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1984/02/22 第102回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第102回国会 文教委員会 第2号
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1984/02/22 第102回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第102回国会 文教委員会 第2号

#1
第102回国会 文教委員会 第2号
昭和六十年二月二十二日(金曜日)
    午前十一時三十一分開議
出席委員
  委員長 阿部 文男君
   理事 石橋 一弥君 理事 大塚 雄司君
   理事 白川 勝彦君 理事 船田  元君
   理事 馬場  昇君 理事 有島 重武君
   理事 池田 克也君 理事 中野 寛成君
      青木 正久君    稻葉  修君
      榎本 和平君    北川 正恭君
      田川 誠一君    中村  靖君
      二階 俊博君    町村 信孝君
      渡辺 栄一君    木島喜兵衞君
      佐藤 徳雄君    田中 克彦君
      中西 績介君    伏屋 修治君
      滝沢 幸助君    藤木 洋子君
      山原健二郎君    江田 五月君
 出席国務大臣
        文 部 大 臣 松永  光君
 出席政府委員
        文部政務次官  鳩山 邦夫君
        文部大臣官房長 西崎 清久君
        文部大臣官房審 菱村 幸彦君
        議官
        文部大臣官房会 坂元 弘直君
        計課長
        文部省初等中等 高石 邦男君
        教育局長
        文部省教育助成 阿部 充夫君
        局長
        文部省高等教育 宮地 貫一君
        局長
        文部省高等教育 國分 正明君
        局私学部長
        文部省学術国際 大崎  仁君
        局長
        文部省社会教育 齊藤 尚夫君
        局長
        文部省体育局長 古村 澄一君
        文化庁次長   加戸 守行君
    ―――――――――――――
 委員外の出席者
        文教委員会調査 高木 高明君
        室長
    ―――――――――――――
委員の異動
一月二十四日
 辞任         補欠選任
  坂田 道太君     赤城 宗徳君
二月八日
 辞任         補欠選任
  田中 克彦君     細谷 治嘉君
同日
 辞任         補欠選任
  細谷 治嘉君     田中 克彦君
同月十九日
 辞任         補欠選任
  山原健二郎君     不破 哲三君
同日
 辞任         補欠選任
  不破 哲三君     山原健二郎君
同月二十二日
 理事有島重武君同日理事辞任につき、その補欠
 として池田克也君が理事に当選した。
    ―――――――――――――
二月四日
 国立学校設置法の一部を改正する法律案(内閣提出第一七号)
同月十八日
 学校教育法の一部を改正する法律案(佐藤誼君外二名提出、衆法第三号)
 学校教育法等の一部を改正する法律案(中西績介君外二名提出、衆法第四号)
 公立幼稚園の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案(中西績介君外二名提出、衆法第五号)
同月二十日
 公立の障害児教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準等に関する法律案(馬場昇君外二名提出、衆法第六号)
昭和五十九年十二月十三日
 四十人学級の早期実現等に関する請願(経塚幸夫君紹介)(第六号)
 同(P長亀次郎君紹介)(第七号)
 同(田中美智子君紹介)(第八号)
 同(藤田スミ君紹介)(第九号)
 教育予算の大幅増額等に関する請願(田中美智子君紹介)(第一〇号)
 学校事務職員制度の改善等に関する請願(田中美智子君紹介)(第一一号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(愛野興一郎君紹介)(第五二号)
 同外四件(石原慎太郎君紹介)(第五三号)
 同(今井勇君紹介)(第五四号)
 同(上村千一郎君紹介)(第五五号)
 同(浦野烋興君紹介)(第五六号)
 同(江崎真澄君紹介)(第五七号)
 同外一件(大塚雄司君紹介)(第五八号)
 同外一件(海部俊樹君紹介)(第五九号)
 同外二件(柿澤弘治君紹介)(第六〇号)
 同外三件(春日一幸君紹介)(第六一号)
 同(瓦力君紹介)(第六二号)
 同(谷垣禎一君紹介)(第六三号)
 同(塚本三郎君紹介)(第六四号)
 同(中山正暉君紹介)(第六五号)
 同(野呂昭彦君紹介)(第六六号)
 同(保利耕輔君紹介)(第六七号)
 同(堀之内久男君紹介)(第六八号)
 同(三池信君紹介)(第六九号)
 同(水平豊彦君紹介)(第七〇号)
 同(山崎平八郎君紹介)(第七一号)
 同(石橋一弥君紹介)(第一〇五号)
 同外三件(奥田幹生君紹介)(第一〇六号)
 同外一件(金子原二郎君紹介)(第一〇七号)
 同外十件(岸田文武君紹介)(第一〇八号)
 同(浜野剛君紹介)(第一〇九号)
 同(森田一君紹介)(第一一〇号)
 同外一件(石川要三君紹介)(第一三九号)
 同(上村千一郎君紹介)(第一四〇号)
 同(小山長規君紹介)(第一四一号)
 同(佐藤一郎君紹介)(第一四二号)
 同(中村靖君紹介)(第一四三号)
 同外二件(武藤嘉文君紹介)(第一四四号)
同月十八日
 教育費の国庫負担削減反対等に関する請願(中島武敏君紹介)(第二一二号)
 四十人学級の実現に関する請願(藤木洋子君紹介)(第一二三号)
 日本育英会奨学金の拡充等に関する請願(藤木洋子君紹介)(第二一四号)
 学生寮の充実、発展等に関する請願(藤木洋子君紹介)(第二一五号)
