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1947/09/17 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 文教委員会第二小委員会 第2号
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1947/09/17 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 文教委員会第二小委員会 第2号

#1
第001回国会 文教委員会第二小委員会 第2号
  付託事件
○勤勞青年教育の定時制高等學校設置
 に關する請願(第十二號)
  ―――――――――――――
昭和二十二年九月十七日(水曜日)
   午後一時二十九分開會
  ―――――――――――――
  本日の會議に付した事件
○勤勞青年教育の定時制高等學校設置
 に關する請願
  ―――――――――――――
#2
○假委員長(柏木庫治君) 只今から文教委員會の第二小委員を開會いたします。これで第二囘的でありますが、勤勞青年教育の定時制、高等學校設置に關する請願、請願者は栃本縣河内郡大澤村青年學校長池田惣一郎外三十七名の提出であります。紹介議員は鈴木憲一君であります。この前一應ここで議したのでありますが、今日は結論に到逹いたしたいと思います。鈴木さんから一應御説明を願います。
#3
○鈴木憲一君 この問題は、非常に、請願ではありますが、文教委員としまして大いに採上げるべき重要性を持つた問題だと思いますので、速かに採決をされて、それぞれ手績を終らせるように切望する者であります。以上。
#4
○假委員長(柏木庫治君) 御意見のある人は……。岩本君。
#5
○岩本月洲君 この間、たまたま休會中に廣島の方に参りましたときに、地方の在來勤勞青年教育に從事した人逹の聲を可成り聽きましたが、在來勤勞青年教育が可成り繼子扱にされて來たということについて非常に遺憾の意を表する聲が高いのでありまして、あらゆる面でそういうような出直しをするという今日、特に請願に書いてありますこの勤勞青年教育の定時高等學校設置に關する件については、特に私共誠意を持つて大いにこれを採上げて、勤勞青年のために願いを叶えてやりたいと思うのであります。賛成の意を表したいと思うのであります。
#6
○假委員長(柏木庫治君) 木内君外に質問が……。
#7
○木内キヤウ君 木内もそれに賛成でございます。
#8
○假委員長(柏木庫治君) 木内君は賛成ですね。中川さんは。
#9
○中川以良君 誠にこれは適切なる請願でありまして、本請願の趣旨が一日も早く實現せられることを希望いたします。
#10
○假委員長(柏木庫治君) これに對して文部省の方から簡單に何かお氣付とか、或いは文部省で既に行つておるところを一つ。
#11
○説明員(剱木享弘君) この請願の御趣旨につきましては、いろいろ御質問がございました通り、文部省といたしましても、今般この四月一日から學校教育法が施行になりまして、新しい學制を施行するに當りまして勤勞青年に對する教育を振興して行くということは、非常に重大なる問題であるということを感じておるのであります。明二十三年度から新制の高等學校を實施するに當りましては、特に定時制の高等學校の施行につきまして、十分意を注いでみたいというので、その準備に只今全力を注いでおるような次第でございます。尚新制高等學校の設置につきましては、現在設備及びその内容等につきまして、相當終戰後青年學校の状態と睨み合せまして、非常に努力を要する點がございますので、實際の實施の面においては、幾多の困難があるかと存じますが、この點につきましては、文部省といたしましても、一生懸命にやつて參る積りでございますから、何卒國會の強力なる御後援をお願いしたいと思う次第でございます。
#12
○假委員長(柏木庫治君) それでは皆さんが熱意を以て御賛成でありますので、意見書をここで決議いたしまして、總理大臣の許に届けたいと思うのでありますが、一應意見書案を讀んでみます。勤勞青年教育の定時制高等學校設置に關する請願、請願者、栃木縣河内郡大澤村青年學校長、池田惣一郎外三十七名提出、右の請願は勤勞青年の教育のための定時制高等學校についてはこれを明年度に設置できるように速かに具體案を確立すると共に、定時制高等學校教員としての資質向上のために、青年學校教員の再教育を圖り、又この學校の教職員の俸給、給與は全額國庫支辨とし、速かにこの實現に努力されたいとの趣旨であつて、參議院は願意の大體は妥當なものなりと思う。よつて内閣は鋭意これが實現に努力せられたい。ここに國會法第八十一條により別册を送付する。こうここで決議いたしまして、これを文教委員會に出したいと思いますが、本請願を議院の會議に附するを要するとするものにして、更に内閣に送付するを要するものといたして御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○假委員長(柏木庫治君) 全員可決いたしました。これで今日の委員會を終ります。
   午後一時三十八分散會
 出席者は左の通り。
   假委員長    柏木 庫治君
   委員
           木内キヤウ君
           岩本 月洲君
           鈴木 憲一君
           中川 以良君
  説明員
   文部事務官
   (學校教育局次
   長)      剱木 享弘君
   文部事務官
   (高等教育課
   長)      太田 周夫君
ソース: 国立国会図書館
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