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1992/06/13 第123回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第123回国会 本会議 第31号
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1992/06/13 第123回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第123回国会 本会議 第31号

#1
第123回国会 本会議 第31号
平成四年六月十三日(土曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第二十六号
  平成四年六月十三日
    午前零時十分開議
 第一 議院運営委員長中西啓介君解任決議案(村山富市君外三名提出)(前会の続)
 第二 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案(第百二十一回国会、内閣提出)(参議院送付)
 第三 国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案(第百二十一回国会、内閣提出)(参議院送付)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 日程第一 議院運営委員長中西啓介君解任決議案(村山富市君外三名提出)(前会の続)
  質疑終局の動議(梶山静六君外六十三名提出)
 本日の議事における発言時間は趣旨弁明については十五分質疑答弁討論その他については十分とするの動議(梶山静六君外六十三名提出)
  討論終局の動議(梶山静六君外六十三名提出)
 衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案(村山富市君外三名提出)
    午前零時十二分開議
#2
○議長(櫻内義雄君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第一 議院運営委員長中西啓介君解任決議案(村山富市君外三名提出)(前会の続)
#3
○議長(櫻内義雄君) 日程第一、議院運営委員長中西啓介君解任決議案を議題とし、前会の議事を継続いたします。
    ―――――――――――――
  質疑終局の動議
#4
○議長(櫻内義雄君) 梶山静六君外六十三名から、質疑終局の動議が提出されました。
 本動議を採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#5
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をしてください。――立ちどまらないで、投票を速やかにしてください。
    〔投票継続〕
#6
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をしてください。
    〔投票継続〕
#7
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いいたします。――立ちどまらないで、投票をしてください。
    〔投票継続〕
#8
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。――立ちどまらないで、投票してください。
    〔投票継続〕
#9
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらないで、速やかに投票をしてください。
    〔投票継続〕
#10
○議長(櫻内義雄君) 投票をお急ぎ願います。――立ちどまらずに、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#11
○議長(櫻内義雄君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をしてください。どうぞ、速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#12
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、速やかに投票してください。――速やかに投票をお願いいたします。
    〔投票継続〕
#13
○議長(櫻内義雄君) 前の方は、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#14
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#15
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#16
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#17
○議長(櫻内義雄君) どうぞ、お急ぎ投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#18
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、お急ぎ投票をお願いします。――速やかに投票をお願いします。どうぞ立ちどまらずに、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#19
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。――先の方は、お急ぎ投票をお願いします。――立ちどまらずに投票をお願いします。どうぞ、お急ぎ投票ください。――お急ぎ投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#20
○議長(櫻内義雄君) 投票される方は、速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#21
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#22
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、投票をお願いします。速やかに投票をお願いします。――お急ぎ投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#23
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、投票をお願いします。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#24
○議長(櫻内義雄君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかにお願いします。どうぞお願いします。どうぞ、速やかにお願いします。――立ちどまらずに、速やかにお願いします。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#25
○議長(櫻内義雄君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。速やかに投票をお願いします。――どうぞ立ちどまらずに、速やかにお願いします。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。速やかにお願いします。――投票される方は、速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、お願いします。
    〔投票継続〕
#26
○議長(櫻内義雄君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。どうぞ立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。――投票される方は、速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#27
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#28
○議長(櫻内義雄君) 投票をされる方は、速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、投票をお願いいたします。――速やかに投票をお願いします。――立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。――投票をされる方は、立ちどまらずに、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#29
○議長(櫻内義雄君) 投票を開始して既に二時間近く経過しております。ただいまから三十分以内に投票されるよう望みます。
    〔投票継続〕
#30
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。――立ちどまらずに、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
    〔発言する者あり〕
#31
○議長(櫻内義雄君) 静粛に願います。静粛に願います。――立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。――速やかに投票をお願いします。――静粛にお願いします。
    〔投票継続〕
#32
○議長(櫻内義雄君) 静粛に願います。――速やかに投票をお願いします。――速やかに投票をお願いします。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#33
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。立ちどまらずに、お願いします。――速やかにお願いします。立ちどまらずに、速やかにお願いします。――立ちどまらずに、速やかにお願いします。立ちどまらずに、速やかにお願いします。――速やかに投票をお願いします。速やかにどうぞ。――後がつかえておりますから、速やかに御投票ください。速やかにどうぞ。後がつかえています。――後がつかえておりますから、速やかに御投票ください。後がつかえていますよ。――お願いします。どうぞ投票してください。――後がつかえておりますから、速やかに御投票ください。聞かないんですか。――静粛に願います。――静粛に願います。――静粛に願います。――後がつかえておりますから、速やかに御投票ください。どうぞ。どうぞ速やかに。どうぞ。
 投票時間をただいまから十五分以内に制限いたします。この時間内に投票されない方は、棄権したものとみなします。
 どうぞ御投票ください。お願いします。御投票ください。どうぞ。後がつかえていますから。どうぞお願いしますよ。お願いしますから。
 投票時間をただいまから十五分以内に制限いたします。この時間内に投票されない方は、棄権したものとみなします。どうぞ。速やかに御投票ください。お願いしますよ。本当にお願いします、どうぞ。お願いします。――後がつかえておりますから、速やかに投票してください。――後がつかえておりますから、速やかに投票してください。――時間もあとわずかでありますから、速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#34
○議長(櫻内義雄君) 制限の時間が参りましたので、投票箱の閉鎖を命じます。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
#35
○議長(櫻内義雄君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 三百七十一
  可とする者(白票)      三百二十二
  否とする者(青票)        四十九
    〔拍手〕
#36
○議長(櫻内義雄君) 右の結果、質疑は終局するに決しました。
    ―――――――――――――
 梶山静六君外六十一名提出質疑終局の動議を可とする議員の氏名
      相沢 英之君    逢沢 一郎君
      愛知 和男君    青木 正久君
      赤城 徳彦君    浅野 勝人君
      麻生 太郎君    甘利  明君
      新井 将敬君    粟屋 敏信君
      井奥 貞雄君    井出 正一君
      井上 喜一君    伊藤 公介君
      伊藤宗一郎君    伊吹 文明君
      池田 行彦君    石井  一君
      石川 要三君    石破  茂君
      石橋 一弥君    石原慎太郎君
      石原 伸晃君    今枝 敬雄君
      今津  寛君    岩村卯一郎君
      岩屋  毅君    宇野 宗佑君
      上草 義輝君    植竹 繁雄君
      魚住 汎英君    臼井日出男君
      内海 英男君    浦野 烋興君
      江口 一雄君    衛藤征士郎君
      衛藤 晟一君    遠藤 武彦君
      小里 貞利君    小沢 一郎君
      小澤  潔君    小沢 辰男君
      小渕 恵三君    尾身 幸次君
      越智 伊平君    越智 通雄君
      大石 千八君    大石 正光君
      大島 理森君    大塚 雄司君
      大野  明君    大野 功統君
      大原 一三君    太田 誠一君
      岡島 正之君    岡田 克也君
      奥田 敬和君    奥田 幹生君
      奥野 誠亮君    加藤 紘一君
      加藤 卓二君    加藤 六月君
      鹿野 道彦君    狩野  勝君
      海部 俊樹君    柿澤 弘治君
      梶山 静六君    粕谷  茂君
      片岡 武司君    金子 一義君
      金子原二郎君    金子徳之介君
      亀井 静香君    亀井 久興君
      亀井 善之君    唐沢俊二郎君
      川崎 二郎君    河村 建夫君
      瓦   力君    木部 佳昭君
      木村 守男君    木村 義雄君
      北川 石松君    北川 正恭君
      北村 直人君    久間 章生君
      久野統一郎君    鯨岡 兵輔君
      熊谷  弘君    栗原 祐幸君
      小泉純一郎君    小坂 憲次君
      小杉  隆君    小林 興起君
     小宮山重四郎君    古賀 一成君
      古賀  誠君    後藤田正晴君
      河野 洋平君    河本 敏夫君
      高村 正彦君    鴻池 祥肇君
      近藤 元次君    左藤  恵君
      佐田玄一郎君    佐藤謙一郎君
      佐藤 孝行君    佐藤 信二君
      佐藤 敬夫君    佐藤 守良君
      斉藤斗志二君    坂井 隆憲君
      坂本 剛二君    坂本三十次君
      桜井  新君    笹川  堯君
      志賀  節君    自見庄三郎君
      塩川正十郎君    塩崎  潤君
      塩谷  立君    島村 宜伸君
      杉浦 正健君    杉山 憲夫君
      鈴木 俊一君    鈴木 恒夫君
      鈴木 宗男君    住  博司君
      関谷 勝嗣君    園田 博之君
      田澤 吉郎君    田名部匡省君
      田中 秀征君    田邉 國男君
      田辺 広雄君    田原  隆君
      田村  元君    高鳥  修君
      高橋 一郎君    武部  勤君
      武村 正義君    谷  洋一君
      谷垣 禎一君    谷川 和穗君
      近岡理一郎君    中馬 弘毅君
      津島 雄二君    塚原 俊平君
      戸井田三郎君    戸塚 進也君
      渡海紀三朗君    東家 嘉幸君
      虎島 和夫君    中尾 栄一君
      中川 昭一君    中島  衛君
      中島洋次郎君    中曽根康弘君
      中谷  元君    中西 啓介君
      中村喜四郎君    中山 太郎君
      中山 利生君    中山 成彬君
      中山 正暉君    仲村 正治君
      長勢 甚遠君    二階 俊博君
      二階堂 進君    丹羽 雄哉君
      西岡 武夫君    西田  司君
      額賀福志郎君    野田  毅君
      野田  実君    野中 広務君
      野呂 昭彦君    野呂田芳成君
      羽田  孜君    葉梨 信行君
      萩山 教嚴君    橋本龍太郎君
      長谷川 峻君    畑 英次郎君
      鳩山 邦夫君    鳩山由紀夫君
      浜田 幸一君    浜田卓二郎君
      浜野  剛君    林  大幹君
      林  義郎君    原 健三郎君
      原田  憲君    原田昇左右君
      原田 義昭君    東   力君
      平泉  渉君    平田辰一郎君
      平沼 赳夫君    深谷 隆司君
      吹田  ナ君    福田 康夫君
      福永 信彦君    藤井 裕久君
      藤尾 正行君    二田 孝治君
      船田  元君    古屋 圭司君
      保利 耕輔君    穂積 良行君
      星野 行男君    細田 博之君
      真鍋 光広君    前田 武志君
      前田  正君    牧野 隆守君
      増子 輝彦君    増岡 博之君
      増田 敏男君    町村 信孝君
      松浦  昭君    松岡 利勝君
      松田 岩夫君    松永  光君
      松本 十郎君   三ッ林弥太郎君
      三原 朝彦君    三塚  博君
      御法川英文君    水野  清君
      光武  顕君    宮崎 茂一君
      宮里 松正君    宮路 和明君
      宮下 創平君    武藤 嘉文君
      村岡 兼造君    村上誠一郎君
      村田敬次郎君    村田 吉隆君
      村山 達雄君    持永 和見君
      森  英介君    森  喜朗君
      谷津 義男君    簗瀬  進君
      柳沢 伯夫君    柳本 卓治君
      山口 俊一君    山口 敏夫君
      山崎  拓君    山下 元利君
      山下 徳夫君    山本  拓君
