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1988/06/21 第114回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第114回国会 社会労働委員会 第7号
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1988/06/21 第114回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第114回国会 社会労働委員会 第7号

#1
第114回国会 社会労働委員会 第7号
平成元年六月二十一日(水曜日)
    午前十時三十二分開議
出席委員
  委員長 丹羽 雄哉君
   理事 伊吹 文明君 理事 高橋 辰夫君
   理事 戸井田三郎君 理事 野呂 昭彦君
   理事 粟山  明君 理事 池端 清一君
   理事 田中 慶秋君
      粟屋 敏信君    稲垣 実男君
      石破  茂君    今井  勇君
      小沢 辰男君    尾形 智矩君
      木村 義雄君    北村 直人君
      古賀  誠君    佐藤 静雄君
      笹川  堯君    高橋 一郎君
      竹内 黎一君    武部  勤君
      津島 雄二君    戸沢 政方君
      中山 成彬君    藤本 孝雄君
      三原 朝彦君    持永 和見君
      大原  亨君    河野  正君
      田邊  誠君    永井 孝信君
      村山 富市君    渡部 行雄君
      新井 彬之君    伏屋 修治君
      吉井 光照君    塚田 延充君
      児玉 健次君    田中美智子君
      大橋 敏雄君
 出席国務大臣
        厚 生 大 臣 小泉純一郎君
 出席政府委員
        厚生政務次官  近岡理一郎君
        厚生大臣官房総
        務審議官    末次  彬君
        厚生大臣官房老
        人保健福祉部長 多田  宏君
        厚生省健康政策
        局長      仲村 英一君
        厚生省社会局長 小林 功典君
        厚生省児童家庭
        局長      長尾 立子君
        厚生省年金局長 水田  努君
        社会保険庁運営
        部長      土井  豊君
 委員外の出席者
        総務庁長官官房
        老人対策室長  浦田 信行君
        文部大臣官房文
        教施設部指導課
        長       勝山 正嗣君
        文部省初等中等
        教育局特殊教育
        課長      鈴木  宏君
        文部省教育助成
        局施設助成課長 伊田 和身君
        郵政省簡易保険
        局総務課長   鹿島 威男君
        自治省財政局交
        付税課長    黒沢  宥君
        社会労働委員会
        調査室長    滝口  敦君
    ―――――――――――――
委員の異動
六月二十日
 辞任         補欠選任
  塚田 延充君     永末 英一君
同日
 辞任         補欠選任
  永末 英一君     塚田 延充君
同月二十一日
 辞任         補欠選任
  小沢 辰男君     北村 直人君
  笹川  堯君     武部  勤君
  川俣健二郎君     村山 富市君
同日
 辞任         補欠選任
  北村 直人君     小沢 辰男君
  武部  勤君     笹川  堯君
  村山 富市君     川俣健二郎君
    ―――――――――――――
六月十九日
 民間事業者による老後の保健及び福祉のための
 総合的施設の整備の促進に関する法律案(内閣
 提出第七六号)(参議院送付)
同月十六日
 年金の制度改悪反対に関する請願(渋沢利久君
 紹介)(第二九三〇号)
 同(中島武敏君紹介)(第二九三一号)
 国立腎センター設立に関する請願(渡部一郎君
 紹介)(第二九三二号)
 同(春田重昭君紹介)(第三〇二九号)
 腎疾患総合対策の早期確立に関する請願(平沼
 赳夫君紹介)(第二九三三号)
 厚生年金の支給開始年齢引き上げ反対に関する
 請願(神崎武法君紹介)(第二九三四号)
 消費生活協同組合の育成強化に関する請願(河
 村勝君紹介)(第二九三五号)
 被爆者援護法の制定に関する請願(河村勝君紹
 介)(第二九三六号)
 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願(鹿野道
 彦君紹介)(第二九三七号)
 同(小宮山重四郎君紹介)(第二九三八号)
 同(平沼赳夫君紹介)(第二九三九号)
 国民医療改善に関する請願(菅直人君紹介)(
 第二九四〇号)
 同(渋沢利久君紹介)(第二九四一号)
 小規模障害者作業所の助成等に関する請願(市
 川雄一君紹介)(第二九四二号)
 同(奥田敬和君紹介)(第二九四三号)
 同(川端達夫君紹介)(第二九四四号)
 同外一件(河野正君紹介)(第二九四五号)
 同(神崎武法君紹介)(第二九四六号)
 同(小宮山重四郎君紹介)(第二九四七号)
 同(田中慶秋君紹介)(第二九四八号)
 同(塚田延充君紹介)(第二九四九号)
 同(楢崎弥之助君紹介)(第二九五〇号)
 同(藤本孝雄君紹介)(第二九五一号)
 同(松永光君紹介)(第二九五二号)
 同(安藤巖君紹介)(第二九五三号)
 同(石井郁子君紹介)(第二九五四号)
 同(岩佐恵美君紹介)(第二九五五号)
 同(浦井洋君紹介)(第二九五六号)
 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二九五七号)
 同(金子満広君紹介)(第二九五八号)
 同(経塚幸夫君紹介)(第二九五九号)
 同(工藤晃君紹介)(第二九六〇号)
 同(児玉健次君紹介)(第二九六一号)
 同(佐藤祐弘君紹介)(第二九六二号)
 同(柴田睦夫君紹介)(第二九六三号)
 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二九六四号)
 同(田中美智子君紹介)(第二九六五号)
 同(辻第一君紹介)(第二九六六号)
 同(寺前巖君紹介)(第二九六七号)
 同(中路雅弘君紹介)(第二九六八号)
 同(中島武敏君紹介)(第二九六九号)
 同(野間友一君紹介)(第二九七〇号)
 同(東中光雄君紹介)(第二九七一号)
 同(不破哲三君紹介)(第二九七二号)
 同(藤田スミ君紹介)(第二九七三号)
 同(藤原ひろ子君紹介)(第二九七四号)
 同(正森成二君紹介)(第二九七五号)
 同(松本善明君紹介)(第二九七六号)
 同(村上弘君紹介)(第二九七七号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第二九七八号)
 同(山原健二郎君紹介)(第二九七九号)
 同(小川新一郎君紹介)(第三〇三二号)
 同(田川誠一君紹介)(第三〇三三号)
 同外十二件(沼川洋一君紹介)(第三〇三四号
 )
 年金制度の改悪反対等に関する請願(佐藤観樹
 君紹介)(第二九八〇号)
 同外六件(早川勝君紹介)(第二九八一号)
 看護職員の大幅増員と労働・生活条件改善に関
 する請願(児玉健次君紹介)(第二九八二号)
 同(沼川洋一君紹介)(第三〇三五号)
 年金の改悪反対に関する請願外一件(塚田延充
 君紹介)(第二九八三号)
 同(川端達夫君紹介)(第三〇三六号)
 国民年金に学生の強制加入反対に関する請願
 (有島重武君紹介)(第三〇二七号)
 年金・健康保険の改悪反対等に関する請願(経
 塚幸夫君紹介)(第三〇二八号)
 食品添加物の規制緩和反対に関する請願(寺前
 巖君紹介)(第三〇三〇号)
 同(藤原ひろ子君紹介)(第三〇三一号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査に関する件
 民間事業者による老後の保健及び福祉のための
 総合的施設の整備の促進に関する法律案(内閣
 提出第七六号)(参議院送付)
 請 願
   一 老人福祉対策の充実強化に関する請願
     (園田博之君紹介)(第二一号)
   二 保育所制度の充実に関する請願(越智
     伊平君紹介)(第二二号)
   三 同外一件(奥田敬和君紹介)(第二三
     号)
   四 同(亀井善之君紹介)(第二四号)
   五 同(瓦力君紹介)(第二五号)
   六 同(丹羽雄哉君紹介)(第二六号)
   七 同外一件(野中広務君紹介)(第二七
     号)
   八 同(野呂田芳成君紹介)(第二八号)
   九 同(葉梨信行君紹介)(第二九号)
  一〇 同(浜田卓二郎君紹介)(第三〇号)
  一一 同(二田孝治君紹介)(第三一号)
  一二 骨髄バンクの早期実現に関する請願
     (田中慶秋君紹介)(第三二号)
  一三 同(丹羽雄哉君紹介)(第三三号)
  一四 同外二件(池端清一君紹介)(第三七
     号)
  一五 同(川俣健二郎君紹介)(第三八号)
  一六 同(川俣健二郎君紹介)(第三九号)
  一七 同(川俣健二郎君紹介)(第四二号)
  一八 同(沼川洋一君紹介)(第四三号)
  一九 同(川俣健二郎君紹介)(第四六号)
  二〇 同(川俣健二郎君紹介)(第一〇七号
     )
  二一 同(沼川洋一君紹介)(第一〇八号)
  二二 同外一件(池端清一君紹介)(第一〇
     九
     号)
  二三 同(沼川洋一君紹介)(第一一〇号)
  二四 同(沼川洋一君紹介)(第一三三号)
  二五 同外一件(池端清一君紹介)(第一六
     四号)
  二六 同(川俣健二郎君紹介)(第二八五号
     )
  二七 沖縄における厚生年金保険の格差是正
     に関する請願(田邊誠君紹介)(第三
     六号)
  二八 同(沼川洋一君紹介)(第四四号)
  二九 肢体障害者の生活保障に関する請願
     (沼川洋一君紹介)(第四一号)
  三〇 沖縄県における厚生年金保険の格差是
     正に関する請願(沼川洋一君紹介)(
     第一〇六号)
  三一 障害者の雇用と福祉の充実に関する請
     願(沼川洋一君紹介)(第一三二号)
  三二 同(沼川洋一君紹介)(第一六六号)
  三三 同(池端清一君紹介)(第一七八号)
  三四 同(池端清一君紹介)(第二一九号)
  三五 同(児玉健次君紹介)(第二四九号)
  三六 同(池端清一君紹介)(第二五三号)
  三七 骨髄バンクの早期実現に関する請願
     (児玉健次君紹介)(第二四八号)
  三八 同(池端清一君紹介)(第二五二号)
  三九 同(戸井田三郎君紹介)(第二九〇号
     )
  四〇 同(池端清一君紹介)(第二九三号)
  四一 社会福祉制度の拡充に関する請願(池
     端清一君紹介)(第二五一号)
  四二 退職後の生活の安定と生きがいに関す
     る請願(井上普方君紹介)(第二八九
     号)
  四三 年金の改善に関する請願(岩佐恵美君
     紹介)(第三五四号)
  四四 全国全産業一律最低賃金制度の法制化
     と現行制度の改善に関する請願(岩佐
     恵美君紹介)(第三五五号)
  四五 国民医療の改善に関する請願(岩佐恵
     美君紹介)(第三五六号)
  四六 骨髄バンクの早期実現に関する請願
     (池端清一君紹介)(第三六一号)
  四七 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(児玉健次君紹介)(第三七
     四号)
  四八 同(野間友一君紹介)(第三七五号)
  四九 同(不破哲三君紹介)(第三七六号)
  五〇 同(藤田スミ君紹介)(第三七七号)
  五一 同(浦井洋君紹介)(第四四八号)
  五二 同(野間友一君紹介)(第四四九号)
  五三 同(金子満広君紹介)(第五一五号)
  五四 同(工藤晃君紹介)(第五一六号)
  五五 同(佐藤祐弘君紹介)(第五一七号)
  五六 同(柴田睦夫君紹介)(第五一八号)
  五七 同(松本善明君紹介)(第五一九号)
  五八 同(山原健二郎君紹介)(第五二〇号
     )
  五九 国立療養所中野病院の存続に関する請
     願(大久保直彦君紹介)(第三八二号
     )
  六〇 社会福祉制度の拡充に関する請願(田
     中慶秋君紹介)(第三八九号)
  六一 国立腎センター設立に関する請願(角
     屋堅次郎君紹介)(第三九三号)
  六二 保育所制度の充実に関する請願(村岡
     兼造君紹介)(第三九四号)
  六三 国民医療の改善に関する請願(岡崎万
     寿秀君紹介)(第五一〇号)
  六四 同(中路雅弘君紹介)(第五一一号)
  六五 同(中島武敏君紹介)(第五一二号)
  六六 同(不破哲三君紹介)(第五一三号)
  六七 同(矢島恒夫君紹介)(第五一四号)
  六八 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(岩佐恵美君紹介)(第五四
     三号)
  六九 同(金子満広君紹介)(第五四四号)
  七〇 同(児玉健次君紹介)(第五四五号)
  七一 同(佐藤祐弘君紹介)(第五四六号)
  七二 同(瀬長亀次郎君紹介)(第五四七号
     )
  七三 同(辻第一君紹介)(第五四八号)
  七四 同(藤田スミ君紹介)(第五四九号)
  七五 同(村上弘君紹介)(第五五〇号)
  七六 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(川端達夫君紹介)(第五五六号)
  七七 同(藤原房雄君紹介)(第五五七号)
  七八 同外一件(宮地正介君紹介)(第五五
     八号)
  七九 同外一件(山田英介君紹介)(第五五
     九号)
  八〇 同(天野光晴君紹介)(第五七一号)
  八一 同外一件(粟屋敏信君紹介)(第五七
     二号)
  八二 同(五十嵐広三君紹介)(第五七三号
     )
  八三 同(井上普方君紹介)(第五七四号)
  八四 同(伊吹文明君紹介)(第五七五号)
  八五 同(石井一君紹介)(第五七六号)
  八六 同(石橋一弥君紹介)(第五七七号)
  八七 同(江藤隆美君紹介)(第五七八号)
  八八 同(衛藤征士郎君紹介)(第五七九号
     )
  八九 同(小沢一郎君紹介)(第五八〇号)
  九〇 同(小野信一君紹介)(第五八一号)
  九一 同外一件(尾形智矩君紹介)(第五八
     二号)
  九二 同(越智伊平君紹介)(第五八三号)
  九三 同(大石千八君紹介)(第五八四号)
  九四 同(大坪健一郎君紹介)(第五八五号
     )
  九五 同(大野功統君紹介)(第五八六号)
  九六 同(大原一三君紹介)(第五八七号)
  九七 同(奥田敬和君紹介)(第五八八号)
  九八 同(加藤紘一君紹介)(第五八九号)
  九九 同(鹿野道彦君紹介)(第五九〇号)
 一〇〇 同(川俣健二郎君紹介)(第五九一号
     )
 一〇一 同(熊谷弘君紹介)(第五九二号)
 一〇二 同(倉成正君紹介)(第五九三号)
 一〇三 同(小坂善太郎君紹介)(第五九四号
     )
 一〇四 同(小林恒人君紹介)(第五九五号)
 一〇五 同(小渕正義君紹介)(第五九六号)
 一〇六 同(古賀誠君紹介)(第五九七号)
 一〇七 同(鴻池祥肇君紹介)(第五九八号)
 一〇八 同(近藤鉄雄君紹介)(第五九九号)
 一〇九 同(斉藤斗志二君紹介)(第六〇〇号
     )
 一一〇 同外四件(櫻内義雄君紹介)(第六〇
     一号)
 一一一 同(笹川堯君紹介)(第六〇二号)
 一一二 同(沢田広君紹介)(第六〇三号)
 一一三 同(自見庄三郎君紹介)(第六〇四号
     )
 一一四 同(嶋崎譲君紹介)(第六〇五号)
 一一五 同(関谷勝嗣君紹介)(第六〇六号)
 一一六 同(高橋一郎君紹介)(第六〇七号)
 一一七 同(高橋辰夫君紹介)(第六〇八号)
 一一八 同(竹内勝彦君紹介)(第六〇九号)
 一一九 同(竹内黎一君紹介)(第六一〇号)
 一一〇 同(谷洋一君紹介)(第六一一号)
 一二一 同(玉沢徳一郎君紹介)(第六一二号
     )
 一二二 同(塚田延充君紹介)(第六一三号)
 一二三 同(月原茂晧君紹介)(第六一四号)
 一二四 同(辻一彦君紹介)(第六一五号)
 一二五 同(戸井田三郎君紹介)(第六一六号
     )
 一二六 同(戸沢政方君紹介)(第六一七号)
 一二七 同(渡海紀三朗君紹介)(第六一八号
     )
 一二八 同(鳥居一雄君紹介)(第六一九号)
 一二九 同(中川昭一君紹介)(第六二〇号)
 一三〇 同(中西啓介君紹介)(第六二一号)
 一三一 同(中野寛成君紹介)(第六二二号)
 一三二 同(中村正三郎君紹介)(第六二三号
     )
 一三三 同(中山成彬君紹介)(第六二四号)
 一三四 同(丹羽雄哉君紹介)(第六二五号)
 一三五 同(沼川洋一君紹介)(第六二六号)
 一三六 同(野口幸一君紹介)(第六二七号)
 一三七 同(野坂浩賢君紹介)(第六二八号)
 一三八 同(畑英次郎君紹介)(第六二九号)
 一三九 同(浜田卓二郎君紹介)(第六三〇号
     )
 一四〇 同(原田昇左右君紹介)(第六三一号
     )
 一四一 同(東力君紹介)(第六三二号)
 一四二 同(福田一君紹介)(第六三三号)
 一四三 同(藤本孝雄君紹介)(第六三四号)
 一四四 同(堀之内久男君紹介)(第六三五号
     )
 一四五 同(前島秀行君紹介)(第六三六号)
 一四六 同(牧野隆守君紹介)(第六三七号)
 一四七 同(増岡博之君紹介)(第六三八号)
 一四八 同(松田岩夫君紹介)(第六三九号)
 一四九 同(松前仰君紹介)(第六四〇号)
 一五〇 同(三野優美君紹介)(第六四一号)
 一五一 同(宮下創平君紹介)(第六四二号)
 一五二 同(武藤嘉文君紹介)(第六四三号)
 一五三 同(村山喜一君紹介)(第六四四号)
 一五四 同(村山富市君紹介)(第六四五号)
 一五五 同(持永和見君紹介)(第六四六号)
 一五六 同(森喜朗君紹介)(第六四七号)
 一五七 同(安田修三君紹介)(第六四八号)
 一五八 同(柳沢伯夫君紹介)(第六四九号)
 一五九 同外二件(山口鶴男君紹介)(第六五
     〇号)
 一六〇 同(山崎拓君紹介)(第六五一号)
 一六一 同(山下元利君紹介)(第六五二号)
 一六二 同(山下徳夫君紹介)(第六五三号)
 一六三 同(渡部恒三君紹介)(第六五四号)
 一六四 同(渡部行雄君紹介)(第六五五号)
 一六五 同(渡辺栄一君紹介)(第六五六号)
 一六六 同外一件(石橋政嗣君紹介)(第六八
     二号)
 一六七 同(上田利正君紹介)(第六八三号)
 一六八 同(小澤克介君紹介)(第六八四号)
 一六九 同(柴田睦夫君紹介)(第六八五号)
 一七〇 同(辻第一君紹介)(第六八六号)
 一七一 同(寺前巖君紹介)(第六八七号)
 一七二 同(水田稔君紹介)(第六八八号)、
 一七三 年金改悪反対に関する請願(沢田広君
     紹介)(第六七四号)
 一七四 同外一件(野口幸一君紹介)(第六七
     五号)
 一七五 国立療養所中野病院の存続等に関する
     請願(池端清一君紹介)(第六七六号
     )
 一七六 同(金子みつ君紹介)(第六七七号)
 一七七 同(川俣健二郎君紹介)(第六七八号
     )
 一七八 同(永井孝信君紹介)(第六七九号)
 一七九 同(松本善明君紹介)(第六八〇号)
 一八〇 同(村山富市君紹介)(第六八一号)
 一八一 保育所制度充実に関する請願(江藤隆
     美君紹介)(第七〇五号)
 一八二 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(新井彬之君紹介)(第七〇六号)
 一八三 同(井上喜一君紹介)(第七〇七号)
 一八四 同外一件(池端清一君紹介)(第七〇
     八号)
 一八五 同(石破茂君紹介)(第七〇九号)
 一八六 同(尾身幸次君紹介)(第七一〇号)
 一八七 同(木下敬之助君紹介)(第七二号)
 一八八 同(木村義雄君紹介)(第七一二号)
 一八九 同(高村正彦君紹介)(第七一三号)
 一九〇 同(左近正男君紹介)(第七一四号)
 一九一 同(左藤恵君紹介)(第七一五号)
 一九二 同(坂本三十次君紹介)(第七一六号
     )
 一九三 同(塩谷一夫君紹介)(第七一七号)
 一九四 同(田口健二君紹介)(第七一八号)
 一九五 同(田中慶秋君紹介)(第七一九号)
 一九六 同(野呂昭彦君紹介)(第七二〇号)
 一九七 同(平泉渉君紹介)(第七二一号)
 一九八 同(保利耕輔君紹介)(第七二二号)
 一九九 同(町村信孝君紹介)(第七二三号)
 二〇〇 同(森本晃司君紹介)(第七二四号)
 二〇一 同(山村新治郎君紹介)(第七二五号
     )
 二〇二 同外一件(吉井光照君紹介)(第七二
     六号)
 二〇三 同(川崎寛治君紹介)(第七三一号)
 二〇四 同外一件(玉置一弥君紹介)(第七三
     二号)
 二〇五 同(林保夫君紹介)(第七三三号)
 二〇六 同(和田一仁君紹介)(第七三四号)
 二〇七 同(池端清一君紹介)(第七四二号)
 二〇八 同(大原一三君紹介)(第七四三号)
 二〇九 同(片岡武司君紹介)(第七四四号)
 二一〇 同(佐藤静雄君紹介)(第七四五号)
 二一一 同(佐藤敬夫君紹介)(第七四六号)
 二一二 同(中山太郎君紹介)(第七四七号)
 二一三 同(相沢英之君紹介)(第七六五号)
 二一四 同(池端清一君紹介)(第七六六号)
 二一五 同(今井勇君紹介)(第七六七号)
 二一六 同(臼井日出男君紹介)(第七六八号
     )
 二一七 同外三件(河野正君紹介)(第七六九
     号)
 二一八 同(瓦力君紹介)(第七七〇号)
 二一九 同(平林鴻三君紹介)(第七七一号)
 二二〇 同(綿貫民輔君紹介)(第七七二号)
 二二一 同(田邊誠君紹介)(第七八〇号)
 二二二 同(山下八洲夫君紹介)(第七八一号
     )
 二二三 同(左近正男君紹介)(第七八四号)
 二二四 同(田中美智子君紹介)(第七八五号
     )
 二二五 同(池端清一君紹介)(第八四一号)
 二二六 同(笹山登生君紹介)(第八四二号)
 二二七 同(塩崎潤君紹介)(第八四三号)
 二二八 同(鈴木宗男君紹介)(第八四四号)
 二二九 同(武田一夫君紹介)(第八四五号)
 二三〇 同(武部勤君紹介)(第八四六号)
 二三一 同(船田元君紹介)(第八四七号)
 二三二 同(三原朝彦君紹介)(第八四八号)
 二三三 同(箕輪登君紹介)(第八四九号)
 二三四 同(虎島和夫君紹介)(第八五〇号)
 二三五 厚生年金の支給開始年齢引き上げ反対
     に関する請願外三件(大野潔君紹介)
     (第七六一号)
 二三六 同(竹入義勝君紹介)(第七六二号)
 二三七 同(伏木和雄君紹介)(第七八六号)
 二三八 同(吉井光照君紹介)(第八五一号)
 二三九 食品添加物の規制緩和反対に関する請
     願(藤田スミ君紹介)(第七六三号)
 二四〇 国立腎センター設立に関する請願(近
     江巳記夫君紹介)(第七六四号)
 二四一 ハイヤー・タクシー、観光バス、自動
     車教習所労働者の労働条件改善に関す
     る請願(緒方克陽君紹介)(第八三五
     号)
 二四二 同(佐藤徳雄君紹介)(第八三六号)
 二四三 同(渋沢利久君紹介)(第八三七号)
 二四四 同(清水勇君紹介)(第八三八号)
 二四五 同(辻一彦君紹介)(第八三九号)
 二四六 同(吉原米治君紹介)(第八四〇号)
 二四七 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願(藤原房雄君紹介)(第八九
     七号)
 二四八 同(新井彬之君紹介)(第九二二号)
 二四九 同(伊吹文明君紹介)(第九二三号)
 二五〇 同(今井勇君紹介)(第九二四号)
 二五一 同(上草義輝君紹介)(第九二五号)
 二五二 同(大石千八君紹介)(第九二六号)
 二五三 同(大野功統君紹介)(第九二七号)
 二五四 同(北村直人君紹介)(第九二八号)
 二五五 同(古賀誠君紹介)(第九二九号)
 二五六 同(佐藤敬夫君紹介)(第九三〇号)
 二五七 同(笹川堯君紹介)(第九三一号)
 二五八 同(鈴木宗男君紹介)(第九三二号)
 二五九 同(高橋一郎君紹介)(第九三三号)
 二六〇 同(武村正義君紹介)(第九三四号)
 二六一 同(月原茂皓君紹介)(第九三五号)
 二六二 同(中川昭一君紹介)(第九三六号)
 二六三 同(中山成彬君紹介)(第九三七号)
 二六四 同(野呂昭彦君紹介)(第九三八号)
 二六五 同(鳩山由紀夫君紹介)(第九三九号
     )
 二六六 同(原田憲君紹介)(第九四〇号)
 二六七 同(原田昇左右君紹介)(第九四一号
     )
 二六八 同(町村信孝君紹介)(第九四二号)
 二六九 同外一件(三原朝彦君紹介)(第九四
     三号)
 二七〇 同(持永和見君紹介)(第九四四号)
 二七一 同(山下元利君紹介)(第九四五号)
 二七二 同(渡辺省一君紹介)(第九四六号)
 二七三 同(池端清一君紹介)(第九八〇号)
 二七四 同(岡田利春君紹介)(第九八一号)
 二七五 同(川俣健二郎君紹介)(第九八二号
     )
 二七六 同外一件(左近正男君紹介)(第九八
     三号)
 二七七 同(田邊誠君紹介)(第九八四号)
 二七八 同(塚田延充君紹介)(第九八五号)
 二七九 同(中沢健次君紹介)(第九八六号)
 二八〇 同(野口幸一君紹介)(第九八七号)
 二八一 同(正森成二君紹介)(第九八八号)
 二八二 同(三野優美君紹介)(第九八九号)
 二八三 同(池端清一君紹介)(第九九〇号)
 二八四 同(渡部行雄君紹介)(第九九一号)
 二八五 同(池端清一君紹介)(第九九六号)
 二八六 同外一件(河野正君紹介)(第九九七
     号)
 二八七 同(阿部文男君紹介)(第一〇三三号
     )
 二八八 同(粟屋敏信君紹介)(第一〇三四号
     )
 二八九 同(池端清一君紹介)(第一〇三五号
     )
 二九〇 同外一件(尾形智矩君紹介)(第一〇
     三六号)
 二九一 同(川崎寛治君紹介)(第一〇三七号
     )
 二九二 同(川端達夫君紹介)(第一〇三八号
     )
 二九三 同(小林恒人君紹介)(第一〇三九号
     )
 二九四 同(佐藤静雄君紹介)(第一〇四〇号
     )
 二九五 同(笹山登生君紹介)(第一〇四一号
     )
 二九六 同(中野寛成君紹介)(第一〇四二号
     )
 二九七 年金の改善に関する請願(岩佐恵美君
     紹介)(第八九八号)
 二九八 同(中路雅弘君紹介)(第八九九号)
 二九九 同(松本善明君紹介)(第九〇〇号)
 三〇〇 同(工藤晃君紹介)(第一〇二八号)
 三〇一 国民医療の改善に関する請願(東中光
     雄君紹介)(第九〇一号)
 三〇二 同(正森成二君紹介)(第九〇二号)
 三〇三 同(矢島恒夫君紹介)(第九〇三号)
 三〇四 同(児玉健次君紹介)(第九六一号)
 三〇五 同(田中美智子君紹介)(第九六二号
     )
 三〇六 同(寺前巖君紹介)(第九六三号)
 三〇七 同(工藤晃君紹介)(第一〇二九号)
 三〇八 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(池端清一君紹介)(第九一八号)
 三〇九 同(石原慎太郎君紹介)(第九一九号
     )
 三一〇 同(森田一君紹介)(第九二〇号)
 三一一 同(町村信孝君紹介)(第九二一号)
 三一二 同(池端清一君紹介)(第九七九号)
 三一三 同(池端清一君紹介)(第九九五号)
 三一四 同(森下元晴君紹介)(第一〇三一号
     )
 三一五 同(米沢隆君紹介)(第一〇三二号)
 三一六 年金制度改悪反対に関する請願(伊藤
     英成君紹介)(第九五三号)
 三一七 同(大矢卓史君紹介)(第九五四号)
 三一八 同(岡田正勝君紹介)(第九五五号)
 三一九 同(神田厚君紹介)(第九五六号)
 三二〇 同(小渕正義君紹介)(第九五七号)
 三二一 同(田中慶秋君紹介)(第九五八号)
 三二二 同(玉置一弥君紹介)(第九五九号)
 三二三 同(吉田之久君紹介)(第九六〇号)
