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1984/05/24 第102回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第102回国会 建設委員会 第10号
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1984/05/24 第102回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第102回国会 建設委員会 第10号

#1
第102回国会 建設委員会 第10号
昭和六十年五月二十四日(金曜日)
    午前十時三十二分開議
出席委員
  委員長 保岡 興治君
   理事 亀井 静香君 理事 北口  博君
   理事 桜井  新君 理事 中島  衛君
   理事 井上  泉君 理事 木間  章君
   理事 新井 彬之君
      池田 行彦君    榎本 和平君
      奥田 幹生君    金子原二郎君
      唐沢俊二郎君    國場 幸昌君
      東家 嘉幸君    野中 広務君
      清水  勇君    浜西 鉄雄君
      水田  稔君    山中 末治君
      坂井 弘一君    伏木 和雄君
      伊藤 英成君    瀬崎 博義君
      東中 光雄君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣
        (国土庁長官) 河本嘉久蔵君
 出席政府委員
        国土庁長官官房
        長       永田 良雄君
 委員外の出席者
        建設委員会調査
        室長      井之上俊一君
    ―――――――――――――
委員の異動
四月十二日
 辞任         補欠選任
  池田 行彦君     自見庄三郎君
  清水  勇君     多賀谷眞稔君
  関  晴正君     永井 孝信君
同日
 辞任         補欠選任
  自見庄三郎君     池田 行彦君
  多賀谷眞稔君     清水  勇君
  永井 孝信君     関  晴正君
同月十六日
 辞任         補欠選任
  伊藤 英成君     佐々木良作君
同日
 辞任         補欠選任
  佐々木良作君     伊藤 英成君
同月十八日
 辞任         補欠選任
  池田 行彦君     斉藤滋与史君
  榎本 和平君     湯川  宏君
  伊藤 英成君     塚田 延充君
同日
 辞任         補欠選任
  斉藤滋与史君     池田 行彦君
  湯川  宏君     榎本 和平君
  塚田 延充君     伊藤 英成君
同月十九日
 辞任         補欠選任
  池田 行彦君     塩島  大君
  金子原二郎君     塩崎  潤君
  國場 幸昌君     赤城 宗徳君
  東家 嘉幸君     中村  靖君
  清水  勇君     五十嵐広三君
  山中 末治君     佐藤 敬治君
  伊藤 英成君     青山  丘君
同日
 辞任         補欠選任
  赤城 宗徳君     國場 幸昌君
  塩崎  潤君     金子原二郎君
  塩島  大君     池田 行彦君
  中村  靖君     東家 嘉幸君
  五十嵐広三君     清水  勇君
  佐藤 敬治君     山中 末治君
  青山  丘君     伊藤 英成君
同月二十五日
 辞任         補欠選任
  池田 行彦君     藤本 孝雄君
  清水  勇君     永井 孝信君
同日
 辞任         補欠選任
  藤本 孝雄君     池田 行彦君
  永井 孝信君     清水  勇君
五月二十一日
 辞任         補欠選任
  池田 行彦君     山中 貞則君
  清水  勇君     藤田 高敏君
同日
 辞任         補欠選任
  山中 貞則君     池田 行彦君
  藤田 高敏君     清水  勇君
同月二十三日
 辞任         補欠選任
  清水  勇君     永井 孝信君
同日
 辞任         補欠選任
  永井 孝信君     清水  勇君
同月二十四日
 辞任         補欠選任
  森田  一君     奥田 幹生君
  関  晴正君     水田  稔君
  前川  旦君     浜西 鉄雄君
  中島 武敏君     東中 光雄君
同日
 辞任         補欠選任
  奥田 幹生君     森田  一君
  浜西 鉄雄君     前川  旦君
  水田  稔君     関  晴正君
  東中 光雄君     中島 武敏君
    ―――――――――――――
四月二十六日
 住宅基本法案(新井彬之君外二名提出、衆法第
 二四号)
同月十二日
 脊髄損傷者に対する建設行政改善に関する請願
 (石橋政嗣君紹介)(第三〇〇〇号)
 同(上野建一君紹介)(第三〇〇一号)
 同(岡田利春君紹介)(第三〇〇二号)
 同(田邉國男君紹介)(第三〇〇三号)
 同(多賀谷眞稔君紹介)(第三〇〇四号)
 同(保利耕輔君紹介)(第三〇〇五号)
