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1947/10/03 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 国土計画委員会 第7号
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1947/10/03 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 国土計画委員会 第7号

#1
第001回国会 国土計画委員会 第7号
  付託事件
○戰災都市復興計画事業費の補助金増
 額に関する陳情(第二十六号)
○秋田縣米代川並びに阿仁川改修速成
 に関する請願(第八号)
○全國主要道路の整備に関する陳情
 (第六十九号)
○小名濱港修築に関する請願(第十八
 号)
○廣島縣下の砂防工事緊急実施に関す
 る請願(第十九号)
○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置
 に関する陳情(第八十八号)
○長野縣茶臼山地辷り対策並びに岡田
 川改修工事に関する請願(第三十
 号)
○新潟、長野両縣下地辷り対策並びに
 砂防工事実施に関する請願(第三十
 一号)
○福岡縣英彦山一帶の國立公園指定に
 関する請願(第三十二号)
○正法寺川砂防工事続行に関する請願
 (第三十五号)
○長谷川砂防工事に関する請願(第四
 十号)
○イラスケ川砂防工事に関する請願
 (第四十一号)
○千曲川及びさい川改修工事に関する
 請願(第四十二号)
○郷川並びに城川の砂防工事に関する
 請願(第四十四号)
○黒瀬川並びに中川改修工事に関する
 請願(第四十五号)
○賀茂川改修工事に関する請願(第四
 十六号)
○常願寺川改修速成に関する請願(第
 四十九号)
○上下水道普及國策の樹立とその監督
 機構の統合に関する請願(第五十
 号)
○最上川災害復旧工事の促進に関する
 請願(第五十一号)
○酒田港の災害復旧、開港並びに海上
 保安基地の設置に関する請願(第五
 十二号)
○旭川改修工事促進に関する請願(第
 五十三号)
○霞ケ浦北浦治水工事に関する請願
 (第五十七号)
○廣島縣巖島町の災害復旧工事に関す
 る請願(第六十一号)
○最上川本支流の改修工事に関する請
 願(第六十三号)
○馬見ケ崎川砂防工事に関する請願
 (第六十五号)
○砂防行政の一元化に関する請願(第
 六十八号)
○砂防事業補助費増額に関する請願
 (第六十九号)
○岩國港の開港場指定に関する請願
 (第七十号)
○岡山県下の砂防工事に関する請願
 (第七十五号)
○呉市河川の砂防工事施行に関する請
 願(第七十七号)
○鳥取縣小田川、荒金川の砂防工事に
 関する陳情(第百二十七号)
○徳島縣小松島港改良工事に関する請
 願(第八十号)
○徳島縣小松島港開港に関する請願
 (第八十一号)
○犀川流域砂防工事促進に関する請願
 (第八十五号)
○吉井川下流改修工事費増額に関する
 請願(第八十九号)
○岩手縣南地方の水災害対策に関する
 請願(第九十一号)
○表六甲山系の治水事業促進に関する
 請願(第九十六号)
○濱坂港灣修築に関する請願(第百
 号)
○神崎川下流防災工事の予算増額並び
 に尼崎港改良計画の実施を促進する
 ことに関する請願(第百一号)
○五十里えん堤の築設促進に関する陳
 情(第百六十六号)
○鈴鹿川水系砂防工事促進に関する陳
 情(第百七十七号)
○山陽國道改良促進に関する陳情(第
 百八十五号)
○今次秋田縣下の水害地区復旧速進に
 関する陳情(第二百十号)
○肱川治水工事促進に関する請願(第
 百十五号)
○大山國立公園の地域拡張に関する請
 願(第百二十号)
○旧老津飛行場誘道路下流地区一帶の
 砂防工事に関する請願(第百二十三
 号)
○瀬戸市附近砂防施設実施に関する請
 願(第百二十四号)
○愛知縣下の砂防事業費國庫補助金増