      山本 有二君    与謝野 馨君
      渡瀬 憲明君    渡部 恒三君
      渡辺 省一君    渡辺 秀央君
      綿貫 民輔君    浅井 美幸君
      東  祥三君    井上 義久君
      石田幸四郎君    石田 祝稔君
      市川 雄一君    遠藤 乙彦君
      遠藤 和良君    大野由利子君
      近江巳記夫君    長田 武士君
      鍛冶  清君    貝沼 次郎君
      河上 覃雄君    神崎 武法君
      北側 一雄君    草川 昭三君
      草野  威君    倉田 栄喜君
      小谷 輝二君    権藤 恒夫君
      斉藤  節君    坂井 弘一君
      竹内 勝彦君    玉城 栄一君
      鳥居 一雄君    中村  巖君
      西中  清君    春田 重昭君
      日笠 勝之君    東  順治君
      平田 米男君    伏木 和雄君
      伏屋 修治君    藤原 房雄君
      二見 伸明君    冬柴 鐵三君
      宮地 正介君    森本 晃司君
      矢追 秀彦君    矢野 絢也君
      薮仲 義彦君    山口那津男君
      山田 英介君    吉井 光照君
      渡部 一郎君    伊藤 英成君
      大内 啓伍君    川端 達夫君
      神田  厚君    小平 忠正君
      高木 義明君    塚本 三郎君
      中井  洽君    中野 寛成君
      柳田  稔君    米沢  隆君
      和田 一仁君    菅原喜重郎君
      徳田 虎雄君    藤波 孝生君
 否とする議員の氏名
      赤松 広隆君    伊東 秀子君
      池田 元久君    岩田 順介君
     宇都宮真由美君    大畠 章宏君
      岡崎トミ子君    岡崎 宏美君
      岡田 利春君    加藤 繁秋君
      小林  守君    五島 正規君
      佐藤 泰介君    佐藤 徳雄君
      渋谷  修君    鈴木  久君
      仙谷 由人君    筒井 信隆君
      常松 裕志君    時崎 雄司君
      長谷百合子君    鉢呂 吉雄君
      細川 律夫君    堀  昌雄君
      堀込 征雄君    松原 脩雄君
      松本  龍君    吉田 和子君
      小沢 和秋君    金子 満広君
      木島日出夫君    児玉 健次君
      佐藤 祐弘君    菅野 悦子君
      辻  第一君    寺前  巖君
      東中 光雄君    不破 哲三君
      藤田 スミ君    古堅 実吉君
      正森 成二君    三浦  久君
      山原健二郎君    吉井 英勝君
      阿部 昭吾君    江田 五月君
      菅  直人君    田川 誠一君
      楢崎弥之助君
     ――――◇―――――
#37
○議長(櫻内義雄君) この際、午前三時まで休憩いたします。
    午前二時三十四分休憩
     ――――◇―――――
    午前三時二分開議
#38
○副議長(村山喜一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
 発言時間に関する動議
#39
○副議長(村山喜一君) 梶山静六君外六十三名から、本日の議事における発言時間は趣旨弁明については十五分質疑答弁討論その他については十分とするの動議が提出されました。
 本動議は記名投票をもって採決いたします。
 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#40
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――速やかに投票してください。(発言する者あり)静粛に願います。――静粛に願います。――速やかに投票してください。
 ただいまの日本社会党。護憲共同からの抗議については、議長において後刻調査します。
 ただいまから三十分以内に投票されるように望みます。(拍手)――速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#41
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#42
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。――後がつかえておりますから、速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#43
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#44
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#45
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。――投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――速やかに投票してください。――速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#46
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#47
○副議長(村山喜一君) さきに申し上げた三十分以上が経過しております。速やかに投票願います。(発言する者あり)静粛に願います。――速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#48
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票願います。――さきに申し上げた三十分以上が経過しております。
 投票時間を今から十五分以内に制限いたします。この時間内に投票されない方は、棄権したものとみなします。
    〔投票継続〕
#49
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票願います。――速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#50
○副議長(村山喜一君) 時間もあとわずかでありますから、速やかに投票願います。――速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#51
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#52
○副議長(村山喜一君) 時間もあとわずかでありますから、速やかに投票願います。――速やかに投票願います。
 制限の時間が参りましたので、投票箱の閉鎖を命じます。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
#53
○副議長(村山喜一君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 三百三十四
  可とする者(白票)       三百十九
  否とする者(青票)         十五
    〔拍手〕
#54
○副議長(村山喜一君) 右の結果、本日の議事における発言時間は、趣旨弁明については十五分、質疑、答弁、討論その他については十分とするに決しました。
    ―――――――――――――
 梶山静六君外六十三名提出発言時間制限の動議を可とする議員の氏名
      相沢 英之君    逢沢 一郎君
      愛知 和男君    青木 正久君
      赤城 徳彦君    浅野 勝人君
      麻生 太郎君    甘利  明君
      新井 将敬君    粟屋 敏信君
      井奥 貞雄君    井出 正一君
      井上 喜一君    伊藤 公介君
      伊藤宗一郎君    伊吹 文明君
      池田 行彦君    石井  一君
      石川 要三君    石破  茂君
      石橋 一弥君    石原慎太郎君
      石原 伸晃君    今枝 敬雄君
      今津  寛君    岩村卯一郎君
      岩屋  毅君    上草 義輝君
      植竹 繁雄君    魚住 汎英君
      臼井日出男君    内海 英男君
      浦野 烋興君    江口 一雄君
      衛藤征士郎君    衛藤 晟一君
      遠藤 武彦君    小里 貞利君
      小沢 一郎君    小澤  潔君
      小沢 辰男君    小渕 恵三君
      尾身 幸次君    越智 伊平君
      越智 通雄君    大石 千八君
      大石 正光君    大島 理森君
      大塚 雄司君    大野  明君
      大野 功統君    大原 一三君
      太田 誠一君    岡島 正之君
      岡田 克也君    奥田 敬和君
      奥田 幹生君    奥野 誠亮君
      加藤 紘一君    加藤 卓二君
      加藤 六月君    鹿野 道彦君
      狩野  勝君    海部 俊樹君
      柿澤 弘治君    梶山 静六君
      粕谷  茂君    片岡 武司君
      金子 一義君    金子原二郎君
      金子徳之介君    亀井 静香君
      亀井 久興君    亀井 善之君
      唐沢俊二郎君    川崎 二郎君
      河村 建夫君    瓦   力君
      木部 佳昭君    木村 守男君
      木村 義雄君    北川 石松君
      北川 正恭君    北村 直人君
      久間 章生君    久野統一郎君
      熊谷  弘君    栗原 祐幸君
      小泉純一郎君    小坂 憲次君
      小杉  隆君    小林 興起君
     小宮山重四郎君    古賀 一成君
      古賀  誠君    後藤田正晴君
      河野 洋平君    高村 正彦君
      鴻池 祥肇君    近藤 元次君
      左藤  恵君    佐田玄一郎君
      佐藤謙一郎君    佐藤 孝行君
      佐藤 信二君    佐藤 敬夫君
      佐藤 守良君    斉藤斗志二君
      坂井 隆憲君    坂本 剛二君
      坂本三十次君    桜井  新君
      笹川  堯君    志賀  節君
      自見庄三郎君    塩川正十郎君
      塩崎  潤君    塩谷  立君
      島村 宜伸君    杉浦 正健君
      杉山 憲夫君    鈴木 俊一君
      鈴木 恒夫君    鈴木 宗男君
      住  博司君    関谷 勝嗣君
      園田 博之君    田澤 吉郎君
      田名部匡省君    田中 秀征君
      田邉 國男君    田辺 広雄君
      田原  隆君    田村  元君
      高鳥  修君    高橋 一郎君
      武部  勤君    武村 正義君
      谷  洋一君    谷垣 禎一君
      谷川 和穗君    近岡理一郎君
      中馬 弘毅君    津島 雄二君
      塚原 俊平君    戸井田三郎君
      戸塚 進也君    渡海紀三朗君
      東家 嘉幸君    虎島 和夫君
      中尾 栄一君    中川 昭一君
      中島  衛君    中島洋次郎君
      中谷  元君    中西 啓介君
      中村喜四郎君    中山 太郎君
      中山 利生君    中山 成彬君
      中山 正暉君    仲村 正治君
      長勢 甚遠君    二階 俊博君
      二階堂 進君    丹羽 雄哉君
      西岡 武夫君    西田  司君
      額賀福志郎君    野田  毅君
      野田  実君    野中 広務君
      野呂 昭彦君    野呂田芳成君
      羽田  孜君    葉梨 信行君
      萩山 教嚴君    橋本龍太郎君
      長谷川 峻君    畑 英次郎君
      鳩山 邦夫君    鳩山由紀夫君
      浜田 幸一君    浜田卓二郎君
      浜野  剛君    林  大幹君
      林  義郎君    原 健三郎君
      原田  憲君    原田昇左右君
      原田 義昭君    東   力君
      平泉  渉君    平田辰一郎君
      平沼 赳夫君    深谷 隆司君
      吹田  ナ君    福田 康夫君
      福永 信彦君    藤井 裕久君
      二田 孝治君    船田  元君
      古屋 圭司君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    星野 行男君
      細田 博之君    真鍋 光広君
      前田 武志君    前田  正君
      牧野 隆守君    増子 輝彦君
      増岡 博之君    増田 敏男君
      町村 信孝君    松浦  昭君
      松岡 利勝君    松田 岩夫君
      松永  光君    松本 十郎君
     三ッ林弥太郎君    三原 朝彦君
      三塚  博君    御法川英文君
      水野  清君    光武  顕君
      宮崎 茂一君    宮里 松正君
      宮路 和明君    宮下 創平君
      武藤 嘉文君    村井  仁君
      村岡 兼造君    村上誠一郎君
      村田敬次郎君    村田 吉隆君
      村山 達雄君    時永 和見君
      森  英介君    森  喜朗君
      森田  一君    谷津 義男君
      簗瀬  進君    柳沢 伯夫君
      柳本 卓治君    山口 俊一君
      山口 敏夫君    山崎  拓君
      山下 元利君    山下 徳夫君
      山本  拓君    山本 有二君
      与謝野 馨君    渡瀬 憲明君
      渡部 恒三君    渡辺 省一君
      渡辺 秀央君    綿貫 民輔君
      浅井 美幸君    東  祥三君
      井上 義久君    石田幸四郎君
      石田 祝稔君    市川 雄一君
      遠藤 乙彦君    遠藤 和良君
      大野由利子君    近江巳記夫君
      長田 武士君    鍛冶  清君
      貝沼 次郎君    河上 覃雄君
      神崎 武法君    北側 一雄君
      草川 昭三君    草野  威君
      倉田 栄喜君    小谷 輝二君
      権藤 恒夫君    斉藤  節君
      坂井 弘一君    竹内 勝彦君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      中村  巖君    西中  清君
      春田 重昭君    日笠 勝之君
      東  順治君    平田 米男君
      伏木 和雄君    伏屋 修治君
      藤原 房雄君    二見 伸明君
      冬柴 鐵三君    宮地 正介君
      森本 晃司君    矢追 秀彦君
      矢野 絢也君    薮仲 義彦君
      山口那津男君    山田 英介君
      吉井 光照君    渡部 一郎君
      伊藤 英成君    大内 啓伍君
      川端 達夫君    神田  厚君
      小平 忠正君    高木 義明君
      塚本 三郎君    中井  洽君
      中野 寛成君    柳田  稔君
      米沢  隆君    和田 一仁君
      菅原喜重郎君    徳田 虎雄君
      藤波 孝生君
 否とする議員の氏名
      有川 清次君    石井  智君
      遠藤  登君    小川  信君
      川島  實君    貴志 八郎君
      北川 昌典君    輿石  東君
      佐々木秀典君    鈴木喜久子君
      田中 昭一君    目黒吉之助君
      山内  弘君    山中 邦紀君
      山元  勉君
     ――――◇―――――
#55
○副議長(村山喜一君) 日程第一につき討論の通告があります。順次これを許します。高橋一郎君。
    〔高橋一郎君登壇〕
#56
○高橋一郎君 私は、議院運営委員長解任決議案についての趣旨弁明を静かにお聞きしておりました。しかし、その弁明は、事実を歪曲したものであり、全く党利党略以外の何物でもないことが明白になりました。したがいまして、議会制民主主義を守るために、私は、自由民主党を代表して、かかる理不尽な決議案に断固反対の意見を述べるものであります。(拍手)
 言うまでもなく、議院運営委員会の職責は、議長を補佐し、議院の円満にして正常な運営を図り、国会の機能を十分に発揮して、国民の負託にこたえることであります。中西啓介君は、議院運営委員長就任以来、議会開設後百年たった国会の運営に真剣に取り組み、立派にその職責を果たし、全身全霊を傾けて公正な議事運営に努めてこられたのであります。(拍手)
 解任決議案の理由として、PKO二法案に対する本会議における趣旨説明、質疑要求を一方的に無視し、特別委員会への付託を強行したとございますが、この際、冷静な御判断を願いたいと存じます。
 本会議における趣旨説明とその質疑を要求するという点でありますが、そもそもPKO二法案は、既に本院を通過している案件であります。衆議院先例集によれば、「参議院において後会」、すなわち次の国会「に継続した議案が本院に送付されたときは、」「議長は、すべてこれを適当の常任委員会又は特別委員会に付託する。」とあり、過去に本会議において趣旨説明、質疑を行った先例は一度もないのであります。(拍手)社会、共産両党は、事あるたびに国会法及び先例を取り上げ、ルールにのっとった議会運営を行うべきであると主張しております。ならば、この整合性をどうお考えになるのか、甚だ理解に苦しむところであります。(拍手)
 国会は、審議の場であり、審議を尽くすべきなどの主張もあります。当然のことであります。ならば、本会議で趣旨説明を行う、行わないとの入り口の論議をするのではなくして、速やかに委員会に付託し、審議に入ることが至当であることは言うまでもないことであります。(拍手)
