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1947/08/21 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号
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1947/08/21 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号

#1
第001回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号
  付託事件
○在外引揚同胞促進及び引揚者の援護
 更生に關する請願(第五號)
○ビルマ残留同胞引揚促進に關する陳
 情(第三號)
○樺太残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第五號)
○南方残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第六號)
○南方残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第八號)
○引揚者、復員者及び留守遺家族の救
 濟緊急對策に關する陳情(第十八
 號)
○在外残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第三十號)
○在外残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第三十一號)
○海外引揚者に對する生業資金貸出に
 關する陳情(第三十二號)
○海外引揚者所有の農地に關する陳情
 (第三十三號)
○ソ連軍管下の未復員軍人歸還促進に
 關する請願(第七號)
○日滿鐵社員の會社に對する諸請求権
 に關する應急措置等にする請願
 (第九號)
○海外残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第四十八號)
○海外残留同胞引揚促進に關する陳情
 (第五十三號)
○在外同胞の引揚促進に關する陳情
 (第七十五號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 八十一號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 百四號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 百十號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 百二十一號)
○滿洲における同胞救濟金の償還に關
 する請願(第五十五號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 百二十四號)
○日滿鐵社員の對會社請求權確保に關
 する陳情(第百三十九號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 百四十二號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 五十一號)
○在外同胞引揚促進に關する陳情(第
 五十九號)
  ―――――――――――――
昭和二十二年八月二十一日(木曜日)
   午前十時八分開會
  ―――――――――――――
 本日の會議に付した事件
○在外同胞引揚に關する感謝とその引
 揚促進にする決議の處置に關する
 件
○引揚港における引揚者の慰問、激勵
 及び引揚實績の調査のための議員派
 遣承認要求に關する件
○請願晝及び陳情晝の取扱いに關する
 件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(矢野酉雄君) 只今から委員會を開催します。この前の引揚に關する聯合軍に對する感謝の決議と促進に對する決議を上程いたしましたについては、委員各位の非常なる御盡瘁によりまして滿場一致の可決を得ましたことは、非常に本委員會としても欣快の至りであります。なかんずく本委員會の要望を容れて、衆議院が十四日に豫定せる本會議を十五日に延ばしてくれて、そうして國會が歩調を一にして國民の引揚促進運動と交流して、そして輿論の強化に努めて下さつたことについても、本委員會として滿足の意を表したいと思います。この決議の處置はそれぞれ今有效に取計らつておりまするが、本日はアチソン氏が逝去いたしましたので、その次席でありますシーボルト氏と三時半から面會をいたしまして、感謝の意を傳えると共に決議の趣旨に副うて、是非一日も早く歸還を捉進して頂くよう、これ以上の御配慮を願いますよう、特別委員長が参りまして懇請する豫定になつております。これは衆議院の特別委員長とも共同動作をとる豫定であります。