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1947/10/20 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 財政及び金融委員会 第26号
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1947/10/20 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 財政及び金融委員会 第26号

#1
第001回国会 財政及び金融委員会 第26号
  付託事件
○酒類配給公團法案(内閣提出)
○物價引下運動促進に関する陳情(第
 九号)
○製塩事業保持対策樹立に関する陳情
 (第十九号)
○織物の價格改訂に関する陳情(第二
 十八号)
○少額貯金及び各種團体預金封鎖解除
 に関する陳情(第五十二号)
○インフレ防止に関する陳情(第七十
 一号)
○電氣税復活反対に関する請願(第四
 十三号)
○会計檢査院法の一部を改正する法律
 案(内閣送付)
○低物價政策上官営事業料金の値上げ
 反対に関する陳情(第百九十号)
○連合軍兵舍並びに宿舍建設用木材前
 受金の第二封鎖解除に関する陳情
 (第二百十一号)
○賠償税の新設に関する請願(第百十
 八号)
○中古衣類の公定價格を廃止すること
 に関する請願(第百三十八号)
○企業再建整備法並びにこれに伴う諸
 施策に関する請願(第百四十号)
○中古衣類の公定價格制度を廃止する
 ことに関する陳情(第二百三十三
 号)
○会計檢査人法制定に関する請願(第
 二百二号)
○失業保險特別会計法案(内閣送付)
○非戰災者特別税に関する陳情(第三
 百三十一号)
○政令第七十四号中憲法違反の條項に
 関する請願(第二百五十七号)
○政府職員に対する一時手当の支給に
 関する法律案(内閣提出、衆議院送
 付)
○自給製塩制度存続に関する請願(第
 二百九十一号)
○戰死者遺族を非戰災者特別税課税外
 とすることに関する陳情(第三百八
 十一号)
○庶民銀行設立促進に関する陳情(第
 三百九十一号)
○通貨発行審議会法案(内閣送付)
○経済力集中排除法案(内閣送付)
○物品税免税点の引上げ等に関する請
 願(第三百二十八号)
○今次日立鉱山地区の水害復旧特別融
 資等に関する陳情(第四百十二号)
○金属鉱山事業を経済力集中排除法案
 中より除外することに関する陳情
 (第四百十五号)
○戰死者遺族を非戰災者特別税の課税
 外とすることに関する陳情(第四百
 十八号)
○企業整備に関する陳情(第四百十九
 号)
○自給製塩制度存続に関する陳情(第
 四百二十九号)
  ―――――――――――――
昭和二十二年十月二十日(月曜日)
   午後一時三十四分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○通貨発行審議会法案
  ―――――――――――――
#2
○委員長(黒田英雄君) それではこれより委員会を開会いたします。最初にお諮りをいたしたいことがありますが、それは経済力集中排除法案につきまして、鉱工業委員会並びに商業委員会は非常に密接な関係があるようでありますから、連合委員会を開きたいと思います。御異議がなければさようにいたしたいと思います。
#3
○委員長(黒田英雄君) 御異議ないと認めます。それでは両委員長に交渉をして開くことにいたしますが、明日の午前十時から開会いたしたいと思つておりますので、さよう御了承を願います。
#4
○波多野鼎君 小委員会は、土曜日には私疲れて熱を出したために、突然休んで大変失礼いたしましたが、明後日の財政金融と鉱工業委員会等の連合会の終了後いたしたいと思います。お含み置きを願います。
#5
○委員長(黒田英雄君) それでは本日は先ず通貨発行審議会法案について審議をいたしたいと思います。前囘に引続きまして御質問のおありになるお方はお願いいたしたいと思います。後で大藏大臣も見えますそうですから、大藏大臣に対する御質問はその機会にお願いいたしたいと思います。
#6
○西郷吉之助君 通貨発行審議会というものは、これができましたならば、経済安定本部で企画立案するところの財政金融関係の政策というものは、すべてこの審議会に諮られるのでありますか。
#7
○政府委員(佐多忠隆君) 今のお尋ねでございますが、この通貨発行審議会は、通貨の適正な量を決めるための議決をして頂きますので、それに関聯しまして、今お話の綜合的な國家資金計画なり、或いは財政資金の計画なり、産業資金の計画なり、或いは資金蓄積の計画なりというようなことは、その通貨適正量の規正をする場合の諸條件になりますので、それらに関する諸計画は経済安定本部の方でやつておるのでございますが、それ自身についての議決なり何なりは別にお願いしたい。併しそういうものが前提條件になりますので、それらのものに関しましても、通貨発行審議会で調査審議して頂いて、それに関する建議をされることは少しも妨げないので、むしろそういう面についての建議もお願いしたいという心組でおります。
#8
○木内四郎君 この通貨発行審議会に関聯してですけれども、最近通貨の量が非常に殖えて來て、月々日々に増加しておることは御承知の通りでありますが、その原因は一体分析して見れば、どういうこととどういうことにあるというふうに考えておられるのでありますか。
#9
○政府委員(佐多忠隆君) 通貨増発の原因についてのお尋ねでございますが、それは端的にいいますれば、総体的に見まして財政收支の不足、いわゆる財政所要資金と産業所要資金との合計額が資金の蓄積量より多い、そこにアンバランスができておりますので、その面から通貨の増発によつて資金を補充しなければならないという結果に相成つているのだろうと存じております。その財政資金の赤の問題でございますが、これは御承知の通り一般会計としましては、当初予算赤字なしということになつておりますので、通年においては、大体赤は出ないのでございますけれども、御承知の通り歳出の方は大体年間平均しておりますけれども、歳入の方が年度初めの方に少くて、年度末になるに從つて多くなるというような関係で上半期においては相当一般会計において赤が出るという点が一点でございます。それから更に特別会計につきましては、大体建前としては独立採算制をとる建前になつているのでございますけれども、尚鉄道、通信等には損益勘定においてすでに赤字がありますし、更に施設の復旧建設のための工事勘定の方で相当な赤字が出ますので、それらの点に財政所要資金の赤が出るのみならず、例えば貿易資金、食糧管理等の会計でも赤が出て参りますので、それら全体を合せまして相当な金額の赤になりますし、更にそれに地方財政の赤字が加わりまして、財政所要資金として收支のアンバランスが相当出て來る。それが一つの通貨増発の原因になつているというふうに存じております。それから産業資金につきましては、先般來から融資規正をいろいろ行つておるのでありますが、それでも尚生産を増強するために、超重点的に必要な、例えば石炭とか、肥料等の重要産業については、生産を維持拡大して行くための相当巨額の資金を出しておりますし、殊に今囘の價格改訂によりまして、一應從來の赤字資金は消減したことになつているのでありますけれども、尚運轉資金その他が増大しておりますし、更には最近公團の運営が活溌になりますにつれて、ここでも資金の需要が相当殖えて來ている。そういう点で産業所要資金も、特に復興金融金庫を通して出す融資を中心にしまして相当の金額に達しておりますので、この面からも資金の需要が超過して参つている。で、両方の財政資金、産業資金を合わした合計額が大体資金の蓄積、貯蓄とバランスしてなくて、貯蓄の方がそれより遥かに少いという関係で、相当通貨が増発したというふうに見ているのでございます。
#10
○木内四郎君 只今の説明抽象的ですけれども、大体そうであろうと思うのですが、財政資金というものにつきましても、一年の計画として赤字が出なくても年初において赤字になつて、年末においてはとんとんになるということは今御説明になつた通りだと思うのであります。併し財政資金にしましても産業の資金にしましても一應規正しておられるので、大体一年を通じて月月の一應の計画というようなものが大体あられるだろうと思うのですが、そういう見地から見て今日の通貨の増発というものはどういうようなふうに見ておられるのですか。
#11
○政府委員(佐多忠隆君) お答えいたします。大体通貨の増発の原因になつております産業資金につきましては、大体上半期の実績から見ますと、財政資金が二百九十億ということになつております。即ち財政資金差引額と民間支拂超過額、その差額が二百九十五億ということになつております。産業資金の予想超過額は五百二億、從いましてその両者合計で七百九十七億ということになつておるのでございすが、その資金の需要に対しまして資金の供給の面から見ますと、一般自由預金増加が六百七十五億円、第一封鎖預金の減少が三百二十六億円ということになりまして、その両者合計しまして純資金の増加が三百四十九億ということになつております。從いまして先の七百九十七億の資金需要に対しまして資金の供給、これが三百四十九億円しかありませんので、資金不足が四百四十八億円ということに相成つておるのでありますが、その資金不足を通貨の増発で補うという恰好になりまして、大体その間におきましての通貨の増発は四百六億円ということになつておるのであります。これが計画とどういう関係になつておるかというお尋ねでございますが、大体計画といたしましては、今申上げました財政資金としましては三百一億円、それから産業資金としまして五百三十億を見込んでおります。從いまして財政資金、産業資金については、計画で予想したのと殆んど変らないように一應計画的な数字と合致するような形で需要されておるということがいわれるのであろうと思います。資金の供給の面でございますが、それにつきましては自由預金を上半期六百三十億と見ております。封鎖預金の減を二百三十億と見まして合計四百億という予測を立てておつたのでありますが、大体この点では封鎖預金の減が相当殖えておりますので、この点で資金の純増が若干計画より減つておるということになつておるわけでございます。それで通貨の増発はすでに第一・四半期、第二・四半期で大体四百三十一億ぐらいな通貨増発であろうというふうに予測を立てておつたのでございますが、それが先申上げましたように四百六億の増発ということになりまして、最初計画を立てておつたよりか若干緊縮されておるというような結果になつておるというふうに考えております。
#12
○木内四郎君 ちよつと今伺つたところで、計数は大体理解したのですが、理解し得ない点は、初めから通貨の増発を四百数十億も予定して計画を立てられるということは、どういうわけなのでありますか。
#13
○政府委員(佐多忠隆君) お尋ねでございますが、その点におきましては、御承知の通り計画としては理想的には資金の需要と供給とが完全にバランスされて、完全な健全財政、健全金融で参らなければならんと思うのでございますが、御承知の通り未だ財政資金につきましても、一般会計においては一應收支償うことになつておりますけれども、特別会計の方で相当な赤字が出ますし、これを一挙にすぐ完全にバランスした計画として持つて行くことができない実情にございますし、更に産業資金についても、できるだけの規正はいたしますけれども、生産増の点、或いは生産減を來さないように生産を維持する。更には、生産を維持するためにはここで相当な投資をしなければなりませんので、それらのことを勘案いたしますと、遺憾ながらまだ資金の供給と需要を完全にバランスさせるということは不可能な状態にありますので、大体この程度の通貨増発は止むを得ないだろうというような見地に立ちまして、そうした意味での通貨増発を予想した計画を立てて参るわけでございます。
#14
○木内四郎君 いろいろそれは困難な事情があると思うのですが、初めからできるだけこれをバランスのとれるような計画を立てて、資金の供給、或いは蓄積といいますか、そういう計画を立ててやつて努力したができないというのならあれですけれども、初めから千四百億に対し、何といいますか、三分の一以上も増加になるような政策を立てることは、これはどうかと思うのですが、初めからこれをバランスを合せて、それに向つて國民が皆資金蓄積に努力するというような、計画を立てることはできなかつたのか。又言われるところによると、或る程度のインフれ政策といつても差支ないようなことを初めからやつておられるように思うのですが、初めは少くともバランスを合せる計画を立てて、それに向つて努力をするということはできないのですか。
#15
○政府委員(佐多忠隆君) 理想的には今おつしやつたような氣構え、心構えで行かなければならないと思いますけれども、遺憾ながら現実の状態としてはまだそういうふうながつちりとした計画で進めない状況にある。若しそういうふうな状況にしますと、財政資金も出ないし、産業資金も出ないで、殊に生産をストップするというような危險性があると考えましたので、今のような計画を立てておるのでございますが、御意見の通りすでにインフレも相当危險な段階に到達しておりますので、今後の問題としては特にそういう点を十分留意したいと思つております。
#16
○木内四郎君 政府は健全財政主義を頻りに唱えて予算のバランスを合せることに努力して、そのためには國民は酒、煙草その他の値上りは勿論のこと、通信それから運輸の料金、或いは税金等も非常に引上げられることになつておるのですが、そうすると健全財政といつておつても、こういう全体の計画において初めから現在量の通貨の五割にも近いものの増発を予想するというような計画を立てるということであれば、もう健全財政も何もないと思うのですが、健全財政堅持という方針とこれとの関係について非常に疑問を生じて來るのですが、今後においては、その点はどういうふうに考えておられるでしようか。
#17
○政府委員(佐多忠隆君) お尋ねの点でございますが、仰せの通りに政府といたしましては、建前としまして健全財政、健全金融の立場を強く堅持することを庶幾しておるのでございますが、そのために例えば今度の追加予算においても成るベく健全財政を堅持し得るようにあらゆる努力をいたしておるわけでございますが、遺憾ながら大体一般会計においては赤字なしにやつて行ける目途がついたのでありますけれども、特別会計においては尚且つ相当な額の赤字が出る。特にその赤字を赤字でなしにしようというと、例えば鉄道の運賃或いは郵便料金の大幅の値上げをしなければならないし、更には貿易資金特別会計の赤をなくするためには、輸入物資について相当高價な値段で食糧その他を拂下げなければならないというようないろいろな問題がありまして、そういうことは直接に物價を引上げることになりますので、それらのことを勘案しながら若干の通貨増発は尚止むを得ないというふうな結果に相成つております。
#18
○木内四郎君 そうしますと、一般会計の方では健全財政を堅持してできるだけインフレ防止に力を盡したいが、特別会計の方と金融の方面から堤防の崩れて來るのは仕方がないというお考えですか。
#19
○政府委員(佐多忠隆君) 特別会計なり産業資金についても、できるだけ健全財政或いは健全金融の態度を堅持したいと思うのでございますが、実際の問題として、今おつしやるように、完全に供給し得る資金で需要を賄うということは実際上できていないというような現状でございます。
#20
○木内四郎君 この点につきましては、もうこれ以上質問しても同じことですから伺いませんが、この通貨発行審議会で先程お話になりました適正な通貨量を決めるということでございましたが、通貨発行審議会で決めましても、今お話になつたような特別会計或いは金融の面において、もうすでに計画においてさえもそういう問題があるということになつて來ると、通貨審議会で決めたものを一應決めましても、これで抑えることは困難じやないかと思うのですが、そういう点はどういうふうに考えるのですか。
#21
○政府委員(佐多忠隆君) 通貨発行審議会におきましては、今申上げましたような財政の状況なり或いは産業の現況なりをよくお考え願つて、而もそういう具体的な現実の情勢を前提にしながら、尚且つ目標としての完全なる健全財政、健全金融への目標へ近付き得る、そこへ一日も早く到達し得るような形の計画を立てて行かなければなりません。從いまして、更に飜つて、財政の問題については、或いは産業金融の問題等々についてもいろいろな御審議を願い、いろいろな御研究をお願いしたいというふうに考えております。
#22
○西郷吉之助君 只今木内委員の御質疑に対する御答弁の中に、産業資金の規正というようなお話でありました。今日のインフレ下においてはそういうことも必要であろうと考えますが、一方において、この前の予算委員会においても、総理に対する質問をした中に、行政整理を徹底的に断行して、行政費の節約ということを……、政府が國民に耐乏生活を要求しているならば、第一にそういうことを徹底的にやつてから、産業資金の規正ということをやるのは結構であると思いますが、そういう方面が、総理の答弁にもはつきりしなかつたので、この際出先機関の徹底的な整理というようなことをやるならば、行政面の徹底的な予算の節約ということも、相当大きな額に上ると思うのでありますが、そういうものに対して、安本として徹底的にそういうことをなさるお考えがあるかどうかという点と、もう一つは、今囘の追加予算におきましても終戰処理費四百十何億というようなことを立てたようでありますけれども、これは恐らくマル公計算でかような金額が出たと思いますが、実際面においては、終戰処理費の内容は、恐らく土木工事が非常に多いのじやないか。そう思うときに、果してマル公計算で行くか、これは非常に可能性が薄いのじやないか。そうすると追加予算の四百何十億というものも又その追加が必要になつて來はしないか。そういうようなふうに思われるのでありますが、そういうような点について安本としてどういうふうなお考えであるか、お伺いしたいと思います。
#23
○政府委員(佐多忠隆君) 終戰処理費の問題につきましては、追加予算の問題と関聯しまして、今、尚いろいろ審議中でございますので、それが更にはつきりしました後において詳しくお答えいたしたいと思います。
 行政整理の問題でございますが、この点につきましてはお説の通りであると考えまするので、我々もその必要を痛感いたしまして、差当り行政運営の簡素合理化に資するために、昭和二十二年度予算につきまして、大体人件費及び物件費その他を通じて一割に相当する金額を予算上節約する。そのために政府職員の定員増加は各省各廳の振替えによる場合の外は原則として行わない。そうしていろいろ政府職員の配置轉換なり何なりをやつて、そういうものの経費の減少を図るということを先ず二十二年度予算につきましてもやるように、閣議でございましたか、決めて頂いたのでございますが、更に問題はもつと廣汎に全般的な問題となると思いますので、來年度予算の審議に際しては、更に御意見のようなことを愼重に審議したいと思つております。
#24
○波多野鼎君 通貨発行審議会の構成の問題ですが、先程も御説明のあつたように通貨増発の問題が財政資金、産業資金、それから特に地方財政とかいうような問題もありまして、相当大きな権限を通貨審議会は持たなければならんと思う。詰り予算の編成の問題にまで通貨審議会というものは発言し得ることにならないと意味がないと私は思うのでありますが、そのためにはこの前御説明のあつたような、主として政府内部の者だけで審議会を構成するということではうまく行かんのじやないかと思うのであります。例えば財政金融委員会の人たちとか、或いは労働組合関係の人たちという方面からも委員を選ぶということにしなければならないと思うのでありますが、そういう点についてどんなお考えか……。
#25
○政府委員(佐多忠隆君) 通貨発行審議会は、大体内閣総理大臣の所轄に属する審議会でありまして、私たちの考えでは、政府の機関であり、行政に対する一つの補助的な機関である、こういうふうに考えておりますので、そういう意味におきまして、これは行政機関に準ずるものという点から、この審議会に立法を司どられる議員の方々が御参加になるのは不適当だろうというふうな考え方に基いて、一應議員の方方の御参加を願わないということになつているわけであります。併し仰せの通り通貨発行適正量の問題は、いろいろ財政の問題なり金融の問題なり廣範な問題に関聯いたしますので、それらの問題の審議を願うのでありますけれども、飽くまでも政府の一つの行政機関的な存在であるという点から、そういうものとして活用して行きたい。從いましてその他の財政予算金融等の問題につきましての國会での審議は、飽くまでも。ここで政府の行政機関とは別個に独立に十分な御審議を願いたいというふうに考えているわけであります。
#26
○波多野鼎君 御説の趣旨は分りましたが、そうしますと、通貨発行審議会というようなものはどういうことになりますか。今の経済安定本部あたりが中心になつてやつていることとどう違つておりますか。安定本部総裁として首相がおつて、そういう点にいつていろいろの審議会というのは官制はないかも知れませんが、事実上やつていることがあると思うのですがね。
#27
○政府委員(佐多忠隆君) 通貨発行審議会としましては、日本銀行法でその権限に属させた事項、即ち日本銀行券の発行限度について議決をする。それから三十日を超えて日本銀行券の発行を認めることについて議決をする。発行限度を超える日本銀行券の発行に対して納める発行税の最低割合を議決する。日本銀行券の発行保証充当物件の充当限度について議決するというような種々のことが日本銀行法の規定によりまして権限に属させられておりますので、それらの事項を司どり、尚それら以外に通貨金融政策の基本に関する事項について内閣総理大臣に建議することができるということになるわけでありまして、只今申上げました通貨発行審議会の権限に属させた事項は、從來は主務大臣即ち大藏大臣が單独に決定していたものでございますが、それをその周囲に通貨発行審議会みたいなような民間的な知能を十分に動員した委員会を設けて、それによつて審議して貰つて、その議決に基いて大藏大臣が更に閣議を経て決定するというようなことに相成ると存じます。
#28
○波多野鼎君 私はこういうことを思つたわけなんです。通貨の発行が財政資金とか産業資金、つまり財政金融政策によつて殖えて行く、そういうことは殖やすか殖やさんかということは恐らく安本総裁が中心になつて審議しておられることと思う。ここで通貨審議会を作つて今のようなことを議決するにしても、それは殆んど後始末をするだけの機関になつてしまう。発行税の問題とか最高限度というものを決めようにも、すでに財政金融政策の方、これは安本中心に決定されることと思いますが、その決定の後始末が日本銀行の日本銀行券の増発となつて現われるだけで増発しちやならんと通貨審議会が言つて廻つたところでこれは意味がないことじやないか。そういう点なのですがね。
#29
○政府委員(佐多忠隆君) それは一應通貨発行量には今おつしやいましたようないろいろな政策の結論として結果的に出て來ると思うのですが、そういう結果を予め三ヶ月たり六ヶ月前に予想しまして、そうして政策としては、どうあるべきかということも十分御審議願つて、そういう政策の審議の上に、然らば年度末なり或いは年末なりの通貨発行の適正量は幾らというふうにお決め願うわけでございますから、間接にはやつぱりそういう政策自体を審議会を通じて規正して頂くということになるのだろうと思います。そういう意味では單に尻拭いだけではないというふうに考えております。