 三二四 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(安藤巖君紹介)(第九六四
     号)
 三二五 同(岩佐恵美君紹介)(第九六五号)
 三二六 同(金子満広君紹介)(第九六六号)
 三二七 同(児玉健次君紹介)(第九六七号)
 三二八 同(佐藤祐弘君紹介)(第九六八号)
 三二九 同(柴田睦夫君紹介)(第九六九号)
 三三〇 同(瀬長亀次郎君紹介)(第九七〇号
     )
 三三一 同(田中美智子君紹介)(第九七一号
     )
 三三二 同(辻第一君紹介)(第九七二号)
 三三三 同(中路雅弘君紹介)(第九七三号)
 三三四 同(中島武敏君紹介)(第九七四号)
 三三五 同(野間友一君紹介)(第九七五号)
 三三六 同(東中光雄君紹介)(第九七六号)
 三三七 同(不破哲三君紹介)(第九七七号)
 三三八 同(村上弘君紹介)(第九七八号)
 三三九 同(安藤巌君紹介)(第九九四号)
 三四〇 同(工藤晃君紹介)(第一〇三〇号)
 三四一 年金改悪反対、制度の抜本改革に関す
     る請願外一件(伏屋修治君紹介)(第
     一〇五四号)
 三四二 同外一件(有島重武君紹介)(第一一
     四〇号)
 三四三 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願(池端清一君紹介)(第一〇
     五五号)
 三四四 同(田中慶秋君紹介)(第一〇五六号
     )
 三四五 同外四件(吉井光照君紹介)(第一〇
     五七号)
 三四六 同(児玉健次君紹介)(第一一〇〇号
     )
 三四七 同(武部勤君紹介)(第一一三六号)
 三四八 同(戸井田三郎君紹介)(第一一三七
     号)
 三四九 同(池端清一君紹介)(第一二一〇号
     )
 三五〇 同外一件(奥野一雄君紹介)(第一二
     一一号)
 三五一 年金・健康保険制度の改悪反対に関す
     る請願(工藤晃君紹介)(第一〇八五
     号)
 三五二 年金の改善に関する請願(工藤晃君紹
     介)(第一〇八六号)
 三五三 同(不破哲三君紹介)(第一〇八七号
     )
 三五四 同(矢島恒夫君紹介)(第一〇八八号
     )
 三五五 国民医療の改善に関する請願(工藤晃
     君紹介)(第一〇八九号)
 三五六 同(柴田睦夫君紹介)(第一〇九〇号
     )
 三五七 同(松本善明君紹介)(第一〇九一号
     )
 三五八 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(安藤巌君紹介)(第一〇九
     二号)
 三五九 同(工藤晃君紹介)(第一〇九三号)
 三六〇 同(佐藤祐弘君紹介)(第一〇九四号
     )
 三六一 同(田中美智子君紹介)(第一〇九五
     号)
 三六二 同(中島武敏君紹介)(第一〇九六号
     )
 三六三 同(矢島恒夫君紹介)(第一〇九七号
     )
 三六四 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(児玉健次君紹介)(第一〇九八号
     )
 三六五 同(田中直紀君紹介)(第一一三五号
     )
 三六六 年金改悪反対に関する請願(児玉健次
     君紹介)(第一〇九九号)
 三六七 同外一件(野口幸一君紹介)(第一二
     〇九号)
 三六八 福祉の改善に関する請願(岡崎万寿秀
     君紹介)(第一一三一号)
 三六九 同(中路雅弘君紹介)(第一一二三号
     )
 三七〇 国立腎センター設立に関する請願(愛
     知和男君紹介)(第一一三三号)
 三七一 同(伊藤宗一郎君紹介)(第一一三四
     号)
 三七二 年金制度改悪反対に関する請願(有島
     重武君紹介)(第二三八号)
 三七三 同(小谷輝二君紹介)(第二三九号)
 三七四 中国帰国者に対する年金制度拡充措置
     に関する請願(井出正一君紹介)(第
     一一四三号)
 三七五 同(小川元君紹介)(第一一四四号)
 三七六 同(小沢貞孝君紹介)(第一一四五号
     )
 三七七 同(唐沢俊二郎君紹介)(第一一四六
     号)
 三七八 同(小坂善太郎君紹介)(第一一四七
     号)
 三七九 同(中島衛君紹介)(第一一四八号)
 三八〇 同(宮下創平君紹介)(第一一四九号
     )
 三八一 同(村井仁君紹介)(第一一五〇号)
 三八二 同(若林正俊君紹介)(第一一五一号
     )
 三八三 輸入食品の安全性確保対策の推進に関
     する請願(井出正一君紹介)(第一一
     五二号)
 三八四 同(小川元君紹介)(第一一五三号)
 三八五 同(小沢貞孝君紹介)(第一一五四号
     )
 三八六 同(唐沢俊二郎君紹介)(第一一五五
     号)
 三八七 同(小坂善太郎君紹介)(第一一五六
     号)
 三八八 同(中島衛君紹介)(第一一五七号)
 三八九 同(宮下創平君紹介)(第一一五八号
     )
 三九〇 同(村井仁君紹介)(第一一五九号)
 三九一 同(若林正俊君紹介)(第一一六〇号
     )
 三九二 年金・健康保険の改悪反対、制度の確
     立に関する請願(中路雅弘君紹介)(
     第一二二七号)
 三九三 国立腎センター設立に関する請願(臼
     井日出男君紹介)(第一二二八号)
 三九四 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(永井孝信君紹介)(第一二二九号
     )
 三九五 同(沼川洋一君外一名紹介)(第一三
     一七号)
 三九六 同(村上誠一郎君紹介)(第一三一八
     号)
 三九七 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願(池端清一君紹介)(第一二
     三〇号)
 三九八 同(永井孝信君紹介)(第一二三一号
     )
 三九九 同(木村義雄君紹介)(第一二三二号
     )
 四〇〇 同(沼川洋一君外一名紹介)(第一三
     一九号)
 四〇一 同(近藤鉄雄君紹介)(第一三二〇号
     )
 四〇二 年金改悪反対、制度の抜本改革に関す
     る請願(上田利正君紹介)(第一二三
     三号)
 四〇三 同(緒方克陽君紹介)(第一二三四号
     )
 四〇四 同(奥野一雄君紹介)(第一二三五号
     )
 四〇五 同(城地豊司君紹介)(第一二三六号
     )
 四〇六 同(中村正男君紹介)(第一二三七号
     )
 四〇七 同(永井孝信君紹介)(第一二三八号
     )
 四〇八 同(山下八洲夫君紹介)(第一二三九
     号)
 四〇九 同(小澤克介君紹介)(第一三二一号
     )
 四一〇 同外二件(大野潔君紹介)(第一三二
     二号)
 四一一 国民年金等公的年金の改悪反対に関す
     る請願(井上一成君紹介)(第一三一
     六号)
 四一二 国立腎センター設立に関する請願(河
     上民雄君紹介)(第一四三五号)
 四一三 同(岡島正之君紹介)(第一六九一号
     )
 四一四 年金改悪反対、制度の抜本改革に関す
     る請願(左近正男君紹介)(第一四三
     六号)
 四一五 同外一件(木内良明君紹介)(第一五
     八六号)
 四一六 同(水谷弘君紹介)(第一六九五号)
 四一七 中国帰国者に対する年金制度拡充措置
     に関する請願(串原義直君紹介)(第
     一四三七号)
 四一八 同(清水勇君紹介)(第一四三八号)
 四一九 同(中村茂君紹介)(第一四三九号)
 四二〇 輸入食品の安全性確保対策の推進に関
     する請願(串原義直君紹介)(第一四
     四〇号)
 四二一 同(清水勇君紹介)(第一四四一号)
 四二二 同(中村茂君紹介)(第一四四二号)
 四二三 療術の制度化促進に関する請願外一件
     (甘利明君紹介)(第一五四〇号)
 四二四 同(今井勇君紹介)(第一五四一号)
 四二五 同(田中龍夫君紹介)(第一七一九号
     )
 四二六 同(齋藤邦吉君紹介)(第一七六九号
     )
 四二七 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(沢藤礼次郎君紹介)(第一五四二
     号)
 四二八 同(草川昭三君紹介)(第一五八三号
     )
 四二九 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願外二件(戸沢政方君紹介)(
     第一五四三号)
 四三〇 同(藤本孝雄君紹介)(第一五四四号
     )
 四三一 同(沼川洋一君紹介)(第一五八四号
     )
 四三二 同(矢追秀彦君紹介)(第一五八五号
     )
 四三三 同(石原慎太郎君紹介)(第一六九二
     号)
 四三四 同(五十嵐広三君紹介)(第一七一八
     号)
 四三五 消費生活協同組合の育成強化に関する
     請願(中路雅弘君紹介)(第一五八一
     号)
 四三六 同(岩垂寿喜男君紹介)(第一七七〇
     号)
 四三七 同(加藤万吉君紹介)(第一七七一号
     )
 四三八 同(田中慶秋君紹介)(第一七七二号
     )
 四三九 被爆者援護法の制定に関する請願(中
     路雅弘君紹介)(第一五八二号)
 四四〇 同(加藤万吉君紹介)(第一七七三号
     )
 四四一 同(田中慶秋君紹介)(第一七七四号
     )
 四四二 国民年金等公的年金の改悪反対に関す
     る請願(木内良明君紹介)(第一五八
     七号)
 四四三 国民健康保険制度の安定化促進に関す
     る請願(園田博之君紹介)(第一六四
     七号)
 四四四 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願
     (新井将敬君紹介)(第一六四八号)
 四四五 同(稲村利幸君紹介)(第一六四九号
     )
 四四六 同(上草義輝君紹介)(第一六五〇号
     )
 四四七 同(江藤隆美君紹介)(第一六五一号
     )
 四四八 同(大野功統君紹介)(第一六五二号
     )
 四四九 同(加藤紘一君紹介)(第一六五三号
     )
 四五〇 同(熊谷弘君紹介)(第一六五四号)
 四五一 同(塚原俊平君紹介)(第一六五五号
     )
 四五二 同(中村正三郎君紹介)(第一六五六
     号)
 四五三 同外一件(船田元君紹介)(第一六五
     七号)
 四五四 同(堀之内久男君紹介)(第一六五八
     号)
 四五五 同(持永和見君紹介)(第一六五九号
     )
 四五六 同(森喜朗君紹介)(第一六六〇号)
 四五七 同(山崎拓君紹介)(第一六六一号)
 四五八 同(関谷勝嗣君紹介)(第一七二〇号
     )
 四五九 同(野田毅君紹介)(第一七二一号)
 四六〇 同(稲村利幸君紹介)(第一七七五号
     )
 四六一 同(大塚雄司君紹介)(第一七七六号
     )
 四六二 同(竹中修一君紹介)(第一七七七号
     )
 四六三 同(浜野剛君紹介)(第一七七八号)
 四六四 地域型国民年金基金制度の早期創設に
     関する請願(園田博之君紹介)(第一
     六六二号)
 四六五 寝たきり老人等の介護等に対する施策
     の充実に関する請願(園田博之君紹介
     )(第一六六三号)
 四六六 年金の改善に関する請願(石井郁子君
     紹介)(第一六六四号)
 四六七 同(浦井洋君紹介)(第一六六五号)
 四六八 同(経塚幸夫君紹介)(第一六六六号
     )
 四六九 同(辻第一君紹介)(第一六六七号)
 四七〇 同(中島武敏君紹介)(第一六六八号
     )
 四七一 同(正森成二君紹介)(第一六六九号
     )
 四七二 同(村上弘君紹介)(第一六七〇号)
 四七三 同(矢島恒夫君紹介)(第一六七一号
     )
 四七四 同(金子満広君紹介)(第一七一七号
     )
 四七五 国民医療の改善に関する請願(安藤巖
     君紹介)(第一六七二号)
 四七六 同(岩佐恵美君紹介)(第一六七三号
     )
 四七七 同(岡崎万寿秀君紹介)(第一六七四
     号)
 四七八 同(工藤晃君紹介)(第一六七五号)
 四七九 同(佐藤祐弘君紹介)(第一六七六号
     )
 四八〇 同(柴田睦夫君紹介)(第一六七七号
     )
 四八一 同(瀬長亀次郎君紹介)(第一六七八
     号)
 四八二 同(田中美智子君紹介)(第一六七九
     号)
 四八三 同(寺前巖君紹介)(第一六八〇号)
 四八四 同(中路雅弘君紹介)(第一六八一号
     )
 四八五 同(東中光雄君紹介)(第一六八二号
     )
 四八六 同(藤田スミ君紹介)(第一六八三号
     )
 四八七 同(藤原ひろ子君紹介)(第一六八四
     号)
 四八八 同(松本善明君紹介)(第一六八五号
     )
 四八九 同(山原健二郎君紹介)(第一六八六
     号)
 四九〇 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(金子満広君紹介)(第一六
     八七号)
 四九一 同(児玉健次君紹介)(第一六八八号
     )
 四九二 同(野間友一君紹介)(第一六八九号
     )
 四九三 同(不破哲三君紹介)(第一六九〇号
     )
 四九四 年金制度改悪反対に関する請願(木内
     良明君紹介)(第一六九三号)
 四九五 同(水谷弘君紹介)(第一六九四号)
 四九六 亜急性硬化性全脳炎の患児と家族に対
     する医療及び福祉に関する請願(藤本
     孝雄君紹介)(第一六九七号)
 四九七 国民医療改善に関する請願(金子満広
     君紹介)(第一七一六号)
 四九八 年金・健康保険の改悪反対、制度の確
     立に関する請願外一件(伊藤茂君紹介
     )(第一七六八号)
 四九九 ハイヤー・タクシー、観光バス、自動
     車教習所労働者の労働条件改善に関す
     る請願(中村茂君紹介)(第一八五四
     号)
 五〇〇 療術の制度化促進に関する請願(齋藤
     邦吉君紹介)(第一八五五号)
 五〇一 消費生活協同組合の育成強化に関する
     請願(大出俊君紹介)(第一八五六号
     )
 五〇二 同(伊藤茂君紹介)(第二〇二五号)
 五〇三 同(市川雄一君紹介)(第二〇二六号
     )
 五〇四 同(岩佐恵美君紹介)(第二〇二七号
     )
 五〇五 同(伏木和雄君紹介)(第二〇二八号
     )
 五〇六 同(前島秀行君紹介)(第二〇二九号
     )
 五〇七 被爆者援護法の制定に関する請願(大
     出俊君紹介)(第一八五七号)
 五〇八 同(伊藤茂君紹介)(第二〇三〇号)
 五〇九 同(市川雄一君紹介)(第二〇三一号
     )
 五一〇 同(岩佐恵美君紹介)(第二〇三二号
     )
 五一一 同(伏木和雄君紹介)(第二〇三三号
     )
 五一二 同(前島秀行君紹介)(第二〇三四号
     )
 五一三 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願
     (井出正一君紹介)(第一八五八号)
 五一四 同(今井勇君紹介)(第一八五九号)
 五一五 同(小澤潔君紹介)(第一八六〇号)
 五一六 同(海部俊樹君紹介)(第一八六一号
     )
 五一七 同(柿澤弘治君紹介)(第一八六二号
     )
 五一八 同(鯨岡兵輔君紹介)(第一八六三号
     )
 五一九 同(鈴木宗男君紹介)(第一八六四号
     )
 五二〇 同外二件(細田吉藏君紹介)(第一八
     六五号)
 五二一 同(石橋一弥君紹介)(第二〇三五号
     )
 五二二 同(江崎真澄君紹介)(第二〇三六号
     )
 五二三 同外一件(越智伊平君紹介)(第二〇
     三七号)
 五二四 同(河本敏夫君紹介)(第二〇三八号
     )
 五二五 同(櫻内義雄君紹介)(第二〇三九号
     )
 五二六 同(塚原俊平君紹介)(第二〇四〇号
     )
 五二七 同(葉梨信行君紹介)(第二〇四一号
     )
 五二八 小規模障害者作業所の助成等に関する
     請願(近藤鉄雄君紹介)(第二〇一四
     号)
 五二九 同(佐藤静雄君紹介)(第二〇一五号
     )
 五三〇 同(山崎拓君紹介)(第二〇一六号)
 五三一 同(大橋敏雄君紹介)(第二〇五五号
     )
 五三二 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(小里貞利君紹介)(第二〇一七号
     )
 五三三 同(小沢辰男君紹介)(第二〇一八号
     )
 五三四 同(長谷川峻君紹介)(第二〇一九号
     )
 五三五 同(日笠勝之君紹介)(第二〇二〇号
     )
 五三六 同(大橋敏雄君紹介)(第二〇五三号
     )
 五三七 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願(小沢辰男君紹介)(第二〇
     二一号)
 五三八 同(大橋敏雄君紹介)(第二〇五四号
     )
 五三九 年金制度改悪反対に関する請願(柴田
     弘君紹介)(第二〇二二号)
 五四〇 年金改悪反対、制度の抜本改革に関す
     る請願(伊藤忠治君紹介)(第二〇二
     三号)
 五四一 同(柴田弘君紹介)(第二〇二四号)
 五四二 年金制度の改悪反対に関する請願(上
     田哲君紹介)(第二一三六号)
 五四三 同(中路雅弘君紹介)(第二三四八号
     )
 五四四 退職後の生活の安定と生き、がいに関
     す
     る請願(日笠勝之君紹介)(第二一三
     七号)
 五四五 年金の改善に関する請願(岡崎万寿秀
     君紹介)(第二一三八号)
 五四六 同外一件(中島武敏君紹介)(第二一
     三九号)
 五四七 同(中路雅弘君紹介)(第二一四〇号
     )
 五四八 同(矢島恒夫君紹介)(第二一四一号
     )
 五四九 同(松本善明君紹介)(第二一四二号
     )
 五五〇 同(不破哲三君紹介)(第二一四三号
     )
 五五一 同(工藤晃君紹介)(第二一四四号)
 五五二 同(佐藤祐弘君紹介)(第二一四五号
     )
 五五三 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二一四六
     号)
 五五四 国民医療の改善に関する請願(岡崎万
     寿秀君紹介)(第二一四七号)
 五五五 同(工藤晃君紹介)(第二一四八号)
 五五六 同(佐藤祐弘君紹介)(第二一四九号
     )
 五五七 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二一五〇
     号)
 五五八 同(中路雅弘君紹介)(第二一五一号
     )
 五五九 同(中島武敏君紹介)(第二一五二号
     )
 五六〇 同(不破哲三君紹介)(第二一五三号
     )
 五六一 同(松本善明君紹介)(第二一五四号
     )
 五六二 同(矢島恒夫君紹介)(第二一五五号
     )
 五六三 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(安藤厳君紹介)(第二一五
     六号)
 五六四 同(石井郁子君紹介)(第二一五七号
     )
 五六五 同(岩佐恵美君紹介)(第二一五八号
     )
 五六六 同(浦井洋君紹介)(第二一五九号)
 五六七 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二二八〇
     号)
 五六八 同(金子満広君紹介)(第二一六一号
     )
 五六九 同(経塚幸夫君紹介)(第二一六二号
     )
 五七〇 同(工藤晃君紹介)(第二一六三号)
 五七一 同(児玉健次君紹介)(第二一六四号
     )
 五七二 同(佐藤祐弘君紹介)(第二一六五号
     )
 五七三 同(柴田睦夫君紹介)(第二一六六号
     )
 五七四 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二一六七
     号)
 五七五 同(田中美智子君紹介)(第二一六八
     号)
 五七六 同(辻第一君紹介)(第二一六九号)
 五七七 同(寺前巖君紹介)(第二一七〇号)
 五七八 同(中路雅弘君紹介)(第二一七一号
     )
 五七九 同(中島武敏君紹介)(第二一七二号
     )
 五八〇 同(野間友一君紹介)(第二一七三号
     )
 五八一 同(東中光雄君紹介)(第二一七四号
     )
 五八二 同(不破哲三君紹介)(第二一七五号
     )
 五八三 同(藤田スミ君紹介)(第二一七六号
     )
 五八四 同(藤原ひろ子君紹介)(第二一七七
     号)
 五八五 同(正森成二君紹介)(第二一七八号
     )
 五八六 同(松本善明君紹介)(第二一七九号
     )
 五八七 同(村上弘君紹介)(第二一八〇号)
 五八八 同(矢島恒夫君紹介)(第二一八一号
     )
 五八九 同(山原健二郎君紹介)(第二一八二
     号)
 五九〇 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(大橋敏雄君紹介)(第二一八三号
     )
 五九一 同(平石磨作太郎君紹介)(第二三三
     〇号)
 五九二 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願(大橋敏雄君紹介)(第二一
     八四号)
 五九三 同外一件(大原亨君紹介)(第二一八
     五号)
 五九四 同(竹内黎一君紹介)(第二一八六号
     )
 五九五 同(田中美智子君紹介)(第二三三三
     号)
 五九六 年金・健康保険の改悪反対、制度の確
     立に関する請願(伊藤茂君紹介)(第
     二
     一八七号)
 五九七 同(中路雅弘君紹介)(第二一八八号
     )
 五九八 療術の制度化促進に関する請願(上草
     義輝君紹介)(第二一八九号)
 五九九 同(臼井日出男君紹介)(第二三三四
     号)
 六〇〇 消費生活協同組合の育成強化に関する
     請願(橋本文彦君紹介)(第二一九〇
     号)
 六〇一 同(松前仰君紹介)(第二一九一号)
 六〇二 同(薮仲義彦君紹介)(第二一九二号
     )
 六〇三 同(安倍基雄君紹介)(第二三一二五
     号)
 六〇四 同(中路雅弘君紹介)(第二三三六号
     )
 六〇五 被爆者援護法の制定に関する請願(橋
     本文彦君紹介)(第二一九三号)
 六〇六 同(松前仰君紹介)(第二一九四号)
 六〇七 同(薮仲義彦君紹介)(第二一九五号
     )
 六〇八 同(安倍基雄君紹介)(第二三三七号
     )
 六〇九 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願
     (大坪健一郎君紹介)(第二一九六号
     )
 六一〇 同(自見庄三郎君紹介)(第二一九七
     号)
 六一一 同(熊川次男君紹介)(第二三三八号
     )
 六一二 国民医療改善に関する請願(中島武敏
     君紹介)(第二一九八号)
 六一三 小規模障害者作業所の助成等に関する
     請願(新井将敬君紹介)(第二一九九
     号)
 六一四 同(粟屋敏信君紹介)(第二二〇〇号
     )
 六一五 同(伊吹文明君紹介)(第二二〇一号
     )
 六一六 同(池端清一君紹介)(第二二〇二号
     )
 六一七 同(稲垣実男君紹介)(第二二〇三号
     )
 六一八 同(江田五月君紹介)(第二二〇四号
     )
 六一九 同(小澤潔君紹介)(第二二〇五号)
 六二〇 同(大橋敏雄君紹介)(第二二〇六号
     )
 六二一 同外五件(大原亨君紹介)(第二二〇
     七号)
 六二二 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二二〇八
     号)
 六二三 同(柿澤弘治君紹介)(第二二〇九号
     )
 六二四 同(川俣健二郎君紹介)(第二二一〇
     号)
 六二五 同(河野正君紹介)(第二二一一号)
 六二六 同(菅直人君紹介)(第二二一二号)
 六二七 同(古賀誠君紹介)(第二二一三号)
 六二八 同(児玉健次君紹介)(第二二一四号
     )
 六二九 同(櫻内義雄君紹介)(第二二一五号
     )
 六三〇 同(笹川堯君紹介)(第二二一六号)
 六三一 同(自見庄三郎君紹介)(第二二一七
     号)
 六三二 同外一件(田中美智子君紹介)(第二
     二一八号)
 六三三 同(田邊誠君紹介)(第二二一九号)
 六三四 同(高橋一郎君紹介)(第二二二〇号
     )
 六三五 同(竹内黎一君紹介)(第二二二一号
     )
 六三六 同(戸井田三郎君紹介)(第二二二二
     号)
 六三七 同(戸沢政方君紹介)(第二二二三号
     )
 六三八 同(長野祐也君紹介)(第二二二四号
     )
 六三九 同(野呂昭彦君紹介)(第二二二五号
     )
 六四〇 同(三原朝彦君紹介)(第二二二六号
     )
 六四一 同(渡部行雄君紹介)(第二二二七号
     )
 六四二 同(安倍基雄君紹介)(第二二二八号
     )
 六四三 同(青山丘君紹介)(第二二二九号)
 六四四 同(伊藤英成君紹介)(第二二三〇号
     )
 六四五 同(小沢貞孝君紹介)(第二二三一号
     )
 六四六 同(大矢卓史君紹介)(第二二三二号
     )
 六四七 同(岡田正勝君紹介)(第二二三三号
     )
 六四八 同(川端達夫君紹介)(第二二三四号
     )
 六四九 同(河村勝君紹介)(第二二三五号)
 六五〇 同(神田厚君紹介)(第二二三六号)
 六五一 同(木下敬之助君紹介)(第二二三七
     号)
 六五二 同(北橋健治君紹介)(第二二三八号
     )
 六五三 同(小渕正義君紹介)(第二二三九号
     )
 六五四 同(佐々木良作君紹介)(第二二四〇
     号)
 六五五 同(田中慶秋君紹介)(第二二四一号
     )
 六五六 同(滝沢幸助君紹介)(第二二四二号
     )
 六五七 同(玉置一弥君紹介)(第二二四三号
     )
 六五八 同(塚田延充君紹介)(第二二四四号
     )
 六五九 同(塚本三郎君紹介)(第二二四五号
     )
 六六〇 同(中野寛成君紹介)(第二二四六号
     )
 六六一 同(中村正雄君紹介)(第二二四七号
     )
 六六二 同(永末英一君紹介)(第二二四八号
     )
 六六三 同(西村章三君紹介)(第二二四九号
     )
 六六四 同(林保夫君紹介)(第二二五〇号)
 六六五 同(吉田之久君紹介)(第二二五一号
     )
 六六六 同(米沢隆君紹介)(第二二五二号)
 六六七 同(和田一仁君紹介)(第二二五三号
     )
 六六八 同(阿部昭吾君紹介)(第二三三九号
     )
 六六九 同(新井彬之君紹介)(第二三四〇号
     )
 六七〇 同(石原慎太郎君紹介)(第二三四一
     号)
 六七一 同(今井勇君紹介)(第二三四二号)
 六七二 同(太田誠一君紹介)(第二三四三号
     )
 六七三 同(岸田文武君紹介)(第二三四四号
     )
 六七四 同(田中慶秋君紹介)(第二三四五号
     )
 六七五 同(中路雅弘君紹介)(第二一二四六
     号)
 六七六 同外六件(吉井光照君紹介)(第二三
     四七号)
 六七七 医療費抑制反対及び医療と福祉の拡充
     に関する請願(安藤巌君紹介)(第二
     三一二号)
 六七八 同(田中美智子君紹介)(第二三一三
     号)
 六七九 年金制度の改悪反対等に関する請願
     (安藤巖君紹介)(第二三一四号)
 六八〇 年金制度改悪反対等に関する請願外一
     件(石田幸四郎君紹介)(第二三一五
     号)
 六八一 同(柴田弘君紹介)(第二三一六号)
 六八二 年金・健康保険制度改悪反対、社会保
