くにさくロゴ
1984/04/04 第102回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第102回国会 社会労働委員会 第13号
姉妹サイト
 
1984/04/04 第102回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第102回国会 社会労働委員会 第13号

#1
第102回国会 社会労働委員会 第13号
昭和六十年四月四日(木曜日)
    午前十時二分開議
出席委員
  委員長 戸井田三郎君
   理事 稲垣 実男君 理事 小沢 辰男君
   理事 丹羽 雄哉君 理事 浜田卓二郎君
   理事 池端 清一君 理事 村山 富市君
   理事 大橋 敏雄君 理事 塩田  晋君
      伊吹 文明君    古賀  誠君
      自見庄三郎君    谷垣 禎一君
      長野 祐也君    西山敬次郎君
      野呂 昭彦君    林  義郎君
      湯川  宏君    網岡  雄君
      河野  正君    多賀谷眞稔君
      永井 孝信君    森井 忠良君
      沼川 洋一君    森田 景一君
      森本 晃司君    小渕 正義君
      塚田 延充君    浦井  洋君
      小沢 和秋君    菅  直人君
 出席国務大臣
        厚 生 大 臣 増岡 博之君
 出席政府委員
        厚生大臣官房長 下村  健君
        厚生省保健医療
        局長      大池 眞澄君
        厚生省児童家庭
        局長      小島 弘仲君
        厚生省年金局長 吉原 健二君
        厚生省援護局長 入江  慧君
 委員外の出席者
        社会労働委員会
        調査室長    石黒 善一君
    ―――――――――――――
四月四日
 生活保護費の削減反対等に関する請願(浦井洋
 君紹介)(第二五七九号)
 医療保険制度の改善等に関する請願(浦井洋君
 紹介)(第二五八〇号)
 同(藤木洋子君紹介)(第二五八一号)
 同外三件(網岡雄君紹介)(第二六五七号)
 同(新村源雄君紹介)(第二六五八号)
 希少難病患者の医療充実等に関する請願(浦井
 洋君紹介)(第二五八二号)
 腎疾患総合対策の早期確立に関する請願(西田
 八郎君紹介)(第二六一八号)
 健康保険本人の十割給付復活等に関する請願
 (梅田勝君紹介)(第二六四八号)
 同(浦井洋君紹介)(第二六四九号)
 同(岡崎万寿秀君紹介)(第二六五〇号)
 同(工藤晃君紹介)(第二六五一号)
 同(柴田睦夫君紹介)(第二六五二号)
 同(瀬崎博義君紹介)(第二六五三号)
 同(中島武敏君紹介)(第二六五四号)
 労働時間短縮等に関する請願(木間章君紹介)
 (第二六五五号)
 国民医療の充実等に関する請願(不破哲三君紹
 介)(第二六五六号)
 国立腎センター設立に関する請願(河上民雄君
 紹介)(第二六五九号)
 公共事業による失業対策推進に関する請願(井
 上泉君紹介)(第二六六〇号)
 同(河上民雄君紹介)(第二六六一号)
 同(梅田勝君紹介)(第二七〇〇号)
 カイロプラクティックの立法化阻止等に関する
 請願(河上民雄君紹介)(第二六六二号)
 同(原健三郎君紹介)(第二七一六号)
 児童扶養手当制度の改悪反対に関する請願(上
 田卓三君紹介)(第二六六三号)
 年金制度の充実改善に関する請願(木間章君紹
 介)(第二七一五号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関
 する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第
 二七号)
 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正す
 る法律案(内閣提出第二八号)
 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律
 の一部を改正する法律案(内閣提出第二九号)
     ――――◇―――――
#2
○戸井田委員長 これより会議を開きます。
 内閣提出、国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案及び内閣提出、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題とし、順次趣旨の説明を聴取いたします。増岡厚生大臣。
    ―――――――――――――
 国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案
 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案
 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
#3
○増岡国務大臣 ただいま議題となりました国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 老人、障害者等の所得保障の中心である年金制度及び諸手当の制度につきましては、従来からその充実に努めてきたところでありますが、国家財政の再建が課題とされている最近の厳しい財政状況のもとにあっても、社会経済情勢の動向に対応した適切な配慮がなされる必要があります。