 研究生の学術研究条件改善等に関する請願(藤木洋子君紹介)(第二一六号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(石橋一弥君紹介)(第二一七号)
 同(糸山英太郎君紹介)(第二一八号)
 同(木下敬之助君紹介)(第二一九号)
 同外二件(鯨岡兵輔君紹介)(第二二〇号)
 同(中井洽君紹介)(第二二一号)
 同(中野四郎君紹介)(第二二二号)
 同(永末英一君紹介)(第二二三号)
 同(小澤潔君紹介)(第二七〇号)
 同(松野幸泰君紹介)(第二七一号)
 同(三原朝雄君紹介)(第二七二号)
 同(青山丘君紹介)(第三一五号)
 同(伊藤英成君紹介)(第三一六号)
 同(石川要三君紹介)(第三一七号)
 同(北川正恭君紹介)(第三一八号)
 同外二件(倉成正君紹介)(第三一九号)
 同(畑英次郎君紹介)(第三二〇号)
 同(三原朝雄君紹介)(第三二一号)
 同(森清君紹介)(第三二二号)
 教育予算大幅増額等に関する請願(浦井洋君紹介)(第二六四号)
 教育の充実等に関する請願(野間友一君紹介)(第二六五号)
 教育条件の改善等に関する請願(不破哲三君紹介)(第二六六号)
 四十人学級の実現等に関する請願(山原健二郎君紹介)(第二六七号)
 教育予算の大幅増額等に関する請願(浦井洋君紹介)(第二六八号)
 同(田中美智子君紹介)(第二六九号)
 養護教諭の配置等に関する請願(小川仁一君紹介)(第三一〇号)
 同外一件(河野正君紹介)(第一三一号)
 同(城地豊司君紹介)(第三一二号)
 同外一件(細谷治嘉君紹介)(第三一三号)
 同(山口鶴男君紹介)(第一三四号)
同月二十五日
 中学校の租税教育推進に関する請願外一件(衛藤征士郎君紹介)(第三六五号)
 同(大村襄治君紹介)(第三六六号)
 同(小坂徳三郎君紹介)(第三六七号)
 同(堀之内久男君紹介)(第三六八号)
 同(石川要三君紹介)(第四二六号)
 同(小泉純一郎君紹介)(第四二七号)
 同外二件(田中六助君紹介)(第四二八号)
 同(浜田卓二郎君紹介)(第四二九号)
 同(綿貫民輔君紹介)(第四三〇号)
 四十人学級実現、私学助成に関する請願(石原慎太郎君紹介)(第四二三号)
 私学に対する公費助成の大幅増額等に関する請願(梅田勝君紹介)(第四二四号)
 教育・研究予算の増額等に関する請願(工藤晃君紹介)(第四二五号)
 教育の充実等に関する請願外一件(野間友一君紹介)(第四三一号)
 私学助成削減反対等に関する請願(近江巳記夫君紹介)(第五一七号)
 養護教諭の配置等に関する請願外一件(網岡雄君紹介)(第五一八号)
 同(小林直人君紹介)(第五一九号)
 同(沢田広君紹介)(第五二〇号)
 同外一件(多賀谷眞稔君紹介)(第五二一号)
 同外一件(土井たか子君紹介)(第五二二号)
 同外一件(中西績介君紹介)(第五二三号)
 同外一件(水田稔君紹介)(第五二四号)
 同(八木昇君紹介)(第五二五号)
昭和六十年一月十日
 私学助成の増額等に関する請願外四件(大橋敏雄君紹介)(第七〇〇号)
 私学の学費に対する助成等に関する請願(中川利三郎君紹介)(第七〇一号)
 四十人学級実現、私学助成に関する請願(池田克也君紹介)(第七〇二号)
 同(岡崎万寿秀君紹介)(第七〇三号)
同月十七日
 私学助成の増額等に関する請願(梅田勝君紹介)(第七一九号)
 同(浦井洋君紹介)(第七二〇号)
 同(小沢和秋君紹介)(第七二一号)
 同(岡崎万寿秀君紹介)(第七二二号)
 同(経塚幸夫君紹介)(第七二三号)
 同(工藤晃君紹介)(第七二四号)
 同(佐藤祐弘君紹介)(第七二五号)
 同(柴田睦夫君紹介)(第七二六号)
 同(瀬崎博義君紹介)(第七二七号)
 同(P長亀次郎君紹介)(第七二八号)
 同(田中美智子君紹介)(第七二九号)
 同(津川武一君紹介)(第七三〇号)
 同(辻第一君紹介)(第七三一号)
 同(中川利三郎君紹介)(第七三二号)
 同(中島武敏君紹介)(第七三三号)
 同(中林佳子君紹介)(第七三四号)
 同(野間友一君紹介)(第七三五号)
 同(林百郎君紹介)(第七三六号)
 同(東中光雄君紹介)(第七三七号)
 同(不破哲三君紹介)(第七三八号)
 同(藤木洋子君紹介)(第七三九号)
 同(藤田スミ君紹介)(第七四〇号)
 同(正森成二君紹介)(第七四一号)
 同(松本善明君紹介)(第七四二号)
 同(三浦久君紹介)(第七四三号)
 同(蓑輪幸代君紹介)(第七四四号)
 同(山原健二郎君紹介)(第七四五号)
 同外九件(内海英男君紹介)(第八八六号)
 同外八件(太田誠一君紹介)(第八八七号)
 同外十件(河野正君紹介)(第八八八号)
 同外十五件(菊池福治郎君紹介)(第八八九号)
 同外十一件(古賀誠君紹介)(第八九〇号)
 同(坂田道太君紹介)(第八九一号)
 同外九件(自見庄三郎君紹介)(第八九二号)
 同外七件(田中六助君紹介)(第八九三号)
 同外十一件(多賀谷眞稔君紹介)(第八九四号)
 同外十二件(中西績介君紹介)(第八九五号)
 同外十七件(細谷治嘉君紹介)(第八九六号)
 同外四件(武藤嘉文君紹介)(第八九七号)
 同外十六件(山崎平八郎君紹介)(第八九八号)
 私学助成の増額実現等に関する請願外一件(新井彬之君紹介)(第八七一号)
 同外二件(渡部一郎君紹介)(第八七二号)
 私学助成の大幅増額等に関する請願外十五件(井出一太郎君紹介)(第八七三号)
 同外四件(田中秀征君紹介)(第八七四号)
 同(高鳥修君紹介)(第八七五号)
 同(班田孜君紹介)(第八七六号)
 同(宮下創平君紹介)(第八七七号)
 同外九件(若林正俊君紹介)(第八七八号)
 私学助成の大幅増額実現等に関する請願(塚原俊平君紹介)(第八七九号)
 同(丹羽雄哉君紹介)(第八八〇号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(福島譲二君紹介)(第八八一号)
 養護教諭の配置等に関する請願(天野等君紹介)(第八八二号)
 同(石橋政嗣君紹介)(第八八三号)
 同(武郎文君紹介)(第八八四号)
 同外一件(横山利秋君紹介)(第八八五号)
同月二十二日