     障・社会福祉制度の確立に関する請願
     (田中美智子君紹介)(第二三一七号
     )
 六八三 輸入食品の監視体制強化に関する請願
     (村山喜一君紹介)(第二三一八号)
 六八四 同(伊藤忠治君紹介)(第二三一九号
     )
 六八五 同(大出俊君紹介)(第二三二〇号)
 六八六 同(小林恒人君紹介)(第二三二一号
     )
 六八七 同(新盛辰雄君紹介)(第二三二一号
     )
 六八八 同(田中恒利君紹介)(第二三二三号
     )
 六八九 同(土井たか子君紹介)(第二三二四
     号)
 六九〇 同(堀昌雄君紹介)(第二三二五号)
 六九一 同(武藤山治君紹介)(第二三二六号
     )
 六九二 同(池端清一君紹介)(第二三二七号
     )
 六九三 社会福祉制度の拡充に関する請願(児
     玉健次君紹介)(第二三二八号)
 六九四 同(田中美智子君紹介)(第二三二九
     号)
 六九五 年金改悪反対に関する請願(児玉健次
     君紹介)(第二三三一号)
 六九六 同外一件(中村正男君紹介)(第二三
     三二号)
 六九七 療術の制度化促進に関する請願(天野
     光晴君紹介)(第二三九八号)
 六九八 看護職員の大幅増員と労働・生活条件
     改善に関する請願(池端清一君紹介)
     (第二三九九号)
 六九九 同(安藤巖君紹介)(第二五八三号)
 七〇〇 同(石井郁子君紹介)(第二五八四号
     )
 七〇一 同(岩佐恵美君紹介)(第二五八五号
     )
 七〇二 同(浦井洋君紹介)(第二五八六号)
 七〇三 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二五八七
     号)
 七〇四 同(金子満広君紹介)(第二五八八号
     )
 七〇五 同(経塚幸夫君紹介)(第二五八九号
     )
 七〇六 同(工藤晃君紹介)(第二五九〇号)
 七〇七 同(児玉健次君紹介)(第二五九一号
     )
 七〇八 同(佐藤祐弘君紹介)(第二五九二号
     )
 七〇九 同(柴田睦夫君紹介)(第二五九三号
     )
 七一〇 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二五九四
     号)
 七一一 同(田中美智子君紹介)(第二五九五
     号)
 七一二 同(辻第一君紹介)(第二五九六号)
 七一三 同(寺前巖君紹介)(第二五九七号)
 七一四 同(中路雅弘君紹介)(第二五九八号
     )
 七一五 同(中島武敏君紹介)(第二五九九号
     )
 七二八 同(野間友一君紹介)(第二六〇〇号
     )
 七一七 同(東中光雄君紹介)(第二六〇一号
     )
 七一八 同(不破哲三君紹介)(第二六〇二号
     )
 七一九 同(藤田スミ君紹介)(第二六〇三号
     )
 七二〇 同(藤原ひろ子君紹介)(第二六〇四
     号)
 七二一 同(正森成二君紹介)(第二六〇五号
     )
 七二二 同(松本善明君紹介)(第二六〇六号
     )
 七二三 同(村上弘君紹介)(第二六〇七号)
 七二四 同(矢島恒夫君紹介)(第二六〇八号
     )
 七二五 同(山原健二郎君紹介)(第二六〇九
     号)
 七二六 国立病院・療養所の看護婦宿舎改善に
     関する請願(池端清一君紹介)(第二
     四〇〇号)
 七二七 国立腎センター設立に関する請願(石
     井一君紹介)(第二四四一号)
 七二八 小規模障害者作業所の助成等に関する
     請願外十三件(大野潔君紹介)(第二
     四四二号)
 七二九 同(川俣健二郎君紹介)(第二四四三
     号)
 七三〇 同(竹入義勝君紹介)(第二四四四号
     )
 七三一 同外六件(塚田延充君紹介)(第二四
     四五号)
 七三二 同(沼川洋一君紹介)(第二四四六号
     )
 七三三 同(平石磨作太郎君紹介)(第二四四
     七号)
 七三四 同(伏木和雄君紹介)(第二四四八号
     )
 七三五 同(持永和見君紹介)(第二四四九号
     )
 七三六 同(矢野絢也君紹介)(第二四五〇号
     )
 七三七 同(吉井光照君紹介)(第二四五一号
     )
 七三八 国民年金等公的年金の改悪反対に関す
     る請願(山花貞夫君紹介)(第二四七
     六号)
 七三九 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願
     (中曽根康弘君紹介)(第二四七七号
     )
 七四〇 同(麻生太郎君紹介)(第二五五一号
     )
 七四一 同(川崎二郎君紹介)(第二五五二号
     )
 七四二 同(谷垣禎一君紹介)(第二五五三号
     )
 七四三 年金制度の改悪反対等に関する請願
     (佐藤観樹君紹介)(第二四七八号)
 七四四 同(安藤厳君紹介)(第二五八一号)
 七四五 年金の改悪反対に関する請願(塚田延
     充君紹介)(第二四八三号)
 七四六 年金の改善に関する請願(安藤巖君紹
     介)(第二五二三号)
 七四七 同(石井郁子君紹介)(第二五二四号
     )
 七四八 同(経塚幸夫君紹介)(第二五二五号
     )
 七四九 同(児玉健次君紹介)(第二五二六号
     )
 七五〇 同(田中美智子君紹介)(第二五二七
     号)
 七五一 同(辻第一君紹介)(第二五二八号)
 七五二 同(東中光雄君紹介)(第二五二九号
     )
 七五三 同(藤田スミ君紹介)(第二五三〇号
     )
 七五四 同(正森成二君紹介)(第二五三一号
     )
 七五五 同(村上弘君紹介)(第二五三二号)
 七五六 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(岩佐恵美君紹介)(第二五
     三三号)
 七五七 同(浦井洋君紹介)(第二五三四号)
 七五八 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二五三五
     号)
 七五九 同(金子満広君紹介)(第二五三六号
     )
 七六〇 同(工藤晃君紹介)(第二五三七号)
 七六一 同(佐藤祐弘君紹介)(第二五三八号
     )
 七六二 同(柴田睦夫君紹介)(第二五三九号
     )
 七六三 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二五四〇
     号)
 七六四 同(寺前巖君紹介)(第二五四一号)
 七六五 同(中路雅弘君紹介)(第二五四二号
     )
 七六六 同(中島武敏君紹介)(第二五四三号
     )
 七六七 同(野間友一君紹介)(第二五四四号
     )
 七六八 同(不破哲三君紹介)(第二五四五号
     )
 七六九 同(藤原ひろ子君紹介)(第二五四六
     号)
 七七〇 同(松本善明君紹介)(第二五四七号
     )
 七七一 同(矢島恒夫君紹介)(第二五四八号
     )
 七七二 同(山原健二郎君紹介)(第二五四九
     号)
 七七三 年金改悪反対に関する請願外一件(野
     口幸一君紹介)(第二五五〇号)
 七七四 国民医療改善に関する請願(安藤巌君
     紹介)(第二五五四号)
 七七五 同(石井郁子君紹介)(第二五五五号
     )
 七七六 同(岩佐恵美君紹介)(第二五五六号
     )
 七七七 同(浦井洋君紹介)(第二五五七号)
 七七八 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二五五八
     号)
 七七九 同(金子満広君紹介)(第二五五九号
     )
 七八〇 同(経塚幸夫君紹介)(第二五六〇号
     )
 七八一 同(工藤晃君紹介)(第二五六一号)
 七八二 同(児玉健次君紹介)(第二五六二号
     )
 七八三 同(佐藤祐弘君紹介)(第二五六三号
     )
 七八四 同(柴田睦夫君紹介)(第二五六四号
     )
 七八五 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二五六五
     号)
 七八六 同(田中美智子君紹介)(第二五六六
     号)
 七八七 同(辻第一君紹介)(第二五六七号)
 七八八 同(寺前巖君紹介)(第二五六八号)
 七八九 同(中路雅弘君紹介)(第二五六九号
     )
 七九〇 同(中島武敏君紹介)(第二五七〇号
     )
 七九一 同(野間友一君紹介)(第二五七一号
     )
 七九二 同(東中光雄君紹介)(第二五七二号
     )
 七九三 同(不破哲三君紹介)(第二五七三号
     )
 七九四 同(藤田スミ君紹介)(第二五七四号
     )
 七九五 同(藤原ひろ子君紹介)(第二五七五
     号)
 七九六 同(正森成二君紹介)(第二五七六号
     )
 七九七 同(松本善明君紹介)(第二五七七号
     )
 七九八 同(村上弘君紹介)(第二五七八号)
 七九九 同(矢島恒夫君紹介)(第二五七九号
     )
 八〇〇 同(山原健二郎君紹介)(第二五八〇
     号)
 八〇一 年金制度改悪反対等に関する請願(石
     田幸四郎君紹介)(第二五八二号)
 八〇二 保育・福祉の充実、育児休暇及び看護
     休暇の制度化に関する請願(安藤巖君
     紹介)(第二六五二号)
 八〇三 同(岩佐恵美君紹介)(第二六五三号
     )
 八〇四 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二六五四
     号)
 八〇五 同(金子満広君紹介)(第二六五五号
     )
 八〇六 同(工藤晃君紹介)(第二六五六号)
 八〇七 同(児玉健次君紹介)(第二六五七号
     )
 八〇八 同(佐藤祐弘君紹介)(第二六五八号
     )
 八〇九 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二六五九
     号)
 八一〇 同(田中美智子君紹介)(第二六六〇
     号)
 八一一 同(辻第一君紹介)(第二六六一号)
 八一二 同(中島武敏君紹介)(第二六六二号
     )
 八一三 同(不破哲三君紹介)(第二六六三号
     )
 八一四 同(矢島恒夫君紹介)(第二六六四号
     )
 八一五 同(山原健二郎君紹介)(第二六六五
     号)
 八一六 年金・健康保険制度の改悪反対等に関
     する請願(安藤巖君紹介)(第二六六
     六号)
 八一七 同(石井郁子君紹介)(第二六六七号
     )
 八一八 同(岩佐恵美君紹介)(第二六六八号
     )
 八一九 同(浦井洋君紹介)(第二六六九号)
 八二〇 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二六七〇
     号)
 八二一 同(金子満広君紹介)(第二六七一号
     )
 八二二 同(経塚幸夫君紹介)(第二六七二号
     )
 八二三 同(工藤晃君紹介)(第二六七三号)
 八二四 同(児玉健次君紹介)(第二六七四号
     )
 八二五 同(佐藤祐弘君紹介)(第二六七五号
     )
 八二六 同(柴田睦夫君紹介)(第二六七六号
     )
 八二七 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二六七七
     号)
 八二八 同(田中美智子君紹介)(第二六七八
     号)
 八二九 同(辻第一君紹介)(第二六七九号)
 八三〇 同(寺前巖君紹介)(第二六八〇号)
 八三一 同(中路雅弘君紹介)(第二六八一号
     )
 入三二 同(中島武敏君紹介)(第二六八二号
     )
 八三三 同(野間友一君紹介)(第二六八三号
     )
 八三四 同(東中光雄君紹介)(第二六八四号
     )
 八三五 同(不破哲三君紹介)(第二六八五号
     )
 八三六 同(藤田スミ君紹介)(第二六八六号
     )
 八三七 同(藤原ひろ子君紹介)(第二六八七
     号)
 八三八 同(正森成二君紹介)(第二六八八号
     )
 八三九 同(松本善明君紹介)(第二六八九号
     )
 八四〇 同(村上弘君紹介)(第二六九〇号)
 八四一 同(矢島恒夫君紹介)(第二六九一号
     )
 八四二 同(山原健二郎君紹介)(第二六九二
     号)
 八四三 国立腎センター設立に関する請願(砂
     田重民君紹介)(第二六九三号)
 八四四 消費生活協同組合の育成強化に関する
     請願(松前仰君紹介)(第二六九四号
     )
 八四五 被爆者援護法の制定に関する請願(松
     前仰君紹介)(第二六九五号)
 八四六 国民医療改善に関する請願(児玉健次
     君紹介)(第二六九六号)
 八四七 同(中島武敏君紹介)(第二六九七号
     )
 八四八 同(工藤晃君紹介)(第二七五七号)
 八四九 同(田中美智子君紹介)(第二七五八
     号)
 八五〇 小規模障害者作業所の助成等に関する
     請願(川俣健二郎君紹介)(第二六九
     八
     号)
 八五一 同(古賀誠君紹介)(第二六九九号)
 八五二 同(櫻内義雄君紹介)(第二七〇〇号
     )
 八五三 同(中西啓介君紹介)(第二七〇一号
     )
 八五四 同外三件(永井孝信君紹介)(第二七
     〇二号)
 八五五 同(矢島恒夫君紹介)(第二七〇三号
     )
 八五六 同(川俣健二郎君紹介)(第二七五九
     号)
 八五七 同(野間友一君紹介)(第二七六〇号
     )
 八五八 看護職員の大幅増員と労働・生活条件
     改善に関する請願(永井孝信君紹介)
     (第二七〇四号)
 八五九 年金の改悪反対に関する請願(小渕正
     義君紹介)(第二七〇五号)
 八六〇 厚生年金制度改悪反対等に関する請願
     (石橋大吉君紹介)(第二七五〇号)
 八六一 年金の改善に関する請願(岩佐恵美君
     紹介)(第二七五一号)
 八六二 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(二田孝治君紹介)(第二七五二号
     )
 八六三 難病患者などの医療と生活の保障に関
     する請願(二田孝治君紹介)(第二七
     五三号)
 八六四 年金・健康保険制度の改悪反対に関す
     る請願(田中美智子君紹介)(第二七
     五四号)
 八六五 同(不破哲三君紹介)(第二七五五号
     )
 八六六 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願
     (三原朝彦君紹介)(第二七五六号)
 八六七 小規模障害者作業所の助成等に関する
     請願(川俣健二郎君紹介)(第二七八
     七号)
 八六八 同(鈴木善幸君紹介)(第二七八八号
     )
 八六九 同(中路雅弘君紹介)(第二七八九号
     )
 八七〇 同(山口敏夫君紹介)(第二七九〇号
     )
 八七一 同(浅井美幸君紹介)(第二八三一号
     )
 八七二 同(新井彬之君紹介)(第二八三二号
     )
 八七三 同(岩垂寿喜男君紹介)(第二八三三
     号)
 八七四 同(石田幸四郎君紹介)(第二八三四
     号)
 八七五 同(大野潔君紹介)(第二八三五号)
 八七六 同(近江巳記夫君紹介)(第二八三六
     号)
 八七七 同外一件(川俣健二郎君紹介)(第二
     八三七号)
 八七八 同(小谷輝二君紹介)(第二八三八号
     )
 八七九 同(坂井弘一君紹介)(第二八三九号
     )
 八八〇 同(竹入義勝君紹介)(第二八四〇号
     )
 八八一 同(竹内勝彦君紹介)(第二八四一号
     )
 八八二 同(玉城栄一君紹介)(第二八四二号
     )
 八八三 同(沼川洋一君紹介)(第二八四三号
     )
 八八四 同(春田重昭君紹介)(第二八四四号
     )
 八八五 同(平石磨作太郎君紹介)(第二八四
     五号)
 八八六 同(伏木和雄君紹介)(第二八四六号
     )
 八八七 同(冬柴鉄三君紹介)(第二八四七号
     )
 八八八 同(矢追秀彦君紹介)(第二八四八号
     )
 八八九 同(矢野絢也君紹介)(第二八四九号
     )
 八九〇 同(吉井光照君紹介)(第二八五〇号
     )
 八九一 国立病院・療養所の看護婦宿舎改善に
     関する請願(戸井田三郎君紹介)(第
     二七九一号)
 八九二 同(浜田卓二郎君紹介)(第二七九二
     号)
 八九三 年金改悪反対、制度の抜本改革に関す
     る請願(鍛冶清君紹介)(第二八三〇
     号)
 八九四 看護職員の大幅増員と労働・生活条件
     改善に関する請願(安藤巌君紹介)(
     第二八五一号)
 八九五 同(岩佐恵美君紹介)(第二八五二号
     )
 八九六 同(川俣健二郎君紹介)(第二八五三
     号)
 八九七 同(田中美智子君紹介)(第二八五四
     号)
 八九八 同(中路雅弘君紹介)(第二八五五号
     )
 八九九 同(松本善明君紹介)(第二八五六号
     )
 九〇〇 年金の制度改悪反対に関する請願(渋
     沢利久君紹介)(第二九三〇号)
 九〇一 同(中島武敏君紹介)(第二九三一号
     )
 九〇二 国立腎センター設立に関する請願(渡
     部一郎君紹介)(第二九三二号)
 九〇三 同(春田重昭君紹介)(第三〇二九号
     )
 九〇四 腎疾患総合対策の早期確立に関する請
     願(平沼起夫君紹介)(第二九三三号
     )
 九〇五 厚生年金の支給開始年齢引き上げ反対
     に関する請願(神崎武法君紹介)(第
     二九三四号)
 九〇六 消費生活協同組合の育成強化に関する
     請願(河村勝君紹介)(第二九三五号
     )
 九〇七 被爆者援護法の制定に関する請願(河
     村勝君紹介)(第二九三六号)
 九〇八 重度戦傷病者と妻の援護に関する請願
     (鹿野道彦君紹介)(第二九三七号)
 九〇九 同(小宮山重四郎君紹介)(第二九三
     八号)
 九一〇 同(平沼赳夫君紹介)(第二九三九号
     )
 九一一 国民医療改善に関する請願(菅直人君
     紹介)(第二九四〇号)
 九一二 同(渋沢利久君紹介)(第二九四一号
     )
 九一三 小規模障害者作業所の助成等に関する
     請願(市川雄一君紹介)(第二九四二
     号)
 九一四 同(奥田敬和君紹介)(第二九四三号
     )
 九一五 同(川端達夫君紹介)(第二九四四号
     )
 九一六 同外一件(河野正君紹介)(第二九四
     五号)
 九一七 同(神崎武法君紹介)(第二九四六号
     )
 九一八 同(小宮山重四郎君紹介)(第二九四
     七号)
 九一九 同(田中慶秋君紹介)(第二九四八号
     )
 九二〇 同(塚田延充君紹介)(第二九四九号
     )
 九二一 同(楢崎弥之助君紹介)(第二九五〇
     号)
 九二二 同(藤本孝雄君紹介)(第二九五一号
     )
 九二三 同(松永光君紹介)(第二九五二号)
 九二四 同(安藤巌君紹介)(第二九五三号)
 九二五 同(石井郁子君紹介)(第二九五四号
     )
 九二六 同(岩佐恵美君紹介)(第二九五五号
     )
 九二七 同(浦井洋君紹介)(第二九五六号)
 九二八 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二九五七
     号)
 九二九 同(金子満広君紹介)(第二九五八号
     )
 九三〇 同(経塚幸夫君紹介)(第二九五九号
     )
 九三一 同(工藤晃君紹介)(第二九六〇号)
 九三二 同(児玉健次君紹介)(第二九六一号
     )
 九三三 同(佐藤祐弘君紹介)(第二九六二号
     )
 九三四 同(柴田睦夫君紹介)(第二九六三号
     )
 九三五 同(瀬長亀次郎君紹介)(第二九六四
     号)
 九三六 同(田中美智子君紹介)(第二九六五
     号)
 九三七 同(辻第一君紹介)(第二九六六号)
 九三八 同(寺前巖君紹介)(第二九六七号)
 九三九 同(中路雅弘君紹介)(第二九六八号
     )
 九四〇 同(中島武敏君紹介)(第二九六九号
     )
 九四一 同(野間友一君紹介)(第二九七〇号
     )
 九四二 同(東中光雄君紹介)(第二九七一号
     )
 九四三 同(不破哲三君紹介)(第二九七二号
     )
 九四四 同(藤田スミ君紹介)(第二九七三号
     )
 九四五 同(藤原ひろ子君紹介)(第二九七四
     号)
 九四六 同(正森成二君紹介)(第二九七五号
     )
 九四七 同(松本善明君紹介)(第二九七六号
     )
 九四八 同(村上弘君紹介)(第二九七七号)
 九四九 同(矢島恒夫君紹介)(第二九七八号
     )
 九五〇 同(山原健二郎君紹介)(第二九七九
     号)
 九五一 同(小川新一郎君紹介)(第三〇三二
     号)
 九五二 同(田川誠一君紹介)(第三〇三三号
     )
 九五三 同外十二件(沼川洋一君紹介)(第三
     〇三四号)
 九五四 年金制度の改悪反対等に関する請願
     (佐藤観樹君紹介)(第二九八〇号)
 九五五 同外六件(早川勝君紹介)(第二九八
     一号)
 九五六 看護職員の大幅増員と労働・生活条件
     改善に関する請願(児玉健次君紹介)
     (第二九八二号)
 九五七 同(沼川洋一君紹介)(第三〇三五号
     )
 九五八 年金の改悪反対に関する請願外一件
     (塚田延充君紹介)(第二九八三号)
 九五九 同(川端達夫君紹介)(第三〇三六号
     )
 九六〇 国民年金に学生の強制加入反対に関す
     る請願(有島重武君紹介)(第三〇二
     七号)
 九六一 年金・健康保険の改悪反対等に関する
     請願(経塚幸夫君紹介)(第三〇二八
     号)
 九六二 食品添加物の規制緩和反対に関する請
     願(寺前巖君紹介)(第三〇三〇号)
 九六三 同(藤原ひろ子君紹介)(第三〇三一
     号)
     ――――◇―――――
#2
○丹羽委員長 これより会議を開きます。
 この際、小泉厚生大臣、近岡厚生政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。小泉厚生大臣。
#3
○小泉国務大臣 厚生大臣の小泉純一郎でございます。新内閣のもとで厚生大臣として再任されましたので、改めてよろしくお願いいたします。
 社会保障制度は、国民生活の基盤であります。制度の効率化、運営の適正化に努めるとともに、医療や年金を初めとする社会保障制度を高齢化社会にふさわしい揺るぎないものとするよう、引き続き全力を挙げて取り組む所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
#4
○丹羽委員長 近岡厚生政務次官。
#5
○近岡政府委員 厚生政務次官の近岡理一郎でございます。
 厚生行政は、多くの重要な課題を抱えておりますが、私は、委員各位の御協力をいただき、大臣を補佐し、高齢化社会にふさわしい安定した社会保障制度の確立を図ってまいる所存でございます。
 何とぞよろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手)
     ――――◇―――――
#6
○丹羽委員長 内閣提出、参議院送付、民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
    ―――――――――――――
 民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
#7
○小泉国務大臣 ただいま議題となりました民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 我が国におきましては、急速な高齢化の進展、地域及び家庭を取り巻く環境の変化等に伴い、国民の老後に係る多様な保健サービス及び福祉サービスに対する需要が増大しております。
 高齢化の進展等に伴うこのような国民の多様な需要にこたえ、老人が生きがいを持ち健康で安らかな生活を営むことができる地域社会を形成していくためには、公的保健福祉サービスの充実はもとより、民間事業者が公的保健福祉サービスとの連携のもとに保健サービス及び福祉サービスを総合的に提供する場合について、その促進を図っていくことが必要であります。このため、民間事業者が地域においてこれらのサービスを総合的に提供する施設の整備を行う場合について、所要の支援措置を講ずることとし、この法律案を提出することとした次第であります。
 以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。
 まず第一に、この法律案において「特定民間施設」として整備の対象としておりますのは、公的保健福祉サービスとの連携のもとに地域において保健サービス及び福祉サービスを総合的に提供する一部の施設であって、民間事業者が整備するものであります。
 第二に、厚生大臣は、特定民間施設の整備に関する基本的な事項等を定めた基本方針を策定するとともに、民間事業者が作成した特定民間施設の整備計画について、関係都道府県等の意見を聴取し基本方針に照らし認定を行うこととしております。
 第三に、認定を受けた整備計画に従って特定民間施設の整備の事業を行う民間事業者に対し、課税の特例、事業の実施に必要な資金の確保等の支援措置を講ずることといたしております。
 なお、この法律の施行期日は、公布の日としております。
 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
#8
○丹羽委員長 以上で趣旨の説明は終わりました。
#9
○丹羽委員長 これより質疑に入ります。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山富市君。
#10
○村山(富)委員 今提案をされました民間老後施設の促進法、これは略称ですけれども、この法案は端的に申し上げますと、公的サービスとして位置づけられていない有料老人ホームあるいはカルチャーセンター等を対象として、税制上の優遇措置や公的資金の融資を行って健全な企業を育成していこう、こういう考え方に立っておるというふうに思われるわけです。このことは、これから拡大されるであろうシルバー市場というものに積極的に民間企業の参入を認めよう、こういう意義を踏まえてやられることだと思うのです。
 昭和六十三年版の厚生白書を見ますと、こういうことが書いてあるわけです。「社会サービスの範囲は量・質両面で広がりを見せている。こうしたニーズの増大、多様化に対応するためには、公的部分のみによってすべてのサービスを供給していくことは制度的にも財政的にも困難であり、民間事業者等によるサービスを活用することにより、供給主体の多元化・重層化を図っていく」、こういう意味のことが書いてあるわけですね。このことからいろいろ懸念されることがあるわけですけれども、財政的な理由やらあるいは公的部面ではなかなか担えないような分野が広がっていく。ですから、今まで公的サービスでやっておった分野がだんだん民間の企業の分野に肩がわりされていく、こういうことではなくて、当然公的サービスをしなければならぬ分野はますます拡大していく。しかし、公的サービスよりもむしろ民間企業でやってもらった方がいい、こういうように思われる新しい分野が拡大されていく。ですから、全体としてはこのシルバーサービスの分野がぐんと拡大されていくというような考え方に立ってやられるのではないかと思うのです。
 そういう意味から申し上げますと、公的分野で担う分と私的分野が担う分と、そこらのけじめというのは、役割というのは一体どういうふうに考えているのか。今申し上げましたように、言うならば公的分野で担うサービス分野というものがますます充実されて拡大されていく。同時に、それに合わせて民間企業でやってもらう分野も新しく開発されていく、こういう状況になっていかなければならぬと思うのだけれども、そういうことに対する基本的な考え方、方針等について冒頭に承っておきたいと思うのです。
