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1949/02/02 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 通商産業委員会 第4号
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1949/02/02 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 通商産業委員会 第4号

#1
第007回国会 通商産業委員会 第4号
昭和二十五年二月二日(木曜日)
   午後一時四十八分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○特別鉱害復旧臨時措置法案(内閣送
 付)
○産業復興公団法の一部を改正する法
 律案(内閣送付)
○証人喚問に関する件
○連合懇談会に関する件
○電気に関する特別委員会設置に関す
 る件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(小畑哲夫君) 只今より委員会を開きます。特別鉱害復旧臨時措置法案並びに産業復興公団法の一部を改正する法律案、いずれも予備審査でありますが、これを一括議題にいたしまして、政府側の提案理由の説明をお聞きしたいと思います。
#3
○国務大臣(稻垣平太郎君) 只今議題となりました特別鉱害復旧臨時措置法案について、その提案理由を御説明いたします。
 この法案は先般の臨時国会に上程いたしまして、愼重御審議を願つたのでありますが、会期等の関係により、審議未了となつたものであります。然るに先般御説明申上げたように、いわゆる「特別鉱害」を急速且つ計画的に復旧することは「公共の福祉を確保するため必要でありますので、政府においても愼重な検討の結果、一昨年四月以降、その復旧の方針を決定し、爾来この方針に基き、復旧事業が施行されて参つたのであります。
 然るに御承知のように、昨年九月十六日を以て配炭公団は解散し、石炭の統制は撤廃されたのでありまして、その結果国費、及び地方公共団体負担金を除く、出炭屯当り十六円十一銭の割合で炭価に織込まれた、特別鉱害復旧費の調達方式、いわゆる「配炭公団のプール資金制度」の継続が不可能となり、その復旧工事費の主要な財源が失われることとなつたのであります。併しかような事態の発生のため、すでに発足し、順調に進捗中のこの継続事業を突如として中絶させるわけには行かず、又特別鉱害の復旧を急ぐ事情も、その個々の内容において多少の変更はありますが全体としてますます増大して来ているのであります。かてて加えて、右の事情の変更を知つた特別鉱害の被害者を初めとしてその関係者の懸念と焦慮は、極めて深刻なものがあつたのであります。かくて従来の配炭公団のプール資金制度に代るべき新らしい財源措置を求める声が、現地を中心に澎湃として起り、政府に対して強い要望が行われたのであります。政府はここにおいて、速かに所要の法的措置を講ずることとし、可及的従来の線を踏襲して、この法案を立案し、事の緊急性に鑑み、今次第七国会に再び提案いたした次第であります。愼重御審議の上速かに可決せられる事を重ねて希望いたす次第であります。
 次に産業復興公団法の一部を改正する法律案について、提案理由を御説明申上げます。
 産業復興公団は、同法第三條第三項の規定により、その運営資金の借入れの途を復興金融金庫に限られていたのでありますが、御承知の通り最近に至り復興金融金庫がその貸出業務を停止するに至りました結果、産業復興公団は新たに運営資金を借入れる途を閉されることとなつたのであります。
 然るに本年度においては、復興金融金庫は産業復興公団に対する貸付金についてもこれを回收することとなつておりますが、産業復興公団の復興金融金庫かからの借入金は、その使途が固定化されて直ちに回收することが困難なために、他に融資の方法を講じない限り返済の途がないのであります。
 又産業復興公団の昭和二十五年度予算は、收入総額三十三億五千万円になつており、年間を通じて見るときは十分にその收支は償うのでありますが、支拂経費は価格差益金の納付、引取物品代の支拂等が上半期中に集中される見込でありますから、收入と支出との時期的な食違いを生じて、上半期中には短期的な運転資金が不足となる見込なのであります。