 額に関する請願(第百二十五号)
○逢妻川上流砂防工事に関する請願
 (第百二十六号)
○兵庫縣柴山港改修工事に関する請願
 (第百二十九号)
○藏王川砂防工事に関する請願(第百
 三十号)
○大谷川砂防工事に関する請願(第百
 三十一号)
○水無川砂防工事促進に関する請願
 (第百三十四号)
○木曾川上流改修工事に関する請願
 (第百三十六号)
○信濃川の堤防工事促進並びに建設省
 の設置に関する請願(第百四十九
 号)
○鳥取縣下の砂防工事に関する請願
 (第百五十二号)
○江合、鳴瀬及び吉田三川改修工事に
 関する陳情(第二百五十一号)
○清水港、甲府市間を國道とすること
 に関する請願(第百五十七号)
○清水港修築に関する請願(第百五十
 八号)
○新潟縣西頚城郡根知村長野縣境の地
 辷防止工事を急施することに関する
 請願(第百五十九号)
○下津港開港指定に関する請願(第百
 六十二号)
○荒川改修工事に関する請願(第百六
 十五号)
○高橋川外六河川並びに二河口砂防工
 事に関する請願(第百六十七号)
○村松沢その他河川の砂防工事に関す
 る請願(第百六十八号)
○利根川改修区域を銚子河口まで延長
 することに関する請願(第百九十一
 号)
○千葉縣内砂防工事施行に関する請願
 (第百九十二号)
○島根縣の昭和十八年風水害復旧耕地
 事業補助金増額に関する陳情(第二
 百六十四号)
○宮谷川砂防工事費國庫補助に関する
 陳情(第二百六十六号)
○呉市河川の砂防工事施行に関する陳
 情(第二百七十号)
○山陽國道改良促進に関する陳情(第
 二百七十六号)
○千代川砂防工事に関する陳情(第二
 百八十四号)
○馬見ケ崎川改修工事に関する陳情
 (第二百八十八号)
○大森・正光両川の砂防工事に関する
 陳情(第二百九十六号)
○山口縣下の道路改修工事に関する請
 願(第百九十六号)
○縣道手鎌南関線改修工事に関する請
 願(第百九十八号)
○川治川砂防工事に関する請願(第二
 百号)
○今次山形縣下の水災害復旧費を全額
 國庫負担とすることに関する請願
 (第二百四号)
○旭川改修工事促進に關する請願(第
 二百八号)
○重信川改修工事に関する請願(第二
 百十一号)
○蘆田川改修工事に関する請願(第二
 百二十四号)
○天龍川堤防復旧工事施行に関する請
 願(第二百二十七号)
○今次秋田縣下の水害地区復旧に関す
 る陳情(第三百二号)
○迫川改修工事に関する陳情(第三百
 六号)
○荒川落堀改修工事に関する陳情(第
 三百九号)
○愛知縣内の海岸堤防改修工事に関す
 る陳情(第三百十号)
○阿武隈川その他の河川改修工事に関
 する陳情(第三百十五号)
○迫川改修工事に関する陳情(第三百
 十七号)
○笠岡港修築に関する陳情(第三百三
 十三号)
○利根川水系改修工事に関する陳情
 (第三百三十四号)
○今次岩手縣下の水害復旧対策に関す
 る陳情(第三百四十七号)
○北利根川並びに常陸川改修工事に関
 する陳情(第三百五十一号)
○今次秋田縣由利郡下川村の水害復旧
 費全額國庫負担その他に関する陳情
 (第三百五十四号)
○大分縣下の河川砂防工事に関する請
 願(第二百五十九号)
○野田川砂防工事施行に関する請願
 (第二百六十一号)
○加古川中流改修工事に関する請願
 (第二百六十三号)
  ―――――――――――――
昭和二十二年十月三日(金曜日)
   午前十時三十六分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○請願及び陳情の取扱いに関する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(赤木正雄君) それではこれから開会いたします。
 昨日安定本部に呼ばれまして、安定本部の連中と同時にGHQに参りました。衆議院からは本間水害対策特別委員長が行きましたが、その用件は、二十二年度の公共事業の追加予算の問題でした。國なり、各府縣から必要とする金は全部そこに盛られてありました。それに対して安定本部はすでに査定して、これだけの金が今後二十二年度の追加予算として必要とする、それを結局GHQの方に説明するに過ぎなかつたのであります。併し安定本部で査定したものが、結論としては予算として現われて來ますから、安定本部で査定する前に、この委員会の要望がどれほど盛られておるか、非常に疑問があるのです。言い換えるならば、この委員会の活動を殆んど盛られていない。殊に今後の水害問題の処置にしても、今この委員会でやかましく申しましてもすでに予算がそういうふうで、安定本部で決められておるならば、ここでやかましく言うことは空論になる、こういうふうな氣がします。だからしてこの委員会としまして、請願なり、陳情なり、殊に今後の水害根本策なり、それを建前に安定本部の今日のやり方を根本的に檢討する必要がある。これについて或いは総理なり、適当な人の御意向を聞いて、それを決めない以上はここで審議しても意味をなさん、こういう氣がするのであります。それに対して委員の方々の御意向を一つ承つて見たい、こう思います。
#3
○石坂豊一君 只今御報告を受けましたことでありますが、委員長のお考え通り、私共は工事の緩急と府縣の担税力、つまり府縣の資力の関係、有らゆる國政の上から判断して最善を盡したいという考えを持つておるのでありますが、それに先立つて、経済安定本部が技術的にも、経済的にも、財政的にも相当独占されてやつて、それを一國の政治としないで、他の強圧なる力を借りてきめつけるということは非常によくないと思います。新憲法においては國会が最高の権力を持つておるのでありまして、我々は責任上これは默視することができないから、一應行政の最高峰に立つておる総理大臣の出席を求めまして、総理の所見を一つここで質す方がよいと思います。若し総理にして私共の考えるようなことと一致しますれば、正にそういう行き方を総理は是認するものではなかろうと思いますので、総理の知らん間に、いわゆる安定本部が直接的に処理しておることに外ならんと考えますから、是非ともこれを是正することが必要と考えます。総理が又現在の危機突破として止むを得ないということならば、我々は更に考えるところがなければならんと考えますから、まず第一段として総理の出席を求めまして、その所信を質すということにいたしたいと思います。
#4
○委員長(赤木正雄君) これは國会として非常に重要なことでありますので場合によつては衆議院のその方面の人と一緒に考えてもよいと思いますが、一應衆議院の方に話してみます。若しか衆議院の方でいろいろなことがあつて止めるというならば、この委員会だけで総理の出席を求めて確かめることにしますか。
#5
○中井光次君 御意見結構と思いますが、ただそう言つて詰問した際に、今予想せられることは、昨日のお呼び出しになつた話の内容はどうであつたかよく分りませんが、政府側としましては、場合によると、何も決つたものを提示しておるのではない、つまり政府と國会の代理者である両院の水害対策に対する委員長がGHQに参つて、その意向について下打合せをしたに過ぎないというようなことを言う虞れがあるのではないかという感じがいたしますので、その辺のところは、昨日おいでになつたところの委員長のお考えなり何なりを、つまり見解をよく定めて置かないと逃げられる虞れがある、こういうふうに考えます。
#6
○委員長(赤木正雄君) それは詳しい書類を今日は持つて來ませんでしたがちやんと英文で各費目を書きまして、それに対する当初の要求を全部書き、それに対して安定本部の査定額をはつきり書いてある。それを見ますと、結局この委員会の考えというものはまず盛られていない。こう見るより考え方はない。恐らく衆議院でも同感を持つたように私は思うのであります。
#7
○島田千壽君 ちよつとお伺いいたしますが、大体委員長の説明でよく了解ができると思うのでありますが、ただ一つ二十二年の予算に対する決定事項としまして、果してその二十二年度の予算に盛られておりますところの総金額に相当する事柄の対策費用が、この委員会に掛けるべき性質のものであるかどうかということを一應お伺いしたいと思います。
