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1980/06/04 第94回国会 参議院 参議院会議録情報 第094回国会 社会労働委員会 第15号
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1980/06/04 第94回国会 参議院

参議院会議録情報 第094回国会 社会労働委員会 第15号

#1
第094回国会 社会労働委員会 第15号
昭和五十六年六月四日(木曜日)
   午後四時五十三分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 六月二日
    辞任         補欠選任
     三治 重信君     藤井 恒男君
 六月三日
    辞任         補欠選任
     対馬 孝且君     丸谷 金保君
     沓脱タケ子君     宮本 顕治君
 六月四日
    辞任         補欠選任
     宮本 顕治君     沓脱タケ子君
     藤井 恒男君     三治 重信君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         片山 甚市君
    理 事
                遠藤 政夫君
                佐々木 満君
                高杉 廸忠君
                小平 芳平君
    委 員
                石本  茂君
                関口 恵造君
                田代由紀男君
                田中 正巳君
                福島 茂夫君
                村上 正邦君
                丸谷 金保君
                安恒 良一君
                渡部 通子君
                沓脱タケ子君
                三治 重信君
                前島英三郎君
                山田耕三郎君
   衆議院議員
       社会労働委員長  山下 徳夫君
   国務大臣
       厚 生 大 臣  村山 達雄君
       労 働 大 臣  藤尾 正行君
   政府委員
       厚生省児童家庭
       局長       金田 一郎君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        今藤 省三君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○母子福祉法の一部を改正する法律案(衆議院提
 出)
○社会保障・社会福祉の拡充と福祉予算の大幅増
 額等に関する請願(第一号外四八件)
○民間保育事業振興に関する請願(第二号外五九
 件)
○障害者の福祉拡充及び社会復帰に関する請願
 (第一二号)
○保育振興対策等に関する請願(第一四号外三七
 件)
○社会保険診療報酬の合理的な改定促進に関する
 請願(第二〇号外五件)
○医療保険制度、老人医療制度の改善に関する請
 願(第二一号外二件)
○被爆者援護法制定に関する請願(第二二号)
○保育所の建設と施設運営の改善等に関する請願
 (第四九号外一一件)
○高齢者・年金受給者の生活改善に関する請願
 (第六一号外五件)
○すべての障害児・者の社会生活と社会発展への
 全面参加と平等実現に関する請願(第七五号外
 一二件)
○健康保険、老人医療等の改悪反対等に関する請
 願(第八七号外三六件)
○保育所の大量増設等に関する請願(第八八号外
 一一件)
○未帰還帰国者特別援護措置に関する請願(第一
 三七号外二件)
○国立腎センター設立に関する請願(第一三八号
 外六件)
○療術の制度化促進に関する請願(第一五九号外
 三八件)
○老人福祉に関する請願(第一七〇号)
○総合高等職業訓練校の養成訓練存続に関する請
 願(第一八七号)
○国民健康保険財政の強化に関する請願(第一八
 八号)
○労働基準法改悪反対、男女差別の撤廃等に関す
 る請願(第二三六号外一三件)
○学童保育の制度化等に関する請願(第二四一号
 外一一件)
○医療保険制度の大改悪反対等に関する請願(第
 二七三号外九件)
○健康保険法改悪、老人医療費有料化反対に関す
 る請願(第二八五号外一件)
○結核公費医療制度の存続に関する請願(第三四
 六号)
○健康保険制度、老人医療制度改悪反対等に関す
 る請願(第三四九号外一三件)
○栄養士法一部改正に関する請願(第三五四号)
○医療従事者の大幅増員・医療改善に関する請願
 (第三五七号外五〇件)
○腎臓病の予防、治療対策の拡充と患者の生活保
 障対策の改善に関する請願(第三六〇号外二四
 件)
○戦時災害援護法制定等に関する請願(第三六五
 号)
○個室付浴場業(トルコぶろ)をなくすため公衆
 浴場法の一部改正に関する請願(第三七三号外
 五一件)
○寡婦福祉法制定等に関する請願(第五四五号外
 三七件)
○労働基準法の女子保護条項に関する請願(第五
 七六号)
○療術の制度化阻止に関する請願(第六八〇号外