 本案は、以上のごとく今後産業復興公団が借入金の返済又は一時運転資金に充当するために新たに借入金を必要とする事態が生じました際大蔵省預金部より新たに運転資金を借入れる途を開かんとするものであります。
 以上が本案を提出いたしました理由でありまして、何とぞ速かに御審議の上御協賛あらんことを希望いたします。
#4
○委員長(小畑哲夫君) 質疑は次回に延したいと思いますが御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(小畑哲夫君) 御異議ないと認めます。それでは只今の二法案に対してはこれで一応本日は打切ることにいたします。
  ―――――――――――――――
#6
○委員長(小畑哲夫君) 次に委員会運営に関する二三の件を御協議願いたいと思いますが、税制改革と産業振興対策に関する調査、これの税制改革につきましての業界の代表者の出頭を願つて意見を聞きたいと思いますが、それについて証人の出頭を求める件を御協議いたします。只今こちらでこういう証人を出頭して貰つてと計画しておるものを山本専門員からちよつと報告申上げますからお聴き取り願います。
#7
○専門員(山本友太郎君) 御報告申上げます。大変分野の非常に広いものでございますから一回に全部ということはできませんので、取敢えず基礎産業的なもの、公益事業的なものといつた種類のところを代表的に三分野を選びまして、その一つは鉄鋼関係で日本鉄鋼連盟の代表者、即ち調査局次長の岡野君、それから調査役の平岡君、この両君に煩わす。次は金属工業を中心といたします工業関係で日本鉱業協会の梶原総務部長並びに同協会の田村経理部長、この両君を煩わす。それから次に電気関係におきましては日本電気協会の田中常務理事並びに日発本店の鈴木総務課長、この両君を煩わす。以上六人の証人をお招きしまして業界の方からの事情をつぶさに承つたらという案でございます。
#8
○委員長(小畑哲夫君) 只今報告を申しました証人喚問に対して御異議ございませんか。
   〔「「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(小畑哲夫君) 御異議ないと認めまして、これらの人に出頭を願つて明日午後一時から税制改革に対する業界の意見を聽取することにいたします。
  ―――――――――――――――
#10
○委員長(小畑哲夫君) 次に中小企業金融打開策に関しまして、大蔵委員会の方に請願が出ておるのでありますが、これについて中小企業振興会の会長松澤という人が来まして衆議院の方では本月七日にこの通産委員会と大蔵委員会の名で全国各地の中小企業者の代表者を集めて、この金融打開策についての懇談をするということに承認を得たので、参議院の方においても引続きやつて欲しいのだけれども、八日という日が差支えるので十四日の午後一時から一つ両委員会の委員の方に御出席願つて、関係官庁も呼んでこの金融打開について懇談がして欲しいという申出があるのですが、今大蔵委員会の方に、ここで御賛成を得ればこの書類を廻して諮つて頂こうと思つておりますが、如何ですか。議員会館の会議室でやります。その以前に本月今のところ六日に実はこの委員会として官庁方面並びに金融機関の方に出席を願つて、この中小企業金融についての会を開きたいという予定はしておりますけれども、業界代表と言いますか、中小企業者の全国の代表がここに印刷がありますが、これらの人が出席して意見を聽いて貰いたい、陳情がしたいと、こういうことなんであります。そう取扱つてよろしうございますが。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(小畑哲夫君) 御異議ないと認めまして、さように大蔵委員会の方へ通知をいたします。
#12
○栗山良夫君 まだありますか。なければちよつと発言を許して頂きたい。
#13
○委員長(小畑哲夫君) どうぞ。
#14