 良識ある賢明なる議員各位を初めとする国民の皆様方にも、提案されている解任決議案が、ただ単にPKO二法案を廃案に追い込むためのスケジュール作戦に終始しているだけであることは、だれの目から見ても容易に理解いただけるところであります。(拍手)まさに、冷静に判断をいたすならば、本会議での趣旨説明、質疑の要求は一見正当性を持つかのごとくでありながら、実は法案成立阻止を念頭に置いた、廃案へ向けた引き延ばし作戦以外の何物でもないのであります。(拍手)
 ここでさらに言及することがございます。それは、この法案のみならず、党利党略に立つ場合、阻止すべき法案はこの要求を行うことであります。いわゆるつるしであって、委員会中心主義をとり審議の活性化を目指している国会にあって、実に奇妙な現象が横行している現実であります。(拍手)
 矛盾点をいま一つ申し上げたい。付託が無効であると主張されるならば、何ゆえに委員会において質疑を行ったのか、何ゆえに委員会採決の際にPKO特別委員長を威喝し、妨害を行ったのか。これは、だれが見ても、どう考えても到底理解しがたいものであります。(拍手)まして、委員会採決の際、「質疑続行」「質問通告済」なる抗議の紙を振りかざしておきながら、その後の議院運営委員会において、付託そのものが無効であるから、採決は無効であると展開した主張とをどう理解すればよいのか、教えていただきたいのであります。(拍手)
 ここで、社会、共産両党の諸君にはっきりと申し上げたい。みずからの手によって議院運営委員長の非を取り上げ、解任をしたいとするならば、何ゆえに牛歩と言われる戦術をとろうとするのか。一分一秒でも早く解任させるべきではないのでしょうか。(拍手)解任をしようとしながらわざわざ結論を延ばすということは、これこそ言行不一致であり、引き延ばし以外の何物でもないではありませんか。単にPKO二法案を廃案にするための国民不在のスケジュール闘争であると言わざるを得ないのであります。(拍手)
 まして、本会議開会の際、社会党がとった態度は、何とも納得いたしかねます。議長室に詰めかけ、議院運営委員会の開会を阻止したり、さらに、議場に入場しようとした議長を力によって妨害した行為は、論議の場である国会における行為とは到底言いがたいものであります。(拍手)
 また、牛歩、牛歩、このようなことをして政治に空白を招くことが、国際社会の中における日本にとってどれだけの得策があるのでしょうか。牛歩をされた諸君の良心に聞きたい。社会、共産両党が行っている現在の行動は、まさに国会の破壊活動であります。(拍手)国民の皆さんはこの事実をしっかりと胸に刻んでいただきたい。誇りある日本国民の代表としての国会議員であるならば、節度を持って国民の範となるべき行動をとっていただきたいと考えるものであります。百歩譲って考えても、影の内閣をつくり、国民に対して責任をとろうとする社会党の態度とは露ほども思えないのであります。(拍手)
 国民に開かれた、わかりやすい議会運営を中心に国会改革が叫ばれている現在、まさに、国会議員としての我々は、国民に対して理解される、納得のしていただける運営に努めなければなりません。国会は論議を行う場であると同時に、避けがたき宿命として、意思を決定する場であるという議会制民主主義の原点に立ち返ることこそ、今求められているものであります。それゆえにこそ、国会法及び先例にのっとり、整々と議院運営委員長の行った行為に、何一つの瑕疵もないのであります。(拍手)付託することすら許さぬ社会、共産両党の態度こそ、国会を無視した暴挙と言わざるを得ません。ましてや議院運営委員会での採決を非難することは、社会、共産両党がみずからの手で議会制民主主義を放棄する自殺行為と言わざるを得ないのであります。(拍手)
 ただいま議題となっております決議案は、まさに、理由なき理由を付して解任せんとしているものであります。これは、いかに我々と政治的立場を異にするといえども、提出者及び弁明者を初めとする社会、共産両党の真意をはかりかねるところであります。
 以上、申し上げましたように、ルールにのっとり行っている行為に対して、かような利己的な、みずからの主張のみが絶対であるかのごとき主張には、断固として立ち向かわなければなりません。(拍手)解任決議案を提出された中西啓介君の心情を思うとき、同情を禁じ得ません。
 ここに正義と良心を持って国民の負託にこたえる議員各位とともに、本決議案に断固反対の意思を表明して、討論を結ぶものであります。(拍手)
#57
○副議長(村山喜一君) 菅直人君。
    〔菅直人君登壇〕
#58
○菅直人君 私は、ただいま議題となりました議院運営委員長中西啓介君に対する解任決議案に対し、進歩民主連合を代表して、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手)
 国連平和維持活動等協力法案、いわゆるPKO法案は、昨年の臨時国会で自民、公明両党の賛成でこの衆議院を通過し、参議院に送られ、今、今回の通常国会で、公明党、民社党の要求を入れ大幅に修正をされ、衆議院に送付されてきたものであります。
 本法案は、我が国の外交、防衛政策において極めて重要な意味を持つ法案であり、しかも参院における修正は、法律の根幹にかかわるものであることは皆さんも十分御承知のとおりであります。こうした重要な法案に対して国民の理解を深めるためには、全衆議院議員が出席をするこの本会議において趣旨説明など質疑を行うことは当然のことではありませんか。(拍手)
 しかし、議院運営委員長は、社会党などの強い要求があったにもかかわらず、本会議における趣旨説明を拒否し、PKO特別委員会に直接付託をしたものであり、このことは、国会に対する国民の期待を裏切る議院運営であり、議院運営委員長を解任すべきであることはだれの目からも明らかであります。(拍手)
 そもそもPKO問題は、我が国にとっては本格的に直面する初めての課題であり、今なお国民の間には十分な理解が得られていないと私は感じております。それだけに、修正案についても、衆議院において、本会議を含め十分な質疑を行うことが特に必要であります。しかるに、本会議における質疑を行わないばかりか、PKO特別委員会での質疑も、衆議院においてはわずかに二日間で打ち切られ、その間、我が進民連の楢崎議員に認められた質疑時間は十分と十分、合わせてわずかに二十分にしかすぎなかったのであります。
 また、私ども進歩民主連合が提出をいたしました修正案に対しては、実質上、全く質疑が行われていないのであります。
 国会は、本来議論を通して国民のコンセンサスを求める場であり、議論を尽くさない議了は国会の自殺行為と言える問題であります。先ほど、高橋一郎議員も反対討論の中で、国会はそうした議論をすべき場であるという趣旨を述べられましたけれども、まさにこのことを行ってこなかったことに、この解任決議案が出てきた意味があるのであります。(拍手)
 今回の我々が行ってきている牛歩について、議論もしないで時間だけを費やす行為でむだだ、こういった意見があることは、私もよく承知をいたしております。私も、牛歩よりは十分な議論をこの国会の場で行うことの方が生産的であると考えていることは全く同じであります。しかし、この本会議において、まず与党自民党がこのきょうの本会議、昨日からの本会議において最初に提出した動議は何だったでしょうか。まずは発言時間の制限の動議ではありませんか。つまり、まず、討論の場であると言いながら、野党の発言を封ずる動議を出してきているということが、いかに建前と本音の違いがあるかということを象徴的にあらわしているのであります。(拍手)
 すなわち、自民党は、国会は言論の府であると言いながら、実は、国会を政府提案の法案の事後承認機関としてきたのではないでしょうか。つまり、与党は、ほとんどの場合、みずから法案を提出することはせず、政府が提出をした法案を少しでも早く成立させるためと称して、国会の委員会などではほとんど発言をしないではありませんか。
 国会では、政府を構成する大臣と官僚に対して野党が質問をするというだけで、与野党間の討論はテレビなどでこそ行われるものの、国会の正規の委員会などでは、全くと言っていいほど行われてきていないのがこれまでの国会ではありませんか。つまり与党議員は、法案については政府つまり官僚に全面的に委任し、みずからを採決要員に堕していると言われても仕方がないのであります。(拍手)それゆえ、与党議員には政策秘書の必要性も強く感じることなく、議院運営委員長がこの問題に関して消極的であったという指摘も、こうした背景からではないでしょうか。(拍手)
 PKO法案についても、本当に国民の理解を得ようとするならば、与野党議員が国会の正規の機関で意見を闘わせるべきです。官僚の答弁に頼った議論では、一般の国民の理解を深めるのは困難であると言わざるを得ません。
 さて、PKOをめぐる我が国での論議を振り返ってみますと、まず、この論議が、イラクのクウェート侵攻に始まる、湾岸戦争との関連で始まったことに一つの大きな問題があったと思います。すなわち、米ソ冷戦構造の崩壊と時をほぼ同じくして発生した湾岸戦争は、PKOとは全く性格を異にする多国籍軍によるクウェート奪回戦争であったわけであります。
 PKOは、湾岸戦争が始まるよりずっと以前から世界各地の地域紛争の調整のために始まったものであり、私自身、この活動には頭の下がる思いがいたしております。しかし、我が国では、PKO一般に対する理解の深まりがまだ十分でない中で、中東貢献策の一環として、金や物だけではなく人もという形でPKOの議論に結びつけられていったことは、ある意味では不幸な議論の始まりと言わざるを得ないわけであります。
 このPKOに関する議論を振り返ってみますと、一九九〇年、第一段階として国連平和協力法案が政府から提案をされ、十一月に廃案になったわけであります。そして、この九〇年、すなわち平成二年十一月九日に、自民党、公明党、民社党の三党合意がなされたのであります。
 その三党合意の中では、その第三項目の中に、「自衛隊とは別個に、国連の平和維持活動に協力する組織をつくることとする。」こういった合意が含まれているわけであります。残念ながら、私ども進民連はこの協議に参加を認められておりませんので、これに対して当時意見を言う機会を与えられませんでしたけれども、別組織という考え方について、私どもが衆議院のPKO特別委員会に提出をした修正案そのものがこの考え方にのっとってつくられてきたものであります。しかしながら、現在、衆議院に送付をされてきた、公明党、民社党の要求を受け入れて修正をされた法案は、残念ながら、この別組織という考え方は、政府原案を含めてかけらとして存在をしていないのであります。(拍手)
 なぜ別組織でなければならないのか、これは言うをまたないのでありますけれども、これまで日本の憲法との関係の中で、自衛隊について私どもは、固有の自衛権、つまりは、専守防衛という考え方の範囲で我が国の領域保全のための最小限の部隊、こういう意味づけで自衛隊というものの存在を私ども自身認めてきたところであります。そういった意味で、PKO活動が一般的な意味で重要であるということと、この自衛という言葉に象徴されるように、専守防衛という限定をもって認められた自衛隊という存在とを結びつけることが、憲法上の制約を含めて困難であるという考え方から、別組織という考え方が浮上してきたのではないでしょうか。
#59
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、制限の時間になりましたから、結論を急いでください。
#60
○菅直人君(続) そういった意味で、私たちは、もう一度この別組織という考え方に戻ってこの議論をやり直すべきだ、このように考えるものであります。(拍手)
 さて、このPKOを含む大きな展開の中で、私たちは、米ソの二極構造の崩壊の中で、これからの新しい世界と日本の関係を考えていかなければならないということは、全く共通の認識であります。しかし、私は、もう一つ、なぜこの別組織というものが戻っていったかということについて……(発言する者あり)
#61
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#62
○菅直人君(続) 特に、自民党の皆さんにぜひとも言っておかなければならないことがあります。
 それは何かと言えば、自民党の諸君の中には、いわば、自衛隊の縮小に反対をしたい、自衛隊の行革に反対をしたいというために別組織に反対をしてきたという背景が見え隠れしているからであります。つまり、今日の米ソ二極構造の崩壊は、ソ連を仮想敵国とした我が国の防衛政策の変更が必要なことは、だれの目からも明らかであり、自衛隊の縮小を行わなければならないことは、言うをまたないところであります。そういう中にあって、本来自衛隊の職務ではなく、また、憲法上の制約から考えても参加することのできないPKO活動について、別組織で一たん合意をしながら、自民党のいわゆる防衛族と言われる皆さんがそれを逆の方向に骨抜きをし、そして自衛隊そのものを部隊編成で出していこうとしているのは、まさに……
#63
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、制限の時間が過ぎましたから、発言を終わってください。
#64
○菅直人君(続) 自衛隊の行政改革をほごにしていこうという、そういう意図が明らかに背景になっているからではないでしょうか。そういった意味で、私たちは、本来の我が国の防衛のあり方に対するそういった、日ごろは行革を唱えている自民党諸君の反省を促したいところであります。(拍手、発言する者あり)
#65
○副議長(村山喜一君) 御静粛に願います。
#66
○菅直人君(続) さて、もう一点大きな課題があります。それは、これも自民党の諸君にぜひ言っておかなければならない問題でありますけれども、今小沢調査会などを含めて……
#67
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、制限の時間が参りましたから、発言の中止を命じます。(発言する者多し)
    〔菅直人君発言を継続〕
#68
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、発言の中止を命じます。
    〔菅直人君発言を継続〕
#69
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、降壇を命じます。
    〔菅直人君発言を継続〕
#70
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、発言の中止を命じます。菅直人君、降壇を命じます。
    〔菅直人君発言を継続〕
#71
○副議長(村山喜一君) 菅直人君、降壇を命じます。
    〔菅直人君発言を継続〕
#72
○副議長(村山喜一君) 執行を命じます。
    〔菅直人君降壇〕
    〔発言する者多し〕
#73
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。――静粛に願います。――静粛に願います。――静粛に願います。
 前島秀行君。――静粛に願います。
    〔前島秀行君登壇〕
#74
○前島秀行君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長中西啓介君の解任決議案に対し、賛成の立場から若干の討論を行うものであります。(拍手)
 討論に先立って若干申し上げたいと思います。
 この言論の府で力をもって言論を封ずることに対して、断固抗議を申し上げたいと思っています。(拍手)
 彼の行為の根底は、この重要なPKO法案を再三にわたって強行採決したことが根底にあるからなのであります。もし、この重要法案に強行採決という許されないような行為がなかったならば、こういう事態は起こらなかったと私は思うからであります。私たちは、あくまで言論の府を大切にしたい、そのことを申し上げておきたいと思うわけであります。(拍手)
 さて、この決議案に私が賛成する第一の理由は、憲法にかかわる国の基本方針を変更するという重大な議案にもかかわらず、最低限必要な討論の時間を確保しなかったばかりか、強行採決という議会制民主主義を根本から否定する許しがたい行為を再三繰り返したことの責任なのであります。(拍手、発言する者あり)
#75
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#76
○前島秀行君(続) 議会制民主主義を否定する議院運営委員長は全く不適格者と言わざるを得ないからなのであります。(拍手)
 第二の理由は、本来、憲法を守るべき立場にある者が、拡大解釈というこそくな手段で憲法に違反する自衛隊の海外派兵に加担した政治責任であります。
 そして、第三の理由は、佐川急便に九千万円という多額のパーティー券を売りつけ、政治不信を招くとともに、本院の品位を著しく傷つけたことであります。
 議院運営委員長という重職にありながら、今世間で政治改革が問われているとき、庶民には全く夢のような九千万円の多額の金を、一企業からパーティー券という形で買わせることは断じて許されるものではないのであります。(拍手)にもかかわらず、本院に対する明確な弁明もなく、議院運営委員会に対する一介の説明では我々は納得しないし、国民も了承するわけがないのであります。
 自衛隊の海外派兵は、国際紛争を武力で解決しないという憲法第九条に基づく国の基本方針の変更であり、実質的な憲法改正につながる重大な問題であります。
 そもそも、この国際貢献に名をかりた政府案は、憲法の極めて無理な拡大解釈をもとにして、これを機会にしゃにむに自衛隊を海外に派遣できるようにしようとするものにほかなりません。ともかく自衛隊さえ海外に出せばよいという短絡的な発想は、国際協力のあり方を損なうだけではなくして、かえって国際的不信と孤立を招く以外の何物でもありません。自衛隊の海外派兵に賛成する人たちが異口同音に発する言葉は、「人的貢献、すなわち自衛隊の海外派遣をしないならば日本は孤立する」であります。果たしてそういうことが言えるであろうか。全く逆なのであります。
 私は、昨年中国を、そして本年五月に台湾を訪問し、国の指導者や一般の方々とPKO協力法案に対する考えを直接聞くことができました。どちらもPKO協力法案に対しての懸念を表明し、日本政府の慎重な対応を求めていました。特に、私が強烈な印象を受けたのは、PKOの話を聞くと私たちはすぐさきの戦争を思い出す、戦争は悲惨でした、日本の人たちは悲惨な戦争をもう忘れてしまったでしょうかという台湾の李総統の言葉でありました。また、フィリピンや韓国では、日本大使館への抗議デモが連日続いているとマスコミは報道しているのであります。一番身近なアジア諸国の国民に理解されなくして、国際的な信頼を得ることなどはあり得ないのであります。
 我が国が一貫して歩んできた道は、憲法の平和主義であります。なぜ、政府や自公民三党は、自衛隊の派遣でなければ国際貢献ができないと言うのでしょうか。なぜ、憲法の目指す方向で非軍事、文民による民生の分野での国際貢献を積極的に果たす道を追求しようとしないのでしょうか。
