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1984/12/01 第102回国会 参議院 参議院会議録情報 第102回国会 本会議 第1号
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1984/12/01 第102回国会 参議院

参議院会議録情報 第102回国会 本会議 第1号

#1
第102回国会 本会議 第1号
昭和五十九年十二月一日(土曜日)
   午前十時二分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議事日程 第一号
  昭和五十九年十二月一日
   午前十時開議
 第一 議席の指定
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、日程第一
 一、新議員の紹介
 一、特別委員会設置の件
 一、故議員竹内潔君に対し弔詞贈呈の件
 一、故議員竹内潔君に対する追悼の辞
 一、裁判官弾劾裁判所裁判員及び裁判官訴追委員辞任の件
 一、裁判官弾劾裁判所裁判員等各種委員の選挙
 一、国家公務員等の任命に関する件
     ─────・─────
#3
○議長(木村睦男君) これより会議を開きます。
 日程第一 議席の指定
 議長は、本院規則第十四条により、諸君の議席をただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
     ─────・─────
#4
○議長(木村睦男君) この際、新たに議席に着かれました議員を御紹介いたします。
 議席第百五十六番、比例代表選出議員、石井道子君。
   〔石井道子君起立、拍手〕
     ─────・─────
#5
○議長(木村睦男君) この際、特別委員会の設置についてお諮りいたします。
 国民生活・経済に関する総合的かつ長期的な調査のため、委員三十名から成る国民生活・経済に関する調査特別委員会を、
 外交・総合安全保障に関する総合的かつ長期的な調査のため、委員三十名から成る外交・総合安全保障に関する調査特別委員会を、
 科学技術振興に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る科学技術特別委員会を、
 公害及び環境保全に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る環境特別委員会を、
 災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る災害対策特別委員会を、
 選挙制度に関する調査のため、委員二十五名から成る選挙制度に関する特別委員会を、
 沖縄及び北方問題に関する対策樹立に資するため、委員二十名から成る沖縄及び北方問題に関する特別委員会を、
 また、エネルギーに関する諸問題を調査し、総合的かつ長期的な対策樹立に資するため、委員二十名から成るエネルギー対策特別委員会を、
それぞれ設置いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(木村睦男君) 御異議ないと認めます。
 よって、国民生活・経済に関する調査特別委員会外七特別委員会を設置することに決しました。
 本院規則第三十条により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。
#7
○議長(木村睦男君) これにて休憩いたします。
   午前十時五分休憩
     ─────・─────
   午前十時三十七分開議
#8
○議長(木村睦男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 議員竹内潔君は、去る八月二十一日逝去されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。
 同君に対しましては、既に弔詞を贈呈いたしました。
 ここにその弔詞を朗読いたします。
   〔総員起立〕
 参議院はわが国民主政治発展のため力を尽くされました議員従四位勲二等竹内潔君の長逝に対しつつしんで哀悼の意を表しうやうやしく弔詞をささげます
    ─────────────
#9
○議長(木村睦男君) 大川清幸君から発言を求められております。この際、発言を許します。大川清幸君。
   〔大川清幸君登壇〕
#10
○大川清幸君 本院議員竹内潔君は、去る八月二十一日、順天堂大学医学部附属順天堂医院において、肺がんのため六十三歳の生涯を終えられました。
 本年四月末ごろ、検査のため入院されたと聞きましたが、一日も早くお元気な姿を見せていただきたいという多くの人々の願いや御家族の方々、病院関係者の必死の御看護もむなしく、ついに不帰の客となられました。まことに痛惜哀悼の念にたえません。
 ここに、私は諸君の御同意をいただき、議員一同を代表して従四位愚二等故竹内潔君の御生前をしのび、謹しんで哀悼の言葉をささげたいと存じます。
 竹内君は、大正九年十月現在の東京都港区にお生まれになり、旧制の麻布中学、山形高校を経て九州帝国大学法文学部に進まれましたが、第一回学徒出陣で入隊され、二年三カ月にわたる厳しい体験を積まれました。復員の後、昭和二十二年九州大学を卒業され、直ちに大日本機械工業株式会社に入社されたのであります。