 研究生の学術研究条件改善等に関する請願(木島喜兵衛君紹介)(第一〇九三号)
 同(佐藤徳雄君紹介)(第一〇九四号)
 四十人学級実現、私学助成に関する請願(小坂徳三郎君紹介)(第一〇九五号)
 同(小杉隆君紹介)(第一〇九六号)
 同(中島武敏君紹介)(第一〇九七号)
 同(不破哲三君紹介)(第一〇九八号)
 同(蓑輪幸代君紹介)(第一〇九九号)
 私学助成削減反対等に関する請願(経塚幸夫君紹介)(第一一〇〇号)
 同(塩川正十郎君紹介)(第一一〇一号)
 同(春田重昭君紹介)(第一一〇二号)
 同(正森成二君紹介)(第一一〇三号)
 私学助成の増額等に関する請願外七件(稲富稜人君紹介)(第一一〇四号)
 同(柴田睦夫君紹介)(第一一〇五号)
 同外十件(中西績介君紹介)(第一一〇六号)
 例外四件(三原朝雄君。紹介)(第一一〇七号)
 同(蓑輪幸代君紹介)(第一一〇八号)
 私学助成の増額実現等に関する請願(原健三郎君紹介)(第一一〇九号)
 私学助成の大幅増額等に関する請願外二十五件(清水勇君紹介)(第一一一〇号)
同月二十八日
 高校増設促進等に関する請願(井上一成君紹介)(第一二一五号)
 私学助成増額、四十人学級実現等に関する請願(梅田勝君紹介)(第一二一六号)
 同(奥田幹生君紹介)(第一二一七号)
 同(竹内勝彦君紹介)(第一二一八号)
 教育費の父母負担軽減等に関する請願(小沢和秋君紹介)(第一二一九号)
 私学の授業料助成の実現等に関する請願(清水勇君紹介)(第一二二〇号)
 私学助成等に関する請願(櫻内義雄君紹介)(第一二二一号)
 同(細田吉藏君紹介)(第一二二二号)
 同(吉原米治君紹介)(第一二二三号)
 教育予算の増額等に関する請願(瀬崎博義君紹介)(第一二二四号)
 教育条件の充実等に関する請願外二件(野口幸一君紹介)(第一二二五号)
 教職員の増員等に関する請願(中林佳子君紹介)(第一二二六号)
 教育条件の充実改善等に関する請願(藤木洋子君紹介)(第一二二七号)
 四十人学級の早期実現等に関する請願(工藤晃君紹介)(第一二二八号)
 同(田中美智子君紹介)(第一二二九号)
 同(野間友一君紹介)(第一二三〇号)
 同(林百郎君紹介)(第一二三一号)
 同(東中光雄君紹介)(第一二三二号)
 同(山原健二郎君紹介)(第一二三三号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(伊藤昌弘君紹介)(第一二三四号)
 同外四件(臼井日出男君紹介)(第一二三五号)
 同(自見庄三郎君紹介)(第一二三六号)
 同(辻英雄君紹介)(第一二三七号)
 同外二件(中西啓介君紹介)(第一二三八号)
 養護教諭の配置等に関する請願(土井たか子君紹介)(第一二三九号)
 四十人学級実現、私学助成に関する請願(伊藤公介君紹介)(第一二四〇号)
 同(上田哲君紹介)(第一二四一号)
 同(金子みつ君紹介)(第一二四二号)
 同(山花貞夫君紹介)(第一二四三号)
 同(山本政弘君紹介)(第一二四四号)
 同(有島重武君紹介)(第一三三三号)
 私学に対する公費助成の大幅増額等に関する請願(梅田勝君紹介)(第一二四五号)
 私学助成削減反対等に関する請願(左近正男君紹介)(第一二四六号)
 同(矢野絢也君紹介)(第一二四七号)
 私学助成の増額等に関する請願(上野建一君紹介)(第一二四八号)
 同外七件(神崎武法君紹介)(第一二四九号)
 同外六件(自見庄三郎君紹介)(第一二五〇号)
 同外六件(辻英雄君紹介)(第一二五一号)
 同外三件(細谷治嘉君紹介)(第一二五二号)
 同(三浦久君紹介)(第一二五三号)
 同外四件(内海英男君紹介)(第一三三四号)
 同(山下八洲夫君紹介)(第一三三五号)
 同外二件(渡辺嘉藏君紹介)(第一三三六号)
 私学の学費に対する助成等に関する請願(中川利三郎君紹介)(第一二五四号)
 私学助成の増額実現等に関する請願(浦井洋君紹介)(第一二五五号)
 同(砂田重民君紹介)(第一二五六号)
 同(土井たか子君紹介)(第一二五七号)
 同(永井孝信君紹介)(第一二五八号)
 同(堀昌雄君紹介)(第一二五九号)
 同(後藤茂君紹介)(第一三三七号)
 同(西山敬次郎君紹介)(第一三三八号)
 同(村山富市君紹介)(第一三三九号)
 私学助成の大幅増額等に関する請願外四件(中村茂君紹介)(第一二六〇号)
 私学助成の大幅増額実現等に関する請願外二件(竹内猛君紹介)(第一二六一号)
 同外四件(天野等君紹介)(第一三四〇号)
 同外二件(竹内猛君紹介)(第一三四一号)
 教育条件の整備充実等に関する請願(近江巳記夫君紹介)(第一三三二号)
同月三十一日
 学生寮の充実、発展等に関する請願(江田五月君紹介)(第一三六三号)
 養護教諭の配置等に関する請願(辻一彦君紹介)(第一三六四号)
 同(辻第一君紹介)(第二三八五号)
 同(新村勝雄君紹介)(第二二八八号)
 同(辻一彦君紹介)(第一三八九号)
 同(土井たか子君紹介)(第一三九〇号)
 同(上原康助君紹介)(第一四四〇号)
 同(辻一彦君紹介)(第一四四一号)
 同外一件(土井たか子君紹介)(第一四四二号)
 私学助成の増額等に関する請願外二件(内海英男君紹介)(第一三六六号)
 同(江田五月君紹介)(第一三六七号)
 同(稲葉誠一君紹介)(第一三九六号)
 同外四件(木島喜兵衞君紹介)(第一三九七号)
 同(嶋崎譲君紹介)(第一三九八号)
 同(新村勝雄君紹介)(第一三九九号)
 同(田中克彦君紹介)(第一四〇〇号)
 同(上田哲君紹介)(第一四四四号)
 同外十二件(権藤恒夫君紹介)(第一四四五号)
 私学助成の増額実現等に関する請願(谷洋一君紹介)(第一三六八号)
 同(岡本富夫君紹介)(第一四四六号)
 同(駒谷明君紹介)(第一四四七号)
 私学助成の大幅増額等に関する請願外二件(中島衛君紹介)(第一三八九号)
 同(小沢貞孝君紹介)(第一四四八号)
 私学助成の大幅増額実現等に関する請願(竹内猛君紹介)(第一三七〇号)
 同外二件(竹内猛君紹介)(第一四〇一号)
 同外六件(竹内猛君紹介)(第一四四九号)
 私学助成等に関する請願(中林佳子君紹介)(第一三七一号)
 教青条件の整備充実等に関する請願(近江巳記夫君紹介)(第一三七二号)