#30
○山田佐一君 只今木内さん及び波多野さんの質問のことについて私感じたのでありますが、結局通貨増発の原因は、当初において健全財政で收支相償なつておれば増発の原因はないのである。それが四百六億の増発の原因になつたのは、ここで私自分で算盤をやつたのでありますが、貿易資金の五十億、それから復興金融金庫の二百五十億、それから地方財政即ち地方債の二億円、その外のものが百四億円程のものが特別会計の赤字のために出たものと、こういう工合に解釈いたしてよろしいか、もう少しこの赤字の出たものはいかなる原因によつて出たかということをお示しを願いたい思います。
#31
○政府委員(佐多忠隆君) お答えいたします。今の御質問でございますが、先程申上げましたように、上半期六ヶ月の間に國家財政の赤は二百九十三億となつておりますが、これは実は日本銀行の國庫の出入を一本で実績としては計算いたしておりますので、各機関別にどういうふうになつておるかということは、今のところはつきり分らないのでございますが……。
#32
○山田佐一君 一應纏めて頂きたいということは、これは了承できるわけですが、それをもう一遍遡つて見ますると、当初予算は收支きちんとして、健全財政として作つたものであるが。出たものが、丁度今から遡及して考えて見ると、貿易資金の五十億を使つてしまつた、而して復興金融金庫の二百五十億も使つてしまつた後、三百億の増発をしなければ翌る日からお出しになる金がない、こうして行きますと、特別会計に出した金額というものが承つて見ると殆んど分らないのでありますが、そうすると四百億にやや近いものになる。健全財政で本当に收支のバランスが採れて行けば、通貨増発はないのではないか。このものがいわゆる復興資金といい、貿易資金といい、結局爲替の平衡資金とはいいながらも、食糧の輸入であるからこれは出ただけだ。復興金融金庫の金も出ただけで一向帰つて來ん。そこで通貨増発の原因はここにあるのじやないか。原因を確めて見るというと、健全財政として行つたけれども、融資という面では出て行くけれども、融資のものが殆んど損失補償と價格補償に行つてしまつたのではないか。だから一時資金で大藏証券で帰つて來るように見えるけれども、帰らんものの増発になつておるのじやないかということを承つて見たいと思います。
#33
○政府委員(佐多忠隆君) 復金や貿易資金の特別会計の繰入れの問題でございますが、それらが仰せの通りに原因になつて、資金需給の赤になつておることはお説の通りだと思います。ただ金額的に、今おつしやつたような金額で、それがそのまま赤になつておるかどうかという点については、もう少し精査して見たいと思つております。
#34
○山田佐一君 細かい数字はやはりここでやつただけで合わんことは存じておりますが、大体においてさよう承知してよろしうございますか。
#35
○政府委員(佐多忠隆君) その通りで結構でございます。
#36
○西郷吉之助君 私は先程の委員から御質問がありましたがこの通貨発行審議会の構成についてでありますが、こういうものは從來の歴代内閣に沢山審議会とか、委員会とかいうものがありましたが、実績においては一向挙つていないと考えますので、これの構成につきましても全然逆にひつくり返して、すべてが國会中心であるから、國会にも財政金融委員会とか予算委員会がありますが、それとは別に國会中心の通貨の委員会を作つて、これに安本長官とか総理大臣とか國会議員も平委員となつて、それに民間團体の委員も入る、こういう構成で審議したら、國会中心であるから歴代の政府に意向が強く反映する、今日民主的な時代でありますので、そういう線からは國会中心でもあり民主的のやり方でもあるので、そういうものがいいのじやないかと思います。やはり政府自体が中心となつて、それに民間の人を入れても、どうも今までの委員会と内容も同じで、実績は期待できないじやないかと考えますが、政府当局はどういうふうに考えられますか。
#37
○政府委員(佐多忠隆君) 政府といたしましては、從來主管大臣が單独に決めていたけれども、民間の豊富な知識経驗のある方々に御参加願つた審議会で、もう少し廣い視野からそういう問題を御審議願いたいというつもりで、この法案の中にもありますように、産業界、金融界、学識経驗者から成る審議会とされておるわけでございますが、それは飽くまでも政府の行政措置の一環として考えておりますので、そういう構成に相成つておるのでございますが、これとは別途に國会を中心としましたそういう御審議が、更に強力になされるということは当然のことでありましようし、その問題はそれとして國会で十分お考え願いたいと考えます。
#38
○木村禧八郎君 只今の御答弁と関聯するのでありますが、この通貨審議会の法律を制定するに当りまして、この前の内閣のときに設けました金融制度調査会というものがありまして、通貨審議会については民間各方面の人を集めて、一應の結論に到達しておるのでありますし、そうして財政金融委員会にもその資料が配付されておる。民間における意見が反映された金融制度調査会の意見をどの程度まで参照されましたか、その点について伺いたい。
#39
○政府委員(佐多忠隆君) 前議会におきまして日銀法の改正を御審議願つたときにすでに通貨安定審議会という問題が問題となつていたのでありますが、そのときに考えました構想、それを一應そのままこの通貨発行審議会の法案の中に取入れております。その場合の構想は金融制度調査会の方から調査報告、その他の御意見を十分斟酌してこの審議会の構想を決めたものであります。大体調査会の御意見に副つたものであるというふうに考えております。
#40
○木村禧八郎君 若しそうであるといたしますと、調査会の方の意見と大分その内容において違うところがあるのであります。只今國会の方とこの審議会との関係についての論議があつたのですが、金融制度調査会の答申によりますれば、通貨信用委員会というものを設けまして、そうしてそこの機能として、第一に金融に関する政府の命令はこの通貨信用委員会の承認を得て決定する。第二に金融全般に関する事項の自主的運営の管理に当る。第三に金融立法に関し國会常任委員会の諮問に應じ又意見を具申する。第四が通貨審議会は発展的に解消し、本委員会においてその職務を継承する。第四の通貨審議会は発展的に解消するというのは、まだその頃通貨審議会ができると思つて、そうしてそういう結論に到達したものですが、こういう通貨信用委員会によれば、國会常任委員会との関係は只今申上げましたように、國会常任委員会の諮問に應じ、そうして又常任委員会に対して意見を具申する、そういうふうになつておるのでありますが、この通貨信用委員会と今囘考提出になつた通貨発行審議会とは大分その趣きが異なるのですが、政府としてはこの金融制度調査会の答申をもつと尊重して、その意見をここに盛るお考えはないでしようか。特に又この審議会の構成についても、金融制度調査会の意見においては、もつと廣汎にその委員を網羅しておるのであります。先程波多野委員が言われましたように、労働組合の方も入ることになつております。そういう点はここには拔けておるのであります。そういう点についてはどういう御意見でありますか。
#41
