1980/07/22 第92回国会 参議院
参議院会議録情報 第092回国会 本会議 第2号
#1
第092回国会 本会議 第2号昭和五十五年七月二十二日(火曜日)
開 会 式
午前十時五十八分 参議院議長、衆議院参議院の副議長、常任委員長、特別委員長、議員、内閣総理大臣その他の国務大臣及び最高裁判所長官は、式場に入り、所定の位置に着いた。
午前十一時 天皇陛下は、衆議院議長の前行で式場に入られ、お席に着かれた。
〔一同敬礼〕
午前十一時一分 衆議院議長福田一君は、式場の中央に進み、次の式辞を述べた。
式 辞
天皇陛下の御臨席をいただき、第九十二回国会の開会式を行うにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。
去る六月二十二日、衆議院議員の総選挙並びに参議院議員の通常選挙が行われ、七月十七日をもって特別国会が召集されたのでありますが、われわれは、新たな決意のもとに、現下内外の諸情勢に対処して、今後の施策の推進に万全を期さなければなりません。
ここに、国会は過般の選挙による新議員を迎え、われわれに負荷された重大な使命にかんがみ、日本国憲法の精神を体し、おのおの最善をつくしてその任務を遂行し、もって国民の委託にこたえようとするものであります。
次いで、天皇陛下から次のおことばを賜った。
おことば
本日、第九十二回国会の開会式に臨み、衆議院議員総選挙及び参議院議員通常選挙による新議員を迎え、全国民を代表する諸君と親しく一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。
国会が、永年にわたり、世界の平和と我が国の繁栄のため、たゆみない努力を続けていることは、深く多とするところであります。
ここに、国会が、当面する諸問題を審議するに当たり、その使命を遺憾なく果たし、国民の信託にこたえることを切に望みます。
〔一同敬礼〕
衆議院議長は、おことば書をお受けした。
午前十一時七分 天皇陛下は、参議院議長の前行で式場を出られた。
次いで、一同は式場を出た。
午前十一時八分式を終わる
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昭和五十五年七月二十二日(火曜日)
午後二時二分開議
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#2
○議事日程 第二号昭和五十五年七月二十二日
午後二時開議
第一 裁判官弾劾裁判所裁判員予備員、裁判官
訴追委員及び同予備員辞任の件
第二 裁判官弾劾裁判所裁判員等各種委員の選
挙
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○本日の会議に付した案件
一、永年在職議員表彰の件
以下 議事日程のとおり
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#3
○議長(徳永正利君) これより会議を開きます。この際、国会議員として永年にわたり在職せられました前議員の表彰についてお諮りいたします。
国会議員として二十四年の長きにわたり在職せられました大谷藤之助君、塩見俊二君、伊藤五郎君に対し、院議をもってその永年の功労を表彰することとし、表彰文及び表彰状の贈呈方は議長に一任せられたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(徳永正利君) 御異議ないと認めます。―――――・―――――
#5
○議長(徳永正利君) 日程第一 裁判官弾劾裁判所裁判員予備員、裁判官訴追委員及び同予備員辞任の件降矢敬義君から裁判官弾劾裁判所裁判員予備員を、岩動道行君、小澤太郎君、原文兵衛君、戸叶武君、藤田進君から裁判官訴追委員を、浅野拡君、広田幸一君から同予備員を、それぞれ辞任いたしたいとの申し出がございました。
いずれも許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(徳永正利君) 御異議ないと認めます。よって、いずれも許可することに決しました。―――――・―――――
#7
○議長(徳永正利君) 日程第二 裁判官弾劾裁判所裁判員等各種委員の選挙これより、裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備
員、
裁判官訴追委員、同予備員、
皇室会議予備議員、
皇室経済会議予備議員、
検察官適格審査会委員、同予備委員、
国土審議会委員、
国土開発幹線自動車道建設審議会委員、
北海道開発審議会委員、
日本ユネスコ国内委員会委員、及び、
鉄道建設審議会委員の選挙を行います。
#8
○真鍋賢二君 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することとし、また、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員、裁判官訴追委員予備員、皇室会議予備議員、皇室経済会議予備議員の職務を行う順位は、これを議長に一任することの動議を提出いたします。#9
○片岡勝治君 私は、ただいまの真鍋君の動議に賛成いたします。#10
○議長(徳永正利君) 真鍋君の動議に御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○議長(徳永正利君) 御異議ないと認めます。よって、議長は、裁判官弾劾裁判所裁判員その他の各種委員を議席に配付いたしました氏名表のとおり指名いたします。
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#12
○議長(徳永正利君) 本日は、これにて散会いたします。午後二時六分散会
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