 一件)
○旅館業の経営安定のため旅館業法改正等に関す
 る請願(第七四〇号外四八件)
○社会保険診療報酬の改善に関する請願(第八三
 〇号外二件)
○あん摩マッサージ指圧師法の改正に関する請願
 (第九一四号外一件)
○調理指導管理士(仮称)の業務資格認定制度に
 関する請願(第九二二号)
○婦人差別撤廃のため雇用機会の平等に関する請
 願(第九九四号外一九件)
○老人医療有料化反対等に関する請願(第一〇二
 二号外一一件)
○婦人の働く権利を確保するため労働基準法第三
 条改正等に関する請願(第一〇六六号外一二
 件)
○千九百七十七年看護職員条約・勧告の批准と適
 用に関する請願(第一〇九二号外一件)
○労働基準法改悪反対等に関する請願(第一〇九
 四号)
○労働行政体制確立に関する請願(第一一〇五号
 外二六件)
○視覚障害者の雇用促進に関する請願(第一一三
 七号外一五件)
○労働者災害補償保険法の改善に関する請願(第
 一二三四号外二〇件)
○身体障害者に対する福祉行政に関する請願(第
 一二三七号外二一件)
○身体障害者に対する国民年金法等改善に関する
 請願(第一二四二号外二一件)
○父子福祉年金に関する請願(第一五四〇号外二
 件)
○国民健康保険制度の抜本的改革に関する請願
 (第一八七一号)
○障害者対策の充実に関する請願(第一八七二
 号)
○原子爆弾被爆者等の援護法早期制定に関する
 請願(第一八八一号外一〇七件)
○原子爆弾被爆者等の援護法制定に関する請願
 (第一九三八号外一二件)
○老齢福祉年金・国民年金に関する請願(第二三
 六九号)
○下垂体性小人症患者治療薬の国産化等に関する
 請願(第二四四七号外一件)
○労働基準法改悪阻止等に関する請願(第二四六
 六号外一七件)
○ハイヤー、タクシー等自動車運転者の労働条件
 改善等に関する請願(第二七二六号外四四件)
○手話通訳制度の法令化に関する請願(第二七二
 八号)
○准看護婦制度廃止、国民の医療改善に関する請
 願(第二七五八号外七二件)
○身体障害者福祉法の改正による中途失聴者及び
 難聴者の救済に関する請願(第二九六一号外一
 件)
○母性の社会的保障拡充に関する請願(第三〇二
 〇号外四二件)
○健康保険による歯科医療充実に関する請願(第
 三〇三〇号外五件)
○角膜移植手術の完全実施に関する請願(第三一
 八六号)
○国民健康保険に傷病手当等給付に関する請願
 (第三三二一号外六件)
○保育所に嘱託歯科医師の配置に関する請願(第
 三四四八号)
○重度戦傷病者の家族の援護に関する請願(第三
 四六三号外二七件)
○身体障害者福祉における内部障害者に対する不
 公平是正等に関する請願(第三七四一号)
○重度障害者の通院費に関する請願(第三九二五
 号)
○老人医療の有料化反対等に関する請願(第四〇
 七五号外一一〇件)
○身体障害者の雇用促進に関する請願(第四一一
 八号外一一件)
○難治性肝炎患者の発生予防体制確立等に関する
 請願(第四一五五号外一二件)
○身体障害者福祉法の対象範囲拡大等に関する請
 願(第四四四五号外一一件)
○失業対策事業の改善に関する請願(第四五六三
 号)
○積寒給付金適用業種拡大に関する請願(第四六
 七一号)
○保育所の建設と施設運営改善等に関する請願
 (第四七五四号外一一件)
○無認可障害者作業所の助成に関する請願(第四
 七六六号)
○労働者の賃金抑制反対等に関する請願(第四九
 八二号外一一件)
○国民の福祉充実等に関する請願(第五四〇五号
 外一件)
○継続調査要求に関する件
○委員派遣に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
 母子福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 まず、提出者衆議院社会労働委員長山下徳夫君から趣旨説明を聴取いたします。山下君。
#3
○衆議院議員(山下徳夫君) ただいま議題となりました母子福祉法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。
 母子家庭に対しましては、従来から母子福祉法に基づいて各種の施策が講ぜられております。しかし、子供が二十歳に達した場合には、その対象から外れることになっておりますが、子供が二十歳に達した以後においても経済的、社会的環境は必ずしも恵まれているとは言えない実情でありまして、その対策が従来から要望されてきたところであります。
 このため、本案は、これらの寡婦に対して、母子家庭の母に準じた各種の施策を講じ、その福祉の一層の向上を図ろうとするもの等で、その主な内容は次のとおりであります。
 第一に、法律の題名を「母子及び寡婦福祉法」に改めるとともに、目的、基本理念等について母子家庭の母に準じて寡婦についても規定すること。
 第二に、寡婦の範囲を配偶者のない女子であって、かつて母子家庭の母であったものとすること。
 第三に、寡婦に対して、母子家庭の母と同様に、母子相談員や福祉事務所での相談業務、国または地方公共団体の設置した事務所等における売店等の優先許可、たばこ小売人の優先指定等の福祉の措置を講ずること。
 第四に、国及び地方公共団体は、母子家庭の母及び児童並びに寡婦の雇用の促進を図るため、職業訓練の実施、就職のあっせん等必要な措置を講ずるように努めるものとすること。