○政府委員(佐多忠隆君) 今おつしやつたような金融制度調査会の報告によりますと、審議会といいますか、委員会といいますか、それが一つの行政委員会みたようなものになると思うのですが、そういう点では実はまだ政府の方では非常に大きな問題を含んでおりますので、はつきり決定をしておりませんので、差当りは先ず前の構想でありました審議会の形式で出発して行きたいというふうな氣持でございます。それから更にこれの構成委員の問題でございますが、構成委員はこの法案にもありますように、金融界、産業界、学識経驗者というような方々をお願いすることになつておりますが、この審議会自身は非常に專門的な、技術的な題目を扱うことになりますので、成るべくそういう方面の専門的な知識のある方に御参加願うというような委員会にしたいという感じでございます。
#42
○木村禧八郎君 只今御意見を承りましたが、金融制度調査会の、そういう通貨信用委員会を設定する必要があるという意見に到達いたしましたについては、その委員は民間の相当專門的な人を非常に廣汎に網羅しておるのでありまして、そうして政堤において諮問をしたのでありますが、こういう答申に対しては、政府はもつと愼重に考慮されてよいのではないか。あの当時やはり通貨発行審議会という法案が出るということが予想されて、それでは不十分であるというので皆研究をしたわけでありまして、折角金融制度調査会において民間の各権威者を集めて、相当愼重に研究してよい結論に到達したのに、その結果が殆んどこれに盛られていないということは非常に私は遺憾だと思いますが、私はこの通貨発行審議会がもつと違つた形で出て來ると思つておつたのですけれども、ところがこれを拜見しますと、一番最初問題になつておるような形そのままで出て來ておるので、大変失望しておるのであります。特に第三條の構成などについて、先ず更に政府ではお考え直しをする御意向はないのでしようか。
#43
○政府委員(佐多忠隆君) 構成につきましては先程申しましたように、大体この原案通りに金融界、産業界、学識経驗者というようなところから專門的な知能の方々に委員になつて頂いて、この問題の審議に当つて頂きたいというふうに考えております。
#44
○木村禧八郎君 この構成のメンバーについて、連日新聞に大体その人の発表がしてあつたのでありますが、そのメンバーの顏触れを見ますと、産業界から出ておるというその人の顏触れも、これはやはり金融関係の人であるように拜見したのであります。新聞に発表された限りにおいては、大分金融方面の人が多いように思うのであります。その大体内定しておるメンバーの数字が発表されたのでありますが、差支えがなければ御発表願いたいのであります。
#45
○政府委員(佐多忠隆君) 委員の構成でございますが、構成は先程申上げましたように、金融界、産業界、学識経驗者ということになつておりますので、必ずしも金融界だけに偏らないように選定したと思つております。それから委員の具体的人選につきましては今審議中でございまして、まだ最後的に確定しておりませんので申上げる段階に至つていないのでございますが、新聞に若干そういうものが出たとしますれば、それは新聞の観測記事でございまして、そういうふうにお含みを願いたいと思います。
#46
○木村禧八郎君 この法律案の第一條の第二項のところでありますが、一審議会は、前項に規定するものの外、通貨金融政策の基本に関する事項につき内閣総理大臣に建議することができる。この通貨審議会の「政策の基本に関すする事項」というもののその主なるものはどういうものを指すのでありますか。
#47
○政府委員(佐多忠隆君) お答えいたします。通貨の発行量を適正に規正するために必要な、それに関聯するすべての通貨金融政策でありまして、具体的に申しますと、通貨政策一般、それから國家資金計画、財政政策、産業金融政策、貯蓄増強政策等、通貨の発行に直接に影響のあるすべての政策を含むわけであります。同時に又これに関聯する限りでは物價政策なり、更にはそれと関聯する生産の問題なり、等々諸政策についても必要になつて來ると思いますので、そういうインフレーション克服のための基本的な諸政策というようなものについて審議して頂いて建議をお願いするということになると思つております。
#48
○星一君 この法案は、考えれば政府不信任案を示したような法律にも見えます。政府はやたらに紙幣を発行したがるから、それにブレーキを掛けるという法案にも見えます。併しこの通貨発行審議会というものは、これから発行する紙幣ですね、それの審議会か、これから発行するものの審議会ですか、それはどうなんですか、お伺いします。
#49
○政府委員(佐多忠隆君) 仰せの通り、今後発行する通貨量に対して適正な通貨量如何ということを大体予測いたしまして、年末には最高発行限度幾ら、或いは年度末には幾らというようなことを決めて頂きまして、それを確守するようにあらゆる努力をするという心構えであります。
#50
○星一君 それではもうすでに紙幣が発行し過ぎており、沢山出ておりますから、すでに発行したる紙幣を縮少する、燒き捨てるということもこの法案が審議をするのでしようか。これか伺いとうございます。
#51
○政府委員(佐多忠隆君) お答えいたします。通貨発行の適正量につきましては、申すまでもなく今まで発行しておる通貨量をも含めまして今後幾らになるかというふうな問題を測定して規定いたすのでございますから、仮りに現在発行しておる量が過大であるというようなことになりますれば、それを更にどう減して行くかというような問題も併せ審議されることになるというふうに存じております。
#52
○星一君 いわゆるこの法案は通貨の合理化というか、通貨の整理ということならば分る、併し通貨発行審議会なんということで、どうもぼんやりしておるから伺つたのでありますか、この法律の名称から改むべきだと思います。で若しすでに発行したる紙幣を縮少するのには、政府にはどうして行くという案がありましようか。それを伺いとうございます。
#53
○政府委員(佐多忠隆君) 現在すでに千六百億を超える通貨を発行しておるのでありますが、これは見樣によつては非常に厖大な数額でございますし、これ自身が十分に檢討されなければならない数額であると思つておりますが、すでに現在の物價の状態なり或いは生産の状況等は、この発行額を基礎にしまして、これを既成の事実としていろいろ一つの経済秩序が成立つておると思いますので、現在直ぐにこの量を何らか規正する、何らか非常に強硬な手段を取つて引下げるというようなことは只今のところ考えていないわけでございます。
#54
○星一君 これから年末までには二千億にも達するというようなことを言われております。そのまま放つて置いたならば來年の春になると二千五百億にもなるかも知れません。先程同僚から言われたように大きな行政整理といわないまでも行政の合理化を行う外ないと思います。今官吏は余りに多い、終戰当時よりも三倍にも殖えておるというのです。丁度敗戰によつて日本は破産したと同じだ、破産した時よりも使用人が三倍も殖えるということはこれはあり得ベきことでない、これは破産の方から説明したら丁度いいと思う。戰爭中何も戰爭に関係しない人間も強制割にして財産の九割も取られるという強制割をやつております。この強制割をやつておる最中に、又こんなに官吏を多くしてそうして赤字を出して行つたならば、今度は本当の第二の破産が來ると思います。だからこの際官吏を三分の一に減らしたらいいと思う。減らして合理化して財政の赤字を出さなくして、それで産業も助けて行くというようにしたらいいと思う。政府は官吏を多くして税を高くして一ぱいにしておる。そうして日本銀行の紙幣をプリントして出しておるということでは、そういう虚偽のことではこの赤字も闇も直らないと思う。一体闇はどこから來たかというと、赤字から來たのと同じだ、赤字と闇と一体だということを知り、我々は破産をしながら政府ばかりでなく國民全体強制割をしておる。これでは第二の破産は切り拔けられないと思う。だから紙幣を減らすという審議会ならばいいが、発行審議会なんというのでは國民が満足しないと思う。だからこれを発行審議会といわないで、通貨審議会として、これから通貨を縮少して行くなら分るが、この発行審議会では世の中の闇が殖えて來るような氣がしてなりません。