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1992/06/19 第123回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第123回国会 労働委員会パートタイム労働に関する小委員会 第4号
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1992/06/19 第123回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第123回国会 労働委員会パートタイム労働に関する小委員会 第4号

#1
第123回国会 労働委員会パートタイム労働に関する小委員会 第4号
平成四年六月十九日(金曜日)
    午前十一時開議
 出席小委員
   小委員長 大野 功統君
      愛野興一郎君    赤城 徳彦君
      住  博司君    長勢 甚遠君
      三原 朝彦君    河上 覃雄君
      金子 満広君    伊藤 英成君
 出席政府委員
        労働省婦人局長 松原 亘子君
 小委員外の出席者
        労働省婦人局婦 前田 充康君
        人労働課長
        労働省婦人局婦 小泉万里子君
        人労働課調査官 
        労働委員会調査 下野 一則君
        室長
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 パートタイム労働に関する諸問題に関する件
     ――――◇―――――
#2
○大野小委員長 これより労働委員会パートタイム労働に関する小委員会を開会いたします。
 パートタイム労働に関する諸問題に関する件について調査を進めます。
 この際、去る五月二十九日の第三回小委員会の調査概要について御報告いたします。
 まず、松原労働省婦人局長から、我が国のパートタイム労働の実情とそれに対する取り組みについて、産業別、規模別の特徴等も踏まえた説明を聴取し、引き続き懇談に入りました。
 懇談におきましては、我が国のパートタイム労働に関連して活発な意見等が出されましたが、その主なものは
 パートタイム労働者の定義について
 パートタイム労働者と通常労働者との賃金の差
  の要因について
 労働基準法等の規定を上回る部分について一律
  に規制することの適否について
 パートタイム労働の位置づけについて
 パートタイム労働者とフルタイム労働者の区分
  の必要性及び法的整備検討の必要性の有無に
  ついて
 所得税の非課税限度額問題について等でございます。
 続いて、諸外国のパートタイム労働の実情等につきまして、引き続き調査を依頼した事項について、下野労働委員会調査室長から報告を求めました。
 以上が、前回小委員会の主な概要でございます。
    ―――――――――――――
#3
○大野小委員長 次に、本小委員会の今国会における調査の経過等について、その概要を御報告いたします。
  近年、パートタイム労働者は大幅に増加し、
 経済社会において重要な役割を果たすととも
 に、一方では就業実態等から種々の問題が指摘
 される状況にあり、今国会においては、日本社
 会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及
 び進歩民主連合の四会派共同の、短時間労働者
 の通常の労働者との均等待遇及び適正な就業条
 件の確保に関する法律案が提出されました。
  このような状況にかんがみ、パートタイム労
 働問題に関して労働委員会としても検討協議を
 行う必要があるとの認識が与野党間で一致し、
 三月二十六日の労働委員会において、パートタ
 イム労働に関し、労働条件の改善、雇用の安定
 の促進等の諸問題を調査するために小委員会の
 設置が決定されました。
  四月十七日の第一回小委員会休憩中の懇談で
 は、小委員会の活動目標について率直な意見交
 換が行われ、法制化を目指した検討を行うこと
 を明確にすべきであるとの意見や、初めから法
 制定を前提とした議論には同調できないとの意
 見もあり、結局、パートタイム労働について何
 らかの対策が必要かどうかを検討するに先立っ
 て、まず、実態把握が必要であり、そのため小
 委員会をその後三回程度開催すること等を確認
 して具体的な調査活動に入ったところでありま
 す。
  その後小委員会は、まず、実態面の勉強とし
 て、第二回小委員会において、諸外国のパート
 タイム労働の実情等について労働委員会調査室
 からの説明の聴取及び質疑、第三回小委員会に
 おいて、日本のパートタイム労働の実情及び行
 政の取り組みについて労働省からの説明の聴取
 及び質疑等を行い、さらに労使団体及び学識経
 験者からの意見の聴取及び質疑を行う予定であ
 りましたが、諸般の事情により、これは実現で
 きませんでした。
  これまでの調査検討によると、パートタイム
 労働は、需給双方のニーズに合った就業形態で
 あること等から増加していますが、その就業意
 識、就業状況は多種多様となっており、また、
 今後の中長期的な労働力需給の動向等も踏まえ
 ると、女性や高年齢者の一層の活用が不可欠と
 なると考えられる中で、パートタイム労働はま
 すます重要な就業形態になるものと考えられ、
 同時にまた解決すべき問題もあると思われま
 す。
  したがって、これまで以上にパートタイム労
 働の実情を十分踏まえた適切な対策が講じられ
 るべきであり、このため、小委員会としては引
 き続き調査検討を進めることとし、また、関係
 省庁においても、今後の労働力需給の動向も踏
 まえ、パートタイム労働者の多様な就業の実態
 について一層の把握に努めるとともに、高齢化
 社会や人手不足への対応等多角的な観点から
 パートタイム労働に関する総合的な対策につい
 て、法的整備を含め、なお一層積極的に検討す
 ることが必要であると考えます。以上でございます。
 お諮りいたします。
 委員会において以上の内容を報告いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○大野小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 本日は、これにて散会いたします。
    午前十一時五分散会
ソース: 国立国会図書館
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