 仮に、政府や自公民三党の言うように、カンボジアにおける国連の業務に対する協力が求められているにしても、非軍事の面での貢献策は山ほどあるのであります。我が党のさきのカンボジア調査団によっても、現行法のもとであっても、直ちに取り組めるものがたくさんあることが確認されているのであります。文民を中心とする行政指導や選挙監視、医療活動、難民対策、国土建設などは、現行法のもとでも十分実行できる人的貢献策なのであります。にもかかわらず、なぜ、あえて国論を二分してまで自衛隊にこだわるのか。こそくな手段を使ってまでして自衛隊の海外派遣をもくろむ政府と自公民三党のやり方に、私は民主主義の危機を感ずるのであります。(拍手)
 と同時に、自公民三党が自衛隊とは別組織という国民合意の糸口をあえて放棄してしまったことが、どうしても私には理解できないのであります。もしそれが党利党略であったり、政党間の駆け引きであったとするならば、その政治的責任、国民に対する裏切り行為は、いずれ歴史が糾弾することは間違いないと思うのであります。(拍手)
 PKO協力法案は、我が国のこれまでの基本路線の大きな変更であり、憲法体制を大きく踏み外すことは間違いありません。かかる重要な案件を、ただ単に法案審議に長時間を費やしたという形式的な理由で採決を強行する自公民三党の行為は、余りにも軽率なのであります。(拍手)
 審議を尽くすということは、委員会での時間の経過ではありません。どれだけの問題点を掘り下げることができたのか、国民の十分な理解が得られたかなのであります。アメリカなどでは、国民が十分納得のいくためには三日でも、四日でも連続して討論を行うのが常識なのであります。(拍手)
 指揮権や武器使用など、憲法上の疑問は少しも解消されていません。そればかりではなく、参議院で修正されたPKF凍結の範囲はあいまいであり、また、凍結解除の要件は一体何なのか、総理大臣が求めた国会承認について、七日以内に議決する努力義務が負わされているが、審議権が不当に制約されないという根拠は一体何なのか等、焦点となっている重大な論点についての政府及び自公民三党の答弁は依然としてあいまいであり、到底国民を納得させるものになっていません。したがって、我が党が衆議院においても徹底審議を要求するのは当然であって、国民に対する責任であります。
 中西議運委員長、あなたは、院の円滑な運営ができるように環境をつくる立場にありながら、議院運営委員長としては徹底審議を尽くすようにするのが良識ある対応なのにもかかわらず、全く逆の行動を行ったのであります。参議院からの送付案件を理由に、本会議討論を省略して委員会付託を強行したことは、断じて許すことができないのであります。(拍手)
 しかも、PKO協力法案は会期をまたいだ案件であり、したがって、参議院における修正の部分も法案の根幹に触れるものであるから、参議院先議の案件と同じように取り扱うのが慎重審議のあり方なのであります。まず、本会議で基本的論点を明らかにした上で委員会に付託する。委員会では詳細な質疑を行い、国民の疑問を解消した上で採決、その結果を本会議に報告し、さらに討論した上で本会議採決を迎える。これが、国民の関心の高い重要案件に対する……
#77
○副議長(村山喜一君) 前島秀行君、制限の時間になりましたから、結論を急いでください。
#78
○前島秀行君(続) 国会運営のあるべき当然の姿なのであります。
 徹底審議を求める立場にありながら、しかも基本問題が何一つ解消されないまま、審議をうやむやに終結させることは、議会制民主主義のルールを大切にすべき議院運営委員長としては不適格であり、欠陥者と断ぜざるを得ないのであります。(拍手)
 同時に、常識を無視した国会運営によって我が国の基本政策を安易に変更しようとすることは、言語道断であり、その解任は当然であると申し添えて、議院運営委員長中西啓介君の解任決議案に賛成する私の討論を終わります。(拍手)
     ――――◇―――――
#79
○副議長(村山喜一君) この際、午前六時二十分まで休憩いたします。
    午前六時三分休憩
     ――――◇―――――
    午前六時二十二分開議
#80
○議長(櫻内義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  討論終局の動議
#81
○議長(櫻内義雄君) 日程第一につき、梶山静六君外六十三名から、討論終局の動議が提出されました。
 本動議を採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#82
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#83
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。立ちどまらないで、投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#84
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらないで、速やかに御投票ください。速やかに御投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#85
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。立ちどまらないで、速やかに御投票をお願いします。――速やかに御投票を願います。立ちどまらないで、速やかに投票をしてください。
    〔投票継続〕
#86
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらないで、速やかに御投票ください。速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#87
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらないで、速やかに御投票ください。
   〔投票継続〕
#88
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらないで、速やかに御投票ください。――どうぞ、速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#89
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。――立ちどまらずに、御投票ください。――速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#90
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票をお願いいたします。――どうぞ、続いてお願いします。立ちどまらずに、御投票ください。
    〔投票継続〕
#91
○議長(櫻内義雄君) 投票をお急ぎください。速やかに投票をお願いします。――お急ぎ投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#92
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#93
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票をお願いします。立ちどまらずに、御投票ください。
    〔投票継続〕
#94
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票ください。立ちどまらずに、御投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#95
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。立ちどまらずに、御投票ください。
    〔投票継続〕
#96
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#97
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票をお願いします。
    〔投票継続〕
#98
○議長(櫻内義雄君) 投票を開始してから相当な時間が経過しておりますから、どうぞ三十分以内に投票されることを望みます。
    〔投票継続〕
#99
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#100
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票ください。――後がつかえておりますから、お急ぎ御投票ください。――どうぞ、お急ぎ御投票ください。
    〔投票継続〕
#101
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#102
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ御投票ください。――立ちどまらずに、速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#103
○議長(櫻内義雄君) どうぞ、速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#104
○議長(櫻内義雄君) どうぞ、お急ぎ御投票ください。
    〔投票継続〕
#105
○議長(櫻内義雄君) 速やかに御投票ください。――速やかに御投票ください。
    〔投票継続〕
#106
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。速やかに全員投票してください。速やかに。
    〔投票継続〕
#107
○議長(櫻内義雄君) どうぞ立ちどまらずに、全員投票してください。投票してください。速やかに。
    〔投票継続〕
#108
○議長(櫻内義雄君) 投票時間をただいまから十分以内に制限いたします。この時間内に投票されない方は、棄権したものとみなします。どうぞよろしく。どうぞ皆さん。
    〔投票継続〕
#109
○議長(櫻内義雄君) 速やか、に御投票ください。――どうぞ、速やかにお願いします。どうぞ、速やかにお願いします。
    〔投票継続〕
#110
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票ください。どうぞお願いしますから。
    〔投票継続〕
#111
○議長(櫻内義雄君) どうぞ。
    〔投票継続〕
#112
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票ください。お願いしますよ。お願いしますよ。せっかく全員投票してもらおうと思っているのだから、どうぞ、どうぞお願いしますよ。――どうぞ、お急ぎ投票ください。――どうぞ、本当に、急いでくださいよ、あなた、さっきもそうだったから。みんなに投票してもらいたいんだから、どうぞ。テレビも映してますよ。どうぞ、本当に頼みますよ。そんな、だめですよ。投票してください、投票。あとの人が全部、全部投票してもらいたいんだから。どうぞ、どうぞお願いしますよ。どうぞ、どうぞお願いしますって。聞き分けないんですね。みんな、あと残ってますから、どうぞ投票してください。投票してください。あなた、自分の勝手じゃだめですよ。あとの人の投票もお願いしたいんだから、お急ぎください。お急ぎください、どうぞ。あなた、さっきも同じことをやったんですよ。どうぞ、どうぞ御投票ください。あとの皆さんに投票してもらいたいんだから、どうぞ、どうぞお願いします。どうぞ皆さん、どうぞ御投票ください。せっかく青票が幾らあるか知りたいというんで私はお願いしているんですよ。どうぞ全員、全員の投票をお願いしますから。もう時間ないですよ。あなた、さっきもそういうことをやったんですね。どうぞ、どうぞ皆さんやってください、どうぞ。せっかく、どうぞ。あなた、どうぞ投票してください。だめですよ。
    〔投票継続〕
#113
○議長(櫻内義雄君) どうぞ皆さん、どうぞ。
    〔投票継続〕
#114
○議長(櫻内義雄君) どうぞ、お急ぎ御投票ください。
    〔投票継続〕
#115
○議長(櫻内義雄君) どうぞ。
    〔投票継続〕
#116
○議長(櫻内義雄君) どうぞ、お急ぎ御投票ください。――どうぞ、お急ぎ投票ください。
    〔投票継続〕
#117
○議長(櫻内義雄君) どうぞお願いします。
    〔投票継続〕
#118
○議長(櫻内義雄君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
#119
○議長(櫻内義雄君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百六十六
  可とする者(白票)       三百十七
  否とする者(青票)       百四十九
    〔拍手〕
#120
○議長(櫻内義雄君) 右の結果、討論は終局するに決しました。
    ―――――――――――――
 梶山静六君外六十三名提出討論終局の動議を可とする議員の氏名
      相沢 英之君    逢沢 一郎君
      愛知 和男君    青木 正久君
      赤城 徳彦君    浅野 勝人君
      麻生 太郎君    甘利  明君
      新井 将敬君    粟屋 敏信君
      井奥 貞雄君    井出 正一君
      井上 喜一君    伊藤 公介君
      伊藤宗一郎君    伊吹 文明君
      池田 行彦君    石井  一君
      石川 要三君    石破  茂君
      石橋 一弥君    石原慎太郎君
      石原 伸晃君    今枝 敬雄君
      今津  寛君    岩村卯一郎君
      岩屋  毅君    宇野 宗佑君
      上草 義輝君    植竹 繁雄君
      魚住 汎英君    臼井日出男君
      内海 英男君    浦野 烋興君
      江口 一雄君    衛藤征士郎君
      衛藤 晟一君    遠藤 武彦君
      小里 貞利君    小澤  潔君
      小沢 辰男君    小渕 恵三君
      尾身 幸次君    越智 伊平君
      越智 通雄君    大石 千八君
      大石 正光君    大島 理森君
      大塚 雄司君    大野  明君
      大野 功統君    大原 一三君
      太田 誠一君    岡島 正之君
      岡田 克也君    奥田 敬和君
      奥田 幹生君    奥野 誠亮君
      加藤 紘一君    加藤 卓二君
      加藤 六月君    鹿野 道彦君
      狩野  勝君    海部 俊樹君
      柿澤 弘治君    粕谷  茂君
      片岡 武司君    金子 一義君
      金子原二郎君    金子徳之介君
      亀井 静香君    亀井 久興君
      亀井 善之君    唐沢俊二郎君
      川崎 二郎君    河村 建夫君
      瓦   力君    木部 佳昭君
      木村 守男君    木村 義雄君
      北川 石松君    北川 正恭君
      北村 直人君    久間 章生君
      久野統一郎君    熊谷  弘君
      栗原 祐幸君    小泉純一郎君
      小坂 憲次君    小杉  隆君
      小林 興起君   小宮山重四郎君
      古賀 一成君    古賀  誠君
      河野 洋平君    河本 敏夫君
      高村 正彦君    鴻池 祥肇君
      近藤 元次君    左藤  恵君
      佐田玄一郎君    佐藤謙一郎君
      佐藤 孝行君    佐藤 信二君
      佐藤 敬夫君    佐藤 守良君
      斉藤斗志二君    坂井 隆憲君
      坂本 剛二君    坂本三十次君
      桜井  新君    笹川  堯君
      志賀  節君    自見庄三郎君
      塩川正十郎君    塩崎  潤君
      塩谷  立君    島村 宜伸君
      杉浦 正健君    杉山 憲夫君
      鈴木 俊一君    鈴木 恒夫君
      鈴木 宗男君    住  博司君
      関谷 勝嗣君    園田 博之君
      田澤 吉郎君    田名部匡省君
      田中 秀征君    田邉 國男君
      田辺 広雄君    田原  隆君
      高鳥  修君    高橋 一郎君
      武部  勤君    武村 正義君
      谷  洋一君    谷垣 禎一君
      谷川 和穗君    近岡理一郎君
      中馬 弘毅君    津島 雄二君
      塚原 俊平君    戸井田三郎君
      戸塚 進也君    渡海紀三朗君
      東家 嘉幸君    虎島 和夫君
      中尾 栄一君    中川 昭一君
      中島  衛君    中島洋次郎君
      中谷  元君    中西 啓介君
      中村喜四郎君    中山 太郎君
      中山 利生君    中山 成彬君
      中山 正暉君    仲村 正治君
      長勢 甚遠君    二階 俊博君
      二階堂 進君    丹羽 雄哉君
      西岡 武夫君    西田  司君
      額賀福志郎君    野田  毅君
      野田  実君    野中 広務君
      野呂 昭彦君    野呂田芳成君
      羽田  孜君    葉梨 信行君
      萩山 教嚴君    橋本龍太郎君
      長谷川 峻君    畑 英次郎君
      鳩山 邦夫君    鳩山由紀夫君
      浜田 幸一君    浜田卓二郎君
      浜野  剛君    林  大幹君
      林  義郎君    原田  憲君
      原田昇左右君    原田 義昭君
      東   力君    平泉  渉君
      平田辰一郎君    平沼 赳夫君
      深谷 隆司君    吹田  ナ君
      福田 康夫君    福永 信彦君
      藤井 裕久君    藤尾 正行君
      二田 孝治君    船田  元君
      古屋 圭司君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    星野 行男君
      細田 博之君    真鍋 光広君
      前田 武志君    前田  正君
      牧野 隆守君    増子 輝彦君
      増岡 博之君    増田 敏男君
      町村 信孝君    松浦  昭君
      松岡 利勝君    松田 岩夫君
      松永  光君    松本 十郎君
     三ッ林弥太郎君    三原 朝彦君