その他計畫といたしましてはソ聯の代表部、その他数ケ所を計畫しておりましたが、いわゆる日本人が責任者になつておりますところの、例えば赤十字の團體とか、或いはYMCAの團體というようなものに對しては、こちらの方でその決議に副うての御挨拶をいたすことが許されたけれども、ソ聯關係その他中國というような代表者と直接に交渉をすることはGHQから公式に禁じられておりますので、これは遠慮しなければならないような結論を得ている次第であります。プライヴエイトな立場からも遠慮してほしいというようなことでございます。更に特別委員長の方から各府縣の知事並びに各都市の市長に對して、引揚促進に對する受入態勢強化についての一層の盡力を決議案と共に懇請状を發しておくことにいたしました。なにかそれ以外に決議案を更に有效に活かすためについての皆様の御意見を拝聽するならば結構かと思います。この問題を提案いたします。
 それから遅くなりましたけれども、そのとき随分遠方からの代表者もおいでになりまして、参議院におけるところのあの滿場一致の決議に對して心から感謝をして頂きまして、次のような感謝状までも頂戴いたしました。私達の責任のいかに重大であるかということを一層肝に銘じたのでありますから、一應御披露しておきます。
  感謝状
 未だ海外に歸りを待つている私共の肉親の歸還促進の爲に種々御奮闘下され今度は八月十五日を期して參衆両院日を同じうして在外同胞引揚に關する感謝と其の引揚促進に關する決議案を上程決議されたことに對し未歸還者留守家族一同は心から感謝致します。
 昭和二十二年八月十五日
     在外同胞留守家族一同
       右代表 佐藤 朝子
  參議院海外同胞引揚に關する特別委員會御中
#3
○北條秀一君 第一の引揚促進にする決議の處置につきましては、先程委員長の言われました案が最も有効適切だと思います。その他種々考えられる向きはあると思います。例えば全國的な各種職能聯合會、職能組織もありますが、そういうものは將來におきまして、現在のところでは先程委員長の提案通りに處理された方が最も適切であると考えますので、そのように議事を進めて戴きたいと考えます。
#4
○田村文吉君 北條君のお説に同感であります。
#5
○委員長(矢野酉雄君) 只今北條君の委員長が申上げたことに對しての賛成に對して、田村君の御賛同を得ましたので、十分御趣旨を汲みまして、一層決議案の効果を大ならしめるよう進めていきたいと思います。又皆さんにおかれましてもそれぞれ委員の立場から、或いはそれぞれの御郷里に關聯を持つ各種團體に對してこうした決議をしたから一層援助を頼むというような、適切なる御判斷の下に、適切に御虞置頂いたならば一層有意義にこれを處理することができますから、この點お願いいたします。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
 それから第二の提案でありまする、これは前の會にも問題になつたのでありますが、國會が代表して歸還の現地に行つて、この特別委員會の属す權限を含む事項を實際に果していないのであります。その權限の一つとしては、どういう引揚の實情を示しておるかということを正しく視察するということと、それから終戰後二ケ年間只今まで非常に苦心された同胞に對して參議院を代表して慰問と激勵をするという立場から八月二十五日から八月二十九日まで舞鶴港に委員を派遣いたしまして如上申上げました目的を遂行したいという御希望もありまして、この問題を提案したいと思います。これは參議院の議決を經なければなりません。只今の所は中平君、北條君、星野君、淺岡君、木内君から申入れがございます。會期終了後も特別委員會の機能を發揮すべき必要があると思いますので、特別委員會の存続を院議に諮りまして可決を終えましたならば、會期が終了した後にもこれは實行したいと思いますので、現在の情勢からは多分九月一ぱいは會期が延びそうなので、九月にもそれぞれこの委員の中からおいで願いたい。政府の意向では小樽もその受入港にしたいということですから、或いは小樽の方面、函館の方面にもおいでを願つたらという心組を持つておりますが、只今申上げたこの提案はいかがでございましようか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○委員長(矢野酉雄君) 只今でももう一人か、二人御希望があればこれに加えてもよいかと思いますが、成るべく私たちはこうした特別の目的の下に作られておる會でありますから、事務員の人たちなんかも最小限度一人連れて行つて、少しでも經費を節約するというような意中も現わしたらよかろうかと思つて、事務員の人は一人だけ派遣して頂く、そういう心組を以つております。
#7
○北條秀一君 只今の舞鶴に現地實情を調査に行く人数ですが、五名になつておりますが、或いは本日出席されない方から申入れがあるかも知れませんから、更に一名乃至二名殖やして、七名ということに今日の議決をしておかれることを希望いたします。
#8
○委員長(矢野酉雄君) 只今御希望の方ありませんか。
#9
○井上なつゑ君 若しできますことならば私行きたいのですが、どちらでも結構でございます。
#10