#11
○多田政府委員 先生おっしゃるように、これからの公的サービスというものが民間に肩がわられていってはいけない、本当に切実なニードについてはしっかりと公的な施策をこれからもどんどん拡充していかなければいけない。同時に、公的な施策ではなかなか埋め切らない多様なニード、需要というものが広がっていく、そういうものに対してはできるだけ民間の良質なサービスが拡大していくように、これも支援していかなければいけない。両方がうまく調和して、いい高齢化社会を迎えることができるのではないか、そんなふうに考えているわけでございます。
#12
○村山(富)委員 そうしますと、公的サービスの分野をこれからさらに充実拡大していくということが前提でなければ、今私が言いましたように、民間企業が参入することによって公的分野で担っておった分野まで民間企業に肩がわりされていく、こうなっていけば、これは大変な後退になると私には思われます。ですから、裏づけとしては、公的分野はさらに充実拡大していくんだという前提に立って積極的に物を考えていく、こういう方針がなければならぬと思うのです。そういう方針についてどのように考えているのか聞きたいのです。
#13
○多田政府委員 私どもの基本的なこれからの公的サービスの拡充計画というものは、先般国会にも提出しましたビジョンの中でお示しをしておるところでございますけれども、福祉関係施設につきましては、二〇〇〇年を目標にいたしまして、特別養護老人ホームを現在の約二倍の二十四万床に拡大し、老人保健施設は約二十六万床まで拡大をする。また今年度から、住まいの機能を重視した新しい型の軽費老人ホームの整備を進めていく。また在宅の福祉関係につきましては、二〇〇〇年を目標に、家庭奉仕員については現在の約二倍の五万人、在宅老人短期保護事業につきましては、五万床を目標に進めていきたい。またデイサービスセンターにつきましては、将来的には一万カ所を整備することを目標にして、これに向けて当面、今後三カ年に緊急整備を図る、こういう方針を立てているところでございます。
 このほかに、高齢者総合相談センターとか、明るい長寿社会づくり推進機構といったものを全都道府県に整備を進めていきたいと考えているところでございます。
#14
○村山(富)委員 今説明がありました中に、新しいタイプの軽費老人ホームを導入するとありますね。これまで軽費老人ホームというのはA型、B型とありまして、A型の場合には既に二百五十施設があるわけです。これは例えば寮母さんがいてある程度のケアができるとか、あるいは食事も共同浴場もある、こういうものだと思うのですが、今度つくられる新しいタイプの軽費老人ホームと、今説明いたしましたA型の軽費老人ホームとはどこがどういうふうに違うのですか。
#15
○多田政府委員 新しい型の軽費老人ホーム、ケアハウスと俗称しておりますけれども、これは入居者の自立した個人生活を基本といたしまして、緊急時の対応が図られるようにする。それから食事の提供、入浴サービスの提供という機能を持つ。そして入居者の虚弱化の進行に対しましては、家庭奉仕員の派遣など外部からの在宅福祉サービスをうまく組み合わせていくということによって対応しようという物の考え方でございます。また、この新しい型の軽費老人ホームにつきましては、構造設備について車いすが利用できる構造にするということで、高齢者にとって住みよい環境を整備していくようにしたいと考えておりまして、あえて位置づければA型とB型の中間、AB型といいますか、そういった形であろうと思います。
 具体的にもう少し申し上げますと、利用者はいずれも一定以下の所得を有する者にする。サービスの内容といたしましては、先ほど申し上げましたようにA型は緊急時の対応――失礼いたしました。これは軽費老人ホームの中身でございました。
#16
○村山(富)委員 今までA型、B型という軽費老人ホームがあるわけですね。それに、今説明のようにA型とB型の中間ぐらいのものをこれからつくっていこう、こう考えた背景というのは一体どういうことなのか。なぜA型、B型でなくて新しい型のケアハウスをつくらなければならぬのかという意味を説明してくれませんか。
#17
○多田政府委員 従来のA型というのは、先生さっきお話がありましたように、介護機能を内蔵するという形で一応整備を進めるという考え方でございました。これからの在宅サービスをかなり伸ばしていく、そういう物の考え方の中では、介護サービスそのものは地域でできるだけ整備をして、その場所に住んでいる方々にサービスが行き届くようにしたい。わざわざ収容施設というような感じで新たに住所を移してサービスを受けるという形ではなくて、その住んでいる場所でサービスが受けられるような形にこれからは進めていきた冷そういう意味では、介護サービスを内蔵させるというよりも、介護サービスは地域のサービスセンターのようなところから供給されてくるということで、むしろ居住の場として重要な、例えば車いすで動ける場所あるいはしっかり入浴ができる場所というような位置づけの場所をもっと積極的に町の中に整備をしていったらどうだろうかということで、A型と少し違った形で、むしろある程度自立を前提としながら、困った場合には地域のサービスが、在宅サービスで提供されるサービスと同じようなものがその場所で受けられる、こういった形のものを推進していってはどうか。
 B型につきましては、全く自立が可能な方がそのまま生活の場を持っているといったのに近いような機能でございますので、これよりはもう少し、車いすで動けるとか食事とふろが提供されるとかいうような形の構造にしていくという考え方でございます。
#18
○村山(富)委員 ちょっと脇に落ちないけれども、A型、B型があって、これからまた新しいケアハウスができると三種類でずっといくのか、それとも将来は今言われる新しい型のケアハウスに統合されていくというようなことになるのか。そこらの見通しが一つ。
 それから、今あるA型の、軽いケアを必要とするような人が入っているA型の場合とどこが違うかといいますと、車いすで動くことができない。だから、今あるA型の軽費老人ホームを車いすなんかが十分使えるように改造していけば事が足りるのではないかと思いますし、またその必要もあるのではないかと思うのですけれども、そういう点についてはどういうふうにお考えですか。
#19
○多田政府委員 まず、これからの整備方針でございますが、今回の新しい型のものをできるだけ広く普及をさせてみたいというふうに基本的には考えているわけでございます。
 なお、A型あるいはB型につきましても、もう少し構造設備を改善し、車いすでも利用できるようにすることが考えられていいのではないかというお話でございますが、この点につきましては今後さらに検討してまいりたいと思っております。
#20
○村山(富)委員 A型の場合、これからのこういうハウス、ホームというものは、個人の生活の場をどう主体的に確保してあげるかということが中心にならなければいかぬ。こう考えていきますと、A型の場合なんかでも単に共同で食事をするというのではなくて、例えば自分の部屋で炊事ができるような施設があって、そして体調がよくて気分のいいときには自分の部屋で食事をつくって食事をする。そうでない気分のときには共同食堂に行ってやれるというくらいの個人の生活の場をちゃんと確保してあげる、こういうものに改造していく必要があるのではないかと思うのですけれども、そういう点についてはどうでしょうか。
#21
○多田政府委員 できるだけ今先生のお話のような内容を運用上うまく組み込めるような感じの工夫をしてまいりたいと思っております。
#22
○村山(富)委員 B型の場合には、ケアを必要としない老人の住居としてつくられているわけですね。これは聞いてみますと三十八施設くらいあるらしいですけれども。これは共同浴場、共同トイレ等があって、一応施設というよりも公営住宅的なタイプになっているというふうに思われるわけですね。このBタイプの軽費老人ホームに対して、建設省と厚生省が共同して行っているシルバーハウジング構想というのがありますね。これは既に全国で十一カ所ほどモデルプロジェクトとして整備の途上にあるというふうに聞いているわけですが、今申しました軽費老人ホームB型とどこがどういうふうに違うのですか。
#23
○多田政府委員 シルバーハウジング構想と申しますのは、高齢者世帯が地域社会の中で自立して安全かつ快適な生活を営むことができるように、福祉施策と住宅施策の緊密な連携の図られた公的住宅を供給するというねらいを持って、現在、建設省と協力してそのためのモデル事業を実施しているという性格のものでございます。
 具体的には、高齢者の安全や利便に配慮した設備設計が行われた公営住宅を整備いたしまして、そこに生活援助員というようなものによって必要に応じて入居者に対して生活指導、相談、安否の確認、一時的な家事援助、緊急時の対応等のサービス、市町村の福祉サービスとの連携等を行おうと考えているものでございます。シルバーハウジング構想に基づきます公営住宅への入居者は、独立して生活するには不安があるけれども、自炊が可能な程度の健康状態の者ということでございまして、したがって、この入居者に対しましては、一般の有料老人ホームで行われているような給食サービスや介護サービスは行わないということでございます。
 また、シルバーハウジング構想に基づく公営住宅と軽費老人ホームB型とは、提供されるサービス内容はほぼ同様のものでございますが、軽費老人ホームB型は老人福祉施設という位置づけになっておりますが、シルバーハウジング構想は公営住宅に福祉サービスを連動するという形をとっておりまして、結果的に住居としての機能により重点が置かれている、そういうふうに考えております。
#24
○村山(富)委員 シルバーハウジング・プロジェクト、これはお年寄りが相手でしょう。それにケアハウスとかシルバーハウジング・プロジェクトとか、お年寄りにはなかなかわからぬでしょう。もう少し日本語で平易に、お年寄りがわかるような言葉が使えぬかと思うのです。そうかといって、郵便ポストを手紙やはがきを入れる箱なんと言う必要はない、ポストなんというのは日本語になっていますから。だから、そこらのところはもう少し工夫して考えてもらった方がいいんじゃないかと私は思うのです。それはともかくとして、そういう点はこれから十分配慮してもらいたいと思うのです。
 このシルバーハウジング・プロジェクトの眼目は、今お話のございましたように生活相談員を配置して、必要に応じて生活指導、相談、それから安否の確認、一時的な家事援助、緊急時対応等のサービスを市町村福祉サービスとの連携のもとに行っていく、これはあくまでも施設というよりも住宅を主体にしたものだというふうに話がありましたね。私は、これも必要だと思いますよ。だけれども、厚生省がやっているものもあるし、建設省がやっているものもあるし、非常に錯綜するんじゃないかと思うのですが、こういうところは違いもはっきりしませんし、私はやはり横の連絡をとって総合的に生かせるようなものにしていかないと、これは建設省が所管するものだ、これは厚生省が所管するものだ、入る人にとっては別に建設省も厚生省も関係ないわけですからね。そういう点はもう少し工夫する必要があるのではないかと思うのです。
 同時に、私は、これからむしろこういうサービスというのは、単に施設や住宅に入っている人だけに限るのではなくて、やはり点在している在宅のお年寄りに対して必要ではないかと思うのですけれども、こういう点はこれからどういうふうに対応していくつもりですか。
#25
○多田政府委員 先生お話しのとおり、建設省と私の方と何か同じようなものをいろいろと、こういうことでございますけれども、建設省で公営住宅をつくる際に、やはり公営住宅としてもそういうことを十分配慮した格好でつくってほしいというのが私どもの希望でございまして、そういう意味ではやや積極的に建設省と手を結んで進めようという一側面もあるわけでございまして、これからは厚生省だけが老人対策をやるというような物の考え方ではとてもいかないと思っておりますので、いろいろなところとできるだけ提携をしながら、それらの施策を推進する上でも厚生省のサービスがうまく組み込まれていくというような進み方をぜひ考えてまいりたいと考えているわけでございます。
 それから、地域の人々に対するサービスというのがより重要ではないか、あるいは同じように重要ではないかというお話でございまして、これは全くそのとおりでございます。私どもといたしましても、在宅三本柱というような言い方をしておりますけれども、そういうものを早急に整備をいたしまして、在宅サービスの方への強化というものも進めてまいりたいと考えているところでございます。
#26
○村山(富)委員 今までお話があったシルバーハウジング・プロジェクトにおける生活相談員というのは、ホームヘルパーなんかがやれる仕事の分野になるわけですか。それはどうなんですか。
#27
○多田政府委員 生活相談員でございますが、ヘルパーと大体同じようなところもございますが、もう少し相談機能的なものも強めてという気持ちもありまして、今どのくらいのレベルを予定しようかということでなおちょっと詰めているところでございます。できるだけ早く詰めて確定をしていきたいと考えております。
#28
○村山(富)委員 僕は、やはりホームヘルパーもそういう仕事の分野を担っていけるようなものにしていく必要があるのではないかと思いますから、十分検討してもらいたいと思うのです。ただ、その場合に、ホームヘルパーの役割というものは大変大きくなっていくと思うのですね。これは今後どういうふうにふやしていって、そしてその分野を担ってもらうと考えているわけですか。
#29
○多田政府委員 ホームヘルパーは、平成元年度予算では三万一千四百五人という数字にしたいということで、前年度が二万七千百五人でございますから、これまでのテンポからはかなり大きく、大幅な拡充を図るという方向で進めておるところでございます。
 家庭奉仕員の派遣世帯数でございますが、六十二年度実績では、報告のあったもので十二万世帯というような数字になっておりまして、今後ともこの面では先ほど申し上げました五万人体制に早く持っていくように、できるだけ整備を進めてまいりたいと考えております。
    〔委員長退席、粟山委員長代理着席〕
#30
○村山(富)委員 厚生省の推進計画を見ますと、今お話がありましたように家庭奉仕員の派遣事業は、現在二万七千百五人おる、それを平成元年度には三万一千四百五人、そして二〇〇〇年には五万人にしたい、こういう計画の目標を持っているようですね。例えば二〇〇〇年に五万人というのは、このホームヘルパーを必要とする対象の老人層というのはどの程度に膨らんで、今の一人が受け持っておるお年寄りの数と、五万人にふえたときのホームヘルパーが担うお年寄りの数はどう違っておるのか。同じような率でもっていくのなら充実にならぬわけですから、そこらの点はどういうふうに推計しておるわけですか。
#31
○多田政府委員 ホームヘルパーの需要は、我が国で本当にどういうふうに動いていくかというのはなかなか読みにくいところがございまして、特に高齢者の同居状況あるいは家庭の意識あるいは介護力といったものがどんなふうになっていくか、そういういろいろな要素が絡んでホームヘルパーの需要がどういうふうに変化していくのか、今の段階では余り明確に読めないのが正直なところでございます。したがいまして、私どもとしてはなるたけ前倒しで早目に五万人までまず整備をしてみて、その先またどういうふうに考えていくべきか、あるいはデイサービスの普及が進みますと、そっちの方で介護のサービス、いわばホームヘルパーの代替といいますか、そういう側面もございます。あるいはショートステイが進むと、その側面もございます。あるいは施設の整備が進みますと、そちらでもまた需要が少し変わってくるというようないろいろな側面がございますので、まず今は五万人体制を一生懸命進めまして、その上でまた状況を見ながら考えていくことにさせていただこうかと今は考えているところでございます。
#32
○村山(富)委員 それは確実にこうなっていくという推計は難しいでしょう。しかも、デイケアやらショートステイやら、そういういろいろな分野が拡大されていけば、それによってまたホームヘルパーが受け持つ分野が変わってくることもあるから、なかなか難しいのだと思うのですけれども、せっかくこれから方針を立てて、そういう意味における公的サービスを充実していこう、こういう前提があるならば、それぐらいの推計はぴしっと出して、二〇〇〇年にはこういうふうに変わっていくのだ、よくなっていくのだということが示されないと、議論がしにくいのじゃないかと思うのですね。
 それから、特にここでちょっと議論をしておきたいと思うのですが、例えば二〇〇〇年にホームヘルパーが五万人になる。そうすると、この法案に書かれておりますように、これから民間の企業がそういう在宅サービスについても受け持った分野が拡大されていく。こうなってまいりますと、ホームヘルパーが五万人になって、訪問介護なんかを受け持つ仕事の分野がどの程度になる、そして民間が受け持つそういうシルバーサービスの分野がどの程度になっていくのか、これはある意味では競合する面も出てくるのではないか。そうしますと、民間の方が料金を取りますからサービスがぐっとよくて、公的サービスの方は質が低下していく、こうなっていって、民間の分野からずっと侵害されて公的サービスの分野がだんだん後退していく、こんなことも考えられるのではないかということが若干心配になるわけですね。そういうことについてはどういうふうに考えておるわけですか。
#33
○多田政府委員 ホームヘルパーサービスの提供水準みたいなものをかちっと固めてそれを確保するのだというような物の考え方で整理することは、私どももいろいろ研究してみたのでございますけれども、大変難しいのでございます。
 どういうことかと申しますと、その一人一人の状況によって、例えば週に一回でもいいような方もあれば、それこそ週五回もどうしても必要だ、そういうような方もおられるということで、個々のケースでここまであればいいのだというのを標準化してそれが行政の提供水準だということで割り切ってしまうのは、かえって実態に合わない面もあるということを考えております。したがいまして、これも非常に抽象的な表現でございますけれども、社会常識的に見て、ここには公的なヘルパーが当然これぐらいの頻度で行くべきではないかというものは、公的に対応していくべきである。そうではなくて個別事情で、本人の御意向にある意味で沿った、希望に沿ったという側面が強いものだという部分は、できるだけ民間が担っていくということで地域、地域でよくその辺は常識的な判断を加えていただきながら、公的な責任をきちっと果たしていっていただくということではないか。そして、それを私どもは全面的に支援していくことではないか、そんなふうに考えているところでございます。
#34
○村山(富)委員 これは、これから民間の企業を厚生省は健全な企業に育成していこう、そしてできるだけシルバー産業分野における健全な産業分野を確保していこう、こういう考えだと僕は思うのです。冒頭に、それは公的サービスが充実、拡大されていくということも前提に踏まえておかないと、むしろ公的サービスを民間の産業が肩がわりしていく、こんなことになったのでは問題ではないかという意味で言うたわけです。家庭訪問サービス、こういうホームヘルパーなんかが担っている仕事の分野というのは、これから民間産業がずっと入ってくる一つの大きな市場になっていくわけですね。そうしますと、公的サービスで担当する分野と民間が入ってくる分野と、ある程度基準みたいなものがないと、むしろ民間の分野の方がぐっと出てきて公的分野が縮小されていくことになりかねないようなことになっていくのではないかという心配がどうしても消えないわけです。
 例えば病院に入る。私は金がないから保険だけで診てもらう、そのために大部屋で結構です。私は所得がうんとあるから、大部屋なんかでなくて個室に入れてもらいたい、金は何ぼかかっても結構です。こういう意味で分離をされるとすれば、これはまさに公にやるものは救貧対策になってしまうというようなことも考えられますから、こういう点はどういうふうに割り切って判断をしたらいいのか、もう少し説明してくれませんか。
#35
○多田政府委員 先生のおっしゃる意味もよくわかるのでございますが、私ども相当突っ込んでそこのところはいろいろ議論もし、研究もしているのですが、結局、メルクマトルというのはかなり抽象的なものにならざるを得ない側面があるなというふうに今考えております。
 中央社会福祉審議会の方でもいろいろ御検討いただきましたが、公的部門は基本的には国民の切実なニードに対応するサービスであって、対象者が低所得者であるなどの理由により基本的に民間によるサービスの提供が期待しがたいもの、国民の切実なニードに対応するサービスであって、広い意味における市場機構を通じての民間サービスの供給が十分でないものというような程度のメルクマールということで、それ以上に余り個別具体的な基準というのはなかなかつくれないという側面を持っているということで、現在のところ、なかなか知恵がないという感じでございます。なお研究をさせていただきたいと思います。
#36
○村山(富)委員 ですから、そういう意味は、公的に受け持つサービスの分野が充実されていくということがやはり前提でなければならぬということを言っているわけですから、そういうことも踏まえて今後十分検討してもらいたいと思うのです。
 それから、厚生省の説明を聞いていましても、二〇〇〇年ぐらいには在宅で寝たきりになる老人が三十三万から三十七万人ぐらいになるだろうと推計されていますね。それだけに在宅サービスという分野が非常に広くなっていくわけです。
 そこでお尋ねしたいと思うのだけれども、老人というのは生活環境、住環境というものが大きく変わっていくことに対してなかなか順応し得ないという要素があると思うのです。今まで長く住んでおったところに居住して、できるだけ動きたくないという考え方があると思うのです。ですから、これから行われるシルバーサービスというものは、老人に来てもらってそこでするというのでなくて、老人のおるところに出かけていって、そしてサービスしていくという考え方がやはり原則としてなきゃならぬというふうに思うのですが、そこらの考え方はどうですか。
#37
○多田政府委員 住みなれた場所でできるだけずっと生活をしたいというお年寄りの希望というのは、十分理解できるわけでございますので、できるだけそういう方向で考えたいと思っております。
#38
○村山(富)委員 それは、例えば建設省の公営住宅、それからこれから新しくつくろうとする、皆さん方が考えておるケアハウスですね、こういうのも生活それから住居というものを重点にして、一般の社会人と同じような生活ができるような環境をつくっていこう、そこに福祉や介護を総合的にやれるようなものにしていこう、こういう考え方だと思うのですね。そうしますと、例えば有料老人ホームやBタイプの軽費老人ホームにおいて、そこに住んでおったけれども介護が必要になったという場合に、その介護の必要となったお年寄りをAタイプの施設に移すというのでなくて、今住んでおるBタイプの軽費老人ホームでそんな介護が受けられるというものにしていくことが大事ではないか。これはそのケアを必要とする程度の問題もあるでしょうね。しかし、軽度で、そこへおってもある程度努力すれば十分やれるというような者については、できるだけ住んでおるところで動かさずにやってあげる、こういう考え方があっていいと思うのですが、そういう点はどうでしょうか。
#39
○多田政府委員 今回のケアハウスの物の考え方というのは、全く先生がおっしゃったとおりの考え方でございます。できるだけ生活の場というのを移さないでサービスが受けられるようにということでこれからは考えていきたいと思います。ただ、先生がおっしゃったように、重度化の程度とかいろいろなものがございます。それからまた仲間との接触というような面からいくと、個別の住宅におられる場合にはその面がやや薄くなる、そういう側面もございまして、選択の幅をなるべく広げていろんなパターンで選択できるようなことにすることが一番望ましいことではあるというふうに思っておりまして、現在はやや収容型といいますか、そういうものが中心になっておりますので、もう少し在宅型を維持できるように、支えていくサービスの拡充というようなことに大いに力を注いでいきたいというふうに思っております。
#40
○村山(富)委員 今までずっと、例えばA型あるいはB型、それから建設省のやるもの、いろんなことを申し上げてきたわけですが、私はこういう老人の入所施設というものが余りにも類型化され過ぎている。例えば今申しましたように、公営住宅やらBタイプの軽費老人ホームにはケアを必要としない者が入る、それからケアを必要とするようになったらAタイプに変わる、あるいは養護老人ホームに入るとかということになって移されていく、こういう考え方が間違いじゃないかと思うのです。ですから、これからのこういう施設というものは、いろんな人が入っておる、そして一つの社会をつくっておる、こういうものになることが、ある意味では二十一世紀を展望した場合に必要とされるものではないか。これまでのようにこういう程度の者はここに入る、この程度の者はここに入るというふうに類型化して分離してしまう、そして体の悪い人が一カ所に全部収容されて生活しておる、こういう状況というものは、もうこれからは向かないんじゃないか。これからの施設というものはそういういろいろな人がある意味では一緒に住んでおるということの方が望ましいのではないかというふうに思われるのですけれども、そこらの考え方というのはどうですか。
#41
○多田政府委員 個々の家庭に万全の介護サービスが提供できるという程度まで介護サービスあるいは医療の体制というものが豊富に用意できるということであれば、それが一番望ましいかなというふうに私どもも考えておるのでございますが、やはり資源にある程度の限りがあるということは否めない、そのときにその家庭に置いておいたらかえって処遇的にはつらい状態になる方々も出てくるということもまた一部には事実だということもございますので、全くそういう形だけに頼るということもなかなか現実的には難しいかなというふうに思っております。したがって、両面をにらみながら両方の体制をうまく整備を進めていくというのが、今の現実的な進み方かなと考えておるところでございます。
#42
○村山(富)委員 今度の法律をつくる前提として、やはり公的な部面を大事にせにゃいかぬという意味で御質問申し上げたわけですが、今もできておりますけれども、いよいよこれからできる有料老人ホームですね、これを調べてみますと、東京都の七施設の場合に、入居する場合に取られる一時金は、平均で一人の場合は二千三百万円、二人の場合が三千万円、それから月々の利用料が一人で十二万円、二人で二十万円というようになっていますね。全国における有料老人ホームの平均を見てみますと、入居一時金が一人の場合には千八百万円、二人の場合には二千四百万円、利用料は一人が入る場合には十万円、二人入る場合には十六万円というふうになっておりますけれども、これはこういう実態ですか。
#43
○多田政府委員 そのように承知しております。
#44
○村山(富)委員 そこでお尋ねしたいと思うのですけれども、私がいろいろ調べた範囲では、六十五歳以上のお年寄りの中で無年金者が七十六万人ぐらいおる、それから月に五万円以下の低額年金者が一千万人ぐらいおるのじゃないかと思うのですが、そこらの推計はどういうふうになっていますか。
#45
○土井政府委員 無年金者の実態でございますけれども、私ども実数は把握をいたしておりませんが、国民生活基礎調査に基づいて推計をいたしますと、昭和六十二年度で約七十五万人であるというふうに推計をいたしております。
 それから、月額五万円以下の年金額を受給している者の人数でございますが、昭和六十二年度の数字で申しますと、旧法の国民年金、老齢福祉年金等の受給者のうちでそのような者は約八百六十万人というふうに推計をいたしております。
#46
○村山(富)委員 そうすると今、年金受給者は何名ぐらいおりますか。
#47
○土井政府委員 現在のところ、全体で約一千九百万人でございます。
#48
○村山(富)委員 そうしますと、これは若干推計が違う。私がいろいろ調べてもらったのでは、五万円以下の者は千百五十万人おるんじゃないかと推計されておりますが、いずれにいたしましても半数ぐらいおるわけですね。
 そうしますと、今申し上げましたような低額な所得者、公的年金をもらっておる人たちは有料老人ホームにはなかなか入れないでしょう。例えば一時金を二千万円も三千万円も出さなければならないということで、しかも月に利用料は十二万円から二十万円取られる、こうなると今言われたような数の所得の低い年金しかもらっていない人はなかなか入れませんよね。したがって、やはりそういう人を対象にした軽費の有料老人ホームというものをもっと拡大していく必要があるのではないかと私は思うのですけれども、そういう観点からちょっとお尋ねしたいのです。厚生年金やら簡易保険で直営の有料老人ホームをつくっていますね。この実態は現在どういうようになっておりますか。