 第五に、従来から予算措置で行われてきた寡婦福祉資金の貸付事業を法定化すること。
 なお、この法律は、昭和五十七年四月一日から施行すること。
 以上が、本案の提案理由及び内容であります。
 何とぞ、御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
#4
○委員長(片山甚市君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました、
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。
 別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御発言もないようですから、これより採決に入ります。
 母子福祉法の一部を改正する法律案を問題に供します。
 本案に賛成の方の挙手を願います。
   〔賛成者挙手〕
#5
○委員長(片山甚市君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 この際、高杉君から発言を求められておりますので、これを許します。高杉君。
#6
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました母子福祉法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ及び一の会、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。
 案文を朗読いたします。
    母子福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)
 政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。
 一、母子家庭の母等の雇用を促進するため、職業相談員の増員等職業紹介体制の整備、職業訓練の機動的な実施について積極的な推進を図ること。
 二、母子家庭等の生活の安定を図るため、雇用対策法及び雇用保険法に基づく雇用援護措置の積極的な活用に努めること。
 三、事業内託児施設その他の福祉施設の設置または利用の促進に努めること。
 右決議する。
 以上でございます。
#7
○委員長(片山甚市君) ただいま高杉君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。
   〔賛成者孝子〕
#8
○委員長(片山甚市君) 全会一致と認めます。よって、高杉君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
 ただいまの決議に対し、村山厚生大臣及び藤尾労働大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。村山厚生大臣。
#9
○国務大臣(村山達雄君) ただいまの御決議に対しましては、政府においても十分その趣旨を尊重して、実現に努力してまいります。
#10
○委員長(片山甚市君) 藤尾労働大臣。
#11
○国務大臣(藤尾正行君) ただいま御決議のありました母子福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、御趣旨を十分尊重いたしまして、努力する所存でございます。
#12
○委員長(片山甚市君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#14
○委員長(片山甚市君) これより請願の審査を行います。
 第一号社会保障・社会福祉の拡充と福祉予算の大幅増額等に関する請願外千二百五十七件を議題といたします。
 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二号民間保育事業振興に関する請願外三百三十九件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付することを要するものとし、第一号社会保障・社会福祉の拡充と福祉予算の大幅増額等に関する請願外九百十七件は保留とすることに意見が一致いたしました。
 以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#17
○委員長(片山甚市君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、これら二件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか、
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#20
○委員長(片山甚市君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
#22
○委員長(片山甚市君) これにて暫時休憩いたします。
   午後五時一分休憩
   〔休憩後開会に至らなかった〕
     ―――――・―――――
ソース: 国立国会図書館
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