 勤続すること十年、同社東京支店次長として活躍されておりましたところ、その人柄、手腕を見込まれまして、請われるままに、かねて知己の関係にあった衆議院議員、自由民主党幹事長三木武夫氏の秘書の職へと転身されたのであります。
 以後長年にわたり、政界の大先輩のもとにあって一方ならぬ薫陶を受けられ、このことが後日、同君の政治家として発展される素地となったものと思われるのであります。
 昭和三十三年六月、第二次岸内閣の経済企画庁長官及び科学技術庁長官秘書官の就任に始まり、第二次池田内閣の科学技術庁長官、第一次佐藤内閣の通商産業大臣等の各秘書官、さらに昭和四十九年十二月には三木内閣総理大臣秘書官として務められ、昭和五十年七月退官されるまで十七年間余にわたり、政治、行政の実務に参画されたのであります。この間、国際会議のための欧米出張、中国訪問など見識を深められたのであります。また、これまでの生活体験から、かねて社会保障、中でも老人、母子の社会福祉、社会保障制度の充実に深い理解を示してこられたのでありますが、特に、軍人恩給改善、靖国神社問題、年金制度等に重大な関心を持たれ、既に軍恩議員協議会事務局長に就任されていた竹内君は、昭和五十年五月西ドイツ政府の招きで各地を視察、恩給、選挙制度、政治資金、政党関係等の諸問題について調査されるなど、幅広い活躍をされたのであります。総理大臣秘書官退官後、昭和五十一年三月に軍恩連盟全国連合会副会長に就任され、以来今日まで意欲的な活躍をされておりました。
 昭和五十二年七月、多数の人々の推挙もだしがたく、第十一回参議院議員通常選挙に全国区から立候補され、見事にその初陣を飾られ、また、昭和五十八年六月、第十三回参議院議員通常選挙では比例代表選出議員として再選の栄誉を得られたのであります。
 竹内君は、政治家に転じて参議院に議席を得られてから今日まで、七年有余にわたる御活躍はまことに目覚ましいものがありました。
 社会労働、予算、決算の各常任委員会及び外交・総合安全保障調査特別委員会の委員として、また、内閣、法務、予算の各常任委員会及びエネルギー対策、交通安全対策、安全保障の各特別委員会の理事として国政審議のため幅広く活躍されるとともに、国土審議会、離島振興対策特別委員会委員を歴任され、最近にあっては、再度の法務委員会理事として司法制度の改革、民事刑事法規の改正等当面の難問に処するに粉骨砕身されたのであります。
 党にあっては、参議院自由民主党国会対策委員会副委員長、自由民主党国民生活局次長等の要職を歴任され、最近は、自由民主党の全国組織委員会副委員長、調査局次長、安保調査会副会長、内閣、法務各部会副部会長、刑法に関する調査会副会長であり、参議院自由民主党副幹事長として、重要な党務の衝に当たられたのであります。
 竹内君は、高潔至純な御性格で、事をなすに当たっては些事もゆるがせにせず、事に臨んでは常に穏健適正な判断において誤るところがありませんでした。
 竹内君は、然諾を重んじ、人の信をつなぎ得てまことに厚いものがありました。
 竹内君を評して、「何よりも誠実であり、有能であり、任務遂行には情熱をもって事に当たった。私は最も重要な仕事を任せたが、いまだかつて信頼を裏切られたことはなかった。」とは、三木元首相の述懐の言葉であります。
 二度にわたる法務委員会理事、そして法務政務次官として御在任中、賄賂罪の刑の加重、国際捜査、司法共助の拡大等ロッキード事件再発防止対策の審議に当たっても、竹内君はそのお人柄と静
かな説得力、調整力を遺憾なく発揮され、法改正の実現に寄与されるとともに、保安処分を含む刑法改正、監獄法改正等の問題に心を砕かれ、問題解決への限りない努力を惜しまなかったことは、今なお記憶に新たなところであります。まことに竹内君は誠意の人でありました。
 今日、二院制のもと、参議院がその存在意義と自主性を発揮すべきときに当たり、同君のような高潔な人格及び高邁なる識見と豊かな力量手腕を備えた人材を欲することさらに切なるものがあります。しかるに、幽明境を異にし、再び本会議場において竹内君のお姿に接することのできない悲しみはまことに筆舌に尽くしがたいところでございます。御家族の方々のお悲しみはもとよりのこと、本院にとっても、広く国家にとっても大いなる損失であり、返す返すも痛恨のきわみであります。
 ここに衷心より哀悼の誠をささげ、みたまの御冥福をお祈り申し上げて追悼の辞といたします。     ─────・─────
#11
○議長(木村睦男君) この際、お諮りいたします。
 八百板正君から裁判官弾劾裁判所裁判員を、大島友治君、長田裕二君から裁判官訴追委員を、それぞれ辞任いたしたいとの申し出がございました。
 いずれも許可することに御異議ございません
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○議長(木村睦男君) 御異議ないと認めます。
 よって、いずれも許可することに決しました。
     ─────・─────
#13
○議長(木村睦男君) つきましては、この際、
 裁判官弾劾裁判所裁判員一名、
 裁判官訴追委員二名、
 検察官適格審査会委員、同予備委員、
 国土審議会委員、
 国土開発幹線自動車道建設審議会委員、
 北海道開発審議会委員、
 日本ユネスコ国内委員会委員各一名の選挙
を行います。
#14
○高平公友君 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