 今回の改正案は、このような趣旨にかんがみ、厚生年金等の拠出制年金について特例スライドを実施するとともに、福祉年金及び諸手当についてもこれに準じた給付の改善を行うこととするものであります。
 以下、改正案の内容について、概略を御説明申し上げます。
 第一に、厚生年金、船員保険及び拠出制国民年金の特例スライドについて申し上げます。
 現行の制度におきましては、消費者物価上昇率が五%を超えない場合には物価スライドは実施されないこととなっております。昭和六十年度におきましては、累積の物価上昇率が五%を超えないものと見込まれておりますが、公務員給与の改定及びこれに連動した共済年金の額の改定等を考慮して、特例スライドを実施することとしております。改定率は、共済年金と同じく三・四%であり、また、実施時期は、厚生年金及び船員保険については本年四月から、拠出制国民年金については本年五月からとしております。
 第二に、福祉年金につきましては、本年六月から老齢福祉年金を月額二万五千六百円から二万六千五百円に改める等拠出年金に準じた額の引き上げを行うこととしております。
 第三に、特別児童扶養手当及び福祉手当につきましても、本年六月からその額の引き上げを行うこととしております。
 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
 次に、ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支給を初め各種の援護措置を講じ、福祉の増進に努めてきたところでありますが、今回、年金等の支給額を引き上げるとともに、戦没者等の遺族に対して特別弔慰金を支給することとし、関係の法律を改正しようとするものであります。
 以下、この法律案の概要について御説明申し上げます。
 第一は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正であります。これは、障害年金、遺族年金等の額を恩給法の改正に準じて引き上げるものであります。
 第二は、未帰還者留守家族等援護法の一部改正であります。これは、未帰還者の留守家族に支給される留守家族手当の月額を遺族年金に準じて引き上げるものであります。
 第三は、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部改正であります。これは、戦没者等の遺族で、同一の戦没者に関し公務扶助料、遺族年金等の支給を受けている者がいないものに、特別弔慰金として額面三十万円、十年償還の国債を支給するものであります。
 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願いいたします。
 次に、ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 広島市及び長崎市に投下された原子爆弾の被爆者については、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律により、健康診断及び医療の給付を行うとともに、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律により、医療特別手当等の支給を行い、被爆者の健康の保持増進と生活の安定を図ってまいったところであります。
 本法律案は、被爆者の福祉の一層の向上を図るため、医療特別手当等の額の引き上げを行うこととし、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正しようとするものであります。
 以下、その内容について御説明申し上げます。
 まず第一は、医療特別手当の額を現行の月額十万四千四百円から十万八千円に引き上げることであります。
 第二は、特別手当の額を現行の月額三万八千四百円から三万九千八百円に引き上げることであります。
 第三は、原子爆弾小頭症手当の額を現行の月額三万五千八百円から三万七千百円に引き上げることであります。
 第四は、健康管理手当の額を現行の月額二万五千六百円から二万六千五百円に引き上げることであります。
 第五は、保健手当の額を、一定の範囲の身体上の障害のある者等に対し支給されるものについては、現行の月額二万五千六百円から二万六千五百円に、それ以外のものについては、現行の月額一万二千八百円から一万三千三百円に引き上げることであります。
 また、これらの改正の実施時期は、昭和六十年六月一日といたしております。
 以上がこの法律案を提案する理由及びその内容であります。
 何とぞ慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことを御願い申し上げます。
#4
○戸井田委員長 以上で趣旨の説明は終わりました。
 各案に対する質疑は後日に譲ります。
 次回は、来る九日火曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
    午前十時九分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト