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1992/04/03 第123回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第123回国会 本会議 第16号
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1992/04/03 第123回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第123回国会 本会議 第16号

#1
第123回国会 本会議 第16号
平成四年四月三日(金曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第十二号
  平成四年四月三日
    正午開議
 第一 公有地の拡大の推進に関する法律及び都
    市開発資金の貸付けに関する法律の一部
    を改正する法律案(内閣提出)
 第二 研究交流促進法の一部を改正する法律案
    (内閣提出)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 永年在職の議員大野明君に対し、院議をもって
  功労を表彰することとし、表彰文は議長に一
  任するの件(議長発議)
 日程第一 公有地の拡大の推進に関する法律及
  び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部
  を改正する法律案(内閣提出)
 日程第二 研究交流促進法の一部を改正する法
  律案(内閣提出)
    午後零時二分開議
#2
○議長(櫻内義雄君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 永年在職議員の表彰の件
#3
○議長(櫻内義雄君) お諮りいたします。
 本院議員として在職二十五年に達せられました大野明君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。(拍手)
 表彰文は議長に一任されたいと存じます。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 表彰文を朗読いたします。
 議員大野明君は衆議院議員に当選すること九回
 在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民
 意の伸張に努められた
 よって衆議院は君が永年の功労を多とし特に院
 議をもってこれを表彰する
    〔拍手〕
 この贈呈方は議長において取り計らいます。
    ―――――――――――――
#5
○議長(櫻内義雄君) この際、大野明君から発言を求められております。これを許します。大野明君。
    〔大野明君登壇〕
#6
○大野明君 本日、院議をもって永年在職議員表彰の御決議を賜り、身に余る光栄と、心より感謝申し上げます。(拍手)
 これもひとえに先輩同僚議員各位の御指導、御鞭撻はもとより、郷土岐阜県の皆様方の多年にわたる御支援、御厚情のたまものと衷心より厚く御礼を申し上げます。(拍手)
 私が本院に議席を得ましたのは、昭和三十九年十二月でございました。第一次佐藤内閣が発足してちょうど五十日目に当たる日であったことを、今日なお鮮明に記憶をいたしております。
 顧みますと、昭和三十九年は、十月一日に、我が国の優秀な科学技術により、東京−大阪間を三時間で結ぶ世界一速い新幹線の開業を見ると同時に、十月十日からは、アジア地区において初の国際オリンピック大会が東京で開催された意義深い年でありました。この感激と喜びを契機として、真の自由と平和と民主主義を基調とし、国際社会への飛躍とともにその責務を果たす先進国の一員として自他ともに認め得る国家としての歩みが、国民ともども機運が急速に高まってきたときでありました。
 翌四十年八月、佐藤総理が戦後総理大臣として初めて沖縄を訪問し、返還への道を開き、また十二月には、懸案の日韓条約の批准を果たす等積極的な外交を展開し、国際社会への対応を世界の国々に、また国民に対し、国の将来への指針を示した画期的な時代でありました。
 内政面においては、経済の高度成長期であり、国民総生産の向上に伴う国民所得の増大が消費の拡大につながり、豊かさの一端を有することができた反面、消費は美徳という不自然な倫理観が世間の通り相場でもありました。その後、ドルショック、あるいは二度にわたるオイルショック等、かって我々が経験したことのない事態に見舞われましたが、国民の英知と努力、冷静な政治的判断により安定成長へと方向を転換したことが、今日なお世界一の経済力を有する国家として世界に貢献できる基礎を築いたのであります。
 このような政治経済の大きな変革期に国家国民の将来の発展に遺漏なき政策を遂行する国政に参画することができ、政治家としての喜びと同時に、その責任の大きさを自覚し、誠心誠憲政治活動を行ってまいりました。(拍手)
 私は、政治の原点は「思いやり」であると信じております。すなわち、何事に対しても真の愛情を注ぐことであろうと思います。例えば今日的課題である地球環境問題も、物言わぬ地球を支配している人類が地球に対して優しい思いやりをもっと早く考えるべきではなかったか、残念ながら今
やっとわかり始めたと言っても過言ではありません。何事も常に相手の立場に立った物の考え方こそ大切であり、このことが自由と平和と民主主義の議会制の原点であると考えます。(拍手)
 このような信念のもと、このたびの親子二代にわたる栄誉を汚すことなく、新たな決意を持ってさらに努力することをお誓い申し上げ、御礼の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手)
     ――――◇―――――
 日程第一 公有地の拡大の推進に関する法律
  及び都市開発資金の貸付けに関する法律の
  一部を改正する法律案(内閣提出)
#7
○議長(櫻内義雄君) 日程第一、公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。建設委員長古賀誠君。
    ―――――――――――――
 公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発
  資金の貸付けに関する法律の一部を改正する
  法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔古賀誠君登壇〕
#8
○古賀誠君 ただいま議題となりました公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、都市の健全な発展と秩序ある整備を促進するために必要な土地の先買いを推進するため、公有地の拡大の推進に関する法律に基づく届け出または申し出の対象土地を拡大し、及びその届け出または申し出に係る土地の買い取りについて、土地開発公社に対し都市開発資金を貸し付けることができることとする等の措置を講じようとするものであります。
 本案は、去る二月十日本委員会に付託され、三月二十六日山崎建設大臣から提案理由の説明を聴取し、四月二日質疑を終了、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対しては、土地開発公社が積極的に公有地の先行取得を行うことができるよう必要な資金の確保等に努めること等三項目の附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#9
○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第二 研究交流促進法の一部を改正する
  法律案(内閣提出)
#11
○議長(櫻内義雄君) 日程第二、研究交流促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。科学技術委員長近岡理一郎君。
    ―――――――――――――
 研究交流促進法の一部を改正する法律案及び同
  報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔近岡理一郎君登壇〕
#12
○近岡理一郎君 ただいま議題となりました研究交流促進法の一部を改正する法律案につきまして、科学技術委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、科学技術の基礎的、創造的な研究の積極的推進が内外から強く求められている現状にかんがみ、科学技術に関する国の試験研究について、国と国以外の者との間の交流を一層促進するために必要な新たな措置を講じようとするものであります。
 その内容は、
 まず第一に、国の研究への外部からの人材登用を促進するため、研究公務員の採用について任期を定めることができる旨を規定することであります。
 第二に、国の委託に係る国際共同研究の成果に係る特許権等について、諸外国との制度的調和を図り、国際共同研究への外国研究機関の参加を円滑にするため、その取り扱いの特例措置を講ずることであります。
 第三は、国有の試験研究施設を外部の者が廉価で使用できるための要件を緩和し、その利用の促進を図ることであります。
 本案は、去る三月三日に提出され、同日本委員会に付託されました。
 本委員会におきましては、同月五日谷川国務大臣から提案理由の説明を聴取し、二十六日から質疑に入り、四月二日質疑を終了し、討論、採決の
結果、本案は多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対し附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#13
○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#14
○議長(櫻内義雄君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#15
○議長(櫻内義雄君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後零時十五分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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