#49
○土井政府委員 厚生年金の有料老人ホームの実態でございますけれども、現在二十六カ所設置をいたしておりまして、入所定員は千四百十九人、実際の利用率は約九割でございまして、千二百七十八人という実態に相なっております。利用料金でございますが、五万六千円から九万七千円の間でございまして、大体七万円前後というのが平均に相なっております。
 なお、経営状態は約七割強の十九施設で赤字になっております。そういう点で、私どもとしても厚生団に委託をしておりますけれども、厚生団の他の黒字部門でこの赤字を埋めるというような運営をいたしておるところでございます。
#50
○鹿島説明員 御説明申し上げます。
 簡易保険郵便年金事業におきましては、加入者福祉の増進という見地から、簡易保険郵便年金福祉事業団を通じまして、加入者ホーム等の福祉施設を運営しております。御指摘のお年寄り等の御利用される加入者ホームは、現在全国で十三カ所設けられておりまして、定員は六百二十人でございます。それから、利用料金の方は施設の内容によって異なりますが、単身用で月額五千円から八千円、世帯用で一万五百円から一万二千円という状況でございます。
#51
○村山(富)委員 今言ったのは何ですか。月の利用料は。
#52
○鹿島説明員 ただいま申し上げましたのは住居費でございまして、このほか食事代等は別でございます。食事代、光熱水料は別でございます。
#53
○村山(富)委員 そうすると、一カ月平均でどのくらいかかるのですか。
#54
○鹿島説明員 食事料が一日三食で千四百円でございますので、五、六万ということだと思います。
#55
○村山(富)委員 今説明を聞きましたが、厚生年金でつくっておるこの種の施設、それから簡易保険でつくっているこの種の施設、これは先ほど厚生年金の場合には九割ぐらい入居率がある、こう言っていましたね。私は、厚生年金に入っている人やら簡易保険に入っている人は、こういう施設に対して大変期待が大きいと思うのですね。それは、これから有料老人ホームができても、さっき言ったように相当一時金を入れなければならないし、それから月々の利用料も高いわけですから、できればこういうところに入りたいという希望者がふえてくると思うのですね。ところが聞いてみますと、何かもう十五年ぐらいずっと新設してないというふうに聞くのですが、こういう施設については今後さらにつくっていこう、ふやしていこう、こういう考え方があるのか、いやもうこれ以上はつくらぬというふうに思っているのか、そこらの考え方をちょっと聞かしてください。
#56
○土井政府委員 厚生年金の有料老人ホームですが、先ほど申し上げましたとおり赤字経営の現状に相なっております。それからもう一つは、長期入所施設でございますので、利用できる人間が非常に限定的になっているというような問題がございます。従来のようなものにつきましては、これから新設していくという考え方は持っておりませんが、しかしながらこれから高齢化社会というものが到来をいたしますので、そういうような全体の状況の推移を踏まえまして、介護機能を備えたり、あるいは地域住民へのサービス機能を備えたような新しいタイプの有料老人ホームにつきまして、今後検討すべき重要な分野であるというふうに考えているところでございます。
#57
○鹿島説明員 簡易保険郵便年金福祉事業団におきましても、最近におきます高齢化の状況等を踏まえまして、都市の近郊部にありまして地域社会との交流を保ちながら老後生活を過ごせる終身利用型の新しい加入者ホームをパイロットプランとして一カ所設置することといたしまして、既に建設用地を確保済みでございまして、現在その施設内容、機能等について検討しておるところでございます。
 今後のこれらの施設の設置計画については、加入者の方々のニーズの動向とか、今申し上げました新しい加入者ホームの運営のノーハウの蓄積、さらには独立採算、簡易保険郵便年金事業そのものが独立採算でやっておりますので、事業経営に与える影響等も十分踏まえまして検討してまいりたいと考えております。
#58
○村山(富)委員 さっき言いましたように、この十五年間くらい全然新設がないわけですよ。これはどういう理由なんですか。
#59
○土井政府委員 昭和五十年以降有料老人ホームはつくっておりませんが、厚生年金の休暇センターの一部に長期棟というような形で、部分的ではございますけれども、そういう形で他の施設の一部としてそういう機能を持たせているという形のものは、最近までも若干ずつふやしてきておるところでございます。
#60
○鹿島説明員 加入者ホームにつきましては、昭和四十三年に香川県の観音寺に設置して以来、その後は、加入者の皆様のレジャー志向とかレクリエーション志向といったような需要の変化、さらには予算の制約等もある中で、保養センターとかレクリエーションセンターというものの設置を進めてきたということでございます。
#61
○村山(富)委員 いずれにいたしましても、さっきから言っておりますように、これからできる民間産業を主体とした有料老人ホームというものは、ある程度所得の高い人でないとなかなか入れないものになっていく可能性があります。しかし、入るところがなければ無理をしてそういうところに入らざるを得ない、こういうことになっていく可能性があります。もっとうがった言い方をして悪いのですけれども、これから政府が厚生省を主体にしてそういう健全な民間産業の分野を拡大して育成していこうという方針があって、税制上の恩典まで与えて、しかも融資までして育成していこう、こうなる場合に、今言う厚生年金の有料老人ホームやらあるいは簡易保険によるそういう施設やら何かがどんどんできていったら産業の入る分野が狭くなっていく、これでは市場の開発にならないので、育成するためにはむしろこっちの方を遠慮してもらって民間の方をふやしていこう、こういうことに全体的になるから、こんなものは余りつくらぬ方がいいと言って抑制されているのではないかという気持ちもするわけです。
 しかし、これからふえていくお年寄りの所得なんかを考えた場合に、五万円以下の方がまだまだたくさんおるわけですから、そうしますと有料老人ホームができてもなかなか入れない、しかもどこか入りたいという人がたくさんおるわけですから、そういう人のニーズにこたえ得るためには厚生省も頑張ってもらう、厚生年金やら簡易保険の方も会員のために頑張ってもらう、これからもっとウエートを高めてやっていただく必要があるのではないかと思うのですが、そういう考え方について、これはひとつ大臣、どうですか。
#62
○小泉国務大臣 公的福祉サービスあるいは施設に対しては、基礎的な需要に対して政府としてはできるだけの措置を講じなければならない。同時に、最近ではもう政府の考えの及ばない、いわゆる民間の知恵なり創意なり、あらゆる場において活発に展開されていると思います。いわば政府が、厚生省がかゆいところまで手の届くようなサービスは、とても無理だと思うのですね。その点民間は、思いがけないようなサービスを提供する場合がある。ですから、公的な、基礎的な需要に対しては政府はこれからしっかりと拡充していく。なおかつ民間の中には、むしろ自分が買ってでもより高度なサービスを受けたいという層も最近かなり出ている。そういう点に対しては、民間の果たす役割というのが大きいのじゃないか。ですから、公的なものと民間というものがお互い刺激し合って、よりよい福祉水準の向上に向かって努力していく、これがやはり私は望ましいと思っております。
#63
○村山(富)委員 もう時間がだんだんなくなっていきますから次に移りますけれども、今度の法案を見ますと、事業主体が第三セクターやら公益法人なども想定しているわけですね。そうしますと、これは考え方として、第三セクターやら公益法人を主体にしたこういう分野の事業を拡大していこうとするのか、そうでなくて、民間の企業を主体にしたものにウエートを置いてやろうとするのか、そこらの点をひとつ聞かしてくれませんか。
#64
○多田政府委員 この法律案の対象となる民間事業者の形態としましては、株式会社、公益法人、第三セクター等で、特定の形態に限定されるものではないということになっているわけでございまして、高齢者に対して健康や福祉に関するサービスを提供するものでありますので、第三セクターや公益法人といったようなものが積極的に進出してくれることは私どもも大いに期待してはおるところでございます。
#65
○村山(富)委員 これはちょっと民間の場合には無理でしょうけれども、第三セクターやら公益法人などの場合、これから一番負担になるのは土地や建物だと思うのですよ。ですから、土地や建物などを確保する場合に何らかの助成措置を考える必要があるのではないかと思うのですけれども、こういう点はどうでしょうか。
#66
○多田政府委員 土地取得について、有料老人ホームとか在宅介護サービスについては社会福祉・医療事業団とか年金福祉事業団の融資の対象としているとか、あるいは第三セクターが行う場合はNTTの無利子融資を入れるというような融資の面での応援というのは大いにやっていきたいと考えておりますが、直接的に補助するという格好は、土地が恒久的な資産でもあり、民間の資産造成になるというような側面がございますので、現在のところ、ちょっと実現の可能性がないという感じでございます。
#67
○村山(富)委員 そこで、やはり土地はなかなか難しい扱いですから簡単にいかぬと思うのですけれども、今後十分検討してもらいたいと思うのですが、それだけに特に大都市などの場合には、もう土地の取得というのは大変困難ですね。そんな高い土地を購入してつくったって、経営ができるものじゃありませんね。したがって、私はこれからのこの種のものは、例えば既存の会館等の公共利用施設については、多目的に使えるような工夫があっていいのではないかと思うのです。これは行政監察による勧告を受けて厚生省の方も周知徹底の努力をしているようでありますけれども、実際にどの程度実効が上がっておるのか、現状について御説明願いたいと思うのです。
#68
○多田政府委員 昭和六十一年七月に総務庁から厚生省、文部省等八省庁に対しまして、会館等の公共施設について既存施設の多角的有効利用の促進、また新設に当たっての複合化の推進ということに関する行政監察による勧告というものが出されているところでございます。
 厚生省につきましては、老人福祉センター、児童館、市町村保健センター、母子健康センターがその対象となっております。この勧告に対応しまして行った改善措置といたしましては、多角的有効利用の促進については、老人福祉センターや児童館の本来の目的に支障のない範囲で地域住民の積極的利用を進める。また複合化については、他施設との共用設備等の規定を設け、複合を推進するということを進めておるところでございます。
 具体的な複合化の状況についてでございますが、老人福祉センターにおきましては、例えば六十一年度は整備数が五十五カ所でございましたが、このうち複合設置のものが七カ所、六十二年には整備数四十八カ所のうち複合施設として整備したもの十四カ所、六十三年、四十七カ所のうち八カ所というような形になっておりますし、また児童館につきましては、六十一年、整備数百二カ所に対しまして複合整備数三十二カ所、六十二年、七十八カ所に対しまして二十四カ所、六十三年、六十四カ所に対しまして十八カ所というような状況になっております。
    〔粟山委員長代理退席、委員長着席〕
#69
○村山(富)委員 これは具体的にケースを説明してもらいたいのですけれども、どういう複合になっていますか。
#70
○多田政府委員 例えば老人福祉センターでございますと、児童館、図書館、公民館などとの合築というような形で行われているのが多うございます。
#71
○村山(富)委員 私は、これから地域のニーズに十分対応できるように多目的に活用することは非常にいいことだと思うのですが、特にこれから児童数がどんどん減っていくと、特に東京都などは千代田区などの場合を見ましても、児童数が減って、そして校舎がずっとあいているというようなのがたくさんあるわけですね。そういう意味では、多目的利用の可能性がある施設は、今お話がありましたように、それは保育所だけでなくて児童福祉施設あるいは児童館、幼稚園、小中学校等々の公共施設が考えられると思うのですけれども、これはそういう意味で今申し上げましたような施設をできるだけ多目的に活用すべきだというふうにお考えになりますか、どうですか。そこらの基本的な考え方を、これは厚生省と文部省見えていますか、両方にお尋ねします。
#72
○長尾政府委員 お答えをさせていただきます。
 児童館それから児童福祉施設の多目的利用の問題でございますが、私どもは二つの方向から多目的利用を考えてみたいと思っております。一つは、今先生御指摘のように、地域におられるいろいろな福祉を必要とするお年寄りでございますとか障害者の方ですとか、そういう方々に対しまして施設の有効利用を図っていくという観点で、最も身近な施設である保育所等がそういった対策に乗り出すということを一つの方向として考えておるわけでございますが、もう一方の方向といたしましては、児童自身のためにも、地域社会の中で児童が暮らしておるわけでございますから、地域社会のさまざまな活動の中にこういった児童福祉施設の活動がジョイントしていくことも必要なのではないか、この二つの面があるのではないかと思っております。
 先生のお話は、例えば子供数が少なくなっているので、保育所等であき部屋がある場合にそれをほかの目的に利用してはどうかという御趣旨かと思います。確かに私どもの調査でも、幾つかの県におきまして、そういう観点で保育所の一部の部屋を利用いたしまして、簡易なデイケアセンターといいますか、託老所的な活躍をしていただいておるところがあるようでございます。そのお話を聞きますと、お年寄りと子供さんの交流という面で、またその地域の方が保育所について関心を持っていただくという面で大変いい結果を生んでおるようでございまして、こういう方向というのは、確かにおっしゃるように一つの方向として考えていくべきだと思っております。
 また、さっき申し上げましたもう一つの観点からいいますと、保育所の施設の機能強化費という、言葉は大変きつくて恐縮でございますが、保育所が保育所の中の子供の措置といいますかそういうものの処遇だけではなくて、地域のさまざまな活動の中に保育所の活動をジョイントさせていく、そういうような面も今回の予算の中で実は実現をしておるわけでございまして、老人福祉施設に保育所と交流を持っていく、そういうような意味の、これもある意味で地域開放という形だろうと思いますが、そういうことも考えておるわけでございます。先生がおっしゃっていただきましたように、児童福祉施設が地域の中に開かれた施設として活動していくという方向はそのとおりと思っておりまして、そういう方向を進めたいと思っております。
#73
○伊田説明員 文部省の施設助成課長でございますが、児童生徒の減少に伴い発生いたしました空き教室の利用の問題でございますけれども、余裕教室の利用につきましては、学校教育の多様化に伴いましていろいろ必要となってまいります特別教室とか、最近ではいわゆる多目的スペースというようなものが必要でございまして、そういうようなものに使用する必要がございまして、文部省といたしましては、原則として可能な限り学校教育施設に利用するというように指導している次第でございます。
 それで、児童生徒がかつて増加していた時期には、つい最近まででございますが、大変多くの普通教室とか特別教室が不足をしておりまして、いろいろやりくりをしてやってきている状態でございました。最近では、それは若干緩んでいるわけでございますけれども、なおまだ地域によりまして多少差があるわけでございますけれども、不足が生じているというような状況もございまして、それを整備しているのが実態でございます。したがいまして、仮に余裕教室が生じた場合には、特別教室の活用とか、それからそのほかのいろいろな目的で使用される施設に利用されているのが実態でございまして、現在のところそういうようなことは、社会福祉施設等に使用されているというような実態は、ごく一部転用されているケースもございますけれども、実態としては少ないというのが現状でございます。
 それで、一般的な話でございますが、一部の地域について大変児童生徒数が減少してきて、学校の施設の一部を社会教育施設とか福祉施設などに、学校教育以外の目的に使う場合もあるわけでございますが、この場合につきましては、市町村の小中学校の設置、管理をしておりますのは市町村教育委員会でございますので、一義的には市町村の教育委員会においてそれぞれ学校教育に支障がないというような状況を見ながら対応されるべきものと考えている次第でございますけれども、一般的に申し上げますと、小中学校の校舎の場合、補助金で建てられる場合が多いわけでございます。補助金で建てられました校舎につきましては、これは他に転用する場合には、法律の規定に従いまして財産処分ということで許可の申請があるわけでございますが、その際におきましては、そういういろいろな個々のケースにつきまして、その財産処分の内容とかその理由とか方法等十分勘案いたしまして、具体のケースに対応しまして、やむを得ないと認められる場合について承認をしている、そういうことが実態でございます。
 以上でございます。
#74
○村山(富)委員 財産処分の手続がどうのこうのじゃなくて、これはよく知っていますよ、それぞれ違うのだから、簡単に勝手にほかの目的に使うということは、難しいことはわかっていますけれども。ただ、考え方として、教育施設を、子供の教育に支障のない限り、逆にまたプラスになる面もあるかと思うのですが、活用していくということは、私はこれから必要になっていくのではないかと思うのです。
 具体的な例でお尋ねしますけれども、例えば東京都の中央区で区立中学校をこれから新設するわけです。新設する構想の中に、保育所と特別養護老人ホームとを合築してつくるというプランができておりますね。これは今恐らく準備中だと思うのですけれども、こういう中学校の新築について、保育所と特養老人ホームとを合築して、そしてつくっていく、こういう構想については文部省はどういうふうに評価していますか。
#75
○勝山説明員 学校施設と他の施設のいわゆる複合化の計画でございますけれども、私どもといたしましては、本来複合化を考える場合につきましては、社会教育施設等いわゆる学習関連施設との複合化を進めていくべきであろうというふうに考えているわけでございます。今の先生のお話のような他の施設との複合化につきましては、特に学校教育活動に支障を来さないということを前提に考えていくべきであろうというふうに考えております。それと同時に、複合化することによりまして、例えばグラウンド等の面積が拡大できる等、いわゆる学校教育活動に有益な効果が生まれるといったようなことが望まれるところでございます。したがいまして、学校施設と他の施設との複合化の計画に当たりましては、いわゆる施設計画面あるいは管理運営面等におきまして、特に学校の教育活動に支障を来さないというような観点に立って慎重に検討すべきことではなかろうかというふうに思います。
 先ほどの御質問、東京都の中央区の第三中学校の改築のことだろうというふうに思うわけでございますけれども、この詳細につきましては現在東京都の教育委員会にいろいろお話を伺っているところでございます。その具体的な内容等について十分お話をお聞きしました上で考えていきたいというふうにしているところでございます。
 以上でございます。
#76
○村山(富)委員 考え方として、例えば今までは単に子供の教室があったり保健室があったり、それから体育施設があったりなんかするだけですね。しかし、これだけ地域的にコミュニケーションが必要な状況とか、あるいは土地が高くてなかなか入手できないとか、いろいろな社会的条件の変化に応じてもっと地域のニーズにこたえていく、こういう意味でいろいろな多目的に使えるような施設をつくっていくということは、先ほど長尾局長からもいい御答弁がありましたけれども、私は必要じゃないかと思うのです。だから、学校もむしろ生きた福祉教育をするというような意味では、活用の仕方によっては大いにプラスになるのではないか、大事ではないかと思うのですけれども、そういう考え方について文部省は一体どういうふうに思っておるのか、そこらをちょっと聞いておきたいと思うのです。
#77
○勝山説明員 学校施設につきましては、さまざまな立地の中で建物が存在しているわけでございます。東京都のような土地の確保が非常に難しいというところの土地、あるいはその中で児童生徒等が減少するといったような形態の中でいきますと、いわゆる学校そのものにつきましては本来地域の活動の中心的存在であろうというふうに理解しているところであります。そういった中で徐々に生徒児童等の減少に伴いまして、それが本来の目的の教育ということと地域活動への貢献という立場からいきまして、必ずしもその目的が果たされないといっだような状況になるとしますと、これはやはり何らかの形で地域に貢献するような形態を今後とも考えていくべきであろうというふうに考えているわけでございます。したがいまして、そういった立地上の諸条件においては複合化も当然積極的に取り組むケースもあり得るというふうに御理解いただきたいと思うわけであります。
#78
○村山(富)委員 私は、これから新規につくる場合も、あるいは今ある空き教室などの活用についてちょっと工夫をすれば、もっと地域のニーズにこたえ得る、しかもそれは子供の教育にもマイナスにならないということもあり得ると思いますから、むしろこういった面は我々はもっと積極的に推進をしていくという考え方でもって臨んでいただきたいというふうに思うのです。
 それに関連して、例えば福祉の実践的な教育をするという意味では、普通の小中学校の普通学級に障害児なども一緒に混在させて教育することがいいのではないかというようなことも意見になっていますし、むしろ障害児の方の父兄もそういう点を望んでいるという声もたくさん聞くわけですが、現状はこういう考え方で進められておるのか、あるいは停滞しておるのか、あるいはむしろ現状としては後退しておるのか、そういうところについては今どういうふうになっていますか。
#79
○鈴木説明員 お答えします。
 心身に障害のある児童生徒につきましては、その心身の障害の状態に応じて盲聾養護学校等の特殊教育諸学校あるいは小中学校の特殊学級等においてそれぞれ適切な指導を行うということで、必要な条件整備等を行ってきているところでございまして、特殊教育諸学校並びに特殊学級の整備に力を注いでいるというふうなところでございます。
#80
○村山(富)委員 特殊学級や特殊教室をつくるのじゃなくて、私は、程度によるけれども、むしろ障害児も普通学級に含めて、そしてお互いに理解し合い、かばい合い、助け合ってやるような実践的教育の場があっていいのじゃないか。むしろそれは今後十分考えていくべきことではないか。おまえは体が悪いから特殊学級に入れていく、特殊学校の方に入らせるというのではなくて、普通学校の普通学級に健全な子供と一緒にそういう児童も入って教育が受けられる、あるいは一緒に遊べる、こういうことにする方がむしろ福祉等に対する実践的な教育になってプラスの面が多いのではないかというふうに思うのですけれども、そこらの現状はどうなっていますかと聞いているわけです。
#81
○鈴木説明員 心身障害児の教育につきましては、先ほどのような考え方で進めておりますけれども、そういった心身障害児につきまして社会性を養うとかあるいは好ましい人間関係を育てるといった目的、あるいは一般の子供たちに対して心身障害児に対する理解、認識を深める、そういったことにつきましては大変重要な課題であるというふうに考えておりまして、特殊教育の諸学校あるいは特殊学級の児童生徒と通常の学級の児童生徒との交流の機会を積極的に設けたいというふうに考えておりまして、これまでにも小中学校を対象にいたしまして心身障害児の理解推進校を指定をして交流の機会を設けたり、あるいは各小中学校におきまして教員が一般の児童生徒を指導するために必要な指導資料の作成、配付、そういったものに力を注ぎまして、交流教育の充実に努めて
 いるところでございます。
#82
○村山(富)委員 もう時間がないからこれでやめますけれども、そこらの点は施設の面から、それからこれから教育を考える場合の内容の面から十分検討に値する問題ではないかというふうに私は思いますから、そういう意味で御検討いただきたいと思うのです。
 最後に、まとめとしてお尋ねしたいと思うのですけれども、なかなか私、頭の中でも割り切れない面がたくさんあるわけだけれども、公的な受け持つ役割と民間企業に受け持ってもらう役割となかなか截然としない部分があるわけですね。問題は、この種の消費者というのはやはり社会的に非常に弱い立場にあるというふうに思われるわけですよ。ですから弱い立場にある消費者のサイドに立って、そのニーズにどうこたえていくかということについては、民間企業については社会的責任を自覚してもらうとか、これは単なる収益事業とは違うんだというような部面を十分踏まえてもらうとかということが大事であると思うのだけれども、そういうことについてのこれからの方策は一体どうするつもりなのか。
 それからもう一つは、消費者の立場を保護する、守っていくということからすれば、正確な情報を提供するとか、あるいはチェック機能を十分果たして監視ができるというような組織というものもこれから考えていく必要があるのではないか。そうでなければ、野放しにやられたらこれは逆にお年寄りが食い物にされる、こんなことだって起こり得るのではないか、こういう気がしますけれども、そういう消費者を保護する立場に立ったこれからの方策というのは何か考えていますか。
#83
○多田政府委員 私どもも、質の確保、良質なものが豊富に供給されるようにするということが大変大事なことだというふうに考えておりまして、民間団体といたしましてシルバーサービス振興会というのにシルバーサービスに携わる業界の方々が結集していただきまして、そこで自主規制路線というものをしっかり打っていただく。また役所の方は、その団体を通じての指導という面でガイドラインというものを示す。それを受けてその業界では、シルバーマークと称しておりますけれども、ある程度質の確保されたものに団体としての認知を与えたような形でそのマークを制定するというようなことで、消費者が安心して利用できる商品を容易に選択できるようなそういう方向に今全体進めつつあるところでございまして、今後とも指導及び自主規制という路線で、情報提供にも十分留意しながら対策を推進してまいりたいというふうに考えております。
#84
○村山(富)委員 最後に、ひとつ厚生大臣の決意を聞いておきたいと思うのですが、さっきからずっと議論しておりますように、介護を必要とするお年寄りがふえていく、こういう高齢化社会に対応して、そうした社会的ニーズにどうこたえていくか。しかも、そのこたえていくものはできるだけ質のよいサービス、もちろんこれは量も拡大されていくわけですから、質的、量的に十分ニーズに対応できるような行政の取り組みというものが必要であるというふうに思うのですけれども、そういうことに対する厚生大臣のこれからの任務というものは大変大きいと思うのです。それに取り組む決意を最後にお聞きして、終わりたいと思います。
#85
○小泉国務大臣 今いろいろな御意見を聞かしていただきまして感ずることは、やはり民間の福祉施設なり福祉サービスに対する関心の高さというのは、日本国民全体のこれからの高齢社会に備えて国民の関心もそこに集まっているというところから来ている面が多いと思います。これがひいては量のみならず質をどうやって高めていくか。この質の向上のために、公的な部門とあるいは民間の入る余地、役割というものをうまくかみ合わせていく必要がある。ですから、民間のいろいろな知恵なり工夫なり新しい試みなりというものを正しい、あるべき方向に指導していくのはもちろんでございますが、そういうものに刺激されながら公的な部門の基礎的な事業の充実に政府としては懸命の努力を続けていくべきだ、そういうふうに考えております。
#86
○村山(富)委員 終わります。
#87
○丹羽委員長 この際、暫時休憩いたします。
    午前十一時五十八分休憩
     ――――◇―――――
    午後一時四十六分開議
#88
○丹羽委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 質疑を続行いたします。伏屋修治君。
#89
○伏屋委員 最初に、厚生大臣にお尋ねをしたいと思いますが、天命を知る五十歳に達した厚生省が、民の生活の質を厚くすることを意味する厚生という言葉の原点に立ち返って、新たな一歩を踏み出すときが来ていると思うわけでございますけれども、大臣の決意を伺いたいと思います。
#90