#15
○浜本万三君 私は、ただいまの高平君の動議に賛成いたします。
#16
○議長(木村睦男君) 高平君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○議長(木村睦男君) 御異議ないと認めます。
 よって、議長は、裁判官弾劾裁判所裁判員に寺田熊雄君を、
 裁判官訴追委員に西村尚治君、成相善十君を、
 検察官適格審査会委員に八百板正君を、
 同君の予備委員に安武洋子君を、
 国土審議会委員に梶木又三君を、
 国土開発幹線自動車道建設審議会委員に伊江朝雄君を、
 北海道開発審議会委員に工藤万砂美君を、
 日本ユネスコ国内委員会委員に杉山令肇君を、それぞれ指名いたします。
     ─────・─────
#18
○議長(木村睦男君) この際、国家公務員等の任命に関する件についてお諮りいたします。
 内閣から、臨時教育審議会委員に天谷直弘君、有田一壽君、飯島宗一君、石井威望君、石川忠雄君、内田健三君、岡野俊一郎君、岡本道雄君、金杉秀信君、木村治美君、香山健一君、小林登君、齋藤正君、齋藤斗志二君、須之部量三君、瀬島龍三君、溜昭代君、堂垣内尚弘君、戸張敦雄君、中内功君、中山素平君、細見卓君、三浦知寿子君、水上忠君、宮田義二君を、
 公正取引委員会委員に妹尾明君を、
 国家公安委員会委員に高辻正己君を、
 公害等調整委員会委員に小玉正任君、森五郎君を、
 公害健康被害補償不服審査会委員に島田晋君を、
 公安審査委員会委員長に川島一郎君を、同委員に佐藤正二君、鈴木俊子君、平田秋夫君を、
 電波監理審議会委員に岡村総吾君、舘野繁君を、
 日本電信電話公社経営委員会委員に佐治敬三君、西川正次郎君、渡辺文夫君を、
 公共企業体等労働委員会委員に堀秀夫君を、
 地方財政審議会委員に武田隆夫君を
任命したことについて、それぞれ本院の承認または同意を求めてまいりました。
 まず、臨時教育審議会委員の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#19
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、これを承認することに決しました。
 次に、公正取引委員会委員、公害等調整委員会委員のうち小玉正任君、公害健康被害補償不服審査会委員、公共企業体等労働委員会委員、地方財政審議会委員の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、いずれも承認または同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#20
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、いずれも承認または同意することに決しました。
 次に、国家公安委員会委員、日本電信電話公社経営委員会委員の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、いずれも承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#21
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、いずれも承認することに決しました。
 次に、公害等調整委員会委員のうち森五郎君、電波監理審議会委員のうち舘野繁君の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、いずれも承認または同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#22
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、いずれも承認または同意することに決しました。
 次に、公安審査委員会委員長、公安審査委員会委員のうち佐藤正二君、鈴木俊子君の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、いずれも承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#23
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、いずれも承認することに決しました。
 次に、公安審査委員会委員のうち平田秋夫君の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#24
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、これを承認することに決しました。
 次に、電波監理審議会委員のうち岡村総吾君の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#25
○議長(木村睦男君) 過半数と認めます。
 よって、これに同意することに決しました。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時五十六分散会
ソース: 国立国会図書館
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