 同(近江巳記夫君紹介)(第一四〇三号)
 同(井上一成君紹介)(第一四七〇号)
 四十人学級実現、私学助成に関する請願(竹内猛君紹介)(第一三九一号)
 同(横江金夫君紹介)(第一三九二号)
 私学助成削減反対等に関する請願(串原義直君紹介)(第一三九三号)
 同(小林恒人君紹介)(第一三九四号)
 同(野口幸一君紹介)(第一三九五号)
 同(中村正男君紹介)(第一四四三号)
 同(井上一成君紹介)(第一四七六号)
 教育条件の充実等に関する請願外一件(野口幸一君紹介)(第一四〇二号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(田中六助君紹介)(第一四三九号)
二月一日
 義務教育費国庫負担制度維持に関する請願(志賀節君紹介)(第一五一三号)
 同(田中直紀君紹介)(第一五一四号)
 学校事務職員制度の改善等に関する請願(藤田スミ君紹介)(第一五一五号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(中山正暉君紹介)(第一五一六号)
 同(戸塚進也君紹介)(第一五九八号)
 養護教諭の配置等に関する請願(辻第一君紹介)(第一五一七号)
 同(辻第一君紹介)(第一五九九号)
 教育・研究予算の増額等に関する請願(瀬崎博義君紹介)(第一五一八号)
 私学助成削減反対等に関する請願(東中光雄君紹介)(第一五一九号)
 同(藤田スミ君紹介)(第一五二〇号)
 私学助成の増額等に関する請願(長谷川竣君紹介)(第一五二一号)
 同(小沢和秋君紹介)(第一六〇一号)
 高校増設促進等に関する請願外三件(有島重武君紹介)(第一五二二号)
 (遠藤和良君紹介)(第一五二三号)
 同外十一件(近江巳記夫君紹介)(第一五二四号)
 同(玉城栄一君紹介)(第一五二五号)
 同外三件(春田重昭君紹介)(第一五二六号)
 同(日笠勝之君紹介)(第一五二七号)
 同(水谷弘君紹介)(第一五二八号)
 同外一件(森本晃司君紹介)(第一五二九号)
 同外五件(薮仲義彦君紹介)(第一五三〇号)
 同外四件(吉浦忠治君紹介)(第一五三一号)
 教育条件の充実等に関する請願(瀬崎博義君紹介)(第一五三二号)
 教育条件の整備充実等に関する請願(有島重武君紹介)(第一五三三号)
 同(遠藤和良君紹介)(第一五三四号)
 同外四件(近江巳記夫君紹介)(第一五三五号)
 同(玉城栄一君紹介)(第一五三六号)
 同(春田重昭君紹介)(第一五三七号)
 同(日笠勝之君紹介)(第一五三八号)
 同(水谷弘君紹介)(第一五三九号)
 同(森本晃司君紹介)(第一五四〇号)
 同外二件(薮仲義彦君紹介)(第一五四一号)
 同(吉浦忠治君紹介)(第一五四二号)
 四十人学級実現、私学助成に関する請願(大塚雄司君紹介)(第一六〇〇号)
 私学助成の大幅増額実現等に関する請願(城地豊司君紹介)(第一六〇二号)
同月十九日
 私学助成の増額等に関する請願(宮田早苗君紹介)(第一六二四号)
 同外一件(武田一夫君紹介)(第一六三七号)
 同外二件(伏屋修治君紹介)(第一六七〇号)
 同(奥野一雄君紹介)(第一六七八号)
 中学校の租税教育推進に関する請願(渡辺省一君紹介)(第一六二八号)
 同(藤原哲太郎君紹介)(第一六四五号)
 同(住栄作君紹介)(第一六五九号)
 同(辻英雄君紹介)(第一六六〇号)
 同(野上徹君紹介)(第一六六一号)
 同(山下元利君紹介)(第一六六九号)
 同(福島譲二君紹介)(第一六八九号)
 同(深谷隆司君紹介)(第一六九〇号)
 同外二件(三木武夫君紹介)(第一七〇一号)
 養護教諭の配置等に関する請願(渋沢利久君紹介)(第一六三六号)
 同(野間友一君紹介)(第一六四八号)
 同(野間友一君紹介)(第一六五〇号)
 同(野間友一君紹介)(第一六六二号)
 高校増設促進等に関する請願(中野寛成君紹介)(第一六七一号)
 教育条件の整備充実等に関する請願(中野寛成君紹介)(第一六七二号)
 国立大学附属病院の臨床研修改善等に関する請願(藤木洋子君紹介)(第一六七七号)
 教育基本法改正に関する請願(平沼赳夫君紹介)(第一六八三号)
 学校図書館法の一部改正に関する請願(武田一夫君紹介)(第一七〇〇号)
 同(井上普方君紹介)(第一七〇六号)
 同(石橋政嗣君紹介)(第一七〇七号)
 同(川崎寛治君紹介)(第一七〇八号)
 同(木下敬之助君紹介)(第一七〇九号)
 同(佐藤誼君紹介)(第一七一〇号)
 同(辻一彦君紹介)(第一七一一号)
 同(村山喜一君紹介)(第一七一二号)
 同(元信堯君紹介)(第一七二二号)
 同(横手文雄君紹介)(第一七一四号)
 同(佐藤誼君紹介)(第一七四二号)
 同(平石磨作太郎君紹介)(第一七四三号)
 教育・研究予算の増額等に関する請願(藤木洋子君紹介)(第一七〇二号)
 私学助成増額、四十人学級実現等に関する請願(山中末治君紹介)(第一七〇五号)
は本委員会に付託された。
一月三十一日
 中学校の租税教育推進に関する請願外二件(第
 四二八号)同(第一四三九号)及び私学助成の
 増額等に関する請願外七件(第八九三号)は「
 田中六助君紹介」を「三塚博君外一名紹介」に
 それぞれ訂正された。
二月二十二日
 私学助成の増額等に関する請願(坂田道太君紹介)(第八九一号)
は委員会の許可を得て取り下げられた。
    ―――――――――――――
昭和五十九年十二月十九日
 中学校の租税教育推進に関する陳情書(山梨県議会議長雨宮茂雄)(第二七号)
 過大規模校の早期解消及び四十人学級の早期実現に関する陳情書外六件(山梨県議会議長雨宮茂雄外六名)(第二八号)
 私学助成充実強化に関する陳情書外二件(広島県佐伯郡大野町議会議長河村博外二名)(第二九号)
 義務教育施設の整備に対する国庫補助制度拡充に関する陳情書外一件(枚方市議会議長牧田アヤ子外一名)(第三〇号)
昭和六十年一月三十日
 過大規模校の解消及び四十人学級の早期実現に関する陳情書外六件(関東甲信越一都丸県議会議長会代表東京都議会議長田辺哲夫外十五名)(第一二五号)
 私学助成の充実強化に関する陳情書外四件(豊田市議会議長川井鏡治外四名)(第一二六号)