      三塚  博君    御法川英文君
      水野  清君    光武  顕君
      宮崎 茂一君    宮里 松正君
      宮路 和明君    宮下 創平君
      武藤 嘉文君    村井  仁君
      村岡 兼造君    村上誠一郎君
      村田敬次郎君    村田 吉隆君
      村山 達雄君    持永 和見君
      森  英介君    森  喜朗君
      谷津 義男君    簗瀬  進君
      柳沢 伯夫君    柳本 卓治君
      山口 俊一君    山口 敏夫君
      山崎  拓君    山下 元利君
      山下 徳夫君    山本  拓君
      山本 有二君    与謝野 馨君
      渡瀬 憲明君    渡部 恒三君
      渡辺 栄一君    渡辺 省一君
      渡辺 秀央君    綿貫 民輔君
      浅井 美幸君    東  祥三君
      井上 義久君    石田幸四郎君
      石田 祝稔君    市川 雄一君
      遠藤 乙彦君    遠藤 和良君
      大野由利子君    近江巳記夫君
      長田 武士君    鍛冶  清君
      貝沼 次郎君    河上 覃雄君
      神崎 武法君    北側 一雄君
      草川 昭三君    草野  威君
      倉田 栄喜君    小谷 輝二君
      権藤 恒夫君    斉藤  節君
      坂井 弘一君    竹内 勝彦君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      中村  巖君    西中  清君
      春田 重昭君    日笠 勝之君
      東  順治君    平田 米男君
      伏木 和雄君    伏屋 修治君
      藤原 房雄君    二見 伸明君
      冬柴 鐵三君    宮地 正介君
      森本 晃司君    矢追 秀彦君
      矢野 絢也君    薮仲 義彦君
      山口那津男君    山田 英介君
      吉井 光照君    渡部 一郎君
      伊藤 英成君    大内 啓伍君
      川端 達夫君    神田  厚君
      小平 忠正君    高木 義明君
      塚本 三郎君    中井  洽君
      中野 寛成君    柳田  稔君
      米沢  隆君    和田 一仁君
      菅原喜重郎君    徳田 虎雄君
      藤波 孝生君
 否とする議員の氏名
      赤松 広隆君    綱岡  雄君
      有川 清次君    五十嵐広三君
      井上 一成君    井上 普方君
      伊東 秀子君    伊藤  茂君
      伊藤 忠治君    池田 元久君
      池端 清一君    石井  智君
      石橋 大吉君    岩田 順介君
      岩垂寿喜男君   宇都宮真由美君
      上田 卓三君    上田  哲君
      上田 利正君    上原 康助君
      遠藤  登君    小川  信君
      小澤 克介君    小野 信一君
      緒方 克陽君    大出  俊君
      大木 正吾君    大畠 章宏君
      岡崎トミ子君    岡崎 宏美君
      岡田 利春君    沖田 正人君
      加藤 繁秋君    加藤 万吉君
      川崎 寛治君    川島  實君
      川俣健二郎君    木間  章君
      貴志 八郎君    北川 昌典君
      北沢 清功君    串原 義直君
      小岩井 清君    小林 恒人君
      小林  守君    小森 龍邦君
      五島 正規君    後藤 一茂君
      輿石  東君    左近 正男君
      佐々木秀典君    佐藤 観樹君
      佐藤 敬治君    佐藤 泰介君
      佐藤 恒晴君    斉藤 一雄君
      沢田  広君    沢藤礼次郎君
      志賀 一夫君    渋沢 利久君
      渋谷  修君    嶋崎  譲君
      清水  勇君    新村 勝雄君
      新盛 辰雄君    鈴木喜久子君
      鈴木  久君    関  晴正君
      関山 信之君    仙谷 由人君
      田口 健二君    田中 昭一君
      田中 恒利君    田邊  誠君
      田並 胤明君    高沢 寅男君
      竹内  猛君    竹村 幸雄君
      武部  文君    谷村 啓介君
      辻  一彦君    筒井 信隆君
      常松 裕志君    戸田 菊雄君
      外口 玉子君    土井たか子君
      土肥 隆一君    時崎 雄司君
      富塚 三夫君    中沢 健次君
      中村 正男君    永井 孝信君
      野坂 浩賢君    馬場  昇君
      長谷百合子君    鉢呂 吉雄君
      早川  勝君    日野 市朗君
      藤田 高敏君    細川 律夫君
      細谷 治通君    堀込 征雄君
      前島 秀行君    松浦 利尚君
      松原 脩雄君    松前  仰君
      松本  龍君    三野 優美君
      水田  稔君    武藤 山治君
      村山 富市君    目黒吉之助君
      元信  堯君    森井 忠良君
      安田 修三君    安田  範君
      山内  弘君    山口 鶴男君
      山下八洲夫君    山中 邦紀君
      山中 末治君    山花 貞夫君
      山元  勉君    吉岡 賢治君
      吉田 和子君    吉田 正雄君
      和田 貞夫君    和田 静夫君
      渡辺 嘉藏君    小沢 和秋君
      金子 満広君    木島日出夫君
      児玉 健次君    佐藤 祐弘君
      菅野 悦子君    辻  第一君
      寺前  巖君    東中 光雄君
      不破 哲三君    藤田 スミ君
      古堅 実吉君    正森 成二君
      三浦  久君    山原健二郎君
      吉井 英勝君    阿部 昭吾君
      江田 五月君    菅  直人君
      楢崎弥之助君
     ――――◇―――――
#121
○議長(櫻内義雄君) この際、午前九時まで休憩いたします。
    午前八時三十二分休憩
    ―――――――――――――
    午前九時二分開議
#122
○議長(櫻内義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
#123
○議長(櫻内義雄君) 議院運営委員長中西啓介君解任決議案につき採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#124
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。――速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#125
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#126
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#127
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#128
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#129
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#130
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#131
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。――立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#132
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#133
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。――立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#134
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#135
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#136
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#137
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#138
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。立ちどまらずに、速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#139
○議長(櫻内義雄君) 立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#140
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#141
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#142
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#143
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。――立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#144
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。――速やかに投票してください。立ちどまらずに、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#145
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#146
○議長(櫻内義雄君) 投票時間をただいまから十五分以内に制限いたします。この時間内に投票されない方は、棄権したものとみなします。
 お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#147
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。どうぞ、全員の皆さんが投票してください。よろしくお願いしますよ。
    〔投票継続〕
#148
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#149
○議長(櫻内義雄君) どうぞ、お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#150
○議長(櫻内義雄君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#151
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#152
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。――お急ぎ投票してください。――速やかに投票してください。――お急ぎ投票してください。――速やかに投票してください。――お急ぎ投票してください。――速やかに投票してください。――速やかに投票してください。――速やかに投票してください。――後がつかえてますから。みんなに投票していただこうと思っているんですよ。やってください、やってください、投票を。どういうわけですか。投票してください。みんなの投票――困ってるじゃないですか。
    〔投票継続〕
#153
○議長(櫻内義雄君) お急ぎ投票してください。
    〔投票継続〕
#154
○議長(櫻内義雄君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
#155
○議長(櫻内義雄君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百七十
  可とする者(白票)       百五十一
  否とする者(青票)       三百十九
    〔拍手〕
#156
○議長(櫻内義雄君) 右の結果、議院運営委員長中西啓介君解任決議案は否決されました。(拍手)
    ―――――――――――――
 村山富市君外三名提出議院運営委員長中西啓介君解任決議案を可とする議員の氏名
      阿部未喜男君    赤松 広隆君
      秋葉 忠利君    網岡  雄君
      有川 清次君    五十嵐広三君
      井上 一成君    井上 普方君
      伊東 秀子君    伊藤  茂君
      伊藤 忠治君    池田 元久君
      池端 清一君    石井  智君
      石橋 大吉君    岩田 順介君
      岩垂寿喜男君   宇都宮真由美君
      上田 卓三君    上田  哲君
      上田 利正君    上原 康助君
      遠藤  登君    小川  信君
      小澤 克介君    小野 信一君
      緒方 克陽君    大出  俊君
      大木 正吾君    大畠 章宏君
      岡崎トミ子君    岡崎 宏美君
      岡田 利春君    沖田 正人君
      加藤 繁秋君    加藤 万吉君
      川崎 寛治君    川島  實君
      川俣健二郎君    木間  章君
      貴志 八郎君    北川 昌典君
      北沢 清功君    串原 義直君
      小岩井 清君    小林 恒人君
      小林  守君    小松 定男君
      小森 龍邦君    五島 正規君
      後藤  茂君    輿石  東君
      左近 正男君    佐々木秀典君
      佐藤 観樹君    佐藤 敬治君
      佐藤 泰介君    佐藤 恒晴君
      佐藤 徳雄君    斉藤 一雄君
      沢田  広君    沢藤礼次郎君
      志賀 一夫君    渋沢 利久君
      渋谷  修君    嶋崎  譲君
      清水  勇君    新村 勝雄君
      新盛 辰雄君    鈴木喜久子君
      鈴木  久君    関  晴正君
      関山 信之君    仙谷 由人君
      田口 健二君    田中 昭一君
      田中 恒利君    田並 胤明君
      高沢 寅男君    竹内  猛君
      竹村 幸雄君    武部  文君
      谷村 啓介君    辻  一彦君
      筒井 信隆君    常松 裕志君
      戸田 菊雄君    外口 玉子君
      土井たか子君    土肥 隆一君
      時崎 雄司君    富塚 三夫君
      中沢 健次君    中村 正男君
      永井 孝信君    野坂 浩賢君
      馬場  昇君    長谷百合子君
      鉢呂 吉雄君    早川  勝君
      日野 市朗君    藤田 高敏君
      細川 律夫君    細谷 治通君
      堀込 征雄君    前島 秀行君
      松浦 利尚君    松原 脩雄君
      松前  仰君    松本  龍君
      三野 優美君    水田  稔君
      武藤 山治君    目黒吉之助君
      元信  堯君    森井 忠良君
      安田 修三君    安田  範君
      山内  弘君    山口 鶴男君
      山下八洲夫君    山中 邦紀君
      山中 末治君    山元  勉君
      吉岡 賢治君    吉田 和子君
      吉田 正雄君    和田 貞夫君
      和田 静夫君    渡辺 嘉藏君
      小沢 和秋君    金子 満広君
      木島日出夫君    児玉 健次君
      佐藤 祐弘君    菅野 悦子君
      辻  第一君    寺前  巖君
      東中 光雄君    不破 哲三君
      藤田 スミ君    古堅 実吉君
      正森 成二君    三浦  久君
      山原健二郎君    吉井 英勝君
      阿部 昭吾君    江田 五月君
      菅  直人君    田川 誠一君
      楢崎弥之助君
 否とする議員の氏名
      相沢 英之君    逢沢 一郎君
      愛知 和男君    青木 正久君
      赤城 徳彦君    浅野 勝人君
      麻生 太郎君    甘利  明君
      新井 将敬君    粟屋 敏信君
      井奥 貞雄君    井出 正一君
      井上 喜一君    伊藤 公介君
      伊藤宗一郎君    伊吹 文明君
      池田 行彦君    石井  一君
      石川 要三君    石破  茂君
      石橋 一弥君    石原慎太郎君
      石原 伸晃君    今枝 敬雄君
      今津  寛君    岩村卯一郎君
      岩屋  毅君    宇野 宗佑君
      上草 義輝君    植竹 繁雄君
      魚住 汎英君    臼井日出男君
      内海 英男君    浦野 烋興君
      江口 一雄君    衛藤征士郎君
      衛藤 晟一君    遠藤 武彦君
      小里 貞利君    小沢 一郎君
      小澤  潔君    小沢 辰男君
      小渕 恵三君    尾身 幸次君
      越智 伊平君    越智 通雄君
      大石 千八君    大石 正光君
      大島 理森君    大塚 雄司君
      大野  明君    大野 功統君
      大原 一三君    太田 誠一君
      岡島 正之君    岡田 克也君
      奥田 敬和君    奥田 幹生君