だから政府は官吏の今理化を行なつて三分の一に減らし、赤字を出さないということにしたらいいと思います。それなら今合理化をするのに金がどこにあるかというと、今度作つた予算、予算以外に新らたに金を作らないでも私は官吏の合理化はできると思います。合理化をして今の予算より金を余すことができる。そうして余した金を産業に向けて行くことができると思います。例えば三分の一に残します。そうして残つた官吏に月給を上げてやります。そうして朝早くから出て來て四時半までは働いて、國民に努力を示すように働いて貰います。而も月給はうんと上げてやります。あと三分の二を整理します。合理化します。その合理化した人には休職手当とか、それから失業手当を與えます。その休職手当、失業手当は、今與えておる月給よりも少くて済みます。これを現前の日本の財界が健康になるまでは與えて置きますから、二年三年も失業手当 休職手当を與えます。そうして生活の安定を保障してやることにして、先ず官界から、政府からその合理化を示さんと健全にはなりません。健全財政はできません。又産業界も健全に復興することはできません。政府はそういう意向はありますか。官吏を三分の一に減らす、残つた人に月給を上げていわゆる勤労者を保護するという意味です、私の合理化というのは……。あとの人は一時失業者になつて貰つて、そうして我慢をするということにしなければ、こういう法律を作つても実行できません。例えば勧業銀行は農業を保護する銀行であつた。然るにあれは富籖ばかりやつておる。そうして富籖で取つて來た金をどこへやるかというと、官吏の月給にする。その官吏の月給が又市場にばら撤かれるからどこまでも闇は続く。こう農民は言つておりますから、勧業銀行の富籖で集つた金を焼き捨てるならばいいのです。今日そういう紙幣を焼き捨ててまでも整理して行くのでなければ、決して健全財政にもなりつこないと私は思います。政府はそれについてどうお思いになりますか、お伺いしたいと思います。
#55
○政府委員(佐多忠隆君) 行政整理の問題は仰せの通り非常に重要な問題であると思いますが、すでに既定経費の一割減額ということを閣議で決めまして、それを実行することに相成つておるのでありますが、更に來年度にも亙る大きな重要な問題であると思いますので、尚愼重に研究審議しまして、対処策を考えたいと思います。
#56
○星一君 今度の予裁の金でその合理化をして、この際休職手当、失業手当を與えることにするのですから、今の予算でそこから余裕がうんと出て來ます。そういうことをよく知つて、そうしてみんながこの際に復興のために辛拘する、その辛拘を続ければ早くよくなるのだ、今のままにして置いたならば第一、の破産が來ます。強制割をして、そうして働けばいいのに、産業界も何も強制割のために働くことができません。今まで勤勉努力して作つた財産をみんな取られてしまう。だから働くことができないようになつておるところに、こういう官吏の月給のために、國民はこの上税を拂つて、そうして苦しんでおるのですから、官吏の合理化をするより外途は絶対ありません。政府はこれについてどうぞ、そういうふうに行く途より外ないということを知つて頂きます。
#57
○波多野鼎君 ちよつと別な話ですが、先程配つて頂いた資料の金融機関別日銀貸出増減額というこの表なんですが、御承知のように、今年の第二・四半期頃から金融梗塞ということが非常に各方面叫ばれておりまして、事業界が大変苦しんでおる。その反面として、例の闇金利がべらぼうに横行しておる。そうして最近では、話を聞きますと、金利の高さは、月の金利が一割五分とか二割とかというような、べらぼうな高い金利が横行しておると聞いております。政府が公定價格を大幅に引上げた結果、赤字ということはなくなると見通したおつたようですけれども、実はそうではないようであります。尚運轉資金の方の需要も多いというようなことから、一種の恐慌的な金利状態がこの闇金利の上に現われておると思うのですが、そういうことと考え合せて、この日銀貸出増減額を見てみますと、五大銀行を初めとして特別銀行或いは金庫のごときに至るまで、日銀からの借受金を返済しておる傾向がはつきり出ております。從來日銀から借りておつたものをどんどん返しておるような傾向じやないかと思います。市中銀行が日銀へ返済しておつて、そうして産業界に方には金を貸出さない。産業界の方は闇金利に頼つておるといつたようなことになつておるのじやないかと思うのですが、その点ちよつと御説明をお願いしたいと思います。
#58
○政府委員(佐多忠隆君) お答えいたします。仰せの通りに、大体日銀の貸出しは五月以降だんだん減つて参つておるのでございますが、ただ五月、六月には特殊な状況がありまして減つておりますので、実際上はこの点は貸出しは増加になつておるように承知しております。この点はあとでもう少し詳しく御説明させますが、大体七月、八月、九月あたりから貸出しは実際にも減つて來ておるというふうに承知しておるのでありますが、この減り方は、今おつしやいましたように、非常に資金の需要は殖えておるに拘わらず、大体集中力排除法案その他の点を考えまして、將來への見通しがなかなかはつきりしないというような点で、一般に金融機関が貸出しを澁つておりますし、更に現に貸しておるようなものもどんどん囘收をするというような形になつて、金融が引締められまして、我我が金融規正をいたしまして、増加資金の五〇%は枠内融資として出していいというふうにしておりますに拘わらず、枠内融資すら十分に使い切つていないというような状況に相成つておるのでありまして、そういう意味で貸出しが減りますし、従いまして市中銀行の手持資金が増加して来る、加うるに最近二三ヶ月は蓄積の方も我々が当初見込んだよりは相当大幅に増加しておりますので、この面からも手持の資産が市中銀行において相当余裕ができて來て、それらがすべて日本銀行への返済になつて還つて行くというような状況で、大体貸出しが減少して來ておるというような状況であると思います。尚五月、六月あたりに減つた特殊の事情は、私の方の資金課長からちよつと御説明させたいと思います。
#59
○委員長(黒田英雄君) それでは政府委員ではないのですが、資金課長より説明員として説明を求めることに御異議ありませんか。
#60
○委員長(黒田英雄君) 御異議ないと認めます。それでは資金課長。
#61
○説明員(福田久男君) 只今波多野委員から御指摘ありました金融機関別日銀貸出増減額という表がございますが、これにつきまして一、二御説明を申上げたいと思ます。
 昭和二十二年の五月のところで、特に五大銀行からの日銀への借入金返済七十八億九千九百万円、非常に大きな金額が出ておりますが、この金額は市中銀行が從來やつておりました戰爭保險金関係の貸出し、つまり戰爭保險金を保險会社が支拂うために日銀から銀行が借入金をいたしまして、その金を損害保險中央会を通じて保險会社に貸しておつた金が、可なり溜つておつたわけでありますが、その戰爭保險金の金は結局國庫から支拂うことになつておりましたので、その國庫から支拂われた交付公債がこのときに出たわけでありますが、その交付公債を日本銀行が引取りまして、從來貸しておつた戰爭保險融資というものと両建てになるのを防いで落したわけであります。それが百億近く、或いはそれ以上であつたかと思いますが、相当大きな金額になつたのであります。それによつて五月は五大銀行で七十八億九千九百万円という借入金の返済ということになつておるのであります。以上を以て御説明といたします。
#62