○委員長(矢野酉雄君) 井上委員から御希望がありましたが、さよう取計らいたいと思います。これはGHQの了解もすでに本日得ましたので、直ちに議長の方にこれは請求をいたします。さよう取計らつてよろしうございましようか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(矢野酉雄君) 第三の問題は、請願並びに陳情を取上げたいと思いますが、この取上げ方について何か皆様の御意見がありましたら、御意見の線に沿うてそれを運びたいと思いますが、御意見を承りたいと存じます。
#12
○天田勝正君 只今のお話は僕はこの位置が惡いのか何か知らんが、耳はいいのですが、あまり説明ばかりが長くて要旨が分らない點が澤山あつて困つておるのだが、今の説明はどういうことですか、その請願書が出てあるからその處置をどうするかという意味でごさいましようか。
#13
○委員長(矢野酉雄君) そうです。
#14
○天田勝正君 こつちからどつかへ請願するという意味なんですか。
#15
○委員長(矢野酉雄君) 請願書が可なり澤山集まつておりますので、それをどうするかということをまだ委員會ではこの前決定しておらなかつたようですから、小委員會でも作つてやるかどうするかというような御意見を承りたいのです。
#16
○北條秀一君 請願の取扱い方は小委員會を作つて早急に綿密に審議して特別委員會に提出されるのが最も合理的かと考えます。
#17
○山田節男君 今の北條君の言われたことに私も賛成であります。というのはこの會として引揚者、それから復員者も同様でありますが、この問題は非常に多岐多端に亙つておりますので、例えば在外に残しました財産とか、或いは身分上の問題とか、海外引揚者に関してでありますが、そういつたようなものの外部的は小委員會みたようなもの、それからここにも一つ書いてありますが、海外引揚者と復員者の生活實態調査、こういうことになれば、これも必ず小委員會は是非この委員會に置く必要がある。その小委員會は今の北條君の言われたそういう條件の下に私は北條委員のお話に同意するものであります。
#18
○委員長(矢野酉雄君) 御参考までに申しておきますが、請願が四つと、それから陳情が二十一參つております。どういうふうにいたしましようか、今日の中に小委員會でも結成するように取運びますか。
#19
○村上義一君 この請願、建議、陳情等に關して小委員會を設けることの動議に對しては、自分も全く賛成であります。この委員は委員長から適當な方を指名して頂いたらどうかと思います。両附帶して提案したいのでありますが、これらの事項を調査しますについても、亦一般の事項を調査檢討するにつきましても、本委員會に専門委員を置くことが必要であると私は信ずるのであります。幸いに皆さんの御賛成を得るならばそれぞれお氣附の候補者を委員長の下へ提出して委員長において、決定する必要なる手續きをとつて頂くということにいたしたいと思います。附帶して提案を申上げます。
#20
○委員長(矢野酉雄君) 皆さんいかがでしよう。
#21
○天田勝正君 只今の提案についてその内容について質問申上げますが、專門委員というのはどのような委員でありましようか。常任委員會におけるところの專門調査員というような意味ですか、ちよつとお伺いします。
#22
○村上義一君 お説の通り專門委員というのは專門調査員の意味であります。
#23
○北條秀一君 村上委員の專門調査委員を置くことについては賛成であります。更に小委員會を作ることにつきましては、委員會を幾つ作るかということについては先程提案しませんでしたが、少くとも二個の委員會を必要とすると考えます。一個の委員會は引揚者、戰災者の補償に關する陳情その他の問題を取上げる委員會であります。もう一つは引揚者の更生に關する委員會、従つて陳情、請願その他もその委員會で扱こうということに大きく分離した二つの委員會を作つたらどうかというのが私の考えであります。村上委員が言われましたように、その委員の指名は委員長に一任したいと考えます。
#24
○委員長(矢野酉雄君) 戰災に關する……。
#25
○北條秀一君 戰事補償等に關する問題であります。片方は更生に關する即ち引揚者の受入れ態勢。補足しますが、それは先程山田委員が言われましたように、第一の委員會は山田委員のお説の通り引揚者等の在外資産等に關する問題であります。第二の問題は失業保險、失業手當等について山田委員が極めて有効な發言をされましたが、こうした更生面を扱こう委員會を私は創設したいのであります。その二個の委員會を作つたが最も有効じやないかと考えます。
#26
○田村文吉君 私は村上委員から御提案に係る前半は非常に結構でありますから、至急委員長御選任の少数の委員の方に陳情、請願に關することを處理して頂くようにお取り決め頂きたいと思います。而してその次に本委員會の運營について各種の專門委員をおいたらどうかということは、かくあるべきことかとも考えますが、各種の問題が次から次えと起つて参りまするし、又陳情のいかんによつてはいろいろの問題が出てきようかと考えますので、今暫く專門委員の御決定はお待ちなされてよろしいのじやないかと考えます。
#27
