くにさくロゴ
1949/12/15 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 本会議 第4号
姉妹サイト
 
1949/12/15 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 本会議 第4号

#1
第007回国会 本会議 第4号
昭和二十四年十二月十五日(木曜日)
   ○開 会 式
 午前十時五十六分 参議院議長、衆議院、参議院の副議長及び議員、内閣総理大臣その他の国務大臣、最高裁判所長官及び会計検査院長は式場に入り、所定の位置に着いた。
午前十時五十九分 天皇陛下は衆議院議長の前行で式場に出御、玉座に着かせられた。
   〔諸員敬礼〕
 午前十一時零分 衆議院議長幣原喜重郎君は式場の中央に進み、次の式辞を述べた。
   式 辞
  本日、親しく天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第七回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院および参議院を代表して、ここに式辞を申し上げます。
  そもそもわれわれ国民は敗戰以来、祖国を民主的平和的文化国家として再建し、国際信義の発揚につとめ、もつて一日も速かに列国との交りを厚くすることを念願して、これが実現のためにあらゆる艱苦とたたかいながら努力を続けて来たのであります。
  その成果も漸く現われんとし、国運の前途に光明を見出すにいたりましたことは、わたくしどものかぎりないよろこびであります。
  しかしながら、われわれの進路には社会的にも経済的にも、なお容易ならぬ難関が横たわつていますので、さらに固い決意とうむことのない努力が必要であります。
  されば、国民はおのおのよく現下の情勢を認識し、その責務を果し、光栄ある新日本建設の偉業にまい進することを望んでやみません。
  ここに国会は、国民の委託にそい、最善をつくしてその使命を完うし、もつて日本国永遠の理想を達成しようとするものであります。
  次いで侍従長は勅語書を天皇陛下に奉り、天皇陛下は次の勅語を賜わつた。
   勅 語
  本日、第七回国会の開会式において、全国民を代表する諸君と親しく一堂に会することは、わたくしの深く喜びするところであります。
  世界永遠の平和を念願する日本国憲法が施行されて以来、わたくしたちは、連合国の好意と援助とを受け、幾多の苦難をのりこえて、民主的文化国家の建設のために努力を続けてきました。その結果、今日、わが国復興のきざしもいちじるしく、真に世界の信頼を得て、国際社会の一員として復帰する希望がもてるようになつたことは、諸君とともにまことに喜びに堪えません。
  この時に当り、わたくしは、国会が国権の最高機関としての使命を遺憾なく果すことを望んでやみません。また国民のすべてが、たがいに協力して、祖国復興のため、いつそうの努力を続けることを望むものであります。
   〔諸員敬礼〕
 衆議院議長は御前に参進して、勅語書を拜受した。
 天皇陛下は参議院議長の前行で入御。
 次いで諸員は式場を出る。
   午前十一時七分式終る。
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト