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1983/09/28 第100回国会 参議院 参議院会議録情報 第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号
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1983/09/28 第100回国会 参議院

参議院会議録情報 第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号

#1
第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号
昭和五十八年九月二十八日(水曜日)
   午後零時十二分開会
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         松浦  功君
    理 事
                関口 恵造君
                田沢 智治君
                上野 雄文君
                多田 省吾君
    委 員
                小島 静馬君
                小林 国司君
                斎藤栄三郎君
                田中 正巳君
                藤野 賢二君
                中村  哲君
                大川 清幸君
                田代富士男君
                山中 郁子君
                栗林 卓司君
                森田 重郎君
   国務大臣
       自 治 大 臣  山本 幸雄君
   政府委員
       警察庁刑事局長  金澤 昭雄君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        高池 忠和君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○選挙制度に関する調査
 (第十三回参議院議員通常選挙の執行状況等に関する件)
    ─────────────
#2
○委員長(松浦功君) ただいまから選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
 選挙制度に関する調査を議題とし、六月に行われました第十三回参議院議員通常選挙の執行状況並びに選挙違反取り締まり状況につきまして報告を聴取いたします。金澤刑事局長。
#3
○政府委員(金澤昭雄君) 本年六月二十六日に施行されました第十三回参議院議員通常選挙における違反行為の取り締まり状況について御報告申し上げます。
 選挙期日後三十日、七月二十六日現在で集計をいたしました数字は、お手元に資料としてお配りしてあります表に示したとおりでございます。
 まず、検挙状況でございますが、総数で三百八十二件、千三十八名となっておりまして、前回の通常選挙における同時期の千九百四件、三千三百十二名に比べますと、件数で七九・九%、人員で六八・七%の減少となっております。
 なお、総数につきまして、これを罪種別に申し上げますと、買収百五十六件、四百二十五名、自由妨害三十九件、六十二名、戸別訪問六十五件、百十六名、文書違反百十五件、四百二十六名、その他七件、九名となっておりまして、買収が検挙事件のうち件数で四〇・八%、人員で四〇・九%と最も多くなっております。
 次に、警告の状況を申し上げますと、総数で九千三百六十六件でございまして、前回の二万九千百八十五件と比べますと一万九千八百十九件、六七・九%の減少となっております。なお、警告事案のほとんどは文書関係についてのものでありまして、総件数の九四・四%を占めております。
 以上、簡単でございますが、概略を御報告申し上げる次第でございます。
#4
○委員長(松浦功君) 速記をとめてください。
   〔午後零時十四分速記中止〕
   〔午後零時四十六分速記開始〕
#5
○委員長(松浦功君) 速記を起こして。
 山本自治大臣。
#6
○国務大臣(山本幸雄君) この機会に、第十三回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告申し上げます。
 御承知のとおり、昨年八月に公職選挙法が改正をされましたが、今回の選挙は改正法による初めての選挙であります。
 選挙すべき議員の数は、比例代表選挙五十人、選挙区選挙七十六人、合計百二十六人でありました。
 選挙当日の有権者数は約八千三百六十八万人で、前回の通常選挙より約二百七十五万人増加しております。
 投票の概況について申し上げますと、六月二十六日の投票日の天候は、中部地方の一部で晴れ、九州地方の一部で雨のほかは全国的に曇りであり、投票率は五七%でありました。これは史上最高を記録しました前回に比べまして一七・五%低く、参議院議員通常選挙としましては史上最低の投票率であります。
 次に、立候補の状況について申し上げますと、比例代表選挙については、候補者名簿を届け出た政党は十八党であり、その名簿に登載された候補者の数は百九十一人でありました。また、選挙区選挙は二百三十九人でありまして、その競争率は、比例代表選挙で三・八倍、選挙区選挙で平均三・一倍でありました。
 次に、当選人の状況について申し上げます。
 党派別では、自由民主党は比例代表選挙で十九人、選挙区選挙で四十九人、合計六十八人でありました。日本社会党は比例代表選挙で九人、選挙区選挙で十三人、合計二十二人、公明党は比例代表選挙で八人、選挙区選挙で六人、合計十四人、日本共産党は比例代表選挙で五人、選挙区選挙で二人、合計七人、民社党は比例代表選挙で四人、選挙区選挙で二人、合計六人、新自由クラブ民主連合は比例代表選挙で一人、選挙区選挙で一人、合計二人となっております。このほか、比例代表選挙ではサラリーマン新党が二人、福祉党が一人、第二院クラブが一人当選をしており、また選挙区選挙では諸派・無所属で三人が当選しております。
 婦人の当選人は十人で、前回の九人よりも一人増加いたしました。
 次に、党派別の得票率を見ますと、比例代表選挙では、自由民主党が全有効投票の三五・三%、日本社会党が一六・三%、公明党が一五・七%、日本共産党が八・九%、民社党が八・四%、サラリーマン新党が四・三%、福祉党が三・四%、新自由クラブ民主連合が二・七%、第二院クラブが二・五%、その他の九政党合わせて二・五%となっております。
 また、選挙区選挙では、自由民主党が全有効投票の四三・二%、日本社会党が二四・三%、公明党が七・八%、日本共産党が一〇・五%、民社党が五・七%、新自由クラブ民主連合が一・二%、その他諸派・無所属が七・三%となっております。
 今回の選挙は、わが国で比例代表制を採用して初めての選挙であり、有権者に対する新制度の周知等、新しい課題も多かったのでありますが、各方面の御協力により、無効投票も比例代表選挙において二・四二%、選挙区選挙において三・一四%と少なく、まずまずの理解を得ることができたと考えております。
 最後に、選挙違反の状況について申し上げます。
 投票日後三十日目の七月二十六日現在の仮集計におきまして、検挙件数は三百八十二件、検挙人
員は一千三十八人となっておりますが、これは前回の検挙状況に比べますと、件数において約八〇%、人員において約六九%それぞれ減少をいたしております。
 以上をもちまして、過般の参議院議員通常選挙の結果の御報告を終わります。
#7
○委員長(松浦功君) 以上で報告の聴取は終わりました。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後零時五十二分散会
ソース: 国立国会図書館
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