#8
○委員長(赤木正雄君) 二十二年度の予算はすでに御承知の通り出ておりますが、二十二年度の災害に関する……殊に東北、或いは関東方面の災害に関する追加予算なのです。
#9
○島田千壽君 そうすると、この委員会に掛ける性質のものですか。
#10
○委員長(赤木正雄君) この委員会の意向を反映すべき予算だと思います。
#11
○島田千壽君 分りました。それならば委員長が言われたように、一應政府の責任のある方の御出席を願つて、そうして所信を質す必要があると私は思います。いわば委員会を無視したやり方だというように解釈ができると思います。
#12
○委員長(赤木正雄君) それは災害の緊急対策のみならず、この請願陳情に対しても安定本部が向うだけで予算を決定するならば、たとえ請願、陳情を採釈したところがこれは意味のないものだ、そういうふうに思う。だからこれに対する安本なり、大藏省の意向も予め先ず確めて置く、これが第一の問題ではないかと私は思う、だから請願、陳情に入る前に、それが先決問題だと感じたのてすが、それに対してもそういうふうに取計らつて予め政府の意向を聞いてから、むしろ請願陳情の処理をした方がよいのじやないか、こういうふうに思うのですが、いかがですか。
#13
○中井光次君 全く同感です。
#14
○岩崎正三郎君 後から來たのでよく分らないのですが、それは予算の問題ですが……
#15
○委員長(赤木正雄君) 速記を止めて
#16
○委員長(赤木正雄君) 速記を始めて下さい。この前の打合会におきまして御協議願つた通りに、この請願、陳情に対して小委員を作りたいと思います。これについて別に御異議ありませんか。
#17
○委員長(赤木正雄君) では小委員はこれを十人に決めて置いたらいかがかと思いますが、いかがでございましようか。
#18
○委員長(赤木正雄君) ではその小委員におなり下さる方は、便宜上委員長にお任せ願えましようか、どうでしようか。
#19
○委員会(赤木正雄君) では、私の方で、今まで打合会なり委員会に御出席下すつた人の氏名、出欠はすつかり分つておりますからして、それによつて決定して行きたいと思います。
 では小委員といたしまして、
   原口忠次郎君  島津 忠彦君
   岩崎正三郎君  石坂 豊一君
   平沼彌太郎君  石川 一衞君
   中井 光次君  安部  定君
 ちよつとここで御協議したい点があります。出席の関係から申しますと、大山君の方が兼岩君より囘数が多いのであります。併しそうしますと、無所屬の方から一人も入らん、こういうことになりますから、大山さんの代りに兼岩傳一さんをお選びしたらどうかと思いますが。そうしたらいかがでしようか。
#20
○委員長(赤木正雄君) ではそういうふうにして、私と入りますから、どうかお含みを願います。今日の御協議申上げたい点は大体そういう方針で……併し今申しましたこの小委員以外の方でも請願、陳情に関係のある方もあると思いますからして、小委員会の日は必らず公報に出ますから、成るべく御出席なすつて、而も小委員以外の人でも御発言を自由になされる、こういうことに取決めたいと思いますが、いかがでしようか。
#21
○委員長(赤木正雄君) ではそういうように決定いたします。今日はこれで別に御質問なければ散会したいと思います。
   午前十時五十六分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     赤木 正雄君
   理事
           島津 忠彦君
   委員
           岩崎正三郎君
           島田 千壽君
           堀内  到君
           石坂 豊一君
           平沼彌太郎君
           中井 光次君
           安部  定君
           高田  寛君
           國井 淳一君
ソース: 国立国会図書館
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