○小林英三君 今の村上委員の動議に賛成であります。專門委員については……。それからこの小委員の設置の件につきましては、只今北條君からの動議がありましたけれども、必らずしも二つに限ることはないと思う。委員長において今後委員會を運營する上において便利なように、二つでも三つでもお考え願う。これは委員長においてよく研究して貰つて速かに小委員を置く。それについては委員長において研究して貰つて運營のよいようにやつて貰う。
#28
○楠見義男君 私は先程田村さんからお話のありました説に賛成であります。即ち小委員會を設けることについては至急にやつて頂きたいと思います。それから專門調査員の點については、勿論この特別委員會も相當長きに亙つてやることでもございますが、通常の常任委員會とは多少趣きを異にしておるように思うのであります。それともう一つは御承知のように專門調査員はいろいろの制限がございまして、現職中の制限があり、又退職後の制限もあるわけであります。從つてそういうような點なんかも更に御檢討を願つた上で、設置することに決定せられても遅くはないと思いますので、專門調査員の方は尚暫く御研究を願いたいと、こう思います。
#29
○天田勝正君 請願並びに陳情を處理する小委員會を急速に設けるということには勿論賛成でありますが、これに附帶されました專門調査員を設けた方がよいという御提案に對しては、私は反對せざるを得ないのであります。と申しまするのは、第一に私は專門調査委員と仰しやいましたが、專門調査委員というのは常任委員會における專門調査委員かといつて質問申上げましたところ、又も專門調査委員と申されましたし、又北條君もそういうように申されたので、何かお考え違いじやないかということが第一點、それから第二點について法規上の問題でありますが、私記憶しておる點では、どうも特別委員會に專門調査員ということはどこの規定にもないと存じておりまして、只今念のため調べて見たのでありますが、專門調査員のことについては國會法の第四十三條の規定によりまして、「各常任委員會には、少くとも二人の國會議員でない專門の知識を有する職員(これを專門調査員という)及び書記を常置する。但し、議院において不必要と認めたものについては、この限りでない。」というような規定になつておりまして、どこを見ましても、特別委員會における專門調査員という規定はないのであります。尚私共の審議いたしました參議院規則においても、特別委員會における專門調査員というものはないのでありまして、その根據は今楠見委員が御心配になりましたように、專門調査員を任命する以上は、いろいろと制限がございまして、もう二年間は一切内閣行政のいろいろな役人にもなることができないというような制限がありまして、うつかり御任命されますると、相當の保障がございませんと、後のことに對して非常な差し障りが出て參るわけなんで、特に特別委員會というものは、その諸君がおりますれば、常任委員會と違いまして、直ちに罷めなければならん。そういうような者に對して僅かの期間でありまするのに、どうもこういう調査員を任命されまして、その人が非常に迷惑を蒙むるというようなこともございますので、私はそういう點はもう御議論にならない方がよいのではないかというような、かような意味を以て反對するわけでございます。
#30
○北條秀一君 天田委員の御意見がありまして、至極御尤もでありまするが、引揚者及び復員者の國内におきまするところの受入れ態勢というものは、最もここ数カ月或いは半年なり一年なりというものが緊急を要する時でありまして、從つてその間にすべての問題を基本的に處理しなければならんと考えますので、從つてそういつた考えは、この委員會に專門調査員を置くことを賛成したのであります。而も專門調査員を置くには身分上の制限がありますが、これらの澤山の引揚者、復員者の中には、そうした一切の制限、條件等を度外視して、俗な言葉で言いますと、捨身でこの問題にぶつかつて行こうという有志もあろうかと存じますので、そういうような豫想の下に專門調査員を置き得るというふうに考えますので、村上委員の意見に賛成したわけであります。
#31
○中西功君 これは質問ですが、專門調査員という法制上のものじやなくて、顧問とか嘱託とかいうものは委員會に置けるのですか、置けないのですか、これは豫算委員會でも實は問題になつて、置いたらよいじやないかという話が出たのです。顧問とか囑託とかいうような形で置ければいろいろに法律上の問題は多少樂になりますが、一應これは質問なんですが……。
#32