○栗山良夫君 どうも通産委員会は委員の出席がよくないのでありまして、いろいろ原因があろうかと思いますけれども、一番問題になりますことはこの委員会で取扱います法案の予定というものが割合によく分つていないのじやないか。それから本委員会の調査研究事項につきましてもいろいろと專門調査員の方々が中心になつて計画を立てて頂いておるわけでありますが、議員の方に連絡がついていない点があると思います。従つて会期も……質問演説も終りまして以後、ちよつと中だるみの恰好でありますが、委員会としては相当活溌に運動もしなければなりません。又議員の人々もそれぞれれ自分個人の仕事もいろいろとおありのようでありまして、そこを余程うまく調査いたしませんと委員会として活溌な活動ができにくいと私は思うのであります。そこでこの委員会で一つ方針を決めて頂きまして、政府側からはつきりした法案の予定を伺いまして、そうして大体会期一杯におけるその議事進行の予定表を先ず作つて頂く。それから委員会の各般の調査研究事項につきましても專門調査員のところでよく計画を立てて、そうして成るべく毎週でも結構であります、或いは二週間でも、できるならば全般のものでも結構であります。相当の確実性のある議事運営の予定表を一つ作つて頂く、そうしてその予定表に基いて成るべく沢山の議員が出席せられる機会を作つてお互いにこの委員会がもう少し熱心に而もスピーデーに進むように是非ともせられたいとこういうように提案をいたす次第であります。今のような工合に進むと全く申訳ありませんし、又私も社会党の議員でありますが、社会党の議員も余りよく出席しませんので私自身も全く申訳ないと思つておりますが、是非とも一つそういう工合にお取上げを願つて進んで頂きたい、これが第一であります。それから第二点は丁度第六国会のときであつたと思いますが、この電力関係の問題が料金関係、或いは再編成問題、その他税制の問題等をひつくるめまして非常に重荷になつて来たので、通産委員会だけでは到底処理し切れないであろうからして特別委員会を設置願いたいという声が一部の本委員会に所属しない議員諸君から議院運営委員会を中心にして主張されたことがございます。それについて当時この委員会でも一応問題になりましたが、本来電力問題は通商産業委員会の仕事であるので、本委員会で十分なし得る、特別委員会のごときはもう少しよく考えて見るべきだという御意見がありまして、第六国会の会期中には問題にならなかつた。ところがその後やはり皆さん御承知のように第七国会に入りましてからは議院運営委員会において各委員会の運営の問題と睨み合せまして、重要な問題については成るべく多数の議員が参加し得るように特別委員会制度を設ける、或いは国会法を改正いたしまして、常任委員会制度の運用を調整をいたしまして、必要な委員会には相当多数の議員が席を列ね得るような措置をするべきではないかという議が出まして、その後議院運営委員会におきましては小委員を挙げましてこれを研究することに大体なつて今日に参つております。只今の状況では一応電力問題に対しましてはすでに新聞で報ぜられておりますように、再編成審議会が政府の答申も終りましていよいよ関係筋との御折衝も一応あろうかと思いますけれども、只今の様子では或いは近い将来に国会の方に問題が移る傾向が強いと私は思うのであります。従つて今議院運営委員会で主張されておる点を私共は全然度外視しておるわけには参らないのであります。ここに議院運営委員会で主張されております通商産業委員会を中心として電力問題に関する特別委員会を設置するというような方向に向いておりますから、こういうような線で本委員会としてもどういう工合にいたすべきか、やはりその所管上から申しましても、立場を決定して置く必要があろうかと思います。従つてこの二件を私は提案いたしたいと思います。
#15
○中川以良君 今栗山委員のお話がございました後段の問題でありますが、実は議院運営委員会の小委員会といたしまして本日この問題が論議せられたのであります。先般来本問題はいろいろ研究されておりましたが、特別委員会設置の問題につきまして講和問題に関する特別委員会、それから電気問題に関する特別委員会というこの二つが一応検討を加えられたわけであります。本日講和に関する問題はいろいろ議論がありまして後廻しになつたのであります。電気に関しまする問題は早急にやはり作るべきではないかという主張が多数の委員から出ました。丁度私は本委員会の委員をいたしておりますので、本委員会といたしましては先般かようなる大体申合せをしてあるのだと従来のいきさつを申述べた次第であります。