くにさくロゴ
【PR】姉妹サイト
 
#1
第096回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第8号
昭和五十七年六月十六日(水曜日)
   午前十時開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 五月十四日
    辞任         補欠選任
     坂倉 藤吾君     穐山  篤君
 六月十五日
    辞任         補欠選任
     沓脱タケ子君     山中 郁子君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         宮之原貞光君
    理 事
                福島 茂夫君
                本岡 昭次君
                馬場  富君
                中村 鋭一君
    委 員
                石本  茂君
                梶原  清君
                坂野 重信君
                関口 恵造君
                内藤  健君
                中村 太郎君
                山崎 竜男君
                小平 芳平君
                山中 郁子君
                江田 五月君
                美濃部亮吉君
   国務大臣
       国 務 大 臣
       (環境庁長官)  原 文兵衛君
   政府委員
       環境庁長官官房
       長        山崎  圭君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        今藤 省三君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関
 する調査
 (公害及び環境保全対策に関する件)
○連合審査会に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(宮之原貞光君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る五月十四日、坂倉藤吾君が、また昨十五日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として穐山篤君及び山中郁子君がそれぞれ選任されました。
    ―――――――――――――
#3
○委員長(宮之原貞光君) 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。
 この際、ナイロビにおいて開催されました国連環境計画特別会議の経過について政府から報告を聴取いたします。原環境庁長官。
#4
○国務大臣(原文兵衛君) 私は、ケニア国ナイロビで五月十日から十八日まで開催されました国連環境計画管理理事会特別会合に日本政府首席代表として出席いたしましたので、御報告申し上げます。
 本特別会合は昭和四十七年ストックホルムで開催されました国連人間環境会議の十周年を記念して開催されたものであり、本会合には国連加盟百五十七カ国中百五カ国の環境担当大臣等を初め世界各国及び国連機関から多数の代表が参加いたしました。約二千名ぐらいではなかったかと思います。
 私は日本政府を代表して五月十一日の午前に一般演説を行いました。まず初めに、わが国における過去十年間の環境改善の努力と環境影響評価の法制化など当面する課題を述べますとともに、今後とも環境保全施策はますます重要性を増すことを強調いたしました。
 次に、地球的規模の環境問題についての国際協力に関し、今日世界人口の急増と人間活動の規模の拡大を背景として、地球的規模で環境悪化が進行していることについて注意を喚起するとともに、本問題の解決のために若干の提言を行いました。
 第一に、地球環境保全のため国際機関、条約等を通ずる国際協力の推進を図ること、第二に、開発途上国に対する援助に際し環境問題に適切な配慮が払わるべきこと、第三に、地球環境保全のための調査研究活動を充実強化すべきこと、第四に、省資源、省エネルギーを促進すること、第五に、環境教育を初等教育の段階から適切に行うことについて述べたのであります。
 さらに、二十一世紀の地球環境の理想像を模索するとともに、これを実現するための戦略を長期的かつ総合的な視点から検討する特別委員会の新設を提案いたしました。また、この特別委員会の成果を実施していくために、国境環境年を含む環境の十年を定めることを提案いたしたのでございます。
 わが国の一般演説は非常に好意的に受け取られ、今後わが国が地球的規模の環境問題の解決のために積極的に寄与しようとしている姿勢を各国及びUNEP事務局に強く印象づけたと考えております。
 特別委員会につきましては、委任事項、財政的裏づけの問題を検討した上、その設置を国連総会に勧告することを特別会合に引き続いて開催される第十回管理理事会に求めることが決議されました。この第十回管理理事会においては特別委員会についてさまざまな意見が表明されましたが、この委員会の持つ重要性が認められました。ただ、この第十回管理理事会においてはなお十分理解していただけない国が若干ございましたので、全出席者の同意を得る、この管理理事会で設置を決めるという全出席者の同意を得るというところまで至りませんでしたけれども、しかしこの特別委員会が非常に重要であるということは認められまして、来年五月に開催される予定になっております第十一回管理理事会まで継続審議として審議することが決議されました。
 また本特別会合におきましては、地球環境の現状と地球環境保全のための責任について述べた「ナイロビ宣言」、ストックホルム世界環境行動計画の主要な成果の評価と今後十年間の優先活動分野を定めた「一九八二年の環境・回顧と展望」等が採択されました。
 この会合を通じまして、私は環境保全の問題はもちろんわが国のみならず世界各国に共通した問題であることを再確認し、かけがえのない地球の環境を保全し改善するため南北、東西の対立を超えた国際協力が一層推進されなければならないことを痛感いたした次第でございます。
 以上、簡単でございますけれどもナイロビ会議の状況を御報告申し上げました。
#5
○委員長(宮之原貞光君) 以上で報告の聴取を終わります。
    ―――――――――――――
#6
○委員長(宮之原貞光君) 次に、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
 道路運送車両法の一部を改正する法律案について、運輸委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○委員長(宮之原貞光君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○委員長(宮之原貞光君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時七分散会
ソース: 国立国会図書館
【PR】姉妹サイト