○天田勝正君 只今のお答えにもなろうかと思いまして發言するのでありますが、その點につきましては、置けないという規定も別に參議院規則では設けておりません。併し置けるという規則も勿論ないのでありまして、少なくとも專門調査員……殊にそれは嘱託、顧問というものがありませんから、そういう幅の廣い解釋ができようかと思います。ところが專門調査員の方は、きちんとした規定がございまするので、恐らく北條君の言うように、若し設けられるとするならば、國會法の改正ということが問題になりましようし、參議院規則も改正しなければ、當然これは設けられないものだと、私はこういうふうに解釋いたしております。尚この機會に申上げて置きたいのは、そういう身分上の制限を度外視してなられる人があるであろうからやろうというお話でありますが、それならば今言つたように國會法參議院規則の改正をしなければならないという隘路がそこに出て參りまするし、もう一つそれだけ熱心ということであれば、恐らくここの特別委員になつておられる方は、半数は恐らく引揚げの經験を持つておられる方でありましようし、みずからが率先して、そのような者を推薦しなくても、みずから總てを抛つて挺身されたらよかろう、こういうような考から、特別な調査員を設けないということを提案するのであります。
#33
○田村文吉君 少しく今の問題は研究の餘地もあるようでありまするから、法規上の問題、その他運營の實際の問題等をよく委員長の方で勘案されまして、又適當の時期に委員にお諮り下さるようにお願いいたします。
#34
○委員長(矢野酉雄君) 皆さんにお諮りします。村上君の動議に對して實は賛成の御意見もありました。動議は取上げるだけの結局法規上の資格を持つておるわけでありますが、初め天田君でしたか、天田君の反對の御意見に對しても賛成がありましたので、これはどうでしようか、決を採るというような形にいたしませんで、更に今田村君から、一應これは委員長の方でも調査いたした上で、そうしてこの次の委員會までに又何分の御報告を申上げて、皆さんの御意見を伺うと、こういうことに運んだら如何でございましようか。
   〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
#35
○楠見義男君 小委員の點だけは決定置きを願いたいと思います。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#36
○委員長(矢野酉雄君) それでは小委員會設置についての動議は、皆さん御贊同のようでありまするから、これもこの次の委員會までに豫選をいたしまして、そうして皆さんの御承認を得るような手續にいたしたいと思いますので、御了承を願います。
#37
○天田勝正君 やはりそうするには小委員の籔を何人にするか、それの割當てを各派にどうするかということをしなければ、各派とも豫選をして來ることができないと思います。その總體の籔だけはちやんと決めて置いて貰いたいと思います。
#38
○穗積眞六郎君 小委員會の籔というものについても、さつき北條君から二つ出ましたし、又この點については、委員長に一つよく考えて頂いたらというあれも出ていたのであります。私は委員長に考えて頂いて、小委員會の會の籔、竝びにそれに属する委員のことについてお考えの上、若し豫め各派との御協議が要るならば、そういうふうに進めて頂いて、次の會に決めて頂くのが本當じやないかと思います。
   〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
#39
○北條秀一君 只今穗積委員の御意見がありましたが、委員長に一任するという原則でありますが、幸いにして理事が各會派から出ておりますから、委員長はそれからの理事を動員されて、相談の上で委員會の籔を幾つ作るか、或いはその委員の籔というものを至急決定して、次會に諮つて頂きたい、こういうふうに考えます。
   〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
#40
○委員長(矢野酉雄君) 北條君の提案如何でしようか。
   〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
#41
○委員長(矢野酉雄君) そういうふうに取運ぶことにいたします。本日は本會議も只今から始りますので、豫定の事項も終了いたしましたから、これで閉會いたしたいと思いますが、最前山田委員の御提案になつたのは大變有効な案のようですから、是非この次の委員會に問題として考究したいと思いますから、御研究を願いたいと思います。
   〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
#42
○委員長(矢野酉雄君) それではこれで散會いたします。
   午前十時四十二分散會
 出席者は左の通り。
   委員長     矢野 酉雄君
   理事
           島   清君
           木内キヤウ君
           北條 秀一君
           星野 芳樹君
   委員
           天田 勝正君
           山田 節男君
           小林 英三君
           井上なつゑ君
           楠見 義男君
           田村 文吉君
           藤野 繁雄君
           穗積眞六郎君
           村上 義一君
           中西  功君
ソース: 国立国会図書館
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