そこで通商産業委員会を中心にしての特別委員会を作つたらどうかということになつて参りました。その場合にいろいろ議論が出たのでありますが、現在本委員会は二十人おる、これを十名殖やして三十名にする、そうして特別委員会を作つて、このうちこの委員会の委員をやつておる人は当然優先的に特別委員会の委員になる資格を與える、併し各会派により又個人の意思によつて特別委員会に入りたくないという人は他の人を各会派で出して貰う、こういうことにしたらどうか、そうして委員長につきましては、私は本委員会の委員長の兼任を主張いたしたのでありますが、これはやはり一応互選をして決めるべきであろうということに大体議がまとまつたのであります。それから事務局につきましては、予算がないので沢山の予算を取つて特別に事務局を作るということは不当であるというので、これは通商産業委員会の事務局並びに安定委員会、建設委員会の事務局の者に適時これを手伝つて貰うということにしようではないか、これを各会派に持ち帰つて一つ各会派の意向を取りまとめて、次の委員会において更に検討を加えようということになつたのであります。そこで通商産業委員会に対しては私も委員をしておるのだからその経過はよく御報告をいたして皆さんの御了解を求めるように努めるということで、私は先程帰つて参つたような次第であります。委員会の委員の数は只今これも今日大体決まつたのでありますが、本年になつてからの再開の日即ち一月二十三日の各派の人数を基準として、新らしい委員を割当てるということになつて決定をいたしました。大体これによりますると、三十人の特別委員会を作るといたしますと、緑風会九名、民主自由党が七名、民主党が五名、社会党が五名、無所属が二名、新政クラブ一名、共産党一名というのであります。そこで現在の通産委員会の人数は、緑風会六名、民主自由党四名、民主党、社会党三名、無所属、新政クラブ、共産党各一名になります。従つて新たに特別委員会に加わる人数は、緑風会が三名、民主自由党三名、民主党三名、社会党二名、無所属一名、新政クラブ、共産党は零、こういうようなことに大体なる。こういうような一応結論を先程出したような次第でございます。一応これを御報告申上げます。
#16
○委員長(小畑哲夫君) 只今問題になつております電気に関する特別委員会設置ということにつきましては、前国会に実はこの委員会に一度提案をしたことがありますが、あのときには只今中川委員のお話のごとく、先ずこの委員会において知ろうということに決定した、ところが最近例の五人委員会の答申案もできたとかいうようなことで余程問題が差追つて来た、こういう形になりましたので、他の法律案も可なり当委員会に出る模様がありますので、この際特別委員会設置、而も本委員会を中心としたところの特別委員会ということになります場合に、この委員会として大体の意向を決定して置くことも必要かと存じます。これについて御意見のございます方は御発言を願いたいと思います。
#17
○中川以良君 只今ちよつと申上しましたが、今日の議運での話では更に名称の問題につきましては、或いは電気事業再編成に関する特別委員会とか、電源開発に関する委員会というようなことが出たのでありまするが、結論的には電力問題に関する特別委員会ということにしようということに大体まとまつたようでございます。これを取上げる問題は、即ち再編成の問題、それから電源開発の問題、電力料金の問題、大体この三つに重点が置かれるようなことになるだろうと思います。そこで私といたしましては、飽くまでも本委員会が中心になつてこれをやるべきで、今までよりもつと我々は勉強してこの問題と取つ組んで行かなければならないと考えるのでありまするが、今日論ぜられた行き方になりますると、まあ本委員会がやはり中心になつてやりまするので、大体私共の目的は達せられるのではなかろうかと考えます。更にこれを各会派に持ち帰つて、各会派の意向を取りまとめることになつておりましたので、民主自由党といたしましては、早速只今の議員総会においてこの問題を諮りましたところ、大体その案につきましては異存なく、さような方針で民主自由党は了承しようというようなことになつております。この点も併せて御報告を申上げます。本委員会もさような方向に御意見がまとまつて頂きますれば、大変私は仕合せではないかと考える次第であります。