○波多野鼎君 そこで市中銀行の手許は、先程の御説明では最近潤沢になつておるということを聞きますが、産業界の方では資金に非常に悩んでおる、そうして先程申したような闇の高い金利を借りてかつかつ事業を営み、賃金を拂つておるというような状態が現在あるわけなんであります。こういう状態は一体どう我々は考えていいかということが、問題となると思います。片山総理が施政演説のときに、金融機関のなんとか、金融制覇といいましたか、極力抑えるのが一つの使命だというようなことを言われて、これは多少問題になつておつたようでありますが、産業復興をやらなければならんときに、金融機関の方がのほほんとしておつて、産業界は四苦八苦しておるというこの状態を何とか改善する途を講じない限り非常に困る事態が起きる、恐慌的な金利水準というものが必ず現れて來るということに思うのですが、政府の方でこれに対する対策はありますか。
#63
○政府委員(佐多忠隆君) おつしやいましたように、産業資金の需要は非常に増加して参りますし、特に公價改訂をやりました後に非常に殖えて参つたのでありますが、それらの増加を予測いたしまして、而も生産を阻害しないように、生産を維持し、更には拡張するためには産業資金を相当に供給してやらなければならないということを考えまして、政府といたしましては、そういう意味での産業資金の需要は十分に見てやるという計画を立てておるのでございますが、大体その計画に則りまして、先程申上げましたように、産業資金融資の増加は五百億を越えておるわけなんでございます。上半期五百億を越えておるわけなんでございまして、殊にその融資は一般金融機関で二百七十九億出ておるのでありますが、復興金融金庫の方で二百二十三億というふうな非常に巨額なものが出て、一般的には産業資金の需要額は、そういう意味で必要なものは大体において供給しているというふうに我々は考えておりまして、それ以上に更に、成る程いろいろな産業からの必要は叫ばれておりますが、それらのものは大体融資順位からいいまして非常に順位の低いものであるとか、或いは現在の物資需給の状況から見て、そういうものが要求している程の運轉資材なり或いは設備の資材等々は、我々の計画においては大体見込まれておりませんので、そういうところに徒らに資金を供給することは、そういう企業の闇買いを促進するようなものであるという意味におきまして、そつちの方に対する資金の規正は十分しなければならないというふうな対処の仕方をしているわけでありまして、必要のある限りは産業資金も相当に出しているというふうに御了解を願いたいと思います。
#64
○波多野鼎君 産業資金も相当出ていることはよく分りましたが、その出ている産業資金が眞実に日本の産業建設、経済建設に必要な用途に使われているかどうかということについていろいろ問題があるわけなんです。特に一般市中銀行の貸出しよりも復興金融金庫の貸出しについていろいろな問題があるわけなのでありまして、こういう点などはこの財政金融委員会で今後はつきりさせなければならない問題と思いますが、それはそれとして、市中銀行が自由預金の五十五%以内は貸出していいという指令を受けておりながら貸出されないでおる而も貸出しを受け得ない企業の中には、私共も少しは知つておりますが、相当重要な、融資順位におきましても相当高い順位にあるもので、而も貸出しを受け得ないでおるということを大分聞くのですが、こういう点などが恐らくこの通貨発行審議会の問題とする点か、それとも財政金融委員会でも問題になりましようが、そういう問題を特に取上げて、産業復興に本当に必要な部面へ資金を流すという機能をなし得るような機関が是非とも必要だということを私は考えるわけなんですが、今政府委員が説明された通り相当に出ておるといたしましても、出た先がまあいろいろ問題があると思うので、こういう点を早急に、委員会でもよろしいし、どこかで一應はつきりさせる必要がある。そうして健全な必要な企業が闇金利に頼る必要がないようにしなければならぬ。それが恐慌的な金利を借りておるような状態を見るものですから、こういうことが続きますと、金融部面の大きな破綻が起きるということを心配するものでありますから、こういう点について早急に手を打つて頂きたいということをお願いするわけなのです。
#65
○木村禧八郎君 只今波多野委員の御質問があつたのですが、資金が本当に生産に早急に役立つ方に流れて行くことが必要である。そういうふうにするためには、どうしても金融機構及び金融機関の民主化というものが必要であると思うのです。そこで先程も申上げましたが、金融制度調査会においても、この通貨発行審議と同時に、金融方面の民主化も一緒に取上げて、そこで通貨信用委員会というものを作つて、その委員会において通貨の発行ばかりでなく、金融機関の民主化という問題もそこで取上げて、それによつて資金が本当に生産に必要な方面に流れて行くというような道を作る。そういう相当具体的な結論にまで、金融制度調査会においては到達しておるのです。こういう点について、政府の方では、金融機関民主化についてどの程度まで答中に基いて御研究になつて、それを実際におやりになる意思があるか。その点この際ちよつとお伺いして置きたい。
#66
○説明員(福田久男君) おつしやる通りに、金融機関の民主化の問題は更に進めなければならないと思いますし、それらの点につきましては、現在の金融機関再建整備法にも措置があり、更には経済力集中排除の問題等々と関聯いたしますので、それらの関聯において、今おつしやつたような金融機関の民主化の方策を更に具体的に決定し、実施して行きたいというふうに考えております。
#67
○西郷吉之助君 先程波多野委員の産業資金の御質問がありましたが、それに関聯しての点でございます。どうも各金融機関が産業資金の貸出しを躊躇しておるというふうな点は、特銀初め五大銀行が第二銀行として発足する、その点が非常に遅れておるので、一方においては整理に没頭し、その結果新規の産業資金に対する貸出しの整理のためにそれが又はつきりしたい、又第二銀行としての発足の時期が遅れておるためにそういうふうなことが微妙に作用して、産業資金の貸出しが躊躇されるというふうなことは、そういうふうなことが作用して、産業資金の貸出しが非常に遅れるのじやないか、そういうふうに思われますが、そういう点はどうであるか、これは大藏当局に伺わなければならんかと思いますが、特銀初め五大銀行が第一銀行として名称を変更して発足するように新聞等でも見受けられますが、非常に遅れているように見受けますが、その時期は大体いつ頃かお伺いしたいと思います。
#68
○説明員(福田久男君) 金融梗塞の点については、お話のような事情で市中銀行からの貸出しは相当減つておるというふうに考えております。
 それから第二の点に関しましては、私の方ではつきり分りませんので、いずれ別の機会に大藏省の政府委員から適当なお返事をいたすことと考えます。
#69
○中西功君 ここでは大藏大臣の権限でこういう審議会を置いて、審議会の方に多少強い発言権を與えろというふうなことがこの内容だと思うのですがそれじや今まで大藏大臣がその責任者としてやつて來たということが、即ちこういう審議会の十分な権限とか援助ということがなかつた場合に、今までどんな不都合といいますか、欠陷といいますか、或いは又実際の面において、非常にこういう点はまずいというふうなことがあつたかどうか。あれば、まあできれば具体的に一つ述べて貰いたいと思います。
#70
○説明員(福田久男君) 具体的に、主務大臣單独でそういうことを決定し、行動することについて、具体的にこういうふうな不都合なことがあつたんだというようなことは別にないと思います。けれども、問題は非常に重要な問題でございますから、殊に最近において、單に大藏大臣一存でそういうことを決定し得ないような、非常に複雜多岐な問題が出て参つておりますし、殊に通貨発行量の、発行の適正量の決定というような問題は、綜合的にあらゆる面から勘案して決定しなければならない問題でありますので、そういう意味において主務大臣一存でなくて、総理の下に、各界の代表者にお願いするというふうな考え方を取つておるのでありまして、これは先程から問題になつております金融制度調査会の方の答申ですか、御希望もそういうことにあつたと存じますので、それらの点を勘案して、こういう構成にしたわけであります。