 国民生活関連公共事業に関する請願(不破哲三
 君紹介)(第三〇五六号)
 同(山原健二郎君紹介)(第三〇五七号)
 地方道路整備臨時交付金の配分に関する請願
 (玉沢徳一郎君紹介)(第三〇七二号)
同月十七日
 国民生活関連公共事業に関する請願(伏屋修治
 君紹介)(第三〇九八号)
 同(権藤恒夫君紹介)(第三一一三号)
 同(西中清君紹介)(第三一一四号)
 脊髄損傷者に対する建設行政改善に関する請願
 (工藤巖君紹介)(第三二〇三号)
 同(熊川次男君紹介)(第三二〇四号)
 同(佐藤誼君紹介)(第三二〇五号)
 同(安田修三君紹介)(第三二〇六号)
同月十八日
 国民生活関連公共事業に関する請願(中島武敏
 君紹介)(第三三二五号)
 千曲川の河川整備等に関する請願(清水勇君紹
 介)(第三三二六号)
同月十九日
 脊髄損傷者に対する建設行政改善に関する請願
 (池端清一君紹介)(第三五三〇号)
 同(梶山静六君紹介)(第三五三一号)
 同(渡辺美智雄君紹介)(第三五三二号)
同月二十日
 国民生活関連公共事業拡大に関する請願(中川
 嘉美君紹介)(第三七一〇号)
同月二十二日
 国民生活関連公共事業に関する請願(池田克也
 君紹介)(第三七七七号)
 同(神崎武法君紹介)(第三七七八号)
 同(富塚三夫君紹介)(第三九四七号)
 同(中島武敏君紹介)(第四一五二号)
 同(三浦久君紹介)(第四一五三号)
 国民生活関連公共事業拡大に関する請願(神崎
 武法君紹介)(第三七七九号)
 国民生活関連公共事業促進に関する請願(小谷
 輝二君紹介)(第三七八〇号)
 脊髄損傷者に対する建設行政改善に関する請願
 (野呂田芳成君紹介)(第三九七二号)
同月二十三日
 国民生活関連公共事業に関する請願(瀬崎博義
 君紹介)(第四二六八号)
 同(沼川洋一君紹介)(第四二六九号)
 同(平石磨作太郎君紹介)(第四二七〇号)
 国民生活関連公共事業拡大に関する請願(草川
 昭三君紹介)(第四二七一号)
 脊髄損傷者に対する建設行政改善に関する請願
 (北口博君紹介)(第四三五六号)
五月十七日
 脊髄損傷者に対する建設行政改善に関する請願
 (岩垂寿喜男君紹介)(第四六九二号)
 同(小坂徳三郎君紹介)(第四六九三号)
 同(堀昌雄君紹介)(第四六九四号)
 同(山下元利君紹介)(第四六九五号)
 同(若林正俊君紹介)(第四六九六号)
 同(渡辺省一君紹介)(第四六九七号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
四月十九日
 半島振興法制定促進に関する陳情書(和歌山県
 東牟婁郡本宮町議会議長小原利男)(第三二二
 号)
 阪急京都線連続立体交差事業等に関する陳情書
 (高槻市議会議長柿本俊夫)(第三二三号)
五月二十日
 公共事業の推進に関する陳情書(兵庫県議会議
 長伊田宏)(第四一五号)
 第九次道路整備五カ年計画の完全達成に関する
陳情書(東大阪市議会議長東口貞男)(第四一六
 号)
 名神高速道路瀬田東インターチェンジ建設に関
 する陳情書(大津市議会議長金井長純)(第四
 一七号)
 北陸関東産業道路及び東海北陸自動車道の建設
 促進に関する陳情書(名古屋市中区栄二の一〇
 の一九竹田弘太郎)(第四一八号)
 京滋バイパス建設促進に関する陳情書(大津市
 議会議長金井長純)(第四一九号)
 西大津バイパス建設促進に関する陳情書(大津
 市議会議長金井長純)(第四二〇号)
 明石海峡大橋の早期着工に関する陳情書(鳴門
 市議会議長札場清)(第四二一号)
 都市緑化対策の促進に関する陳情書(関東甲信
 越一都九県議会議長会代表東京都議会議長田辺
 哲夫外九名)(第四二二号)
 渡良瀬遊水地国営公園設置促進に関する陳情書
 (関東甲信越一都九県議会議長会代表東京都議
 会議長田辺哲夫外九名)(第四二三号)
 水資源対策の推進に関する陳情書(愛知県議会
 議長岡本辰巳)(第四二四号)
 下水道事業の促進に関する陳情書(関東甲信越
 一都丸県議会議長会代表東京都議会議長田辺哲
 夫外九名)(第四二五号)
は本委員会に参考送付された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 国土行政の基本施策に関する件
 半島振興法案起草の件
    ―――――――――――――
#2
○保岡委員長 これより会議を開きます。
 国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
 この際、半島振興法案起草の件について議事を進めます。
 本件につきましては、先般来の理事会等におきまして御協議を願ってまいりましたが、その結果に基づきまして、お手元に配付いたしてありますとおりの起草案を作成した次第であります。
 本起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から御説明を申し上げます。
 いわゆる半島は、三万を海に囲まれた地域としての立地条件のために、孤島的な性格を有し、一般的には、平地に恵まれず、また水資源も乏しいなど国土資源の利用面の制約から産業立地も思うに任せず、所得の格差等が見られ、人口の減少、高齢化の進展など今後に大きな課題を抱えております。