#18
○委員長(小畑哲夫君) 他に御意見ございませんか。
#19
○栗山良夫君 私只今提案したときに、丁度中川さんからそういう御報告を頂きましたので、問題が明らかになりました。結構と思いますが、問題はこの通商産業委員会を中心にするという解釈なんでありまして、再編成、開発、料金、そういう問題を全部含むわけでありますから、今の案によりますと含むわけでありますから、この点を本委員会としてどう考えるかということを、一応皆さん方で御研究を願わなければならん。もう一つは、具体的に通産委員会を代表してという意味におきますと、いろいろな関係からいたしまして、委員長の問題が直ぐに起つて来るわけでありますが、この問題については現在の通商産業委員長が兼ねるか兼ねないかという問題は、この委員会の性格を決定する重要な問題でもありますから、この二つをよく研究せらるべきであると私は考えるわけであります。私の意見としては兼ねておられた方がいろいろな面で便利じやないか、こういう工合に考えます。これは通産省の方との関係もありますし、いろいろな面から言つて特別委員会を置きますが、その委員長は通産委員会の委員長が兼ねる、そうしてそのうちの三十名の構成メンバーは、一応現在の通商産業委員が優先的に入る、そうして残りの委員は各派から適当な方が出て頂く。現在の通商産業委員の中で、新らしいそういう性格を持つた委員会或いはその他の情勢を考えて、委員の入替えを各派でおやりになるのは、自由な話で、そういう工合に私は進められたい、こう考えます。第一点の方の再編成、電源開発、料金問題はそういうようなものとしての特別委員会ができますれば、私はこの三つをひつくるめて入れて差支えない、こういう工合に考えます。
#20
○玉置吉之丞君 栗山君から委員長の問題が出ておつたのですが、これは議運の方は、委員長は別の方から出す、互選の結果出すのが妥当だというような申合せ……。
#21
○中川以良君 委員長の問題につきまして、私は只今栗山委員の御主張の通りに、本委員会の委員長の兼任を極力主張いたしたのでありますが、いろいろ議論の結果結論的には、形式上ともかくも委員会の新らしくできる特別委員会において、委員長は互選をするということに話がまとまつておりまするような次第でございます。兼任はいけないということを言つているのではなかろうと存じます。
#22
○結城安次君 ちよつと中川さんにお伺いしたいのですが、つまり電力問題の特別委員会を作るということをいろいろ議運でやつておつて、通産委員が中心で、つまり増加分だけこれから新たに各派に割当てて出すということは、大体納得できたのですか。
#23
○中川以良君 納得できました。
#24
○結城安次君 私共の会派で話したときは、これは安本の問題である、いや建設省の問題だ、大体電力問題のときは、販売方法、値段のことは通産省で決めてもいいけれども、作ること自体は建設省の問題じやないか、更に遡ると、どういうふうに日本の総合計画をするかどいう場合には、建設省じやない、安本だ、どうしても安本中心、建設省中心というようになつて、実は私もあなたのような主張を会派でしておつたのですが、頗る弱勢であつた。それで困つておつたのですが、そういうことに各派が納得できたということは愉快に思うのです。それで先程栗山委員のおつしやつた委員長の問題ですが、これは私は余り触れる必要はないと思います。いわば二十名のところへ十名くつつくわけでありますから、互選でも何でも一向差支ない。そういうことは余り触れぬがいい。私は通産省を中心として行くということに決まるなら、その前提が通るなら、何も言うことはない。私はそう思いますから。
#25
○中川以良君 今のお答えを申上げます。成る程緑風会からは藤井君が出ておりまして、そういうようなことも出て参りました。併し安定委員会の委員としては委員長の佐々木君、それから藤井君も安定委員、これらの方々がいろいろ議論いたしましたけれども、私共の主張した本委員会を中心にということにはよく了解して呉れましたから、その点は御安心頂いて結構であります。尚建設省関係も、今の建設方面は俺の方の分野だという御主張もあるようであります。そういうときには特別委員会を中心に合同審査をして行けば何ら問題はないじやないか、安定委員会なり建設委員会は。