      奥野 誠亮君    加藤 紘一君
      加藤 卓二君    加藤 六月君
      鹿野 道彦君    狩野  勝君
      海部 俊樹君    柿澤 弘治君
      梶山 静六君    粕谷  茂君
      片岡 武司君    金子 一義君
      金子原二郎君    金子徳之介君
      亀井 静香君    亀井 久興君
      亀井 善之君    唐沢俊二郎君
      川崎 二郎君    河村 建夫君
      瓦   力君    木部 佳昭君
      木村 守男君    木村 義雄君
      北川 石松君    北川 正恭君
      北村 直人君    久間 章生君
      久野統一郎君    鯨岡 兵輔君
      熊谷  弘君    栗原 祐幸君
      小泉純一郎君    小坂 憲次君
      小杉  隆君    小林 興起君
     小宮山重四郎君    古賀 一成君
      古賀  誠君    河野 洋平君
      河本 敏夫君    高村 正彦君
      鴻池 祥肇君    近藤 元次君
      左藤  恵君    佐田玄一郎君
      佐藤謙一郎君    佐藤 孝行君
      佐藤 信二君    佐藤 敬夫君
      佐藤 守良君    斉藤斗志二君
      坂井 隆憲君    坂本 剛二君
      坂本三十次君    桜井  新君
      笹川  堯君    志賀  節君
      自見庄三郎君    塩川正十郎君
      塩崎  潤君    塩谷  立君
      島村 宜伸君    杉浦 正健君
      杉山 憲夫君    鈴木 俊一君
      鈴木 恒夫君    鈴木 宗男君
      住  博司君    関谷 勝嗣君
      園田 博之君    田澤 吉郎君
      田名部匡省君    田中 秀征君
      田邉 國男君    田辺 広雄君
      田原  隆君    田村  元君
      高鳥  修君    高橋 一郎君
      武部  勤君    武村 正義君
      谷  洋一君    谷垣 禎一君
      谷川 和穗君    近岡理一郎君
      中馬 弘毅君    津島 雄二君
      塚原 俊平君    戸井田三郎君
      戸塚 進也君    渡海紀三朗君
      東家 嘉幸君    虎島 和夫君
      中尾 栄一君    中川 昭一君
      中島  衛君    中島洋次郎君
      中谷  元君    中西 啓介君
      中村喜四郎君    中山 太郎君
      中山 利生君    中山 成彬君
      中山 正暉君    仲村 正治君
      長勢 甚遠君    二階 俊博君
      二階堂 進君    丹羽 雄哉君
      西岡 武夫君    西田  司君
      額賀福志郎君    野田  毅君
      野田  実君    野中 広務君
      野呂 昭彦君    野呂田芳成君
      羽田  孜君    葉梨 信行君
      萩山 教嚴君    橋本龍太郎君
      長谷川 峻君    畑 英次郎君
      鳩山 邦夫君    鳩山由紀夫君
      浜田卓二郎君    浜野  剛君
      林  大幹君    林  義郎君
      原田  憲君    原田昇左右君
      原田 義昭君    東   力君
      平泉  渉君    平田辰一郎君
      平沼 赳夫君    深谷 隆司君
      吹田  ナ君    福田 康夫君
      福永 信彦君    藤井 裕久君
      二田 孝治君    船田  元君
      古屋 圭司君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    星野 行男君
      細田 博之君    真鍋 光広君
      前田 武志君    前田  正君
      牧野 隆守君    増子 輝彦君
      増岡 博之君    増田 敏男君
      町村 信孝君    松浦  昭君
      松岡 利勝君    松田 岩夫君
      松永  光君    松本 十郎君
      三原 朝彦君    三塚  博君
      御法川英文君    水野  清君
      光武  顕君    宮崎 茂一君
      宮里 松正君    宮路 和明君
      宮下 創平君    武藤 嘉文君
      村井  仁君    村岡 兼造君
      村上誠一郎君    村田敬次郎君
      村田 吉隆君    村山 達雄君
      持永 和見君    森  英介君
      森  喜朗君    森田  一君
      谷津 義男君    簗瀬  進君
      柳沢 伯夫君    柳本 卓治君
      山口 俊一君    山口 敏夫君
      山崎  拓君    山下 元利君
      山下 徳夫君    山本  拓君
      山本 有二君    与謝野 馨君
      渡瀬 憲明君    渡部 恒三君
      渡辺 栄一君    渡辺 省一君
      渡辺 秀央君    綿貫 民輔君
      浅井 美幸君    東  祥三君
      井上 義久君    石田幸四郎君
      石田 祝稔君    市川 雄一君
      遠藤 乙彦君    遠藤 和良君
      大野由利子君    近江巳記夫君
      長田 武士君    鍛冶  清君
      貝沼 次郎君    河上 覃雄君
      神崎 武法君    北側 一雄君
      草川 昭三君    草野  威君
      倉田 栄喜君    小谷 輝二君
      権藤 恒夫君    斉藤  節君
      坂井 弘一君    竹内 勝彦君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      中村  巖君    西中  清君
      春田 重昭君    日笠 勝之君
      東  順治君    平田 米男君
      伏木 和雄君    伏屋 修治君
      藤原 房雄君    二見 伸明君
      冬柴 鐵三君    宮地 正介君
      森本 晃司君    矢追 秀彦君
      矢野 絢也君    薮仲 義彦君
      山口那津男君    山田 英介君
      吉井 光照君    渡部 一郎君
      伊藤 英成君    大内 啓伍君
      川端 達夫君    神田  厚君
      小平 忠正君    高木 義明君
      塚本 三郎君    中井  洽君
      中野 寛成君    柳田  稔君
      米沢  隆君    和田 一仁君
      菅原喜重郎君    徳田 虎雄君
      藤波 孝生君
     ――――◇―――――
#157
○議長(櫻内義雄君) この際、暫時休憩いたします。
    午前十時五十八分休憩
     ――――◇―――――
    午後三時三十二分開議
#158
○副議長(村山喜一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
#159
○副議長(村山喜一君) 村山富市君外三名から、衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案が提出されました。
 本決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、議事日程に追加するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#160
○副議長(村山喜一君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
    ―――――――――――――
 衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案(村山富市君外三名提出)
#161
○副議長(村山喜一君) 衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案を議題といたします。
 提出者の趣旨弁明を許します。村山富市君。
    ―――――――――――――
 衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔村山富市君登壇〕
#162
○村山富市君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました櫻内義雄衆議院議長の不信任決議案について、その提案理由を申し上げます。(拍手)
 自衛隊の海外派兵を目指す国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案の審議をめぐる本院のこれまでの経過は、さきの参議院において、我が党の委員が留保した質問に答弁をなし得ないまま、無謀な強行採決を行うことによって四泊五日の異常な徹夜国会となったことに対する何らの反省もないまま、六月九日の議院運営委員会における委員会付託強行とPKO特別委員会の強行採決など、暴挙に次ぐ暴挙を重ねて今日に至っております。(拍手)
 我が党は、かかるやり方は、もはや法案の是非を問う以前の議会制民主主義の根幹にかかわる深刻な事態であり、かつ、我が国の民主主義の歴史に重大な汚点を残すものであるとの認識に立って、櫻内議長に対し、再三にわたりこの自公民による数の暴力に反省を求め、話し合いによる秩序を回復するため、議長の機能を発揮するよう再三にわたって要請してきたところであります。(拍手)
 しかしながら、櫻内議長は、この事態に対し何一つ議会運営を正常に戻す努力をしないばかりか、本来、公正、公平、不偏不党の立場に立って本院の円滑な運営を保持すべき責任をも放棄し、一方的な政府・自公民三党の数で押し切る政治の強行を傍観放置し、みずから話し合いによる道を閉ざして、言論の府としての議会の権威を失墜せしめたのであります。(拍手)
 ここに至って、もはや櫻内議長の不信任決議案をもってその職を辞するを求めるほかはありません。私はここに、激しい怒りと深い憂慮を込めてこの決議案を提案するものであります。(拍手)
 不信任を求める第一の理由は、既に申し述べたとおり、いわゆるPKO法案の審議の経過、状況について許しがたいものがあります。なぜ、言論の府であるこの国会で議員の質問権を封じ、審議の時間を制限し、自公民の求めに応じて一方的に質疑終結を行い、採決を強行したのでしょうか。(拍手)
 それは、今日、法案をめぐって、まさに世論は二分されています。自衛隊の海外派兵に反対する国民世論は日を追うて高まりつつあります。現に、国会の周辺には連日連夜、自衛隊の海外派兵に反対する声がこだましています。審議が進めば進むほど、法案の持つ数多くの矛盾が明らかとなり、継ぎはぎだらけのガラス細工、その持つ問題点が拡大することを恐れたからにほかなりません。だから、こうした矛盾や問題点の解明がなされないまま、政府・自公民三党の議会運営のルールを無視した問答無用の姿勢がまかり通ってきたのであります。(拍手)
 すなわち、PKFの範囲や武器使用にかかわる問題、国連の指揮権と、武力衝突時における撤収を盛り込んだ自民党のいわゆる五原則との矛盾は、ついに解明されるに至っておりません。さらに、自公民三党の共同修正案において、みずから立法府の機能を放棄した議会の事前承認にかかわる条項、国連平和維持隊の定義の欠語、PKF凍結の意味など極めて不十分な審議経過により、数多くの疑問を残したまま、ひたすら自衛隊の海外派遣のみが強行されようとしている。この事態は、まことに危険きわまりない理不尽なことと言わなければなりません。(拍手)
 この審議の過程における櫻内議長の果たすべき役割は、この理不尽を謝し、関係法案の強行採決に当たっては、これを委員会に差し戻し、国民合意を目指すための一層の慎重審議と、だれもが納得できる、しかも、アジアの近隣諸国から喜ばれ、歓迎されるような国際貢献のあり方を求めることであったのであります。この当然かつ大事な役割を放棄した責任は、まことに重大と申さなければなりません。(拍手)
 さらに、本法案の委員会強行採決以来、アジアの近隣諸国の日本軍国主義復活に対する懸念と不安は急速に高まり、激しい非難と抗議が寄せられていることは御承知のとおりであります。まことに憂慮にたえないものがございます。
 かくて、この暴挙は、我が国及び我が国民とアジア周辺諸国との信頼関係を著しく傷つけ、損なう結果を招いたのであり、この暴挙を許した櫻内議長の責任は、極めて重大と言わなければなりません。(拍手)
 不信任を求める第二の理由は、政治改革についてであります。
 そもそも、本国会における最も重要な課題は、自衛隊の海外派兵ではありません。リクルート、証券・金融疑惑に続いて新たに発生した共和・佐川事件の真相を究明し、積年の政治腐敗の根源を正す法整備を図り、政治倫理の確立、国会改革、一票の格差是正に取り組み、国民の政治不信の解消にあらゆる努力を尽くすことにあったのであります。(拍手)国会に対する国民の期待と注目は、いかにして国会が政治腐敗防止に対する自浄機能を発揮してその対策を講じ得るかということにかかっています。
 言うまでもなく、政治改革は国会自身の問題であり、事柄の性格上、院を代表する議長のリーダーシップと責任はだれよりも問われなければなりません。
 PKO法案の提案者である加藤官房長官が、新たに共和汚職事件に関与している疑いが生じ、我が党が真相解明のために共和の森口五郎元副社長らの証人喚問を要求していることを、この特別委員会ではなじまないとして委員長の一方的見解で処理した、特別委員会での間違った運営を正そうとしない責任は極めて重いのであります。(拍手)議長は、直ちに特別委員会に審議のやり直しを命ずると同時に、即刻、証人喚問の実現を図ることを求めるべきでありました。
 しかも、議長は、これを放置しただけにとどまらず、予算委員会の審議以来、懸案となっている、共和・佐川事件にかかわる共和の森口元副社長、阿部文男代議士、佐川急便の佐川清会長らの証人喚問の実現に極めて消極的であるばかりでなく、実質的には反対さえしてきたのであります。
 去る五月二十六日、社会党、公明党、民社党の三党はそろって、事件の根幹をなす人物の喚問はいまだ実現を見ていない、このままでは国会に対する国民の不信を増幅させ、立法府としての権威を著しく損なう事態を招こうとしている、我々は、自由民主党に反省を促し、国会が国民の負託にこたえ、事件の真相解明ができるよう証人喚問の実現に全力を尽くすよう強く求めている、議長においても立法府の長としてこの実現を図られるよう要請すると議長に対し再三要請してきたのであります。議長は、この要請に何らの努力をしないまま、今日に至っているのであります。これは、まさしく議長不信任に当たる重大な責任であると言わなければなりません。(拍手)
 第三の理由は、本本会議における議事運営についてであります。
 議長は、自公民三党の意を体し、発言時間制限の動議の採択を口実に、慎重な審議を期待している国民の声に耳をかさず、発言時間を制限し、それのみか再三にわたる採決時間の一方的な短縮など、議会制民主主義に反する議事運営は、不偏不党、公平、公正であるべき議長の権威を汚すものであり、全く許しがたいことと言わなければなりません。(拍手)
 今、世界は冷戦構造を解体させ、世界的な軍縮の時代に向かっております。我が国が第二次世界大戦の反省の上に立って制定した平和憲法は、現在ますますその有効性を増しており、国の内外から高い評価を得ているのであります。今こそ我が国の平和憲法が世界に向けて発揚されるときであります。時代が変わったからとか、国際貢献のためだからという口実によって自衛隊の海外派遣を認めることがあっては断じてなりません。(拍手)
 重ねて申し上げますが、こうした認識を欠き、公平な議会運営を不能にした議長のもとでは、議会制民主主義の再生も、活性化も不可能であることを強く申し上げ、私の櫻内議長の不信任案に関する提案理由の説明を終わります。(拍手)
    ―――――――――――――
#163
○副議長(村山喜一君) 討論の通告があります。順次これを許します。上草義輝君。
    〔上草義輝君登壇〕
#164
○上草義輝君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております櫻内議長不信任決議案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)
 元来、議長は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である国会の最高責任者として、その権威と地位は我々国会議員が率先してこれを守り、高めなければならないのであります。
 しかしながら、我々が互いの良識を持って守らなければならぬ議長の権威を、今まさに理不尽なる理由により、みずからの手によって崩壊させようとする政党があることは、まことに遺憾と申すべきであります。(拍手)
 それでは、何ゆえに遺憾にたえないのであるかを具体的な事象をもって訴えたいと存じます。
 賢明なる、良識のある議員各位に申し上げたい。この議長不信任決議案が提出された時刻は、何と本十三日の午前六時〇七分のことでございました。このことは一体何を意味するものか。ただいま開かれている本会議の本来の議題とは何であったのか。昨日の開会以来、丸一日の時間をどう過ごしてきたのか。これらをあわせ考えるとき、おのずと答えが出ることは当然のことであります。(拍手)
 上程されているPKO二法案の採決を阻止するために、まず、社会、共産両党は、議院運営委員長の解任決議案を提出したのであります。これは、良識ある各位により否決をいたしました。そこで、次に考え出されたことは、法案の主管大臣である内閣官房長官の不信任決議案でございました。これが終えると、外務大臣不信任決議案、防衛庁長官不信任決議案を提出し、さらに、関係大臣の不信任決議案を乱発することにより、一日、一刻と時を延ばす戦術を考え出していたのであります。
 しかしながら、これらの理不尽なる行動を前に、我が党は内閣信任決議案を提出し、一刻も早くPKO二法案の採決を行うとの方針を立てました。これを察知した社会党は、今度は、今回の法案には関係のない予算委員長の解任決議案を、我が党の内閣信任決議案提出の十分前に提出するというこそくな手段をとったのであります。そして、それらすべてが水泡に帰そうとしている今、優先議題とせざるを得ない議長不信任決議案を提出する暴挙に出たのであります。みずからの主張が通らぬと明らかになったとき、物理的抵抗をすることがあたかも使命であるかのごとき錯覚に立ち、がむしゃらにあらゆる手段を使って廃案に追い込むことを考えたのであります。