 私立高等学校等の公費助成充実強化に関する陳情書外一件(中国五県議会正副議長会議代表広島県議会議長木山徳郎外八名)(第一二七号)
 教育基本法の改正に関する陳情書外二件(愛媛県西宇和郡瀬戸町議会議長福島朝行外二名)(第一二八号)
 公立文教施設整備事業の推進に関する陳情書外三件(愛媛県知事白石春樹外三十名)(第一二九号)
 人口急増過密都市の義務教育施設整備等に関する陳情書(守口市議会議長村野泰夫)(第二二〇号)
 愛媛大学の整備拡充に関する陳情書(愛媛県知事白石春樹)(第一三一号)
 義務教育教材費の国庫負担制度の継続に関する陳情書(四国市議会議長会会長高松市議会議長多田潔司)(第一三二号)
 義務教育教職員定数改善計画に関する陳情書(和歌山県議会議長松本計一)(第二三二号)
 高等学校新増設の国庫補助制度充実に関する陳情書外一件(十都道府県議会議長会代表東京都議会議長田辺哲夫外十名)(第二二四号)
 公立義務教育諸学校の学級編制に関する陳情書(四国市議会議長会会長高松市議会議長多田潔司)(第一三五号)
 工学系高等教育機関の整備充実に関する陳情書外一件(名古屋市中区栄二の一〇の一九竹田弘太郎外一名)(第一三六号)
 史跡等の整備予算の充実に関する陳情書外一件(兵庫県市議会議長会会長三田市議会議長小西勝外二十二名)(第一三七号)
 河内飛鳥地域全域の文化財保存に関する陳情書(豊中市待兼山町一の一中瀬寿一)(第二二八号)
は本委員会に参考送付された。
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本日の会議に付した案件
 理事の辞任及び補欠選任
 文教行政の基本施策に関する件
 私学助成の増額等に関する請願(坂田道大君紹介)(第八九一号)の取下げの件
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#2
○阿部委員長 これより会議を開きます。
 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
 理事有島重武君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○阿部委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○阿部委員長 御異議なしと認めます。
 それでは、理事に池田克也君を指名いたします。
     ――――◇―――――
#5
○阿部委員長 次に、請願取り下げの件についてお諮りいたします。
 本委員会に付託になっております私学助成の増額等に関する請願、第八九一号につきまして、紹介議員であります坂田道太君より取り下げの願いが提出されております。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○阿部委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
#7
○阿部委員長 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
 文教行政の基本施策に関し、文部大臣から発言を求められておりますので、これを許します。松永文部大臣。
#8
○松永国務大臣 第百二回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信の一端を申し述べます。
 申すまでもなく教育は国家百年の大計であり、国家社会発展の基礎として一日たりともゆるがせにはできません。我が国の今日の繁栄は、これまで教育の振興に多くの困難を克服して取り組んできた先人の努力に負うところ大なるものがあります。
 しかし一方、近年における社会の急激な変化や教育の量的拡大等は、これまでの教育のあり方に対しても大きな影響を与えており、今や教育改革に対する国民の期待と関心はまことに大きいものがあります。
 臨時教育審議会においては、現在、総会における審議と並行して、四つの部会においてそれぞれ精力的な審議が行われているところであります。私は、同審議会の審議が円滑に進められるよう、担当大臣として最大限の努力を払うとともに、また、審議の結果がまとめられた場合には、これを尊重し、国民的課題である教育改革の推進に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
 また、文教行政の当面する次のような諸課題については、以下のとおり着実に施策を進めてまいる所存であります。
 第一は、初等中等教育の改善充実であります。
 初等中等教育につきましては、児童生徒の豊かな人間形成を図ることを基本とし、個性、能力に応じた教育を一層推進してまいります。
 特に、道徳教育の充実に加えて、しっけなどの基本的生活習慣を確実に身につけさせ、他人を思いやる心、国、郷土、家族を愛する心を育てることなどを重視した心の教育を推進すべく努力してまいります。また、過熱した受験競争を緩和し、高等学校の多様化に対応できるよう、高等学校入学者選抜の改善に最善の努力をしてまいる所存であります。
 学級編制と教職員定数の改善計画につきましては、昭和六十年度において、児童減少市町村内のすべての小学校について、いわゆる四十人学級を実施する等の改善措置を講ずることといたしておりますが、今後とも財政事情を考慮しつつ、その改善に努めてまいる所存であります。
 また、引き続き教員の資質向上に意を用いるとともに教科書無償給与制度を継続してまいります。
 さらに、幼児教育及び特殊教育の一層の振興充実を図るとともに、学校体育、学校保健、学校安全の充実、豊かで魅力ある学校給食の推進に努めてまいります。
 公立学校施設については、新たに大規模改修費補助の地域制限の撤廃、小中学校屋内運動場の基準面積の改定などの制度改善を行うとともに、引き続き過大規模校の分離の促進、教育方法の多様化や特色ある学校づくりに対応した施設整備の推進に努めてまいります。
 校内暴力等の児童生徒の問題行動については、やや鎮静化の傾向はあるものの、この問題の原因、背景は複雑で根深く、依然として予断を許さないものがあります。その解決を図るためには、学校が教育の専門機関としての責任を十分に果たすとともに、学校、家庭、社会がそれぞれの教育機能を最大限に発揮しつつ、相互に連携し、一体となって取り組んでいくことが肝要であります。
 このため、文部省としては特に自然教室推進事業の一層の拡充など、児童生徒の健全育成のための関係施策の充実にさらに努めてまいる所存であります。
 第二は、高等教育の充実についてであります。
 高等教育につきましては、今後の十八歳人口の急増・急減に留意しつつ、国民や社会の要請に適切にこたえるため、各高等教育機関それぞれの特色ある発展を図るとともに、相互に、また社会に対して、より開かれたものとし、また、その国際化を一層推進していくことが重要であります。
 国立学校の整備については、新たに鹿児島大学に医療技術短期大学部を併設する等、努めて精選しつつも教育研究の推進上必要な整備充実に力を注ぐこととしております。また、放送大学につきましては、いよいよ本年四月から、本放送を開始し、学生を受け入れることといたしております。
 大学入試につきましては、受験生の立場に配慮しつつ、国公私立の各大学における入学者選抜方法の改善・工夫に一層の努力を促し、学歴偏重の社会的風潮の是正や各大学の整備充実等の施策と相まって、その改善の実を上げるよう努めてまいりたいと存じます。特に、共通第一次学力試験を取り入れた入学者選抜方法につきましては、これまでの実施の経験等を踏まえつつ、その改善についての検討を積極的に進めてまいる所存であります。
 また、育英奨学事業については、前国会における育英奨学制度の改正の趣旨にのっとり、今後ともその充実に努めてまいります。
 第三は、私学の振興についてであります。
 私立学校は、建学の精神に基づいた特色ある教育研究を行うことにより、我が国の学校教育の普及と発展に多大の貢献をいたしてきております。このような私学の果たす役割の重要性にかんがみ、引き続き、その教育条件の維持向上に努めてまいりたいと考えております。また、専修学校についても、社会の多様な要請に即した特色ある教育の振興を図るため、適切な配慮をしていく所存であります。
 第四は、学術研究の振興についてであります。
 大学を中心とする学術研究の発展は、科学技術を初め、国家社会のあらゆる分野の発展の基盤を形成するものであります。特に、今日我が国が直面している先端的科学技術の振興や、がん、防災対策等の重要課題の解決のためにも、独創的、先端的な学術研究の一層の推進が急務であります。
 このため、科学研究費の充実、すぐれた若手研究者の育成等、長期的・総合的観点に立った研究基盤の整備充実に努めるとともに、宇宙科学、加速器科学等の重要基礎研究の推進を図ることといたしております。また、研究体制整備の一環として、文部省所轄の統計数理研究所を国立大学共同利用機関に改組・転換することといたしております。
 第五は、社会教育及び体育・スポーツの振興についてであります。
 今日、生涯にわたって自己を啓発し、また、芸術文化や体育・スポーツに親しむとともに、健康で文化的な生きがいのある心豊かな人生を送ることは国民の強い願いとなっております。
 本年は国際青年年でありますが、心豊かでたくましい青少年を育成するためには、豊かな生活体験を与えることが肝要であり、少年自然の家等の青少年教育施設の整備充実を図るとともに、青少年のボランティア活動や団体活動の促進、家庭教育の充実等に一層努めてまいります。
 また、生涯学習についての国民の強い願いにこたえるため、社会教育の指導者の養成・確保と施設の整備充実に努めるとともに、新たなメディアの活用等による適切かつ多様な学習機会及び学習情報の提供等の諸施策を進めてまいる所存であります。
 なお、本年は「国連婦人の十年」最終年に当たり、これまでの成果を踏まえ婦人の地位向上のための施策を推進してまいります。
 さらに、地域における体育・スポーツ活動のための施設の整備、指導者の養成・確保、学校体育施設の開放、生涯スポーツ推進事業等の施策を一層進めてまいります。
 また、本年は、我が国において、大学スポーツの祭典であるユニバーシアード大会の開催が予定されておりますが、これを契機に今後とも国際競技力の一層の向上に努めてまいる所存であります。
 第六は、文化の振興についてであります。
 我が国における民族の歴史的蓄積である伝統文化の継承と、新しい芸術文化の創造発展を図ることは、私たちに課された重要な責務であります。このような認識のもとに、芸術文化活動の奨励・助成や芸術鑑賞機会の充実、いわゆる第二国立劇場の設立準備を初めとする国公立文化施設の拡充整備を行うなど、芸術文化及び地方文化の振興を図り、また、貴重な国民的財産である文化財の保存整備について諸般の施策を講じてまいります。
 また、近年における社会の急速な進展に対応し、著作権者等の権利の適正な保護に資するための施策に取り組んでまいります。
 最後に、教育、学術、文化の国際交流及び国際協力の推進についてであります。
 これらの分野における国際交流、協力の推進は、我が国及び世界の学術、文化の発展に寄与することはもとより、諸国民との相互理解を深め、真の友好関係を築いていくためにも極めて重要であります。特に、近年における我が国の国際的地位の向上と役割の増大に伴い、その重要性はますます高まっております。このような状況にかんがみ、研究者、専門家等の国際交流や各種の国際的な共同研究、共同事業等を積極的に推進するなど、関係施策の一層の充実に努めてまいります。
 とりわけ、留学生の交流は、諸外国との相互理解と友好を深めるとともに、開発途上国の人材養成にも寄与する点で極めて重要であり、国費留学生の増員、留学生受け入れ体制の充実に努めるなど、二十一世紀に向けてその飛躍的充実を図ってまいる所存であります。また、海外子女教育につきましては、日本人学校の増設等その充実を図るとともに、帰国子女受け入れ体制の整備にも努力してまいる考えであります。
 以上、文教行政の当面する諸問題について所信の一端を申し述べました。文教委員各位の一層の御指導、御協力をお願い申し上げる次第であります。(拍手)
#9
○阿部委員長 次に、昭和六十年度文部省所管予算の概要につきまして説明を聴取いたします。鳩山文部政務次官。
#10
○鳩山政府委員 昭和六十年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 昭和六十年度の文部省所管予算につきましては、現下の深刻な財政事情のもとではありますが、文教は国政の基本であるとの認識に立ち、教育、学術、文化の諸施策について、我が国の文教施策の着実な推進を図るため、所要の予算の確保に努めたところであります。
 文部省所管の一般会計予算額は四兆五千七百四十一億二百万円、国立学校特別会計予算額は一兆六千六十三億三千七百万円でありまして、その純計額は五兆千百七十七億七千九百万円となっております。
 この純計額を昭和五十九年度の当初予算額と比較いたしますと、百五十六億千五百万円の増額となり、その増加率は〇・三%となっております。また、文部省所管の一般会計予算額は〇・〇五%の増加、国立学校特別会計予算額は〇・三%の増加となっております。
 以下、昭和六十年度予算における主要な事項について御説明申し上げます。
 第一は、初等中等教育の充実に関する経費であります。
 まず、義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の改善計画につきましては、児童減少市町村内のすべての小学校について、いわゆる四十人学級を実施することとしたほか、教職員配置についてほぼ前年度同様の改善を行うこととしております。なお、義務教育費国庫負担金等のうち、教職員旅費及び教材費については、一般財源措置に移行することといたしております。
 次に、教職員の資質の向上を図るため、新規採用教員等研修、新任教務主任研修、免許外教科担任教員研修、教員の海外派遣、教育研究グループ補助、教育研究団体への助成など、各種研修を実施することといたしております。また、近年の情報化、高度技術化等に対応する教育方法開発のための特別設備について新たに助成する等の措置を講ずることといたしております。
 次に、児童生徒の問題行動を未然に防止し、その健全な育成を切望している国民の期待にこたえるため、生徒指導の充実強化方策として、新たに家庭や地域との連携強化等学校内外にわたる総合的な生徒指導の実践研究を行う生徒指導総合推進校の指定、自然や社会環境の異なる地域にある学校の相互交流を促進するふるさと交流学習促進事業を実施するほか、自然教室推進事業の拡充を図ることといたしております。また、これに関連して新たに廃校となった校舎等を自然教室等受け入れ施設として転用するため、その施設整備に必要な経費の一部を補助することといたしております。このほか、中学校生徒指導推進会議等の開催、生徒指導担当教員の研修、教育相談活動推進事業の実施等の事業を行うことといたしております。
 義務教育教科書の無償給与につきましては、これを継続することとし、所要の経費を計上いたしております。
 幼稚園教育につきましては、保護者の経済的な負担の軽減を図るための幼稚園就園奨励費補助を行うほか、幼稚園施設の整備を図るとともに、新たに幼稚園と家庭の連携のあり方についての研究委託を行うことといたしております。
 特殊教育につきましては、特殊教育就学奨励費の充実を図るとともに、心身障害児の理解認識の推進等を行うことといたしております。
 教育内容・方法につきましては、その改善を図るため新たに個人差に応じた学習指導に関する特別研究、高等学校における教育課程の実施状況調査を行うことといたしております。
 また、海外子女教育につきましては、日本人学校の増設、児童生徒数の増加に対応し、派遣教員の増員を行うとともに、帰国子女教育研究協力校の指定、帰国子女教育受け入れ推進地域の拡充を行うなど、帰国子女受け入れ体制の整備を図ることといたしております。
 さらに、児童生徒等の健康の保持増進に係る事業の推進に努めるとともに、学校給食につきましても、豊かで魅力ある学校給食を目指して、学校給食施設・設備の整備を図ることといたしております。
 次に、公立学校施設の整備につきましては、校舎等建物の新増改築事業について、所要の事業量を確保するとともに、義務教育諸学校大規模改修費補助の地域制限の撤廃、小中学校屋内運動場の基準面積の改定等の制度改善を行うこととし、これらに要する経費として三千六百二十四億円を計上いたしております。
 なお、新たに産業教育に係る調査研究を行うこととしたほか、定時制及び通信教育の振興、理科教育及び産業教育の振興、道徳教育の充実、英語教育の充実、地域改善対策としての教育の振興など各般の施策につきましても所要の経費を計上いたしております。
 第二は、私学助成に関する経費であります。
 まず、私立の大学等に対する経常費補助につきましては、昭和五十九年度と同額の二千四百三十八億五千万円を計上いたしております。このほか、私立大学等の研究装置等整備費の補助についても五十六億円を計上し、教育研究の推進に配慮いたしております。
 また、私立の高等学校から幼稚園までの経常費助成を行う都道府県に対する補助につきましても、大学等と同様昭和五十九年度と同額の七百十六億円を計上いたしております。
 日本私学振興財団の貸付事業につきましては、政府出資金四億円及び財政投融資資金からの借入金三百七十六億円を計上し、自己調達資金と合わせて昭和五十九年度と同額の八百五億円の貸付額を予定いたしております。
 また、専修学校につきましては、教員研修事業等に対する補助、大型教育装置に対する補助、生徒に対する奨学金の貸与、国費外国人留学生の受け入れの拡充等を図るほか、新たに専修学校教育の運営改善に関する調査指導を行うための経費を計上するなど、専修学校教育の一層の振興を図ることといたしております。
 第三は、高等教育の整備充実に関する経費であります。
 まず、国立大学の整備につきましては、鹿児島大学に医療技術短期大学部を併設することとしたほか、地方における国立大学を中心に、教育研究上緊急なものについて、学科等の整備充実を図ることといたしております。
 大学院につきましては、東京農工大学及び愛媛大学に、いわゆる連合大学院方式による連合農学研究科を設置するなど、研究科、専攻の新設等を行うことといたしております。
 附属病院につきましては、新設医科大学の附属病院を年次計画に基づき整備するほか、既設の附属病院についても救急部の増設など、その充実を図ることといたしております。