#71
○中西功君 それでさつきから皆さんのいろいろ意見にもありますように、ここでは発行量を一應適正にしようというのが、目的なわけでありますが、併し実際の面において通貨量が増加して行くのは、むしろ財政需要とか或いは産業の融資とかいうものの計画が決定されるときに、すでに相当の増発が予想されているという面もありますし、それから又もう一つは結局若し市中銀行或いはその他の貯蓄として、これが沢山還つて來れば、その面からも増発は避けられるわけであります。ところが、実際にはその貯蓄がそれ程多くはない。最近殖えているという話でありますが、併し尚非常に不十分であるということと、さつきも申しましたように、波多野委員の質問の中のありましたように、市中銀行自身が産業融資を控えている、手許に相当潤沢な資金を抱えている。そうして自分たちの銀行の間の何かの用に使つているというようなことが実際あります。それでこういうふうな点を相当思い切つて計画する方に向けて行かないと、結局幾ら通貨増発の問題をこの審議会で抑えようとしても、或いは大藏大臣の責任で抑えようとしても、それはできないことになつてしまうと思います。それでそういう事情からいろいろ考えましたときに、私はこの通貨発行審議会が、これは單独でなされるということが、殆んど意味がないと考えられるわけです。而もこの意味がないのに、積極的な意味が薄いと思われるのに、これだけだ單独で以て出された場合に、どういうようになるかという点を考えますと、この審議会の構成から考えて見ましても、結局この通貨並びに通貨発行並びに日本銀行というものが、いわゆる金融界、産業界の人々によつて結局きつく握られて行くということしか結果として残らないんじやないか。むしろ金融統制をやるならば、本当に統制をやるんならば、こういうことを統制するというよりも、その基、一つの基は即ち産業、金融計画自体を、これをはつきりもつと立派に立てろということと、もう一つは市中銀行自体を徹底的に管理する。統制する或いは又さつき波多野さんが言われたように、闇金融の問題に対して相当な処置を取るというふうなことがなければならないので、結局問題は逆になつていやせんか、そういうふうな氣がするのですが、どうでありますか。
#72
○政府委員(佐多忠隆君) お説の通り通貨発行審議会は通貨の適正量を決定するのでございまして、それに対しては、先程もいろいろお話にように、いろいろな通貨政策一般なり或いは國家資金計画なり、財政計画なり、産業資金計画なり、蓄積計画なり等々の諸計画、諸條件が綜合勘案されて出て來るのでございまして、それらの問題を十分審議し、適正なものに決定しなければ、通貨の適正量は期せられないということはお話の通りでございますが、そういう意味において、これは一つの結果ではあるのでございますが、同時にその結果出て來るものを、いろいろな諸條件を予想いたしまして、その予想の下に、結果を一つの目標をはつきり数額的に示すならば、その数額を堅持し、或いはその目標を維持して行くために、逆に今度は諸條件の規正に対して、あらゆる施策を強力に考えなければならないという反作用もございますので、そういう意味で差当り先ず通貨発行審議会を出発させたいというつもりで、こういう構想になつておるわけでございますが、それらの他のそれを取巻く諸條件、諸前提條件に関する審議は、この委員会その他で十分に審議願いたいというような氣持でございます。
#73
○中西功君 もうちよつとなんですが、それぢや今までこの日銀の通貨発行に関しては、金融界並びに産業界の意見を聽取するという機構はなかつたのですか。又実際において余りしなかつたのでありましようか。
#74
○政府委員(佐多忠隆君) お答えいたします。從來はこの銀行券の発行限度を定めることは主務大臣が一存でやるということになつていたわけでございます。それを今度先の日銀法改正によつて、通貨発行審議会の議決に基いて、閣議を経て、大藏大臣が決めるというふうに変えて頂いたわけでございます。実際の運営といたしましては、例えば現在産業融資の問題その他につきましては、大藏大臣、経済安定本部長官、日本銀行総裁というようなものが集りまして、月々に融資限度の問題等々を審議いたしておりますが、それをもう少し民間の方々もお集り願つて、高い見地から発行限度をお決め願いたいというつもりでございます。
#75
○中西功君 そういう民間の人を入れるということ、特に金融界或いは産業界の代表を入れるということが、僕は実際の問題として、どれだけプラスになるのかがよく分らないのですが、それを若し何か具体的に示されたら、例でも何でも結構ですから教えて頂きたいと思います。
#76
○政府委員(佐多忠隆君) 非常に通貨発行量の問題は先程からもいろいろ御議論がありますように、あらゆる経済活動の緒論的な部分でございますので、そういう各方面について高い見識と豐富な経驗をお持ちの、特に複雜多岐な諸事情を身を以て体驗しておられる民間の知能の方々にお集り願つて、そういうところで御審議願つたら、更に実際に即した而も綜合的な結論が出るだろう。そうしてそういうものとしてお決め願いたいというつもりで通貨発行審議会を考えておるわけであります。
#77
○中西功君 もう一つ、それから第三條の「但し禁錮以上の刑に処せられたとき」というのは、これは新らしく任期中に処せられたという意味ですか。
#78
○政府委員(佐多忠隆君) そうでございます。
#79
○中西功君 もう一つ、金融界或いは産業界という言葉が書いてあるのですが、この金融界の中には、金融会社の関係は労働組合があるのですが、そういう労働組合関係の人はこの金融界という中には入らないのでありますか、そういう言葉の中には含まれないのでありますか。
#80
○政府委員(佐多忠隆君) それはすベて引括めて、金融金について特別に豊富な知識、高い見識と豊富な経驗をお持ちの方、そういう意味で金融界或いは産業界を代表する方というふうに考えております。
#81
○委員長(黒田英雄君) いかがでしよう。本日はこの程度で閉会いたしたいと思います。明日は、先程も申上げましたが、御出席なかつた方もあると思いますが、鉱工業委員会、商業委員会との連合委員会を開くことに先程御協議を得たのでありますので、明日午前十時から開会いたしたいと思いますから、どうぞ御出席をお願いいたします。本日はこれにて閉会いたします。
   午後三時十七分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     黒田 英雄君
   理事
           波多野 鼎君
           伊藤 保平君
   委員
           木村禧八郎君
           下條 恭兵君
           森下 政一君
           玉屋 喜章君
           西川甚五郎君
           山田 佐一君
           木内 四郎君
           深川タマヱ君
           星   一君
           小林米三郎君
           西郷吉之助君
           高瀬荘太郎君
           高橋龍太郎君
           渡邊 甚吉君
           中西  功君
           川上  嘉君
  政府委員
   経済安定本部財
   政金融局長   佐多 忠隆君
  説明員
   経済安定本部財
   政金融局資金課
   長       福田 久男君
ソース: 国立国会図書館
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