○小泉国務大臣 五十周年を迎え、今や人生五十年時代から八十年時代を迎えて、いよいよこれから長寿社会にどのように対応していくかという大変大事な時代に来ていると思いますが、これからはただ長生きすればいいということじゃなくて、長生きをどうやってお互い喜べるような社会にするか、こういう面につきまして年金とか医療とか福祉面、さらに一層の充実を図るべく今後とも真剣に取り組んでいきたいと思います。
#91
○伏屋委員 今までは福祉というと、何かお年寄りや身障者などに限られた、こういうイメージが強かったわけでございますけれども、私たちの身の回りに関して医療とか年金、介護など、どれをとっても例外ではないわけで、今や福祉というものは重要な社会的な制度になり、日本は福祉新時代を迎えた、本格的な在宅ケアを必要とする社会となった、こういうふうに考えるわけでございます。今後高齢化社会に向けての課題というものは非常に山積していると思いますけれども、今大臣の決意の中にもございましたけれども、今後に予想される重要な問題、そういうものをもう一度決意とともに御所見を伺いたい。
#92
○小泉国務大臣 いろいろやるべきことはたくさんあると思いますが、当面最も重要と思われるものにつきましては、まず年金、これはやはり将来揺るぎない安定した制度を構築していかなければならない。また職を離れた後、一定の所得が保障される所得保障という重要性を考えてみましても、大変重要であり、なおかつ国民が大きな関心を持っているところだと思います。そういうことから、ことしは年金につきましては改正法案を今提出しておりますが、年金の受給者が将来今から三倍にふえる。しかも、お年寄りがふえるのみならず、年金を受ける期間も長生きの時代でありますから長くなる。同時に、その年金を支えていただく若い世代の人口構造を見ますとほぼ横ばいという観点を考えまして、この年金制度というものを揺るぎない安定したものにしていくためには、時間をかけて、十分な準備期間をもって、現在の六十歳支給を六十五歳で支給するように、二十二年かけて改革をしていこうという案を提出しているところであります。
 また、さらに医療の面におきましても、これからは単に長生きすればいいということじゃない、長生きを喜べるようなそういう健康面からも配慮していかなければならない。医療供給体制とか、そして病気になった場合の医療を受けられる医療保険制度の改革等、これも来年度に向けまして重要な課題が待ち構えている。
 さらに、お年寄りがふえるということによってますます在宅のサービス、また寝たきり老人に対します施設のサービス、これも拡充していかなければならない。各般の施策があると思いますが、当面としては年金、医療、さらに在宅福祉サービス面におきまして格段の充実を図っていかなければならないと考えております。
#93
○伏屋委員 今までの福祉政策というものは、どちらかといいますと事後策が多かったという嫌いがあるわけでございます。軽費老人ホームあるいは特養ホームにいたしましても、その必要に迫られてそういう対応をとってきた、こういう感が免れないわけでございますが、まあこれからの時代ということはこういうような後追いではなくて、やはり厚生行政としても先取りをしていかなければならないのではないか。そういうことから本法案を見るときには、そういう先取り的な要素が非常に強い、そういう面では評価できると私は思うわけでございますけれども、こういう先取り行政ということに対しての大臣のお考えをお聞きした
 いと思います。
#94
○小泉国務大臣 先ほど午前中の議論の中にもありましたように、これからの福祉水準を向上させるということに対しては、単に厚生省、政府のみならず民間企業も非常に大きな関心を持っていると思います。そういう面から今回、現在御審議をいただいている法案等、公的サービスとそして民間の私的サービス、これをいかにうまく組み合わせ、かみ合わせてより水準の向上を目指していくかということで、いろいろな民間の新しい試みなり、あるいは工夫なりを参考にしていかなければならない。同時に、やるべき基本的な基礎的な需要に対しては、公的な面からいろいろな施策の充実も図っていかなければなりませんが、要は人間として、また高齢者も元気でいてもらうという、先取りといいますか、若いうちから長寿を喜べるというためにはまず健康でいてもらわなければ困るということで、私も就任以来、医療サービスあるいは薬のいろいろな安全性とか新薬の開発等重要でございますが、それ以上にもっと重要なのは、国民の一人一人が健康に関心を持っていただきまして、いわば若いうちから、また高齢になっても元気でいてもらうために、適切な食生活とそして適度の運動、十分な休養というこの健康三原則というものに十分な関心を払ってもらう。みずからの健康はみずからの手で守るんだというような気持ちを持って、その上に医療なりのサービスも受けられるような制度に持っていくということによって健康への一層の増進が期待されるのではないかと思いまして、私自身も健康の基本である、昔から医食同源と言いますが、食生活の重要さというものをできるだけ国民の皆様方に関心を持ってもらうような啓蒙活動についても今腐心をしているところであります。
 特に私自身、就任以来いろいろな施設を視察させていただいておりますが、非常に注意といいますか、これは大変だなあと思った施設の一つに、人工透析患者の医療施設を視察したときに、もう四十代、五十代、かなりの年配の方が人工透析治療を受けているのかなと思ったら、驚くなかれ十代、二十代の方も随分やっておられる。聞いたところによりますと、あの人工透析を一度受けますと、腎臓移植手術を受けない限りは一生外せない。一日四、五時間その治療にかかる。一週間三回受ける。これが死ぬまで続くわけですね。しかもこの治療が、最近医療費が安くなったといいましても、一回の治療費が三万円以上かかる。月、大体四、五十万かかるのですね。年間五百万くらい。これが今現在七万人から八万人いて、時代の趨勢でしょうか、毎年七千人から八千人確実にふえていく。しかも若い十代、二十代の人が、一度やってしまったらもう死ぬまで外せない。こういう状況を見ますと、食生活の重要性――最近はだんだん若い人の成人病がふえてきた、糖尿病からこういう方になるのも随分ふえてきたということを見ますと、本当に食生活に気をつけていただければこういう病気にかからないで済んだのになあというところからも、私は食生活がいかに重要かということを再認識いたしまして、健康を守るために国民がより食生活に関心を持っていただくような方法をさらに厚生省としても活発に展開していかなければならないのではないかと思っております。
#95
○伏屋委員 今、健康三原則等々、大臣の御所見を伺ったわけでございますが、後追い厚生行政でなくて先取り厚生行政という形で具体的に今の健康三原則を具体化してもらいたい、そういうことをお尋ねしたわけでございますが、今後積極的にそういうような健康保持、また健康の増進等々につきましても具体的な政策を厚生省が明らかにしていくべきだ、これが先取り行政ではないか、こういうふうに思うわけでございますので、一層の御努力をお願いしたいと思います。
 現内閣は前内閣から非常に大きな政策を継承したわけでございます。ふるさと創生というような大きな政策を継承したわけでございますけれども、このふるさと創生、厚生行政として具体的にどのようにこれを考えて、これから厚生行政を進めていこうとお考えなのか、大臣の御所見を伺いたいと思います。
#96
○小泉国務大臣 ちょっと答弁する前に、何か先ほど私、週五十万と言ったのは月五十万の間違いでありましたので、訂正をさせていただきます。
 今、ふるさと創生に関連する御質問でございますが、やはり地域の実情を一番よく把握しているのは地方自治体だと思います。ですから、厚生省の基本的な事業計画、これを自治体もよく検討していただき、なおかつ自治体がつくるそういう計画等につきましても、厚生省とよく連絡をとっていく。より地域の実情を把握している地方自治体の自主性を尊重しつつ、なおかつ全体として総合的な施策あるいは各省庁との連携、これをどうやって調整していくかということが、今後のふるさと創生につきましても大変大事な要素ではないか。ともかく国と地方公共団体、これの連絡を緊密にして、総合的なそういう健康・長寿のまちづくりというものがふるさと創生全般的なものの一助になればなあというふうに考えております。
#97
○伏屋委員 既に地方自治体におきましては、岩手県の沢内村あるいは長野県あるいは淡路島の五色町等々におきまして、いわゆる医療情報システムとか健康カードとか、そういうようなことを具体的に自主的に行っておるわけでございます。やはり何か地方自治体が先行しておるという感が免れないわけでございますが、そういういわゆる厚生部門に入るような施策というものを、厚生省がふるさと創生というものをもっともっと積極的に推進しようというお考えがあるならば、地方自治体任せではなくて、厚生行政として大きく努力をしていただきたい、このことを御要望申し上げておきたいと思います。
 次に、本法案についてお尋ねをいたします。
 どういうような基本的な考え方をお持ちになりましてこの法案というものを策定されたのか、基本的なお考えをお尋ねしたいと思います。
#98
○多田政府委員 この法案の基本的な考え方でございますが、本格的な高齢化社会に向けまして、生涯を通じて生きがいを持ち、健康で安らかな生活を営むことのできる地域社会を形成するためには、健康づくりや生きがいを高めることができる機能や適切な医療、介護が受けられる機能を、地域の中に公民あわせて総合的に整備することが必要だという認識に立ちまして、公的施策の一層の推進とあわせて、これとの連携のもとで行われる民間事業者による健康や福祉の機能の総合的な整備を、金融、税制上の面から優遇措置を講じていくということによって促進したいという考え方でございます。
#99
○伏屋委員 基本的な考え方は、まだもう少し詳しくお聞きしたがったわけですけれども、三世代交流とかいろいろな面をお考えになられて、この法案を策定されたのではないか。今までは、どちらかといいますと、こういうようなコミュニティーというものがなかったわけでございます。部分的には、点的にはありましたけれども、面的な面では非常に欠如しておった。今後、この法案によって面的な整備をしていきたい、こういうようなお考えであろうかと私は思うわけでございますが、それに関連しまして、東京を中心にした都心部におきまして、土地の急騰、こういうものを考えたときに、この都心部における民間事業者がこれは対処できるのかどうなのか、この辺は非常に疑問に思うわけでございますが、どうお考えでしょう。
#100
○多田政府委員 土地の確保ということが、大変重要な課題だろうと思います。地価の高騰しております都心部においては、土地を新たに購入して、土地代も含めて採算を成り立たせるというようなことについては、現実問題として難しい面もあろうかと存じております。そういう場合に、遊休地の活用等の工夫や、利用できる土地が狭い場合には合築というような方法を講ずるとか、いろいろと工夫をいたしまして、ぜひとも大都市、都心部の方にもこういうものが推進できるように指導してまいりたいというふうに考えております。
 また、この法律の施行に当たっては、建設省初め関係省庁とも十分連携をとって、そういう促進の方向を考えていきたいというふうに考えております。
#101
○伏屋委員 本法案の目指すところのものを実現するために、一番のネックになるのはやはり土地の確保じゃないか、都心部あるいは大都会周辺であれば。そういう面からしましても、今お答えがありましたように建設省とか、横の連携はとる必要があると思いますけれども、都心部におきましては、これから就学適齢の人がだんだん少なくなってくる。こういうことになってまいりますと、学校があいてくる。もう既に東京の都心部におきましては、学校の過疎化というものが始まっておるわけでございまして、そういう面から考えますと、今後そういう都心部における、いわゆる学校の施設を利用する。中学校でいうならば大体六千坪ぐらいの敷地がありますし、高等学校でいうならば一万坪ぐらいの敷地があるわけでございまして、そういうものを活用して、そういうところに面的なこういうコミュニティーというものを考えていくべきではないだろうか。そうなれば一番問題になるのは、やはり文部省、教育委員会との横の連携、そしてまた大都市ですと、面的な広さというものを求めることが不可能であるとするならば、やはり高層化というものも考えなければならない。高層化ということになりますと、いわゆる建築物の容積率の緩和、これは建設省に関係してくると思いますし、また大企業がかなりの施設を持っておるわけでございます。そういう大企業の施設をうまく利用して、こういうような安心して生きがいを持って暮らせるコミュニティーというものを考えるべきではないか。だから、そういう横の連携をどのようにこれから積極的に推進していくか、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
#102
○多田政府委員 今先生お挙げになられましたような例を見ても、確かに各関係省庁十分連携した上で進めなければなかなか進まない部分が多々あると思っております。私どもとしても推進方について、実はこの法案を策定する段階でも、いろいろな面で関係省庁と連携できるところを協議対象として、基本方針の協議という協議先に関係省庁というのを加えておりまして、そういうことでお互いに力を合わせてやっていこうというような話し合いもしておるところでございますので、今後ともその方向で努力をしてまいりたいと思っております。
#103
○伏屋委員 これは今後の高齢化社会に対応するところの安心と生きがいのまちづくりということですから、関係省庁よりも一歩ぬきんでて、厚生省がそのイニシアチブをとりながら、世論を喚起しながら、横の関係省庁が理解を示す、そういうような方向をとらないと、従来の日本の縦割り行政からいいますと、その都度その都度の問題点解決というものは非常に難しい面があるのではないか。だから、そういう面からは厚生省がイニシアチブをとって、このコミュニティー実現のために大いに頑張っていただきたい、このことをお願いしておきたいと思います。
 次の問題ですが、ハードの面ではなくてソフト面から考えますと、そのコミュニティーを受ける人間集団である以上は、やはりそこに構成する一人一人の人間性、なかんずくリーダーになるような人の人間性が問われるのではないか。そういうリーダーのあり方、あるいはリーダーをどう養成するか。今までのいわゆるカルチャーセンター等々の内容を見てみましても、肩書きがあり識見のある人がリーダーになっても、その人の人間性が非常に難しい人、いつもぶつぶつ文句を言っておるような人のときには、そのカルチャーセンターの講座というものは閉じざるを得ないという実情があるようでございます。それに反しまして、非常に愉快な方で多くの人を引きつけるような方がリーダーになりますと、その講座は非常に人気がある。こういうようなことを考えますと、お年寄りの方々が人間対人間というもののきずなを深くして、感銘を深くする、感激する、生きがいということから考えますと、そういうようなコミュニティーというものを想定されておると思うわけです。そういうことから考えますと、やはりリーダーのあり方というものが非常に重要なかぎになってくるのではないか、このように考えますが、その辺のあり方と、それから養成等々、お考えがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
#104
○多田政府委員 高齢者の方々の中には、これまで培ってきた豊かな経験、知識あるいは技能というようなことを生かして、みずからが指導者として活躍できるというような方々が多数存在している。そういう方々がこれから積極的に指導者として活躍していただくということが、社会の活力という側面からも非常に重要なことではないかというふうに考えております。ただ、その人間的魅力、資質というようなところにつきましては、容易に変わるとかというようなことはなかなか難しいかと存じますけれども、やはり人を指導したり教えたりというときに、それなりの一つのやり方といいますかそういうものがあって、それによればかなりの程度指導がうまくいくというような側面もございますので、やはり研修というようなことはかなり大事なことだというふうに思っております。
 私ども、高齢者の生きがいと健康づくり推進事業というので、県段階でそういう研修事業をやり、また市町村においては、そういう高齢者の指導者たちを積極的に活用して、輪をつくっていくといったようなことを考えておりまして、こういうものを通じまして、おっしゃるような方向の政策の推進を図ってまいりたいというふうに考えております。
#105
○伏屋委員 クォリティー・オブ・ライフという新しい言葉があるわけでございます。ノーマライゼーション等々、厚生白書の中にも見られる言葉でございますけれども、質の高い人生というふうに解釈してよろしかろうと私は思うわけでございます。このことに関しましては、個人の問題ではないかと私は思うわけでございますけれども、やはり個々の方々がいかに質のよい人生を送るのか、こういうことがクォリティー・オブ・ライフだと私は思うのでございますが、そうなってきますと、個人の問題ではあるけれども、そういう方が自分の人生は価値があったぞ、こう振り返ることのできるようなコミュニティーをつくらなければいかぬ、環境をつくらなければいかぬというふうに考えるわけでございますが、そういうような環境整備計画、どういう具体的な計画等を持っておられるのか、お聞きしたいと思います。
#106
○多田政府委員 高齢者が健康で生きがいを持って安心して生活できる地域社会というものをつくっていく、その一助として今回の法案を活用していくということでございますが、これにとどまらず、今年度二十カ所の予算計上をいたしまして、市町村あるいは都道府県がマスタープラン的なものを一つつくって、そこで高齢者が生き生きと生活できるようなまちづくりを構想していくというようなことを促進することも考えておりまして、今後さらにそういう方向を拡大して、全国でできるだけそういう地域がふえてくるように指導をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
#107
○伏屋委員 そういう面から考えまして、諸外国のお年寄りというものを念頭に置きながらのまちづくりというものの現況等々、わかれば例を挙げて一遍御説明をいただきたいと思います。
#108
○多田政府委員 外国でもいろいろあろうかと思いますが、よく例に挙げられておりますもので私ども承知しておりますのは、アメリカにおいてはアリゾナ州のフェニックス市の郊外にサンシティーというのがございます。この町は民間企業によってレクリエーション施設等を核として住宅開発が行われたというような性格のものでございまして、全米各地から六万人を超える高齢者が集まって生活を送っているというふうに承知をいたしております。また、スウェーデンはよく例に挙げられますが、例えばストックホルム市の郊外のりディンゲという市にヒューグセトラ団地という団地がございます。ここは高齢者だけを集めるというやり方ではございませんで、多世代の方々が集まって生活を送っている。その中に高齢者のためのサービスハウスあるいは病院、カルチャーセンター、スポーツセンター、学校等が一体的に整備をされているというような形の整備が行われていると承知しております。
#109
○伏屋委員 アメリカ、それからスウェーデンの例を挙げられまして、私もそれを内容的には読みましたけれども、どちらかというと問題点も中に包括されておると思うわけでございます。
 アメリカの方のサンシティーということから考えますと、やはりそこはお年寄りばかりの町であるというようなこと、そこに問題点があるわけですね。今の法案は、どちらかというとそういう老人だけの町を想定しておらないわけです。また、スウェーデンの方は中産階級を対象ということで考えておられるようでございます。この促進法はどの対象を想定して考えておられるのか。今まで例を挙げられました中の問題点等々がありましたら、また御指摘されてほしいと思います。
#110
○多田政府委員 今先生のお話にありましたように、サンシティーのように一定の年齢の方だけが集まってしまうというような町はやはり常態ではないであろうというふうに私どもも思っておりまして、多世代がやはり一緒に生活をする町、こちらの方を志向していくべきではないかというふうに考えております。したがって、この法案での促進の場合にも、基本的にはそういう構えで進めてまいりたいというふうに考えております。
#111
○伏屋委員 今後この促進法が想定するまちづくりということになってまいりますと、やはり大都市と地方都市あるいは都市と農村という地方間の格差を考慮しながらまちづくりを考えなければならぬ。現在二十カ所のマスタープランというものを考えておられるようでございますけれども、こういうような地方間の格差というものを考慮しながら進めるとすると、基本的にどういうような面にお考えを持っておられるのか、お聞きしたいと思います。
#112
○多田政府委員 モデル事業でございますが、各地域なるべくいろいろなパターンで、二十カ所の地域でそれを遂行していただきたいと思っております。今各県、市町村からヒアリングをやっておりまして、大体それも終わりましたけれども、都市部的なところもございますれば農村部的なところもございます。あるいはリゾート的な感じのものもございます。かなりばらつきのある、いろいろなパターンが出てきておりますので、私どももそれぞれをよく勉強させていただきながら、共同でいろいろな知恵を出していくという形で今進めておるところでございます。間もなくその地域の指定も具体的に詰めて決定していきたいと考えているところでございます。
#113
○伏屋委員 これからまちづくりを考えるときに、やはりバラエティーに富んだものが必要だ、今御答弁あったとおりだと私も思います。先ほど大臣にお尋ねしましたふるさと創生という立場に立っても、そういうまちづくりというものは自主的なもの、自主性に富んだものでなければいかぬし、個性的な町でなければならないな、こういうことを思いますので、一層の御努力をお願いしたいと思いますが、現在厚生省で整備目標というものを持っておられたら、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
#114
○多田政府委員 全国的に見ての整備の数ということになりますと、この法律に基づく事業につきましては、地方公共団体とよく協議をしながら、民間事業者が主体となって計画をするという姿になっておりますので、国が目標値を定めて何カ所、どこでやるというようなことを示すのはちょっとなじまないかなと思っております。今二十カ所の方で自治体が主導権を持って計画しておりますものにつきましては、とりあえずまずモデル的なものとして二十カ所を選択して、そこの状況を見ながら、全国的にどういうふうに物を考えていくかということをまた考えてみたいと思っておるところでございます。
#115
○伏屋委員 具体的にはお聞きいたしませんけれども、これから住宅そのものについても、いわゆる従来型ではなくて、やはり時代に即応した、高齢化社会に即応した柔軟な住宅対策というものを考えなければならぬと思いますが、厚生省では住宅に対してはどういうようなお考えを持っておられますか。
#116
○多田政府委員 高齢化社会を迎えまして、同居率の低下などが進む可能性はあると思っておりますから、ひとり暮らし老人あるいは高齢者のみの世帯の数が増加してくるというようなことも念頭に置いて、高齢者のための住宅あるいは住まいの環境整備ということは重要な課題であると認識をいたしております。
 それで、今住宅問題は基本的には建設省ということにはなるわけでございますけれども、建設省においては高齢者向けの公営住宅等の整備が行われているということで、厚生省といたしましても、この建設省の高齢者向け公営住宅というものに協力をいたしまして、福祉サービスと公営住宅とがうまく組み合わさったようなシルバーハウジング計画のモデル事業を今ともに推進をしているというような形でございます。
 また、厚生省といたしましては、従来から軽費老人ホームというものを推進している、あるいは高齢者住宅整備資金貸付制度ということで市町村からの融資といったようなものも進めておるところでございます。また、平成元年度からは、緊急時の対応や食事、入浴機能に配慮しつつ、住まいとしての機能を重視した新たな型の軽費老人ホーム、ケアハウスと称しておりますけれども、これを整備することにいたしておるところでございます。
#117
○伏屋委員 まだお尋ねしたい問題があるのですけれども、時間も迫ってまいりましたが、この促進法には介護福祉センターという在宅介護のサービスセンターがあるわけでございますが、これが公的でなく民間の事業として考えておられるようでございますが、果たしてそれがそのとおりに成り立つのかどうなのか、また、これを行政としてどのようにバックアップしていこうとお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
#118
○多田政府委員 介護センターについてでございますが、在宅介護サービスあるいは在宅入浴サービスにつきましては、現在民間事業として実際に少し動いているところがございます。これから有料老人ホーム等と一体的に整備されて、この法律による支援措置が講じられるというような策が講じられますと、民間事業としては十分成り立つものではないかというふうには思っております。
 なお、この法律に基づく在宅介護センターについては、地域の実情に応じて、市町村による公的な在宅福祉サービスの委託先ということで、そこを通じて市町村の福祉サービスの一端を担っていくというようなケースも想定されまして、そういう意味では経営的には安定感のある運営も可能ではないかというふうに考えているところでございます。
#119
○伏屋委員 在宅介護がこれから重視されればされるほどボランティア活動というものが積極的に推進されなければならないと考えるわけでございますが、そのための方策等々具体的にお考えでございますか。
 それとあわせまして、厚生省と労働省の間で、そういうボランティアのいわゆるホームヘルパー、この方の身分についていろいろと意見の食い違いがあるように聞いておるわけですが、あわせてお答えいただきたいと思います。
#120
○小林(功)政府委員 まず、前段のボランティアの振興について、私からお答え申し上げます。
 よく言われることでございますが、活力ある福祉社会は、各種の公的施策にあわせまして、社会連帯の精神に基づく住民の福祉活動への自発的参加ということがあって初めて実現するものでございます。そういった意味から、ボランティア活動の育成振興には今までも大変努力をしてきたつもりでございます。厚生省といたしましても、こういった観点に立ちまして従来からボランティア活動が地域社会で永続的に、しかも自主的に展開できるように、その基盤となる人的、物的諸条件の整備を行ってきたところでございます。具体的に申し上げますと、昭和五十二年度から小、中、高校を対象にいたしまして、学童・生徒のボランティア活動普及事業というものを実施しております。また、昭和六十年度からはボランティアの育成、登録、あっせん、組織化等々を行う福祉ボランティアのまちづくり事業というものを実施してきたところでございます。平成元年度予算におきましても、予算の大幅な増額を図ったほか、新たに、例えばボランティアリーダーの養成研修、あるいは全国ボランティア大会の開催といった新しい事業も盛り込んでいるところでございます。
 そういうことで、今後とも私どもとしては、国民の福祉活動への参加をさらに積極的なものにするために、ボランティアの自主性を損なわない範囲内でボランティア活動の条件整備という面に努力をしてまいりたい、このように考えております。
#121
○多田政府委員 労働省の方で、労働者派遣法の適用対象業種としてホームヘルパーを考えるやの意向を聞いておりますけれども、ホームヘルパーの事業といいますのは、三十年代から既に市町村あるいは市町村社協その他で幅広く行われている事業でございまして、これが法的に禁止事業であるというようなお話は私どもとても了解できる話ではないということでございますし、また、この労働者派遣法の形態といいますのは、派遣先の事業所の指揮命令を受けてその仕事に従事するというような構成になっておりますが、要介護者のところにお邪魔をして、その要介護者の指揮命令を受けて仕事に従事するというような性格のものではなくて、ホームヘルパーというのはもっとその自立を促進するために派遣をしていく、そういうような性格のものでございますので、労働者派遣法というものの禁止業種である、そしてそれを例えば政令で解除していく性格のものであるというふうには全く理解をしていないわけでございます。
#122