 ただいま申し上げたことが、解任及び不信任決議案の提出にかかわる紛れもない実態であります。まさにPKO二法案を廃案に追い込むためのスケジュール闘争に終始しているだけではありませんか。(拍手)
 不信任決議案の理由には、「委員会強行採決を容認し、法案審議のための本会議開会を強行した。」「たった二日間の委員会審議で、本会議の議題に上程することを認めたことは、議長自らが、まさに議会制民主主義を根底から突き崩すものであり、とうてい容認できない。」というものでございます。事実という単語をどう解釈しておられるのか、全く理解のできないところでございます。(拍手)一つ一つ反論する言葉すら見当たりません。
 昨日の本会議開会の際、社会、共産両党のとった態度をいま一度思い起こしていただきたい。議長室に押しかけ、議長に対し威迫を与え、議院運営委員会への出席を妨げ、なおかつ、本会議場に入場しようとした議長を力をもって阻止しようとした行動は、断固として許すわけにはまいりません。(拍手)議長は、これらの議会制民主主義を破壊する暴挙にも屈せず、毅然とした態度をとり、本会議の運営に努めているわけでございます。
 かかる観点から、PKO二法案阻止のために、やむにやまれぬ苦肉の策とは申せ、あえて議長の不信任決議案を提出されたことは、むしろ、提出者を初めとするこれらに賛同する議員みずからが、議長の権威をいたずらに冒涜するものと言わざるを得ません。(拍手)心から惜しむものであります。
 私は、この際、いわれなき態度をとる諸君の態度に深く反省を求めるとともに、議長不信任決議案に反対の意見を表明して、討論を終えるものであります。(拍手)
#165
○副議長(村山喜一君) 伊藤茂君。
    〔伊藤茂君登壇〕
#166
○伊藤茂君 私は、ただいま議題となりました衆議院議長櫻内義雄君への不信任決議案に対し、日本社会党・護憲共同を代表して、賛成の討論をいたします。(拍手)
 まず初めに申し上げます。
 ただいま反対討論に立たれました自由民主党の代表は、この不信任案に、暴挙という暴言を使われました。冗談ではありません。今、自由民主党を初め諸君がやっていることこそ、まさに議会政治破壊の暴挙である、このことをまず明確に申し上げたいと思います。(拍手)
 国権の最高機関である衆議院議長への不信任ということは、まさに異例のことであります。そうして今、異例と申しましょうか、まさに重大な問題が、我々の前に、国民の前に迫っている、これが今日の状況であります。自衛隊の海外派兵を中心としたこれらの問題について、多くの国民の皆さんが、今、抗議と怒りに立ち上がっております。私どもは、その国民の気持ちも代表しながら、ここに提案に対する賛成の討論をするものであります。(拍手、発言する者あり)
#167
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#168
○伊藤茂君(続) 私は、国権の最高機関である国会の議長が果たすべき責任が、三つあると思います、三つ。
 第一は、国会における徹底した議論、民主的な議論を、徹底した議論を保障する公正な運営をする、これが第一の議長の責任であります。しかし、櫻内議長はこれを制限し、これを抑圧をしました。(発言する者あり)
#169
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#170
○伊藤茂君(続) さらにまた、国権の最高機関の長として今衆議院議長がなすべき大きな仕事は、国論統一、国民合意のための努力に力を尽くして真剣に取り組むこと、これがまさに重要であります。しかし、櫻内議長は何もしませんでした。逆の立場をとりました。
 衆議院議長が国権の最高機関の長として果たすべき三番目の役割があります。それは、行政府・政府に対して国民の代表とする国会が毅然たる権威と独自性を持つことであります。ところが、櫻内議長は、まるで政府の政策決定の下請機関のように、初めに自衛隊派遣ありきの法案を政府やまた自公民三党の言われるままに強行しようとしています。これは、議長に求められている、議長にふさわしい三つの責任、この三つの責任をみずから打ち壊して、言うならば三つの大罪を行っている、三つの大罪を行っているというふうに私は思います。(拍手、発言する者あり)皆さん――静かにお聞きください。まず、議会で必要なのは……
#171
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。静粛に願います。
#172
○伊藤茂君(続) 国民の代表としての我々議会に求められているのは、民意を代表した審議を徹底的に尽くすことであります。
 自民党の諸君に特に申し上げたい。例えばアメリカの議会で、去年、ブッシュ大統領に参戦権を与えるかどうかという議論が上院、下院で行われました。あのときには、上院でも下院でも、三日、四日の徹夜の議論、議員全員が本会議で発言をする。そうして、そういう議会の運営について、上院、下院の議長はこう言ったそうであります。諸君の一票によって我がアメリカの将来と中東問題の将来が決まる、議員の良識に基づき発言せよ。そうして、三日間、四日間の全員発言の徹夜の議論を行ったと聞いております。(発言する者あり)
#173
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#174
○伊藤茂君(続) そうして、その討論が終わった後、記録によりますと、議長が議長席をおりて、そうして議員諸君に向かって、諸君、国民を代表する我々の徹夜のこの四日間の議論は、という感動的な総括をしたそうであります。(拍手)
 皆さん、どうですか。櫻内議長を初めあなた方がやってきたことは、それとは全く逆であります。この連続した本会議の中で櫻内議長が席に着いて最初にやったのは、自民党が提案した発言時間の制限の採決でありました。これは言論の場としての議会の本来のルールと議会の生命をみずから破壊するものだと思います。(拍手)
 私ども社会党は、徹底審議、積極提案、審議継続を強く主張をいたしてまいりました。しかし、我々はもっと議論し、議論し尽くさなければならないと考えたのであります。ところが、諸君の多数の力によって、多数の暴力でこれを抑え、破壊しようとしている。我々はやむを得ず、国会で合法的に認められている慎重かつスローテンポの投票行動をとったのであります。
 二つ目の大きな問題である議会の責任としての国論統一、国民合意についてを申し上げましょう。(発言する者あり)
#175
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#176
○伊藤茂君(続) 今国民の皆さんは、世界の中の日本の大きな責任として、積極的な国際協力をしなければならない、我々も、国民、そう思っております。
 同時に、今、この諸君の自公民三党の強行しようとする法律のように、初めに自衛隊派遣ありき、自衛隊が部隊として出動することに対して、憲法上の問題も含めた大きな疑問と反対の意思を持って、アジア諸国も懸念をしているというのが現実であります。
 こういう状況の中で、どのように新しい知恵を絞って、そして平和憲法にふさわしい、平和国家にふさわしい、そのような政策をどうつくるのか、まさに国会に、議員に、我々の大きな使命でございましょう。しかし、そのような合意を尽くす議論は、何らなされておりません。私は、それを見ますと、失礼ですが、議長の目は、前に目がついているのではなくて後ろについているのではないかと言いたくなるぐらいの気持ちがいたします。
 もう一つ申し上げます。
 行政府に対して、国会は、議会は、毅然たる独自性と権威を持たなければなりません。(拍手)ところが、今回の政府案にいたしましても三党案にいたしましても、三つの大きな重要なことをほごにいたしております。前に廃案になった法案を出したときに、海部前総理は、自衛隊の派遣は考えていないと申しました。一昨年十一月の三党合意では、自衛隊とは別個にと表明したはずであります。参議院における自衛隊派遣せざるの決議、これも破壊しようとしています。こういうものをごり押しで、政府の言うままに、あるいは多数党の言うままにやろうということでは、行政に対する国権の最高機関としての決意は成り立たないと思います。
 私は、動議に賛成の立場から、三つの視点から申し上げました。
 今まで議会でも、前尾さんや益谷さんや保利茂さんや、いろいろな意味での先見性のある努力をされてきたと思います。
 現状は極めて重大、しかしやろうとしていることはまさに危険な方向であります。そういう多くの国民の皆様の気持ちを込めて、私どもの共同の決意を込めながら、提案をされました衆議院議長櫻内義雄君の不信任の動議が可決をされますように心から願いまして、私の賛成討論を終わらせていただきます。(拍手)
#177
○副議長(村山喜一君) 山原健二郎君。
    〔山原健二郎君登壇〕
#178
○山原健二郎君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案に対して、賛成の討論を行うものであります。(拍手)
 櫻内議長は、議会制民主主義を踏みにじって強行採決されたPKO法案を委員会に差し戻して審議を続けよとの要求を無視し、法案上程の本会議開会を強行しました。議事運営においても、投票途中にもかかわらず時間を制限し、投票箱を閉鎖するという、国会議員の投票の権利を乱暴に奪い取りました。
 昨日以来の、およそ公正さを投げ捨てた櫻内議長のかかる態度に対し、まず心底からの怒りを持って糾弾するものであります。(拍手)
 この間の国会は、まさに異常かつ乱暴きわまる議会運営の連続であり、この点での議長の責任は、まことに重大であります。(拍手)
 まず、六月九日、参議院から送付されてきた自民、公明、民社三党再修正によるPKO法案を、本会議での趣旨説明、質疑要求を踏みにじって、委員会付託が強行されました。
 この法案は、武装した自衛隊を海外へ派兵し、軍事中心の国際活動に従事させるという、憲法の基本原則にかかわる重大な法案であります。また、参議院での修正内容も、国連平和維持隊に参加という、政府原案の協力法とは体系を異にする概念や、七日以内に承認を求めるという、国会の審議権を不当に制限する規定の導入など、新たな重大問題が加えられています。さらに、紛争当事国の同意なしにPKO活動を展開するという国連PKO特別委員会での検討方向など、これまでの政府答弁や法案の前提を突き崩す新たな国際的動向も出ています。したがって、我が党は、衆議院において一から本格的に審議すべきだと議長に対して本会議趣旨説明を要求し続けてまいりました。しかし、議長は、この要求と世論を無視し、その本会議開催を省略して委員会に付託するという自公民三党及び議院運営委員長の暴挙を黙認したのであります。
 二つ目の問題は、我が党議員の要求によって国連関連資料を総理が提出する約束した直後、しかもわずか十二時間の審議でPKO特別委員会委員長が一方的に質疑を打ち切り、採決なるものを強行したことであります。委員会での強行採決直後にも、我が党は櫻内議長に対して、PKO法案を委員会に差し戻して本格的な質疑を保障するように求めたのであります。これにも議長は何の措置も講じないばかりか、本会議開会を強行したのであります。
 今、国民世論の中にも、アジア諸民族の間にも、PKO法案に対して反対と大きな危惧の念が広がっています。かかるPKO法案について慎重に審議を尽くすべきは当然のことであります。ところが、議長は、この声に何ら耳をかそうとしなかったのであります。かかる議長は、言論の府という、国会が果たすべき機能の長には全くふさわしくないと言わざるを得ません。(拍手)
 第二に、本会議における議長の議会制民主主義をじゅうりんした議会運営の責任についてであります。
 議長は、強引に本会議を開会したばかりか、この間の暴挙を糾弾し、その責任者である議院運営委員長の解任を求める決議案の取り扱いにおいても、質疑や討論、発言時間も投票時間も制限し、憲法じゅうりんのPKO法案の成立に向けた自公民三党のシナリオの推進に積極的に加担したのであります。
 自民、公明、民社三党は、PKO法案の本質や、みずからの修正案の矛盾や問題点を国民の目から何とか覆い隠そうと数の力をもって審議を封殺し、PKO特別委員会における強行採決をごり押ししました。この採決は、自公民三党の幹事長・書記長会談で決めたシナリオに沿ったものであることは、天下周知の事実であります。これは外圧に屈し、院の自主性を放棄したものと言わなければなりません。(拍手)
 こうした数の横暴に対し、憲法の平和原則と議会制民主主義を守るため、国会議員としての権利を最大限生かして正々堂々と抵抗するのは当然のことではないでしょうか。
 いわゆる牛歩も、長年の国会活動の中で少数党の権利として確立されてきたものであります。私たちの一歩一歩は、あの悲惨な戦争を繰り返すまいとの切なる思いを込めた闘いにほかならないのでありました。
 「千万のうらみこもれる議場なれば そをかみしめて一歩を刻む」議長の投票時間制限は、このいわば少数党の権利を踏みにじるもので、投票箱の一方的な閉鎖などは、まことに議長による職権乱用以外の何物でもありません。
 今まさに国会は、歴史的な転換点に立っておると言わなければなりません。言うまでもなく日本国憲法は、あの十五年に及ぶ侵略戦争の悲惨な犠牲とその反省の上に制定されたものであります。その憲法の前文は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、」とうたい、第九条で、国際紛争を解決する手段として武力の行使を永久に放棄し、戦力を保持しないことを内外に宣言したのであります。
 ところが、政府・自公民三党が成立をねらうPKO法案は、自衛隊の海外派兵への道へ一路突き進もうとするものであり、まさに戦後政治の原点を否定するものであります。一歩の誤りは際限なき悲劇を生みます。この国会の演壇を再び戦争への道、翼賛体制推進の舞台とすることを断じて許してはなりません。
 「徴兵は命かけても阻むべし祖母・妻・おみな牢に満つるとも」老歌人石井百代さんの著名な短歌を皆さんに紹介しました。この思いに耳を傾けるべきであります。
 こうした決意を持って、日本共産党は、七十年の歴史、ひたすら反戦、平和の道を貫いた、この伝統を守りまして、PKO法案の廃案のために全力を尽くすものであることを申し述べ、衆議院議長櫻内義雄君の不信任決議案の賛成討論といたします。(拍手)
#179
○副議長(村山喜一君) 楢崎弥之助君。
    〔楢崎弥之助君登壇〕
#180
○楢崎弥之助君 私は、ただいま提案をされております衆議院議長不信任決議案に対して、心ならずも賛成の討論をさせていただきます。
 私がなぜ心ならずもと言ったかといいますと、実は、PKO特別委員会、あの終盤のときに、私ども進歩民主連合は修正案を出しておりましたが、その修正案の取り扱いが、皆さん方のざわめきによって全然聞こえなかった。それで、議長のところに参りまして、こういう経緯がありますからもう一度差し戻してください、お願いをいたしました。そして、私は、議長も御高齢でございますから、どうぞ無理をなさらないでくださいと、そういうことを申し上げた経緯がありますから、心ならずもと申し上げたのであります。
 お互い疲れておりますが、私の頭もおぼろおぼろでございまして、何か遠い昔に、発言時間を討論者は十分にするという、何か発言時間制限のあれがあったそうですが、私の理解によると、発言の時間ですから物を言っている時間のことだと思いました。黙っておる時間はその十分間に入らない、これが私の理解であります。私は、生来、気が弱くて小そうございますから、どうぞ発言を妨害するようなやじはなさらないでください。村山副議長、もしそういうやじが出ましたら、私は物が言えませんから、制止されるまで私は黙っておりますから、どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)したがって、そういう認識のもとに、私は発言の時間の十分間は守ります。
 まず、村山副議長に私は申し上げたいことがある。
 先刻、私のかわいいまな弟子の菅直人議員に対して、衛視を繰り出してどうしてあんなことを命じられるのですか。あのとき議場はもう騒然として、村山副議長が何をおっしゃっているか、私もよくわからなかった。菅君もわからなかったと思うんです。村山副議長と私は、田邊社会党委員長とともに昭和三十五年、あの安保の激しい闘いの中で犠牲となった浅沼稲次郎委員長のかばねを乗り越えて本院に初めて参りました同期の桜ですから、まさか村山副議長が、その同期の私に対して菅直人議員と同じようなことをなさるとは信じたくありません。(拍手)私の三十年間にわたる友情と信頼を裏切らないように期待をいたしたいと思います。
 渡辺副総理が病院に入られております。早くよくなられるように願っておりますが、どうもあの方は、私のふるさとの福岡県に来て、特に福岡市に来ていろいろなことを、要らぬことを言うんですよ。毛針とか言ったのも福岡が初めて。この前五月二十三日、福岡へ来て、社会党などが「物理的抵抗でぶざまなことをやれば、みせしめのために衆院を解散してもいいと思っている。そのときは、法案を犠牲にしてもやむを得ない」。
 関係大臣でしょう。法案を犠牲にしてもいいんですか。どうもあの人は、ちょっと注意なさらぬといけませんね。(発言する者あり)
#181
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#182
○楢崎弥之助君(続) 私も学がございませんが、あの物理的という言葉ですね、これは岩波書店の広辞苑あるいは学研の新国語辞典、あれを引いてごらんなさい。物理的とは、そんなこと書いてない、物の理と書いてある。つまり、道理的な行動のことを物理的と、これは私の理解であります。だから、こんなむちゃなことを言うから、一月ぐらい前に私のところにこういう電話がかかってきた。渡辺美智雄さんがもし総理大臣になられたら国民をやめる会をつくりましたから、楢崎さん、どうぞ入って指導してください。まさか私が、私がまさか国民をやめるわけにいきませんから、それは断りました、断りました。しかし、やはりあの方は少々、言葉が過ぎるんじゃないでしょうか。(発言する者あり)
#183
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
#184
○楢崎弥之助君(続) 昔々ですね、フランスにルイ十四世という皇帝がおった。五歳で即位をされて、フランス王政の最盛期をつくった人、ベルサイユ宮殿をつくった方です。この方が、朕が国家なりとおっしゃった。だから、今多数を擁して自民党の皆さんは、朕が国家、朕がルール、そのように思っていらっしゃるんじゃございませんか。どうもそういう気がしてならない。それで、その皆さん方の、多数を擁した皆さん方の言われるままに議長が動かれておるのではないかという印象を私は強く持つのであります。(拍手)
 また、古代ギリシャの哲学者アリストテレス、プラトンの弟子であります。この方は、もし今生き返ってこのお江戸に来て、銀座あたりに出られたら、ああ日本は何とこれは科学が発達し、文化、文明が発達して、高層ビルが並び、自動車高速道路ができて、はあ大したものだとおったまげるでありましょう。しかし、一たんこの永田町のここにアリストテレスさんが入られたら、何じゃこらと、これはおれたちの時代よりもおくれておるわいと思われるんじゃないでしょうか。