#26
○栗山良夫君 それは解決した問題でありますから私論及するのは避けていいわけでありますが、安定委員会との関係ですけれども、安定本部は青木長官が言明されておるように、ますます縮小していろいろの問題を扱わないという方向に行政的に向いておるのであります。やはりそういう観点からしても将来私は産業関係はやはり段々と通商産業の方に移つて行くだろうと思います。
 それから特に今度の当面の電気事業の再編成問題が特別委員会に置かれるのは火急の問題だろうと思いますが、これは当然通商産業委員会の問題でありますから、今議運の小委員会で決定された方向が正しいと思います。建設省の問題が残りますから、それは今中川委員が言われた通りで私は結構だと思います。問題は今結城委員から、委員長の問題に対してそんなにこだわらなくていいじやないかということをおつしやいましたが、それは私共も異議はないのですが、円滑にいろいろな議事を運んで行きますためには同じ通商産業委員会の中で全く同じ問題を扱えるような恰好になるわけで、通産委員会と作られようとする特別委員会との間に混同が起きまして、これは農林省の中にある農林委員会と水産委員会の関係とはちよつと違うのでありまして、従つてその辺を非常に有機的に而も円滑に運営するためには含みとして、形式的には私は互選でも結構でありますけれども、実質的にそういうような形になるような含みを以て了解をしたい、こういう工合に私は考えるわけであります。その辺は今後議運で当然問題になることでありますけれども、この委員会としてはそういうような了解の下に賛成するということに一応して置いて頂きたい、こう考えるわけであります。
#27
○委員長(小畑哲夫君) 如何でしよう。他に御意見ございませんか。
#28
○結城安次君 今栗山委員のお話ですが、当然さような結論のつもりで言つておつたのです、或いは言葉が足りなかつたかも知れませんが……
#29
○委員長(小畑哲夫君) この問題はこの程度でよろしうございますか。その前に栗山委員から御発言になりました本委員会の法律案で只今予定されておりますものは、実は可なり多いのであります。ちよつと読み上げて見ますか。
#30
○栗山良夫君 私は今その個別の明細を発表して頂くことを希望しているのではないのでありまして、そういうことを含めましてよく研究を願う。今日ここに出席している人は伺えば直ぐ分るのですけれども、問題は出席していない人のことが問題になるので、よく研究をいたしまして、そうしてこの委員会が定員数において、或いは審議の内容に沸いても十二分に義務を果すようなことができまするように一つ理事の間で練つて貰いたい、こういうのが私の意見です。
#31
○委員長(小畑哲夫君) 分りました。
#32
○玉置吉之丞君 今の特別委員会の問題は大体了承しましたが、我々も各会派に帰つて一応了解を得なければならぬ、この前問題になつておりますから。問題はなかろうと思いますが……。
#33
○委員長(小畑哲夫君) 今玉置委員の御注意がありましたように、各会派ということは、議運の小委員会で報告があるだろうと思いますから、そのときに一つ会の態度のお決め願いたいと思います。それでは理事会を開きまして本委員会の運営につきましては、十分善処いたしますから御了承願います。
 それではこれで委員会を閉じます。
   午後二時二十六分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     小畑 哲夫君
   理事
           廣瀬與兵衞君
           玉置吉之丞君
   委員
           栗山 良夫君
           下條 恭兵君
           中川 以良君
           小杉 繁安君
           境野 清雄君
           宿谷 榮一君
           鎌田 逸郎君
           結城 安次君
           兼岩 傳一君
  国務大臣
   通商産業大臣  稻垣平太郎君
  事務局側
   常任委員会專門
   員       山本友太郎君
ソース: 国立国会図書館
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