○伏屋委員 厚生省の方も、しっかり頑張ってください。いろいろとこれからもそういう意見の食い違いがあると思いますけれども、今後の高齢化社会を考えれば、やはり厚生省がイニシアチブをとっていかなければならぬ、こういうように思いますので、しっかり頑張ってもらいたいと思います。
 次の問題でございますが、この促進法が成立しないと第三セクターのための地方公共団体の補正予算に間に合わない、こういう声もあるわけでございますが、現在どの程度今年度中に整備計画が提出されると見込んでおられるのか、お尋ねした
 いと思います。
#123
○多田政府委員 関心を寄せていろいろお話が来ておりますのは相当数に上っておりますけれども、元年度において実際に認定申請が出てくるかなというのは、今のところ二、三カ所程度ではないかというふうに思っております。
#124
○伏屋委員 今後PRの問題等々もあるだろうと思いますけれども、この特定民間施設についてどの程度民間企業を引きつけ得るかということにつきましては、まだ非常に疑問があるところでございます。そうなると、公的な施設といわゆる純粋に企業的な施設との中間の、どっちつかずのコミュニティーになっていくのではないかな、こういう心配を持つわけでございますが、そのあたりはどうお考えですか。
#125
○多田政府委員 この事業につきましては、その性格上、大変大きな利益がここから生まれるというような性格ではないことは、おっしゃるとおりでございます。ただ、それでは採算がとれない、とても成り立たないような事業かと申しますと、この法律に基づく支援措置が行われて、公的な指導のもとで適切な運営が行われるというようなことであれば、十分に民間事業としても成り立つというふうに考えておりまして、現に民間企業の参入の希望といいますか、そういった意味での御相談といったようなものも今のところかなりの数に上って来ているような状況でございます。
#126
○伏屋委員 この高齢者に配慮したまちづくりというのは、マスタープランに対する補助といわゆる健康整備の促進の事業というような二つの面での税制あるいは融資、こういうようなことでやっておるわけでございますが、マスタープランというのは大体地方公共団体が立てる、それに対して補助をつけるというようなことになってまいりますと、やはり民間業者というものが宙に浮いてしまうのではないか。そうなると、公的施設の適切な役割分担のもとでという形で民間企業の参加が積極的に進められないという懸念も持たれるわけでございますし、何か絵にかいたもちに終わってしまうのではないか、こういうように私は心配をするわけでございますが、そのあたりの御答弁をお願いしたいと思います。
#127
○多田政府委員 本年度のマスタープランの補助に当たりましても、公的な施設だけの計画でなくて、民間の計画とうまく組み合わせた格好でこれからのあるべきまちづくりのモデルといったようなものをできるだけ構想してほしいということで指導しておりまして、そういうものの組み合わせがどういうふうにうまくいくかというのを、そのモデルなんかを通じまして十分我々も検証しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
#128
○伏屋委員 大臣にお尋ねしたいと思いますが、内閣の広報室の世論調査によっても、老人福祉サービス、いわゆるシルバーサービスというものについては、公的老人福祉サービスを中心に充実させるべきであるという世論が三七・八%あるわけでございます。そういうような状況から、我が国のこのような状況を踏まえて、老人福祉についてはもっと公的な施策の充実にウエートを置くべきであると私は思うわけでございますが、そのあたり、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
#129
○小泉国務大臣 高齢社会になりまして、高齢者の福祉サービスに対する需要というものも大変多様化し、また高度化してくるのじゃないか。そういう面から公的な在宅サービスあるいは福祉サービスの充実はもちろんでございますが、民間企業も今後こういう福祉水準の向上に自分たちの役割はどういうものかということで大きな関心を寄せていると思います。また、個人のお年寄りにとりましても、普通の福祉サービスに飽き足らないという方も最近大分ふえてきた。そういうものに関して民間がいち早く目をつけて、よりきめ細かなサービスをどうやって提供できるかということをいろいろな企業が最近考え始めているのじゃないか。ですから、公的な、基礎的な福祉サービスについては、これから政府としてやるべきことはたくさんあると思いますが、同時に民間の知恵なり新しい発想というものが我々の考えの及ばないところに出てくるかもしれない。また、個人もそういう高度の福祉サービスというものをみずから買ってでも受けたいという人もいろいろ出てきているようであります。そういうことから、公的な面と民間の企業の役割がお互い刺激し合いながらうまくかみ合っていくことによって、日本全体の福祉水準の向上に役立てられればなというふうに考えております。
  〔委員長退席、高橋一辰)委員長代理着席〕
#130
○伏屋委員 促進法については以上で終わりたいと思いますが、まだ四分ばかり時間があるようでございますので、私どもの党が要求しまして実現をいたしておるところの、いわゆる福祉の三本柱であるホームヘルパーの増員、ショートステイ、それからデイサービス、これをそれぞれふやすということについて政府との間に合意ができておるわけでございますが、それの進行状況は一体どうなっておるのか、また三年後にそれが達成できるかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
#131
○多田政府委員 在宅福祉対策の三本柱ということで家庭奉仕員派遣事業、デイサービス事業及び在宅老人短期保護事業というものの緊急整備を図るということについては、我々も真剣に取り組んできておるところでございます。平成元年度の予算におきましては前年度の倍の予算を確保いたしまして、今その実施方を督促、促進を図っているところでございますが、地方公共団体の受け入れ能力その他問題は非常にたくさんございます。しかし、何とか家庭が利用しやすい条件整備もやり、自治体の方にも、補助率の引き上げもホームヘルパーについてやったりいろいろなことをやりまして、何とか目標のとおりに推進をできないかということで拍車をかけているところでございます。
 今年度の実績ということでございますが、まだ実績はちょっと御報告できるような状況にございません。今、各県の要望を取りまとめている段階でございますが、当初の目標に向かって実現できるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。
#132
○伏屋委員 私どももそのことで合意した関係もございますし、ぜひ三年後には実現をしていただきたい、このように強く要望いたしたいと思います。また、三年終わりましたその先のそういう介護の整備計画等々については、具体的にお持ちであればお聞かせいただきたいと思います。
#133
○多田政府委員 私どもといたしましては、この前労働省と一緒に国会に提出させていただきましたいわゆる長期ビジョンの中で、二〇〇〇年時点での目標数値というのを明示させていただいておりまして、当面はこの緊急整備を終えて、引き続きその二〇〇〇年の目標に向かって整備を促進していくというふうに考えておるところでございます。
#134
○伏屋委員 時間が来たようですので、以上で終わりたいと思います。
#135
○高橋(辰)委員長代理 田中慶秋君。
#136
○田中(慶)委員 まず冒頭に、この法案に対する基本的な考え方をお伺いしたいわけであります。
 昭和六十一年十二月内閣広報室の調査で、高齢者を対象に行った世論調査によれば、「高齢期の生活で大切なことは」という問いに対して、八七%の人が「健康であること」、こんなふうに答えております。また、「高齢期の生活における不安」についての問いに対しては、「自分や配偶者が寝たきりなどになること」が一番不安である、こういうふうに挙げている人が六八%に上っているわけであります。さらに、病気になってから、あるいはまた身寄りがなくなってから、寝たきりになってから施策を施すというのではなく、老人が健康であることを保障していくことが一番大切であろう、それが政府のナショナルミニマムの基本でなければならない、こんなふうに思っておりますけれども、まずこの辺に対する考え方を大臣からお伺いしたいと思います。
#137
○小泉国務大臣 長寿社会を喜べるようなものにしていくためには、やはり基本は健康だと思います。今御指摘のとおりでありまして、健康にまさる財産なしと言われるように、健康というのはだれもが一番重視しているものだと思いますが、その健康をどうやって保持していくか、これにつきましても、厚生省としてはできるだけ国民に健康に対する自覚を持ってもらおうということで、いろいろな啓蒙活動を展開しているところでございます。
 特に、最近は若い層に成人病がだんだん多くなってきた。子供であるのに成人病というのはおかしいのですけれども、これはやはり一時代前の栄養が足りないために病気になったということじゃなくて、最近は栄養をとり過ぎて病気になるというのが随分出てきたということから、食生活というのは非常に大事であるということで、適切な食生活というものに青年期、壮年期から十分関心を持ってもらう、あるいは子供に対して家庭の親御さんが関心を持ってもらう、この適切な食生活がまず基本である。そういうことから適度な運動と十分な休養、いわゆる健康三原則であります食生活、運動、休養、これについてしっかりと国民一人一人が若いうちから関心を持っていただく、これが一番大事なことではないか。また、だれでもできることである。お金のかからないことである。しかし、一番難しい。食生活という最も人間の根源的な欲望を抑えていく、適切な食生活を守っていくということでありますので、非常に難しい問題であると思いますが、一番大事であるこの健康三原則を守って、その上に適切な医療供給体制というものを整備していく必要がある。
 ですから、幾ら重要さを指摘してもこの健康三原則について指摘し過ぎることはないというつもりで、機会あるごとに、この健康に対して国民一人一人の自覚を促すよう、さらに今後とも積極的な展開を図っていき、真に年寄りになっても、むしろ病気になってからじゃなくて、できるだけ病気にならないような注意をお互い心がけようという啓蒙活動を今後とも積極的に展開していきたいと思っております。
#138
○田中(慶)委員 今大臣が述べられたことは大変易しいことでありますけれども、しかし実施がなかなか難しいということ、大臣みずからが述べられたとおりであります。すなわち、これからも機会あるごとにそれぞれ啓蒙をすることではないか、こんなふうに思います。
 特に医療費を見ても、もう二十兆円時代がやってきているわけであります。その中で一番ウエートの多いのは老人医療であります。そういうことを考えてみますと、私は厚生行政の一番の問題点は、例えば医療費を考えてみますと、医療費が二十兆円になるからというそのタイトルの後追い政策、こういうことが随所で聞かれるわけであります。私はかねてから、医療費の二十兆円を論議する前に、まず健康づくりをもっと提唱してほしい。例えば極端な例を申し上げると、ゲートボールに二千人なら二千人集まっているときは、そのときは病院に行かないんだ、それだけ医療費が安くなっている。極端なことを言えば、このことだと思うのです。そういう点で、健康であること、健康づくりというものに対する啓蒙あるいは施設づくりというものを含めて、徹底して呼びかけやいろいろなことをやっていただきたいと思います。
 現実にそのような健康づくり、あるいは健康であることを願う、それは今大臣が言われた三要素だけのものではなくして、もっと今の社会における、スポーツを含めたりカルチャーを含めたり、いろいろなことがあるわけであります。しかし、それはすべてまたお金がかかることでありまして、そういうことが公的機関としてもっと広く普及されるようにやっていく必要があるだろう、私はこんなふうに思いますけれども、これは部長で結構ですから、答弁をいただきたいと思います。
#139
○多田政府委員 確かに医療費のことばかりにどうもかまけて、もっとその事前の段階の健康あるいは生活の充実というところで本当に意味のある生活、そしてまた健康の確保ということを考えるべきだというのは、全くおっしゃるとおりでございます。老人保健事業の中でも、市町村に対しまして、市町村が積極的にそういう活動を展開しようとするような場合には、できるだけ応援をするという方向での対策もいろいろ講じておりまして、市町村によっては随分いろいろな試みを始めているところもございます。また、国保の世界でも随分そういうことをいろいろとやってきつつあります。今後ともおっしゃるような方向で積極的な支援策を講じてまいりたいと考えております。
#140
○田中(慶)委員 特に今回の法案は、民間活力を活用して、高齢者の保健・福祉施設の整備をしていくというものであります。しかし、基本的なナショナルミニマムの確保は、政府自身が公的責任のもとに行っていくという姿勢を持ち続ける必要があるであろう、こんなふうに思いますけれども、この辺はどのようにお考えになっておりますか。
#141
○多田政府委員 私ども、高齢者の切実な需要に対応して、真に必要なサービス、いわば基礎的なサービスというものは、公的部門があくまでもその責任で確保、提供すべきものだと考えております。
 この法案は、こういうような公的な施策の一層の推進を前提としながら、これとの連携のもとで民間事業を推進していくことによって、健康で生きがいを持ち、安心の得られる地域社会を公民一体で推進しようという考え方に立つものでございます。
#142
○田中(慶)委員 高齢者対策は、公的分野あるいはまた市場に任せる分野、家庭、地域社会、ボランティアなどの協力にゆだねる分野など、総合的に進めていく必要がある。これはそれぞれ今までの論議でも明らかになっておりますが、また国の施策も、医療も福祉も、年金などはもちろんでありますけれども、住宅、雇用などの総合的な対策を含めた施策が必要であろうと思います。
 政府は昭和六十年七月に、関係行政機関相互の緊密な連絡を確保し、その総合的推進を図ることを目的とする長寿社会対策関係閣僚会議を設置されているわけであります。その活動の状況はその後どうなっているのか、御報告を願いたいと思います。
#143
○浦田説明員 御指摘の長寿社会対策関係閣僚会議でございますが、これは昭和六十年七月に閣議決定により設けられたものでございます。その後、同年八月に第一回の閣僚会議を開催いたしまして、今後の長寿社会対策の基本的な方針について検討をいたしております。翌六十一年六月に、この方針に基づきまして第二回の閣僚会議を開催し、その審議を経て長寿社会対策大綱を閣議決定いたしております。以来、政府はその大綱の基本方針に沿いまして、関係省庁におきまして、雇用・所得保障、健康・福祉、学習・社会参加、住宅・生活環境等々広範な分野にわたりまして、諸施策を総合的に推進しているところでございます。
 また、この閣僚会議におきましては、施策の総合性を確保するという観点から長寿社会対策の実施状況をフォローアップすることにしております。これに基づきまして、昭和六十二年十月に第一回のフォローアップを行い、続いて六十三年、昨年の十二月に閣僚会議を開催し、第二回のフォローアップを実施したところでございます。今後とも政府といたしましては、この閣僚会議におけるフォローアップ等を通じまして、長寿社会対策の総合的な推進に努力してまいりたいと考えております。
#144
○田中(慶)委員 今後もぜひ、それぞれの省庁との連携を密にして、積極的に推進をしていただきたいということを要望しておきます。そこで、今回提出されております法案の六条では、計画の認定に当たっては、都道府県、市町村の意見を聞くことになっております。この規定を設けた意図はどこにあるのか、教えていただきたいと思います。
#145
○多田政府委員 厚生大臣が計画を認定いたします際に、関係都道府県及び関係市町村の意見を聞くことにしている理由でございますが、特定民間施設は地域社会に極めて身近な施設である、そして当該地域における公的保健福祉施策との適切な役割分担や連携が当該地域を所管する地方公共団体によって関与されているというようなことも含めて必要であろうということでございますので、全く自治体と離れた格好で民間事業者が勝手なことをやるというような性格のものでないように、有機的な連携をとって進めてもらうことを条件にするという考え方でこういうことを条件づけたところでございます。
#146
○田中(慶)委員 そこでお伺いしたいわけでありますけれども、ぜひこれからもそれぞれの地域に合った形がこういう施設には必要だろうと私どもは考えておりますから、その趣旨は大変大切なことであろうと思います。
 そこで、高齢者対策は、地方自治体が主体となって、それぞれの地域の実情に応じてきめの細かい対応をしていくことが必要であろう、こういうことになっていくわけでありますが、国の支援、すなわち補助金、地方債あるいはまたそれぞれの融資制度など限りがあり、いろいろな地域のニーズに対応していくためには、地方の一般財源を強化していく必要があろうと思います。自治省は、高齢者対策費の費用を地方交付税の基準財政需要額にどれだけ見込んでいるのか、また今後どのような形で充実していくのか、お伺いしたいと思います。
#147
○黒沢説明員 御説明いたします。
 高齢者対策に係ります需要額につきましては、交付税の算定上いろいろな費目に分散されて算入されておりまして、どれを高齢者対策経費としてカウントするか、問題の点もございますけれども、平成元年度におきましては、交付税の費目でございます生活保護費で二千五百億、社会福祉費で一千五百億、衛生費で七千二百億、その他で百億、合わせまして約一兆一千三百億円の需要額を措置しておるところでございます。このうち大きなものは、何と申しましても国の予算にリンクしております老人保健費の七千二百億、それから老人保護費の二千百億でございまして、地方が自主的に行う単独の高齢者対策経費といたしましては、約九百十億円程度見込まれております。
 私どもといたしましては、長寿社会におきまして地方の果たす役割の重要性にかんがみまして、今後とも国の予算の伸びあるいは地方財政計画の策定状況等踏まえながら、高齢者対策に係ります基準財政需要額の適切な算定に努めてまいりたい、かように考えております。
#148
○田中(慶)委員 この長寿社会対策関係閣僚会議でもそれぞれの議論がされてきていると思いますし、また先ほどの答弁でも、地方自治体の役割というものが大変重要である、こういうことを認識しますと、その裏づけとなる財政というものが大変重要なことであるわけですから、ぜひ今後とも積極的にこの財政の問題について取り組んでいただきたい、こんなふうに思います。
 特にどの部分をという形でなくして、恐らくこれからの会計試算あるいはまたそれぞれの会計諸表の関係で難しいのかもわかりませんけれども、少なくとも補助対象になるときの基準財政需要額の中のこの部分については高齢者対策とか、あるいはそういうことが明記できるようなことも検討されておく必要があるのではないか、こんなふうに思います。これは要望にとどめておきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 そこで次に、ホームヘルパーについて先ほど来論議をされておりますが、厚生省としてどのような増員計画をされているのかという中で、まずホームヘルパーの長期的な問題を一つお伺いしたいと思います。
 次に、ホームヘルパーの予算についても、人員増が計画どおり消化されてきているか、きていないという声を聞くわけでありますけれども、その実態はどうなっているのか。まず、この二つについてお伺いをしたいと思います。
#149
○多田政府委員 ホームヘルパーの増員計画でございますが、昨年十月に国会に提出させていただきました「長寿・福祉社会を実現するための施策の基本的考え方と目標について」という文書で明らかにしておりますように、平成十二年度を目途に五万人程度を確保するということを目標に今進めているところでございます。できるだけ今後三年間、緊急整備ということで早目に整備を進めたいというふうに考えておりますが、このため、平成元年度の予算においては二万七千百五人から三万一千四百五人へと大幅な拡充を図ることにいたしたところでございます。
 また、予算がついても実際にはなかなか消化できないのではないかというお話でございますが、そういう点も懸念されますので、今回の予算では、地方公共団体に対する補助率、国は三分の一でありましたのを二分の一に引き上げるというようなこと、それから介護を主体とする家庭奉仕員につきましては、その補助基準単価を引き上げるというような形にいたしまして、実際に需要が出やすく、また市町村がやりやすくというようなことをいろいろと工夫をしながら、ぜひ当初の規模を実現していくように考えていきたいというふうに考えているところでございます。
#150
○田中(慶)委員 このホームヘルパーについて、実は六月十三日の新聞で御承知のように、「老夫婦病死 十日後発見」、こういう新聞が出ておりますね。東京の江戸川区南小岩六丁目の無職中川重雄さん、この老夫婦の方、すなわち御主人が心臓が悪い、奥さんが寝たきりであった、そして御主人が心臓発作で亡くなったであろう、その後に寝たきりの奥さんが、体が不自由ですから、そういう点を含めて、御主人が体の不自由な奥さんの面倒を見れなくなって亡くなったのではないか、こういう大変哀れな報道をされている。それも、その十日後に発見された。そして、その発見をしたのが民生委員の方だった。こういうことを報道されておりますけれども、これらについてどのような形で承知をされているのか。
 すなわち、ホームヘルパーのあり方をもっと検討しなければいけないのではないか。都会におけるホームヘルパーのあり方、あるいは地方といいますか田舎におけるホームヘルパーのあり方、こういう問題を検討して、首都圏なり都市におけるホームヘルパーというもののより充実を図っていかなければ、高齢化社会が出てきて、このような問題がこれからももっと出てくるのではないか。もっと極端なことを言えば、早く発見をしていたならば、奥さんが亡くなられなくてもあるいは処置ができたのではないか、こんなことも想像できているわけであります。これらについてどのようにお考えになっておられますか。
    〔高橋(辰)委員長代理退席、委員長着席〕
#151
○多田政府委員 先般の江戸川区の件につきましては、民生委員が見つけられたというようなことになっておるようでございます。おっしゃるように、ひとり暮らしあるいは老夫婦の暮らしといいますと、突発事故が起きるようなときに非常に不安感が高いということがございますし、そういう点につきまして、一方では緊急通報装置的なものをぜひ積極的に整備をしたいということを考えて、これは補助対象をかなり広げて昨年あたりから整備を進めているところでございます。それと同時に、地域の民生委員さんあるいは地域の方々、そういう方々が異常があったときにすぐ発見ができるように、体制整備をしていただくように私どもも努力をしていきたいと思います。
 ホームヘルパーをこの発見につなげていくということになりますと、ホームヘルパーの今の考え方とはちょっと別の側面もございますので、今後のホームヘルパーのあり方も含めてなお研究してみたいと思っておりますが、私どもとしましては、こういう異常の発見というためにホームヘルパーをというのはちょっとどうかなというふうに、今のところは考えておるところでございます。
#152
○田中(慶)委員 時間の関係もありますけれども、極端なことを言えば、ホームヘルパーの制度や、あるいはまた充実を図っていれば、絶えず訪問されているわけですから、こういう問題についても発見も早くなるでしょうし、いろいろなことができたであろう、こういうことを言われているわけですから、制度上のあり方、余りそういうことばかりこだわっていたならば、組織にこだわって、事実何もできなくなってまいりますから、もっと柔軟な体制でやっていただきたい、こういうふうに思っております。
 次に、在宅介護についてお伺いをしたいと思います。
 我が国の場合、入所型の重度介護施設というのが高齢者の数の割合には少ない。この充実を図っていく必要がある。在宅ケアの普及に最も力を入れるべきだ。あるいはまた、在宅ケアの拠点となっているデイセンターの長期的な計画、あるいはまた極端なことを言えば、一つは中学校区にあるとか、そういうことについても検討していく必要があるであろう、こういうふうに思っておりますけれども、まず厚生省の見解をお伺いしたい。
 二つ目には、御承知のように新しくそれぞれセンターとかいろいろなものがたくさん検討されたりできたりするわけでありますけれども、先ほども話が出ました公営住宅の一階とか、あるいはコミュニティーセンターの一部とか、老人保健施設やケアつき集合住宅など福祉関係の施設というのは、公的機関やあらゆるところに小規模なものを含めて増設する。だれでも身近なところ、こういう感覚が必要ではないか、こんなふうにも言われているわけでありまして、家族の機能を重視する日本の場合、入所施設というのは欧米ほどの改革ができないにしても、在宅ケアというのはこれからの先進国として誇れるような――日本の経済はこういう形で成長している、しかしこういう施設になってくると大変まだおくれているということが指摘されておりますから、そういう点を含めてお答えをいただきたいと思います。
#153
○多田政府委員 デイサービスセンターというのは、地域のサービスセンターとしてこれから非常に重要な役割を担っていくのではないかというふうに考えておりまして、大分前から整備を進めておりますけれども、ようやくその重要性といいますか意味といいますか、そういったものがかなり認識をされ始めて、市町村の関心も非常に高まってきつつあるというふうに私どもも理解をしているところでございます。将来的には、とりあえず中学校区に一カ所と先生おっしゃったものに近いような一万カ所程度をまず目標に、積極的な整備を進めてまいりたい。そうする場合には、例えば特別養護老人ホームとか老人福祉センターに併設するだけでは、なかなかその需要にこたえられない。もっと多様な独立型のもの、あるいは他の施設に併設されているもの、いろいろな形態のものを地域の実情に応じて整備を進めて、全体としてコミュニティーには必ず一つずつその程度のものがあるというような姿にぜひ持っていきたいというふうに考えているところでございます。
#154
○田中(慶)委員 最後になりますけれども、今日のこのような在宅の方のために家族の介護というものが大変重要な役割をしているわけでありまして、そのために家族の方が働きたくても働くことができない、そういう家族による介護というものがあるわけでありまして、そういう点での介護手当の支給をするような制度を創設をするべきではないか、こういうふうに考えられます。現在、在宅の寝たきり老人は約三十万人いらっしゃる。介護者に月五万円を支給しても、年間の費用はせいぜい一千八百億以下で済む。このような介護手当制度や、あるいはまた介護休暇制度とを組み合わせて、一定条件の中でこれからの福祉、全体的な制度のレベルアップ等々が必要ではないかな、私はこんなふうに考えますけれども、介護手当の支給方式を導入することを厚生大臣として検討していただけるかどうか、お伺いをしたい。
#155
○多田政府委員 我が国におきましては、北欧なんかとかなり家族構造も違っておりまして、家族との同居率というのは非常に高い。今推計されている将来推計でも、二〇〇〇年近くになっても同居率はまだかなり高いのではないかという推計が出ているというような状況もございまして、あちらでは、もうほとんどが単身あるいは老夫婦だけの家族構造というような形になっておりますので、たまたまそこで家族が面倒を見た場合には、その家族の労働力は外部労働力と同じだという理解に立って賃金を払うという物の考え方で介護手当というのが出るというような姿になっているわけでございますので、ちょっと日本の今の状況にそれを当てはめていくというのはいかがかというふうに私ども考えているところでございます。また、現在の切実なニードと申しますのは、お金の問題というよりも精神的、肉体的な介護者の御労苦というところ、これをどういうふうに軽減できるだろうかというところにまず施策の優先順位を置くべきではなかろうかというふうに考えておりまして、そういう意味で在宅サービスの充実ということを積極的に進めてまいりたい。
 なお、介護休暇の問題につきましては、労働省でもいろいろと御研究をいただいておるというふうに聞いておりますので、その推移を見守っていきたいというふうに考えております。
#156