 なお、国立大学の入学科・検定料につきましては、諸般の情勢を総合的に勘案し、昭和六十一年度入学者から、これを改定することといたしております。
 次に、放送大学につきましては、既に予告放送を実施中でありますが、昭和六十年四月から本放送を開始し、学生を受け入れることといたしております。
 また、育英奨学事業につきましては、昭和五十九年度に行った制度改正を学年進行により計画的に実施することとし、政府貸付金七百八十七億円、財政投融資資金百五十一億円と返還金とを合わせて、千二百七十九億円の学資貸与事業を行うことといたしております。
 このほか、公立大学につきましては、医科大学、看護大学等の経常費補助等について所要の助成を図ることといたしております。
 第四は、学術の振興に関する経費であります。
 まず、科学研究費補助金につきましては、独創的先端的な研究を推進し、我が国の学術研究を格段に発展させるため引き続き充実を図ることとし、昭和五十九年度に対して十五億円増の四百二十億円を計上いたしております。
 次に、重要基礎研究につきましては、エネルギー関理科学、加速器科学及び宇宙・地球環境の解明についても一層の進展を期するとともに、「対がん十カ年総合戦略」に関連する研究の推進を図ることとし、これら重要基礎研究に要する経費として四百六十三億円を計上いたしております。
 なお、学術研究体制の整備につきましても、文部省所轄研究所である統計数理研究所を国立大学共同利用機関に改組、転換するとともに、すぐれた若手研究者の養成に資するための特別研究員制度を創設するなど各般の施策を進めることといたしております。
 第五は、社会教育の振興に関する経費であります。
 まず、地域における社会教育活動の拠点となる公立社会教育施設につきましては、引き続きその整備を図ることとし、これらの施策に要する経費として百十二億円を計上いたしております。
 また、社会教育活動の振興を図るため、社会教育主事、社会教育指導員等の社会教育指導者層の充実に努めるとともに、青少年のボランティア活動を一層推進するほか、青少年、成人、婦人、高齢者など各層に対する学習機会を提供、地域連帯意識を醸成するための地域活動の促進、新たなメディアの活用など、社会教育の幅広い展開を図ることとして所要の経費を計上いたしております。
 さらに、青少年の健全育成に資するため、家庭教育の充実に努めるほか、大型のキャンプ場を南蔵王山ろくに新たに設置することとし、その工事に着手するとともに、計画的な設置を進めております国立少年自然の家につきまして、鹿児島県鹿屋市に第十番目の少年自然の家の設立準備費など、所要の経費を計上いたしております。
 第六は、体育・スポーツの振興に関する経費であります。
 国民の体力づくりとスポーツの普及振興につきましては、広く体育・スポーツ施設の整備を進めるため、社会体育施設、学校体育施設について、その整備に要する経費として百六十八億円を計上いたしております。
 また、学校体育につきましては、学校体育実技指導者の資質向上に努め、格技指導推進校の充実を図るとともに、学校体育大会の補助についても所要の経費を計上いたしております。
 さらに、生涯スポーツ推進事業について一層の拡充を図るなど、家庭、学校、地域における体力つくり事業の充実を図り、たくましい青少年の育成と明るく活力ある地域社会の形成に資することといたしております。
 なお、日本体育協会の行う選手強化事業や国際交流事業等に対して補助を行うとともに、国民体育大会の助成など各般の施策につきましても所要の経費を計上いたしております。
 第七は、芸術文化の振興と文化財保護の充実に関する経費であります。
 まず、地域社会における文化の振興につきましては、こども芸術劇場、青少年芸術劇場、中学校芸術鑑賞教室、移動芸術祭等を実施するための経費を計上いたしております。
 また、芸術文化創造の援助等につきましては、芸術関係団体の創作活動に対する補助、芸術家研修、芸術祭について所要の経費を計上するとともに、中国引揚者に対する日本語教材等を作成するための経費を計上いたしております。
 次に、文化財保護につきましては、国民の貴重な文化遺産の保存、活用を図るため、国宝・重要文化財等の保存整備、埋蔵文化財の発掘調査、史跡の整備・公有化を進め、また、天然記念物の保護及び食害対策を進めるとともに、国立劇場の事業を充実するなど、伝統芸能等の保存伝承を図ることといたしております。
 また、文化施設の整備につきましては、地域社会における文化振興の拠点となる文化会館、歴史民俗資料館等の地方文化施設の整備を図るとともに、国立文化施設については、かねてより準備を進めてまいりました第二国立劇場について建設に必要な建築設計競技、基本設計準備調査等を行うこととし、そのための経費を計上いたしております。
 第八は、教育、学術、文化の国際交流・協力の推進に関する経費であります。
 まず、発展途上国への協力等の観点から、国費留学生の新規受け入れを拡充するとともに、大学等における留学生受け入れ体制の整備、日本語教育の充実など、二十一世紀を目指して、留学生に関する事業を積極的に推進することとし、そのために要する経費として百億円を計上いたしております。
 さらに、ユネスコを通じた教育協力、国連大学への協力等についてもその推進を図ることといたしております。
 また、学術の国際交流・協力を推進するため、二国間・多国間にわたる各種の国際共同研究を進めるとともに、拠点大学方式によるASEAN諸国との学術交流事業、先進諸国等との研究者交流の促進を図ることといたしております。
 以上、昭和六十年度の文部省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げた次第であります。何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
#11
○阿部委員長 以上で説明は終わりました。
 次回は、来る二十七日水曜日午前十時理事会、午前十時三十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
    午前十一時五十七分散会
ソース: 国立国会図書館
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