない議員も
いるのでありますから、会派の名前も日本社会党・護憲共同なのであります。その意味では我が会派の提案は共同提案と同様の性格を持っているからであります。
 四つには、政府案と同時提案の際には、法案提出の単一会派の趣旨説明に対する質疑が行われております。百二十二国会の例がそれであります。我が会派提出の法案についてでありましたが、当然の措置でありました。同時提案であろうと提案時期がずれようと、趣旨説明が行われ質疑を行うという本質においては何ら変わりがないのであります。
 以上であります。
 民主主義の原点に照らして、将来に禍根を浅さざるよう、何とぞ、委員各位の御理解をいただき、我々の質疑要求に御賛同をいただけますようお願いを申し上げる次第であります。
#5
○委員長(井上孝君) これより採決を行います。
 まず、本法律案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(井上孝君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 次に、本法律案に対し、日本社会党・護憲共同一人十五分の質疑を行うことに賛成の諸君の挙手を願います。
   〔賛成者挙手〕
#7
○委員長(井上孝君) 少数と認めます。よって、日本社会党・護憲共同の質疑については否決されました。
 次に、本法律案に対し、日本共産党及び連合参議院おのおの一人十分の質疑を順次行うことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○委員長(井上孝君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#9
○委員長(井上孝君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。
 事務総長の説明を求めます。
#10
○事務総長(戸張正雄君) 御説明申し上げます。
 本日の議事は、最初に、日程第一 農業協同組合法の一部を改正する法律案の趣旨説明でございます。田名部農林水産大臣から趣旨説明があり、これに対して、谷本巍君が質疑を行います。
 次に、日程第二 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案の趣旨説明でございます。山崎建設大臣から趣旨説明があり、これに対して、翫正敏君が質疑を行います。
 次に、日程第三 国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案の趣旨説明でございます。発議者野田哲君から趣旨説明があり、これに対して、吉川春子君、井上哲夫君の順にそれぞれ質疑を行います。
 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約二時間十分の見込みでございます。
#11
○委員長(井上孝君) ただいまの事務総長説明のとおり、本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(井上孝君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 暫時休憩いたします。
   午前九時五十分休憩
   〔休憩後開会に至らなかった〕

ソース: 国立国会図書館
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