○田中(慶)委員 時間が参りましたから終わりますけれども、ただ、時代は非常に変わっているわけであります。はっきり申し上げて、高齢化社会がずんずん進んでいく、子供が少ない、本当に在宅介護ができるかどうかということは、私はこれからの世代は大変不安な状態になってくると思います。特に公平の原則からすれば、施設に入っている人たちあるいは在宅の人たち、その辺はやはり何らかの形で制度上確立していく必要があろうと思うのです。ですから私は、今後検討すべきではないかという提言を申し上げたわけで、この辺について厚生大臣からの見解をお伺いして、私の質問を終わります。
#157
○小泉国務大臣 各般にわたって十分検討すべき課題だと思っております。
#158
○田中(慶)委員 終わります。
#159
○丹羽委員長 田中美智子君。
#160
○田中(美)委員 今度の法案の疾病予防運動センター、高齢者総合福祉センター、在宅介護サービスセンター、有料老人ホーム、こういうものを民間でつくる場合に、地域の特養とか養護、軽費、中間施設とか、こういうものがあるところにつくるのですか、その点はっきりさせてください。
#161
○多田政府委員 既にあるということを条件にはいたしませんけれども、既に整備されている場合のほかに、整備される計画が具体的にあるというようなことで有機的な連携が図れるなというものについて考えていきたいというふうに考えております。
#162
○田中(美)委員 それは、今度の計画づくりに三百万の予算を出すということとは別に、これから今つくろうというときに、そこに行く何かができていますね、中間施設ですとかそういうものがある。これはそれだけとの連携ということでは、例えば特養が一つある、それだけで連携というのではちょっとおかしいので、養護老人ホームも軽費も中間施設も病院も、みんなあるのでなければだめということですか。それとも、そういうものが一つでもあればそこと連携をとって、そこへっくることができるということですか。
#163
○多田政府委員 いろいろな施設が考えられますけれども、病気になったときに対応する病院、あるいは寝たきりのときに対応する特養、あるいは老人保健施設といったような高齢者の切実な需要にこたえるような施設が少なくとも当該地域に整備されているということを条件にして、整備計画を認定していきたいというふうに考えております。
#164
○田中(美)委員 大体そういう必要なものがみんなあるところに連携をとりながらやるということがわかったわけですが、そうすると大都市でやりたいというような形で今手を挙げているところがありますか。計画でなくて、実際にもう実行したいというのがありますか。
#165
○多田政府委員 大都市というのがどの辺までかということがございますけれども、例えば北九州市に隣接する中間市、そこあたりはかなり市街化されている中にこういうものを整備するという考え方でございますし、また、東京の周辺ということになりますれば、習志野市のあたりにも一つ具体的に動きそうなプロジェクトはございます。そのほかに、大阪周辺ということでは奈良県にまた一つございます。そういうことで、大都市の中心部というわけになかなかまいりませんけれども、それなりの場所に動き出そうとするプロジェクトがあるというふうに考えております。
#166
○田中(美)委員 四月十一日に経済企画庁が発表しました地域高齢者福祉システム研究会の報告を見ますと、二十一世紀の老人問題は大都市で一層深刻化するということを言っているわけです。ですから、例えば東京だけが大都市ではありませんけれども、東京あたりではどうなるのだというふうに考えますと、東京にもいろいろありますけれども二十三区、それから北多摩の方にもいろいろな市がありますね。そういうところ庭はまだ土地も、そうないかもしれませんけれども、まず二十三区、特に墨田区などというのは特養が一つしかないのじゃないですか。それから、中央区などは何にもないですね。そうすると、永遠ということは言えないかもしれませんけれども、半永遠にできないのじゃないかというふうに思うのですね。それはどうでしょうか。
#167
○多田政府委員 大都市の中心部というのは、どちらかというと公的な施策もまだ不十分なところが多いということは、全くおっしゃるとおりだと思います。私どもとしては、その促進方を今一生懸命働きかけておりまして、東京都の区部につきましては、ようやく各区が特別養護老人ホームを整備しようかという機運を高めてきつつありまして、徐々にできつつあるというふうに考えております。そういうことで、やはり基本的な公的施策を進めた上で、それと関連を持ちながらこういう民間のものもあわせ入っていくような、そういう整備の進め方になろうかと考えております。
#168
○田中(美)委員 中央区は一つもない。台東区は特養だけ。文京区も特養だけ。墨田区も特養だけ。荒川区も特養だけ。江東区も特養だけ。全部ずっと言っていると、特養があるところと全くないところがある。そうしますと、これから促進してやっていくということは、今度の法案の言う民間のものというのは半永久的にできないのじゃないかというふうに感じられるのです。何でこんな法律をつくったのだろうというふうに思うと、中間市というのは私行ったことがないのでどんなふうになっているかわかりませんけれども、先ほどサンシティーの話とかスウェーデンの話が出ていましたけれども、サンシティーはフェニックスのところから入ったところで砂漠の中につくった老人の町ですから、あそこでは長期の介護を要するような病気になったら住めません。ですから、あそこはっかの間の天国といいますか、私は実際に行って見てきましたし、そこのお年寄りともお話をしてきました。スウェーデンとは全く違います。スウェーデンは何しろホームヘルパーが、厚生大臣御存じだと思いますけれども、日本のホームヘルパーと比べますと人口比で四十四倍ですから、それこそ在宅の老人に対するあれが徹底的に進んでいるところですね。これは私は昨年見てまいりました。サンシティーはもう七、八年前ですけれども、あそこは余りにもすばらしいけれども、本当に何か悲しくなってしまうというふうなところです。
 大臣も一度見てこられたらいいと思うのですけれども、私はカラードを探し回りました。そして聞いて回ったのですけれども、黒人は一人もいないのですね。たった一人、日本人の女性がアメリカ人と結婚して、そして年寄りになって入っている。それでカラードがたった一人いたのですね。五万人でした。これは今はもっと六万人、七万人、十万人にするということを聞いていましたけれども、あれを見ましても、金のある、過去の白人の人種差別、これがそのままそこへ、過去ですから、これからは変わってくるかもわかりませんけれども、そういうものですね。
 ですから、今度の計画がサンシティー並みのものになったのでは、結局金持ちしか使えないじゃないか。ろくに公的なものはない。先ほどお話がありましたように、どなたかが言っていらっしゃいましたけれども、内閣官房の世論調査では、国民の要求しているものというのは三七・八%が公的であってほしい、民間業者中心のは七・三%と言っているわけです。その公的なものがちっとも進まないのに、こういうまちづくりの計画だけを見ますと、企画としてはこういうものができたらいいと思います。町の真ん中にサンシティーのような、あそこはやはり暖かいということもあるわけですから一概に言えませんけれども、町の真ん中にこういうものがあるというのは私は非常に賛成できるのですが、実際には公的なものはほとんどなくて、これだけすごいのができる。そうすると、一体年金生活者が入れるのだろうか。結局、サンシティーみたいな金持ちのつかの間の天国ができるのではないか。今言われているシルバー産業、これは何兆円の産業だというので、さあ、これでもうけようというような業者が出ているということなどが週刊誌などに書かれているわけですが、それに政府が乗っかっていくのではないか、こういう心配をするわけです。
 それで、一つお伺いしたいのですが、これは東京のど真ん中の渋谷区西原二丁目にあったイギリスの貿易会社、これの役員住宅の跡を渋谷区が三菱地所から買い取って特養ホームをつくるという話を聞きました。これは用地がどれだけの広さで、どれくらいの金額でこの用地を取得したのか、おわかりでしょうか。
#169
○多田政府委員 渋谷区西原二丁目の渋谷区が購入した土地でございますが、約四千平米で、金額は百三十五億というふうに聞いております。この特養につきましては、現在今年度の国庫補助協議を受けておるという状況でございます。
#170
○田中(美)委員 これと大体同じような土地を民間が取得して、そして有料の老人ホームをつくった場合には、入居費がどれくらいになるでしょうか。これは質もありますので推定でしかわかりませんけれども、大体どれくらいになるのでしょうか。
#171
○多田政府委員 有料老人ホームの入居一時金の額といいますのは、土地の価格のほかに、居室の広さ、共用施設の内容等、先生今おっしゃったようにいろいろな要素で決まりますのでなかなか一概に申し上げられないのでございますが、既に東京都の特別区内にある有料老人ホームを例にとってみますと、入居一時金は、一人入居の場合一千万円台から三千万円程度、それから二人入居の場合には二千万円台から四千万円程度というようなものが見受けられる、という状況でございます。
 今回のを仮に有料老人ホームにしたときにこれでいけるかどうかというのは何とも申し上げられないところでございますが、特別区内での例として、今申し上げました管理費、食費は一般に一人入居の場合には十万円強、二人入居の場合は二十万円強というのが大体有料老人ホームの一般的な姿でございまして、もしそういう想定でつくられたものについても、大体そんなようなものになるんではないかと考えております。
#172
○田中(美)委員 それは大変甘いと私は思うのですね。今まで土地を持っていて、持っている土地の上に建てるということで土地代がほとんどかからないという民間があるだろうか。土地代というのを、たとえ自分が持っていたってやはり地代というものを加算していくと思うのですね。公的がやれば、土地を買っても、もちろん国有地があればそれはずっと安くいけると思います。しかし、六月十三日のTBSのテレビで「そこが知りたい あなたが、老人ホームに入る日」というのをやっていたのです。これを見まして想像以上なので私はびっくりしたのですけれども、このディレクターにもちょっと会ってきたのです。入居費が三億円なんですね。一体、だれが三億円払うのかわかりませんけれども。それから月々の食費とかお世話料とか、こういうものが三億円払った上に二人で二十万、三十万という費用を毎月払っていかなければならない。こういうものがつくられているのですね。こういうものも対象にして、地域との連携さえあれば政府は低利の融資をしたり、減免措置をするというようなことを考えていられるのですか。
#173
○多田政府委員 私どもが今回の法案で応援をしようと考えておりますのは、ごく限られた一部の方々が利用できるようなそういうものを応援しようという考え方ではございませんで、多くの国民の方々が利用できるような性格のものに何とかしたいということでございまして、したがって、価格についても適正な価格ということを基本方針でうたいまして、それは妥当な価格であるかどうかという点も一応加味しながら事業認定を行っていきたいと考えているわけでございます。
#174
○田中(美)委員 その適当の価格ということ、適当の値段ということが非常にあいまいで、今のように地価が高騰しているときに、高騰している中で上がっているのは適当な価格なんだと言えば、これは何だって適当になってしまうわけです。今できている民間の有料老人ホームはすべていけないとは思いません。いいものもたくさんあるし、ある程度高いのもこれはやむを得ないかな、この程度ならやむを得ないかなというものもたくさんあります。
 しかし、こういう人たちから私に訴えがあるのは、例えば厚い看護が必要のような病気になったら出ていってもらうというものだとか、その企業が倒産してしまったらもう入居金も戻ってこないで無一物になってほうり出される、これは新聞種にもなったりしたのがあります。それから、やっと金をつくって三千万、五千万払って入っても、大体月々これぐらい出せばいいよというので、それは年金で払っていこうというように考えていたところが、食費や管理費が一方的にどんどん上がっていって払い切れなくなってしまう。それから、いろいろな規則がありまして、おやつを隣の人にやっちゃいかぬとか、外出の時間をどうだとか、食中毒を心配するのかわかりませんけれども、そういう収容所的な規則があるので困るとか、火災予防の設備は消防署の方でちゃんと家を建てるときにしていると思いますけれども、それを誘導するような人がいないというので非常に心配だとか、こういうふうなことが寄せられているわけですね。
 今度厚生省が企画しました「健康長寿のまちづくり」でつくられる民間のこういうものについて、間違いなくこういうことは起きないという保証があるのでしょうか。法律を見た限りでは、私は、ある企画に沿っていれば値段も適当と言われると、一体こういうことは絶対起きないものなのか、そこまでの責任が持てるものなのかということをはっきりしたい。これは責任の問題ですので、大臣にお答え願いたいと思います。
#175
○多田政府委員 この法律では、事業認定という制度を設けておりますので、その事業計画を認定いたします。その際に、いろいろな側面から適切な指導をいたしまして、関係地方公共団体の意見も踏まえて、運営の適正化に資するようなことについても相当程度指導ができるような体制になっておりますし、それからまた、その後それが非常に守られないというような状況になりますれば、認定の取り消しというような手も一応準備されておりますので、ほっておくよりもずっと信用度の高い運営が行われていくと考えております。
#176
○田中(美)委員 ほっておくよりも多少高いというのでは、人生最後ですので、やり直しできないのですよね。若いんだったら一文なしになってもまた立ち上がっていけますよ。しかし、なけなしの金を出して、そして今までの家を売って入って、そこで死ぬまで面倒を見てもらえるというので行ったところが、倒産しちゃったとか、そこで住みづらいということができたときに、わがままでなくて基本的なことで住めないということができたときに、ほっておくより多少ましたというような回答というのは、ちょっと厚生省としてはお粗末で、やっぱりこれは大変お粗末なものなんだ。
 考えようによりますと、非常に意地悪な言い方をしますと、シルバー産業の企業のために厚生省がいろいろ減免だとか低利の融資だとかというのをして、その後責任が持てない、そういうふうな請託――請託を受けたというのではないけれども、労働省だって文部省だうてそういうことが起きたでしょう、この間リクルートの問題で。ですから、厚生大臣がよほど気をつけてこういうものをやらないと、きちっと責任があるのかどうか、ほっておくよりましじゃないかというような形でやられますと、結局企業と厚生省がまたくっついてというふうな、そういう変な誤解を持たれてはならないので、やはり老人が安心して、これは「お年寄りの方にとって健康、「安心」と「生きがい」」こう書いてあるのですね。そうだったら、健康は病院や何かで診るわけですから、厚生省にいつまでも健康でと、こう言いません。しかし、安心と生きがい、こういうものがほっておくよりましたという言い方では、これは非常に無責任なやり方だと私は思います。それは私はいけないと思うのですよ。ですから、きちっとこういうことはできるのか、厚生大臣答えていただきたい。あなたが、ほっておくよりましだ、そんなことはないでしょう、そんな言葉遣いは。厚生大臣どうですか、きちっと指導をとるのかどうか。大臣、答えられないのですか。
#177
○丹羽委員長 田中君に注意申し上げます。発言に注意してください。
#178
○多田政府委員 ほっておくよりもずっと適切なという表現につきましては、非常に誤解を招く表現でございまして、申しわけございませんでした。取り消させていただきます。できるだけ適正な運営ができるようにきっちりと指導してまいりたいと考えております。
#179
○田中(美)委員 それではここに入る、今私有料老人ホームのことを言ったわけですけれども、まだほかに在宅介護サービスの、寝ながらおふろに入る写真だとか、リハビリや予防運動のこういうものだとか、それから碁をやったり踊りをやったりする福祉センターのようなものができる、これは大変いいことです。こういうものができるということはいいことです。しかし、果たしてこういうおふろの値段がどうなのかということですよね。ふろに入るのに二百円や三百円で入れるのならまだしも、こういうのに四千円も五千円もかかったのでは、もう時間がありませんのであれですけれども、今公的年金をもらっているのは百万円とちょっとでしょう、平均が百三十五万か六万ぐらいでしょう。こういう人たちがこういうふうに入りたい、せめて一週間に一遍入りたい。一週間に一遍では幾ら何だって気の毒ですけれども、入りたいというのでも四千円も五千円もしたら入れないのですよ。それから、こういうリハビリのようなスポーツセンターみたいな、これも値段が高くては使えないのですよ、相手は年金生活者なんですから。
 例えば、私は水泳をします。一回に千メートル泳ぐ。自慢しているのじゃないですけれども、どこかプールがないかというふうに思うわけですよね。私ももう老人になりましたので、健康のためにと思っています。しがし、すぐそばにホテルオークラがあります。中曽根さんが泳いでいらっしゃるところ。あれだって入会金三百万とか、それで使用料が年六十万とか、これはちょっと正確でないので少し値段が違うかもしれません。私が電話をかけて聞いたところではそう言うのでびっくりしまして、とてもホテルオークラのプールは使えないのですね。あれが悪いとは言いません。しかし、お年寄りのためのこういうものが、あんなものができたんじゃだめなんだ。本当に周りの住宅に住んでいる人たちが通ってきて、ここで泳いだりスポーツをやったり碁をやったり、そしてときどき、少なくとも一日おきぐらいにここへ来ておふろに入れる、こういうものになるのですか。厚生大臣、そういうふうになりますか。周りの人が使えるようになりますか。連携というのは、そういうことでしょう。
#180
○小泉国務大臣 いろいろ特殊な事情を当てはめてもらっては困ると思うのですね。立場が違うとこうも発想が違うかなとびっくりして聞いていたのですが、我々としては、基本的なものを厚生大臣が策定する。一番わかっているのは地方自治団体なんです。地域の実情、これを一番よく知っているのは地元ですから、それが一般の市民がどのように利用していただけるか、その調整をとりながら、あるべき健康長寿のまちづくりを進めていくということですから、そういう特殊な一部のことを例に出されて、これをあたかも厚生省全体が推進しているというふうにとるのは曲解過ぎると思います。
#181
○田中(美)委員 厚生大臣は大変お若くて、私よりもはるかに頭が柔軟だというふうに思いますが、今のお答えはちょっと……。ここまでおかしな発想をなさるものか。私は、ホテルオークラの問題を特殊な事情として言っているのではありません。ああいうふうなものになっては困る、あれに近づくようなものになっては困ると言っているので、特殊な事例を持ってきて――こういうものはまだできてないのですから、これからつくるわけでしょう。つくるのだから。ああいうふうなものは利用者があるのですから、そういうものがあるということは悪いとは言っていません。それは特殊な事例ではないのです。もう少し頭を柔軟に、人の言うことをきちっとお聞きになって、お答え願いたいと思います。心配をしているのです。一般の年金生活者が、多少小金をためているくらいの年金生活者が自由にこういうふうに入ったり、こういうものが使えるのか。地域の人たちと連携をとって、サンシティーのように砂漠の真ん中に老人の住宅をつくるのではなくて、町の真ん中にこういうものをつくるのだ、こう言うから、私はこの発想は大変いい、発想はいいけれども、実際には使えないものができたのではこれはとんでもないことになるじゃないかと言っているのです。ですから、もう少し頭を柔軟にして、私の言うことをきっちり聞いて、責任あるお答えを願いたいと思います。
#182
○多田政府委員 ごく一部の国民しか使えないようなものを促進するという考えは、全くございません。適正な料金でみんなが利用できるような、そういう整備を進めてまいります。
#183
○田中(美)委員 それは確約をしましたので、できた後でそうでなかったらこれは大変なことになりますよ。十分御注意をお願いしたいと思います。
 では、質問を終わります。
#184
○丹羽委員長 以上で本案に対する質疑は終局いたしました。
    ―――――――――――――
#185
○丹羽委員長 日本共産党・革新共同から討論の申し出がありますが、理事会において協議の結果、御遠慮願うことといたしましたので、御了承願い、直ちに採決に入ります。
 民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案について採決いたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#186
○丹羽委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
    ―――――――――――――
#187
○丹羽委員長 この際、本案に対し、伊吹文明君外三名から、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合の四派共同提案に係る附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
 提出者より趣旨の説明を求めます。池端清一君。
#188
○池端委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。
 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。
    民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案に対する附帯決議(案)
  政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。
 一 ホームヘルパー派遣事業をはじめとする在宅福祉サービスや特別養護老人ホーム等の高齢者に対する福祉施策については、公的責任のもとにその計画的整備を一層推進していくこと。
 二 シルバーサービスについては、高齢者の福祉を第一義として、公私の役割分担を明確にしつつ公的施策との連携のもとに良質のサービスが提供され、営利主義が高齢者の福祉を阻害することのないよう民間事業者を適切に指導すること。
 三 高齢者が安心して暮らせる住まいの対策については、ケアハウスの整備、公営住宅の活用等を積極的に推進し、有料老人ホームの利用が困難な者にも利用しやすい施策の充実に努めること。
 四 有料老人ホームの入居一時金及び利用料が過大にならないよう指導するとともに、厚生年金の福祉施設として行う有料老人ホームその他の公的な有料老人ホームの拡充について検討すること。
以上であります。
 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
#189
○丹羽委員長 以上で趣旨の説明は終わりました。
 採決いたします。
 伊吹文明君外三名提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#190
○丹羽委員長 起立総員。よって、本動議のとおり本案に附帯決議を付することに決しました。この際、厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。小泉厚生大臣。
#191
○小泉国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して、努力したいと思います。
    ―――――――――――――
#192
○丹羽委員長 お諮りいたします。
 ただいま議決いたしました本案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#193
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
    〔報告書は附録に掲載〕
     ――――◇―――――
#194
○丹羽委員長 次に、請願の審査を行います。
 本日公報に掲載いたしました請願日程九百六十三件を一括して議題といたします。
 まず、審査の方法についてお諮りいたします。
 各請願の趣旨につきましては、既に文書表等によって御承知のところでありますし、また、先刻の理事会において慎重に御協議いただきましたので、その結果に基づき、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#195
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 これより採決いたします。
 本日の請願日程中
 老人福祉対策の充実強化に関する請願
 保育所制度の充実に関する請願十一件
 骨髄バンクの早期実現に関する請願二十件
 沖縄における厚生年金保険の格差是正に関する請願二件
 沖縄県における厚生年金保険の格差是正に関する請願
 社会福祉制度の拡充に関する請願四件
 国立腎センター設立に関する請願十一件
 腎疾患総合対策の早期確立に関する請願百七十四件
 難病患者などの医療と生活の保障に関する請願七十六件
 中国帰国者に対する年金制度拡充措置に関する請願十二件
 輸入食品の安全性確保対策の推進に関する請願十二件
 国民健康保険制度の安定化促進に関する請願
 寝たきり老人等の介護等に対する施策の充実に関する請願
 亜急性硬化性全脳炎の患児と家族に対する医療及び福祉に関する請願
 小規模障害者作業所の助成等に関する請願百五十一件
 国立病院・療養所の看護婦宿舎改善に関する請願三件以上の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#196
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#197
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
    〔報告書は附録に掲載〕
#198
○丹羽委員長 この際、御報告いたします。
 本日までに本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、老人福祉対策の充実強化に関する陳情書外三十五件であります。
     ――――◇―――――
#199
○丹羽委員長 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
 第百七回国会、戸井田三郎君外二名提出、北海道旧土人保護法及び旭川市旧土人保護地処分法の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#200
○丹羽委員長 起立多数。よって、そのように決しました。
 次に
 第百八回国会、池端清一君外六名提出、雇用保険法の一部を改正する法律案
 第百八回国会、永井孝信君外六名提出、短期労働者及び短時間労働者の保護に関する法律案
 厚生関係の基本施策に関する件
 労働関係の基本施策に関する件
 社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する件並びに
 労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する件以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#201
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
 閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、期間、派遣地等その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#202
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 また、閉会中審査におきまして、参考人より意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#203
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後三時四十四分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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