 私は、そういう意味でこういう、先ほども言われましたが、あのフィリバスター、一九三九年「ミスター・スミス・ゴーズ・ツー・ワシントン」「スミス都へ行く」、私は何回も見ました。実に感動的な映画でありました。あなた方はまだ生まれておらぬやったと思う。――見た、ああ見たならいい。実に感動的なあれやった。
 あのとき、田舎から出てきた代議士さん、そしてそのスキャンダルを起こした悪徳ボスが議会の中におったから、どうも似たような方がおられますが、それを糾弾するために、あの映画では二十三時間演説をなさって、そして議場でぶっ倒られる、ついにその悪玉ボスはこれを見かねて反省をして、そして解決するという感動的なあれでしたが、やはり発言を制限するということはよくないと思うんですよね。(拍手)よくないと思う。これは、もう皆さん方が尊敬しておられるアメリカの議会が、これはちゃんとフィリバスターといって、こういう少数党のやり方は認められているんでしょう。だから、私はそういう点で、ぜひ物を言う時間を制限するということはやめていただきたい。私は、そういう意味で、提案をされております今の決議案に対して賛成をしておるわけです。
 それで、余り、私はこんなに穏やかに物を言うのはめったにないことでありますから、どうぞ今から先、模範的な状態をっくってください。そうしたら無理は起こらない。無理を通せば道理が引っ込む。そうでしょう。
 大変生意気なことを申し上げて失礼いたしました。しかし、若い人には参考になったというのがあるんじゃなかですか。それじゃ、村山副議長、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
#185
○副議長(村山喜一君) これにて討論は終局いたしました。
    ―――――――――――――
#186
○副議長(村山喜一君) 衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案につき採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
#187
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#188
○副議長(村山喜一君) 投票をお急ぎ願います。
    〔投票継続〕
#189
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#190
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#191
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。――投票をお急ぎ願います。
    〔投票継続〕
#192
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#193
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――投票をお急ぎ願います。
    〔投票継続〕
#194
○副議長(村山喜一君) 投票をお急ぎ願います。――立ちどまらずに、速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#195
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#196
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
#197
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#198
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――速やかに投票してください。――投票をお急ぎ願います。
    〔投票継続〕
#199
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――速やかに投票してください。――投票をお急ぎ願います。
    〔投票継続〕
#200
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#201
○副議長(村山喜一君) 投票される方は、立ちどまらずに、速やかに投票願います。――速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
#202
○副議長(村山喜一君) 速やかに投票してください。
    〔投票継続〕
    〔発言する者あり〕
#203
○副議長(村山喜一君) 静粛に願います。
    〔投票継続〕
#204
○副議長(村山喜一君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
#205
○副議長(村山喜一君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百八十三
  可とする者(白票)       百五十七
  否とする者(青票)      三百二十六
    〔拍手〕
#206
○副議長(村山喜一君) 右の結果、衆議院議長櫻内義雄君不信任決議案は否決されました。(拍手)
    ―――――――――――――
 村山富市君外三名提出衆議院議長櫻内義雄承不信任決議案を可とする議員の氏名
      阿部未喜男君    赤松 広隆君
      秋葉 忠利君    網岡  雄君
      有川 清次君    五十嵐広三君
      井上 一成君    井上 普方君
      伊東 秀子君    伊藤  茂君
      伊藤 忠治君    池田 元久君
      池端 清一君    石井  智君
      石橋 大吉君    岩田 順介君
      岩垂寿喜男君   宇都宮真由美君
      上田 卓三君    上田  哲君
      上田 利正君    上原 康助君
      遠藤  登君    小川 国彦君
      小川  信君    小澤 克介君
      小野 信一君    緒方 克陽君
      大出  俊君    大木 正吾君
      大畠 章宏君    岡崎トミ子君
      岡崎 宏美君    岡田 利春君
      沖田 正人君    加藤 繁秋君
      加藤 万吉君    川崎 寛治君
      川島  實君    川俣健二郎君
      木間  章君    貴志 八郎君
      北川 昌典君    北沢 清功君
      串原 義直君    小岩井 清君
      小林 恒人君    小林  守君
      小松 定男君    小森 龍邦君
      五島 正規君    後藤  茂君
      輿石  東君    左近 正男君
      佐々木秀典君    佐藤 観樹君
      佐藤 敬治君    佐藤 泰介君
      佐藤 恒晴君    佐藤 徳雄君
      斉藤 一雄君    沢田  広君
      沢藤礼次郎君    志賀 一夫君
      渋沢 利久君    渋谷  修君
      嶋崎  譲君    清水  勇君
      新村 勝雄君    新盛 辰雄君
      鈴木喜久子君    鈴木  久君
      関  晴正君    関山 信之君
      仙谷 由人君    田口 健二君
      田中 昭一君    田中 恒利君
      田邊  誠君    田並 胤明君
      高沢 寅男君    竹内  猛君
      竹村 幸雄君    武部  文君
      谷村 啓介君    辻  一彦君
      筒井 信隆君    常松 裕志君
      戸田 菊雄君    外口 玉子君
      土井たか子君    土肥 隆一君
      時崎 雄司君    富塚 三夫君
      中沢 健次君    中西 績介君
      中村 正男君    永井 孝信君
      野坂 浩賢君    馬場  昇君
      長谷百合子君    鉢呂 吉雄君
      早川  勝君    日野 市朗君
      藤田 高敏君    細川 律夫君
      細谷 治通君    堀  昌雄君
      堀込 征雄君    前島 秀行君
      松浦 利尚君    松原 脩雄君
      松前  仰君    松本  龍君
      三野 優美君    水田  稔君
      武藤 山治君    村山 富市君
      目黒吉之助君    元信  堯君
      森井 忠良君    安田 修三君
      安田  範君    山内  弘君
      山口 鶴男君    山下八洲夫君
      山中 邦紀君    山中 末治君
      山花 貞夫君    山元  勉君
      吉岡 賢治君    吉田 和子君
      吉田 正雄君    和田 貞夫君
      和田 静夫君    渡辺 嘉藏君
      小沢 和秋君    金子 満広君
      木島日出夫君    児玉 健次君
      佐藤 祐弘君    菅野 悦子君
      辻  第一君    寺前  巖君
      東中 光雄君    不破 哲三君
      藤田 スミ君    古堅 実吉君
      正森 成二君    三浦  久君
      山原健二郎君    吉井 英勝君
      阿部 昭吾君    江田 五月君
      菅  直人君    田川 誠一君
      楢崎弥之助君
 否とする議員の氏名
      相沢 英之君    逢沢 一郎君
      愛知 和男君    愛野興一郎君
      青木 正久君    赤城 徳彦君
      浅野 勝人君    麻生 太郎君
      甘利  明君    新井 将敬君
      粟屋 敏信君    井奥 貞雄君
      井出 正一君    井上 喜一君
      伊藤 公介君    伊藤宗一郎君
      伊吹 文明君    池田 行彦君
      石井  一君    石川 要三君
      石破  茂君    石橋 一弥君
      石原慎太郎君    石原 伸晃君
      今枝 敬雄君    今津  寛君
      岩村卯一郎君    岩屋  毅君
      上草 義輝君    植竹 繁雄君
      魚住 汎英君    臼井日出男君
      内海 英男君    浦野 烋興君
      江口 一雄君    江崎 真澄君
      衛藤征士郎君    衛藤 晟一君
      遠藤 武彦君    小里 貞利君
      小沢 一郎君    小澤  潔君
      小沢 辰男君    小渕 恵三君
      尾身 幸次君    越智 伊平君
      越智 通雄君    大石 千八君
      大石 正光君    大島 理森君
      大塚 雄司君    大野  明君
      大野 功統君    大原 一三君
      太田 誠一君    岡島 正之君
      岡田 克也君    奥田 敬和君
      奥田 幹生君    奥野 誠亮君
      加藤 紘一君    加藤 卓二君
      加藤 六月君    鹿野 道彦君
      狩野  勝君    海部 俊樹君
      柿澤 弘治君    梶山 静六君
      粕谷  茂君    片岡 武司君
      金子 一義君    金子原二郎君
      金子徳之介君    亀井 静香君
      亀井 久興君    亀井 善之君
      唐沢俊二郎君    川崎 二郎君
      河村 建夫君    瓦   力君
      木部 佳昭君    木村 守男君
      木村 義雄君    北川 石松君
      北川 正恭君    北村 直人君
      久間 章生君    久野統一郎君
      鯨岡 兵輔君    熊谷  弘君
      栗原 祐幸君    小泉純一郎君
      小坂 憲次君    小杉  隆君
      小林 興起君   小宮山重四郎君
      古賀 一成君    古賀  誠君
      後藤田正晴君    河野 洋平君
      河本 敏夫君    高村 正彦君
      鴻池 祥肇君    近藤 元次君
      左藤  恵君    佐田玄一郎君
      佐藤謙一郎君    佐藤 孝行君
      佐藤 信二君    佐藤 敬夫君
      佐藤 守良君    斉藤斗志二君
      坂井 隆憲君    坂本 剛二君
      坂本三十次君    桜井  新君
      笹川  堯君    志賀  節君
      自見庄三郎君    塩川正十郎君
      塩崎  潤君    塩谷  立君
      島村 宜伸君    杉浦 正健君
      杉山 憲夫君    鈴木 俊一君
      鈴木 恒夫君    鈴木 宗男君
      住  博司君    関谷 勝嗣君
      園田 博之君    田澤 吉郎君
      田名部匡省君    田中 秀征君
      田邉 國男君    田辺 広雄君
      田原  隆君    田村  元君
      高鳥  修君    高橋 一郎君
      竹下  登君    武部  勤君
      武村 正義君    谷  洋一君
      谷垣 禎一君    谷川 和穗君
      近岡理一郎君    中馬 弘毅君
      津島 雄二君    塚原 俊平君
      戸井田三郎君    戸塚 進也君
      渡海紀三朗君    東家 嘉幸君
      虎島 和夫君    中尾 栄一君
      中川 昭一君    中島  衛君
      中島洋次郎君    中谷  元君
      中西 啓介君    中村喜四郎君
      中山 太郎君    中山 利生君
      中山 成彬君    中山 正暉君
      仲村 正治君    長勢 甚遠君
      二階 俊博君    二階堂 進君
      丹羽 雄哉君    西岡 武夫君
      西田  司君    額賀福志郎君
      野田  毅君    野田  実君
      野中 広務君    野呂 昭彦君
      野呂田芳成君    羽田  孜君
      葉梨 信行君    萩山 教嚴君
      橋本龍太郎君    長谷川 峻君
      畑 英次郎君    鳩山 邦夫君
      鳩山由紀夫君    浜田 幸一君
      浜田卓二郎君    浜野  剛君
      林  大幹君    林  義郎君
      原 健三郎君    原田  憲君
      原田昇左右君    原田 義昭君
      東   力君    平泉  渉君
      平田辰一郎君    平沼 赳夫君
      深谷 隆司君    吹田  ナ君
      福田 康夫君    福永 信彦君
      藤井 裕久君    藤尾 正行君
      二田 孝治君    船田  元君
      古屋 圭司君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    星野 行男君
      細田 博之君    真鍋 光広君
      前田 武志君    前田  正君
      牧野 隆守君    増子 輝彦君
      増岡 博之君    増田 敏男君
      町村 信孝君    松浦  昭君
      松岡 利勝君    松田 岩夫君
      松永  光君    松本 十郎君
     三ッ林弥太郎君    三原 朝彦君
      三塚  博君    御法川英文君
      水野  清君    光武  顕君
      宮崎 茂一君    宮里 松正君
      宮澤 喜一君    宮路 和明君
      宮下 創平君    武藤 嘉文君
      村井  仁君    村岡 兼造君
      村上誠一郎君    村田敬次郎君
      村田 吉隆君    村山 達雄君
      持永 和見君    森  英介君
      森  喜朗君    森田  一君
      谷津 義男君    簗瀬  進君
      柳沢 伯夫君    柳本 卓治君
      山口 俊一君    山口 敏夫君
      山崎  拓君    山下 元利君
      山下 徳夫君    山本  拓君
      山本 有二君    与謝野 馨君
      渡瀬 憲明君    渡部 恒三君
      渡辺 栄一君    渡辺 省一君
      渡辺 秀央君    綿貫 民輔君
      浅井 美幸君    東  祥三君
      井上 義久君    石田幸四郎君
      石田 祝稔君    市川 雄一君
      遠藤 乙彦君    遠藤 和良君
      大野由利子君    近江巳記夫君
      長田 武士君    鍛冶  清君
      貝沼 次郎君    河上 覃雄君
      神崎 武法君    北側 一雄君
      草川 昭三君    草野  威君
      倉田 栄喜君    小谷 輝二君
      権藤 恒夫君    斉藤  節君
      坂井 弘一君    竹内 勝彦君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      中村  巖君    西中  清君
      春田 重昭君    日笠 勝之君
      東  順治君    平田 米男君
      伏木 和雄君    伏屋 修治君
      藤原 房雄君    二見 伸明君
      冬柴 鐵三君    宮地 正介君
      森本 晃司君    矢追 秀彦君
      矢野 絢也君    薮仲 義彦君
      山口那津男君    山田 英介君
      吉井 光照君    渡部 一郎君
      伊藤 英成君    大内 啓伍君
      川端 達夫君    神田  厚君
      小平 忠正君    高木 義明君
      塚本 三郎君    中井  洽君
      中野 寛成君    柳田  稔君
      米沢  隆君    和田 一仁君
      菅原喜重郎君    徳田 虎雄君
    ―――――――――――――
#207
○副議長(村山喜一君) この際、議長に本席を譲ります。(拍手)
    〔副議長退席、議長着席〕
     ――――◇―――――
#208
○議長(櫻内義雄君) 本日はこの程度にとどめ、明十四日午前十時から本会議を開くことといたします。
 本日は、これにて延会いたします。
    午後六時十四分延会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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