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#1
第096回国会 災害対策特別委員会 第8号
昭和五十七年八月十九日(木曜日)
   午後零時三十三分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 八月十一日
    辞任         補欠選任
     市川 正一君     神谷信之助君
 八月十二日
    辞任         補欠選任
     中村 禎二君     田原 武雄君
     青木 薪次君    茜ケ久保重光君
     小山 一平君     松本 英一君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         福間 知之君
    理 事
                熊谷  弘君
                鈴木 省吾君
                鈴木 和美君
                鶴岡  洋君
    委 員
                井上  孝君
                古賀雷四郎君
                田代由紀男君
                田原 武雄君
                谷川 寛三君
               茜ケ久保重光君
                下田 京子君
                伊藤 郁男君
   衆議院議員
       災害対策特別委
       員長       川俣健二郎君
       災害対策特別委
       員長代理     佐藤  隆君
   政府委員
       国土庁長官官房
       審議官      荒井 紀雄君
       農林水産大臣官
       房審議官     大坪 敏男君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        田熊初太郎君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○天災による被害農林漁業者等に対する資金の融
 通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処する
 ための特別の財政援助等に関する法律の一部を
 改正する法律案(衆議院提出)
○冷、風害救済対策の強化に関する請願(第七六
 号)
○長崎市の災害対策強化に関する請願(第五八二
 六号)
○継続調査要求に関する件
○委員派遣に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
 天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
 まず、提出者衆議院災害対策特別委員長川俣健二郎君から趣旨説明を聴取いたします。川俣健二郎君。
#3
○衆議院議員(川俣健二郎君) ただいま議題となりました天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨とその概要を御説明申し上げます。
 御承知のとおり、わが国は世界でも有数の災害国であり、毎年自然災害により幾多のとうとい人命と貴重な財産が失われておりますことは、まことに遺憾にたえないところであります。
 特に、さきの七月における梅雨前線豪雨及び八月初めの台風第十号によって九州地方と近畿、東海、関東、北陸及び東北地方にわたる広範な地域において、中小企業者、農林漁業者等が甚大な被害を受け、今日の社会経済情勢の中で、その事業と生活の再建はきわめて深刻な事態となっているのであります。
 このような被災者に対する救済策としては、天災融資法及び激甚災害法がありますが、最近における農林漁業者、中小企業者等の経営の動向及び経済規模の拡大等から見て、現行の被害農林漁業者、被害中小企業者等に対する貸付金の限度額では、災害時に必要とする経営再建のための資金需要に対して十分に対応し得ていない状態であります。
 以上の観点から、今回の激甚災害を機会に、農林漁業者、中小企業者等の災害による資金需要の増大に対処するため、これらの者に貸し付けられる資金に係る貸付限度額の引き上げを内容とする法律案を提出することといたした次第であります。
 以下、内容を申し上げます。
 まず、天災融資法の改正でありますが、第一点は、被害農林漁業者に貸し付けられる経営資金の貸付限度額の引き上げについてであります。すなわち、従来、都府県にあっては百六十万円、北海道にあっては二百八十万円、政令で定める資金の場合は四百万円、政令で定める法人に貸し付けられる場合は二千万円、さらに漁具の購入資金の場合は四千万円と定められている貸付限度額を、いずれも二五%引き上げるものとし、それぞれ二百万円、三百五十万円、五百万円、二千五百万円、五千万円とすることであります。
 第二点は、被害を受けた農業協同組合、森林組合、水産業協同組合等に貸し付けられる事業資金の貸付限度額の引き上げについてであります。すなわち、従来、単位組合にあっては二千万円、連合会にあっては四千万円と定められている貸付限度額を、いずれも二五%引き上げるものとし、それぞれ二千五百万円、五千万円とすることであります。
 次に、激甚災害法の改正でありますが、その第一点は、激甚災害における天災融資法の特例措置に関する規定を改め、激甚災害の場合の経営資金及び事業資金の貸付限度額についても、それぞれ従来の二五%引き上げるものとし、経営資金につき、都府県にあっては二百五十万円、北海道にあっては四百万円、政令で定める資金の場合は六百万円、政令で定める法人に貸し付けられる場合は二千五百万円、漁具の購入資金の場合は五千万円とすることとし、事業資金につき、単位組合にあっては五千万円、連合会にあっては七千五百万円とすることであります。
 第二点は、中小企業者等に対する資金の融通に関する規定を改め、従来、激甚災害を受けた中小企業者については八百万円、協業組合及び中小企業等協同組合その他の団体については二千四百万円と定められている特利を適用する貸付限度額を、いずれも二五%引き上げるものとし、それぞれ一千万円、三千万円とすることであります。
 なお、この法律は公布の日から施行し、改正後の天災融資法及び激甚災害法の規定は、昭和五十七年七月五日以後に発生した天災または災害につき適用することといたしております。
 以上が本案の提案の趣旨並びにその概要であります。
 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げる次第であります。
#4
○委員長(福間知之君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。――別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
 これより討論に入ります。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
 天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
   〔賛成者挙手〕
#5
○委員長(福間知之君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(福間知之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#7
○委員長(福間知之君) これより請願の審査を行います。
 第七六号冷、風害救済対策の強化に関する請願及び第五八二六号長崎市の災害対策強化に関する請願を議題といたします。
 請願の願意につきましては、お手元の資料で御承知願いたいと存じます。
 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第五八二六号長崎市の災害対策強化に関する請願は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第七六号冷、風害救済対策の強化に関する請願につきましては保留とすることといたしました。
 以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○委員長(福間知之君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 つきましては、害査報告書の作成は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(福間知之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#10
○委員長(福間知之君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
 災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(福間知之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(福間知之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#13
○委員長(福間知之君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○委員長(福間知之君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後零時四十一分散会
     ―――――・―――――
ソース: 国立国会図書館
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