 しかるに、このような半島地域についてのこれまでの広域的、総合的振興を図るための施策は、かなり立ちおくれていると言わざるを得ません。
 国土の均衡ある発展と地域住民の生活福祉の向上を図るためには、こうした半島地域がその後進性から脱却し、個々の半島の開発戦略を推進し、その持つ特殊性、可能性を最大限に生かせるよう、総合的な振興策を講じる必要があるというのが本法律案の提出の理由であります。
 次に、この法律案の主な内容について申し上げます。
 第一に、内閣総理大臣は、都道府県知事の申請に基づき、二以上の市町村の区域から成り、一定の社会的経済的規模を有し、公共的施設の整備について他の地域に比較して低位にあり、かつ、産業の開発の程度が低く、企業の立地の促進等の措置を講ずる必要がある半島地域を、半島振興対策実施地域として指定することとしております。
 第二に、半島振興対策実施地域の指定があったときは、関係都道府県知事は、振興の基本的方針に関する事項、基幹的な道路、港湾、空港等の交通施設及び通信施設の整備に関する事項などを内容とする半島振興計画を作成し、内閣総理大臣の承認を受けなければならないこととしております。
 第三に、国は半島振興計画に基づく事業の実施に関し、必要な財政金融上の措置を講ずるよう配慮するとともに、その事業の円滑な実施を促進することに努めなければならないこととしております。
 その他、地方債についての配慮、税制上の措置、地方税の不均一課税に伴う措置などを設けることとしております。
 なお、本案は、公布の日から施行し、有効期限は昭和七十年三月三十一日までとすることとしております。
 以上が、本起草案の趣旨及び内容であります。
 最後に付言させていただきますが、理事会において、本起草案を取りまとめるに当たり、その実効性を高めるための財政金融上の諸措置については、他の地域立法との均衡をも考慮しつつ、できる限り速やかに具体化を図るべしとの点で各党の意見が一致いたしましたことを申し添えます。
    ―――――――――――――
 半島振興法案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
#3
○保岡委員長 本件について発言を求められておりますので、これを許します。瀬崎博義君。
#4
○瀬崎委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました委員長発議による半島振興法案に反対の意見を表明します。
 今日の半島地域の困難な状況は、自民党政府が推進してきた大企業本位、大型プロジェクト優先の高度成長政策、列島改造計画によってもたらされたものです。特に、近年、臨調行革路線に沿って強行されている補助金のカットや地方交通線の廃止などは、半島地域の格差を一層拡大するものです。真に半島地域の振興を図るためには、こうした政策を改めることが何よりも重要です。
 しかるに、今提案されている半島振興法案は、半島地域の荒廃を現に進めつつある誤った政策を放置した上、法の目的に、既に破綻が明白となっている新産業都市建設促進法、工業整備特別地域整備促進法に見られる国土の均衡ある発展をうたい、半島振興計画に国土総合開発計画との調和を義務づけ、さらに、半島振興地域指定の要件や半島振興計画の内容として、高速道路や空港等、高速輸送施設整備や企業立地を挙げるなど、またしても大企業優先の開発を推進しようとするものとなっています。
 この法案が施行されるならば、観光資源に対する大資本の支配強化や原発立地促進などによる乱開発と環境破壊を招き、また、国の地方自治体に対する財政金融上の具体的な助成措置は何一つ期待できないばかりか、逆に大企業誘致の条件整備のために、地方自治体は多大の財政負担を強いられる危険があります。かかる法案は撤回すべきであります。
 日本共産党・革新共同は、真に住民本位の半島振興法を実現するため、住民生活の安定、福祉の向上を目的とし、高速道路や空港だけでなく、生活環境施設や社会福祉施設、文教施設の整備、医療の確保等住民生活の安定向上に直結した計画を広く含め、また国の財政責任を明確にした法案大綱を、理事会に提案いたしました。私は、我が党の法案大綱に即した半島振興法案を委員長提出法案とされるよう、強く主張するものであります。
 最後に、本来、委員会提出法案は委員会審議を省略するのが常でありますから、全会一致でない限り、委員の審議権を奪うことになります。我が党の反対にもかかわらず、自民党原案のまま委員会提出法案とするのはまことに遺憾であります。
 以上で、私の発言を終わります。
#5
○保岡委員長 これにて瀬崎博義君の発言は終わりました。
 お諮りいたします。
 半島振興法案起草の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#6
○保岡委員長 起立多数。よって、さよう決しました。
 なお、ただいま決定いたしました法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○保岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午前十時四十一分散会
ソース: 国立国会図書館
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